英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

英語科学習指導案

生徒の活動

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

新潟市立亀田西中学校

第○学年 ○○科指導計画

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

いろいろな衣装を知ろう

平成30年度 中学校英語科教育

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自己紹介をしよう

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

第○学年 ○○科指導計画

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

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英語科指導案

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

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楽しい外国語活動を目指して

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

平成29年度 中学校英語科教育 A校の実践

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

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本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

Microsoft Word - 英語科指導案_H _part2.doc

6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

41 仲間との学び合い を通した クラス全員が学習に参加できる 授業づくり自分の考えを伝え 友達の考えを聞くことができる子どもの育成 42 ~ペア グループ学習を通して~ 体育における 主体的 対話的で深い学び を実現する授業づくり 43 ~ 子どもたちが意欲をもって取り組める場の設定の工夫 ~ 4

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6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的


補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

第2学年3組 英語科学習指導案

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(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

第1学年国語科学習指導案

○○○

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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保健体育科学習指導案

今年度の校内研究について.HP

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

結果からの考察 中学校 高校の英語の授業では音声指導や文法指導などが多く 話す 書く を含めた言語活動がまだ十分に行われていないという課題が明らかになりました 中高生の英語によるコミュニケーション能力の向上のためには 従来の文法中心の指導からの脱却が求められます 英語教員の多くは 英語で表現する機会

活動の流れ 1 4 人のグループに分かれ テーマを決める 校内の施設紹介 学校行事 クラブ活動 時間割など 2 各グループで実施計画を立てる 3 動画を撮影する 4 写真を使って動画を作成する 動画の長さは 1 人 2~3 分とし 全員が発表できるように 分担 を決める 5 必要な語いや表現を調べる

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

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会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

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内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

5. 評価規準評価の観点コミュニケーションへの関心 意欲 態度外国語への慣れ 親しみ言語や文化に関する気づき 主な評価規準 積極的に表情やジェスチャーを加えて 自分の思いを表現している 言葉だけでなく表情やジェスチャーを加えて コミュニケーションすることの大切さを知る 様々な感情や様子を表す表現に慣

第3学年英語科学習指導案

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

第3学年3組英語科学習指導案

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

ICTを軸にした小中連携

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

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高等学校英語科学習指導案 平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 )2 校時沖縄県立 高等学校 1 年 7 組 35 名 ( 男子 15 名女子 20 名 ) 授業者 : T S 指導教諭 : 1. 単元名 When I Was Sixteen ( 三省堂 CROWN English Serie

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

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解答類型

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多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

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第 3 学年メディア コミュニケーション科学習指導案 授業者池田恭浩 1. 日時平成 28 年 11 月 25 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:25) 2. 学年組第 3 学年 1 組 34 名 3. 場所 3 年 1 組教室 4. 単元名 短くまとめて伝えよう ~ 紙しばいを使って

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

Transcription:

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中学校体育館 (2 階 ) 4. 単元名 Expressing Our Ideas 5. 単元の主たる目標 1 既習事項を活用し, リスニング スピーキング リーディング ライティング活動に, 意欲的に取り組むことができる ( コミュニケーションに対する意欲 関心 態度 ) 2 中学校 2 年間の学習内容を活用し, 聞き手を意識したプレゼンテーションができる 自分の考えを英語で書いてまとめることができる ( 外国語表現の能力 ) 3 外国の学校生活について書かれた英文を読み, それについて意見交換するとともに, 自分の考えを振り返ることができる ( 外国語理解の能力 ) 4 帰国生が体験した外国の学校生活について知る ( 言語や文化についての知識 理解 ) 6. 単元指導計画及び評価計画時数指導内容第 1 時 英語の歌を歌う ペアワークをする パフォーマンス課題の提示をする 冬休み課題の提示をする 主たる技能実現状況の評価計画観点評価方法 L S R W 場面 第 2 時 英語の歌を歌う ペアワークをする 留学生交流会について知る グループで役割分担 Ⅱ ワーク シート 中 2-1

第 3 時 プレゼンテーションの準備 第 4 時 プレゼンテーション コメントシートと振り返りシートを書く Ⅱ 第 5 時 英語の歌を歌う ペアワークをする 外国の学校生活について書かれた英文を読 Ⅲ ワーク み, 外国の学校生活について考える Ⅳ シート 第 6 時 ( 本時 ) ペアワーク 日本の学校生活を振り返る 外国の学校生活について書かれた英文を読む 日本と外国の学校生活について考え, 意見交 Ⅲ Ⅱ ワークシート 発表 流する 第 7 時 英語の歌を歌う ペアワーク 外国の学校生活について書かれた英文を読む 日本と外国の学校生活について考え, 意見交流する ライティング課題の提出 Ⅲ Ⅱ ワークシートワークシート 7. 単元の評価規準コミュニケーションへの意欲 関心 態度外国語表現の能力外国語理解の能力言語や文化についての知識 理解 既習事項を活用し, リスニング スピーキング リーディング ライティング活動に, 意欲的に取り組むことができる 中学校 2 年間の学習内容を活用し, 聞き手を意識したプレゼンテーションを行うことができる 自分の考えを英語で書いてまとめることができる 外国の学校生活について書かれた英文を読み, それについて意見交換するとともに, 自分の考えを振り返ることができる 帰国生が体験した外国の学校生活について知り, それをふまえて自分の考えをまとめることができる 中 2-2

8. 単元の構想昨年度より, 音声中心のインプットを行い, リスニング力の向上を目指した授業実践を行うとともに, アウトプット力の向上を目指して, 様々な表現活動に取り組んできた その中で, 個人やグループでのプレゼンテーションにも取り組み, 聞き手に伝わる発表 ができるよう意識してきている 本単元は, プレゼンテーションなどのアウトプット活動や, 学年行事である留学生交流会と関連した課題を取り入れることで, これまでの学習や活動を活かす場とすることを目指している それに加えて, 本校帰国生のライティング課題を教材として用いることで, より現実的に生徒に考えさせる機会としたい 9. 単元の教材観これまで, 英語における 4 技能の育成を目指した授業実践を行ってきた 既習事項を活用し, 間違いを恐れず絵を見て自分の言葉で描写する活動は, 本校の研究主題にある 自分の考えを表現できる アウトプット力につながると考えられ, 様々な視点から絵に関する情報を見つけられることが求められる 今回は, 留学生交流会という行事と関連させての取組としているが, 表現活動に必要な語彙については, 生徒たちが挙げた語彙を用いて, 教師がリストを作成し, それを授業で活用する試みを行っている リーディング活動で用いる英文については, 同じ学年の帰国生徒が実際に経験したことをまとめた英文を活用し, より身近なこととして考える機会となると期待している また, 生徒が重要だと思われる情報を適切に見つけ, 自分の言葉で表現することやグループ内で伝え合うことにつながると考えられる グループで意見交換することで, 自分の考えを振り返るとともに, 他者の考えを受け入れていけるような取組へとつなげていきたい 10. 単元の生徒観本クラスは男女の仲が良く, 行事等を通して互いに関係を築きながら, クラスとして成長してきている 英語の授業には意欲的に取り組む生徒が多く, 表現活動を熱心に行う様子が見られる 中には, 英語を得意とする生徒や, 初歩的な英語が苦手な生徒など, 多様な生徒が混在しているが, 自分の考えを表現する こと, また 互いに協力し合う ことを実現できるような雰囲気の中で授業を進めることができている 語彙の不足により, 伝えたいことをうまく伝えられない生徒もいるが, 昨年度からペアワークやグループワークに楽しそうに取り組み, また本年度 2 学期から本格的に行ってきたパワーポイントを用いたプレゼンテーション活動にも, 様々なアイデアを取り入れながら取り組んでいる 今回は留学生交流会に関わった取組となっており, 外国の文化等にも興味を持つことができると考えている 11. 単元の指導観普段から行っている様々なペアワークや, 即興的に話す活動, 検定教科書本文の内容理解や新出文法事項の導入等における, リスニングでのインプットを重視して授業を行っている 特に 2 学期は, アウトプット活動としてパワーポイントを用いたプレゼンテーション活動を行い, 中 2-3

既習事項を活用し, 聞き手に伝わる表現を用いた発表を行う機会を設けてきた その中で, 自分が伝えたいことを整理し, 視覚的にも聴覚的にも聞き手に伝わるように工夫することで, 発信することの大切さや楽しさを感じられるような指導を心掛けてきた 生徒は, プレゼンテーション活動を通して, アイコンタクトや発音, ジェスチャーなどを意識して話すようになった 表現できることが増えた, など自身の変容を感じているようである このような発表活動を通して, 様々な英語表現を用いることや他者の発表を聞いて様々な考えを知ることにより, 各自の理解が深められるように工夫したい それと同時に, 生徒が自分自身の考えを述べ, 対話的な活動を行うことを目標に取り組んでいきたい 3 学期は, 即興的なスピーキング活動の量を増やすことを目的に, 絵を見てそれを英語で描写したり, コメントしたりする活動を取り入れた ペアでの 1 分間チャットでは, 用いる表現がかなり限定的な生徒が見られたためである このような取組を継続し, かつ改善しながら行えるように今後も指導の方法を工夫していきたい 12. 単元と研究主題とのかかわり本研究発表の研究主題に関わって, インプットの重視という点で, 新出文法や新しい本文の導入時に, 音声中心のインプットを意識すると同時にパワーポイント等の視覚的な支援の工夫を行ってきた また, 帯活動として行ってきた 1 分間チャットに加えて, リスニング活動においてもペアワークを取り入れ, その内容について Q & A を行った 加えて, 自己の考えや視覚的に得た情報をアウトプットする活動も行った 特に発表活動に力を入れ, 検定教科書の内容を活用してオリジナルダイアログやスキットを作成する活動を継続して行っている また, マッピングを用いての発表活動や, 即興的なやりとりを目指した日々の授業の中でも, 自分の伝えたいことを表現する場面を設定し, 間違いを恐れず他者に伝えようとする姿勢を育みたいと考えている 本時では視覚的な情報を即座にアウトプットする活動を取り入れて, 2 年間で学んできた学習内容を活用し, 自分の言葉で表現できる力を大事に考えたい 4 技能の向上という点においては, 音声と意味理解を重視した活動を日頃から意識しているが, 本時は発話活動に重点を置き, それに関わる活動を通して, 読み取れた内容や自分の考え等を伝えるといったアウトプット力の向上を図ることを目指して取り組めるようにしたいと考えている 13. 本時の目標 1 海外と自分たちの学校生活との違いについて考え, 自分たちの意見を述べることができる ( 外国語表現の能力 ) 2 海外の学校生活について書かれた英文を読んで, 内容を理解することができる ( 外国語理解の能力 ) 中 2-4

14. 本時の評価規準観点 表現 理解 A 十分に満足できる 状態の具体例 読みとった内容から日本と海外の学校生活の違いや, それらがどのようなことにつなが 英文の内容を適切に理解し, 質問に答えることができる っているのかなどについて, 自分の考えを述べることができる B おおむね満足できる 状態の具体例 読み取った内容と日本の学校生活を照らし合わせて, その 英文の概要を理解し, 質問に答えることができる 違いについて述べることができる C 努力を要する 状態の生徒に対する手だて 話の内容を確認し, 語彙リスト等も活用して自分の考えを述べられるよう, 支援する 英文の内容を理解できるよう, 支援する 15. 本時の展開 過程学習活動学習活動への支援と留意点評価場面と評価の 観点 Warm -up (2 分 ) 帯活動 (8 分 ) 展開 (37 分 ) 挨拶 Teacher s Small Talk 本時の学習の流れと Goal を知る Picture Describing 語彙の復習 Presentation 日本の学校生活について紹介 確認する 明るく授業が始められるようにする しっかりとペアワークができるよう支援する 生徒たちが活発に発話できるように支援する 聞き手を意識してプレゼンテーションできるように指示をする 留学生交流会で話したこと について, 簡単に確認する 中 2-5

Reading 帰国生が書いた短い英文を読んで, 簡単に内容を確認する 日本の学校生活との違いを意識でき るような質問も取り入れる ワークシート ( 観点 Ⅲ) 日本の学校生活と海外の学校生活の違いについて, 気づいたことをペアで述べ合う グループ内で伝え合う 英語が苦手な生徒同士のペアやグループを支援する ペアやグループで確認をする時間を設定し, タイムキーパーの役割を担う ワークシート ( 観点 Ⅱ) ライティング課題の提示 話し合ったことを参考に, 自分の考 えをまとめて書いてくることを指 示する まとめ (3 分 ) 振り返りシートの記入 次回の連絡を聞く 次回, ライティング課題を提出する ことを伝える 準備物 ワークシート, プロジェクター 中 2-6