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1. 標準寸法

2. 設計条件 (1) 荷重 通常の使用では スカイセーフティネットに人や物は乗せないことを原則とするが 仮定の荷重としてアスファルト ルーフィング1 巻 30kgが1スパンに1 個乗ったとした場合を考える ネットの自重は12kgf/1 枚 これに単管 (2.73kgf/m) を1m 辺り2 本考える 従ってネット自重は合計で W = 12/1.2 + 2.73 2 = 15.46kgf/m = 16kgf/m 風荷重は ( 社 ) 仮設工業会の 風荷重に対する足場の安全技術指針 による a) 通常使用時 b) 強風時 アスファルト ルーフィング1 巻 30kgを集中荷重とする すなわち P = 30 kgf 検討する建物は 一般市街地において 15 階建て すなわち高さ 45~50m とする 地域的には ごく特殊な地域を除き全国の地域に対応するものとする 上式より 単位面積当たりに作用する風荷重を算出する すなわち Pw = qz C (N/ m2 ) 基準風速は 次表より Vz = 18 m/s とする

台風時割増係数 (Ke) は右表より Ke = 1.0 とする 瞬間風速分布係数 (S) は前述の仮定より一般市街地で 高さ 45~50m に対し S = 1.46 とする

近接高層建築物による割増係数 (Eb) は 近くに大きな建築物があると仮定し 下表より 最大の割増係数 Eb = 1.3 とする 以上より 設計風速 (Vz) は Vz = Vz Ke S E B = 18.0 1.0 1.46 1.3 = 34.2 m/s 従って 設計用速度圧 (qz) は qz = Vz 2 5/8 = 34.2 2 5/8 = 731.0

スカイセイフティネットは 第 1 構面のみで構成されるため γ=0 とする シート ネット及び防音パネル等の基本風力係数 (C 0 ) は ネットの充実率 50% においては 右表より C 0 = 1.16 とする シート ネット及び防音パネルの縦横比による形状補正係数 (R) は ネット長さ L = 1.2m ネット風を受ける高さ B = 0.7m L/B = 1.71 より右表から R = 0.61 とする 設置位置による補正係数 (F) は 上表より上層 2 層部分すなわち A の式による 従って F = 1.0 とする 以上より 足場の風力係数 (C) は C = (0.11+0.09γ+0.945C0 R) F

= (0.11+0.945 1.16 0.61) 1.0 = 0.78 従って 単位面積当たりの風圧力 (Pw) は Pw = qz C = 731.0 0.78 = 570 N/ m2 = 58.2 kgf/ m2 (2) 使用材料 ネット支柱 横繋ぎ単管パイプ φ48.6 t=2.4 スカイネット梁 -100 50 t=2.3 アンカーボルト GA-40 部材 φ48.6 t=2.4-100 50 t=2.3 GA-40 種類 STK500 STKR400 SWRMB 引張強さ降伏点 (N/mm 2 ) 500 353 400 245 - - 断面積 断面係数 (cm 2 ) (cm 3 ) 3.48 3.83 6.55 17.0 0.874 - Zx( 強軸方向 ) の値 (3) 許容応力 鋼材の作業時 強風時の許容応力度は 労働安全衛生規則第 241 条の規定による 参考 : 労働安全衛生規則第 241 条の 1 鋼材の許容曲げ応力及び許容圧縮応力の値は 当該鋼材の降伏点強さの値又は引張強さの値の四分の三の値のうちいずれか小さい値の三分の二の値以下とする 種類 降伏点強さ引張強さの3/4 許容応力度 (N/mm 2 ) (N/mm 2 ) (N/mm 2 ) STK500 353 375 σa1=235 STKR400 245 300 σa2=163 参考 : 許容応力度は引張強さに対し STK500では約 2.1 STKR400では約 2.4の安全率を持つ アンカーボルトの許容せん断応力度は

上表より GA-W40 1 本当たりの許容せん断力は 短期許容せん断力としてコンクリート強度 Fc = 21 N/mm2 に対し Qa = 13.04 kn (=13040 N) クランプの許容支持力は下表により Pa=4.91 kn ( 直交クランプ ) とする 3. ネット支柱の検討 ネット支柱は単管パイプ (Φ60) にクランプで固定されている 従ってこの位置を支点とする片持ち梁として考える (1) 通常使用時 荷重はアスファルト ルーフィング荷重が滑落した場合を考え ネット支柱に水平に作用させる P 700 Mmax = 0.7 0.03 = 0.021 tfm = 2100 kgf cm 支柱 (Φ48.6 2.4) の断面係数は Z=3.83cm3 σ= 2100 3.83 = 548.3 kgf/cm 2 = 53.7 N/mm2 < σa1 = 235 N/mm 2 (2) 強風時 ネット支柱 1 本の風荷重負担巾は 1.2m 従って 風荷重 (W) は W = 58.2 1.2 kgf/m = 69.8 kgf/m = 0.0698 tf/m W Mmax = 0.0698 0.7 0.7/2 = 0.01710 tfm = 1710 kgf cm 700 支柱 (Φ48.6 2.4) の断面係数は Z=3.83cm3 σ= 1710 3.83 = 446.5 kgf/cm 2 = 43.8 N/mm2 < σa1 = 235 N/mm 2 4. クランプの検討

直交クランプに作用する力は 前述の支点反力 (1) 通常使用時 R = 30 kgf = 294 N = 0.294 kn < Pa = 4.91 kn (2) 強風時 R = 58.2 1.2 0.7 = 48.9 kgf = 479.2 N = 0.479 kn < Pa = 4.91 kn 5. 横繋ぎ単管パイプの検討 横繋ぎの単管パイプは スカイセーフティネット梁を支点とした単純梁とする (1) 通常使用時 荷重はスパン中央に 1 荷重 ( アスファルト ルーフィング荷重とネット自重 ) を作用させる Mmax = (0.03+0.016 1.2) 2.0 2.0/4 = 0.0492 tf m = 4920 kgf cm 2000 単管パイプ (Φ48.6 2.4) の断面係数は Z=3.83cm 3 σ= 4920 3.83 = 1285 kgf/cm 2 = 125.9 N/mm 2 (2) 強風時 荷重はスパン中央に 1 荷重 ( 強風時風荷重とネット自重 ) を作用させる < σa1 = 235 N/mm 2 Mmax = (0.0582 1.2 0.7+0.016 1.2) 2.0 2.0/4 = 0.0681 tf m = 6810 kgf cm 2000 単管パイプ (Φ48.6 2.4) の断面係数は Z=3.83cm 3 6810 2 σ= 3.83 = 1778 kgf/cm = 174.2 N/mm 2 < σa1 = 235 N/mm 2

6. スカイネット梁の検討 スカイネット梁は各足を支点とした連続梁とする 屋根毎に勾配が異なるが 今回は試算として 30 度の勾配で 曲げと引っ張りの応力の合成として考える (1) 通常使用時 荷重は 梁の負担巾 2.0m に対し アスファルト ルーフィングが 1 個 (30kgf) 乗った場合にネット自重の奥行き 2.0m 分を集中荷重として載荷する スカイネット梁の自重 5.14kgf/m を分布荷重として載荷する P = 0.03 + 0.016 2.0 W = 0.00514 tf/m = 0.062 tf P W 404 1154 519 700 900 2000 スカイネット梁 ( 100 50 2.3) の断面積は A=6.55cm 2 断面係数は Z=17.0cm 3 添付のフレーム計算結果より 節点 2 で最大モーメントとなる 従って この地点での応力は σ = 0.073 1000 0.0579 100000 + 6.55 17.0 = 351.7 kgf/cm 2 = 34.5 N/mm 2 < σa2 = 163 N/mm 2 (2) 強風時 荷重は 梁の負担巾 2.0m に対し ネット支柱の支点が受ける強風における反力を作用させる 風による水平方向荷重 H = 0.062 0.7 2.0 cos30 = 0.0752 tf 風による鉛直方向荷重 V = 0.062 0.7 2.0 sin30 = 0.0434 tf 風によるモーメント M = 0.062 0.7 2.0 0.7/2 = 0.0304 tfm ネット自重 ( 鉛直方向 ) P = 0.016 2.0 = 0.0320 tf 梁の自重 ( 鉛直方向 ) W = 0.00514 tf/m M P W 1154 19

H M 404 51 V 700 900 2000 Y X 座標軸の方向は左図を (+) とする スカイネット梁 ( 100 50 2.3) の断面積は A=6.55cm 2 断面係数は Z=17.0cm 3 添付のフレーム計算結果より 節点 2 で最大モーメントとなる 従って この地点での応力は σ 0.0673 100000 = 0.144 1000 + 6.55 17.0 = 417.9 kgf/cm 2 = 41.0 N/mm 2 < σa2 = 163 N/mm 2 7. アンカーボルトの検討 アンカーボルトの検討は 片勾配の屋根で作用する荷重の部材軸成分が全てアンカーに作用するものとして部材軸方向のせん断力で検討する 荷重ケースは前述の 2 ケース ( 通常使用時 強風時 ) で 部材軸方向に最大となるようにする 屋根の形状は 30 度勾配で 勾配長 10m と仮定する スカイネット梁の 足 ( 支点 ) は 摩擦によって部材軸方向の抵抗 ( 反力 ) を持つが 安全のため無視する スカイネット梁は 2m の負担巾で アンカーも 2m ピッチとして検討する (1) 通常使用時 ルーフィングによる部材軸方向力 H = 30kgf ネット自重 ( 鉛直方向 ) による部材軸方向力 P = 16kgf 2.0 sin30 梁の自重 ( 鉛直方向 ) による部材軸方向力 W = 5.14kgf/m 10.0 sin30 = 16 kgf = 25.7 kgf W Q P H 10000

従って せん断力 (Q) は Q = 30+16+25.7 (2) 強風時 = 71.7 kgf = 702.7 N = 0.703 kn < Qa =13.04 kn 風による軸方向力 H = 58.2kgf/ m2 2.0 0.7 = 81.5 kgf ネット自重 ( 鉛直方向 ) による部材軸方向力 P = 16kgf 2.0 sin30 = 16 kgf 梁の自重 ( 鉛直方向 ) による部材軸方向力 W = 5.14kgf/m 10.0 sin30 = 25.7 kgf W Q P H 10000 従って せん断力 (Q) は Q = 81.5+16+25.7= 123.2 kgf = 1207.4 N = 1.207 kn < Qa =13.04 kn

スカイネット梁の検討 Case 1 通常使用時

スカイネット梁の検討 Case 1 通常使用時 -5.794E-02-1.335E-02 2.299E-02

スカイネット梁の検討 Case 1 通常使用時 -4.562E-02-8.968E-02 1.979E-02 5.718E-02 6.605E-02

スカイネット梁の検討 Case 1 通常使用時 -3.299E-02-3.809E-02 1.527E-02 8.564E-02 7.252E-02

スカイネット梁の検討 Case 2 強風時

スカイネット梁の検討 Case 2 強風時 -6.734E-02 2.372E-02-3.040E-02

スカイネット梁の検討 Case 2 強風時 -4.625E-02-6.369E-02 3.023E-02 5.655E-02 7.649E-02

スカイネット梁の検討 Case 2 強風時 4.270E-02 5.419E-02 1.728E-01 9.605E-02 1.028E-01 1.444E-01