Microsoft Word - 1501 Motercycle Market.doc



Similar documents
<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382CC8EE582C893E09765>

(Microsoft PowerPoint _\221\34610\211\361\330\330\260\275\227p\216\221\227\277.ppt [\214\335\212\267\203\202\201[\203h])

事 業 概 要 利 用 時 間 休 館 日 使 用 方 法 使 用 料 施 設 を 取 り 巻 く 状 況 や 課 題 < 松 山 駅 前 駐 輪 場 > JR 松 山 駅 を 利 用 する 人 の 自 転 車 原 付 を 収 容 する 施 設 として 設 置 され 有 料 駐 輪 場 の 利 用

<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

1. 手 続 の 流 れ( 補 助 金 の 申 請 から 受 け 取 りまで) 加 美 町 申 請 者 受 付 審 査 補 助 金 交 付 申 請 書 ( 様 式 第 1 号 ) 申 請 交 付 決 定 申 込 順 に 予 算 の 範 囲 内 で 決 定 します 交 付 決 定 通 知 書 ( 様

消 費 ~ 軽 減 率 消 費 の 軽 減 率 制 度 が 消 費 率 10% 時 に 導 入 することとされています 平 成 26 年 4 月 1 日 平 成 27 年 10 月 1 日 ( 予 定 ) 消 費 率 5% 消 費 率 8% 消 費 率 10% 軽 減 率 の 導 入 平 成 26

第 40 回 中 央 近 代 化 基 金 補 完 融 資 推 薦 申 込 み 公 募 要 綱 1 公 募 推 薦 総 枠 30 億 円 一 般 物 流 効 率 化 促 進 中 小 企 業 高 度 化 資 金 貸 付 対 象 事 業 の 合 計 枠 2 公 募 期 間 平 成 28 年 6 月 20

Microsoft PowerPoint 資料6 技術基準.ppt [互換モード]

<4D F736F F D2091E F18CB48D C481698E7B90DD8F9590AC89DB816A2E646F63>

Microsoft Word 消費税HP(案)

第三十六号の二様式(第五条関係)(A4)


[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

【報告書】H24スマコミ実証実験.doc

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

1. 売 上 高 と 利 益 の 状 況 (つづき) 売 上 高 営 業 利 益 率 は1.9%( 前 年 度 差.2%ポイント 上 昇 ) 売 上 高 経 常 利 益 率 は2.6%( 同.3% ポイント 上 昇 ) 売 上 高 当 期 純 利 益 率 は1.%( 同 1.%ポイント 上 昇 )

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

主要生活道路について

【 新 車 】 新聞・チラシ広告における規約遵守状況調査結果

電 気 自 動 車 等 : 電 気 自 動 車 天 然 ガス 自 動 車 (H21 年 排 出 ガス 10% 以 上 低 減 ) ガソリン 車 ハイブリッド 車 はいずれも 平 成 17 年 排 出 ガス 基 準 75% 低 減 達 成 車 ( )に 限 ります 各 燃 費 基 準 の 達 成 状

資料3 家電エコポイント制度の政策効果等について

スライド 1

景況調査集計結果の概要

資料2 年金制度等について(山下委員提出資料)

我 が 国 の 経 済 雇 用 を 支 える 自 動 車 産 業 自 動 車 産 業 は 広 範 な 関 連 産 業 を 持 ち 日 本 経 済 や 雇 用 確 保 に 大 きく 貢 献 する 基 幹 産 業 である 自 動 車 関 連 : 547 万 人 (8.7%) 就 業 人 口 うち 製 造

<4D F736F F D2090BC8BBB959491BA8F5A91EE8A C52E646F63>

1 書 誌 作 成 機 能 (NACSIS-CAT)の 軽 量 化 合 理 化 電 子 情 報 資 源 への 適 切 な 対 応 のための 資 源 ( 人 的 資 源,システム 資 源, 経 費 を 含 む) の 確 保 のために, 書 誌 作 成 と 書 誌 管 理 作 業 の 軽 量 化 を 図

ニュースリリース

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

(4) 運 転 する 学 校 職 員 が 交 通 事 故 を 起 こし 若 しくは 交 通 法 規 に 違 反 したことにより 刑 法 ( 明 治 40 年 法 律 第 45 号 ) 若 しくは 道 路 交 通 法 に 基 づく 刑 罰 を 科 せられてから1 年 を 経 過 していない 場 合 同

<4D F736F F D C689D789B582B581698AAE90AC92CA926D816A2E646F63>

スライド 1

■認知症高齢者の状況

< 目 次 > 1 軽 四 輪 車 等 に 係 る 税 率 引 上 げ Q1 1 軽 四 輪 車 等 についてなぜ 標 準 税 率 を 引 き 上 げることにしたのですか? 3 Q1 2 自 家 用 乗 用 車 については 税 率 を 1.5 倍 に 引 き 上 げ それ 以 外 ( 貨 物 用 営

●電力自由化推進法案

置 を 講 ずること 2 資 本 金 等 の 額 が 資 本 金 + 資 本 準 備 金 を 下 回 る 場 合 には 資 本 金 + 資 本 準 備 金 をもとに 判 断 すること とされたことにより 関 係 条 例 を 改 正 するもの (2) 住 宅 借 入 金 等 特 別 税 額 控 除 (

4. 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 特 例 の 延 長 長 期 優 良 住 宅 に 係 る 以 下 の 特 例 措 置 の 適 用 期 限 ( 平 成 28 年 3 月 31 日 )を 延 長 する 1 登 録 免 許 税 の 特 例 ( 所 有 権 の 保 存 登 記 : 本 則 0.4%

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に


Microsoft Word - 都市計画法第34条第11号及び第12号

これまでの 課 題 の 検 討 状 況 の 整 理 地 震 保 険 制 度 に 関 するプロジェクトチーム 報 告 書 ( 平 成 24 年 11 月 30 日 ) ( 附 属 物 の 損 害 査 定 ) 地 震 保 険 においては 迅 速 性 の 観 点 から 主 要 構 造 部 を 対 象 とし

別添2             入札説明書例                      (電子入札用)

Microsoft Word - 07②-2 補足説明資料1.docx

Microsoft Word - 資料3(用途)

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 現 況 ( 平 成 22 1 号 給 の 給 料 月 額 137,9 188,9 226,7 266,4 294,3 最 高 号 給 の 給 料 月 額 247,9 314,9 362,8 399,9 415,1 ( 注 ) 給 料 月 額 は 給 与 抑 制

1 狭 あい 道 路 等 整 備 事 業 について 1-1 はじめに 私 たちが 安 心 して 安 全 に 暮 らしていくうえで, 道 は 重 要 な 役 割 を 担 っています しかし, 道 が 狭 いと, 日 照 通 風 等 の 確 保 が 難 しいといった 住 環 境 の 面 だけでなく, 災

東京都立産業技術高等専門学校

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

Microsoft Word 運営方針(本編)

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

スライド 1


その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

Microsoft Word - jigyoukeikakusho.docx

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

4 参 加 資 格 要 件 本 提 案 への 参 加 予 定 者 は 以 下 の 条 件 を 全 て 満 たすこと 1 地 方 自 治 法 施 行 令 ( 昭 和 22 年 政 令 第 16 号 ) 第 167 条 の4 第 1 項 各 号 の 規 定 に 該 当 しない 者 であること 2 会 社

京成成田駅東口地区地区計画運用基準

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

就 学 前 教 育 保 育 の 実 施 状 況 ( 平 成 23 年 度 ) 3 歳 以 上 児 の 多 く(4 歳 以 上 児 はほとんど)が 保 育 所 又 は 幼 稚 園 に 入 所 3 歳 未 満 児 (0~2 歳 児 )で 保 育 所 に 入 所 している 割 合 は 約 2 割 就 学

<4D F736F F F696E74202D D382E982B382C68AF1958D8BE090A C98AD682B782E B83678C8B89CA81698CF6955C A2E >

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

第25回税制調査会 総25-2

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

総合評価点算定基準(簡易型建築・電気・管工事)

(5) 事 業 者 等 自 転 車 及 び 自 動 車 の 製 造 輸 入 販 売 又 は 修 理 を 業 として 行 っている 者 及 びそ れらの 者 の 団 体 並 びにその 他 の 事 業 者 をいう (6) 所 有 者 等 自 動 車 の 所 有 権 占 有 権 若 しくは 使 用 権 を

<4D F736F F D B83578F4390B E797748CA E88E68E7792E88AEE8F805F48508C668DDA95AA816A E646F63>

<4D F736F F F696E74202D E9197BF825381A68DC48DB782B591D682A694C5817A938C93FA967B91E5906B8DD082F08F8482E991CE899E82C982C282A282C F82528DB782B591D682A6816A>

消 防 庁 危 険 物 保 安 室 殿 ドラム 缶 に 係 る 可 燃 性 蒸 気 対 流 シミュレーション 分 析 業 務 成 果 報 告 書 2013 年 1 月 アドバンスソフト 株 式 会 社

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 ( 単 位 : 円 ) 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 185,8 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 413,

社会保険加入促進計画に盛込むべき内容

6. 共 有 等 に 係 る 固 定 資 産 の 判 定 3 共 有 に 係 る 固 定 資 産 については それぞれの 共 有 者 が 他 に 固 定 資 産 を 所 有 している 場 合 であっても その 資 産 とは 別 個 に 共 有 されている 固 定 資 産 を 別 の 人 格 が 所

2. 住 宅 の 建 て 方 構 造 中 野 区 と 23 区 の 住 宅 の 建 て 方 構 造 階 級 別 の 住 宅 割 合 ( 平 成 15 年 住 宅 土 地 統 計 調 査 ) 中 野 区 中 野 区 23 区 平 均 23 区 平 均 木 造 防 火 木 造 非 木 造 木 造 防 火

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

説 明 内 容 料 金 の 算 定 期 間 と 請 求 の 単 位 について 分 散 検 針 制 日 程 等 別 料 金 料 金 の 算 定 期 間 と 支 払 義 務 発 生 日 日 程 等 別 料 金 の 請 求 スケジュール 料 金 のお 支 払 い 方 法 その 他 各 種 料 金 支 払

納品労働者アンケート結果_0331納品版

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

の 処 理 であり 費 用 計 上 の 際 に 現 金 の 支 出 は 伴 いません 資 本 的 収 入 支 出 資 本 的 収 支 とは 公 営 企 業 の 将 来 の 経 営 活 動 に 備 えて 行 う 建 設 改 良 費 や 建 設 改 良 に 係 る 企 業 債 償 還 金 などの 投 資

前 年 度 に 比 べて 税 額 が 増 加 する 主 なケース < 土 地 > ア. 課 税 地 目 が 変 わった 前 年 中 に 農 地 から 雑 種 地 ( 駐 車 場 等 )や 宅 地 ( 住 宅 や 店 舗 )へ 変 わると 税 額 が 増 加 します イ. 家 屋 ( 住 宅 や 併

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

一般競争入札について

研 究 開 発 に 係 る 技 術 情 報 源 の 一 つに 学 会 の 研 究 会 資 料 があります 同 じような 研 究 を 行 っている 研 究 者 や その 技 術 の 利 用 に 関 心 を 持 つ 技 術 者 などが 集 まって 情 報 交 換 を 行 う ものです 研 究 会 で 紹

Microsoft Word - Łsfi®”YŠ¬™Ê‰Æ.doc

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

第三十六号の三様式(第六条関係)(A4)

企 業 の 採 用 予 定 数 採 用 予 定 数 は 増 やす と 回 答 した 企 業 が 減 らす と 回 答 した 企 業 を3 年 連 続 上 回 り 採 用 は 増 加 傾 向 にある 特 に 非 上 場 非 製 造 において 採 用 数 を 増 やす と 回 答 する 割 合 が 大

Transcription:

平 成 27 年 2 月 10 日 パリ 産 業 情 報 センター 舛 田 崇 一 般 調 査 報 告 書 欧 州 におけるオートバイ 市 場 について パリ 市 内 の 通 りは 建 物 への 入 り 口 を 除 き 殆 どが 駐 車 場 となっていますが 一 部 は 自 転 車 とオートバイの 駐 輪 場 となっていて 一 つ の 通 りに 対 し 4,5 箇 所 もの 駐 輪 スペースが あります 自 動 車 を 駐 車 する 場 合 には 有 料 で すが 自 転 車 やオートバイの 場 合 は 無 料 です ので 他 の 街 に 比 べると フランスは 自 転 車 やオートバイがとても 多 いと 思 います それ 以 外 の 運 転 等 の 法 規 制 でもオートバイのメリ ットはたくさんあり フランスのオートバイ 市 場 は 最 近 欧 州 では 最 も 大 きなものとなっ ています 事 務 所 前 の 通 りのオートバイ 駐 輪 場 (この 通 りに 4 か 所 ) 欧 州 のオートバイ 市 場 については 一 時 の 爆 発 的 な 売 れ 行 きは 過 ぎ マーケットとして は 成 熟 していると 言 えますが 新 興 国 と 異 なるマーケットの 特 徴 があり 欧 州 ならではの 発 展 の 兆 しがうかがえます 今 回 は 欧 州 のオートバイ 市 場 について 報 告 します < 欧 州 各 国 のオートバイ 市 場 の 動 向 > 日 本 のオートバイの 販 売 台 数 は 1980 年 に 237 万 台 まで 上 昇 しました が その 後 は 下 降 が 続 いており 2009 年 の 38 万 台 を 境 として 近 年 は 上 昇 傾 向 にあります 一 方 欧 州 市 場 はイタリア フラン ス スペインが 大 きく 英 国 やドイツ ではあまり 販 売 数 は 多 くありません 90 年 代 はイタリアにおいて 年 間 80 万 台 超 の 販 売 台 数 があり それなりのブ 欧 州 主 要 国 におけるオートバイ 販 売 台 数 ( 万 台 ) ( 欧 州 モーターバイク 協 会 資 料 日 本 自 動 車 工 業 会 資 料 抜 粋 ) ームとなっていましたが 近 年 はフランスの 販 売 台 数 を 下 回 っています 上 のグラフを 見 る 限 り 2013 年 の 販 売 台 数 は 日 本 が 42 万 台 フランスは 25 万 台 であ り 日 本 の 売 れ 行 きが 多 いですが 人 口 比 (フランスは 日 本 のおよそ 半 分 )を 考 えれば フランスのほうが 日 本 よりもオートバイが 普 及 していると 考 えられます また オートバイのサイズ 別 にみた 場 合 欧 州 市 場 の 更 なる 特 色 が 見 えてきます

右 のグラフは 排 気 量 51cc 以 上 のオ ートバイの 販 売 台 数 をグラフ 化 したも のですが 2012 年 まではイタリアやフ ランスのほうが 日 本 より 販 売 台 数 が 多 いということが 分 かると 思 います 日 本 の 場 合 はオートバイ 市 場 の 殆 どは 50cc 以 下 の 原 付 であり 1980 年 は 83% 現 在 でも 60% 程 度 となってい ますが イタリアでは 20% フランス では 40% 程 度 しかありません 前 述 し たように 人 口 は 各 国 とも 日 本 の 半 分 欧 州 主 要 国 におけるオートバイ 販 売 台 数 (51cc 以 上 ) ( 万 台 ) ( 欧 州 モーターバイク 協 会 資 料 日 本 自 動 車 工 業 会 資 料 抜 粋 ) 以 下 ですので フランス イタリア スペインの 三 ヵ 国 は 51cc 以 上 のオートバイがとて も 普 及 していると 思 われます これらの 国 において どうしてこのようにオートバイが 普 及 したのでしょうか < 南 仏 におけるオートバイの 相 対 的 なメリット> まず 第 一 に フランス イタリア スペインに 共 通 した 物 理 的 な 理 由 が 挙 げられます 各 国 とも 市 街 地 の 道 路 が 狭 く 自 動 車 での 運 転 が 面 倒 となっているほか 駐 車 場 所 が 少 な くスペースを 探 すのにも 負 担 がかかります また イタリア ミラノ 等 既 に 自 動 車 の 乗 り 入 れを 規 制 している 都 市 もあり エコパスという 市 街 地 道 路 利 用 料 を 支 払 わないと 罰 金 が 科 せられます 一 方 オートバイは 自 動 車 と 比 較 して ガソリン 代 や 維 持 費 の 負 担 が 少 ないだけでなく 市 街 地 での 駐 車 料 も 不 要 です また ミラノのような 都 市 への 市 街 地 への 乗 り 入 れ 規 制 も 対 象 外 となっています 次 に これまでの 運 転 に 関 する 規 制 についても 日 本 とは 異 なっています 例 えばフラ ンスでは 50cc 以 下 の 原 付 は 14 歳 から 乗 ることができますが 1987 年 12 月 31 日 まで に 生 まれた 人 については 50cc 以 下 の 原 付 に 乗 る 場 合 は 原 付 免 許 は 必 要 ありません(それ 以 降 に 生 まれた 人 は 7 時 間 の 講 習 が 必 要 ) それだけでなく 普 通 自 動 車 運 転 免 許 を 持 っ ている 場 合 は 125cc までのオートバイ スクーターに 乗 ることができます(2011 年 以 降 初 めてオートバイに 乗 る 場 合 は 7 時 間 の 講 習 が 必 要 ) このように 欧 州 では 運 転 規 制 が 比 較 的 に 緩 かった 経 緯 もあり オートバイが 普 及 してきたものと 思 われます また 日 本 の 道 路 運 送 車 両 法 でいう 125cc 以 下 の 原 動 機 付 自 転 車 は 高 速 道 路 や 自 動 車 専 用 道 路 では 運 転 することができませんが 欧 州 連 合 加 盟 国 では 51cc 超 のオートバイは 高 速 道 路 を 通 行 することができます 今 年 からパリの 環 状 線 は 自 動 車 の 最 高 速 度 が 時 速 70km となっていますので 原 付 でも 走 行 可 能 なものと 言 えます また パリ 郊 外 の 高 速 道 路 は 時 速 110km もしくは 130km ですので 原 付 で 走 るのは 危 険 ですが それでも 125cc のオートバイが 普 通 に 走 行 しています なお フランスではオートバイの 座 席 が 2 人 乗 り 仕 様 となっていれば 原 付 でも 2 人 乗 りが 可 能 です 例 えば フランスの 小 学 校 へは 両 親 の 付 き 添 いが 必 須 なのですが お 父 さ んが 原 付 で 子 供 を 小 学 校 まで 乗 せていくのをよく 見 かけることができます

< 欧 州 とフランスのオートバイ 販 売 状 況 > 次 に 欧 州 とフランスの 2013 年 のオートバイの 販 売 モデルのトップテンを 紹 介 します EU 販 売 モデル 別 トップ 10 販 売 台 数 フランス 販 売 モデル 別 トップ 10 BMW R1200GS 1001cc- 21,731 YAMAHA XMAX 125 51-125cc YAMAHA YBR125 51-125cc 12,022 PEUGEOT KISBEE 50-50cc PEUGEOT KISBEE 50-50cc 11,027 PIAGGIO MP3 500 LT 251-500cc VESPA LX 50-50cc 10,776 PIAGGIO ZIP 50 2T -50cc YAMAHA XMAX 125 51-125cc 10,584 KYMCO AGILITY 50-50cc YAMAHA XP500 TMAX 251-500cc 10,543 YAMAHA XP500 TMAX 251-500cc HONDA SH150 126-250cc 10,398 PEUGEOT LUDIX 50-50cc ROMET GY 50-50cc 9,263 VESPA LX 50-50cc HONDA SH300/A 251-500cc 9,176 MBK BOS50SPI -50cc KYMCO AGILITY 50-50cc 7,859 YAMAHA NEO S 4T -50cc ( 欧 州 モーターバイク 協 会 資 料 より 抜 粋 ) まず 2013 年 に 欧 州 で 最 もよく 売 れたオートバイは BMW 社 製 の 大 型 バイクとなって います 実 はこのバイクはドイツでの 販 売 が 顕 著 ですが あまり 他 国 では 売 れているわけ ではありません ドイツでは 500cc 以 上 の 大 型 車 の 売 れ 行 きが 殆 どであり 上 位 10 車 種 のうち 7 車 種 が 500cc 以 上 となっています 市 街 地 でも 道 路 が 広 く 高 速 道 路 網 が 発 達 し ているお 国 柄 ならではであり オートバイが 嗜 好 品 として 購 入 されている 状 況 が 伺 えます そして 特 筆 すべきなのは 欧 州 での 上 位 10 車 種 のうちの 半 分 を ヤマハ ホンダの 日 本 車 で 占 めていることだと 思 います 欧 州 主 要 国 のオートバイの 半 分 以 上 のシェアを 日 本 のメーカーが 占 めていますが その 販 売 上 位 機 種 の 全 てが 500cc 以 下 の 小 中 型 車 種 で あることが 特 徴 と 言 えます 一 方 フランスにおける 販 売 上 位 機 種 は 欧 州 の 状 況 とは 少 し 異 なります 販 売 トップ 車 種 はヤマハの 小 型 オートバイですが トップ 10 のうち 7 車 種 は 原 付 となっています 他 国 においては 原 付 が 売 り 上 げの 上 位 に 殆 ど 入 っていないことから 欧 州 で 販 売 上 位 モ デルとなっている 原 付 は 殆 どフランスで 販 売 されているものと 思 われます また これもフランスの 特 徴 と 言 えるのですが フラ ンスでの 販 売 台 数 が 3 位 のイタリア PIAGGIO 社 の MP3 というオートバイは 右 の 写 真 のとおりの 3 輪 バイ クです フランスの 市 街 地 は 石 畳 の 道 路 が 多 く 雨 が 降 ると 滑 りやすくなることや 市 内 を 通 行 するトラムのわ だち 等 により 二 輪 車 では 走 行 が 安 定 しないため 3 輪 バイクに 人 気 が 集 まるものと 推 測 されます 実 際 にパリ 市 内 で 走 っているバイクの 4,5 台 に 1 台 は 3 輪 バイクで はないかと 思 います PIAGGIO MP3 500 LT このように 欧 州 のオートバイ 市 場 は 国 地 域 によってかなり 売 れ 行 きが 異 なっており マーケットが 複 雑 と 言 えるのではないでしょうか < 欧 州 におけるオートバイの 発 展 > このような 欧 州 におけるオートバイ 市 場 の 状 況 を 踏 まえ 欧 州 では 将 来 のオートバイ 市 場 を 見 据 えたモデルが 続 々と 販 売 されています

(E-Solex) かつて 欧 州 では モペット と 言 われる 原 動 機 付 自 転 車 が 普 及 していました 映 画 アメリ にも 登 場 したこ とで 日 本 でもおしゃれな 乗 り 物 として 人 気 があったと 思 います 中 でもソレックスというモペットは 少 し 変 わ っていて 前 輪 の 上 にあるエンジンのローラーが 回 転 し 直 接 前 輪 を 回 転 させる 仕 組 みとなっていました またペ ダルで 自 転 車 のように 走 行 することもできて まさに 初 期 のエコ 系 乗 り 物 と 言 えると 思 います しかし 1980 年 代 に 走 行 時 でのヘルメットの 着 用 が 義 務 付 けられた 時 点 から モペットの 売 れ 行 きが 低 下 し 製 造 会 社 は 生 産 をハンガリーに 移 すこととなりますが それとは 別 に 2011 年 にパリの 会 社 が 電 動 の 原 動 機 付 自 転 車 E-Solex を 販 売 することとなりました 既 に 日 本 にも 輸 出 されていることから 御 存 知 の 方 もいらっしゃると 思 います この 原 動 機 付 自 転 車 は 有 名 なピニンファリーナがデザインを 担 当 しており 400W の モーターを 後 輪 に 配 置 した 原 付 です 最 高 時 速 は 約 35km 走 行 距 離 は 時 速 25~35 キロ 走 行 で 約 90 分 ( 約 45km)となっています 充 電 時 間 は 4 時 間 で 約 70% 100% 充 電 に は 8 時 間 が 必 要 とのことです なお 往 年 のソレックスと 同 様 前 輪 の 上 には エンジン の 形 に 似 たものが 付 いていますが これは 単 なる 荷 物 入 れとなっています 既 に 日 本 でも 電 動 の 原 付 は 販 売 されており 販 売 は 好 調 とのことですが 欧 州 において は 原 付 の 電 動 化 を 往 年 モデルを 再 現 する 形 で 実 施 することや デザイン 性 に 優 れたもので あることは 特 筆 すべきところだと 思 います この E-Solex の 販 売 状 況 も 上 々とのことであ り 日 本 を 含 む 世 界 各 国 に 輸 出 されています (VOXAN Wattmann) VOXAN 社 は 1995 年 に 設 立 されたフランス では 唯 一 のオートバイメーカーです 当 初 はプ ロトタイプのメーカーだったのですが 2010 年 には EV 自 動 車 メーカーのヴェンチュリ 社 の 傘 下 に 入 っており 2013 年 12 月 のパリ モー ターサイクルショーにおいて EV オートバイ の Wattmann を 発 表 しています SOLEX E-Solex VOXAN Wattmann EV オートバイですが 最 大 出 力 は 200hp もあり およそ 軽 自 動 車 3 台 分 もの 馬 力 がある パワフルな 機 種 となっています 最 高 時 速 は 170 キロで 時 速 100 キロには 3.4 秒 160 キロに 5.9 秒 で 到 達 する 加 速 力 を 持 っています 12.8kw のリチウムバッテリーを 搭 載 して おり 走 行 距 離 は 180km とのことです また 充 電 時 間 が 短 く およそ 30 分 で 80%の 充 電 が 可 能 とのことなので 実 用 性 にも 優 れていると 思 います ただ このオートバイは VOXAN 社 の 工 場 で 1 台 ずつ 手 作 業 で 製 造 されるとのことで 社 のホームページでも 価 格 が 未 公 表 となっています 現 時 点 では 富 裕 層 向 けの 製 品 と 思 わ れますが 近 い 将 来 に このような 大 型 オートバイの 電 動 タイプの 量 産 タイプが 登 場 する ものと 思 われます

このレポートを 報 告 した 理 由 は 実 際 にパリでのオートバイがとても 多 く 感 じたことが きっかけでした マーケットデータを 分 析 したところ 欧 州 のオートバイ 市 場 が 日 本 とは 異 なり 機 種 の 大 型 化 や 付 加 価 値 性 の 高 い 製 品 が 多 いことが 分 かりました 実 際 フランス では 前 述 した 3 輪 オートバイの 他 屋 根 付 きのバイクや ラジオ 携 帯 電 話 機 能 の 付 い た 機 種 をよく 見 かけます オートバイについては 世 界 的 に 見 ても 日 本 製 のシェアが 高 いこ とから このような 国 や 地 域 に 実 情 に 応 じた 更 なるマーケット 戦 略 が 必 要 と 考 えます 一 方 欧 州 におけるオートバイの 市 場 は 成 熟 しており 将 来 の 更 なるマーケット 拡 大 に は 新 たな 付 加 価 値 性 が 必 要 と 考 えます 日 本 では 県 内 企 業 も 含 めて 現 在 電 気 や 燃 料 電 池 で 走 行 するオートバイの 開 発 生 産 が 進 められていますが 世 界 のマーケットを 視 野 に 入 れる 場 合 機 種 の 大 型 化 に 対 応 した 技 術 開 発 が 求 められます このような 新 しい 技 術 を 日 本 企 業 が 他 国 に 先 駆 けて 習 得 すれば オートバイ 市 場 の 更 なるシェア 拡 大 につながるだけ でなく 今 後 のモビリティによる 移 動 方 法 が 変 化 する 可 能 性 もあると 感 じました パリ 産 業 情 報 センターとしては 県 の 重 点 産 業 であるモビリティ 関 連 産 業 に 着 目 して これからもこのマーケットの 動 向 を 迅 速 かつタイムリーに 調 査 してまいります