岐阜市における「医薬品の正しい使い方」に関する調査アンケート結果

Similar documents
より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

要旨 国は 健康日本 21 という政策において 社会全体において国民の健康を支援し 生活習慣の改善により健康寿命を延ばすことを目標としている これによりセルフメディケーションが推進され 医薬品教育の必要性が問われたことから 保健体育の授業内容の一つとして医薬品の適正使用などに関する項目が取り入れられ

<4D F736F F F696E74202D2091E63289F18D828D5A94C B DC58F4995F18D90817A >


調査概要 1 日 2 回でずっと効く コンタック 600 プラス を製造販売するグラクソ スミスクライン株式会社のコンタック総合研究所 ( は 花粉シーズン到来を前に ドラッグストアや薬局 薬店で販売されている鼻炎薬を含めた 市販薬の知識 & イメージ

~ 薬の旅 ( 飲み薬 : カプセル )~ * コップ1 杯の水かぬるま湯で飲もう水が少ないと 食道の壁にくっついて止まってしまうのです 牛乳やジュースで飲む薬の効果が強くなり過ぎたり 弱くなりすぎたりする * 薬は胃に到着すると溶け始める 飲み薬には カプセル 錠剤 顆粒 粉薬 水薬といろいろな形

集計表H27.xlsx

はじめに この 成人 T 細胞白血病リンパ腫 (ATLL) の治療日記 は を服用される患者さんが 服用状況 体調の変化 検査結果の経過などを記録するための冊子です は 催奇形性があり サリドマイドの同類薬です は 胎児 ( お腹の赤ちゃん ) に障害を起こす可能性があります 生まれてくる赤ちゃんに

CW3_AZ259A01.indd

集計表H28.xlsx

(未定稿)

2

価規準 けての話合いや意見交換などの学習活動に意欲的に取り組もうとしている 利用する必要があることについて 書き出している 3 医薬品には 主作用と副作用があること 使用回数 使用時間 使用量などの使用法があり 正しく使用する必要があることについて 書き出している 保健 医療機関の有効利用 について

ここで 1 つのアンケート調査結果を紹介したい くすりの適正使用協議会 (RAD-AR) 2 は 2009 年 4 月 1 日から 2010 年 3 月 31 日まで 小中学生に 医薬品の教育 を実施する前と実施した後にアンケート調査をし 医薬品に対する理解度を確認した 3 それによると 小学生で

<4D F736F F F696E74202D202888F38DFC AB38ED28FEE95F182CC8BA4974C82C98AD682B782E B D B2E >

高校生版 薬の正しい使い方

薬の 知識 平成 30 年 10 月 厚生労働省 日本薬剤師会

kusuri-cyukousei-mihiraki

1 競技スポーツをする人が注意すべきことは? ドーピング防止規則違反になるもので 最も一般的な例は 体内からアンチ ドーピングに関するルールで禁止された物質が検出されるケースです この規則に従えば ドーピングを意図して医薬品を使用したわけではなくても 禁止されている物質がアスリートの体内から検出され

スライド タイトルなし

このような経緯があり 国は平成 19 年度に医薬品適正使用啓発推進事業を行うことと し ( 社 ) 日本薬剤師会に本事業の検討 実施を委託した 3. 周辺状況文部科学省では 国の教育課程の基準全体の見直しを行い 平成 20 年 3 月 28 日付で新たな中学校学習指導要領等を告示した それによると

骨粗しょう症調査

本年度の調査結果を更に詳しく分析するため 本道の課題となっている質問紙の項目について 継続して成果を上げている福井県 秋田県 広島県と比較した結果を示しています ( 全国を 100 とした場合の全道及び他県の状況をレーダーチャートで示したもの ) 1 福井県との比較 (~P51) 継続的に成果を上げ

<95CA8E E786C73>

目次 I. 調査の概要 I-1. I-2. I-3. 調査の目的 調査設計 調査結果の集計 分析方法 I. 調査結果 I-1. I-2. I-3. 回答者の属性 概要 調査結果内容 1. くすりの説明と理解 2. くすりの情報収集 3. くすりの服用 4. くすりの副作用に関する意識 5. 医薬分業

報道関係者各位 NEWS RELEASE 2018 年 10 月 9 日ジョンソン エンド ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー 10 月 10 日は 目の愛護デー 小 中 高校の養護教諭 288 名へのアンケート結果を発表 目を取り巻く環境が悪化!? 子どもたちの視力低下が浮き彫りに 6 割の

2011 年 7 月 28 日放送第 47 回日本小児アレルギー学会シンポジウム7 アトピー性皮膚炎を考える から 学校保健における管理指導表の利用と課題 関東中央病院皮膚科部長日野治子はじめに私は市中の一診療病院に勤務しています アトピー性皮膚炎の患者さんも 小児から中年過ぎまで多数来院されます

医薬品の適正な使用法についての基礎的な知識は持っていても 実践できていない くすりの適正使用 に関する知識と実際の行動について質問したところ 約 9 割の人が 自分が病院で処方された薬を家族に譲渡してはいけない ことを理解しているにも関わらず そのうちの約 4 割は譲渡した経験がある ( グラフ 4

Microsoft Word - 【最終版】花粉症_0531.doc

Microsoft Word _ソリリス点滴静注300mg 同意説明文書 aHUS-ICF-1712.docx

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

<4D F736F F D2096F282CC948382A295FB8E6782A295FB2E646F63>

集計表H29.xlsx

2

ご相談窓口 医薬品や家庭で使用する医療機器について 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA) 医薬品 医療機器相談室 くすり相談 薬の使用方法 副作用 飲み合わせやジェネリック医薬品に関する相談 医療機器相談 家庭で使用する医療機器の使い方の注意など

施策吊

6 割近くが知らない わからない かかりつけ薬剤師 の存在 6 割近くの人は かかりつけ薬剤師 とは何かを 知らない / わからない (57.8%) と認知の低さがわかった 性年代別で 知らない / わからない が最も多いのは男性 40 代で 66.0% 一方 女性 50 代は半数以上の 55.0%

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

本日 2012 年 2 月 15 日の記者説明会でのご報告内容をお送りいたします 文部科学省記者会でも配布しております 報道関係各位 2012 年 2 月 15 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長福島保 新教育課程に関する校長 教員調査 新教育課程に関する保護者調査 小学校授業 国語

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

目次 1. ひまわり先生の基本設定は, かんたん3ステップ 3 <ステップ1> 先生の登録 3 <ステップ2> 児童の登録 4 <ステップ 3> テストの登録 6 (1) テストの登録の手順 6 (2) 自作のテストやプリントの追加 7 (3) 評価基準の設定 8 (4) 単元の移動, 単元の保留

多くの大学においては 新入生のオリエンテーション時やサークルの代表者に 未成年者の飲酒の防止と イッキ飲み 等過剰飲酒の禁止に関する指導や啓発が行われています また 平成 27 年度からは 県保健所 精神保健福祉センター等が中心となり 大学生向けのアルコール健康障害や適正飲酒の知識に関する出前講座を

1 教科書掲載の項目について 講義形式の学習 ( 知識を得る ) 2 教科書には載っていない 医療現場等の実情などについて知る ( 知識を得る ) 3 グループでの意見交換 1 及び2を踏まえて 医療サービスの関わり方はどのようにすればよいか 受ける側の者としてどういうことが大切かを考え 附箋 に記

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

~ 神奈川県にお住まいの方へ ~ マイ ME-BYO カルテ で毎日の健康記録と いざというときの安心を 神奈川県が運営するアプリ マイME-BYOカルテ を 解説しています 利用料は無料ですので ぜひ 健康管理や災害時の備えとして御利用ください 1 マイME-BYOカルテとは マイME-BYOカル

鳥取市の学校教育における 貝殻節 の教育実践 に関するアンケート調査報告 The Results of Survey about Kaigarabushi at School Education in Tottori City 太田綾香, 大谷美佳, 宮脇可南子, 安田彩花, 鈴木慎一朗 OTA A

PowerPoint プレゼンテーション

資料7 新学習指導要領関係資料

[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

高齢者の健康及び長寿医療制度アンケート調査のご協力のお願い

患者向医薬品ガイド

<4D F736F F D E30342E A C D8D8794C F3193DE97C78CA78FC194EF8ED28BB388E782C98AD682B782E992B28DB895F18D908F B95D F94BC816A2E646F63>


H30全国HP

< このアンケートの中の言葉の意味 > 情報通信機器 携帯電話やスマートフォン パソコンなど他の人とメッセージのやりとりができるような機 器 インターネット世界中の情報通信機器をつなげてメッセージのやりとりができるようにした仕組み 例えば インターネットを利用して 次のようなことができます 友だちと

スライド タイトルなし

H 平成 28 年青森県登録販売者試験について 1 概要出願者 612 名受験者 592 名合格者 277 名合格率 46.8%( 四捨五入 ) 2 合格基準総得点の7 割であって かつ 各項目の得点が4 割以上 3 試験成績 手引き第 1 章 手引き第 2 章 手引き第 3 章 手引

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズに通う小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名全国の英会話教室に通っていない小学生のお子様をお持ちの保護者 500 名計 1,000 名調査実施期間 : イーオン保護者 :2017 年 4 月 1 日 ( 土 )~

Microsoft PowerPoint - タルセバ療法 ppt [互換モード]

02-01 ビジョンの基本的考え方

Taro-07_学校体育・健康教育(学

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

資料3-1 特別支援教育の現状について

組合員対象 奨学金制度に関するアンケート の集計状況 1. はじめに調査概要とサンプル特性について < 調査概要 > 調査実施期間 2016 年 11 月 16 日 ~12 月 28 日 調査対象 全国の国公立および私立大学の学部学生 院生 回収数 1,745 有効回答数 文責 : 加藤

都立小岩高等学校 全日制

< 目次 > 1. はじめに 1 2. 長崎県下の中学校における 医薬品に関する教育 に関する背景 2 3. 平成 25 年度 ~ 平成 27 年度の取組内容について 2 4. 平成 25 年度 ( 学校薬剤師のためのくすり教育講演用 CD の作成 ) 3 5. 平成 26 年度 (CD 資料の使い

問 3 問 1 で複数種目を回答した場合 指導形態について該当するものを選んでください ( 問 1 で複数種目回答していない場合は回答不要 ) 1 学校が選択した複数種目をすべての生徒に履修させている 2 学校が提示した複数種目から生徒が選択して履修できるようにしている 3 その他 ( 具体的な指導


「標準的な研修プログラム《

花粉症患者実態調査(平成28年度) 概要版

前立腺がんの治療でザイティガ を服用される患者さんへ 監修 : 筧善行先生 香川大学医学部泌尿器科学教授 前立腺がんはゆっくりと進行することが知られているがんで きちんと治療を続けることで がんにともなう様々な症状を 十分にコントロールしていくことが可能です そのため 患者さんやご家族の方が治療を理

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

PowerPoint プレゼンテーション

00

Water Sunshine

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

分科会2.indd

図表 私立中学校に進学した理由 ( 中学 2 年生 ): 生活困難度別 % 66.8% 68.5% 66.9% 47.2% 48.9% 41.1% 41.7% 30.4% 27.5% 21.1% % 17.9% 13.1% 10.4% 10.8

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

<8A DFB8E712E786C73>

表紙(A4)

123

現課程の高校生の実態

JAO正会員としての知識確認テスト

教職員の事故 1 負傷事故 前の対策 安全点検日 1 日常的に器具 器材の安全点検をする 毎月 1 0 日 事故発生 2 危険を予測して授業の安全面に配慮する 1 負傷者の応急処置をする 養護教諭等 状況把握 1 応急処置をする 命にかかわる 2 場合によっては救急車 番手配を 物は躊躇

公式WEBサイト_取得できる免許・資格(H27入学生~)Ver_02

AC 療法について ( アドリアシン + エンドキサン ) おと治療のスケジュール ( 副作用の状況を考慮して 抗がん剤の影響が強く残っていると考えられる場合は 次回の治療開始を延期することがあります ) 作用めやすの時間 イメンドカプセル アロキシ注 1 日目は 抗がん剤の投与開始 60~90 分

1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者

<4D F736F F D2088C9938C8EA18CC890E690B6434F5389F090E D DCF82DD94C52E646F63>

学校における性同一性障害に係る対応に関する状況調査について(平成26年6月)

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

ISN_Preschool_boshuu_nagano.pdf


Microsoft Word - 05出力帳票詳細

保険薬局の薬剤師による 在宅医療とは 急激に進む高齢化社会と相次ぐ医療 介護制度の改正により ご自宅や施設で医療を受ける患者様がますます増えてきています このような背景のもと 処方箋を受け付けた薬局の薬剤師が 調剤したお薬を持ってご自宅や施設に直接お伺いし お薬の服用方法を説明するものです この際に

Transcription:

岐阜市における 医薬品の正しい使い方 に関する調査アンケート結果 岐阜薬科大学実践薬学大講座病院薬学研究室寺町ひとみ ( 学長勝野眞吾 ) 平成 20 年 3 月改訂の新学習指導要領では 医薬品に関する内容が中学校保健体育科保健分野に盛り込まれました このような状況の中で 平成 24 年度 医薬品に関する教育 の導入に向け 現在の日本の医薬品に関する知識 態度 行動を明らかにするため 岐阜市の児童生徒の 医薬品の正しい使い方 に関する知識 意識調査および指導実施状況調査を行いました ご協力いただきましたことをお礼申し上げます 以下にアンケート調査結果についてご報告いたします 1. 回収数及び有効回答率 児童生徒 指導者 性別有効回答数回収数 ( 人 ) 有効回答率 男女不明 ( 人 ) 回収数 ( 校 ) 回収数 ( 人 ) 有効回答率 小学校 1420 743 665 12 1408 99.2% 46 90 100% 中学校 789 388 382 19 770 97.6% 22 71 100% 高校 36 13 21 2 34 94.4% 1 4 100% 合計 2245 1144 1068 33 2212 98.5% 69 165 100% 2. 児童 生徒における学校種別集計結果 (1) 体調不良時の対処 ( 複数回答可 ) 家で薬を飲む家族に相談 早めに寝る病院に行く 学校の先生 ( 保健室等 ) に相談 薬局で相談 全 体 66.5 64.4 63.6 54.5 10.8 2.6 5.8 小学校 66.9 69.6 65.6 57.3 12.9 2.5 5.0 男 66.8 62.1 65.7 57.6 10.9 3.2 5.3 女 67.0 78.0 65.4 56.9 15.1 1.7 4.7 中学校 65.1 56.2 61.2 50.1 7.6 2.7 7.3 男 65.9 48.7 65.1 50.1 7.8 3.1 8.6 女 64.3 63.8 57.2 50.1 7.3 2.4 6.0 高 校 79.4 32.4 35.3 38.2 0.0 2.9 5.9 男 84.6 23.1 38.5 38.5 0.0 7.7 7.7 女 76.2 38.1 33.3 38.1 0.0 0.0 4.8 (2) 薬の使用目的 ( 複数回答可 )

風邪発熱頭痛腹痛 乗り物酔い止め アレルギー ( 鼻炎 ぜんそく アトピー じんましん等 ) 下痢歯痛 全 体 78.6 75.8 40.9 37.4 30.7 30.5 18.7 4.6 5.5 小学校 80.9 77.1 39.1 34.9 31.4 30.6 19.0 5.2 5.4 男 79.8 75.0 34.8 29.5 27.0 30.6 20.2 4.5 5.4 女 82.1 79.4 43.9 41.0 36.2 30.7 17.7 5.9 5.4 中学校 74.6 73.1 43.9 41.8 30.5 30.5 18.0 3.8 5.9 男 76.5 72.3 46.7 39.7 24.0 26.1 21.7 2.6 6.0 女 72.6 73.9 41.1 43.9 37.1 35.0 14.2 5.0 5.8 高 校 76.5 82.4 47.1 38.2 8.8 23.5 23.5 2.9 0.0 男 92.3 69.2 38.5 23.1 7.7 15.4 15.4 0.0 0.0 女 66.7 90.5 52.4 47.6 9.5 28.6 28.6 4.8 0.0 (3) 薬の使用時における相談相手 ( 複数回答可 ) 全小学校 両親や祖父母 医師 歯科医師 治療や予防のためにいつも飲んだり 使ったりしなければならない薬があるので 自分の判断で使う 治療や予防のためにいつも飲んだり 使ったりしなければならない薬があるわけではないが 自分の判断で使う 薬剤師 兄弟姉妹 学校の先生 ( 保健室等 ) 友達 体 84.5 29.6 14.3 14.1 9.3 5.1 3.3 1.5 1.0 88.8 31.2 13.4 9.1 10.2 5.8 3.6 1.4 0.9 男 85.7 32.2 14.5 8.8 9.2 4.9 4.1 1.4 1.2 女 92.1 30.1 12.1 9.4 11.3 6.8 3.0 1.4 0.5 中学校 76.7 27.4 16.3 22.4 7.8 3.9 3.0 1.7 1.4 男 71.8 27.6 17.4 25.5 9.2 3.7 3.9 2.1 2.1 女 81.6 27.1 15.3 19.2 6.3 4.2 2.1 1.3 0.8 高 校 84.8 12.1 6.1 33.3 6.1 0.0 0.0 0.0 0.0 男 83.3 25.0 8.3 25.0 16.7 0.0 0.0 0.0 0.0 女 85.7 4.8 4.8 38.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 (4) 薬をもらう相手 ( 複数回答可 ) 両親や祖父母 医師 歯科医師 薬剤師 自分で持っている 兄弟姉妹 学校の先生 ( 保健室等 ) 友達 全 体 66.9 54.6 29.3 16.1 2.3 1.0 0.8 3.3 小学校 69.2 57.8 30.5 13.0 2.7 1.0 0.7 3.0 男 66.3 57.1 33.4 11.2 2.1 1.0 0.8 3.5 女 72.5 58.6 27.2 15.1 3.3 1.1 0.5 2.5 中学校 61.8 50.1 28.0 21.2 1.7 0.9 1.1 4.0 男 57.0 46.2 30.5 17.5 2.1 1.1 1.6 5.0 女 66.6 54.1 25.5 24.9 1.3 0.8 0.5 2.9 高 校 87.9 24.2 9.1 24.2 3.0 3.0 3.0 0.0 男 91.7 25.0 16.7 8.3 8.3 8.3 8.3 0.0 女 85.7 23.8 4.8 33.3 0.0 0.0 0.0 0.0 (5) 薬の使用時における注意点 ( 複数回答可 )

いくつ飲むいつ飲むか 水で飲むよ薬の注意書食事をした自分ではあま体質を確認かを確認を確認うにするきを見るか確認り気をつけな 全 体 84.7 75.6 70.2 46.9 31.6 10.9 5.5 1.6 小学校 85.5 78.5 74.4 50.3 34.2 12.6 4.6 1.5 男 82.7 76.8 74.3 49.4 35.2 12.2 5.6 1.4 女 88.5 80.4 75.2 51.2 33.1 13.0 3.6 1.7 中学校 83.5 71.2 63.2 42.1 27.9 8.1 6.6 1.9 男 81.9 68.4 65.7 44.4 29.5 9.6 6.1 1.9 女 85.1 74.0 60.7 39.8 26.3 6.6 7.2 1.9 高 校 78.8 57.6 42.4 18.2 12.1 6.1 12.1 0.0 男 75.0 41.7 41.7 33.3 16.7 16.7 25.0 0.0 女 81.0 66.7 42.9 9.5 9.5 0.0 4.8 0.0 (6) 薬に関する用語の認識度 一般用医薬品医療用医薬品 ジェネリック医薬品 かかりつけ薬局 おくすり手帳ドーピング学校薬剤師 全 体 59.2 63.2 43.8 47.3 56.4 54.0 19.8 中学校 59.3 63.3 43.8 45.6 56.3 53.2 20.2 男 61.3 60.6 40.8 41.4 49.9 69.1 20.4 女 58.3 66.1 47.0 49.9 62.9 36.8 20.0 高 校 57.6 60.6 42.4 84.8 57.6 72.7 12.1 男 75.0 66.7 50.0 75.0 58.3 91.7 16.7 女 47.6 57.1 38.1 90.5 57.1 61.9 9.5 知っている と回答した割合 (7) 薬に関する知識 薬を牛乳やジュースで飲んではいけない場合があること 錠剤をガリガリかんで細かくして飲んだり カプセル剤の中身を出して飲んだりすることは よくない場合があること 薬の飲み方の ( 食間 ) とは 食後 2 時間程度たってから飲む薬のことで 食事中に飲む薬ではないこと かぜで病院へ行き 5 日分の薬をもらって 3 日で熱も下がり学校に行けるようになっても 残った 2 日分をすべて 飲まなくてはいけない場合があること ほとんどの薬には 副作用があるといわれていること 正しい量の薬を飲んで すぐに効かない場合でもそれ以上の量の薬を余分に飲んではいけないこと 定期的にのむ薬を一度飲み忘れたら 次に飲むとき 2 回分をまとめて飲んではいけないこと 市販の風邪薬には 症状を和らげる成分は入っているが 病原体を殺す成分は入っていないこと 全 体 83.2 77.8 48.4 53.5 50.0 81.8 70.8 27.3 小学校 84.4 80.3 49.4 57.6 49.1 男 82.4 79.9 49.6 54.0 50.0 女 86.7 80.7 49.1 61.5 48.0 中学校 81.1 73.0 47.3 47.0 52.2 81.6 70.3 27.7 男 82.1 74.7 48.1 48.6 54.1 81.3 73.9 29.6 女 80.1 71.2 46.5 45.4 50.3 82.0 66.7 25.8 高 校 81.8 84.8 33.3 36.4 39.4 84.8 81.8 18.2 男 83.3 83.3 50.0 58.3 58.3 83.3 83.3 41.7 女 81.0 85.7 23.8 23.8 28.6 85.7 81.0 4.8 知っている と回答した割合

3. 指導者における学校種別集計結果 (1) 所属および担当 ( 人 ) 保健体育教員 担任兼保健体育教員 養護教諭の担当計 小学校 4 14 46 26 90 中学校 20 15 23 13 71 高校 3 0 1 0 4 (2) 医薬品についての授業 1 有無 ( 校 ) 行っている行っていない計 ( 人 ) 行っている行っていない計 小学校 15 31 46 小学校 30 60 90 中学校 14 8 22 中学校 28 43 71 高校 1 0 1 高校 3 1 4 2 該当科目 ( 人 ) 体育 保健理科ホームルーム学校行事 小学校 22 3 2 0 4 中学校 21 2 8 0 6 高校 3 0 0 0 0 3 授業時間 ( 人 ) 授業で計 30 分以下 授業で計 1 時間以下 授業で計 1 時間以上 講演会 の機会 小学校 0 18 6 7 1 中学校 2 17 3 9 4 高校 0 3 0 0 1 4 対象学年

( 人 ) 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 小学校 1 1 1 1 4 25 中学校 12 8 17 高校 3 0 0 5 使用教材 ( 人 ) 教科書 日本学校保健会作成 配布の冊子 のパンフレット冊子類 ビデオ インターネットからのダウンロード資料 小学校 20 5 5 9 5 5 中学校 20 0 10 8 9 3 高校 3 0 0 0 0 2 (3) 医薬品についての授業 を 行っていない と答えた先生の今後の予定 ( 人 ) 実施予定 検討中 未定 小学校 0 (0.0) 34 (56.7) 25 (41.7) 中学校 0 (0.0) 35 (81.4) 5 (11.6) 高校 0 (0.0) 0 (0.0) 1 (25.0) (4) 医薬品に関する内容よりも 喫煙 飲酒 薬物乱用についての教育を優先させるべきである ( 人 ) はい いいえ 小学校 60 (66.7) 11 (12.2) 中学校 49 (69.0) 16 (22.5) 高校 0 (0.0) 3 (75.0) (5) 医薬品についての授業は 教員が行うよりも 外部から講師を招いて講演会を開いた方が有効である ( 人 ) はい いいえ 小学校 27 (30.0) 5 (5.6) 中学校 59 (83.1) 10 (14.1) 高校 0 (0.0) 3 (75.0) (6) 学校教員を対象とした 医薬品の指導方法 に関する研修会があれば 積極的に参加したい

( 人 ) はい いいえ 小学校 30 (33.3) 4 (4.4) 中学校 55 (77.5) 10 (14.1) 高校 4 (100) 0 (0.0)