医 薬 品 の 適 正 使 用 に 欠 かせない 情 報 です 必 ずお 読 み 下 さい 使 用 上 の 注 意 改 訂 のお 知 らせ 持 続 性 選 択 H1 受 容 体 拮 抗 アレルギー 性 疾 患 治 療 剤 No.11-17 日 本 薬 局 方 セチリジン 塩 酸 塩 錠 2011 年 7 月 製 造 販 売 このたび 標 記 製 品 の 使 用 上 の 注 意 を 改 訂 いたしましたので ご 案 内 申 し 上 げます 今 後 の 本 剤 のご 使 用 に 際 しましては 次 ページの 内 容 にご 留 意 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げます なお 流 通 在 庫 の 関 係 から 改 訂 した 添 付 文 書 を 封 入 した 製 品 が お 手 元 に 届 くまで 若 干 の 日 数 を 必 要 としますので 改 訂 添 付 文 書 の 全 文 は 弊 社 ホームページ(http://www.takata-seiyaku.co.jp/)をご 参 照 下 さい 医 薬 品 添 付 文 書 の 改 訂 情 報 は 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ(http://www.info.pmda.go.jp) に 最 新 の 添 付 文 書 並 びに 医 薬 品 安 全 対 策 情 報 (DSU)No.201( 日 本 製 薬 団 体 連 合 会 発 行 )に 掲 載 され ますので あわせてご 参 照 下 さい 1
1. 改 訂 内 容 ( 波 線 は 自 主 改 訂 に 基 づく 改 訂 ) 改 訂 後 改 訂 前 ( 破 線 は 削 除 又 は 変 更 部 分 ) 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 1. 本 剤 の 成 分 又 はピペラジン 誘 導 体 (レボセチリジ ン ヒドロキシジンを 含 む)に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 2. 重 度 の 腎 障 害 (クレアチニンクリアランス10mL/ min 未 満 )のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそ れがある ] 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) 本 剤 の 成 分 又 はヒドロキシジンに 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 腎 障 害 患 者 では 血 中 濃 度 半 減 期 の 延 長 が 認 められ 血 中 濃 度 が 増 大 するため クレアチニンクリアランス に 応 じて 下 表 のとおり 投 与 量 の 調 節 が 必 要 である なお クレアチニンクリアランスが10mL/min 未 満 の 患 者 への 投 与 は 禁 忌 である 成 人 患 者 の 腎 機 能 に 対 応 する 用 法 用 量 の 目 安 ( 外 国 人 データ) クレアチニンクリアランス(mL/min) 80 50~79 30~49 10~29 10mgを 10mgを 5mgを 5mgを 推 奨 用 量 1 日 1 回 1 日 1 回 1 日 1 回 2 日 に1 回 記 載 なし 使 用 上 の 注 意 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) 腎 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ]( 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 参 照 ) 省 略 使 用 上 の 注 意 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) 腎 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ] 省 略 3. 相 互 作 用 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 3. 相 互 作 用 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 テオフィリン リトナビル 併 用 により テオ 機 序 は 明 らかでは フィリンの 薬 物 動 ないが 本 剤 のク 態 に 変 化 はないが リアランスが16% 本 剤 の 曝 露 量 の 増 減 少 する 加 が 報 告 されてい る 併 用 により 本 剤 リトナビルにより の 曝 露 量 の 増 加 (40 本 剤 の 腎 排 泄 が 阻 %) 及 びリトナビ 害 される 可 能 性 が ルの 曝 露 量 のわず 考 えられる かな 変 化 (-11%) が 報 告 されている ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 併 用 により 両 剤 の 機 序 は 明 らかでは 血 中 濃 度 が 上 昇 し ない ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 の 副 作 用 が 発 現 したとの 報 告 がある 2
改 訂 後 改 訂 前 ( 破 線 は 削 除 又 は 変 更 部 分 ) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 中 枢 神 経 抑 制 剤 中 枢 神 経 系 に 影 響 中 枢 神 経 抑 制 作 用 アルコール を 与 える 可 能 性 が が 増 強 される 可 能 あるため 中 枢 神 性 がある 経 抑 制 剤 あるいは アルコールと 併 用 する 際 は 注 意 する こと ピルシカイニド 塩 併 用 により 両 剤 の 機 序 は 明 らかでは 酸 塩 水 和 物 血 中 濃 度 が 上 昇 し ない ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 の 副 作 用 が 発 現 したとの 報 告 がある 4. 副 作 用 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない その 他 の 副 作 用 次 のような 副 作 用 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 減 量 投 与 中 止 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 頻 度 不 明 4. 副 作 用 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない その 他 の 副 作 用 次 のような 副 作 用 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 減 量 投 与 中 止 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 頻 度 不 明 精 神 神 経 系 眼 腎 臓 泌 尿 器 その 他 眠 気 怠 感 頭 痛 頭 重 感 ふらふら 感 し びれ 感 めまい 浮 遊 感 不 眠 振 戦 抑 うつ 激 越 攻 撃 性 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 省 略 結 膜 充 血 霧 視 眼 球 回 転 発 作 省 略 尿 蛋 白 BUN 上 昇 尿 糖 ウロビリノーゲン の 異 常 頻 尿 血 尿 排 尿 困 難 遺 尿 耳 鳴 月 経 異 常 胸 痛 ほてり 息 苦 しさ 関 節 痛 手 足 のこわばり 嗅 覚 異 常 鼻 出 血 脱 毛 咳 嗽 体 重 増 加 筋 肉 痛 精 神 神 経 系 眼 腎 臓 泌 尿 器 その 他 眠 気 怠 感 頭 痛 頭 重 感 ふらふら 感 し びれ 感 めまい 浮 遊 感 不 眠 振 戦 抑 うつ 激 越 攻 撃 性 結 膜 充 血 霧 視 省 略 省 略 尿 蛋 白 BUN 上 昇 尿 糖 ウロビリノーゲン の 異 常 頻 尿 血 尿 排 尿 困 難 耳 鳴 月 経 異 常 胸 痛 ほてり 息 苦 しさ 関 節 痛 手 足 のこわばり 嗅 覚 異 常 鼻 出 血 脱 毛 咳 嗽 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 動 物 実 験 (ラット)で 胎 盤 を 通 過 する ことが 報 告 されている ] 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせる こと [ヒト 乳 汁 中 へ 移 行 することが 報 告 されている ] 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 妊 娠 中 の 投 与 に 関 する 安 全 性 は 確 立 していない ] 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせるこ と [ 動 物 試 験 (ラット イヌ)で 乳 汁 中 へ 移 行 するこ とが 報 告 されている ] 9. 過 量 投 与 徴 候 症 状 : 本 剤 の 過 量 投 与 により 錯 乱 散 瞳 落 ち 着 きのなさ 鎮 静 傾 眠 昏 迷 尿 閉 があらわれること がある 処 置 : 必 要 に 応 じ 対 症 療 法 を 行 うこと 本 剤 の 特 異 的 な 解 毒 剤 はなく また 本 剤 は 透 析 で 除 去 されない 記 載 なし 3
2. 改 訂 理 由 2.1 自 主 改 訂 セチリジン 塩 酸 塩 製 剤 のCCDS * の 記 載 及 び 類 薬 のレボセチリジン( 製 品 名 :ザイザル 錠 ) の 添 付 文 書 の 記 載 に 基 づいて 使 用 上 の 注 意 の 各 項 目 を 改 訂 しました 禁 忌 の 項 に ピペラジン 誘 導 体 (レボセチリジン)に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 及 び 重 度 の 腎 障 害 のある 患 者 を 追 記 レボセチリジンに 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 を 禁 忌 の 項 に 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました また 重 度 の 腎 障 害 のある 患 者 を 禁 忌 の 項 に 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りまし た 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 に 腎 障 害 患 者 に 対 する 本 剤 の 用 法 用 量 の 調 節 のための 目 安 を 追 記 腎 障 害 患 者 に 対 する 本 剤 の 用 法 用 量 の 調 節 のための 目 安 についての 記 載 を 新 たに 新 設 し 注 意 喚 起 を 図 りました 1. 慎 重 投 与 の 項 の 腎 障 害 のある 患 者 の 項 の 記 載 整 備 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 の 新 設 に 伴 い 記 載 整 備 を 行 いました 3. 相 互 作 用 の 併 用 注 意 の 項 に テオフィリン リトナビル 及 び 中 枢 神 経 抑 制 剤 アルコール を 追 記 本 剤 と テオフィリン 及 び リトナビル を 併 用 した 場 合 本 剤 の 曝 露 量 の 増 加 が 報 告 されているため 併 用 注 意 の 項 に テオフィリン 及 び リトナビル を 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました また 本 剤 と 中 枢 神 経 抑 制 剤 アルコール を 併 用 した 場 合 中 枢 神 経 系 に 影 響 を 与 える 可 能 性 があるため 中 枢 神 経 抑 制 剤 アルコール を 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました 4
4. 副 作 用 の その 他 の 副 作 用 の 項 の 精 神 神 経 系 に 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 眼 に 眼 球 回 転 発 作 腎 臓 泌 尿 器 に 遺 尿 及 び その 他 に 体 重 増 加 筋 肉 痛 を 追 記 他 社 の 症 例 集 積 等 に 基 づき 4. 副 作 用 の その 他 の 注 意 の 項 の 精 神 神 経 系 に 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 眼 に 眼 球 回 転 発 作 腎 臓 泌 尿 器 に 遺 尿 及 び その 他 に 体 重 増 加 筋 肉 痛 を 追 記 し 注 意 喚 起 を 図 りました なお 弊 社 では 集 積 症 例 はありません 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 の 項 の 記 載 整 備 動 物 実 験 (ラット)で 胎 盤 を 通 過 することが 報 告 されているため その 文 言 を 追 記 しまし た また 乳 汁 中 への 移 行 が ヒト でも 報 告 されているため 動 物 実 験 (ラット イヌ) を ヒト に 文 言 を 変 更 し 注 意 喚 起 を 図 りました 9. 過 量 投 与 の 項 を 新 設 9. 過 量 投 与 の 項 を 新 設 し 徴 候 症 状 処 置 を 記 載 し 注 意 喚 起 を 図 りました *CCDS(Company Core Data Sheet: 企 業 中 核 データシート): 世 界 で 初 めてその 薬 剤 の 承 認 を 取 得 した 企 業 が 添 付 文 書 を 作 成 する 際 に 基 準 となる 製 品 情 報 文 書 です そのなかには 安 全 性 情 報 のほか 適 応 症 用 法 用 量 薬 理 学 製 品 に 関 するその 他 の 情 報 が 含 まれ 世 界 中 から 集 積 された 安 全 性 情 報 を 評 価 し 最 新 の 情 報 が 反 映 されるように 逐 次 改 訂 が 行 わ れます 5
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**2011 年 7 月 改 訂 ( 第 6 版 ) * 2009 年 6 月 改 訂 日 本 標 準 商 品 分 類 番 号 87449 貯 法 : 室 温 保 存 使 用 期 限 : 外 箱 等 に 表 示 (3 年 ) 持 続 性 選 択 H1 受 容 体 拮 抗 アレルギー 性 疾 患 治 療 剤 承 認 番 号 薬 価 収 載 販 売 開 始 5mg 10mg 21900AMX00523 21900AMX00524 2007 年 7 月 2007 年 7 月 2007 年 7 月 2007 年 7 月 * 処 方 せん 医 薬 品 ( 注 意 - 医 師 等 の 処 方 せんに より 使 用 すること) 日 本 薬 局 方 セチリジン 塩 酸 塩 錠 CETIRIZINE HYDROCHLORIDE 禁 忌 ( 次 の 患 者 には 投 与 しないこと) ** 1. 本 剤 の 成 分 又 はピペラジン 誘 導 体 (レボセチリジ ン ヒドロキシジンを 含 む)に 対 し 過 敏 症 の 既 往 歴 のある 患 者 2. 重 度 の 腎 障 害 (クレアチニンクリアランス10mL/ min 未 満 )のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそ れがある ] 1. 組 成 品 2. 製 剤 の 性 状 名 成 分 分 量 添 加 物 品 名 成 分 分 量 添 加 物 組 成 性 状 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 1 錠 中 セチリジン 塩 酸 塩 5mg 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース 低 置 換 度 ヒドロキシプロピルセルロ ース 軽 質 無 水 ケイ 酸 ステアリ ン 酸 マグネシウム ヒプロメロー ス マクロゴール6000 酸 化 チタ ン カルナウバロウ セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 1 錠 中 セチリジン 塩 酸 塩 10mg 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース 低 置 換 度 ヒドロキシプロピルセルロ ース 軽 質 無 水 ケイ 酸 ステアリ ン 酸 マグネシウム ヒプロメロー ス マクロゴール6000 酸 化 チタ ン カルナウバロウ 品 名 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 性 状 白 色 のフィルムコーティング 錠 外 形 識 別 コード 表 直 面 径 裏 重 面 さ 約 6.6mm 約 0.093g TTS-400 側 厚 面 さ 約 2.9mm 品 名 セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 性 状 白 色 のフィルムコーティング 錠 表 面 裏 面 側 面 直 径 重 さ 厚 さ 外 形 約 7.1mm 約 0.119g 約 2.9mm 識 別 コード TTS-401 効 能 効 果 アレルギー 性 鼻 炎 蕁 麻 疹 湿 疹 皮 膚 炎 痒 疹 皮 膚 痒 症 用 法 用 量 通 常 成 人 にはセチリジン 塩 酸 塩 として1 回 10mg(5mg 錠 :2 錠 10mg 錠 :1 錠 )を1 日 1 回 就 寝 前 に 経 口 投 与 する なお 年 齢 症 状 により 適 宜 増 減 するが 最 高 投 与 量 は 1 日 20mg(5mg 錠 :4 錠 10mg 錠 :2 錠 )とする 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 ** 腎 障 害 患 者 では 血 中 濃 度 半 減 期 の 延 長 が 認 められ 血 中 濃 度 が 増 大 するため クレアチニンクリアランス に 応 じて 下 表 のとおり 投 与 量 の 調 節 が 必 要 である なお クレアチニンクリアランスが10mL/min 未 満 の 患 者 への 投 与 は 禁 忌 である 成 人 患 者 の 腎 機 能 に 対 応 する 用 法 用 量 の 目 安 ( 外 国 人 データ) クレアチニンクリアランス(mL/min) 80 50~79 30~49 10~29 推 奨 用 量 10mgを 10mgを 5mgを 5mgを 1 日 1 回 1 日 1 回 1 日 1 回 2 日 に1 回 使 用 上 の 注 意 ** 1. 慎 重 投 与 ( 次 の 患 者 には 慎 重 に 投 与 すること) 腎 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ]( 用 法 用 量 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 の 項 参 照 ) 7
肝 障 害 のある 患 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれ がある ] 高 齢 者 [ 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれがある ] ( 5. 高 齢 者 への 投 与 の 項 参 照 ) てんかん 等 の 痙 攣 性 疾 患 又 はこれらの 既 往 歴 のある 患 者 [ 痙 攣 を 発 現 するおそれがある ] 2. 重 要 な 基 本 的 注 意 眠 気 を 催 すことがあるので 本 剤 投 与 中 の 患 者 には 自 動 車 の 運 転 等 危 険 を 伴 う 機 械 の 操 作 に 従 事 させない よう 十 分 注 意 すること 本 剤 を 季 節 性 の 患 者 に 投 与 する 場 合 は 好 発 季 節 を 考 えて その 直 前 から 投 与 を 開 始 し 好 発 季 節 終 了 時 まで 続 けることが 望 ましい 本 剤 の 使 用 により 効 果 が 認 められない 場 合 には 漫 然 と 長 期 にわたり 投 与 しないように 注 意 すること 3. 相 互 作 用 併 用 注 意 ( 併 用 に 注 意 すること) 薬 剤 名 等 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 テオフィリン 併 用 により テオ 機 序 は 明 らかでは フィリンの 薬 物 動 ないが 本 剤 のク 態 に 変 化 はないが リアランスが16% 本 剤 の 曝 露 量 の 増 減 少 する 加 が 報 告 されてい る リトナビル 併 用 により 本 剤 リトナビルにより の 曝 露 量 の 増 加 (40 本 剤 の 腎 排 泄 が 阻 %) 及 びリトナビ 害 される 可 能 性 が ルの 曝 露 量 のわず 考 えられる かな 変 化 (-11%) が 報 告 されている 中 枢 神 経 抑 制 剤 中 枢 神 経 系 に 影 響 中 枢 神 経 抑 制 作 用 アルコール を 与 える 可 能 性 が が 増 強 される 可 能 あるため 中 枢 神 性 がある 経 抑 制 剤 あるいは アルコールと 併 用 する 際 は 注 意 する こと ピルシカイニド 塩 併 用 により 両 剤 の 機 序 は 明 らかでは 酸 塩 水 和 物 血 中 濃 度 が 上 昇 し ない ピルシカイニド 塩 酸 塩 水 和 物 の 副 作 用 が 発 現 したとの 報 告 がある 4. 副 作 用 本 剤 は 使 用 成 績 調 査 等 の 副 作 用 発 現 頻 度 が 明 確 となる 調 査 を 実 施 していない 重 大 な 副 作 用 ( 頻 度 不 明 ) 1) ショック アナフィラキシー 様 症 状 ショック アナフィラキシー 様 症 状 ( 呼 吸 困 難 血 圧 低 下 蕁 麻 疹 発 赤 等 )があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 2) 痙 攣 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 3) 肝 機 能 障 害 黄 疸 AST(GOT) ALT(GPT) γ- GTP LDH Al-Pの 上 昇 等 の 肝 機 能 障 害 ( 初 期 症 状 : 全 身 怠 感 食 欲 不 振 発 熱 嘔 気 等 ) 黄 疸 が あらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと 4) 血 小 板 減 少 血 小 板 減 少 があらわれることがある ので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 には 投 与 を 中 止 し 適 切 な 処 置 を 行 うこと その 他 の 副 作 用 次 のような 副 作 用 が 認 められた 場 合 には 必 要 に 応 じ 減 量 投 与 中 止 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 精 神 神 経 系 消 化 器 循 環 器 血 過 敏 症 肝 眼 液 臓 腎 臓 泌 尿 器 その 他 頻 度 不 明 眠 気 怠 感 頭 痛 頭 重 感 ふらふら 感 し びれ 感 めまい 浮 遊 感 不 眠 振 戦 抑 うつ 激 越 攻 撃 性 無 力 症 錯 感 覚 幻 覚 不 随 意 運 動 意 識 消 失 健 忘 口 渇 嘔 気 食 欲 不 振 胃 不 快 感 下 痢 消 化 不 良 腹 痛 腹 部 不 快 感 胃 痛 口 唇 炎 便 秘 口 唇 乾 燥 感 嘔 吐 味 覚 異 常 口 内 炎 腹 部 膨 満 感 動 悸 血 圧 上 昇 不 整 脈 ( 房 室 ブロック 期 外 収 縮 頻 脈 発 作 性 上 室 性 頻 拍 心 房 細 動 ) 好 酸 球 増 多 好 中 球 減 少 リンパ 球 増 多 白 血 球 増 多 白 血 球 減 少 単 球 増 多 血 小 板 増 加 血 小 板 減 少 発 疹 蕁 麻 疹 浮 腫 かぶれ 痒 感 血 管 浮 腫 多 形 紅 斑 結 膜 充 血 霧 視 眼 球 回 転 発 作 ALT(GPT) 上 昇 AST(GOT) 上 昇 総 ビリルビ ン 上 昇 Al-P 上 昇 尿 蛋 白 BUN 上 昇 尿 糖 ウロビリノーゲン の 異 常 頻 尿 血 尿 排 尿 困 難 遺 尿 耳 鳴 月 経 異 常 胸 痛 ほてり 息 苦 しさ 関 節 痛 手 足 のこわばり 嗅 覚 異 常 鼻 出 血 脱 毛 咳 嗽 体 重 増 加 筋 肉 痛 5. 高 齢 者 への 投 与 本 剤 は 主 として 腎 臓 から 排 泄 されるが 高 齢 者 では 腎 機 能 が 低 下 していることが 多 く 高 い 血 中 濃 度 が 持 続 するおそれがあるので 低 用 量 ( 例 えば5mg)から 投 与 を 開 始 するなど 慎 重 に 投 与 し 異 常 が 認 められた 場 合 は 減 量 又 は 休 薬 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 6. 妊 婦 産 婦 授 乳 婦 等 への 投 与 妊 婦 又 は 妊 娠 している 可 能 性 のある 婦 人 には 治 療 上 の 有 益 性 が 危 険 性 を 上 回 ると 判 断 される 場 合 にのみ 投 与 すること [ 動 物 実 験 (ラット)で 胎 盤 を 通 過 する ことが 報 告 されている ] 授 乳 中 の 婦 人 には 本 剤 投 与 中 は 授 乳 を 避 けさせる こと [ヒト 乳 汁 中 へ 移 行 することが 報 告 されている ] 7. 小 児 等 への 投 与 低 出 生 体 重 児 新 生 児 乳 児 幼 児 又 は 小 児 に 対 する 安 全 性 は 確 立 していない ( 使 用 経 験 が 少 ない ) 8
8. 臨 床 検 査 結 果 に 及 ぼす 影 響 (ng/ml) 140 血 漿 中 濃 度 本 剤 は アレルゲン 皮 内 反 応 を 抑 制 するため アレル ゲン 皮 内 反 応 検 査 を 実 施 する3~5 日 前 より 本 剤 の 投 与 を 中 止 することが 望 ましい 9. 過 量 投 与 徴 候 症 状 : 本 剤 の 過 量 投 与 により 錯 乱 散 瞳 落 ち 着 きのなさ 鎮 静 傾 眠 昏 迷 尿 閉 があらわれること がある 処 置 : 必 要 に 応 じ 対 症 療 法 を 行 うこと 本 剤 の 特 異 的 な 解 毒 剤 はなく また 本 剤 は 透 析 で 除 去 されない 10. 適 用 上 の 注 意 薬 剤 交 付 時 :PTP 包 装 の 薬 剤 はPTPシートから 取 り 出 して 服 用 するよう 指 導 すること [PTPシートの 誤 飲 に より 硬 い 鋭 角 部 が 食 道 粘 膜 へ 刺 入 し 更 には 穿 孔 を 起 こして 縦 隔 洞 炎 等 の 重 篤 な 合 併 症 を 併 発 することが 報 告 されている ] 薬 物 動 態 1) 1. 生 物 学 的 同 等 性 試 験 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 本 剤 と 標 準 製 剤 ( 錠 剤 5mg)をクロスオーバー 法 に より 健 康 成 人 男 子 10 名 にそれぞれ1 錠 (セチリジン 塩 酸 塩 として5mg)を 空 腹 時 に 単 回 経 口 投 与 し 投 与 前 投 与 後 0.5 1 1.5 2 4 8 12 及 び24 時 間 に 前 腕 静 脈 から 採 血 した LC/MS/MSにより 測 定 し たセチリジンの 血 漿 中 濃 度 の 推 移 及 びパラメータは 次 のとおりであり 統 計 解 析 にて90% 信 頼 区 間 を 求 めた 結 果 判 定 パラメータの 対 数 値 の 平 均 値 の 差 はlog0.8 ~log1.25の 範 囲 にあり 両 剤 の 生 物 学 的 同 等 性 が 確 認 された 120 100 80 60 40 20 0 0 1 2 4 8 時 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ 標 準 製 剤 ( 錠 剤 5mg) 5mg(n=10) mean±s.d. 12 間 判 定 パラメータ 24 (hr) 参 考 パラメータ AUCt(ng hr/ml) Cmax(ng/mL) tmax(hr) t1/2(hr) セチリジン 塩 酸 塩 錠 850.4±251.3 121.7±23.5 1.0±0.5 6.6±1.5 5mg タカタ 標 準 製 剤 853.0±249.9 122.6±40.8 1.0±0.4 7.0±2.0 ( 錠 剤 5mg) (mean±s.d.) 血 漿 中 濃 度 並 びにAUC Cmax 等 のパラメータは 被 験 者 の 選 択 体 液 の 採 取 回 数 時 間 等 の 試 験 条 件 によって 異 なる 可 能 性 がある セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 本 剤 と 標 準 製 剤 ( 錠 剤 10mg)をクロスオーバー 法 に より 健 康 成 人 男 子 19 名 にそれぞれ1 錠 (セチリジン 塩 酸 塩 として10mg)を 空 腹 時 に 単 回 経 口 投 与 し 投 与 前 投 与 後 0.33 0.67 1 1.5 2 4 8 12 及 び24 時 間 に 前 腕 静 脈 から 採 血 した LC/MS/MSによ り 測 定 したセチリジンの 血 漿 中 濃 度 の 推 移 及 びパラメー タは 次 のとおりであり 統 計 解 析 にて90% 信 頼 区 間 を 求 めた 結 果 判 定 パラメータの 対 数 値 の 平 均 値 の 差 は log0.8~log1.25の 範 囲 にあり 両 剤 の 生 物 学 的 同 等 性 が 確 認 された (ng/ml) 350 血 漿 中 濃 度 300 250 200 150 100 50 0 0 1 2 セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 4 8 時 セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ 標 準 製 剤 ( 錠 剤 10mg) 10mg(n=19) mean±s.d. 12 間 判 定 パラメータ AUCt(ng hr/ml) Cmax(ng/mL) tmax(hr) 1853.8±322.8 278.7±84.0 24 (hr) 参 考 パラメータ t1/2(hr) 0.9±0.4 7.4±1.1 標 準 製 剤 1823.4±298.4 245.0±52.3 1.0±0.4 7.3±0.7 ( 錠 剤 10mg) (mean±s.d.) 血 漿 中 濃 度 並 びにAUC Cmax 等 のパラメータは 被 験 者 の 選 択 体 液 の 採 取 回 数 時 間 等 の 試 験 条 件 によって 異 なる 可 能 性 がある 2,3) 2. 溶 出 挙 動 本 剤 は 日 本 薬 局 方 外 医 薬 品 規 格 第 3 部 に 定 められた セチリジン 塩 酸 塩 錠 の 溶 出 規 格 に 適 合 していることが 確 認 されている 薬 効 薬 理 セチリジン 塩 酸 塩 は 抗 ヒスタミン 薬 (H1 受 容 体 遮 断 薬 ) であるが ロイコトリエン 及 びプロスタグランジンD2の 遊 離 抑 制 作 用 を 併 せ 持 つ 古 典 的 な 抗 ヒスタミン 薬 と 異 なり 抗 コリン 作 用 はほとんどない また ヒスタミンH2 ド パミン セロトニンの 各 受 容 体 に 対 する 親 和 性 は 低 く 中 枢 神 経 系 におけるヒスタミンH1 受 容 体 への 影 響 が 少 ない とされる 9
有 効 成 分 に 関 する 理 化 学 的 知 見 一 般 名 :セチリジン 塩 酸 塩 [ 日 局 ] Cetirizine Hydrochloride 化 学 名 :2-(2-{4-[(RS)-(4-Chlorophenyl)(phenyl) methyl]piperazin-1-yl}ethoxy)acetic acid dihydrochloride 構 造 式 : Cl O CO2H N N 2HCl H 及 び 鏡 像 異 性 体 分 子 式 :C21H25ClN2O3 2HCl 分 子 量 :461.81 性 状 : 白 色 の 結 晶 性 の 粉 末 である 水 に 極 めて 溶 けやすく エタノール(99.5)に 溶 け にくい 0.1mol/L 塩 酸 試 液 に 溶 ける 水 溶 液 (1 10)は 旋 光 性 を 示 さない 取 扱 い 上 の 注 意 ** 4,5) 安 定 性 試 験 最 終 包 装 製 品 を 用 いた 長 期 保 存 試 験 (25 60%RH 36ヵ 月 )の 結 果 3 年 間 安 定 であることが 確 認 された 包 装 セチリジン 塩 酸 塩 錠 5mg タカタ PTP 包 装 :100 錠 (10 錠 10) セチリジン 塩 酸 塩 錠 10mg タカタ PTP 包 装 :100 錠 (10 錠 10) 500 錠 (10 錠 50) 280 錠 (14 錠 20) 主 要 文 献 ** 1) 川 島 享 : 高 田 製 薬 社 内 資 料 ( 生 物 学 的 同 等 性 ) 2) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (5mg: 溶 出 性 ) 3) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (10mg: 溶 出 性 ) 4) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (5mg: 安 定 性 ) 5) 高 田 製 薬 社 内 資 料 (10mg: 安 定 性 ) 文 献 請 求 先 主 要 文 献 に 記 載 の 社 内 資 料 につきましても 下 記 にご 請 求 下 さい 高 田 製 薬 株 式 会 社 学 術 部 331-8588 さいたま 市 西 区 宮 前 町 203 番 地 1 電 話 048(622)2617 FAX 048(623)3065 製 造 販 売 さいたま 市 西 区 宮 前 町 203 番 地 1 10 CTR 6
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