Microsoft PowerPoint - 070608訴訟状況.ppt



Similar documents
答申書

1

Microsoft Word - 公表用答申422号.doc

企業年金制度における個人番号の取扱いについて.PDF

る 第 三 者 機 関 情 報 保 護 関 係 認 証 プライバシーマーク ISO27001 ISMS TRUSTe 等 の 写 しを 同 封 のうえ 持 参 又 は 郵 送 とする 但 し 郵 送 による 場 合 は 書 留 郵 便 とし 同 日 同 時 刻 必 着 とする 提 出 場 所 は 上

入札公告 機動装備センター

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

<4D F736F F D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF D6A2E646F6378>

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

定款

3. 選 任 固 定 資 産 評 価 員 は 固 定 資 産 の 評 価 に 関 する 知 識 及 び 経 験 を 有 する 者 のうちから 市 町 村 長 が 当 該 市 町 村 の 議 会 の 同 意 を 得 て 選 任 する 二 以 上 の 市 町 村 の 長 は 当 該 市 町 村 の 議

要 な 指 示 をさせることができる ( 検 査 ) 第 8 条 甲 は 乙 の 業 務 にかかる 契 約 履 行 状 況 について 作 業 完 了 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする ( 発 生 した 著 作 権 等 の 帰 属 ) 第 9 条 業 務 によって 甲 が 乙 に

2. 会 計 規 程 の 業 務 (1) 規 程 と 実 際 の 業 務 の 調 査 規 程 や 運 用 方 針 に 規 定 されている 業 務 ( 帳 票 )が 実 際 に 行 われているか( 作 成 されている か)どうかについて 調 べてみた 以 下 の 表 は 規 程 の 条 項 とそこに


ができます 4. 対 象 取 引 の 範 囲 第 1 項 のポイント 付 与 の 具 体 的 な 条 件 対 象 取 引 自 体 の 条 件 は 各 加 盟 店 が 定 めます 5.ポイントサービスの 利 用 終 了 その 他 いかなる 理 由 によっても 付 与 されたポイントを 換 金 すること

ー ただお 課 長 を 表 示 するものとする ( 第 三 者 に 対 する 許 諾 ) 第 4 条 甲 は 第 三 者 に 対 して 本 契 約 において 乙 に 与 えた 許 諾 と 同 一 又 は 類 似 の 許 諾 を することができる この 場 合 において 乙 は 甲 に 対 して 当

募集要項

住 民 監 査 請 求 に 係 る 監 査 結 果 第 1 請 求 の 受 付 1 請 求 の 受 付 日 平 成 25 年 10 月 15 日 2 請 求 人 ( 省 略 ) 3 請 求 の 趣 旨 ( 原 文 のまま 掲 載 ) 請 求 の 要 旨 阿 波 町 大 道 北 54 番 地 1 と

ていることから それに 先 行 する 形 で 下 請 業 者 についても 対 策 を 講 じることとしまし た 本 県 としましては それまでの 間 に 未 加 入 の 建 設 業 者 に 加 入 していただきますよう 28 年 4 月 から 実 施 することとしました 問 6 公 共 工 事 の

[2] 控 除 限 度 額 繰 越 欠 損 金 を 有 する 法 人 において 欠 損 金 発 生 事 業 年 度 の 翌 事 業 年 度 以 後 の 欠 損 金 の 繰 越 控 除 にあ たっては 平 成 27 年 度 税 制 改 正 により 次 ページ 以 降 で 解 説 する の 特 例 (

Microsoft Word 第1章 定款.doc

<4D F736F F D F93878CA797708F4390B3816A819A95CA8B4C976C8EAE91E682538B4C8DDA97E12E646F6378>

<4D F736F F F696E74202D CA A837D F815B90A E096BE8E9197BF88C4>

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

に 公 開 された 映 画 暁 の 脱 走 ( 以 下 本 件 映 画 1 という ), 今 井 正 が 監 督 を 担 当 し, 上 告 人 を 映 画 製 作 者 として 同 年 に 公 開 された 映 画 また 逢 う 日 まで ( 以 下 本 件 映 画 2 という ) 及 び 成 瀬 巳

続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

第 8 条 乙 は 甲 に 対 し 仕 様 書 に 定 める 期 日 までに 所 定 の 成 果 物 を 検 収 依 頼 書 と 共 に 納 入 する 2 甲 は 前 項 に 定 める 納 入 後 10 日 以 内 に 検 査 を 行 うものとする 3 検 査 不 合 格 となった 場 合 甲 は

答申第585号

(1) 社 会 保 険 等 未 加 入 建 設 業 者 の 確 認 方 法 等 受 注 者 から 提 出 される 施 工 体 制 台 帳 及 び 添 付 書 類 により 確 認 を 行 います (2) 違 反 した 受 注 者 へのペナルティー 違 反 した 受 注 者 に 対 しては 下 記 のペ

< F2D D D837C815B B8EC08E7B97768D80>

<4D F736F F D B8E968BC695E58F CA A2E646F63>

Microsoft Word - 2 答申概要.doc

Microsoft Word - 答申第143号.doc

教育資金管理約款

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

Microsoft Word - 19年度(行個)答申第94号.doc

別 紙

委員会規程

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

目     次

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

<4D F736F F D A94BD837D836C B4B92F62E646F6378>

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

( 補 助 金 の 額 ) 第 6 条 補 助 金 の 額 は 第 5 条 第 2 項 の 規 定 による 無 線 LAN 機 器 の 設 置 箇 所 数 に 1 万 5 千 円 を 掛 けた 金 額 と 第 5 条 第 3 項 に 規 定 する 補 助 対 象 経 費 の2 分 の1のいずれか 低

16 日本学生支援機構

後 にまで 及 んでおり(このような 外 部 研 究 資 金 を 以 下 契 約 理 由 研 究 という ) かつ その 者 が 退 職 後 も 引 き 続 き 研 究 代 表 者 となることを 研 究 所 が 認 める 場 合 とし 理 事 室 の 命 を 受 けて 発 議 書 ( 別 に 定 め

< F2D8E9197BF C B68F9182C98AD682B7>

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

目 次 市 民 税 の 減 免 に つ い て 1 減 免 の 一 般 的 な 留 意 事 項 2 減 免 の 範 囲 お よ び 減 免 割 合 3 1 生 活 保 護 法 の 規 定 に よ る 保 護 を 受 け る 者 3 2 当 該 年 に お い て 所 得 が 皆 無 と な っ た

第 1 監 査 の 請 求 1 請 求 人 姫 路 市 廣 野 武 男 2 請 求 年 月 日 姫 路 市 職 員 措 置 請 求 ( 住 民 監 査 請 求 政 務 調 査 費 の 返 還 に 係 る 法 定 利 息 の 不 足 以 下 本 件 請 求 という )に 係 る 請 求 書 は 平 成

<4D F736F F F696E74202D208CE38AFA8D8297EE8ED288E397C390A CC8A AE98EBA8DEC90AC816A2E707074>

国 税 クレジットカード 納 付 の 創 設 国 税 のクレジットカード 納 付 については マイナンバー 制 度 の 活 用 による 年 金 保 険 料 税 に 係 る 利 便 性 向 上 に 関 するアクションプログラム( 報 告 書 ) においてその 導 入 の 方 向 性 が 示 されている

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

Microsoft Word - 20年度(行個)答申第2号.doc

一般競争入札について

Microsoft Word - 個人情報保護方針.docx

無年金外国人高齢者福祉手当要綱

定款  変更

パソコン賃貸借契約

長 は10 年 ) にすべきことを 求 める ⑸ 改 善 意 見 として 事 務 引 継 書 にかかる 個 別 フォルダーの 表 示 について 例 えば 服 務 休 暇 全 般 ( 事 務 引 継 書 を 含 む) といったように 又 は 独 立 した 個 別 フォルダーとして 説 明 を 加 え

平成17年度予算案事業本部・局別記者発表日程表(案)

<4D F736F F F696E74202D B D E90E096BE89EF8E9197BF2E >

<4D F736F F D208E9197BF F582CC94858F9E90D C98C5782E98B4B91A582CC90A792E8646F632E646F63>

<4D F736F F D20D8BDB8CFC8BCDED2DDC482A882E682D1BADDCCDFD7B2B1DDBD8B4B92F E646F63>

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

スライド 1

弁護士報酬規定(抜粋)

Microsoft Word - 制度の概要_ED.docx

4 松 山 市 暴 力 団 排 除 条 の 一 部 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 等 の 改 正 に 伴 い, 公 共 工 事 から 排 除 する 対 象 者 の 拡 大 等 を 図 るものです 第 30 号 H H28.1

キ 短 時 間 労 働 者 の 雇 用 管 理 の 改 善 等 に 関 する 法 律 ( 平 成 5 年 法 律 第 76 号 ) ク 労 働 契 約 法 ( 平 成 19 年 法 律 第 128 号 ) ケ 健 康 保 険 法 ( 大 正 11 年 法 律 第 70 号 ) コ 厚 生 年 金 保

大阪府電子調達システムの開発業務 (第一期)に係る仕様書案に対する意見招請のお知らせ

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

 

スライド 1

2 導 入 に 係 る 各 課 の 役 割 部 署 名 危 機 管 理 室 主 な 事 務 番 号 法 に 規 定 さ れ た 事 務 へ の 個 人 番 号 の 導 入 に 関 す る こ と 制 度 導 入 に 向 け た 事 務 の 総 括 に 関 す る こ と 個 人 番 号 の 独 自

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第


Microsoft Word - 19年度(行情)答申第076号.doc

<4D F736F F D2095BD90AC E D738FEE816A939A905C91E D862E646F63>

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

Microsoft Word 役員選挙規程.doc

Microsoft Word - 参考資料.doc

第1章 総則

(2) 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 保 育 の 必 要 な 子 どものいる 家 庭 だけでなく 地 域 の 実 情 に 応 じた 子 ども 子 育 て 支 援 の 充 実 のために 利 用 者 支 援 事 業 や 地 域 子 育 て 支 援 事 業 な

Microsoft Word 実施要綱⑦H24.doc

大阪府住宅供給公社定款

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

独立行政法人国立病院機構

【労働保険事務組合事務処理規約】

必 要 なものとして 政 令 で 定 める 原 材 料 等 の 種 類 及 びその 使 用 に 係 る 副 産 物 の 種 類 ごとに 政 令 で 定 める 業 種 をいう 8 この 法 律 において 特 定 再 利 用 業 種 とは 再 生 資 源 又 は 再 生 部 品 を 利 用 することが

老発第    第 号

<837A815B B835789FC90B35F E786C73>

Transcription:

住 基 ネット 関 連 訴 訟 に 関 する 判 決 資 料 8 < 平 成 17 年 > 5 月 30 日 ( 月 ) 金 沢 地 裁 判 決 ( 一 部 敗 訴 ) 1 5 月 31 日 ( 火 ) 名 古 屋 地 裁 10 部 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 2 10 月 14 日 ( 金 ) 福 岡 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) < 平 成 18 年 > 2 月 9 日 ( 木 ) 大 阪 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 3 月 20 日 ( 月 ) 千 葉 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 )3 3 月 24 日 ( 金 ) 杉 並 事 件 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 4 月 7 日 ( 金 ) 東 京 地 裁 25 部 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 4 月 11 日 ( 火 ) 和 歌 山 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 7 月 26 日 ( 水 ) 東 京 地 裁 50 部 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 9 月 29 日 ( 金 ) 名 古 屋 地 裁 6 部 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 10 月 26 日 ( 木 ) 横 浜 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 11 月 9 日 ( 木 ) 宇 都 宮 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 11 月 30 日 ( 木 ) 大 阪 高 裁 判 決 < 被 告 豊 中 市 ほか>( 一 部 敗 訴 ) 12 月 11 日 ( 月 ) 名 古 屋 高 裁 金 沢 支 部 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 1の 控 訴 審 < 平 成 19 年 > 2 月 1 日 ( 木 ) 名 古 屋 高 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 2の 控 訴 審 2 月 16 日 ( 金 ) さいたま 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) 5 月 15 日 ( 火 ) 福 島 地 裁 判 決 ( 全 面 勝 訴 ) < 今 後 の 予 定 > 7 月 25 日 ( 水 ) 東 京 高 裁 判 決 3の 控 訴 審 これらの 事 件 は 国 も 被 告 となっており 住 基 ネットの 運 用 差 止 めの 可 否 損 害 賠 償 請 求 が 争 点 ただし の 杉 並 事 件 は 住 基 ネットへの 参 加 を 望 む 住 民 に 限 り 本 人 確 認 情 報 を 通 知 する いわゆる 選 択 制 の 可 否 が 争 点 なお の 事 件 は 豊 中 市 箕 面 市 吹 田 市 守 口 市 八 尾 市 のみが 被 告 であり 損 害 賠 償 請 求 住 民 票 コードの 削 除 等 が 争 点 地 裁 判 決 があったものについては すべて 控 訴 されている この 他 札 幌 熊 本 の2 地 裁 に 同 様 の 訴 訟 が 係 属 しており 概 ね 今 年 中 に 結 審 し 判 決 が 言 い 渡 されることが 見 込 まれる 1

住 基 ネット 関 連 訴 訟 について( 平 成 19 年 6 月 8 日 現 在 ) 国 が 被 告 となっている 訴 訟 国 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 と 都 道 府 県 市 町 村 地 方 自 治 情 報 センターに 対 して 住 民 票 コードの 削 除 等 を 求 め る 訴 訟 全 国 で35 件 が 係 属 中 東 京 地 裁 係 属 事 件 11 件 ( 内 1 件 は 平 成 18 年 4 月 7 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) ( 内 10 件 は 平 成 18 年 7 月 26 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 大 阪 地 裁 係 属 事 件 5 件 ( 平 成 18 年 2 月 9 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 札 幌 地 裁 係 属 事 件 1 件 福 島 地 裁 係 属 事 件 2 件 ( 平 成 19 年 5 月 15 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 宇 都 宮 地 裁 係 属 事 件 2 件 ( 平 成 18 年 11 月 9 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 千 葉 地 裁 係 属 事 件 1 件 ( 平 成 18 年 3 月 20 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) さいたま 地 裁 係 属 事 件 2 件 ( 平 成 19 年 2 月 16 日 判 決 勝 訴 高 裁 継 続 中 ) 横 浜 地 裁 係 属 事 件 2 件 ( 平 成 18 年 10 月 26 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 名 古 屋 地 裁 係 属 事 件 3 件 ( 内 2 件 は 平 成 17 年 5 月 31 日 判 決 勝 訴 平 成 19 年 2 月 1 日 判 決 ( 二 審 勝 訴 ) 上 告 中 ) ( 内 1 件 は 平 成 18 年 9 月 29 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 金 沢 地 裁 係 属 事 件 2 件 ( 平 成 17 年 5 月 30 日 判 決 ( 一 部 敗 訴 ) 県 等 控 訴 平 成 18 年 12 月 11 日 判 決 ( 二 審 勝 訴 ) 上 告 中 ) 和 歌 山 地 裁 係 属 事 件 1 件 ( 平 成 18 年 4 月 11 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 福 岡 地 裁 係 属 事 件 2 件 ( 平 成 17 年 10 月 14 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 熊 本 地 裁 係 属 事 件 1 件 国 に 対 する 損 害 賠 償 請 求 と 都 に 対 する 非 通 知 希 望 者 以 外 の 区 民 の 本 人 確 認 情 報 を 受 領 する 義 務 の 確 認 を 求 める 訴 訟 ( 杉 並 区 が 原 告 ) ( 平 成 18 年 3 月 24 日 判 決 勝 訴 高 裁 係 属 中 ) 国 が 被 告 となっていない 訴 訟 1 このうち 国 の 利 害 に 関 係 のある 訴 訟 として 法 務 大 臣 の 権 限 等 に 関 する 法 律 第 7 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づき 法 務 大 臣 が 訴 訟 実 施 をしているもの 損 害 賠 償 と 住 民 票 コードの 削 除 等 を 求 める 訴 訟 東 京 地 裁 係 属 事 件 2 件 : 全 て 被 告 ( 西 東 京 市 ) 大 阪 地 裁 係 属 事 件 2 件 :( 内 1 件 : 被 告 ( 豊 中 市 ) 一 審 勝 訴 ( 確 定 )) :( 内 1 件 : 被 告 ( 豊 中 市 ほか4 市 ) 一 審 勝 訴 二 審 一 部 敗 訴 上 告 中 ( 吹 田 市 守 口 市 )/ 敗 訴 確 定 ( 箕 面 市 )) 住 民 訴 訟 名 古 屋 地 裁 係 属 事 件 1 件 被 告 ( 名 古 屋 市 ) 一 審 二 審 勝 訴 ( 確 定 ) 住 民 票 コードの 記 載 通 知 に 関 する 訴 訟 東 京 地 裁 係 属 事 件 3 件 : 全 て 被 告 ( 西 東 京 市 ) 一 審 二 審 勝 訴 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 横 浜 地 裁 係 属 事 件 1 件 : 被 告 ( 神 奈 川 県 鎌 倉 市 ) 一 審 二 審 勝 訴 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 神 戸 地 裁 係 属 事 件 3 件 : 全 て 被 告 ( 兵 庫 県 神 戸 市 等 ) 勝 訴 高 裁 係 属 中 福 岡 地 裁 係 属 事 件 1 件 : 被 告 ( 福 岡 市 中 央 区 ) 勝 訴 確 定 大 分 地 裁 係 属 事 件 3 件 :( 内 2 件 被 告 ( 大 分 市 )) :( 内 1 件 被 告 ( 別 府 市 )) 一 審 勝 訴 損 害 賠 償 を 求 める 訴 訟 福 岡 地 裁 係 属 事 件 1 件 : 被 告 ( 福 岡 市 ) 一 審 勝 訴 ( 確 定 ) 2 1 以 外 の 訴 訟 市 から 県 への 本 人 確 認 情 報 の 通 知 の 取 消 を 求 める 訴 訟 水 戸 地 裁 係 属 事 件 1 件 : 被 告 (つくば 市 ) 一 審 二 審 勝 訴 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 県 個 人 情 報 保 護 条 例 上 の 決 定 ( 本 人 確 認 情 報 の 提 供 の 中 止 を 求 める 請 求 を 退 ける 決 定 )の 取 消 を 求 める 訴 訟 岡 山 地 裁 係 属 事 件 1 件 : 被 告 ( 岡 山 県 ) 勝 訴 確 定 住 民 票 コードの 記 載 通 知 に 関 する 訴 訟 富 山 地 裁 係 属 事 件 1 件 : 被 告 ( 富 山 市 ) 一 審 二 審 勝 訴 上 告 棄 却 ( 確 定 ) 住 民 訴 訟 熊 本 地 裁 係 属 事 件 1 件 : 被 告 ( 熊 本 県 ) 勝 訴 確 定 東 京 地 裁 係 属 事 件 2 件 : 被 告 ( 杉 並 区 )いずれも 勝 訴 確 定 未 定 稿 2

大 阪 高 裁 判 決 (H18.11.30)と 名 古 屋 高 裁 金 沢 支 部 判 決 (H18.12.11)の 比 較 大 阪 高 等 裁 判 所 判 決 1. 憲 法 13 条 の 考 え 方 自 己 情 報 コントロール 権 は 憲 法 上 保 障 されて いるプライバシーの 権 利 の 重 要 な 一 内 容 となっ ている 本 人 確 認 情 報 の 収 集 保 有 利 用 等 は 漏 えい や 目 的 外 利 用 などによる 住 民 のプライバシーな いし 私 生 活 上 の 平 穏 が 侵 害 される 具 体 的 危 険 があ る 場 合 には 正 当 な 行 政 目 的 の 実 現 手 段 として 合 理 性 がないものとして 自 己 情 報 コントロール 権 を 侵 害 することになる 2. 住 基 ネットの 行 政 目 的 の 正 当 性 等 住 基 ネットの 行 政 目 的 の 正 当 性 及 び 必 要 性 は これを 是 認 することができる 3. 情 報 漏 えい 等 の 危 険 性 住 基 ネットのセキュリティが 不 備 で 本 人 確 認 情 報 に 不 当 にアクセスされたりして 同 情 報 が 漏 えいする 具 体 的 危 険 があるとまで 認 めることは できない 4.データマッチングや 名 寄 せの 危 険 性 個 人 情 報 保 護 対 策 の 点 で 無 視 できない 欠 陥 ( 別 紙 参 照 )があるといわざるを 得 ず 行 政 機 関 に おいて 住 民 個 人 の 個 人 情 報 が 住 民 票 コードを 付 されて 集 積 され それがデータマッチングや 名 寄 せされ 住 民 個 々 人 の 多 くのプライバシー 情 報 が 本 人 の 予 期 しない 時 に 予 期 しない 範 囲 で 行 政 機 関 に 保 有 され 利 用 される 危 険 が 相 当 あり そ の 危 険 は 抽 象 的 な 域 を 超 えて 具 体 的 な 域 に 達 し ている 名 古 屋 高 等 裁 判 所 金 沢 支 部 判 決 1. 憲 法 13 条 の 考 え 方 本 人 確 認 情 報 は 憲 法 13 条 による 保 障 を 受 け るが 国 家 機 関 等 の 公 権 力 が 正 当 な 理 由 に 基 づ き 相 当 な 方 法 によって 本 人 確 認 情 報 を 収 集 管 理 利 用 することは 公 共 の 福 祉 による 制 限 として 許 され 憲 法 13 条 に 違 反 しない 2. 住 基 ネットの 行 政 目 的 の 正 当 性 等 住 基 ネットは 住 民 サービスの 向 上 と 行 政 事 務 の 効 率 化 を 目 的 とするものであり 控 訴 人 らが 住 基 法 に 従 って 住 基 ネットにおいて 本 人 確 認 情 報 を 取 り 扱 うことについては 正 当 な 理 由 があり その 方 法 も 相 当 である 3. 情 報 漏 えい 等 の 危 険 性 住 基 ネットに 関 する 法 制 度 とこれに 関 連 する 運 用 の 実 情 に 照 らしても 個 人 情 報 保 護 のための 対 策 が 制 度 面 技 術 面 及 び 運 用 面 にわたって 種 々 講 じられており プライバシー 権 の 侵 害 又 はその 具 体 的 危 険 があるとはいえない 4.データマッチングや 名 寄 せの 危 険 性 被 控 訴 人 ら 主 張 の 本 人 確 認 情 報 を 使 用 したデ ータマッチングは 住 基 ネットに 関 係 する 都 道 府 県 知 事 国 の 機 関 等 あるいはその 職 員 が 法 律 の 定 めを 遵 守 する 限 りは 実 現 しないのであり これら の 者 が 法 律 の 定 めに 違 反 することを 当 然 の 前 提 としてデータマッチングの 具 体 的 危 険 があると することは 当 を 得 たものということはできな い 3

5. 一 部 の 住 民 の 離 脱 について 個 人 の 人 格 的 自 律 の 尊 重 の 要 請 は 個 人 にとっ てだけでなく 社 会 全 体 にとっても 重 要 なものと いえるのであり 控 訴 人 らが 住 基 ネットから 離 脱 することにより 生 ずる 障 害 等 を 回 避 する 利 益 が 控 訴 人 らの 自 己 情 報 コントロール 権 により 保 護 される 人 格 的 利 益 に 優 先 するものとは 考 え 難 い 6. 憲 法 判 断 明 示 的 に 住 基 ネットの 運 用 を 拒 否 している 控 訴 人 らについて 住 基 ネットを 運 用 すること( 改 正 法 を 適 用 すること)は 控 訴 人 らに 保 障 されてい るプライバシー 権 ( 自 己 情 報 コントロール 権 )を 侵 害 するものであり 憲 法 13 条 に 違 反 する 5. 一 部 の 住 民 の 離 脱 について 住 基 法 は 住 基 ネットのシステム 上 ですべての 本 人 確 認 情 報 が 網 羅 的 に 提 供 利 用 されることを 当 然 の 前 提 としており 住 民 の 一 部 でもこれに 参 加 しないことを 許 容 すれば 住 基 ネットのシステ ムの 本 来 予 定 する 機 能 を 果 たし 得 ないばかりか 従 来 のシステムや 事 務 処 理 を 併 存 的 に 存 置 せざ るを 得 ないことになるなど 被 控 訴 人 らが 住 基 ネ ットから 離 脱 することにより 重 大 な 支 障 が 生 ず るというべき 6. 憲 法 判 断 住 基 ネットの 規 定 が その 内 容 自 体 において 憲 法 13 条 に 違 反 するものということはできないの みならず 住 基 ネットに 使 用 されるシステムの 安 全 に 関 する 規 定 や 住 基 ネットの 管 理 運 営 に 関 して プライバシーを 保 護 する 規 定 を 欠 くなどのため に 使 用 されているシステムについて 安 全 上 無 視 し 得 ない 欠 陥 があって 容 易 に 外 部 からの 侵 入 を 許 すものであったり 住 基 ネットの 管 理 及 び 運 営 が 著 しく 杜 撰 になされ 住 基 ネットの 管 理 運 営 に 従 事 する 者 が 不 正 に 本 人 確 認 情 報 にアクセスする などして 本 人 確 認 情 報 が 簡 単 に 漏 えいし ある いは 流 出 する 具 体 的 な 危 険 があるという 場 合 にも 当 たらないため 控 訴 人 が 住 基 ネットにおいて 本 人 確 認 情 報 を 取 り 扱 うことが 憲 法 13 条 に 違 反 す るものということもできない 4

( 別 紙 ) 大 阪 高 裁 判 決 の 指 摘 する 欠 陥 の 問 題 点 大 阪 高 裁 判 決 の 指 摘 する 欠 陥 問 題 点 1. 行 政 機 関 による 目 的 外 利 用 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法 第 3 条 第 3 項 の 利 用 目 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法 と 住 基 法 は 一 般 法 と 特 別 的 の 変 更 には 同 法 第 8 条 第 3 項 のような 他 の 法 法 の 関 係 に 立 つ したがって 本 人 確 認 情 報 につい 令 の 特 例 を 認 める 規 定 はないため 利 用 目 的 の 変 ては 住 基 法 の 本 人 確 認 情 報 の 保 護 規 定 が 当 然 に 優 更 を 行 っても 住 基 法 第 30 条 の34 違 反 になら 先 して 適 用 される ず 行 政 機 関 の 裁 量 により 目 的 変 更 による 利 用 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法 3 条 3 項 について 同 法 提 供 が 可 能 となる 8 条 3 項 のような 調 整 規 定 が 置 かれていないことを 理 由 にして 特 別 法 の 関 係 にあり しかもより 厳 格 な 個 人 情 報 保 護 措 置 を 講 じる 住 基 法 の 本 人 確 認 情 報 の 保 護 規 定 の 適 用 が 排 除 されると 解 することは 明 らかな 誤 り 2. 利 用 事 務 の 無 制 限 な 拡 大 住 民 票 コードの 不 必 要 な 収 集 の 禁 止 規 定 は 法 利 用 できる 事 務 の 範 囲 を 行 政 のみの 判 断 で 拡 大 す 律 や 条 例 によって 利 用 できる 事 務 の 範 囲 を 将 来 ることができないよう 住 基 ネットから 本 人 確 認 情 的 に 無 制 限 に 拡 大 できる 以 上 実 質 を 伴 わない 報 の 提 供 を 受 けることができる 事 務 を 法 又 は 条 例 の 定 めがある 場 合 に 限 定 しているもの 判 決 の 指 摘 は 住 基 法 の 立 法 趣 旨 を 正 しく 理 解 しないもの なお 法 及 び 条 例 の 制 定 改 廃 は 国 会 や 議 会 の 審 議 を 経 て 決 定 されるものであり 無 制 限 に 拡 大 で きるものではない 国 会 や 議 会 を 軽 視 した 議 論 また 裁 判 所 は 現 行 法 に 基 づいて 裁 判 を 行 う べき 将 来 の 法 改 正 の 可 能 性 を 根 拠 とした 議 論 は おかしい 3. 第 三 者 機 関 の 不 在 住 基 ネットの 運 用 について データマッチング 行 政 機 関 が 保 有 する 個 人 情 報 ファイルは 総 務 省 や 名 寄 せを 含 む 目 的 外 利 用 を 中 立 的 立 場 から 監 視 に 通 知 する( 行 政 機 関 個 人 情 報 保 護 法 10 条 1 項 ) する 第 三 者 機 関 は 置 かれていない 行 政 機 関 は 個 人 情 報 ファイル 簿 を 作 成 し 公 表 しな ければならない( 同 法 11 条 )など 透 明 性 は 確 保 されている 都 道 府 県 に 置 かれる 審 議 会 ( 住 基 法 30 条 の9 第 1 項 ) 指 定 情 報 処 理 機 関 に 置 かれる 本 人 確 認 情 報 保 護 委 員 会 ( 同 法 30 条 の 15 第 1 項 )は 住 民 の 5

( 別 紙 ) 本 人 確 認 情 報 を 保 護 する 役 割 を 果 たしている セキュリティ 基 準 は 都 道 府 県 は 国 の 機 関 等 に おける 本 人 確 認 情 報 の 管 理 状 況 について 報 告 を 求 め 適 切 に 管 理 するよう 要 請 することができ 市 町 村 長 も 都 道 府 県 知 事 を 経 由 して 同 様 の 報 告 等 を 要 請 することができると 定 めている 4. 自 衛 官 募 集 に 関 する 適 齢 者 情 報 の 提 供 自 衛 官 募 集 に 関 する 適 齢 者 情 報 の 提 供 は 住 基 自 衛 官 募 集 に 関 する 情 報 の 収 集 は 自 衛 隊 法 11 ネットの 本 人 確 認 情 報 を 利 用 して 当 該 本 人 に 対 す 7 条 及 び 同 法 施 行 令 120 条 に 基 づいて 行 われるも る 個 人 情 報 が 際 限 なく 集 積 結 合 されて それが のであり 住 基 ネットから 情 報 を 提 供 することはな 利 用 されていく 具 体 的 危 険 性 を 窺 わせる い 住 基 ネットでは 本 人 確 認 情 報 保 護 措 置 として 極 めて 厳 格 な 措 置 が 講 じられている 上 各 団 体 におい ては 職 員 のプライバシーに 対 する 意 識 を 高 めるた めに 研 修 等 も 実 施 されており 過 去 の 自 衛 官 募 集 に 関 する 事 案 を 持 ち 出 して 住 基 ネットの 本 人 確 認 情 報 が 国 の 機 関 等 によって 集 積 結 合 され 利 用 され る 危 険 性 が 具 体 的 に 存 在 することの 根 拠 とすること はできない 5. 住 基 カードを 利 用 した 名 寄 せ 住 民 が 住 基 カードを 使 ってそれらのサービスを 住 基 カードは その 内 部 構 造 及 びそのセキュリテ 受 けた 場 合 には その 記 録 が 行 政 機 関 のコンピュ ィ 対 策 上 住 基 カード 内 に 記 録 された 情 報 が 行 政 機 関 ータに 残 り それらの 記 録 を 住 民 票 コードで 名 寄 のコンピュータに 残 るようなシステムとはなってい せすることも 可 能 である 住 基 カードに 関 する 技 ない 術 的 基 準 では 条 例 利 用 アプリケーションに 住 民 市 町 村 の 独 自 利 用 によるサービスを 提 供 する 機 関 票 コードを 使 用 しないことを 定 めているが 総 務 は 住 基 カードに 格 納 された 住 民 票 コードにアクセ 省 は 告 示 の 改 正 によっていつでもこれを 改 める スする 認 証 権 限 を 付 与 されていない サービス 提 供 ことができる 機 関 は 住 民 票 コードが 存 在 しないエリアを 利 用 し てサービスを 提 供 するのであり その 記 録 には 住 民 の 住 民 票 コードが 残 るということはあり 得 ない それらのデータをもって 名 寄 せされる 危 険 性 も 存 在 しない 住 基 カードの 独 自 利 用 領 域 において 住 民 票 コード の 利 用 を 可 能 とすることは 住 基 法 の 趣 旨 に 明 らか に 反 するもの 法 律 の 趣 旨 に 適 合 する 告 示 が 法 律 に 反 するものに 改 正 されることはおよそ 考 え 難 い 6