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自 己 紹 介 1970 年 4 月 ~1994 年 12 月 東 京 芝 浦 電 気 ( 東 芝 ) 情 報 システム 部 門 本 社 情 報 システム 部 門 に 所 属 東 芝 Gの 技 術 部 門 研 究 部 門 の 研 究 開 発 活 動 環 境 の 整 備 高 度 化 を 推 進 クラウドコンピューティング 事 始 め 2012 年 1 月 26 日 ( 株 ) IT 企 画 才 所 敏 明 toshiaki.saisho@advanced-it.co.jp 1995 年 1 月 ~2007 年 9 月 東 芝 セキュリティ 技 術 研 究 開 発 部 門 東 芝 のセキュリティ 技 術 センター 発 足 と 同 時 にセンター 長 就 任 その 後 東 芝 Gのセキュリティ 技 術 開 発 事 業 支 援 活 動 を 推 進 2007 年 10 月 ( 株 )IT 企 画 を 設 立 情 報 技 術 および 情 報 セキュリティ 技 術 分 野 の 研 究 開 発 や その 応 用 事 業 に 対 するプロフェッショナルサービスを 開 始 [ 現 職 ] ( 株 )IT 企 画 代 表 取 締 役 社 長 経 済 産 業 省 情 報 処 理 技 術 者 試 験 試 験 委 員 System 7, Inc. 相 談 取 締 役 慶 應 義 塾 大 学 SFC 研 究 所 所 員 ( 訪 問 ) 法 政 大 学 情 報 科 学 部 講 師 ( 財 ) 日 本 SOHO 協 会 顧 問 本 日 の 内 容 (1)クラウドコンピューティングとは (2)クラウドコンピューティングを 支 える 技 術 (3)クラウドコンピューティング 利 用 のメリット (4)クラウドコンピューティングを 応 用 した サービス(SaaS)の 例 (1) クラウドコンピューティングとは *クラウドコンピューティング クラウドコンピューティングの 意 味 *クラウドコンピューティング クラウドコンピューティングの 特 徴 *クラウドコンピューティング クラウドコンピューティングのサービスモデル *クラウドコンピューティング クラウドコンピューティングの 導 入 モデル クラウドコンピューティングの 意 味 クラウドコンピューティング Cloud : 雲 Computing : 計 算 処 理 雲 の 中 で 行 う 計 算 処 理 見 通 しの 悪 い 雲 の 中 での 計 算 処 理 どこで どのように 処 理 されるかは わからない どこで どのように 処 理 されるかは 気 にする 必 要 が 無 い クラウドコンピューティングの 特 徴 購 入 から 使 用 へ 資 産 の 保 有 不 要 管 理 運 用 コストの 軽 減 調 達 の 容 易 さ 必 要 なときにタイムリーに 使 用 開 始 可 能 原 則 使 用 量 ベースの 費 用 負 担 ピークのある 業 務 処 理 は 割 安 大 規 模 広 域 分 散 処 理 これまでのデータセンターとは 桁 違 い どこで 計 算 処 理 が 行 われるか 不 明

クラウドコンピューティングの5つの 特 徴 米 国 国 立 標 準 技 術 研 究 所 (National Institute of Standards and Technology)の 資 料 より 特 徴 On Demand and Self Services Broad Network Access 概 要 消 費 者 (ユーザ)は サービスプロバイダの 人 的 関 与 を 必 要 とせず 自 動 的 に 一 方 的 にコンピューティング 能 力 (サーバやネットワーク ストレージ)を 利 用 で きる コンピューティング 能 力 は 各 種 の 消 費 者 のプラットフォーム( 携 帯 やPC PDA など)から ネットワークを 通 じてサービスや 資 源 にアクセスできる クラウドコンピューティングのサービスモデル 米 国 国 立 標 準 技 術 研 究 所 (National Institute of Standards and Technology)の 資 料 より モデル SaaS (Software as a Services) 内 容 ユーザが プロバイダがクラウドインフラ 上 で 提 供 するアプリケー ションを 利 用 できるようなコンピューティング 能 力 アプリケー ションは クライアントの 各 種 のデバイスによってアクセスできる Resource Pooling Rapid Elasticity プロバイダのコンピューティング 資 源 は Multiple-Tenantモデルにより 複 数 の 消 費 者 に 提 供 され その 物 理 的 仮 想 的 資 源 は 消 費 者 の 需 要 に 応 じて 動 的 に 割 り 当 てられる その 際 消 費 者 は 一 般 的 に どこで 計 算 がなされるか 管 理 できず 知 見 を 有 さないという 点 で 場 所 に 独 立 的 である コンピューティング 能 力 は 急 速 かつ 弾 力 的 に スケールイン スケールアウトさ れて 提 供 される 消 費 者 からみると コンピューティング 能 力 は 無 限 にあるよ うに 見 え 必 要 な 時 に 必 要 な 量 を 購 入 することができる PaaS (Platform as a Services) IaaS(Infrastructure Infrastructure as a Services) ユーザが プロバイダが 提 供 するプログラミング 言 語 ツールを 用 いて 消 費 者 自 らがクラウドインフラ 上 で 開 発 購 入 したアプ リケーションを 利 用 できるようなコンピューティング 能 力 ユーザが コンピューティング 資 源 ( 情 報 処 理 ストレージ ネッ トワーク 等 )を 利 用 し 任 意 のソフトウェア(OSやアプリケーショ ンを 含 む)を 利 用 することができるような 能 力 Measured Services クラウドシステムは 計 量 能 力 を 利 用 することにより サービスのレベルに 応 じ て 資 源 利 用 の 管 理 最 適 化 が 自 動 的 に 行 われる 資 源 の 利 用 は プロバイダ ユーザの 両 方 にとって 監 視 制 御 され 透 明 性 をもって 報 告 される SaaS/PaaS/IaaSの 構 成 要 素 SaaS(ASP) アプリケーション ミドルウェア OS ハードウェア ネットワーク SaaS PaaS IaaS の 部 分 を サービスプロバイダが 提 供 保 守 インターネット 経 由 のソフトウェアパッケージの 利 用 電 子 メール グループウェア CRMなど SaaSの 具 体 例 セールスフォース ドットコムのSalesforce CRM マイクロソフトのOffice 365 グーグルのGoogle Apps IBMのLotusLive トレンドマイクロのクラウド 型 セキュリティサービス Trend Micro Hosted Email Security Trend Micro InterScan WebManager SCC ゾーホージャパンのZOHO PaaS インターネット 経 由 の アプリケーション 開 発 実 行 用 のプラットフォームの 利 用 仮 想 化 されたアプリケーションサーバやデータベースなど (ユーザーが 自 分 のアプリケーションを 配 置 して 運 用 できる) PaaSの 具 体 例 は 以 下 の 通 り セールスフォース ドットコムのForce.comプラットフォーム マイクロソフトのWindows Azure グーグルのGoogle App Engine ApacheのHadoop アマゾンのAWS Elastic Beanstalk AWS Elastic MapReduce IaaS(HaaS) インターネット 経 由 のハードウェアやインフラの 提 供 仮 想 化 サーバや 共 有 ディスクなど (ユーザが 自 分 で OSなどを 含 めて システム 導 入 構 築 できる) IaaSの 具 体 例 は 以 下 の 通 り アマゾンのAmazon EC2 Amazon S3 RackspaceのRackspace Cloud ニフティのNifty Cloud

クラウドコンピューティングの 導 入 モデル 米 国 国 立 標 準 技 術 研 究 所 (National Institute of Standards and Technology)の 資 料 より パブリック クラウド 導 入 モデル パブリック クラウド クラウド プライベート クラウド コミュニティ クラウド ハイブリッド クラウド 概 要 クラウドインフラが 一 般 国 民 や 大 きな 産 業 グループによって 利 用 されるも のであり クラウドサービス クラウドサービスを 提 供 する 一 つの 組 織 によって 提 供 されるもの クラウドインフラが 一 組 織 によって 運 営 されているもの 第 三 者 によって 管 理 されている 場 合 もあり また また 敷 地 内 / 敷 地 外 の 場 合 がある クラウドインフラが 複 数 の 組 織 によって 共 有 され 共 通 意 識 (ミッション ミッション セ キュリティ 要 件 政 策 コンプライアンス 等 )を 有 する 特 定 のコミュニティ コミュニティによっ て 支 援 されているもの 第 三 者 によって 管 理 されている 場 合 もあり また また 敷 地 内 / 敷 地 外 の 場 合 がある クラウドインフラが 2つ 以 上 のクラウド クラウド(プライベート プライベート コミュニティ コミュニティ パブリッ クなど など)からなるとともに からなるとともに データ データやアプリケーション アプリケーションの 移 動 を 可 能 する 規 格 または 専 有 の 技 術 により 1つの 統 一 されたクラウド クラウドとして 利 用 されるもの クラウドコンピューティングによって 構 築 されるシステムで 多 種 多 様 な 企 業 や 組 織 あるいは 個 人 といった 不 特 定 多 数 の 利 用 者 に 対 しサービス(クラウドサービス)を 提 供 する 形 態 のこと パブリッククラウドの 具 体 例 アマゾンのAmazon EC2 マイクロソフトのWindows Azure Salesforce.comのForce.com ニフティのNifty Cloud プライベート クラウド 企 業 が 自 社 内 でクラウドコンピューティングのシステムを 構 築 し 企 業 内 の 部 門 やグループ 会 社 などに 対 してクラウドサービスを 提 供 す る 形 態 のこと クローズドなシステムとなるため パブリック クラウドに 比 べ 企 業 内 のセキュリティポリシーの 実 現 が 図 りやすい システム 構 築 のイニシャルコストやランニングコストは 従 来 どおり 自 社 内 の 課 題 として 残 るが 運 用 管 理 の 効 率 化 が 図 れる 構 築 企 業 例 < 富 士 通 > 北 陸 先 端 科 学 技 術 大 学 院 大 学 HOYAサービス 株 式 会 社 < 日 立 > 日 本 たばこ 産 業 株 式 会 社 東 急 リバブル 株 式 会 社 様 <NEC> 住 友 生 命 保 険 相 互 会 社 富 士 フィルムRIファーマ 株 式 会 社 オンプレミス 情 報 システムを 利 用 するにあたり 自 社 管 理 下 にある 設 備 に 機 材 を 設 置 し ソフトウェアを 配 備 運 用 する 形 態 のこと ( 自 社 運 用 型 ) オンプレミスでも 仮 想 化 技 術 によってIT リソースをサーバに 集 約 する 潮 流 にある プライベートクラウドとの 違 いは コンピューティン グ リソースのセルフサービスによる 割 り 当 てや 自 動 プロビジョニン グなどのクラウドのしくみが 実 装 されていないこと オンプレミスを 自 社 運 用 型 という 意 味 で 使 用 する 場 合 も 多 い オ ンプレミス 型 プライベートクラウド 外 部 運 用 型 プライベートクラウド という 分 類 もある (2) クラウドコンピューティングを 支 える 技 術 * 仮 想 化 *スケールアップ スケールアップとスケールアウト スケールアウト *オーケストレーション オーケストレーションとプロビジョニング *ライブマイグレーション * 分 散 並 列 処 理 基 盤 *API/WEBサービス 仮 想 化 (Virtualization) コンピュータにおいてリソースの 抽 象 化 を 指 す 用 語 リソースの 物 理 的 特 性 を そのリソースと 相 互 作 用 するシステム/ア プリケーション/エンドユーザーから 隠 蔽 する 技 法 単 一 の 物 理 リソー ス(サーバ OS アプリケーション 補 助 記 憶 装 置 など)を 複 数 の 論 理 リソースに 見 せかけたり 複 数 の 物 理 リソース( 複 数 の 補 助 記 憶 装 置 群 やサーバ 群 )を 単 一 の 論 理 リソースに 見 せかけたりできる 仮 想 化 技 術 (Virtualization Technology)は リソースの 技 術 的 詳 細 を 隠 蔽 する 技 術 ITにおける 仮 想 化 とは サーバ ストレージ ネットワークなどのIT リソースの 物 理 的 な 性 質 や 境 界 を 覆 い 隠 し 論 理 的 なリソース 利 用 単 位 に 変 換 して 提 供 する 技 術

サーバの 仮 想 化 とは 本 来 OSは CPU メモリ HDDといったハードウェアへ 全 面 的 に 依 存 し 動 作 複 数 のOSで 一 つのハードウェアを 制 御 することは 困 難 アクセス 競 合 を 妨 ぎ 複 数 のOSの 並 列 的 な 同 居 を 可 能 にするのが 仮 想 化 ソフト サーバの 仮 想 化 のイメージ アプリ アプリ アプリ OS ハードウェア 仮 想 化 ソフトは CPU メモリ HDDなどハードウェア 群 をソフトウェア 的 に 模 倣 し OSが 依 って 立 つハードウェアリソースを 用 意 する 仮 想 化 ソフトにより 再 現 されたハードウェアを 仮 想 マシン 仮 想 マ シン 上 にインストールされ 稼 働 するそれぞれのOSを ゲストOS 仮 想 マシン ゲストOS で 実 現 されるシステムを 仮 想 サーバ と 呼 ぶ また 仮 想 化 ソフトをインストールするサーバを 物 理 マシン あるいは 物 理 サーバ と 呼 ぶ アプリ アプリ アプリ ゲストOS 仮 想 化 ソフト アプリ アプリ アプリ ゲストOS 仮 想 化 ソフト ハードウェア アプリ アプリ アプリ ゲストOS 仮 想 化 ソフト 代 表 的 な 仮 想 化 ソフト(ハイパーバイザー) VMware 1998 年 から 仮 想 化 ソフトを 開 発 してきたヴイエムウェアの 製 品 XenServer オープンソースXenを 開 発 したXen Source, Inc.を2007 年 に 買 収 し たCitrixの 製 品 (オープンソース) Hyper-V Windows Server 2008に 標 準 搭 載 されているマイクロソフトの 製 品 KVM Linuxカーネルの 上 にCPUエミュレーションソフトであるQEMUを 開 発 したQumranet 社 を2008 年 に 買 収 したRed Hatの 製 品 (オープンソー ス) サーバ 仮 想 化 のメリット 1 台 の 物 理 サーバ( 物 理 マシン)で 複 数 台 の 論 理 サーバ( 仮 想 マシン) を 実 現 できる 論 理 サーバはすぐに 調 達 できる 異 なるOSの 論 理 サーバも1 台 の 物 理 サーバ 上 で 実 現 できる 論 理 サーバは 他 の 論 理 サーバの 動 作 に 影 響 を 受 けない 古 いOS 上 のアプリケーションも 使 い 続 けられる 物 理 サーバの 管 理 から 論 理 サーバの 管 理 への 変 更 による 管 理 コス トの 削 減 が 期 待 できる 物 理 サーバの 台 数 削 減 による コスト 削 減 が 期 待 できる ( 一 般 に 各 物 理 サーバの 稼 働 率 の 低 さ) 消 費 電 力 の 大 幅 低 減 が 期 待 できる ストレージの 仮 想 化 とは 企 業 のITシステムにストレージ 装 置 が1 台 しかないということはまず 考 えられない データ 量 の 増 加 に 応 じて 増 設 したりするため, 何 台 かのストレージ 装 置 を 組 み 合 わせて 使 用 している 例 がほとんど 各 種 のストレージ 装 置 はそれぞれ 管 理 手 法 も 異 なる 上, 容 量 を 足 し 合 わせて 使 うことができるわけではないので, 結 局 は 小 さな 単 位 に 細 分 化 された 使 いにくい 空 き 容 量 が 残 っていくことになりかねない こうした 問 題 を 解 消 するのがストレージの 仮 想 化 ストレージの 仮 想 化 とは 基 本 的 には 複 数 のストレージ 装 置 をまた いであたかも 単 一 のストレージ 装 置 があるようにみせること ストレージ 仮 想 化 には ブロックレベル の 仮 想 化 と ファイルレベル の 仮 想 化 がある データがストレージに 書 き 込 まれるときは ストレージを 構 成 するディ スクドライブ 上 の ブロック として 書 き 込 まれる ブロックは データ の 物 理 的 な 位 置 になる ボリュームとはブロックの 集 合 体 で サー バはボリュームによってデータの 物 理 的 な 位 置 を 知 り アクセスする ストレージの 物 理 的 な 管 理 単 位 であるボリュームには フォルダや データなどのファイルが 格 納 されている ブロックレベルの 仮 想 化 では 実 際 のボリュームとは 異 なる 仮 想 的 なボリュームをサーバに 対 して 見 せる 仮 想 化 システムが 仮 想 的 なボリュームと ストレージ 装 置 上 の 実 際 のボリュームとの 間 でデー タ(ブロック)の 位 置 について マッピング テーブル により 関 連 付 け を 行 う ファイルレベルの 仮 想 化 は ファイルシステムの 仮 想 化 である す べてのサーバで 使 用 する 共 通 のローカル ファイルシステムを 仮 想 化 システムが 用 意 する ネットワーク 上 でファイルシステムを 統 一 す ることにより 複 数 サーバ 間 でのファイル 共 有 を 可 能 にする

ブロックレベルの 仮 想 化 ファイルレベルの 仮 想 化 ストレージの 仮 想 化 のメリット ストレージ 装 置 のコスト 削 減 が 期 待 できる 各 装 置 の 空 きスペースの 有 効 利 用 が 可 能 サーバ A FS サーバ B FS サーバ A サーバ B FS FS 仮 想 化 システム 異 機 種 のストレージ 装 置 を 組 み 合 わせての 利 用 が 可 能 となる ファイルレベルの 仮 想 化 は サーバ 間 での 同 一 ファイルの 共 有 が 可 能 である 仮 想 化 システム ビジネスの 成 長 に 合 わせたストレージの 拡 張 が 可 能 である 混 在 する 多 種 多 様 なストレージ 装 置 の 管 理 運 用 の 複 雑 さを 解 消 し 管 理 コストの 削 減 が 期 待 できる 仮 想 化 されたシステムに 対 する 集 中 化 された 管 理 が 可 能 ストレージ 装 置 間 でのデータ 移 行 がオンラインで 容 易 に 可 能 となる ネットワークの 仮 想 化 とは 複 雑 化 するネットワークの 運 用 の 負 荷 を 軽 減 させるためのネットワークの 構 築 手 法 の 一 つ サーバ 周 りのケーブルを 減 らし 柔 軟 で 自 律 的 な 運 用 を 実 現 する ネットワークの 仮 想 化 ( 回 線 の 仮 想 化 ) ブレード サーバのラック 内 にLANスイッチ 機 能 を 搭 載 して 物 理 的 な 配 線 切 り 替 え の 手 間 を 省 き ブレード サーバの 故 障 時 は,OSやコンテンツだけでなくMACアド レスなどの 情 報 も 予 備 機 に 移 し, 接 続 を 切 り 替 える 機 能 を 持 つ シャーシ 型 LANスイッチにファイアウォールや 負 荷 分 散 装 置 の 機 能 モジュールを 実 装 して,ケーブルを 極 力 なくす バーチャルLAN(VLAN) 技 術 のより 個 々の 装 置 をケーブルで 接 続 していたのと 同 じLAN 構 成 をシャーシ 内 だけで 仮 想 的 に 実 現 する ネットワーク 機 能 の 仮 想 化 ( 機 器 の 仮 想 化 ) 1 枚 のレイヤ3スイッチ モジュールを 複 数 台 の 仮 想 的 なルータとして 動 かす VRF (virtual routing and forwarding) 技 術 や 1 枚 のファイアウォール 機 能 モジュールを 仮 想 的 に 複 数 台 のファイアウォールとして 動 かす 技 術 により 実 現 ネットワーク 機 能 の 仮 想 化 が 進 むと,1 台 のシャーシ 型 スイッチで 複 数 のサービス をそれぞれの 要 件 に 合 わせて 運 用 できるようになる ネットワーク 仮 想 化 のメリット 複 雑 化 するネットワークの 運 用 負 荷 の 軽 減 が 期 待 できる サーバ 周 りのケーブルを 減 らし 柔 軟 で 自 律 的 な 運 用 を 実 現 可 能 ブレード サーバのラック 内 にLANスイッチ 機 能 を 搭 載 して 物 理 的 な 配 線 切 り 替 えの 手 間 を 省 ける シャーシ 型 LANスイッチにファイアウォールや 負 荷 分 散 装 置 の 機 能 モジュールを 実 装 して,ケーブルを 極 力 なくせる サーバの 仮 想 化 とネットワークの 仮 想 化 を 組 み 合 わせることで,シ ステムの 運 用 管 理 の 手 間 を 大 幅 に 削 減 できる サーバ 故 障 時 に, サーバのディスク 構 成 などを 予 備 機 に 移 し 替 えて 運 用 を 自 動 的 に 継 続 するしくみに 加 えて,サーバとネットワークの 接 続 替 えまで 自 動 化 できれば, 運 用 管 理 の 負 荷 を 大 きく 減 らすことができる スケールアップとスケールアウト 性 能 容 量 向 上 のための 二 つのアプローチ スケールアップは 一 つのシステムを 高 性 能 大 容 量 化 することによ り 性 能 容 量 向 上 を 目 指 す 二 つのアプローチの 比 較 性 能 容 量 向 上 のためのコスト スケールアップ スケールアウト コスト コスト スケールアウトは システムを 複 数 導 入 し 並 列 処 理 させることにより 性 能 容 量 向 上 を 目 指 す 性 能 容 量 性 能 容 量

スケールアウトアプローチは 複 数 のサーバを 連 携 させるため メン テナンスや 障 害 発 生 時 に サービスを 完 全 に 止 める 必 要 はない 一 方 サーバの 台 数 が 増 えることで 管 理 に 手 がかかり ソフトウェ アのライセンス 料 金 が 高 額 になる スケールアウトとスケールアップの 特 性 の 相 違 は サーバ 内 通 信 と サーバ 間 通 信 の 遅 延 の 違 いに 起 因 する OLTPでは データベースの 排 他 制 御 がパフォーマンスに 大 きな 影 響 を 与 え 効 率 的 に 行 うためには 更 新 処 理 を 行 う 複 数 プロセスが 可 能 な 限 り 短 い 遅 延 時 間 内 で 通 信 する 必 要 があり スケールアップ アプローチが 適 している SAPやOracleなどのアプリケーションは 一 般 に 複 雑 なOLTPで スケー ルアップのアプローチ つまり 大 規 模 サーバがほぼ 必 須 となる アプ リケーションサーバではスケールアウトが 可 能 でも データベースサー バではスケールアップが 必 要 スケールアウトは 個 々の 処 理 は 比 較 的 単 純 であるが 多 数 の 処 理 を 同 時 並 行 的 に 行 わなければならないケースで かつ 更 新 デー タの 整 合 性 維 持 に 対 する 要 件 があまり 厳 しくないケースに 適 してい る Web サーチエンジン データ 分 析 処 理 VoD(ビデオオンデマン ド)などのサービスは スケールアウトアプローチが 適 している オーケストレーション/プロビジョニング オーケストレーション(Orchestration) 英 語 では 最 大 の 効 果 を 達 成 するよう 調 整 するという 意 味 システム 全 体 のパフォーマンスを 監 視 して ポリシーベース で 全 体 最 適 化 を 図 ること プロビジョニング(Provisioning) 英 語 では 準 備 供 給 提 供 するという 意 味 必 要 なITリソースを 必 要 な 箇 所 へ 自 動 配 置 すること 利 用 者 が 運 用 中 のシステムの 増 強 が 必 要 になった 場 合 稼 働 中 のシステムにCPUやメモリ,ディスクといったリソースを 追 加 する 必 要 があるが,サーバなどのハードウエアには 電 源 を 入 れ たままで 抜 き 挿 しできる ホットプラグ 対 応 が 必 須 運 用 中 のシ ステムに 影 響 を 与 えず 増 強 するのはそう 簡 単 なことではない ところが 仮 想 化 技 術 により 構 築 後 でもシステムの 設 備 を 比 較 的 簡 単 に 強 化 できるようになってきた 仮 想 化 とは, 物 理 的 なシステム 上 に 抽 象 化 したシステムを 実 現 する 技 術 物 理 的 な 構 成 とは 切 り 離 した 仮 想 的 なシステムを 用 意 し,そ の 上 で 自 分 の 使 いたいサービスを 構 築 する それにより,サービス と 物 理 的 なシステム 構 成 とを 分 離 できる 処 理 能 力 が 足 りなくなった 場 合 には,サービスを 動 かしたままの 状 態 で,ハードウエアにCPUやメモリなどを 追 加 する ハードウエアの 処 理 能 力 が 問 題 なく 拡 張 されたことを 確 認 してから, 仮 想 的 なシス テムで 利 用 するリソースの 割 り 当 てを 増 やせば,サービスを 止 めず に 処 理 能 力 を 増 強 できる プロビジョニングを 活 用 すれば,ハードウェアの 自 動 構 成 やサーバ の 自 動 起 動 仮 想 化 されたコンピューティングリソース(CPU メモリ ストレージ アプリケーションなど)をオンデマンドかつ 動 的 に 割 り 当 てることが 可 能 となる ライブ マイグレーション 動 作 中 の 仮 想 マシンで 動 作 するOS ソフトウェアを 停 止 することな くほかの 仮 想 マシンへ 移 し 変 える 技 術 やサービスのこと ライブマイグレーションを 行 なうと ある 物 理 コンピュータ 上 で 動 作 し ている 仮 想 マシン 上 のメモリイメージが 丸 ごと 別 のコンピュータ 上 の 仮 想 マシンに 移 し 替 えられ 稼 働 中 のOSやアプリケーションソフト ネットワーク 接 続 などを 一 切 停 止 切 断 させることなく 新 しいコンピュー タ 上 で 動 作 を 継 続 することができる 厳 密 には 切 り 替 えの 瞬 間 にミリ 秒 単 位 の 瞬 断 が 生 じるが ネットワークのセッションなどが 切 断 され ることは 無 く ユーザからは 移 動 が 行 われたことは 分 からない 分 散 並 列 処 理 基 盤 クラウドアプリケーションの 大 半 は スケールアウトアプローチに 適 している 多 数 のサーバによる 分 散 並 列 処 理 技 術 がクラウドコンピューティン グの 基 盤 技 術 である Googleのクラウド 基 盤 技 術 Google File System(GFS) は, 巨 大 な 情 報 を 扱 うためのスケーラブ ルな 分 散 ファイルシステム 多 数 の 安 価 なサーバを 使 用 することで, 高 い 性 能 を 発 揮 する サーバの 故 障 がサービス 停 止 に 直 結 しない よう 工 夫 されており 耐 故 障 性 が 高 い MapReduceは 巨 大 なデータセットを 処 理 したり, 生 成 するための 抽 象 化 されたプログラミングモデル ユーザは, 大 量 のデータを 処 理 し, 中 間 的 なキーバリューのデータ 集 合 を 生 成 するようなMap 関 数 を 定 義 する.そして, 中 間 的 なキーが 同 じデータ 集 合 をマージするような Reduce 関 数 を 定 義 する

GFS(Google File System)の 特 徴 安 価 なシステムで 分 散 ファイルシステムを 構 築 している PCは 壊 れるという 前 提 で 設 計 このため 分 散 システムを 構 成 する ノードが 壊 れた 時 データが 失 われないように また 自 動 で 復 旧 でき るように 工 夫 されている 以 下 のような 想 定 された 使 用 において 高 い 性 能 を 発 揮 するよう 設 計 されている * 主 にサイズの 大 きいファイルを 扱 う *ファイルへの 書 き 込 みは 追 記 (append)が 多 い (ファイルの 一 部 分 を 何 度 も 書 き 換 えるような 利 用 ではない) * 書 き 込 みより 読 み 込 みの 方 が 多 い Google App Engine(GAE) Google のクラウド 基 盤 上 で Web アプリケーションを 開 発 実 行 するための 環 境 GAEを 使 用 すれば 高 負 荷 下 でも データが 大 量 でも 高 信 頼 性 の 動 作 を 確 保 す るアプリケーションの 構 築 が 容 易 GAEが 提 供 する 機 能 は 以 下 の 通 り 一 般 的 な Web 技 術 を 完 全 サポートする 動 的 Web サービス クエリ ソート トランザクション 機 能 付 きの 永 続 性 ストレージ 自 動 スケーリングと 負 荷 分 散 Google アカウントを 使 用 したユーザ 認 証 と メール 送 信 のための API 手 元 のコンピュータで Google App Engine を シミュレーションする 完 全 機 能 を 装 備 したローカル 開 発 環 境 特 定 の 時 間 または 一 定 の 間 隔 でイベントをトリガするように スケジュールされたタスク アプリケーションは Java または Pythonの ランタイム 環 境 で 実 行 (Python は フリーなオブジェクト 指 向 プログラミング 言 語 Red Hat 系 Linux で インストーラや 環 境 設 定 ツールの 開 発 言 語 として 利 用 されている) API/Webサービス WebアプリケーションとWebサービスの 違 い API(Application Program Interface)とは あるプラットフォーム(OSやミドルウェア) 向 けのソフトウェ アを 開 発 する 際 に 使 用 できる 命 令 や 関 数 の 集 合 のこと また それらを 利 用 するためのプログラム 上 の 手 続 きを 定 めた 規 約 の 集 合 Webサービスとは HTTPなどのインターネット 関 連 技 術 を 応 用 して SOAPと 呼 ばれるXML 形 式 のプロトコルを 用 いメッセージの 送 受 信 を 行 う 技 術 またはそれを 適 用 したサービス API http://xmlconsortium.org/websv/kaisetsu/c18/content.html SOAP(Simple Object Access Protocol ) XMLとHTTPなどをベースとした 他 のコンピュータにあるデータや サービスを 呼 び 出 すためのプロトコル( 通 信 規 約 ) SOAPによって 外 部 から 利 用 可 能 な 部 品 化 されたWebベースのアプリケーションソフ トは Webサービス と 呼 ばれる クライアントはサーバに 対 してリクエスト メッセージ( 利 用 したいサー ビス,そのサービスの 実 行 に 必 要 なパラメータなどの 情 報 )を 送 信 し, サーバからはクライアントに 結 果 を 応 答 する 必 要 がある これらや りとりのルールを 定 義 するのがSOAP 送 受 信 するSOAPメッセージはXMLで 記 述 し 一 番 外 側 に <Envelope> その 下 に<Header>と<Body>を 記 述 する <Header>と <Body>の 下 にはXMLでありさえすれば 何 を 書 いても 良 く 自 由 に 拡 張 することができる REST(REpresentational State Transfer) URLが 示 すリソースをHTTPを 使 って 通 信 / 操 作 する 方 法 RESTの 最 大 の 特 徴 は 利 用 し 易 い 確 認 し 易 い こと Webブラ ウザにURLを 入 力 するだけで 動 作 確 認 をおこなうことができる また HTTP(もしくはTCP/IP)とXMLがあれば 使 えるので 多 くの 開 発 言 語 で 利 用 できる RESTでは 不 特 定 多 数 を 対 象 にした 入 力 パラメータが 少 ない 情 報 配 信 や 検 索 サービス 等 での 利 用 に 向 いている

Google Web APIの 例 Google App Engine Web アプリケーションを Google のインフラストラクチャで 実 行 するためのAPI 群 Google Maps API Google のインタラクティブな 地 図 をサイトのデータに 統 合 するためのAPI 群 AdWords API AdWords アカウントと 関 連 するキャンペーン データの 管 理 アプリケーションを 構 築 するためのAPI 群 Google Earth API Google Earth を Web ページに 埋 め 込 むためのAPI 群 マッシュアップ(Mashup)とは マッシュアップとは 複 数 の 異 なる 提 供 元 の 技 術 やコンテンツを 複 合 させて 新 しいサービスを 形 作 ること 複 数 のAPIを 組 み 合 わせて 形 成 された あたかもひとつのWebサービスであるかのような 機 能 が マッシュアップと 呼 ばれている AmazonやGoogleなど 多 くの 企 業 が 自 社 のWebサービスの 機 能 を APIとして 提 供 するようになり それに 伴 い APIを 利 用 して 複 合 的 な 機 能 を 持 ったWebサービスを 開 発 することが 可 能 となったもの TwitterMap Twitterのつぶやきと のつぶやきとGoogleマップ マップをマッシュアップ マッシュアップ (3) クラウドサービス 利 用 のメリット (1)スピード (2)コスト (3)ニーズ ニーズの 変 化 への 対 応 (4)シーズ シーズの 変 化 への 対 応 (5) 標 準 化 (6)ビジネス 最 前 線 での 活 用 (7) 新 しいワークスタイル (8) 新 しいビジネスモデル (9) 安 定 稼 動 BCP (10 10)セキュリティ 対 策 (11 11) 企 業 の 競 争 力 と 差 別 化 に 重 点 投 資 (12 12) 地 球 環 境 負 荷 低 減 http://tweetmap.info/ スピード 現 在 のような 変 化 の 激 しい 事 業 環 境 の 中 新 たなビジネス 立 ち 上 げ のスピードは 極 めて 重 要 クラウドサービス 利 用 は システム 調 達 構 築 作 業 の 期 間 は 不 要 また 最 新 のシステムの 利 用 を 志 向 すればするほど その 構 築 ノウ ハウの 習 得 人 材 育 成 のための 期 間 が 必 要 となるが クラウドサー ビス 利 用 の 場 合 は 申 し 込 めばすぐに 使 用 可 能 例 えば クラウドサービス 利 用 により 極 めて 短 時 間 で 必 要 ITシステ ムのプロビジョニングが 可 能 となり 研 究 開 発 は 大 幅 にスピードアッ プ 可 能 クラウドによって 研 究 開 発 サイクルの 短 縮 が 可 能 ビジネスプロセスの 各 場 面 で このような 革 新 が 可 能 求 められるビジネススピードに 追 随 可 能 なITシステム 構 築 には ク ラウドサービスの 利 用 の 検 討 が 重 要 コスト クラウドサービスの 利 用 により システム 導 入 の 場 合 に 比 べ 初 期 費 用 負 担 を 大 きく 軽 減 可 能 また クラウドサービス 利 用 の 場 合 システムの 調 達 や 構 築 作 業 に 必 要 な 多 くの 人 件 費 を 大 幅 に 削 減 可 能 システム 導 入 の 場 合 運 用 管 理 フェーズでも それなりの 人 員 を 要 するが クラウドサービス 利 用 の 場 合 はその 人 件 費 を 大 幅 に 削 減 可 能 システム 導 入 の 場 合 調 達 構 築 や 管 理 運 用 のための 要 員 は 不 可 欠 であり 最 新 のシステムであればあるほど その 要 員 の 育 成 能 力 の 維 持 のための 費 用 負 担 は 大 きい クラウドサービス 利 用 の 場 合 は その 人 件 費 を 大 幅 に 削 減 可 能 であり 要 員 を 利 益 直 結 の 営 業 や 製 造 業 務 へ 投 入 可 能

ニーズの 変 化 への 対 応 ITコストのうち 運 用 コストが 一 般 に70%を 超 えると 言 われており クラウドサービス 利 用 によるITコスト 削 減 効 果 は 大 IT 設 備 の 資 産 の 経 費 化 により 資 産 効 率 と 経 営 効 率 が 向 上 さらにオフバランス 効 果 により 企 業 価 値 も 向 上 クラウドサービス 利 用 は 自 社 の 資 産 とならないため 償 却 資 産 税 固 定 資 産 税 を 低 減 可 能 ( 税 制 上 のメリット) IT 資 産 (ハードウェア ソフトウェア)は 陳 腐 化 のスピードが 速 く 購 入 した 時 点 からすぐに 陳 腐 化 が 始 まり 自 動 車 や 不 動 産 は 中 古 でも 再 販 価 値 があるが IT 資 産 の 場 合 ほとんど 再 販 価 値 はない シス テム 導 入 の 場 合 不 良 資 産 を 抱 えるリスクが 高 いが クラウドサー ビス 利 用 の 場 合 は そのリスクは 無 い システム 導 入 の 場 合 事 業 環 境 の 変 化 に 応 じた システムの 増 強 や 縮 小 には 相 当 の 時 間 と 費 用 負 担 が 必 要 あらかじめ 想 定 でき れば 当 初 より 対 応 可 能 な 規 模 のシステム 導 入 も 可 能 だが 無 駄 な 設 備 保 有 を 強 いられることになる クラウドサービスの 場 合 は 短 期 間 に 費 用 を 抑 えつつ 変 化 に 対 応 可 能 経 営 環 境 の 変 化 に 柔 軟 に 対 応 できるITサービスには クラウドサービス 利 用 が 大 変 効 果 的 利 用 にピークのあるサービスでは システム 導 入 の 場 合 そのピー クに 合 わせたシステム 導 入 が 必 要 だが ピーク 外 では 過 剰 な 設 備 無 駄 な 費 用 負 担 を 強 いられることになる クラウドサービスの 場 合 はそのような 無 駄 が 発 生 しない このような 変 化 への 対 応 は システム 導 入 の 場 合 要 員 の 維 持 も 不 可 欠 となり 費 用 負 担 も 大 きい クラウドサービス 利 用 の 場 合 は 要 員 の 維 持 人 件 費 費 用 負 担 を 大 幅 に 削 減 可 能 そもそも 対 応 可 能 な 優 秀 な 人 材 の 確 保 が 難 しい シーズの 変 化 への 対 応 技 術 の 進 化 は 目 覚 しく 新 たな 製 品 (ハードウェア ソフトウェア)や サービスが 次 々と 市 場 に 登 場 する システム 導 入 の 場 合 システム は 購 入 した 時 点 が 最 高 で すぐに 陳 腐 化 が 始 まり 競 争 力 を 維 持 す るためには 適 宜 最 新 のものへ 置 き 換 えていく 必 要 があり システム 更 新 費 用 の 負 担 が 大 きいが クラウドサービス 利 用 の 場 合 は 事 業 者 がどんどん 最 新 の 技 術 に 更 新 してゆくため 追 加 費 用 なく 最 新 の 技 術 を 利 用 できる 標 準 化 クラウドサービスの 統 一 的 利 用 により 業 務 プロセスや 業 務 システ ムの 標 準 化 を 推 進 可 能 このような 変 化 の 激 しい 最 新 技 術 の 把 握 と 導 入 システムへの 反 映 には 優 秀 な 要 員 の 育 成 維 持 が 不 可 欠 であり また 導 入 された 最 新 システムの 運 用 管 理 においても 新 たな 運 用 管 理 技 術 に 対 応 可 能 な 要 員 の 育 成 維 持 が 不 可 欠 クラウドサービス 利 用 は この ような 人 件 費 等 の 人 的 負 担 を 大 幅 に 削 減 できる そもそも 対 応 可 能 な 優 秀 な 人 材 確 保 も 難 しい ビジネス 最 前 線 での 活 用 クラウドサービスは 外 出 先 や 出 張 先 海 外 の 子 会 社 等 様 々な 拠 点 からの 利 用 が 可 能 必 要 なときに 必 要 な 場 所 でシステムが 利 用 でき ビジネス 最 前 線 での 活 動 を 支 援 可 能 クラウドサービス 利 用 の 場 合 サーバは 企 業 内 のセキュリティゾー ンに 設 置 されていないため セキュリティ 的 に 社 内 システムに 影 響 を 与 える 不 安 が 無 く ビジネス 最 前 線 での 活 用 を 展 開 可 能 新 しいワークスタイル クラウドサービスの 利 用 により オフイスで 業 務 を 遂 行 する 必 要 性 が 少 なくなり 在 宅 勤 務 やテレワークオフイスなどでの 業 務 遂 行 がやり 易 くなり 企 業 にとっては オフイススペースや 空 調 などの 費 用 負 担 軽 減 が 期 待 できる わが 国 にとっては 交 通 ラッシュの 解 消 移 動 のためのエネルギー 消 費 量 の 削 減 などが 期 待 できる

新 しいビジネスモデル クラウドサービスの 利 用 により きめ 細 かな 顧 客 サポートが 可 能 新 たな 受 注 が 期 待 される クラウドサービスの 利 用 により 新 たな 顧 客 獲 得 が 期 待 される クラウドサービスの 利 用 により 周 辺 業 務 のサービスが 新 たなビジ ネスとなる 可 能 性 大 安 定 稼 動 BCP クラウドサービス 利 用 の 場 合 運 用 管 理 体 制 もしっかりしており ま た 安 定 稼 動 に 必 要 な 付 帯 設 備 も 整 備 されており 安 定 したサービス 利 用 が 可 能 クラウドサービス 利 用 の 場 合 システムやデータが 安 全 性 の 高 いデー タセンターに 保 管 されているので 災 害 発 生 などの 緊 急 時 にも 事 業 継 続 可 能 クラウドサービス 利 用 の 場 合 災 害 が 直 接 的 にもたらす 影 響 を 最 小 限 に 抑 えるだけなく インターネットに 接 続 できる 環 境 さえあれば 情 報 システムをそのまま 利 用 する 事 も 可 能 データのバックアップとしてクラウドサービスを 利 用 するだけでも 有 効 なディザスター リカバリー 対 策 となりうる セキュリティ 対 策 技 術 や 製 品 の 進 歩 と 共 に 新 たな 脆 弱 性 やリスクも 出 現 の 可 能 性 が 高 く 常 にセキュリティ 対 策 の 専 門 家 による 調 査 分 析 や 対 策 対 応 が 必 要 クラウドサービスの 場 合 は 最 新 技 術 製 品 の 弱 点 や 危 険 性 についても 精 通 している 専 門 家 集 団 を 擁 している 場 合 が 多 いた め サービスシステムにはそれなりのセキュリティ 対 策 がとられてお り 安 心 できる ネットサービスは 日 々 多 くの 攻 撃 に 晒 されている 攻 撃 の 状 況 を 把 握 しつつ 適 切 な 対 応 をとらないと 安 定 したシステム 利 用 が 不 可 能 クラウドサービスの 場 合 は DDOSなどの 様 々な 攻 撃 やそれ らへの 対 策 に 精 通 している 専 門 家 集 団 を 擁 している 場 合 が 多 く 安 心 感 がある クラウドサービスの 場 合 24 時 間 365 日 の 監 視 運 用 体 制 の 堅 牢 な データセンターであり 個 人 情 報 を 有 するデータでも 情 報 漏 えいや ウィルス 等 の 脅 威 などのセキュリティの 心 配 から 開 放 される そもそも 日 々 発 生 するセキュリティ 問 題 へ 適 切 に 対 応 できる 優 秀 な 人 材 の 確 保 は 極 めて 困 難 クライアント 側 のセキュリティ 対 策 の 徹 底 が 容 易 (DaaSの 場 合 ) 一 人 一 人 の 従 業 員 のクライアント 側 でのセキュリティ 対 策 は 教 育 を 通 じ また 適 宜 の 指 示 や 監 査 を 通 じ 徹 底 させる 必 要 があるが 徹 底 するのは 難 しく またコストのかかるもの セキュリティ 対 策 が 必 要 な 部 分 を 専 門 家 による 集 中 運 用 管 理 下 に 置 く 事 により クライアント 側 のセキュリティ 対 策 コストの 大 幅 な 削 減 が 期 待 できる 企 業 の 競 争 力 と 差 別 化 に 重 点 投 資 ITの 進 歩 は 急 速 であり それに 追 随 し 最 新 の 技 術 に 基 づくシステム の 構 築 運 用 負 担 は 今 後 ますます 大 きくなるものと 思 われる 今 後 も オンプレミスやプライベートクラウドなどの 選 択 をする 場 合 は 覚 悟 が 必 要 地 球 環 境 負 荷 低 減 エネルギー 効 率 を 高 めたデータセンターで 運 用 されるクラウドサー ビスを 利 用 することにより CO2 の 排 出 量 削 減 を 効 果 的 に 実 現 可 能 一 方 ITは 社 会 基 盤 の 一 つになりつつある 独 自 システムの 開 発 構 築 保 有 に 企 業 の 競 争 力 差 別 化 を 求 めるのは 時 代 遅 れになりつ つある ITのコモディティ 化 が 進 む 中 むしろそのITをどのように 効 率 的 効 果 的 に 使 うかということに 企 業 の 競 争 力 差 別 化 を 求 める べきである 大 和 総 研 の 資 料 より クラウドサービス 利 用 は コモディティ 化 が 進 むITの 有 効 な 利 用 形 態 と 言 える

売 上 10 億 ドル 以 上 の 米 国 内 企 業 2,653 社 の CO 2 排 出 量 予 測 (4) クラウドコンピューティングを 応 用 した サービス(SaaS)の 例 *Googleのクラウドサービス Googleアカウント Google Apps 大 和 総 研 の 資 料 より *Microsoftのクラウドサービス Office 365 Googleのクラウドサービス(SaaS) Googleアカウント igoogle Gmail Google グループ Picasa ウェブ 履 歴 など Google の 無 料 サービスにアクセスできるアカウント Google Apps 企 業 にとって 不 可 欠 なサービスをまとめて 提 供 する 一 連 の Google アプリケーション メール Google ドキュメント Google カレ ンダー Google トークなどのGoogle サービスを 会 社 学 校 組 織 の 独 自 のドメイン(たとえば www.yourcompany.com)で 利 用 できる 無 償 版 の 他 Google Apps for Business( 有 料 :600 円 /1 人 1ヶ 月 ) Google Apps for Education( 無 料 )がある Google Apps( 無 償 版 ) 申 込 http://www.google.com/apps/intl/ja/group/index.html ( 無 料 の Google Apps を 使 ってみよう)のページを 表 示 ページ 内 の 開 始 する というボタンをクリック 既 存 のドメイン 名 を 使 用 する のタブを 選 択 し ドメイン 名 を 入 力 ( 新 たに 取 得 する 必 要 があれば ドメイン 名 の 購 入 のタブをクリック しで 独 自 ドメインを 取 得 ) 申 し 込 み のページで 必 要 な 情 報 を 入 力 続 いて アカウント 作 成 のページで 管 理 者 アカウントを 作 成 のための 必 要 事 項 を 入 力 し 規 約 を 読 んだら 同 意 して 設 定 を 続 行 Google Appsセットアップウイザード の 画 面 上 部 の ダッシュボード をクリック サービス 設 定 の 画 面 の 上 部 にある Google Appsを 有 効 にする ボタンをクリック 所 有 権 の 確 認 のページでは 以 下 の 方 法 で 登 録 ドメインの 有 効 性 を 確 認 する 登 録 ドメインのWEBサーバ 上 にGoogleが 指 定 するHTMLファイル をアップロードし 有 効 にする ボタンをクリック 登 録 ドメインのDNS 設 定 にGoogleの 指 定 するTXT(テキスト)レコー ドを 書 き 加 え 有 効 にする ボタンをクリック 有 効 になったとの 表 示 が 有 り 申 込 ( 登 録 ) 終 了 < 最 初 の30 日 以 内 (Google Apps for Business 無 料 試 用 期 間 中 )に 管 理 者 コントロールパネル[ドメインの 設 定 ] の[ 登 録 と 請 求 ] タブ [Google Apps for Business をキャンセル] リンクをクリックし 次 に [はい 無 料 試 用 をキャンセルします] をクリックすることにより Google Apps( 無 償 版 )に 切 り 替 えることができる >

Google Apps( 無 償 版 ) 利 用 設 定 申 込 ( 登 録 )によって 与 えられたURLをアクセスする このURLには 指 定 したドメイン 名 xxxxxx( 登 録 ドメイン)が 含 まれている http://www.google.com/a/xxxxxx/ ここで 管 理 者 としてログインし 管 理 者 画 面 上 部 のメニュー 内 の ダッシュボード をクリック ダッシュボード 画 面 下 部 のメニューから メールを 有 効 にする を 選 んでクリック 設 定 は 管 理 者 画 面 上 部 のメニュー 内 の セットアップ 内 の メー ルを 設 定 する の 説 明 に 従 って 行 う (DNSの 設 定 の 反 映 やユーザー 用 のメールURLが 利 用 できるまで にには 時 間 がかかる 場 合 がある) 同 様 に ダッシュボード 画 面 下 部 のメニューから サイト カレン ダー ドキュメントなどを 順 次 選 択 し 登 録 ドメインで 利 用 できるよう に 設 定 する メニューの 組 織 とユーザ で ユーザの 登 録 および 下 位 組 織 の 追 加 を 行 う 複 数 の 下 位 組 織 を また 下 位 組 織 の 下 に 更 に 下 位 組 織 を 追 加 できる 各 下 位 組 織 は その 組 織 に 属 するユーザを 定 義 できる 各 組 織 は 使 えるツールを 制 限 できる ユーザを 追 加 すると ユーザ 名 メールアドレス ログインURLが 表 示 された 開 始 手 順 ウィンドウが 開 く それを 印 刷 またはそこで 入 力 するメールアドレス 宛 開 始 手 順 を 知 らせることができる グループ でグループを 作 成 する よく 連 絡 を 取 るユーザのグルー プ ドキュメントを 共 有 するユーザのグループなどの 作 成 が 可 能 Google Apps( 無 償 版 ) 使 い 方 (ユーザ) メール または 印 刷 で 連 絡 を 受 けた 開 始 手 順 にあるURLにアクセス すると ログイン 画 面 が 開 くので 手 順 に 記 されたIDとパスワードを 入 力 し ログイン ( 最 初 のログインに 限 り 新 しいパスワードに 変 えるように 要 求 され る) ログインが 完 了 すると そのユーザが 利 用 できるサービスのアイコ ンが 表 示 された 画 面 が 表 示 される 表 示 された 中 で 利 用 したいサービスのアイコン 例 えば サイト を クリックすると サイトの 画 面 が 表 示 され 用 意 されたテンプレートを 利 用 すると 簡 単 にサイト(Webページ)が 作 成 でき 出 来 上 がったら 右 上 の 共 有 ボタンをクリックし 誰 に 公 開 するのか 誰 と 共 有 するの かなどを 設 定 し 保 存 する サイト と 同 様 ドキュメント カレンダー などを 選 択 すると そ の 作 成 画 面 が 表 示 され 作 成 されたドキュメントやカレンダーの 共 有 先 の 指 定 が 可 能 Microsoftのクラウドサービス(SaaS) Office 365 Microsoft Office の 共 同 作 業 および 生 産 性 向 上 ツール 電 子 メール Web 会 議 ドキュメント および 予 定 表 などのツールを クラウド 経 由 で 利 用 できるサービス Office 365 にはビジネスクラスのセキュリティが 機 能 が 提 供 されて いる Office 365に 用 意 されているプランは 以 下 の 通 り *プロフェッショナルと 小 規 模 企 業 向 けプラン 対 象 は 従 業 員 が 25 人 未 満 の 組 織 * 中 規 模 企 業 とエンタープライズ 向 けプラン 対 象 は 高 度 な IT ニーズのある あらゆる 規 模 の 組 織 * 教 育 機 関 向 けプラン 対 象 は 幼 稚 園 小 中 高 等 学 校 およびそれ 以 上 の 教 育 機 関 Office 365の 全 体 構 成 Office365で 提 供 される 主 なサービス TechTargetの2011 年 7 月 7 日 の 記 事 より @ITの2011 年 8 月 18 日 の 記 事 より

Office365と 利 用 可 能 な 主 なサービス Office 365( 試 用 版 ) 申 込 http://www.microsoft.com/ja-jp/office365/online-software.aspx (Office 365 for Professional and Small Business)のページを 表 示 試 用 版 の 入 手 ボタンをクリックすると Office 365 を 30 日 間 無 料 でお 試 しください のページが 表 示 される Office 365 を 30 日 間 無 料 でお 試 しください のページの プロフェッ ショナルおよび 中 小 企 業 向 けの 無 料 試 用 版 ボタンをクリックすると サインナップ のページが 表 示 される @ITの2011 年 8 月 18 日 の 記 事 より サインナップ のページで 1 必 要 情 報 を 入 力 2 入 力 した 新 しいド メイン 名 が 利 用 可 能 であるか 確 認 ボタンで 確 認 3 利 用 可 能 と 判 断 されると ID パスワード 認 証 コード 同 意 事 項 のチェックなどが 入 力 できるようになるので 入 力 その 後 同 意 して 続 行 ボタンをクリッ ク サインナップ 画 面 が 登 録 したIDとパスワードが 入 力 された 画 面 へ 更 新 されるので 続 行 ボタンをクリックすると ホームのページ が 表 示 され 利 用 可 能 になる Office 365( 無 料 版 ) 利 用 設 定 https://portal.microsoftonline.com/admin/default.aspx を 開 き 管 理 者 ID,パスワードを 入 れサインインすると 管 理 者 のホームページ が 開 く ユーザーを 追 加 する をクリックし 新 しいユーザーというウィンドウ が 開 くので 名 前 ユーザ 名 を 入 力 その 後 必 要 項 目 にチェックし ライセンスを 割 り 当 てる その 後 ID パスワード ログイン 手 順 など を 知 らせるための 既 存 のメールアドレスを 入 力 し 作 成 ボタンをク リックするとユーザ 名 と 一 時 パスワードが 結 果 として 表 示 される 追 加 されたユーザには 指 定 した 既 存 のメールアドレスへ ユーザ 名 一 時 パスワード サインインページのURL( 下 記 )などが 届 く https://login.microsoftonline.com/ 管 理 者 画 面 から ドメイン をクリックし そこで 独 自 のドメイン 名 を 保 有 している 場 合 は 追 加 することにより そのドメイン 名 を Microsoft Office 365 サービスで 使 用 できる Outlookに 関 する 設 定 画 面 で メールボックスの 設 定 ができる Lyncに 関 する 設 定 画 面 で インスタント メッセージング 音 声 とビデ オの 通 話 およびオンライン ミーティングの 設 定 ができる チーム サイトとドキュメントに 関 する 設 定 画 面 で SharePoint Online を 使 用 してチーム サイトおよびドキュメント ライブラリを 管 理 するた めの 設 定 ができる Webサイトに 関 する 設 定 画 面 で 一 般 向 けの Web サイトを 設 計 およ び 編 集 ができる Office 365( 無 料 版 ) ログイン 方 法 サインインページ( 下 記 )にて ID パスワードを 入 力 し サ インインする https://login.microsoftonline.com/ http://xxxxxxx.sharepoint.com/pages/default.aspx xxxxxxxは 取 得 したドメイン 名 メンバーログインをクリックし yyyyyyy@xxxxxxx.onmicrosoft.com が 表 示 されるので パスワードを 入 力 し Sign inボタンをクリックする

本 日 の 内 容 (1)クラウドコンピューティングとは (2)クラウドコンピューティングを 支 える 技 術 (3)クラウドコンピューティング 利 用 のメリット ご 清 聴 ありがとうございました (4)クラウドコンピューティングを 応 用 した サービス(SaaS)の 例