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○医療用医薬品の使用上の注意記載要領について

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EST_  H.8.6.

デュアック 配 合 ゲル に 係 る 医 薬 品 リスク 管 理 計 画 書 (RMP)の 概 要 販 売 名 デュアック 配 合 ゲル 有 効 成 分 クリンダマイシンリン 酸 エステ ル 水 和 物 / 過 酸 化 ベンゾイル 製 造 販 売 業 者 株 式 会 社 ポーラファルマ 薬 効 分

製 造 業 者 は 製 造 販 売 業 者 の 管 理 監 督 の 下 適 切 な 品 質 管 理 を 行 い 製 品 を 製 造 します なお 製 造 業 は 製 造 に 特 化 した 許 可 となっており 製 造 業 の 許 可 のみでは 製 品 を 市 場 に 出 荷 することはできま せん

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診療行為コード

第 1 条 適 用 範 囲 本 業 務 方 法 書 は 以 下 の 性 能 評 価 に 適 用 する (1) 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 以 下 令 という ) 第 20 条 の7 第 1 項 第 二 号 表 及 び 令 第 20 条 の 8 第 2 項 の 認 定 に 係 る 性 能 評

2 製 品 概 要 有 効 成 分 (1 錠 中 含 量 ) 製 造 販 売 承 認 番 号 薬 価 基 準 収 載 医 薬 品 コード レセプト 電 算 処 理 システム 用 コード 薬 価 薬 価 基 準 収 載 日 規 制 区 分 使 用 期 限 貯 法 注 意 ピートル チュアブル 錠 25

認 し 通 常 の 立 入 検 査 に 際 しても 許 可 内 容 が 遵 守 されていることを 確 認 するこ と 2 学 校 薬 剤 師 業 務 の 兼 任 学 校 薬 剤 師 の 業 務 を 兼 任 する 場 合 の 取 扱 いは 次 のとおりとする (1) 許 可 要 件 1 薬 局 等 の

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

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(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

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目 次 事 例 法 別 5 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 誕 生 が 昭 和 9 年 月 以 降 の 者 3 法 別 5 70 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置 対 象 者 法 別 歳 以 上 ( 患 者 負 担 割 ) 特 例 措 置

3 薬 局 サービス 等 (1) 健 康 サポート 薬 局 である 旨 の 表 示 健 康 サポート 薬 局 である 旨 を 表 示 している 場 合 健 康 サポート 薬 局 とは かかりつけ 薬 剤 師 薬 局 としての 基 本 的 な 機 能 に 加 えて 積 極 的 な 健 康 サポート 機

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2. 改 訂 内 容 ( ) 薬 食 安 通 知 による 改 訂 ( ) 自 主 改 訂 <トランサミン 注 > 改 訂 後 改 訂 前 (1) 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 ) 1)ショック:ショックを 起 こすことがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた

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1 資 料 編 我 が 国 の 人 口 の 推 移 厚 労 働 全 般 平 成 24 年 版 厚 労 働 白 書 5

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

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有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

該 介 護 休 業 が 終 了 する 日 までに, 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 が 死 亡 したとき 又 は 離 婚, 婚 姻 の 取 消, 離 縁 等 により 当 該 介 護 休 業 に 係 る 対 象 家 族 との 親 族 関 係 が 消 滅 した とき (3) 配 偶

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( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

全設健発第     号

第 2-2 表 耐 火 構 造 等 に 必 要 な 性 能 に 関 する 技 術 的 基 準 構 造 の 種 類 部 分 火 災 の 種 類 時 間 要 件 1 時 間 を 基 本 とし 建 耐 力 壁 柱 床 はり 屋 根 階 段 耐 火 構 造 ( 令 第 107 条 ) 壁 床 外 壁 屋 根

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母 子 医 療 対 策 費 462 (313,289) 国 4,479 1 不 妊 治 療 助 成 事 業 8,600 不 妊 治 療 費 用 の 一 部 を 助 成 し 経 済 的 負 担 の 軽 減 を 図 る 230, ,608 不 妊 治 療 費 の 増 加 による 増 額 分

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2 ギニア シエラレオネ リベリア ウガンダ スーダン ガボン コートジボワー ル コンゴ 民 主 共 和 国 コンゴ 共 和 国 また 有 症 状 者 からの 電 話 相 談 によりエボラ 出 血 熱 への 感 染 が 疑 われる 場 合 二 次 感 染 拡 大 のリスクを 避 けるため 保 健

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

5 月 25 日 2 口 腔 咽 頭 唾 液 腺 の 疾 患 2 GIO: 口 腔 咽 頭 唾 液 腺 の 疾 患 を 理 解 する SBO: 1. 急 性 慢 性 炎 症 性 疾 患 を 説 明 できる 2. 扁 桃 の 疾 患 を 説 明 できる 3. 病 巣 感 染 症 を 説 明 できる 4

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平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

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Ⅰ 元 請 負 人 を 社 会 保 険 等 加 入 建 設 業 者 に 限 定 平 成 28 年 10 月 1 日 以 降 に 入 札 公 告 指 名 通 知 随 意 契 約 のための 見 積 依 頼 を 行 う 工 事 から 以 下 に 定 める 届 出 の 義 務 ( 以 下 届 出 義 務 と

為 が 行 われるおそれがある 場 合 に 都 道 府 県 公 安 委 員 会 がその 指 定 暴 力 団 等 を 特 定 抗 争 指 定 暴 力 団 等 として 指 定 し その 所 属 する 指 定 暴 力 団 員 が 警 戒 区 域 内 において 暴 力 団 の 事 務 所 を 新 たに 設

こうした 経 緯 を 踏 まえ 当 該 製 剤 の 供 給 が 安 定 するまでの 間 は これら 2 疾 患 の 適 応 が 認 められていない 下 記 2 の 免 疫 グロブリン 3 製 剤 が 使 用 された 場 合 であっても 診 療 報 酬 の 審 査 にあたり 柔 軟 な 対 応 がなさ

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

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目 次 1. 社 会 保 障 分 野 でできること 1 1 高 額 医 療 高 額 介 護 合 算 制 度 の 改 善 2 保 険 証 機 能 の 一 元 化 3 自 己 診 療 情 報 の 活 用 4 給 付 可 能 サービスの 行 政 側 からの 通 知 2. 年 金 分 野 でできること 5

ウ 一 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 粒 ~ 粒 お 召 し 上 がりください という 旨 の 幅 の 両 端 をもって 表 示 することも 可 能 です エ 栄 養 成 分 の 量 及 び 熱 量 ( 栄 養 成 分 表 示 ) 一 日 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 成 分 の

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続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

(2) 特 別 障 害 給 付 金 国 民 年 金 に 任 意 加 入 していなかったことにより 障 害 基 礎 年 金 等 を 受 給 していない 障 がい 者 の 方 に 対 し 福 祉 的 措 置 として 給 付 金 の 支 給 を 行 う 制 度 です 支 給 対 象 者 平 成 3 年 3

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接 支 払 制 度 を 活 用 するか 意 思 を 確 認 する 確 認 に 当 たっては 次 の 各 号 に 掲 げる 事 項 について 書 面 により 世 帯 主 の 合 意 を 得 て 代 理 契 約 を 締 結 するものとする (1) 医 療 機 関 等 が 本 市 に 対 し 世 帯 主

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(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

(4) 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 との 連 携 1 市 は 国 の 現 地 対 策 本 部 長 が 運 営 する 武 力 攻 撃 原 子 力 災 害 合 同 対 策 協 議 会 に 職 員 を 派 遣 するなど 同 協 議 会 と 必 要 な 連 携 を 図 る

 

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

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3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

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課 税 ベ ー ス の 拡 大 等 : - 租 税 特 別 措 置 の 見 直 し ( 後 掲 ) - 減 価 償 却 の 見 直 し ( 建 物 附 属 設 備 構 築 物 の 償 却 方 法 を 定 額 法 に 一 本 化 ) - 欠 損 金 繰 越 控 除 の 更 な る 見 直 し ( 大

いう )は 警 告 をしたときは 速 やかに その 内 容 及 び 日 時 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申 出 をした 者 に 通 知 しなければならないこととされ また 警 告 をし なかったときは 速 やかに その 旨 及 び 理 由 を 当 該 警 告 を 求 める 旨 の 申

Transcription:

医 薬 品 の 適 正 使 用 に 欠 かせない 情 報 です 必 ずお 読 み 下 さい 使 用 上 の 注 意 改 訂 のお 知 らせ 持 続 性 選 択 H1 受 容 体 拮 抗 アレルギー 性 疾 患 治 療 剤 No.11-17 日 本 薬 局 方 セチリジン 塩 酸 塩 錠 2011 年 7 月 製 造 販 売 このたび 標 記 製 品 の 使 用 上 の 注 意 を 改 訂 いたしましたので ご 案 内 申 し 上 げます 今 後 の 本 剤 のご 使 用 に 際 しましては 次 ページの 内 容 にご 留 意 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げます なお 流 通 在 庫 の 関 係 から 改 訂 した 添 付 文 書 を 封 入 した 製 品 が お 手 元 に 届 くまで 若 干 の 日 数 を 必 要 としますので 改 訂 添 付 文 書 の 全 文 は 弊 社 ホームページ(http://www.takata-seiyaku.co.jp/)をご 参 照 下 さい 医 薬 品 添 付 文 書 の 改 訂 情 報 は 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ(http://www.info.pmda.go.jp) に 最 新 の 添 付 文 書 並 びに 医 薬 品 安 全 対 策 情 報 (DSU)No.201( 日 本 製 薬 団 体 連 合 会 発 行 )に 掲 載 され ますので あわせてご 参 照 下 さい 1

1. 改 訂 内 容 ( 波 線 は 自 主 改 訂 に 基 づく 改 訂 ) 改 訂 後 改 訂 前 ( 破 線 は 削 除 又 は 変 更 部 分 ) 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 1. 本 剤 の 成 分 又 はピペラジン 誘 導 体 (レボセチリジ ン ヒドロキシジンを 含 む)に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 2. 重 度 の 腎 障 害 (クレアチニンクリアランス10mL/ min 未 満 )のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそ れがある ] 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 本 剤 の 成 分 又 はヒドロキシジンに 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 腎 障 害 患 者 では 血 中 濃 度 半 減 期 の 延 長 が 認 められ 血 中 濃 度 が 増 大 するため クレアチニンクリアランス に 応 じて 下 表 のとおり 投 与 量 の 調 節 が 必 要 である なお クレアチニンクリアランスが10mL/min 未 満 の 患 者 への 投 与 は 禁 忌 である 成 人 患 者 の 腎 機 能 に 対 応 する 用 法 用 量 の 目 安 ( 外 国 人 データ) クレアチニンクリアランス(mL/min) 80 50~79 30~49 10~29 10mgを 10mgを 5mgを 5mgを 推 奨 用 量 1 日 1 回 1 日 1 回 1 日 1 回 2 日 に1 回 記 載 なし 使 用 上 の 注 意 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) 腎 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ]( 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 参 照 ) 省 略 使 用 上 の 注 意 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) 腎 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ] 省 略 3. 相 互 作 用 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 3. 相 互 作 用 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 テオフィリン リトナビル 併 用 により テオ 機 序 は 明 らかでは フィリンの 薬 物 動 ないが 本 剤 のク 態 に 変 化 はないが リアランスが16% 本 剤 の 曝 露 量 の 増 減 少 する 加 が 報 告 されてい る 併 用 により 本 剤 リトナビルにより の 曝 露 量 の 増 加 (40 本 剤 の 腎 排 泄 が 阻 %) 及 びリトナビ 害 される 可 能 性 が ルの 曝 露 量 のわず 考 えられる かな 変 化 (-11%) が 報 告 されている ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 併 用 により 両 剤 の 機 序 は 明 らかでは 血 中 濃 度 が 上 昇 し ない ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 の 副 作 用 が 発 現 したとの 報 告 がある 2

改 訂 後 改 訂 前 ( 破 線 は 削 除 又 は 変 更 部 分 ) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 中 枢 神 経 抑 制 剤 中 枢 神 経 系 に 影 響 中 枢 神 経 抑 制 作 用 アルコール を 与 える 可 能 性 が が 増 強 される 可 能 あるため 中 枢 神 性 がある 経 抑 制 剤 あるいは アルコールと 併 用 する 際 は 注 意 する こと ピルシカイニド 塩 併 用 により 両 剤 の 機 序 は 明 らかでは 酸 塩 水 和 物 血 中 濃 度 が 上 昇 し ない ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 の 副 作 用 が 発 現 したとの 報 告 がある 4. 副 作 用 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない その 他 の 副 作 用 次 のような 副 作 用 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 減 量 投 与 中 止 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 頻 度 不 明 4. 副 作 用 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない その 他 の 副 作 用 次 のような 副 作 用 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 減 量 投 与 中 止 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 頻 度 不 明 精 神 神 経 系 眼 腎 臓 泌 尿 器 その 他 眠 気 怠 感 頭 痛 頭 重 感 ふらふら 感 し びれ 感 めまい 浮 遊 感 不 眠 振 戦 抑 うつ 激 越 攻 撃 性 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 省 略 結 膜 充 血 霧 視 眼 球 回 転 発 作 省 略 尿 蛋 白 BUN 上 昇 尿 糖 ウロビリノーゲン の 異 常 頻 尿 血 尿 排 尿 困 難 遺 尿 耳 鳴 月 経 異 常 胸 痛 ほてり 息 苦 しさ 関 節 痛 手 足 のこわばり 嗅 覚 異 常 鼻 出 血 脱 毛 咳 嗽 体 重 増 加 筋 肉 痛 精 神 神 経 系 眼 腎 臓 泌 尿 器 その 他 眠 気 怠 感 頭 痛 頭 重 感 ふらふら 感 し びれ 感 めまい 浮 遊 感 不 眠 振 戦 抑 うつ 激 越 攻 撃 性 結 膜 充 血 霧 視 省 略 省 略 尿 蛋 白 BUN 上 昇 尿 糖 ウロビリノーゲン の 異 常 頻 尿 血 尿 排 尿 困 難 耳 鳴 月 経 異 常 胸 痛 ほてり 息 苦 しさ 関 節 痛 手 足 のこわばり 嗅 覚 異 常 鼻 出 血 脱 毛 咳 嗽 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 動 物 実 験 (ラット)で 胎 盤 を 通 過 する ことが 報 告 されている ] 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせる こと [ヒト 乳 汁 中 へ 移 行 することが 報 告 されている ] 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない ] 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせるこ と [ 動 物 試 験 (ラット イヌ)で 乳 汁 中 へ 移 行 するこ とが 報 告 されている ] 9. 過 量 投 与 徴 候 症 状 : 本 剤 の 過 量 投 与 により 錯 乱 散 瞳 落 ち 着 きのなさ 鎮 静 傾 眠 昏 迷 尿 閉 があらわれること がある 処 置 : 必 要 に 応 じ 対 症 療 法 を 行 うこと 本 剤 の 特 異 的 な 解 毒 剤 はなく また 本 剤 は 透 析 で 除 去 されない 記 載 なし 3

2. 改 訂 理 由 2.1 自 主 改 訂 セチリジン 塩 酸 塩 製 剤 のCCDS * の 記 載 及 び 類 薬 のレボセチリジン( 製 品 名 :ザイザル 錠 ) の 添 付 文 書 の 記 載 に 基 づいて 使 用 上 の 注 意 の 各 項 目 を 改 訂 しました 禁 忌 の 項 に ピペラジン 誘 導 体 (レボセチリジン)に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 及 び 重 度 の 腎 障 害 のある 患 者 を 追 記 レボセチリジンに 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 を 禁 忌 の 項 に 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました また 重 度 の 腎 障 害 のある 患 者 を 禁 忌 の 項 に 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りまし た 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 に 腎 障 害 患 者 に 対 する 本 剤 の 用 法 用 量 の 調 節 のための 目 安 を 追 記 腎 障 害 患 者 に 対 する 本 剤 の 用 法 用 量 の 調 節 のための 目 安 についての 記 載 を 新 たに 新 設 し 注 意 喚 起 を 図 りました 1. 慎 重 投 与 の 項 の 腎 障 害 のある 患 者 の 項 の 記 載 整 備 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 の 新 設 に 伴 い 記 載 整 備 を 行 いました 3. 相 互 作 用 の 併 用 注 意 の 項 に テオフィリン リトナビル 及 び 中 枢 神 経 抑 制 剤 アルコール を 追 記 本 剤 と テオフィリン 及 び リトナビル を 併 用 した 場 合 本 剤 の 曝 露 量 の 増 加 が 報 告 されているため 併 用 注 意 の 項 に テオフィリン 及 び リトナビル を 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました また 本 剤 と 中 枢 神 経 抑 制 剤 アルコール を 併 用 した 場 合 中 枢 神 経 系 に 影 響 を 与 える 可 能 性 があるため 中 枢 神 経 抑 制 剤 アルコール を 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました 4

4. 副 作 用 の その 他 の 副 作 用 の 項 の 精 神 神 経 系 に 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 眼 に 眼 球 回 転 発 作 腎 臓 泌 尿 器 に 遺 尿 及 び その 他 に 体 重 増 加 筋 肉 痛 を 追 記 他 社 の 症 例 集 積 等 に 基 づき 4. 副 作 用 の その 他 の 注 意 の 項 の 精 神 神 経 系 に 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 眼 に 眼 球 回 転 発 作 腎 臓 泌 尿 器 に 遺 尿 及 び その 他 に 体 重 増 加 筋 肉 痛 を 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました なお 弊 社 では 集 積 症 例 はありません 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 の 項 の 記 載 整 備 動 物 実 験 (ラット)で 胎 盤 を 通 過 することが 報 告 されているため その 文 言 を 追 記 しまし た また 乳 汁 中 への 移 行 が ヒト でも 報 告 されているため 動 物 実 験 (ラット イヌ) を ヒト に 文 言 を 変 更 し 注 意 喚 起 を 図 りました 9. 過 量 投 与 の 項 を 新 設 9. 過 量 投 与 の 項 を 新 設 し 徴 候 症 状 処 置 を 記 載 し 注 意 喚 起 を 図 りました *CCDS(Company Core Data Sheet: 企 業 中 核 データシート): 世 界 で 初 めてその 薬 剤 の 承 認 を 取 得 した 企 業 が 添 付 文 書 を 作 成 する 際 に 基 準 となる 製 品 情 報 文 書 です そのなかには 安 全 性 情 報 のほか 適 応 症 用 法 用 量 薬 理 学 製 品 に 関 するその 他 の 情 報 が 含 まれ 世 界 中 から 集 積 された 安 全 性 情 報 を 評 価 し 最 新 の 情 報 が 反 映 されるように 逐 次 改 訂 が 行 わ れます 5

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**2011 年 7 月 改 訂 ( 第 6 版 ) * 2009 年 6 月 改 訂 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 87449 貯 法 : 室 温 保 存 使 用 期 限 : 外 箱 等 に 表 示 (3 年 ) 持 続 性 選 択 H1 受 容 体 拮 抗 アレルギー 性 疾 患 治 療 剤 承 認 番 号 薬 価 収 載 販 売 開 始 5mg 10mg 21900AMX00523 21900AMX00524 2007 年 7 月 2007 年 7 月 2007 年 7 月 2007 年 7 月 * 処 方 せん 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 せんに より 使 用 すること) 日 本 薬 局 方 セチリジン 塩 酸 塩 錠 CETIRIZINE HYDROCHLORIDE 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) ** 1. 本 剤 の 成 分 又 はピペラジン 誘 導 体 (レボセチリジ ン ヒドロキシジンを 含 む)に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 2. 重 度 の 腎 障 害 (クレアチニンクリアランス10mL/ min 未 満 )のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそ れがある ] 1. 組 成 品 2. 製 剤 の 性 状 名 成 分 分 量 添 加 物 品 名 成 分 分 量 添 加 物 組 成 性 状 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 1 錠 中 セチリジン 塩 酸 塩 5mg 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース 低 置 換 度 ヒドロキシプロピルセルロ ース 軽 質 無 水 ケイ 酸 ステアリ ン 酸 マグネシウム ヒプロメロー ス マクロゴール6000 酸 化 チタ ン カルナウバロウ セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 1 錠 中 セチリジン 塩 酸 塩 10mg 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース 低 置 換 度 ヒドロキシプロピルセルロ ース 軽 質 無 水 ケイ 酸 ステアリ ン 酸 マグネシウム ヒプロメロー ス マクロゴール6000 酸 化 チタ ン カルナウバロウ 品 名 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 性 状 白 色 のフィルムコーティング 錠 外 形 識 別 コード 表 直 面 径 裏 重 面 さ 約 6.6mm 約 0.093g TTS-400 側 厚 面 さ 約 2.9mm 品 名 セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 性 状 白 色 のフィルムコーティング 錠 表 面 裏 面 側 面 直 径 重 さ 厚 さ 外 形 約 7.1mm 約 0.119g 約 2.9mm 識 別 コード TTS-401 効 能 効 果 アレルギー 性 鼻 炎 蕁 麻 疹 湿 疹 皮 膚 炎 痒 疹 皮 膚 痒 症 用 法 用 量 通 常 成 人 にはセチリジン 塩 酸 塩 として1 回 10mg(5mg 錠 :2 錠 10mg 錠 :1 錠 )を1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 する なお 年 齢 症 状 により 適 宜 増 減 するが 最 高 投 与 量 は 1 日 20mg(5mg 錠 :4 錠 10mg 錠 :2 錠 )とする 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 ** 腎 障 害 患 者 では 血 中 濃 度 半 減 期 の 延 長 が 認 められ 血 中 濃 度 が 増 大 するため クレアチニンクリアランス に 応 じて 下 表 のとおり 投 与 量 の 調 節 が 必 要 である なお クレアチニンクリアランスが10mL/min 未 満 の 患 者 への 投 与 は 禁 忌 である 成 人 患 者 の 腎 機 能 に 対 応 する 用 法 用 量 の 目 安 ( 外 国 人 データ) クレアチニンクリアランス(mL/min) 80 50~79 30~49 10~29 推 奨 用 量 10mgを 10mgを 5mgを 5mgを 1 日 1 回 1 日 1 回 1 日 1 回 2 日 に1 回 使 用 上 の 注 意 ** 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) 腎 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ]( 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 参 照 ) 7

肝 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ] 高 齢 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれがある ] ( 5. 高 齢 者 への 投 与 の 項 参 照 ) てんかん 等 の 痙 攣 性 疾 患 又 はこれらの 既 往 歴 のある 患 者 [ 痙 攣 を 発 現 するおそれがある ] 2. 重 要 な 基 本 的 注 意 眠 気 を 催 すことがあるので 本 剤 投 与 中 の 患 者 には 自 動 車 の 運 転 等 危 険 を 伴 う 機 械 の 操 作 に 従 事 させない よう 十 分 注 意 すること 本 剤 を 季 節 性 の 患 者 に 投 与 する 場 合 は 好 発 季 節 を 考 えて その 直 前 から 投 与 を 開 始 し 好 発 季 節 終 了 時 まで 続 けることが 望 ましい 本 剤 の 使 用 により 効 果 が 認 められない 場 合 には 漫 然 と 長 期 にわたり 投 与 しないように 注 意 すること 3. 相 互 作 用 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 テオフィリン 併 用 により テオ 機 序 は 明 らかでは フィリンの 薬 物 動 ないが 本 剤 のク 態 に 変 化 はないが リアランスが16% 本 剤 の 曝 露 量 の 増 減 少 する 加 が 報 告 されてい る リトナビル 併 用 により 本 剤 リトナビルにより の 曝 露 量 の 増 加 (40 本 剤 の 腎 排 泄 が 阻 %) 及 びリトナビ 害 される 可 能 性 が ルの 曝 露 量 のわず 考 えられる かな 変 化 (-11%) が 報 告 されている 中 枢 神 経 抑 制 剤 中 枢 神 経 系 に 影 響 中 枢 神 経 抑 制 作 用 アルコール を 与 える 可 能 性 が が 増 強 される 可 能 あるため 中 枢 神 性 がある 経 抑 制 剤 あるいは アルコールと 併 用 する 際 は 注 意 する こと ピルシカイニド 塩 併 用 により 両 剤 の 機 序 は 明 らかでは 酸 塩 水 和 物 血 中 濃 度 が 上 昇 し ない ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 の 副 作 用 が 発 現 したとの 報 告 がある 4. 副 作 用 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 ) 1) ショック アナフィラキシー 様 症 状 ショック アナフィラキシー 様 症 状 ( 呼 吸 困 難 血 圧 低 下 蕁 麻 疹 発 赤 等 )があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 痙 攣 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 肝 機 能 障 害 黄 疸 AST(GOT) ALT(GPT) γ- GTP LDH Al-Pの 上 昇 等 の 肝 機 能 障 害 ( 初 期 症 状 : 全 身 怠 感 食 欲 不 振 発 熱 嘔 気 等 ) 黄 疸 が あらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 4) 血 小 板 減 少 血 小 板 減 少 があらわれることがある ので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと その 他 の 副 作 用 次 のような 副 作 用 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 減 量 投 与 中 止 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 精 神 神 経 系 消 化 器 循 環 器 血 過 敏 症 肝 眼 液 臓 腎 臓 泌 尿 器 その 他 頻 度 不 明 眠 気 怠 感 頭 痛 頭 重 感 ふらふら 感 し びれ 感 めまい 浮 遊 感 不 眠 振 戦 抑 うつ 激 越 攻 撃 性 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 口 渇 嘔 気 食 欲 不 振 胃 不 快 感 下 痢 消 化 不 良 腹 痛 腹 部 不 快 感 胃 痛 口 唇 炎 便 秘 口 唇 乾 燥 感 嘔 吐 味 覚 異 常 口 内 炎 腹 部 膨 満 感 動 悸 血 圧 上 昇 不 整 脈 ( 房 室 ブロック 期 外 収 縮 頻 脈 発 作 性 上 室 性 頻 拍 心 房 細 動 ) 好 酸 球 増 多 好 中 球 減 少 リンパ 球 増 多 白 血 球 増 多 白 血 球 減 少 単 球 増 多 血 小 板 増 加 血 小 板 減 少 発 疹 蕁 麻 疹 浮 腫 かぶれ 痒 感 血 管 浮 腫 多 形 紅 斑 結 膜 充 血 霧 視 眼 球 回 転 発 作 ALT(GPT) 上 昇 AST(GOT) 上 昇 総 ビリルビ ン 上 昇 Al-P 上 昇 尿 蛋 白 BUN 上 昇 尿 糖 ウロビリノーゲン の 異 常 頻 尿 血 尿 排 尿 困 難 遺 尿 耳 鳴 月 経 異 常 胸 痛 ほてり 息 苦 しさ 関 節 痛 手 足 のこわばり 嗅 覚 異 常 鼻 出 血 脱 毛 咳 嗽 体 重 増 加 筋 肉 痛 5. 高 齢 者 への 投 与 本 剤 は 主 として 腎 臓 から 排 泄 されるが 高 齢 者 では 腎 機 能 が 低 下 していることが 多 く 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれがあるので 低 用 量 ( 例 えば5mg)から 投 与 を 開 始 するなど 慎 重 に 投 与 し 異 常 が 認 められた 場 合 は 減 量 又 は 休 薬 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 動 物 実 験 (ラット)で 胎 盤 を 通 過 する ことが 報 告 されている ] 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせる こと [ヒト 乳 汁 中 へ 移 行 することが 報 告 されている ] 7. 小 児 等 への 投 与 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 又 は 小 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない ( 使 用 経 験 が 少 ない ) 8

8. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 (ng/ml) 140 血 漿 中 濃 度 本 剤 は アレルゲン 皮 内 反 応 を 抑 制 するため アレル ゲン 皮 内 反 応 検 査 を 実 施 する3~5 日 前 より 本 剤 の 投 与 を 中 止 することが 望 ましい 9. 過 量 投 与 徴 候 症 状 : 本 剤 の 過 量 投 与 により 錯 乱 散 瞳 落 ち 着 きのなさ 鎮 静 傾 眠 昏 迷 尿 閉 があらわれること がある 処 置 : 必 要 に 応 じ 対 症 療 法 を 行 うこと 本 剤 の 特 異 的 な 解 毒 剤 はなく また 本 剤 は 透 析 で 除 去 されない 10. 適 用 上 の 注 意 薬 剤 交 付 時 :PTP 包 装 の 薬 剤 はPTPシートから 取 り 出 して 服 用 するよう 指 導 すること [PTPシートの 誤 飲 に より 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し 更 には 穿 孔 を 起 こして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 することが 報 告 されている ] 薬 物 動 態 1) 1. 生 物 学 的 同 等 性 試 験 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 本 剤 と 標 準 製 剤 ( 錠 剤 5mg)をクロスオーバー 法 に より 健 康 成 人 男 子 10 名 にそれぞれ1 錠 (セチリジン 塩 酸 塩 として5mg)を 空 腹 時 に 単 回 経 口 投 与 し 投 与 前 投 与 後 0.5 1 1.5 2 4 8 12 及 び24 時 間 に 前 腕 静 脈 から 採 血 した LC/MS/MSにより 測 定 し たセチリジンの 血 漿 中 濃 度 の 推 移 及 びパラメータは 次 のとおりであり 統 計 解 析 にて90% 信 頼 区 間 を 求 めた 結 果 判 定 パラメータの 対 数 値 の 平 均 値 の 差 はlog0.8 ~log1.25の 範 囲 にあり 両 剤 の 生 物 学 的 同 等 性 が 確 認 された 120 100 80 60 40 20 0 0 1 2 4 8 時 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 標 準 製 剤 ( 錠 剤 5mg) 5mg(n=10) mean±s.d. 12 間 判 定 パラメータ 24 (hr) 参 考 パラメータ AUCt(ng hr/ml) Cmax(ng/mL) tmax(hr) t1/2(hr) セチリジン 塩 酸 塩 錠 850.4±251.3 121.7±23.5 1.0±0.5 6.6±1.5 5mg タカタ 標 準 製 剤 853.0±249.9 122.6±40.8 1.0±0.4 7.0±2.0 ( 錠 剤 5mg) (mean±s.d.) 血 漿 中 濃 度 並 びにAUC Cmax 等 のパラメータは 被 験 者 の 選 択 体 液 の 採 取 回 数 時 間 等 の 試 験 条 件 によって 異 なる 可 能 性 がある セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 本 剤 と 標 準 製 剤 ( 錠 剤 10mg)をクロスオーバー 法 に より 健 康 成 人 男 子 19 名 にそれぞれ1 錠 (セチリジン 塩 酸 塩 として10mg)を 空 腹 時 に 単 回 経 口 投 与 し 投 与 前 投 与 後 0.33 0.67 1 1.5 2 4 8 12 及 び24 時 間 に 前 腕 静 脈 から 採 血 した LC/MS/MSによ り 測 定 したセチリジンの 血 漿 中 濃 度 の 推 移 及 びパラメー タは 次 のとおりであり 統 計 解 析 にて90% 信 頼 区 間 を 求 めた 結 果 判 定 パラメータの 対 数 値 の 平 均 値 の 差 は log0.8~log1.25の 範 囲 にあり 両 剤 の 生 物 学 的 同 等 性 が 確 認 された (ng/ml) 350 血 漿 中 濃 度 300 250 200 150 100 50 0 0 1 2 セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 4 8 時 セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 標 準 製 剤 ( 錠 剤 10mg) 10mg(n=19) mean±s.d. 12 間 判 定 パラメータ AUCt(ng hr/ml) Cmax(ng/mL) tmax(hr) 1853.8±322.8 278.7±84.0 24 (hr) 参 考 パラメータ t1/2(hr) 0.9±0.4 7.4±1.1 標 準 製 剤 1823.4±298.4 245.0±52.3 1.0±0.4 7.3±0.7 ( 錠 剤 10mg) (mean±s.d.) 血 漿 中 濃 度 並 びにAUC Cmax 等 のパラメータは 被 験 者 の 選 択 体 液 の 採 取 回 数 時 間 等 の 試 験 条 件 によって 異 なる 可 能 性 がある 2,3) 2. 溶 出 挙 動 本 剤 は 日 本 薬 局 方 外 医 薬 品 規 格 第 3 部 に 定 められた セチリジン 塩 酸 塩 錠 の 溶 出 規 格 に 適 合 していることが 確 認 されている 薬 効 薬 理 セチリジン 塩 酸 塩 は 抗 ヒスタミン 薬 (H1 受 容 体 遮 断 薬 ) であるが ロイコトリエン 及 びプロスタグランジンD2の 遊 離 抑 制 作 用 を 併 せ 持 つ 古 典 的 な 抗 ヒスタミン 薬 と 異 なり 抗 コリン 作 用 はほとんどない また ヒスタミンH2 ド パミン セロトニンの 各 受 容 体 に 対 する 親 和 性 は 低 く 中 枢 神 経 系 におけるヒスタミンH1 受 容 体 への 影 響 が 少 ない とされる 9

有 効 成 分 に 関 する 理 化 学 的 知 見 一 般 名 :セチリジン 塩 酸 塩 [ 日 局 ] Cetirizine Hydrochloride 化 学 名 :2-(2-{4-[(RS)-(4-Chlorophenyl)(phenyl) methyl]piperazin-1-yl}ethoxy)acetic acid dihydrochloride 構 造 式 : Cl O CO2H N N 2HCl H 及 び 鏡 像 異 性 体 分 子 式 :C21H25ClN2O3 2HCl 分 子 量 :461.81 性 状 : 白 色 の 結 晶 性 の 粉 末 である 水 に 極 めて 溶 けやすく エタノール(99.5)に 溶 け にくい 0.1mol/L 塩 酸 試 液 に 溶 ける 水 溶 液 (1 10)は 旋 光 性 を 示 さない 取 扱 い 上 の 注 意 ** 4,5) 安 定 性 試 験 最 終 包 装 製 品 を 用 いた 長 期 保 存 試 験 (25 60%RH 36ヵ 月 )の 結 果 3 年 間 安 定 であることが 確 認 された 包 装 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ PTP 包 装 :100 錠 (10 錠 10) セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ PTP 包 装 :100 錠 (10 錠 10) 500 錠 (10 錠 50) 280 錠 (14 錠 20) 主 要 文 献 ** 1) 川 島 享 : 高 田 製 薬 社 内 資 料 ( 生 物 学 的 同 等 性 ) 2) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (5mg: 溶 出 性 ) 3) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (10mg: 溶 出 性 ) 4) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (5mg: 安 定 性 ) 5) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (10mg: 安 定 性 ) 文 献 請 求 先 主 要 文 献 に 記 載 の 社 内 資 料 につきましても 下 記 にご 請 求 下 さい 高 田 製 薬 株 式 会 社 学 術 部 331-8588 さいたま 市 西 区 宮 前 町 203 番 地 1 電 話 048(622)2617 FAX 048(623)3065 製 造 販 売 さいたま 市 西 区 宮 前 町 203 番 地 1 10 CTR 6

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