資料 4 ごみ減量メニューの実践による効果検証調査の結果について 1 宴会の調査 (1) 調査の対象となるごみ減量メニュー 3010 運動 幹事さんから 残さず食べよう! の声かけ( 宴会開始時と中締め時 ) 宴会開始時 みなさん 本日はお集まりいただきありがとうございます 本日は, 鍋のコース料理

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第 9 回料理体験を通じた地方の魅力発信事業 ( 石川県 ) アンケート結果 1 属性 (1) 性別 (2) 年齢 アンケート回答者数 29 名 ( 参加者 30 名 ) 7 人 24% 22 人 76% 女性 男性 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 8 人 28% 2 人 7

Uモニ  アンケート集計結果

調査概要 (1) 調査実施方法 : 各施設内でアンケート調査を配布し 対象者の自記式による記入後に回収 (2) 調査時期 : 2017 年 1 月 ~3 月 (3) 調査対象者 : 特養 ( 南さいわい ):83 人 特養 ( こむかい ):14 人計 97 人 (4) 回収数 : 特養 :42 人

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調査概要 調査名 : おせち料理と正月に関する意識調査 調査方法 :WEB モニターによるアンケート 対象 :20~60 歳代男女 実施期間 : 平成 27 年 10 月 9 日 ~10 月 12 日 サンプル数 :1,000 人 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 女性 100 人

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平成 24 年 (2012 年 )7 月 12 日 市ではどのようなライフスタイルとごみ減量が関連するかを定量的に調査することを目的に 家庭から出るごみの計量に参加いただける方を募集します 豊中市環境部環境センター減量推進課

平成 29 年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書 食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査 平成 30 年 3 月 消費者庁消費者政策課

2 夜食 毎日夜食をとっている者は では 22.5%( 平成 23 年 23.9%) であり で % と割合が高い では 18.3%( 平成 23 年 25.2%) であり 40 歳代で割合が高い 図 夜食の喫食状況 (15 歳以上 性別 年齢階級別 )

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参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答

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目次 1 嗜好調査用紙 2 集計結果報告 ごはん または おかゆ について お菜 について 食事全般 について 3 病院の献立の中で おいしかった料理 4 病院の献立の中で まずかった料理 5 ご意見 ご要望 嗜好調査日 平成 26 年 2 月 18 日 ( 火 ) 調査対象者 の入院患者 配布数

(1) 住民は有料化をどう考えているか 循環型社会の形成に関する世論調査 ( 内閣府平成 13 年 ) ごみ問題にどの程度関心があるか 非常に関心がある (32) ある程度関心がある (58) あまり関心がない (8) まったく関心がない わからない (2) ごみの有料化 に対してどのように思うか

2 お好み焼は約半数が 家庭で作る派 お店派 は約 4 割 1 年以内に食べたことのあるお好み焼 についての問い ( 複数選択 ) において 家庭で作る関西お好み焼 を選んだ人が約半数の 55.5% 次いで多かったのが お好み焼店などの外食店で食べるお好み焼( 持ち帰り含む ) ( 以下 お店 )

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5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

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特定保健用食品等の在り方に関する専門調査会 報告書46~63ページ

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ラーメン好き嫌い ( 全体 ) Q. あなたはラーメンが好きですか どちらともいえない, 6% どちらかというと嫌い, 嫌い, 0% どちらかというと好き, 24% 好き, 69% 好き計 :93: 93% (N=500) 全体の9 割以上 (93%) がラーメン好き ( 好き/ どちらかというと好

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平成 30 年 2 月の気象概況 2 月は 中旬まで冬型の気圧配置が多く 強い寒気の影響を受け雪や雨の日があった 下旬は短い周期で天気が変化した 県内アメタ スの月降水量は 18.5~88.5 ミリ ( 平年比 29~106%) で 大分 佐賀関 臼杵 竹田 県南部で平年並の他は少ないかかなり少なか

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3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

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単品料理 鯛しゃぶコース 4 名様以上限定 ぶりしゃぶコース 4 名様以上限定 知多御膳 写真の鯛皿及び野菜皿は4 人前です 写真のぶり皿及び野菜皿は4 人前です 4 名様以上限定 ふぐ会席 宴会コース ヘルシー御膳 期間限定 :10 月 ~3 月 4 名様以上限定 オードブル付 団体様向 4 名様

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問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

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第2章 調査結果の概要 3 食生活

よく登場する主食メニューは 家庭ではカレー 和風めん類 単身男性はカレー チャーハン 単身女性は和風めん類 パスタ あらかじめ 65 項目のメニューの選択肢を挙げ 月に 1 回以上 食卓に登場するメニューを聞きました 主食メニューをみると 主婦の回答では カレー 和風めん類 ( そば うどん等 )

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普段のごみ出しについて (2) ごみと資源の分別について 1 分別の取り組み状況 Q2 ごみと資源 ( 缶 びん ペットボトル プラスチック製容器包装 小型金属 ) を分別していますか 美原区は古紙類 ( 新聞 雑誌 ダンボール 紙パック ) を含む 分別の取り組み状況 分別していないほとんど 0.

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(2) 朝食の内容について Q2. 普段 ( 月 ~ 金曜日 ) どのような朝食を食べていますか あてはまる番号をすべて で囲んでください アンケート結果 小学生 中学生とも傾向は似ており 1 主食 が最も多く 次いで 4 牛乳 乳製品 7 飲み物 2 主菜 の順となっています 主食の割合に対して

アレルギー ー 表示について ー は原材料メーカー等仕入れ先から得た分析値もしくは計算値 又は七訂日本食品標準成分表に基づく計算値です お新香 味噌汁の具材は時期により変わることがあります アレルギー表示はメニューに含まれるアレルギー物質を含む食品 (27 品目 ) を表示しています のー 及びアレ

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市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き


eラーニング「事前学習」終了後受講者アンケート

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資料 4 ごみ減量メニューの実践による効果検証調査の結果について 1 宴会の調査 (1) 調査の対象となるごみ減量メニュー 3010 運動 幹事さんから 残さず食べよう! の声かけ( 宴会開始時と中締め時 ) 宴会開始時 みなさん 本日はお集まりいただきありがとうございます 本日は, 鍋のコース料理と飲み放題になっています 飲み放題なので, ついつい飲み過ぎてしまいますが, せっかくのお料理もぜひ食べ残さずに楽しんでいただければと思います 突然, まじめな話になりますが, 日本では年間なんと約 630 万トンもの まだ食べられる食品 が捨てられていると言われています 食べ残しの量を少しでも減らせるよう, 料理も楽しんでいただき, ぜひ食べ残しをしないようにお願いします 遠慮のカタマリも, 食べ物を助けると思って, 積極的に食べましょう! お開き前 10 分くらい前 ( 中締め前 ) さて, みなさま宴もたけなわではございますが, テーブルの上に残っている料理をぜひ楽しんでください いったん自分の席に戻っていただくか, 目の前のものでも構いませんので, 残りの料理も食べてしまいましょう! 遠慮のカタマリも, 遠慮せずにお食べ頂ければと思います! 会場テーブルへの三角卓上 POP( 広告 ) の設置 ( 居酒屋 において実施 ) (2) 調査期間 店舗平成 29 年 1 月 13 日 ( 金 )~1 月 21 日 ( 土 ) の間に以下の4 店舗で実施 居酒屋, 注文し放題居酒屋, おばんざい食堂, 高級中華レストラン 1

(3) 調査結果ア取組の結果 4 店舗に協力を得て, 合計 9 回 ( 取組あり 4 回, 取組なし 5 回 ) の宴会を調査した 参加人数にばらつきがあるため,1 人当たりの食べ残し量で比較を行った 最も食べ残しの多かった宴会は注文し放題の居酒屋で開催された取組なしの 宴会 5 で42.5グラム 同じく 宴会 4 で41.3グラムであった また, 一部の宴会では 1 人当たり提供量 ( 可食部 ) を把握し, 食べ残し率も把握した 食べ残し率はいずれも2% 未満であった 協力店舗 No 調査日 取組有無 取組内容 宴会参加者グループ 人数メニュー食べ残しの中身 1 人当たり提供量 ( 可食部 ) (A) (g) 食べ残し量 (g) 一人当たり食べ残し量 (B) (g) 食べ残し率 (B)/(A) (%) ( 左京居区酒百屋万遍 ) ( 注中文京し区放木題屋居町酒 ) 屋 ( 中京お区ば烏ん丸ざ丸い太屋町 ) ( 高中級京中区華河レ原ス町ト御ラ池ン ) 1 1 月 20 日あり 2 1 月 21 日なし - 3 1 月 13 日あり 4 1 月 12 日なし - 5 1 月 14 日なし - 6 1 月 20 日あり 卓上 POPの設置大学研究室幹事からの呼びかけ 大学サークル ( 文化系 ) 調査スタッフからの呼びか会社関係新年け会幹事からの呼びかけ 幹事からの呼びかけ 会社関係新年会の様子 大学サークル ( スポーツ系 ) 大学ゼミ同窓会 7 1 月 20 日なし - 大学ゼミ新年会 8 1 月 18 日あり 9 1 月 17 日なし - 幹事からの呼びかけ 会社関係新年会 会社関係新年会 18 人 ( 男性 11 人女性 7 人 ) 26 人 えだまめ サーモンカルパッチョ 盛り込み鍋 盛り込み鍋用ラーメン 豚ヒレフライデミグラスソース サラダ イカフライ 鶏手羽元フライ ( 上と同じ ) ( 男性 2 人女性 24 人 ) 29 人 ( 男性 21 人女性 8 人 ) 居酒屋メニュー注文し放題コース 32 人居酒屋メニュー注文し放題 ( 男性 11 人コース女性 21 人 ) 30 人居酒屋メニュー注文し放題 ( 男性 17 人コース女性 13 人 ) 8 人 ( 男性 3 人女性 5 人 ) 7 人 ( 男性 3 人女性 4 人 ) 4 人 ( 男性 3 人女性 1 人 ) 12 人 ( 男性 4 人女性 8 人 ) 前菜盛り合わせ ( 肉じゃが 南蛮漬け ひじき煮 青菜和え 大根きんぴら ) クリームコロッケ 揚げ出し豆腐 天ぷら盛り合わせ ふろふき大根 ちりめん山椒 柴漬け ごはん 味噌汁 ( 上と同じ ) 2 天ぷら衣 フライドチキン ( 骨付き手羽元 ) 鍋のめん 天ぷら衣 フライドチキン ( 骨付き手羽元 ) 954 331 18.4 1.9% 954 408 15.7 1.6% ほぼ食べ残しなし - 44 1.5 - 唐揚げ エビチリ 揚げ出し豆腐 豚角煮 おでん 添えキャベツ ほとんど手をつけていない唐揚げ 肉炒め物 なす揚げ出し 手をつけているが食べ残した豚の角煮 添えキャベツ多少残 前菜盛り合わせの細々としたもののみ 前菜盛り合わせの細々としたもの ごはんを少々 元々 8 人予約だったが 1 人欠席で 7 名で 8 人分を提供している - 1321 41.3 - - 1274 42.5 - - 42 5.3 - - 196 28 - ズワイガニの蒸し物 冷菜盛り合わせ ふかひれの姿煮込みウニ添え 北京ダックとかにの爪の揚げもの 才巻海老の蒸しものニンニ 食べ残しなしク風味 1123 0 0 0.0% 牛フィレ肉と季節野菜の炒め XO 醤風味 福建式あんかけチャーハン又はチャーシュー細切り葱汁そば 二種デザート盛り合わせ ( 上と同じ ) ほとんど食べ残しなし デザート ( 饅頭 杏仁豆腐 ) を少量 ラーメンのネギを少量 刻み玉ネギを少量 1123 116 9.7 0.9%

高級中華レストラン おばんざい屋 注文し放題居酒屋 居酒屋 イ取組の有無ごとの食べ残し量調査対象となった宴会の食べ残し量について, 取組の有無ごとに集計を行った 取組ありの宴会 4 回, 取組なしの宴会 5 回の合計 9 回の宴会の調査結果であるため, 一般化できないが, 取組なしにくらべて, 取組ありの宴会は, 食べ残し量がおおよそ4 分の1であった 取組あり 7.1 取組なし 31.0 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 (g) ウ各店舗の食べ残し量比較 居酒屋を除いて, いずれも取組ありの宴会の方が 1 人当たりの食べ残し量は少 なかった 高級中華レストランは, 取組なしの食べ残し量も 9.7 グラムと少量 であったが, これはドリンク代も含め 1 人 1 食 1 万円を超える料理であったため と考えられる なお, その他の協力店舗はドリンク代を含め概ね 3 千円 ~5 千円 程度である 取組あり 取組なし 調査対象宴会 ( 回 ) 参加人数 ( 人 ) 15.7 18.4 食べ残し総量 (g) 平均 1 人当たり食べ残し量 (g) 取組あり 4 59 417 7.1 取組なし 5 107 3,315 31.0 そもそも両者とも食べ残しは少な く, 差はほとんど無かった 取組あり 1.5 取組なし 41.9 取組あり 5.3 取組なし 28.0 取組あり 0.0 取組なし 9.7 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 35.0 40.0 45.0 (g) 店舗名 居酒屋 注文し放題居酒屋 おばんざい屋 高級中華レストラン 取組有無 1 人当たり食べ残し量 (g) 備考 取組あり 18.4 取組なし 15.7 取組あり 1.5 取組なし 41.9 サンプル2 件の平均 取組あり 5.3 取組なし 28.0 取組あり 0.0 取組なし 9.7 3

2 小売店における調査 (1) 調査の対象となるごみ減量メニュー 野菜値引商品ワゴンでの購入促進 POP 等の掲出 総菜値引商品の購入促進 POP 等の掲出 (2) 調査期間 店舗 取組内容ア調査期間取組なし ( 定常時 )1 月 23 日 ( 月 )~1 月 28 日 ( 土 ) 取組あり 1 月 30 日 ( 月 )~2 月 4 日 ( 土 ) イ調査協力店舗 以下の店舗の協力を得て, 調査を行った 協力店舗 所在地 概要 地域スーパー 京都市北区紫野 鞍馬口通に面し, 比較的大きな駐車場を併設した食品スーパー 大型スーパー 京都市左京区高野 川端通に面し, 服飾店やイートインも併設した大型ショッピングセンターの地下 1 階部分にある大型スーパー ウ取組内容 各協力店舗での調査対象商品と取組内容は次のとおりである なお, 大型ス ーパーの総菜 弁当は, 特に取組を行わず, 計量のみを行った 協力店舗 対象商品 取組内容 地域 青果 ( 青物のみ ) 値引商品ワゴンでのPOP 等の掲出 スーパー 総菜 弁当 売場での値引商品のPOP 等の掲出 大型 青果 ( 青物のみ ) 値引商品ワゴンでのPOP 等の掲出 スーパー 総菜 弁当 今回は計量のみ ( 特に取組は行わなかった ) 4

値引商品ワゴンでの POP 等の掲出 5

(3) 結果ア廃棄点数ベース 地域スーパー 地域スーパーでは, 値引き販売された点数を把握しており,1 人当たりの値引き商品売り点数を算出した 野菜では, 取組前と取組後で, 廃棄率が11% 改善 ( 廃棄率 0.21 ポイント低減 ) し,1 人当たりの値引き商品売上点数も73% 改善した 総菜 弁当は, 取組前よりも取組後の方が, 数値が悪化している これは, 取組後の期間の天候が, 総菜 弁当の値引きが行われる夕方以降崩れている日が多かったためと考えられる 地域スーパー 野菜 ( 果物除く ) 期間 天気 レジ通過客数 売点数 ( 個 ) 値引販売点数 値引売上点数 廃棄数 ( 個 ) 値引後廃棄率 廃棄率 (%) 原単位 ( 個 / 人 ) 一人当たりの値引売上点数 取組前 取組後 1/23( 月 ) 4.4/-0.3 1/24( 火 ) 4.9/-0.9 1/25( 水 ) 5.8/-1.3 1/26( 木 ) 9.5/-1.8 1/27( 金 ) 12.9/0.6 1/28( 土 ) 12.7/1.6 1/29( 日 ) 11.3/1.4 1/30( 月 ) 12.6/2.9 1/31( 火 ) 6.1/1.3 2/1( 水 ) 7.8/-0.5 2/2( 木 ) 7.5/1.6 2/3( 金 ) 11.5/2.9 2/4( 土 ) 13.6/1.1 昼 : 雪時々晴夜 : 晴一時雪 778 853 24 12 12 50.00% 1.41% 0.0154 0.0154 昼 : 雪時々晴夜 : 晴一時雪 751 928 21 11 10 47.62% 1.08% 0.0133 0.0146 昼 : 晴一時雪夜 : 晴 914 912 48 12 36 75.00% 3.95% 0.0394 0.0131 昼 : 晴夜 : 晴後薄曇 862 1071 41 21 20 48.78% 1.87% 0.0232 0.0244 昼 : 曇夜 : 晴一時曇 829 900 29 13 16 55.17% 1.78% 0.0193 0.0157 昼 : 晴後薄曇夜 : 薄曇時々晴 837 930 25 12 13 52.00% 1.40% 0.0155 0.0143 昼 : 曇時々雨夜 : 雨時々曇 892 1284 36 19 17 47.22% 1.32% 0.0191 0.0213 昼 : 雨時々曇夜 : 雨後雪 802 968 41 24 17 41.46% 1.76% 0.0212 0.0299 昼 : 曇時々晴夜 : 曇後晴 855 966 25 17 8 32.00% 0.83% 0.0094 0.0199 昼 : 曇時々晴夜 : みぞれ時々曇 897 1008 44 24 20 45.45% 1.98% 0.0223 0.0268 昼 : 晴時々雪 雨夜 : 曇 雨 875 907 39 26 13 33.33% 1.43% 0.0149 0.0297 昼 : 晴夜 : 晴 1,183 923 45 22 23 51.11% 2.49% 0.0194 0.0186 昼 : 晴夜 : 晴後曇 710 808 51 37 14 27.45% 1.73% 0.0197 0.0521 取組前 4,971 5,594 188 81 107 56.91% 1.91% 0.0215 0.0163 取組後 5,322 5,580 245 150 95 38.78% 1.70% 0.0179 0.0282 取組後 11% 改善 取組後 73% 改善 6

地域スーパー 総菜 弁当 期間 天気 レジ通過客数 売点数 ( 個 ) 値引販売点数 値引売上点数 廃棄数 ( 個 ) 値引後廃棄率 廃棄率 (%) 原単位 ( 個 / 人 ) 一人当たりの値引売上点数 取組前 取組後 1/23( 月 ) 4.4/-0.3 1/24( 火 ) 4.9/-0.9 1/25( 水 ) 5.8/-1.3 1/26( 木 ) 9.5/-1.8 1/27( 金 ) 12.9/0.6 1/28( 土 ) 12.7/1.6 1/29( 日 ) 11.3/1.4 1/30( 月 ) 12.6/2.9 1/31( 火 ) 6.1/1.3 2/1( 水 ) 7.8/-0.5 2/2( 木 ) 7.5/1.6 2/3( 金 ) 11.5/2.9 2/4( 土 ) 13.6/1.1 昼 : 雪時々晴夜 : 晴一時雪 778 657 226 226 0 0.00% 0.00% 0.0000 0.2905 昼 : 雪時々晴夜 : 晴一時雪 751 674 311 300 11 3.54% 1.63% 0.0146 0.3995 昼 : 晴一時雪夜 : 晴 914 724 243 236 7 2.88% 0.97% 0.0077 0.2582 昼 : 晴夜 : 晴後薄曇 862 696 188 179 9 4.79% 1.29% 0.0104 0.2077 昼 : 曇夜 : 晴一時曇 829 647 193 175 18 9.33% 2.78% 0.0217 0.2111 昼 : 晴後薄曇夜 : 薄曇時々晴 837 740 307 295 12 3.91% 1.62% 0.0143 0.3524 昼 : 曇時々雨夜 : 雨時々曇 892 712 154 148 6 3.90% 0.84% 0.0067 0.1659 昼 : 雨時々曇夜 : 雨後雪 802 618 207 192 15 7.25% 2.43% 0.0187 0.2394 昼 : 曇時々晴夜 : 曇後晴 855 669 247 227 20 8.10% 2.99% 0.0234 0.2655 昼 : 曇時々晴夜 : みぞれ時々曇 897 738 211 206 5 2.37% 0.68% 0.0056 0.2297 昼 : 晴時々雪 雨夜 : 曇 雨 875 683 169 147 22 13.02% 3.22% 0.0251 0.1680 昼 : 晴夜 : 晴 1,183 941 226 226 0 0.00% 0.00% 0.0000 0.1910 昼 : 晴夜 : 晴後曇 710 624 180 172 8 4.44% 1.28% 0.0113 0.2423 取組前 4,971 4,138 1,468 1,411 57 3.88% 1.38% 0.0115 0.2838 取組後 5,322 4,273 1,240 1,170 70 5.65% 1.64% 0.0132 0.2198 7

大型スーパー 大型スーパーでは, 野菜のみ取組を行った ( 総菜 弁当は計量 計数のみ ) 廃棄率は15% 改善 ( 廃棄率 0.05 ポイント改善 ),1 人あたりの廃棄点数は, 21% 改善している 大型スーパー 期間 天気 レジ通過客数 売点数 ( 個 ) 野菜 ( 果物除く ) 廃棄数 ( 個 ) 廃棄率 (%) 原単位 ( 個 / 人 ) 売点数 ( 個 ) 総菜 弁当 廃棄数 ( 個 ) 廃棄率 (%) 原単位 ( 個 / 人 ) 1/23( 月 ) 4.4/-0.3 昼 : 雪時々晴夜 : 晴一時雪 4,233 6,795 9 0.13% 0.0021 1,966 30 1.53% 0.0071 取組前 1/24( 火 ) 4.9/-0.9 1/25( 水 ) 5.8/-1.3 1/26( 木 ) 9.5/-1.8 昼 : 雪時々晴夜 : 晴一時雪 4,270 8,199 17 0.21% 0.0040 1,823 18 0.99% 0.0042 昼 : 晴一時雪夜 : 晴 4,617 6,857 43 0.63% 0.0093 1,862 18 0.97% 0.0039 昼 : 晴夜 : 晴後薄曇 4,696 7,230 13 0.18% 0.0028 1,929 1 0.05% 0.0002 1/27( 金 ) 12.9/0.6 昼 : 曇夜 : 晴一時曇 4,459 5,718 38 0.66% 0.0085 1,945 6 0.31% 0.0013 1/28( 土 ) 12.7/1.6 1/29( 日 ) 11.3/1.4 昼 : 晴後薄曇夜 : 薄曇時々晴 5,891 8,613 19 0.22% 0.0032 2,604 3 0.12% 0.0005 昼 : 曇時々雨夜 : 雨時々曇 5,988 9,989 18 0.18% 0.0030 2,802 51 1.82% 0.0085 1/30( 月 ) 12.6/2.9 昼 : 雨時々曇夜 : 雨後雪 4,544 6,284 13 0.21% 0.0029 1,846 48 2.60% 0.0106 取組後 1/31( 火 ) 6.1/1.3 2/1( 水 ) 7.8/-0.5 2/2( 木 ) 7.5/1.6 2/3( 金 ) 11.5/2.9 2/4( 土 ) 13.6/1.1 昼 : 曇時々晴夜 : 曇後晴 4,770 9,432 17 0.18% 0.0036 1,837 5 0.27% 0.0010 昼 : 曇時々晴夜 : みぞれ時々曇 4,480 6,385 16 0.25% 0.0036 1,789 21 1.17% 0.0047 昼 : 晴時々雪 雨夜 : 曇 雨 4,541 6,085 31 0.51% 0.0068 1,898 3 0.16% 0.0007 昼 : 晴夜 : 晴 5,624 5,796 20 0.35% 0.0036 4,334 2 0.05% 0.0004 昼 : 晴夜 : 晴後曇 5,820 8,487 19 0.22% 0.0033 2,249 37 1.65% 0.0064 取組前 (6 日間 ) 取組後 (6 日間 ) 28,166 43,412 139 0.32% 0.0049 29,779 42,469 116 0.27% 0.0039 26,082 192 0.74% 0.0033 大型スーパーの総菜 弁当は取組を行っていないため 取組前と後の期間の合計値を記載 取組後 15% 改善 取組後 21% 改善 8

イスーパーマーケット店頭アンケート結果 ( ア ) 概要今回の販売実験協力店舗において, 来店者に対し, 販売実験の印象, 食品ごみに関する取組の実施度や取組意向についてたずねる店頭アンケートを実施した 協力店舗 日時 回答者数 地域スーパー 平成 29 年 2 月 1 日 ( 水 )10 時 ~16 時 85 大型スーパー 平成 29 年 2 月 4 日 ( 土 )10 時 ~16 時 102 回答者合計 187 ( イ ) 回答者属性等 性別 無回答 2.1% 男性 17.1% 年齢 無回答 2.1% 70 代以上 40.6% 20 代 40 代 1.6% 6.4% 50 代 15.0% 30 代 5.3% 女性 80.7% ア値引き販売の利用について 60 代 28.9% ( ウ ) 販売実験への反応について 値引き商品の購入に関する情報提供 無回答 1.1% 広告に気づいて購入する気になった 13.4% 気づいたが購入する気にならなかった 3.2% そもそも気づかなかった 61.5% 元々購入している 20.9% 9

( エ ) 値引き販売の利用について 野菜 弁当 総菜 見にいくが 購入したことがない 1.6% 見にいったことがない 2.1% 購入したことがない 10.7% 見かけたことがない 0.5% ほとんど購入しない 24.6% よく購入する 42.2% ほとんど購入しない 24.1% よく購入する 29.9% すぐ使うものなら購入する 29.4% すぐ食べるものなら購入する 34.8% 野菜では よく購入する が約 42% で半数近くが利用している すぐ使うものなら購入する は約 29% で,7 割以上が値引き販売を利用している 見に行くが, 購入したことがない 見に行ったことがない をあわせた 購入したことがない 層は約 4% とごく少数であった 総菜では よく購入する が約 30%, すぐ食べるものなら購入する が約 35% で, こちらも 7 割近くが値引き販売を利用している 購入したことがない は約 1 1% と野菜と比べても多い これは後の設問から, 値引き商品にかかわらず元々総菜を購入しない層と考えられる ( オ ) 値引き商品を利用するためには 野菜の値引き商品の購入について, ほとんど購入しない 購入したことがない 見かけたことがない とした 53 人に対し, どうすれば野菜の値引き商品を購入 するかについて質問したところ もう少し新鮮なうちに値引きされたものであれば 購入する が約 59% と最も多かった ( 野菜を購入しない 53 人に質問 ) その他意見 野菜の値引き商品を購入するには? 開店間もない時間に値引き品のワゴンが出ていれば購入するかもしれない (3 件 ) 地元産の野菜を好んで購入しているため 割合 もっと安ければ購入する 3.8% もう少し新鮮なうちに値引きされたものであれば購入する 58.5% もっとわかりやすい場所においてあれば購入する 11.3% その他 30.2% 無回答 0.0% 10

そのとき使うもので必要なものがあれば購入するがそういったことがない 売れ残り感がある ほしいものがない 値引き商品の台が見づらい そもそも買わないから冷凍で保存するため ( 新鮮なものがよいから ) 総菜 弁当の値引き商品でも もう少し新しいうちに値引きされたものであれば購 入する が約 29% と最も多い その他 が約 61% と多いが, そのうち多くは 自 炊をしているから ( そもそも買わない ) であった ( 総菜 弁当を購入しない 66 人に質問 ) その他意見 自炊しているため (14 件 ) 普段から購入しない (8 件 ) 早い時間帯にあれば購入する (6 件 ) ( 家族が少人数のため ) 量が多い (2 件 ) 作りたてをたべたいから 一品足りないときに購入する程度であるため 食べたいものがあれば購入するがあまりない ( 総菜自体が ) 高い 総菜 弁当の値引き商品を購入するには? 割合 もっと安ければ購入する 6.1% もう少し新しいうちに値引きされたものであれば購入する 28.8% その他 60.6% 無回答 0.0% ウまとめ値引商品の購入促進 POP 等の掲出により, 青果については, 地域スーパー, 大型スーパーともに廃棄率の改善が見られた また, アンケート結果から,POP 等に気付いた割合はそう多くはないものの, 気付いた層へは啓発効果があり, 購入につながっているケースも見受けられた数ヵ月間にわたって掲出する等, 期間を延長すれば, より多くの市民に訴求できると考えられ, スーパーマーケットを通じた市民への情報提供は一定の効果があると考えられる 11

3 修学旅行におけるごみの発生抑制に関する検討結果 (1) 修学旅行生に対する取組 京都市では平成 28 年度新規事業として, 環境にやさしい 京都エコ修学旅行 を実 施し, 修学旅行時に歯ブラシを持参して宿泊施設の使い捨て歯ブラシを使わないこと や, できるだけ簡易に包装された商品を購入すること, レジ袋等をもらわないこと等 の取組を宣言した学校にエコバッグを提供するなどして, 環境にやさしい観光, 修学 旅行を実践していただき, 本市が促進している2Rを全国に発信した 11 月中旬には エコバッグ配布目標数の 2 万枚に到達し, 配布を終了した 参加校の属性 参加校数 エコバッグ配布枚数 小学校 166 校 11,968 枚 中学校 68 校 7,699 枚 高等学校 2 校 376 枚 特別支援学校 1 校 13 枚 計 237 校 20,056 枚 (2) 参加校等に対するアンケート調査結果 ( 平成 29 年 2 月末時点 ) アアンケート調査の対象及び方法 全参加校 (237 校 ) と生徒約 1,000 人に対して事後アンケートを実施 参加校が宿泊したうち 12 施設に聞取りを実施 市内の土産物店 10 店に聞取りを実施 旅行会社 2 社へ事後アンケートを実施 イ主な調査結果 複数回答不可で合計が 100% とならないものは無回答があるため ( ア ) 参加校 (219 校の回答を集約, 回答率 92%) Q1 参加の動機 ( 複数回答可 ) 1. エコバッグをもらえるから 73% 2. 環境学習の一環として 68% 3. エコな取組をしたかった 49% 4. その他 6% 12

Q2-1 事前に環境教育の時間を設けたか 1. 設けた 87% 2. 設けていない 13% Q2-2 事前に環境教育の時間を設けた場合どのような内容か ( 複数回答可 ) 1. エコバッグの活用方法について 77% 2.2Rや分別 リサイクルについて 53% 3. 京都議定書や地球温暖化について 32% 4. その他 1% Q3-1 これまでの修学旅行で歯ブラシを持参していたか 1. 持参していた 94% 2. 持参していなかった 6% Q3-2 これまでの修学旅行でエコバッグを持参していたか 1. 持参していた 9% 2. 持参していなかった 91% Q3-3 これまでの修学旅行で食べ残さないように取り組んでいたか 1. 取り組んでいた 75% 2. 取り組んでいなかった 24% Q4 事業に参加して良かったか 1. 良かった 97% 2. どちらともいえない 3% 3. 良くなかった 0% Q5 保護者や他学年から意見はあったか ( 複数回答可 ) 1. 賛同や評価の意見があった 48% 2. 特に意見はなかった 52% 3. クレームがあった 1% クレームは エコバッグの持参で万引きを疑われないか というもの 13

Q6 来年度も事業に参加したいか 1. 参加したい 73% 2. 参加したくない 1% 3. エコバッグの配布がなければ参加しない 5% 4. わからない 21% Q7 修学旅行中に施設見学などの環境学習メニューを取り入れたいか 1. 取り入れたい 22% 2. 取り入れたくない 17% 3. 分からない 58% 自由記述欄での主な意見 < 事業への賛同 > 修学旅行中に環境について考えて行動することで生徒の意識が高まった 生徒たちが楽しみながら前向きに取り組んでいた エコバッグの持参や食べ切りを土産物店や旅館の方も喜んでくれた 修学旅行後, 給食の食べ残しが減った 修学旅行後も京都市のエコバッグを活用している生徒がいる < 課題の指摘 > レジ袋や紙袋を断っても渡してくる土産物店があった 14

( イ ) 生徒 ( 小学生 565 人, 中学校 505 人の計 1,070 人の回答を集約, 回答率 100%) Q1-1 歯ブラシを持参したか 1. 持参した 99% 2. 持参しなかった 1% Q1-2 エコバッグを使用したか 1. 使用した 77% 2. 使用しなかった 22% 生徒 1 人が断ったレジ袋や紙袋の平均枚数は 1.2 枚 使用しなかった主な理由は, 使用するのを忘れていた, 使わなくても自分のカバンに入った, お店の人がレジ袋をくれた など Q1-3 夕食を食べ切ったか 1. 食べ切った 53% 2. 少しだけ食べ残した 29% 3.2 割ほど食べ残した 12% 4. 半分以上食べ残した 6% 食べ残した主な理由は 量が多かった, 嫌いなものがあった など Q2-1 今後, 旅行に歯ブラシを持参しようと思うか 1. 思う 96% 2. 思わない 2% Q2-2 今後, 買い物でエコバッグを使用しようと思うか 1. 思う 83% 2. 思わない 16% Q3-3 今後, できるだけ食事を食べ切ろうと思うか 1. 思う 97% 2. 思わない 3% 自由記述欄での主な意見 < 事業への賛同 > 地元でも今回の取組を続けていきたいと思った 京都市のごみを減らそうという熱意が伝った < 課題の指摘 > レジ袋や紙袋を断っても渡してくる土産物店があった 15

( ウ ) 宿泊施設事業によるメリットやデメリットを中心に聞き取った ( 土産物店, 旅行代理店も同様 ) < 事業によるメリット> 旅館で発生するごみが減ってよい 歯ブラシを求める学校が増加傾向にあるため, 歯ブラシ持参の宣言はよい < 事業によるデメリット> 特になし ( エ ) 土産物店 < 事業によるメリット> レジ袋代が節約できてよい < 事業によるデメリット> 万引きのおそれがある <その他の意見 > 紙袋も含めてお土産であり, エコバッグを持参されても紙袋も渡している ( オ ) 旅行代理店 < 事業によるメリット> 学校へ紹介する新たなプログラムになる < 事業によるデメリット> 特になし <その他の意見 > 業務が多忙のため, 興味があっても参加しない学校が多かった (3) 調査結果を踏まえた分析 修学旅行生の環境教育の効果については, 参加校と生徒のアンケート結果から, 修学旅行中の取組が生徒の環境意識向上につながったと考えられる また, 参加校から, 宣言内容以外に観光地の清掃など独自の取組を行いたいとの意見も出ていることから, 平成 29 年度はオリジナルの優れた取組を表彰し, 更なるエコな修学旅行を促進する予定である 全国への2Rの発信については, 保護者等から取組を評価する意見が多くあり, 修学旅行後も京都市のエコバッグを活用し, 給食の食べ残しが減っているなど, 参加校の地元でも更なる広がりが生じており, 一定の効果があったと考えられる 宿泊施設等の関係事業者への影響については, 発生抑制による経済的なメリット等があったのに対し, 大きなデメリットは生じなかった 今後の課題としては, 一部の土産物店では紙袋をお土産の一部として辞退されても渡している実態があるため,2Rに対する理解を求め, 更なる連携が必要である 16

4 高齢者入所施設における食べ残し防止について (1) 調査概要以下の 2 日間で, 市内の特別養護老人ホーム7 施設の管理栄養士と一部施設からは総務担当者も加わり, グループディスカッションを行った 11 月 29 日 ( 火 ) 午前 10 時から 11 時 40 分 4 施設の担当者 6 名 ( 総務担当者 1 名, 管理栄養士 5 名 ) 12 月 1 日 ( 木 ) 午後 2 時から 3 時 30 分 3 施設の担当者 4 名 ( 総務担当者 1 名, 管理栄養士 3 名 ) (2) グループディスカッションの結果 利用者の食べ残しを減らすための手法として, 食事量の決定方法, メニューづくり や提供の工夫について聞き取り, 主な意見は次のとおりである ア食事量の決定方法について 最初は規定量を出すが, 残したり足りない場合は調整する 食事量について, 入居時に本人や家族にヒアリングする以外に, 食事毎に確認し調整している 高齢者はむくみで体重が増えてくるので, 食事だけで体重変化が出るわけではない 1 週間や 10 日間くらいで判断する場合もある ショートステイの場合でも, 食べられないものの確認はする デイサービス利用者の場合でも長期で利用している方は嗜好にあわせている 食札 ( しょくさつ ) というものがあり, それで入居者の食事の量や苦手な食材の管理をしている 食札はお盆にセットし, 配膳時の参考としている 食べ残しが多い場合, 看護師などと相談をして減らす量を決めていくが, エンシュア ( 高カロリー剤 ) やゼリーなどで置き換えることもある 施設がユニット型の場合, ごはんや味噌汁を利用者ごとに配膳しており, そのときに量の調整をしている場合もある ユニット型の施設は,1 室病院のような構造の従来型のものとは異なり,10 人程度の入居者個室と専用のリビングスペ-スで構成されたスペースをユニットと呼び, いくつかのユニットが施設全体を構成している リビングスペースと個室がある構造が, 在宅に近い居住空間を演出し, また入居者一人ひとりの個性や生活リズムにあわせたきめ細やかな介護を可能にしている 17

イメニューづくりについて 基本的には栄養士が 1 人で考えて, 看護師などにチェックをしてもらっている ( 当該施設の調理は直営である ) 例えば飲み込みにくい方へは, とろみ等をつけて飲み込みやすくするなど, その方にあった食事を提供することで, 食べてもらえるだけでなく, 安全性も確保できる またソフト食の提供も行っている ソフト食は通常のおかずを一度ペースト状にし, 元のおかずの見映えに近い形に再成形し舌でつぶせる程度の堅さに調整した食事のこと 通常食が食べづらい場合に提供されるきざみ食 ( 盛り付けの時点で包丁等で細かく刻んだもの ) に比べ, 見た目もきれいであるが, 手間とコストがかかる 人気のあるメニューは食べ残しが少ない カレー, ちらし寿司, あげものや餃子など油ものも人気がある 選択式の時も, 意外に油っけのある料理が選ばれている 麺類は人気がある 1 日 3 食分の食材費に 700 円 ~800 円しか割けないため, メニューづくりは難しい ウ提供の工夫について これまでは 10 人前後 /1 ユニット 6 ユニットで天ぷらを揚げる等, できたてを目の前で振るまうと食が進むということがあった 現在は3ユニットずつ実施して職員の負担を分散している ユニットでの調理も行っており, 先日も天ぷらを行ったが, 元気がある方には, 好評であった 月でこの日はユニット作成をしようと決めて, 利用者と一緒に介護職が調理を行っている 焼き肉 焼きそば, カレーなどになることが多い いっぽうでユニットの調理は手間もかかり, 盛付が丁寧でなくなることもある 当日の朝や前日までに, 魚か肉かを選んでもらうようなことをしている 場所や雰囲気を変えることで食が進むよう, 施設内で 1 ヶ月に一度, 居酒屋コーナーを設けたり, 週 1 回喫茶などのコーナーをつくってケーキなども提供している 飽きが来ないよう, たまに外食やカップ麺などを食べてよいようにしている おなかがすくように運動してもらう 動かないとどうしてもおなかが減らない 18

エ今後行っていきたいこと 毎食, あるいは 1 日 1 回でもよいので, 選択できるようになればと思う 現状では, 人によっては, 調理後にさらに刻まないといけない場合もあり, レストランのようにはいかないが 自分が食べたい時, 食べたいもの, 量を食べられたらよいと思う 施設から見える近くで野菜をつくり, それを使って提供できればと思う (3) まとめ 施設入居者の状況は様々であり, また時間の経過とともに状況が変わることから, 医師や看護師等とも調整し, 常にモニタリングしており, その状況に応じて, 食事の提供方法 ( 通常食から刻み食やソフト食等へ ) も細かく変えたり, また食欲が維持されるように選択制のメニューや, 季節イベントにあわせたメニューを提供するなど, 様々な工夫を凝らしていることがわかった 一方で, 職員の方々に意欲があっても, かけられるコストと手間に限りがあり, そこを理由にできないという現状もある 施設によって, おいしい食事を提供するための取組に差 ( 例えばソフト食提供の有無等 ) があるため, 取り組めている施設と取り組めていない施設にどのような差があるかについて, 今後, 検討できれば取組の普及につながる可能性がある 5 二次電池 一次電池の店頭での販売回収の実態について 集計中のため, 次回審議会で報告予定 6 土産物の簡易包装について 集計中のため, 次回審議会で報告予定 19