平成20年度

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目 次 Ⅰ 概 要 3 Ⅱ 平 成 18 年 度 産 業 技 術 センター 利 用 に 関 するアンケート 調 査 結 果 ( 依 頼 試 験 ) 4 Ⅲ 平 成 18 年 度 産 業 技 術 センター 利 用 に 関 するアンケート 調 査 結 果 ( 機 器 開 放 ) 8 Ⅳ 平 成 18 年

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

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平 成 22 年 度 若 手 社 員 研 修 会 の 記 録 若 手 社 員 研 修 会 の 記 録 2010 年 11 月 24 日 開 催 ( 社 ) 全 国 上 下 水 道 コンサルタント 協 会 関 東 支 部

平 成 22 年 度 若 手 社 員 研 修 会 次 第 1. 日 時 平 成 22 年 11 月 24 日 ( 水 ) 10:00~18:20 2. 会 場 水 コン 協 会 議 室 ( 東 京 都 荒 川 区 西 日 暮 里 5-26-8 スズヨシビル 7F) 3.プログラム 10:00 開 会 挨 拶 水 コン 協 櫻 井 専 務 理 事 10:10 研 修 の 背 景 とネライ 実 行 委 員 長 山 本 哲 彦 10:20 Ⅰ.オリエンテーション 実 行 委 員 外 園 隆 一 (ウォームアップ 作 業 ) 11:40 Ⅱ.チーム 自 己 紹 介 - 昼 食 (12:00~12:50) - 13:00 Ⅲ. 仮 想 現 場 の 再 現 実 行 委 員 外 園 隆 一 細 谷 守 生 宇 田 裕 一 13:30 Ⅳ. 課 題 解 決 手 法 実 行 委 員 外 園 隆 一 (チーム 作 業 発 表 ) 講 評 実 行 委 員 外 園 隆 一 - 休 憩 (15:15~15:30) - 15:30 Ⅴ. 対 人 コミュニケーション 実 行 委 員 長 山 本 哲 彦 (チーム 作 業 発 表 ) 実 行 委 員 細 谷 守 生 講 評 実 行 委 員 山 下 康 邦 17:00 全 体 講 評 実 行 委 員 小 林 幸 男 17:10 研 修 終 了 - 休 憩 - 17:20 懇 親 会 18:20 閉 会

Ⅰ. 研 修 の 目 的 ねらい 平 成 22 年 度 若 手 社 員 研 修 会 の 記 録 コンサルタント 業 界 の 次 世 代 を 担 う 各 会 員 企 業 の 若 手 社 員 の 皆 さんが 仕 事 のあ らゆる 場 面 で 遭 遇 するシチュエーションを 想 定 して 何 を どのように する と コミュニケーションを 通 じて 自 らを 成 長 させてゆくことができるのかを グル ープワークを 通 じて さまざまな 意 見 や 考 えを 受 講 者 間 で 引 き 出 し 合 いながら 若 手 層 自 らがコミュニケーションの 重 要 性 に 気 づき 個 々の 成 長 目 標 課 題 を 見 出 し てもらうことを 目 的 とした Ⅱ. 研 修 の 概 要 1. 研 修 テーマ 主 テーマ : 如 何 にして 発 注 者 の 立 場 に 立 った コンサルティングを 行 うか そのためのコミュニケーションは サフ テーマ1: サフ テーマ2: 現 場 で 直 ぐに 役 立 つ 論 理 的 思 考 を 学 ぶ 目 的 や 場 面 に 応 じたコミュニケーションを 考 える 現 場 ( 再 現 ) 振 り 返 り 1 2 研 修 での 強 化 ポイント 課 題 解 決 手 法 の 理 解 対 人 コミュニケーション 力 手 段 の 理 解 研 修 技 法 1ロールプレイング 2ブレーンストーミング 3KJ 法 気 付 き 論 理 的 思 考 (ロシ カルシンキンク ) 2. 研 修 プログラム( 概 要 ) 昼 食 60 分 10:10~12:00 13:00~17:00 StageⅠ. オリエンテーション StageⅡ. グループ 分 け StageⅢ. 仮 想 現 場 の 再 現 StageⅣ. 課 題 解 決 休 憩 15 分 StageⅤ. コミュニケーション 力 研 修 目 的 上 受 講 者 自 らが 気 付 き 考 える 事 が 重 要 であるため 当 研 修 では 講 義 講 演 方 式 の 手 法 は 採 用 せず グループワークを 中 心 とした 研 修 技 法 を 取 り 入 れた 1

Ⅲ. 研 修 の 実 施 内 容 1.StageⅠ:オリエンテーション StageⅡ:グループ 分 け 当 研 修 会 の 開 催 にあたっての 目 的 ねらい スケジュール 等 の 説 明 を 行 った 受 講 者 を4グループに 分 けた 上 で メンバーの 役 割 チーム 名 チーム 紹 介 等 の 具 体 的 な 研 修 活 動 を 行 う 前 の 準 備 やチーム 内 の 雰 囲 気 作 りを 行 った チーム 名 第 1 班 : 時 間 ぎりぎり 第 2 班 : ツーリング 第 3 班 : ギャップ 5 名 5 名 6 名 第 4 班 : ドラゴン 5 名 受 講 者 総 数 21 名 2.StageⅢ: 仮 想 現 場 の 再 現 (ロールプレイング) StageⅣ: 課 題 解 決 手 法 (ロジカルシンキングの 思 考 実 践 ) 講 師 が 演 じた 仮 想 現 場 において 主 人 公 の 新 人 が 上 司 発 注 者 に 対 して 取 った 対 応 ( 行 動 態 度 )を 受 講 者 に 観 察 分 析 してもらい グループ 内 でのブレーン ストーミングを 通 じて 1 あるべき 姿 2 現 状 3 問 題 4 原 因 ( 問 題 点 ) 5 課 題 6 解 決 法 に 整 理 し して 考 える 思 考 方 法 (ロジカルシンキング)を 体 験 してもらった 3.StageⅤ: 対 人 コミュニケーション(まとめ: 簡 便 KJ 法 による 発 表 ) 仮 想 現 場 の 再 現 等 を 通 して コミュニケーションの 重 要 性 と 難 しさを 理 解 して もらった 上 で 今 後 受 講 者 各 々がコミュニケーション 力 を 向 上 するために 自 ら 行 動 実 践 できる 解 決 策 と 会 社 が 組 織 として 対 処 する 解 決 策 を 簡 便 な KJ 法 の 手 法 を 用 いて 提 案 してもらった Ⅳ. 研 修 の 総 括 前 回 の 研 修 会 では グループディスカッションを 通 じて 若 手 社 員 が 日 頃 感 じて いる 社 内 コミュニケーションに 関 する 課 題 を 抽 出 し その 解 決 策 について 討 議 した 今 回 の 研 修 会 においても 引 き 続 きコミュニケーションの 重 要 性 をテーマに 取 り 上 げたが 実 際 のコンサルティング 業 務 において 生 じる 発 注 者 のニーズや 意 図 を 把 握 したコミュニケーションの 重 要 性 にも 視 点 を 当 てた 研 修 内 容 とした 若 手 層 は 会 社 は 違 っても 共 通 した 多 くの 課 題 を 感 じており この 討 議 を 通 じて 課 題 を 再 認 識 することでき 自 分 たちが 取 るべき 対 策 を 見 出 すきっかけ 作 りが 出 来 たと 評 価 できる 水 コン 協 会 員 各 社 は それぞれ 企 業 風 土 が 違 うと 思 われるが 若 手 社 員 の 感 じ 方 は 共 通 するところが 多 かった コミュニケーション 力 の 向 上 へ 向 けて 若 手 層 自 らが 課 題 を 克 服 するための 努 力 2

は 言 うまでもないが 組 織 や 上 司 が 解 決 しなければならない 課 題 も 山 積 しているこ とも 各 グループの 発 表 の 中 でも 指 摘 されているのも 事 実 である 特 に 社 内 コミュニケーションにおいては 各 グループで 共 通 の 課 題 として 以 下 の 指 摘 が 散 見 され 若 手 層 は 報 告 連 絡 相 談 等 のコミュニケーションを 図 りたいと 認 識 していても 周 囲 の 環 境 が 整 っていない 面 がある 悩 みの 相 談 をまともに 聞 いてくれない 上 司 や 周 りの 先 輩 がとても 忙 しそうにしていると 質 問 が 気 軽 に 出 来 ない 上 司 とのコミュニケーションの 場 が 少 ない( 昼 夜 含 め) 顧 客 との 良 好 な 関 係 を 保 つためにも 若 手 層 の 悩 みや 相 談 を 社 内 コミュニケー ションで 適 切 に 受 けとめる 仕 組 みを 構 築 する 必 要 が 改 めて 浮 き 彫 りとなったと 推 測 する グループディスカッションにおいて 参 加 者 が 作 成 した 生 のデータ 及 び 各 グ ループが 導 き 出 したテーマに 対 する 解 決 策 を 次 頁 の 表 -1~ 表 -4に 示 す 今 回 の 成 果 を 参 考 に 各 社 で 議 論 を 深 めていただければと 思 う 写 真 -1 ロールプレイングの 様 子 写 真 -2 グループ 発 表 の 様 子 写 真 -3 ブレーンストーミング 写 真 -4 KJ 法 による 作 業 の 様 子 (1) の 様 子 (2) ロールプレイングの 手 法 を 用 いた 研 修 会 は 関 東 支 部 では 初 めての 試 みであった 参 加 者 は 皆 グループ 内 で 討 議 を 重 ねてテーマ 抽 出 を 行 い 自 分 たちが 考 える 解 決 策 を 話 し 合 う 場 面 では 活 発 なやり 取 りが 見 られた グループ 発 表 では 全 員 がすばらしいプレゼンテーション 能 力 を 発 揮 してくれた 3

チーム: 時 間 ギリギリ タイトル ( 右 記 意 見 内 容 の 見 出 し) 知 識 不 足 情 報 共 有 の 不 足 自 分 の 立 場 役 割 相 談 相 手 上 司 との コミュニケーション 客 先 との コミュニケーション パワハラ 表 -1 グループディスカッションの 成 果 の 要 約 意 見 内 訳 度 を 超 えた 暴 言 を 出 される 客 先 からの 一 方 的 な 要 求 自 分 と 考 えが 合 わないと 圧 力 で 自 分 の 意 見 が 正 しいと 言 わせる 態 度 自 分 たちが 導 き 出 した 解 決 策 個 人 対 応 専 門 用 語 の 理 解 が 足 らず 話 すのが 怖 い 基 本 的 な 用 語 の 意 味 定 義 を 確 認 できていない 既 存 資 料 に 目 を 通 す 質 問 すべき 内 容 が 浮 かばない 自 分 の 持 つ 情 報 を 更 PDF 図 面 をメールで 送 付 して 電 話 で 客 先 とのやり 取 りを 行 ったが 面 と 向 かって 打 ち 合 新 させる 毎 に 発 信 わせしないと 伝 わらず 誤 った 解 釈 を 与 えるケースがある 分 らない 事 項 を 明 確 新 入 社 員 から 受 け 取 った 電 話 メモ( 比 較 的 長 文 のことづて)が 客 先 の 真 意 を 捉 えておらず にしておく(メモ 後 日 の 電 話 で 誤 解 が 生 じた あるいは 自 分 がそうしたかも 復 唱 など) 隣 の 課 がどんな 仕 事 をしているのか 分 らない 上 司 が 客 先 協 力 会 社 とどんな 連 絡 を 取 っているのか 分 らない(メール 電 話 の 内 容 ) 飲 み 会 ( 酒 あり)での 立 ち 回 り 方 作 業 の 目 的 業 務 全 体 の 中 での 役 割 を 共 有 できていない 業 務 に 関 して 気 軽 に 具 体 的 な 相 談 できる 同 期 がいない 悩 みの 相 談 をまともに 聞 いてくれない 同 期 が 二 人 しかいなかったため 新 入 社 員 レベルで 相 談 できる 相 手 がいなかった( 自 分 下 水 道 同 期 上 水 道 ) 身 近 な 先 輩 がいない 相 手 が 理 解 している と 想 定 して 説 明 するので 話 の 内 容 を 聞 き 返 せない 発 注 者 や 上 司 に 対 してうまく 会 話 が 行 えない 客 先 から 質 問 があったとき 上 司 が 不 在 で 対 応 に 困 った( 特 に 工 事 発 注 の 現 場 からの 質 問 で 該 当 質 疑 が 解 決 するまで 現 場 にとまっているような 状 況 ) 周 りの 先 輩 がとても 忙 しそうにしていると 質 問 が 気 軽 に 出 来 ない 上 司 先 輩 社 員 と 個 人 面 談 する 機 会 が 少 ない 我 々 設 計 者 から 発 注 者 を 通 して 工 事 業 者 へ 連 絡 した 際 の 意 図 の 伝 わらなさ(タブーではあ るが 直 接 工 事 業 者 と 連 絡 を 取 るときもある) 発 注 者 の 要 望 が 不 透 明 である 組 織 対 応 組 織 としての 相 談 窓 口 ( 外 部 内 部 )を 設 ける 前 後 の 業 務 との 関 わ り 合 いの 意 識 をも つ( 特 に 随 契 の 場 合 など) 定 期 的 に 上 司 と 面 談 4

図 -1 KJ 法 を 用 いたアウトプット <チーム: 時 間 ギリギリ> 情 報 共 有 の 不 足 知 識 不 足 専 門 用 語 の 理 解 が 足 らず 話 すのが 怖 い 基 本 的 な 用 語 の 意 味 定 義 を 確 認 できていない 質 問 すべき 内 容 が 浮 かばない 自 分 の 立 場 役 割 飲 み 会 ( 酒 あり)での 立 ち 回 り 方 作 業 の 目 的 業 務 全 体 の 中 での 役 割 を 共 有 できていない PDF 図 面 をメールで 送 付 して 電 話 で 客 先 とのやり 取 りを 行 ったが 面 と 向 かって 打 ち 合 わせしないと 伝 わらず 誤 った 解 釈 を 与 えるケー スがある 新 入 社 員 から 受 け 取 った 電 話 メモ( 比 較 的 長 文 のことづて)が 客 先 の 真 意 を 捉 えておらず 後 日 の 電 話 で 誤 解 が 生 じた あるいは 自 分 がそうしたかも 隣 の 課 がどんな 仕 事 をしているのか 分 らない 上 司 が 客 先 協 力 会 社 とどんな 連 絡 を 取 っているのか 分 らない(メ ール 電 話 の 内 容 ) 相 談 相 手 上 司 とのコミュニケーション 発 注 者 や 上 司 に 対 してうまく 会 話 が 行 えない 客 先 から 質 問 があったとき 上 司 が 不 在 で 対 応 に 困 っ た( 特 に 工 事 発 注 の 現 場 からの 質 問 で 該 当 質 疑 が 解 決 するまで 現 場 にとまっているような 状 況 ) 周 りの 先 輩 がとても 忙 しそうにしていると 質 問 が 気 軽 に 出 来 ない 上 司 先 輩 社 員 と 個 人 面 談 する 機 会 が 少 ない パワハラ 度 を 超 えた 暴 言 を 出 される 客 先 からの 一 方 的 な 要 求 自 分 と 考 えが 合 わないと 圧 力 で 自 分 の 意 見 が 正 しい と 言 わせる 態 度 業 務 に 関 して 気 軽 に 具 体 的 な 相 談 できる 同 期 がいない 悩 みの 相 談 をまともに 聞 いてくれない 同 期 が 二 人 しかいなかったため 新 入 社 員 レベルで 相 談 で きる 相 手 がいなかった( 自 分 下 水 道 同 期 上 水 道 ) 身 近 な 先 輩 がいない 相 手 が 理 解 している と 想 定 して 説 明 するので 話 の 内 容 を 聞 き 返 せない 客 先 とのコミュニケーション 我 々 設 計 者 から 発 注 者 を 通 して 工 事 業 者 へ 連 絡 した 際 の 意 図 の 伝 わらなさ(タブーではあるが 直 接 工 事 業 者 と 連 絡 を 取 るときも ある) 発 注 者 の 要 望 が 不 透 明 である 解 決 策 既 存 資 料 に 目 を 通 す 自 分 の 持 つ 情 報 を 更 新 さ せる 毎 に 発 信 分 らない 事 項 を 明 確 にし ておく(メモ 復 唱 など) 組 織 としての 相 談 窓 口 ( 外 部 内 部 )を 設 ける 前 後 の 業 務 との 関 わり 合 いの 意 識 をもつ( 特 に 随 契 の 場 合 など) 定 期 的 に 上 司 と 面 談 5

チーム:ツーリング 表 -2 グループディスカッションの 成 果 タイトル ( 右 記 意 見 内 容 の 見 出 し) 組 織 個 人 時 間 不 足 担 当 者 同 士 でのコミ ュニケーションが 図 られていない 社 内 でのコミュニケ ーションが 不 足 して いる 個 人 のコミュニケー ション 能 力 が 不 足 し ている 個 人 の 知 識 不 足 によ り 他 とのコミュニケ ーションが 図 れない 意 見 内 訳 自 分 の 行 っている 業 務 以 外 についての 内 容 が 分 らない( 意 見 交 換 の 場 がない) 業 務 の 中 で 出 た 課 題 の 共 有 が 上 司 とできていない 担 当 業 務 以 外 の 業 務 の 把 握 が 出 来 ていないので 何 かあったときの 対 応 が 出 来 ない 照 査 チェック 不 足 を 感 じる 提 出 時 に 不 安 が 残 る 先 輩 との 歳 が 大 きく 離 れているため 気 軽 に 質 問 会 話 することができない やたら 忙 しそうにしている 先 輩 に( 気 軽 に) 質 問 ができない 上 司 とのコミュニケーションの 場 が 少 ない( 昼 夜 含 め) 先 輩 や 上 司 と 会 話 する 際 言 葉 使 いが 上 手 くできない 上 司 が 忙 しく 気 軽 に 質 問 が 出 来 ない 雰 囲 気 がある 他 部 所 との 交 流 が 少 なく 専 門 外 の 質 問 がしづらい 入 社 半 年 で あまり 挨 拶 を 交 わさない 人 というのが 出 来 てしまっている( 席 が 近 いのに) 関 西 人 丸 出 しの 方 が 少 し 怖 い 野 球 やっているときに 叱 られるのが 割 りと 怖 い 初 対 面 となる 方 と 上 手 に 話 すことができなくなる 先 輩 方 が 残 っている 中 堂 々と 先 に 帰 れない 知 識 が 少 ないため 上 司 との 打 ち 合 わせ( 相 談 ) 時 において 意 見 の 交 換 ができていない 会 社 から 上 司 先 輩 との 力 量 の 差 があるのに 作 業 時 間 等 について 注 意 を 受 けること 仕 事 の 話 をしている 際 分 らないことが 多 すぎると 全 て 質 問 できない 基 本 的 ( 基 礎 )なことが 質 問 しづらい 時 間 に 追 われて 作 業 を 進 めることがあり 成 果 主 義 を 実 行 できない 社 内 の 事 務 処 理 に 時 間 を 取 られる 個 人 対 応 経 験 をつむ 勉 強 をする 効 率 化 自 分 たちが 導 き 出 した 解 決 策 組 織 対 応 社 内 協 議 の 場 を 設 け る 飲 み 会 6

図 -2 KJ 法 を 用 いたアウトプット <チーム:ツーリング> 組 織 担 当 者 同 士 でのコミュニケーションが 図 られていない 自 分 の 行 っている 業 務 以 外 についての 内 容 が 分 ら ない( 意 見 交 換 の 場 がない) 業 務 の 中 で 出 た 課 題 の 共 有 が 上 司 とできていない 担 当 業 務 以 外 の 業 務 の 把 握 が 出 来 ていないので 何 かあったときの 対 応 が 出 来 ない 照 査 チェック 不 足 を 感 じる 提 出 時 に 不 安 が 残 る 社 内 でのコミュニケーションが 不 足 している 先 輩 との 歳 が 大 きく 離 れているため 気 軽 に 質 問 会 話 するこ とができない やたら 忙 しそうにしている 先 輩 に( 気 軽 に) 質 問 ができない 上 司 とのコミュニケーションの 場 が 少 ない( 昼 夜 含 め) 先 輩 や 上 司 と 会 話 する 際 言 葉 使 いが 上 手 くできない 上 司 が 忙 しく 気 軽 に 質 問 が 出 来 ない 雰 囲 気 がある 他 部 所 との 交 流 が 少 なく 専 門 外 の 質 問 がしづらい 時 間 不 足 時 間 に 追 われて 作 業 を 進 めることがあ り 成 果 主 義 を 実 行 できない 社 内 の 事 務 処 理 に 時 間 を 取 られる 個 人 個 人 のコミュニケーション 能 力 が 不 足 している 入 社 半 年 で あまり 挨 拶 を 交 わさない 人 という のが 出 来 てしまっている( 席 が 近 いのに) 関 西 人 丸 出 しの 方 が 少 し 怖 い 野 球 やっているときに 叱 られるのが 割 りと 怖 い 初 対 面 となる 方 と 上 手 に 話 すことができなくなる 先 輩 方 が 残 っている 中 堂 々と 先 に 帰 れない 個 人 の 知 識 不 足 により 他 とのコミュニケーションが 図 れない 知 識 が 少 ないため 上 司 との 打 ち 合 わせ( 相 談 ) 時 におい て 意 見 の 交 換 ができていない 会 社 から 上 司 先 輩 との 力 量 の 差 があるのに 作 業 時 間 等 について 注 意 を 受 けること 仕 事 の 話 をしている 際 分 らないことが 多 すぎると 全 て 質 問 できない 基 本 的 ( 基 礎 )なことが 質 問 しづらい 解 決 策 経 験 をつむ 勉 強 をする 効 率 化 社 内 協 議 の 場 を 設 ける 飲 み 会 7

チーム:ギャップ 表 -3 グループディスカッションの 成 果 タイトル ( 右 記 意 見 内 容 の 見 出 し) 意 見 内 訳 理 解 力 不 足 お 互 いの 会 話 内 容 の 理 解 力 が 見 えないことがある 一 度 に 聞 く 情 報 が 多 すぎる( 脱 線 が 多 い?) 悩 み 知 識 不 足 技 術 的 な 部 分 でまだ 不 足 しており 対 応 が 困 難 となる 先 輩 の 使 っている 単 語 が 分 らないことがよくある 会 話 能 力 不 足 年 末 年 度 末 の 飲 み 会 くらいしか 一 緒 に 夜 に 飲 みに 行 く 機 会 がない( 会 社 の 先 輩 ) 相 手 上 司 が 勝 手 にいなくなる 雑 談 ばかりで 本 題 が 後 回 しにされることが 多 い 自 分 依 頼 を 断 れない お 客 さんのボケに 対 応 できない 空 返 事 をする 業 務 以 外 の 話 になると 言 葉 が 詰 まってしまう 情 報 共 有 不 足 社 外 前 回 の 内 容 と 異 なることがある 協 力 会 社 の 打 ち 合 わせ 連 絡 をしてくるのが 遅 い 発 注 者 との 意 思 疎 通 ができていない 社 内 情 報 共 有 が 出 来 ていない 担 当 者 2 人 お 互 い 言 葉 足 らず 不 満 上 司 に 現 状 の 説 明 を 伝 えられているか 先 輩 が 忙 しすぎて 質 問 を 後 回 しにされることが 多 い チーム 体 制 担 当 者 不 在 時 顧 客 からの 問 い 合 わせに 対 応 できない 問 題 各 自 で 資 料 を 作 ったままで 説 明 の 機 会 がない チーム 性 が 確 立 されすぎていて 担 当 者 が 不 在 の 時 に 対 応 できない 指 示 系 統 が 複 雑 の 場 合 個 人 対 応 勉 強 する 積 極 的 に 話 す 自 分 たちが 導 き 出 した 解 決 策 組 織 対 応 こまめに 連 絡 を 取 る ホウレンソウの 徹 底 8

図 -3 KJ 法 を 用 いたアウトプット <チーム:ギャップ> 理 解 力 不 足 お 互 いの 会 話 内 容 の 理 解 力 が 見 えないことがある 一 度 に 聞 く 情 報 が 多 すぎる( 脱 線 が 多 い?) 悩 み コミュニケーション 不 足 解 決 策 勉 強 する 知 識 不 足 積 極 的 に 話 す 技 術 的 な 部 分 でまだ 不 足 しており 対 応 が 困 難 となる 先 輩 の 使 っている 単 語 が 分 らないことがよくある こまめに 連 絡 を 取 る ホウレンソウの 徹 底 会 話 能 力 不 足 情 報 共 有 不 足 社 内 相 手 自 分 社 外 チーム 体 制 上 司 が 勝 手 にいなく なる 雑 談 ばかりで 本 題 が 後 回 しにされること が 多 い 年 末 年 度 末 の 飲 み 会 くらいしか 一 緒 に 夜 に 飲 みに 行 く 機 会 が ない( 会 社 の 先 輩 ) 依 頼 を 断 れない お 客 さんのボケに 対 応 できない 空 返 事 をする 業 務 以 外 の 話 になる と 言 葉 が 詰 まってし まう 前 回 の 内 容 と 異 なる ことがある 協 力 会 社 の 打 ち 合 わ せ 連 絡 をしてくるの が 遅 い 発 注 者 との 意 思 疎 通 ができていない 担 当 者 不 在 時 顧 客 からの 問 い 合 わせに 対 応 できない( 問 題 ) 各 自 で 資 料 を 作 った ままで 説 明 の 機 会 が ない チーム 性 が 確 立 され すぎていて 担 当 者 が 不 在 の 時 に 対 応 で きない 指 示 系 統 が 複 雑 の 場 合 情 報 共 有 が 出 来 ていな い 担 当 者 2 人 お 互 い 言 葉 足 らず( 不 満 ) 上 司 に 現 状 の 説 明 を 伝 えられているか 先 輩 が 忙 しすぎて 質 問 を 後 回 しにされること が 多 い 9

チーム:ドラゴン 表 -4 グループディスカッションの 成 果 タイトル 意 見 内 訳 自 分 たちが 導 き 出 した 解 決 策 ( 右 記 意 見 内 容 の 見 出 し) 個 人 対 応 組 織 対 応 給 与 関 係 本 当 にこのままで 良 いのか?( 会 社 方 針 給 与 の 不 満 ) 悩 んでいる 転 職 無 駄 に 残 業 している 人 が 多 い( 給 与 ドロボ-) 困 っている 業 務 量 作 業 する 時 間 に 追 われてコミュニケーションを 図 る 時 間 がない 効 率 的 な 仕 事 業 務 量 が 多 いため 外 出 が 多 くコミュニケーションを 図 る 時 間 がない 上 司 に 自 分 の 力 量 以 上 のものを 求 めてくる 困 っている 給 与 とその 人 の 仕 事 量 のバランスがあまりにもおかしい 不 満 に 思 っている コミュニケーション 気 軽 に 話 せる 人 がいない 転 職 支 社 の 社 員 とコミュニケーションを 図 る 機 会 がない 同 期 年 の 近 い 先 輩 がいないので 気 軽 に 話 せない 年 の 近 い 先 輩 がいないので 気 軽 に 質 問 ができない 年 の 近 い 先 輩 がいないので 気 軽 に 相 談 できない 困 っている 何 を 話 してよいか 分 らない 飲 み 関 係 内 気 な 人 が 多 いのか 飲 みに 誘 っても 断 られる もしくは 誘 ってこない 問 題 だと 感 じて いる 人 員 問 題 若 手 が 足 りない 雇 用 人 間 性 話 が 脱 線 しやすい 思 いつきで 指 示 される 前 と 言 っていることが 違 う 外 出 する 際 帰 社 予 定 時 間 を 言 わない 上 司 ネタ 上 司 が 適 時 必 要 な 情 報 を 流 してくれない 上 司 によって 話 が 違 うとき 有 仕 事 をしている 上 司 に 話 しかけにくい 休 日 も 働 かせる 空 気 を 上 司 に 作 られる 不 満 聞 いていないことを 上 司 に 求 められる 話 をするタイミングがつかみにくい 上 司 に 自 分 の 意 見 を 言 いづらい いまいち 理 解 できなかったことを 再 度 聞 きにくい 仕 事 の 細 かい 内 容 をいちいち 聞 くのは 悪 い 気 がして 聞 きに 行 きにくい 上 司 に 不 満 があっても 言 えない 管 理 技 術 者 が 初 回 打 ち 合 わせ 以 降 ほぼノータッチ 困 っている 問 題 だと 感 じる 起 業 10

図 -4 KJ 法 を 用 いたアウトプット <チーム:ドラゴン> 給 与 関 係 解 決 策 転 職 本 当 にこのままで 良 いのか?( 会 社 方 針 給 与 等 の 不 満 ) 悩 ん でいる 無 駄 に 残 業 している 人 が 多 い( 給 与 ドロボ-) 困 っている 飲 み 関 係 内 気 な 人 が 多 いのか 飲 みに 誘 って も 断 られる もしくは 誘 ってこな い 問 題 だと 感 じている 人 間 性 話 が 脱 線 しやすい 思 いつきで 指 示 される 前 と 言 っていることが 違 う 外 出 する 際 帰 社 予 定 時 間 を 言 わない 業 務 量 作 業 する 時 間 に 追 われてコミュニケーションを 図 る 時 間 がない 業 務 量 が 多 いため 外 出 が 多 くコミュニケーションを 図 る 時 間 がない 上 司 に 自 分 の 力 量 以 上 のものを 求 めてくる 困 っている 効 率 的 な 仕 事 給 与 とその 人 の 仕 事 量 のバランスがあまりにもおかしい 不 満 に 思 っている コミュニケーション 解 決 策 効 率 的 な 仕 事 解 決 策 転 職 気 軽 に 話 せる 人 がいない 支 社 の 社 員 とコミュニケーションを 図 る 機 会 がない 同 期 年 の 近 い 先 輩 がいないので 気 軽 に 話 せない 年 の 近 い 先 輩 がいないので 気 軽 に 質 問 ができない 年 の 近 い 先 輩 がいないので 気 軽 に 相 談 できない< 困 っている> 何 を 話 してよいか 分 らない 解 決 策 人 員 問 題 雇 用 若 手 が 足 りない 上 司 ネタ 解 決 策 起 業 上 司 が 適 時 必 要 な 情 報 を 流 してくれない 上 司 によって 話 が 違 うとき 有 仕 事 をしている 上 司 に 話 しかけにくい 休 日 も 働 かせる 空 気 を 上 司 に 作 られる 不 満 聞 いていないことを 上 司 に 求 められる 話 をするタイミングがつかみにくい 上 司 に 自 分 の 意 見 を 言 いづらい いまいち 理 解 できなかったことを 再 度 聞 き にくい 仕 事 の 細 かい 内 容 をいちいち 聞 くのは 悪 い 気 がして 聞 きに 行 きにくい 上 司 に 不 満 があっても 言 えない 管 理 技 術 者 が 初 回 打 ち 合 わせ 以 降 ほぼノ ータッチ 困 っている 問 題 だと 感 じる 11

< 参 考 資 料 > 12

若 手 社 員 研 修 会 アンケート 平 成 20 年 から 始 めた 若 手 社 員 研 修 会 は 今 回 で 3 回 目 となります 平 成 22 年 度 若 手 社 員 研 修 会 は 11 月 24 日 に 開 催 されました 23 名 ( 前 回 13 名 )の 参 加 申 込 があり 21 名 が 出 席 ( 前 回 欠 席 0) 講 師 と 関 係 者 7 名 を 含 めて 総 勢 28 名 ( 前 回 24 名 )での 研 修 会 となりました アンケートは 参 加 者 全 員 に 実 施 し 20 名 から 回 答 を 得 ました 出 席 率 は 91%( 前 回 100%) アンケートの 回 答 率 は 95%( 前 回 92%)です 1. 部 門 について 会 社 における 実 務 の 専 門 分 野 を 質 問 したところ 表 -1のとおりとなっています 例 年 同 様 に 下 水 道 関 係 が 一 番 多 くなっていますが 参 加 のほとんどを 占 めた 前 回 に 比 べて 25 ポイント 減 少 し かわりに 前 回 0 だった 上 水 道 関 係 が 25%と 増 加 していま す 表 -1 専 門 部 門 区 分 人 数 ( 人 ) 比 率 (%) 前 回 (%) 上 水 道 関 係 5 25 0 下 水 道 関 係 10 50 75 上 水 下 水 の 両 方 5 25 17 そ の 他 0 0 0 無 回 答 0 0 0 合 計 20 100 100 13

2. 経 験 年 数 について 経 験 年 数 を 質 問 し 5 年 毎 の 階 層 に 集 計 したものを 表 -2 に 示 します 若 手 社 員 研 修 会 だけに 5 年 までの 層 が 100%( 前 回 84%)となりました 5 年 までの 階 層 が 最 多 なのは 例 年 と 同 様 ですが 100%となったのは 今 回 が 初 めてです 表 -2 経 験 年 数 区 分 人 数 ( 人 ) 比 率 (%) 前 回 (%) 0 年 ~5 年 20 100 84 6 年 ~10 年 0 0 8 11 年 ~15 年 0 0 0 16 年 以 上 0 0 0 無 回 答 0 0 8 合 計 20 100 100 3. 研 修 会 に 参 加 した 動 機 について 研 修 会 に 参 加 した 動 機 を 質 問 したところ 表 -3の 結 果 となりました 自 発 的 に が1 名 で 19 名 が 上 司 に 勧 められて と 答 えています 表 -3 研 修 会 に 参 加 した 動 機 区 分 人 数 ( 人 ) 比 率 (%) 前 回 (%) 自 発 的 に 1 5 0 上 司 に 勧 められて 19 95 100 そ の 他 0 0 0 無 回 答 0 0 0 合 計 20 100 100 14

4. 研 修 会 に 参 加 した 印 象 について 今 回 の 研 修 会 に 参 加 する 前 の 印 象 と 参 加 後 の 印 象 を 質 問 したところ 表 -4の 結 果 と なりました 役 に 立 つと 感 じた が 一 番 多 く 50%でした 非 常 に 役 立 つので 実 践 したい と 合 わせると 95%となります その 他 の 1 名 は おもしろかったが 今 回 の 経 験 がどう 役 立 つかは 正 直 少 しわ からない と 答 えています 表 -4 参 加 した 印 象 区 分 人 数 ( 人 ) 比 率 (%) 非 常 に 役 立 つので 実 践 したい 9 45 役 に 立 つと 感 じた 10 50 すでに 実 践 していて 参 考 にならなかった 0 0 全 く 参 考 にならなかった 0 0 そ の 他 1 5 無 回 答 0 0 合 計 20 100 5. 今 後 の 研 修 方 式 について 今 後 若 手 研 修 会 で 実 施 してほしい 研 修 方 式 について 質 問 した 結 果 を 表 -5に 示 し ます 課 題 討 議 方 式 が 一 番 多 く 49%でした 次 いで 講 義 方 式 と 役 割 演 技 方 式 が 同 率 で 17%という 結 果 となりました また 複 数 回 答 した 人 が 3 名 いたため 合 計 が 23 になっています 表 -5 次 回 の 参 加 について 区 分 人 数 ( 人 ) 比 率 (%) 講 義 方 式 4 17 理 解 促 進 演 習 方 式 3 13 課 題 討 議 方 式 11 49 役 割 演 技 方 式 4 17 無 回 答 1 4 合 計 23 100 15

6. 今 後 若 手 研 修 会 で 取 り 上 げてほしいテーマ 8 名 の 人 が 書 いています 以 下 に 全 てを 転 記 します ビジネスマナー 関 係 コミュニケーション 力 社 会 人 で 必 要 なこと(コミュニケーション マナー) 問 題 解 決 手 法 役 所 が 議 会 で 予 算 決 定 してから 設 計 を 発 注 するまでの 流 れを コンサルタ ントが 読 み 取 って 対 応 すべき 事 項 会 社 とは 業 務 の 効 率 化 上 下 水 道 業 界 の 現 状 と 今 後 について 技 術 コンサルとしてのキャリアプラン 自 治 体 から 推 薦 してくれる 先 輩 社 員 たちとの 交 流 会 講 習 会 各 会 社 での 仕 事 のやり 方 例 個 人 で 全 て 行 うのか 部 署 ごとに 分 けて 行 うの か 7.ご 意 見 ご 希 望 気 づいた 点 など 4 名 の 人 が 書 いています 以 下 に 全 てを 転 記 します 水 コン 協 で 開 催 しているイベント 講 習 会 のアナウンス 等 があればして 頂 きたい ( 下 水 3 年 役 立 つ) 先 輩 社 員 の 失 敗 事 例 集 や その 後 の 改 善 対 策 具 体 的 にとった 行 動 等 を 紹 介 して 頂 きたいです ( 上 下 2 年 無 回 答 ) グループで 討 論 するという 新 鮮 なことを 行 って 新 しい 知 識 や 意 識 の 向 上 を 得 られた ( 下 水 0.5 年 非 常 に 役 立 つ) 今 後 もこういう 機 会 を 設 けていただきたいです 昨 年 から さらに 良 くな っているように 感 じました ( 上 水 2 年 役 立 つ) 以 上 16