観 光 と 地 域 活 性 化 に 関 する 調 査 特 別 委 員 会 行 政 視 察 参 加 者 名 簿 平 成 23 年 11 月 16 日 ( 日 ) ~ 11 月 20 日 ( 木 ) 職 名 氏 名 所 属 4 泊 5 日 1 委 員 長 喜 舎 場 盛 三 公 明 党 2 副 委 員



Similar documents
< F2D819A8B638E968E9197BF82528E968BC68C7689E68F C>

一般競争入札について

別 表 1 土 地 建 物 提 案 型 の 供 給 計 画 に 関 する 評 価 項 目 と 評 価 点 数 表 項 目 区 分 評 価 内 容 と 点 数 一 般 評 価 項 目 立 地 条 件 (1) 交 通 利 便 性 ( 徒 歩 =80m/1 分 ) 25 (2) 生 活 利 便

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情


<4D F736F F D E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A C98AD682B782E993C195CA915B C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

長崎市民間建築物耐震化推進事業の概要

●電力自由化推進法案

<8BB388F58F5A91EE82A082E895FB8AEE967B95FB906A>

災害時の賃貸住宅居住者の居住の安定確保について

(3) 調 査 の 進 め 方 2 月 28 日 2 月 28 日 ~6 月 30 日 平 成 25 年 9 月 サウンディング 型 市 場 調 査 について 公 表 松 戸 市 から 基 本 的 な 土 地 情 報 サウンディングの 実 施 活 用 意 向 アイデアのある 民 間 事 業 者 と

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

Microsoft Word - 資料3(用途)

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) (H24)

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

●幼児教育振興法案

市街化区域と市街化調整区域との区分

入 札 参 加 者 は 入 札 の 執 行 完 了 に 至 るまではいつでも 入 札 を 辞 退 することができ これを 理 由 として 以 降 の 指 名 等 において 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けることはない 12 入 札 保 証 金 免 除 13 契 約 保 証 金 免 除 14 入

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

主要生活道路について

4 調 査 の 対 話 内 容 (1) 調 査 対 象 財 産 の 土 地 建 物 等 を 活 用 して 展 開 できる 事 業 のアイディアをお 聞 かせく ださい 事 業 アイディアには, 次 の 可 能 性 も 含 めて 提 案 をお 願 いします ア 地 域 の 活 性 化 と 様 々な 世

<4D F736F F D208ED089EF95DB8CAF89C193FC8FF38BB CC8EC091D492B28DB88C8B89CA82C982C282A282C42E646F63>

は じ め に 新 蛇 田 区 は 災 害 危 険 区 域 等 にお 住 まい 皆 様 方 に 対 し 移 転 していた だくため 宅 供 給 を 目 的 とした 土 区 画 整 理 事 業 により 周 辺 環 と 調 和 し たまちづくりを 進 めています こような 中 区 計 画 を 導 入 す

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

の 提 供 状 況 等 を 総 合 的 に 勘 案 し 土 地 及 び 家 屋 に 係 る 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 減 額 せずに 平 成 24 年 度 分 の 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 を 課 税 することが 適 当 と 市 町 村 長 が 認 め

<819A955D89BF92B28F BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

25 年 度 アクションプラン 補 助 制 度 目 標 定 住 人 口 :198 人 増 1 九 州 大 学 学 生 への 電 動 バイクレンタル 事 業 学 研 都 市 づくり 課 進 学 糸 島 市 内 に 居 住 する 九 州 大 学 の 学 生 に 民 間 業 者 と 連 携 し て 電 動

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

(Microsoft Word - \220\340\226\276\217\221.doc)

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

スライド 1

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

3 独 占 禁 止 法 違 反 事 件 の 概 要 (1) 価 格 カルテル 山 形 県 の 庄 内 地 区 に 所 在 する5 農 協 が, 特 定 主 食 用 米 の 販 売 手 数 料 について, 平 成 23 年 1 月 13 日 に 山 形 県 酒 田 市 所 在 の 全 国 農 業 協

<4D F736F F D F5A91EE8BC F368C8E3393FA8DC48D F C8E323893FA916493C B95AA8D CE3816A>

<4D F736F F D2090BC8BBB959491BA8F5A91EE8A C52E646F63>

< E88E68F5A91EE8C7689E68F912E786C73>

(別紙3)保険会社向けの総合的な監督指針の一部を改正する(案)

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

現 行 工 業 地 域 準 工 業 地 域 商 業 地 域 近 隣 商 業 地 域 改 正 後 準 工 業 地 域 ( 特 別 業 務 地 区 ( 第 2 種 ) 及 び 指 定 集 積 区 域 を 除 く) 近 隣 商 業 地 域 2 / 7

Taro-○離島特産品等マーケティング支援事業に係る企画提案募集要領

工 事 名 能 代 南 中 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 5 月 24 日 ( 火

工 事 名 渟 城 西 小 学 校 体 育 館 非 構 造 部 材 耐 震 改 修 工 事 ( 建 築 主 体 工 事 ) 入 札 スケジュール 手 続 等 期 間 期 日 期 限 等 手 続 きの 方 法 等 1 設 計 図 書 等 の 閲 覧 貸 出 平 成 28 年 2 月 23 日 ( 火

セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

退職手当とは

2. 建 築 基 準 法 に 基 づく 限 着 色 項 目 の 地 区 が 尾 張 旭 市 内 にはあります 関 係 課 で 確 認 してください 項 目 所 管 課 窓 口 市 役 所 内 電 話 備 考 がけに 関 する 限 (がけ 条 例 ) 都 市 計 画 課 建 築 住 宅 係 南 庁 舎

スライド 1

2 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 現 在 ) 1) 一 般 行 政 職 福 島 県 国 類 似 団 体 平 均 年 齢 平

Microsoft Word - H27概要版

容 積 率 制 限 の 概 要 1 容 積 率 制 限 の 目 的 地 域 で 行 われる 各 種 の 社 会 経 済 活 動 の 総 量 を 誘 導 することにより 建 築 物 と 道 路 等 の 公 共 施 設 とのバランスを 確 保 することを 目 的 として 行 われており 市 街 地 環

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>


調査結果の概要

(1) 率 等 一 覧 ( 平 成 26 年 度 ) 目 課 客 体 及 び 納 義 務 者 課 標 準 及 び 率 法 内 に 住 所 を 有 する ( 均 等 割 所 得 割 ) 内 に 事 務 所 事 業 所 又 は 家 屋 敷 を 有 する で 内 に 住 所 を 有 し ないもの( 均 等

(15) 兵 庫 県 道 高 速 湾 岸 線 (16) 神 戸 市 道 高 速 道 路 2 号 線 (17) 兵 庫 県 道 高 速 北 神 戸 線 (18) 神 戸 市 道 高 速 道 路 北 神 戸 線 (19) 神 戸 市 道 高 速 道 路 湾 岸 線 のうち 上 り 線 については 神 戸

埼 玉 県 入 間 郡 三 芳 町 大 字 藤 久 保 1100 番 地 1 三 芳 町 役 場 本 庁 舎 4 階 ウ 提 出 方 法 : 持 参 または 郵 送 による 提 出 とする ただし 提 出 期 限 必 着 とし 郵 送 の 場 合 は 必 ず 到 着 を 確 認 するものとする (3

参 考 改 正 災 害 対 策 基 本 法 1 ( 災 害 時 における 車 両 の 移 動 等 ) 第 七 十 六 条 の 六 道 路 管 理 者 は その 管 理 する 道 路 の 存 する 都 道 府 県 又 はこれに 隣 接 し 若 しくは 近 接 する 都 道 府 県 の 地 域 に 係

03 平成28年度文部科学省税制改正要望事項

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 (H20.4.1) 96.7 (H25.4.1) (H25.7.1) (H25.4.1), (H25.4.1) 参 考 値 98.3 (H25.7.1) (H20.4.1) (H25.4

第 3 四 半 期 運 用 状 況 の 概 要 第 3 四 半 期 末 の 運 用 資 産 額 は 2,976 億 円 となりました 第 3 四 半 期 の 修 正 総 合 収 益 率 ( 期 間 率 )は +1.79%となりました なお 実 現 収 益 率 は +0.67%です 第 3 四 半 期

文化政策情報システムの運用等

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

波佐見町の給与・定員管理等について

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺


続 に 基 づく 一 般 競 争 ( 指 名 競 争 ) 参 加 資 格 の 再 認 定 を 受 けていること ) c) 会 社 更 生 法 に 基 づき 更 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなされている 者 又 は 民 事 再 生 法 に 基 づき 再 生 手 続 開 始 の 申 立 てがなさ

スライド 1

守 口 市 立 東 小 学 校 大 久 保 小 学 校 の 統 合 実 施 計 画 目 次 第 1 守 口 市 における 学 校 統 合 の 背 景 1 第 2 東 小 学 校 と 大 久 保 小 学 校 の 統 合 について 1 第 3 統 合 校 の 学 校 づくりについて 2 第 4 東 小

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

18 国立高等専門学校機構

小 売 電 気 の 登 録 数 の 推 移 昨 年 8 月 の 前 登 録 申 請 の 受 付 開 始 以 降 小 売 電 気 の 登 録 申 請 は 着 実 に 増 加 しており これまでに310 件 を 登 録 (6 月 30 日 時 点 ) 本 年 4 月 の 全 面 自 由 化 以 降 申

資料1:勧告の仕組みとポイント 改【完成】

<4D F736F F F696E74202D D382E982B382C68AF1958D8BE090A C98AD682B782E B83678C8B89CA81698CF6955C A2E >

m07 北見工業大学 様式①

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 ( 平 成 年 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 福 岡 県 技 能 労 務 職 歳 1,19,98 9,9 歳 8,

6 構 造 等 コンクリートブロック 造 平 屋 建 て4 戸 長 屋 16 棟 64 戸 建 築 年 1 戸 当 床 面 積 棟 数 住 戸 改 善 後 床 面 積 昭 和 42 年 36.00m m2 昭 和 43 年 36.50m m2 昭 和 44 年 36.

平成18年1月4日

資料3 家電エコポイント制度の政策効果等について

学校安全の推進に関する計画の取組事例

1 農 地 中 間 管 理 機 構 のねらい (1)24 年 度 から 開 始 した 各 市 町 村 における 人 農 地 プラン ( 地 域 の 農 業 者 の 徹 底 した 話 合 いにより 人 農 地 問 題 の 解 決 方 向 や 地 域 農 業 の 将 来 のあり 方 を 明 確 にしてい


目 次 第 1 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 等 1 1. 土 地 区 画 整 理 事 業 の 名 称 1 2. 施 行 者 の 名 称 1 第 2 施 行 地 区 1 1. 施 行 地 区 の 位 置 1 2. 施 行 地 区 位 置 図 1 3. 施 行 地 区 の 区 域 1 4

などは 別 の 事 業 所 とせず その 高 等 学 校 に 含 めて 調 査 した 5 調 査 事 項 単 独 事 業 所 調 査 票 全 産 業 共 通 事 項 ( 単 独 事 業 所 ) ア 名 称 及 び 電 話 番 号 イ 所 在 地 ウ 経 営 組 織 ( 協 同 組 合 においては 協

<4D F736F F D D3188C091538AC7979D8B4B92F F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

高松市緊急輸送道路沿道建築物耐震改修等事業補助金交付要綱(案)

スライド 1

<4D F736F F D C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B A4F8D91906C8DDE8A A>

別紙3

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

<4D F736F F D208FE DC926E8BE6926E8BE68C7689E681408C7689E68F912E646F63>

Transcription:

中 国 ( 義 烏 市 上 海 市 ) 行 政 視 察 日 程 平 成 23 年 11 月 16 日 ( 日 ):1 日 目 移 動 ( 那 覇 空 港 上 海 浦 東 空 港 ) 平 成 23 年 11 月 17 日 ( 月 ):2 日 目 午 前 義 烏 市 場 視 察 ( 義 烏 市 職 員 同 行 案 内 ) 日 本 製 商 品 扱 う 専 門 日 本 館 を 視 察 ( 義 烏 市 政 府 日 本 事 務 所 代 表 同 行 ) 14: 00 義 烏 小 商 品 市 場 管 理 集 団 と の 意 見 交 換 会 沖 縄 県 産 品 の 中 国 進 出 及 び 中 国 富 裕 層 誘 客 に つ い て 平 成 23 年 11 月 18 日 ( 水 ):3 日 目 10: 00 上 海 国 際 港 務 集 団 ( S I P G ) と の 意 見 交 換 会 上 海 か ら の ク ル ー ズ 船 客 の 受 け 入 れ に つ い て 16: 30 上 海 携 程 ウ ェ ブ 旅 行 会 社 ( Ctr ip) と の 意 見 交 換 会 中 国 富 裕 層 の 沖 縄 へ の 誘 客 に つ い て 平 成 23 年 11 月 19 日 ( 木 ):4 日 目 10: 30 中 国 東 方 航 空 上 海 営 業 販 売 部 と の 意 見 交 換 会 中 国 観 光 航 空 最 新 情 報 及 び 今 後 の 沖 縄 ( 上 海 直 行 便 運 営 企 画 ) に つ い て 14: 00 上 海 市 旅 遊 局 と の 意 見 交 換 会 沖 縄 観 光 の 魅 力 に つ い て 15: 00 日 本 政 府 観 光 局 (J N T O ) 上 海 事 務 所 と の 意 見 交 換 会 中 国 海 外 観 光 状 況 及 び 訪 日 問 題 背 景 な ど に つ い て 平 成 23 年 11 月 20 日 ( 木 ):5 日 目 移 動 ( 上 海 浦 東 空 港 那 覇 空 港 )

観 光 と 地 域 活 性 化 に 関 する 調 査 特 別 委 員 会 行 政 視 察 参 加 者 名 簿 平 成 23 年 11 月 16 日 ( 日 ) ~ 11 月 20 日 ( 木 ) 職 名 氏 名 所 属 4 泊 5 日 1 委 員 長 喜 舎 場 盛 三 公 明 党 2 副 委 員 長 山 川 泰 博 民 主 党 3 委 員 野 原 嘉 孝 公 明 党 4 平 良 識 子 社 社 連 合 5 新 屋 清 喜 そうぞう 6 我 如 古 一 郎 日 本 共 産 党 7 亀 島 賢 二 郎 自 民 無 所 属 連 合 8 高 良 正 幸 自 民 党 新 風 会 9 山 城 誠 司 自 民 党 新 風 会 10 久 高 友 弘 改 革 クラブ 11 随 行 比 嘉 昭 夫 議 会 事 務 局 議 事 管 理 課

行 政 視 察 調 査 報 告 書 観 光 と 地 域 活 性 化 に 関 する 調 査 特 別 委 員 会 委 員 長 高 良 正 幸 はじめに 観 光 産 業 は 本 県 の 基 幹 産 業 であり 観 光 なしでは 本 県 経 済 は 成 り 立 ち 得 な い 現 状 にある 現 在 本 県 の 観 光 客 の9 割 は 国 内 観 光 客 が 占 めているが 本 年 度 から 中 国 と 沖 縄 間 を 結 ぶ 航 空 路 線 の 相 次 ぐ 拡 充 を 始 め 数 次 ビザの 発 給 や 上 海 からの クルーズ 船 の 就 航 など 今 後 ますます 中 国 人 観 光 客 の 来 沖 が 期 待 されている ところである 本 市 においても 魅 力 ある 国 際 観 光 都 市 那 覇 を 目 指 して 中 国 人 観 光 客 の 増 加 に 伴 う 受 入 体 制 の 整 備 や 新 規 及 びリピーターの 確 保 が 喫 緊 の 課 題 と なっている 本 特 別 委 員 会 では こうした 現 状 を 踏 まえ 今 後 どのような 観 光 政 策 が 必 要 なのか 議 会 として 有 効 な 提 言 をするためにも 中 国 人 観 光 客 が 求 める 具 体 的 な 観 光 ニーズを 把 握 するとともに 身 近 になった 中 国 の 巨 大 市 場 の 現 状 を 調 査 するため 平 成 23 年 10 月 16 日 ( 日 )から 10 月 20 日 ( 木 )までの4 泊 5 日 の 日 程 で 現 地 を 訪 問 し 政 府 及 び 観 光 関 係 団 体 との 意 見 交 換 を 行 った 以 下 その 内 容 を 報 告 する イ 1. 義 ウ ー 烏 小 商 品 市 場 管 理 集 団 義 烏 市 観 光 産 業 の 現 状 について 義 烏 市 の 主 な 観 光 資 源 は 買 い 物 観 光 で 義 烏 市 国 際 小 商 品 市 場 に 依 拠 している 現 状 にある 義 烏 市 国 際 小 商 品 市 場 は 中 国 国 内 で 初 めての 買 い 物 観 光 地 である 去 年 の 統 計 では 800 万 以 上 の 観 光 客 があった その 中 でも 海 外 からの 観 光 客 は 45 万 人 日 本 人 韓 国 東 南 アジアからの 観 光 客 も 多 い 義 烏 市 は 現 代 的 な 商 業 都 市 である ここ 数 年 来 海 外 との 交 流 が 発 展 し 観 光 の 交 流 においても 同 様 である 義 烏 市 は 2005 年 から 観 光 企 業 と 民 間 人 を 集 めて 東 京 と 京 都 などの 都 市 で 観 光 客 の 誘 致 を 行 っている 1 / 11

去 年 は 29 社 の 企 業 を 集 めて 日 本 で 説 明 会 を 行 った 京 都 大 阪 神 戸 の 都 市 を 訪 問 した 大 阪 に 事 務 所 を 設 立 し 現 在 市 場 には 日 本 館 も 出 店 しており 商 品 も 多 い 市 場 の 対 外 貿 易 は 多 く 60 パーセント 以 上 を 占 めている 市 場 の 商 品 を 206 カ 国 に 輸 出 している 物 流 においても 便 利 で 中 国 国 内 では 鉄 道 航 路 は 1600 ある 貨 物 の 物 流 代 行 が 2000 社 以 上 ある 去 年 の 輸 出 のコンテナが 57.6 万 コンテナ もあった 世 界 トップの 20 社 の 18 社 が 義 烏 市 に 拠 点 を 進 出 してい る また 21 社 の 銀 行 があり その 中 で 外 資 系 が1 社 進 出 している 日 本 は 義 烏 市 においては 生 活 でも 商 業 の 面 で も 便 利 で あると 思 う 義 烏 市 は 中 国 国 内 で 10 個 目 の 経 済 改 革 トップ 国 際 貿 易 総 合 改 革 の 指 標 点 となった 義 烏 市 においても 市 場 においても 前 途 は 明 るい 義 烏 市 小 商 品 市 場 の 概 要 と 発 展 の 経 緯 1 区 画 から5 区 画 まであり 全 長 5キロメートルの 建 物 の 中 には 約 62,000 店 舗 20 数 万 人 の 従 業 員 がおり 家 電 製 品 をはじめ 玩 具 化 粧 品 衣 料 品 繊 維 革 製 品 など 膨 大 な 数 の 商 品 が 集 積 している 義 烏 市 小 商 品 市 場 は 1980 年 代 から 整 備 が 始 まった 当 初 は 民 間 人 が 自 発 的 に 露 天 市 場 を 作 ったことが 始 まりである 義 烏 市 は 元 々 県 クラスの 都 市 であったが 市 クラスの 都 市 に 昇 格 し た 際 に 義 烏 市 人 民 政 府 は 商 業 を 通 じて 都 市 を 振 興 する 方 針 を 打 ち 出 した それが 一 定 の 段 階 になってから 商 業 資 金 を 工 業 資 金 に 転 じていき 貿 易 工 業 という 政 策 を 打 ち 出 した 市 政 府 が 1993 年 に 会 社 を 設 立 し 市 場 の 建 設 経 営 発 展 を 管 理 す るようになった 2001 年 に 中 国 がWTOの 加 盟 のチャンスをつかんでから 市 政 府 は 市 場 の 発 展 に 努 力 してきた 人 民 政 府 は 当 会 社 の 持 ち 株 の 55.8 パーセントを 占 めている 人 民 政 府 の 機 能 としては 市 場 の 企 画 と 配 置 企 業 誘 致 の 政 策 の 作 成 に 当 た っており 当 社 は これらの 政 策 を 実 施 するともに 市 場 の 経 営 者 を 管 理 し 市 場 の 経 営 を 行 っている 市 場 の 経 営 者 は 納 税 の 義 務 がある 今 年 5 月 にオープンした 国 際 館 に ついては 現 段 階 では 育 てる 段 階 にあり 納 税 の 義 務 はない 2 / 11

質 疑 応 答 Q: 日 本 企 業 が 市 場 に 商 品 を 出 す 場 合 の 条 件 について A: 制 限 どころか 優 遇 政 策 が 多 い 具 体 的 には 店 のレンタル 料 金 を3 年 間 他 の 店 の1/5 程 度 としている 最 初 は 安 い 料 金 で 契 約 し 少 しず つ 賃 貸 料 金 を 上 げていくことで 調 整 している 3 年 を 超 えたら すぐに 料 金 を 上 げるわけではない 国 際 館 と 直 接 契 約 を 結 んで 沖 縄 の 商 品 を 世 界 へ 発 信 してほしい Q: 市 場 の 商 品 のPRについて A: 全 体 的 な 市 場 のPRについては 現 時 点 では 外 国 製 品 を 取 り 扱 う 国 際 館 に 対 してだけ 行 っている 個 別 の 企 業 や 商 品 に 対 しては 具 体 的 に 相 談 しながら 支 援 していくつもりである 国 際 館 に 対 するPR 予 算 は 5000 万 元 で 日 本 円 にして 約 6 億 円 にな る 義 烏 市 小 商 品 市 場 においては 会 社 と 市 政 府 の 予 算 を 別 にしている が 国 際 館 のPRについては 予 算 を 一 緒 にPR 活 動 をしているので さらに 5000 万 元 の 予 算 を 上 回 る 国 際 館 のPRは 全 部 セットで 行 って いる Q: 沖 縄 県 レベルで 進 められている 話 はあるのか A: 現 時 点 では 具 体 的 な 話 はないが 県 全 体 として 一 産 業 としてやって くれれば バックアップしやすい 国 際 館 については 商 品 の 種 類 で 分 類 しているため 一 国 でのお 店 はない Q: 申 請 してから 許 可 を 得 るまでの 期 間 について A: 窓 口 はつくっており 世 界 にアピールしている 具 体 的 には 企 業 に 関 しては 契 約 しながら 進 め 場 所 を 提 供 していく Q:その 他 の 優 遇 政 策 について A: 国 際 館 におかれた 品 物 については 中 国 の 全 国 の 市 場 で 紹 介 できるよ う 積 極 的 に 協 力 し 義 烏 市 が 一 部 費 用 を 支 援 するも 場 合 もある Q:テナントの 賃 貸 料 について A:1 年 で1 平 米 最 低 300 元 テナントの 面 積 は 一 つでおよそ 100 平 米 あ る 面 積 が 足 りない 場 合 の 追 加 分 の 料 金 については 場 所 等 で 変 わるの で 具 体 的 に 数 字 は 出 せない 2. 上 海 国 際 港 務 集 団 (SIPG) 10 月 のクルーズ 船 テスト 就 航 の 感 想 と 要 望 について 那 覇 市 と 石 垣 市 に 寄 航 した 港 の 施 設 サービスは 効 率 が 良 く 岸 壁 の サービスがとくに 良 かった 3 / 11

入 港 の 際 に 手 続 きについて 石 垣 については 待 機 時 間 が 長 かった 那 覇 に 寄 航 するとすぐに 上 陸 できたので 問 題 はなかった 那 覇 に 上 陸 したあとのことについては 街 中 で 中 国 語 の 案 内 が 足 りな い 中 国 語 で 対 応 できる 力 が 弱 い DFSについて 船 に 届 けるサービスがなかった 空 港 のみなのが 残 念 出 発 する 前 に 買 い 物 する 気 持 ちで 行 ったが 結 局 購 入 することがで きなかった 現 地 の 旅 行 社 の 対 応 でその 場 で 購 入 できるよう 配 慮 しても らった 来 年 はDFSについては ターミナルに 商 品 届 けるシステムに 改 善 してほしい お 客 さんの 意 見 については 多 くのお 客 さんは 印 象 が 良 くて また 沖 縄 に 行 きたいと 言 っている 買 い 物 の 希 望 が 多 いので 買 い 物 の 環 境 を 改 善 してほしい ショッピ ングモールや 大 きい 電 気 店 などに 中 国 語 の 説 明 や 資 料 を 置 い てほし い 一 台 のバスで 行 動 するが ガイドがひとりしかいなかったので 対 応 できない 石 垣 については ツアーの 対 応 が 弱 い バスの 数 も 足 りない たくさ んの 人 がツアーに 参 加 できない ガイドが 現 地 の 人 でないため 現 地 に 詳 しくない 現 地 のガイドを 育 てほしい 台 風 が 心 配 来 年 は 石 垣 を 経 由 せず 那 覇 に 直 接 寄 航 する 今 回 入 管 の 手 続 きが 一 番 の 問 題 船 内 で 入 管 手 続 きができれば 待 ち 時 間 が 短 くでき 上 陸 の 時 間 が 長 くできる 上 海 から 丸 一 日 船 上 にいた 上 入 管 の 手 続 きで 何 時 間 も 待 たされるので お 客 さんから 不 満 があっ た 次 回 はもう 少 し 滞 在 時 間 を 長 くしたい 今 回 は 短 い 時 間 で 買 い 物 時 間 がなかった 質 疑 応 答 Q:ちゅら 海 水 族 館 との 接 続 について A: 当 日 に 水 族 館 へ 行 くツアーがある バスで1 時 間 40 分 でスムーズ ツアーの 中 で 一 番 評 判 がいい Q: 那 覇 港 に2 泊 する 可 能 性 もあるのか A: 中 国 の 休 暇 時 間 は 短 い 中 国 人 はいろいろ 行 きたいので 一 箇 所 だけ に 滞 在 することは 難 しい 今 回 沖 縄 はとてもいいPRになったと 思 う 評 判 がよくて 今 回 のお 客 さんで 再 び 飛 行 機 で 来 沖 される 方 も 出 てくる だろう Q: 来 年 については どれくらいの 滞 在 を 予 定 しているのか 4 / 11

A: 来 年 のスケジュールについては 4 回 那 覇 に 寄 航 の 予 定 である クル ーズ 船 の 規 模 は 13.8 万 トン 乗 船 客 は 4,000 人 近 くで 今 回 の3 倍 に なるので 現 地 の 受 入 れ 態 勢 を 強 化 してほしい 具 体 的 な 日 程 について は これから 調 整 する ただ 那 覇 市 の 港 は 大 きな 船 が 寄 港 できるの か 心 配 である Q:その 他 要 望 について A:バスとお 店 の 接 続 が 悪 い 途 中 で 降 ろされて 何 百 メートルも 歩 かさ れた 観 光 バスに 対 する 特 別 措 置 を 検 討 してほしい 銀 連 カードが 使 えるお 店 を 説 明 してほしい 3. 上 海 携 程 ウェブ 旅 行 会 社 (Ctrip) 質 疑 応 答 Q: 会 社 発 展 の 経 緯 について A: 会 社 設 立 は 1999 年 で 2003 年 から 海 外 のエアーチケットとホテルの セットの 旅 行 商 品 の 販 売 を 始 めた Q:インターネットを 利 用 して 旅 行 商 品 を 購 入 する 人 数 について A:インターネットで 情 報 を 確 認 しているのは 億 以 上 で 正 式 な 会 員 は8 千 万 人 今 年 の 最 新 の 海 外 の 商 品 を 利 用 しているのは 4 千 万 人 Q: 日 本 へのチケット ホテルの 予 約 状 況 について A:2010 年 でネットを 利 用 した 日 本 への 旅 行 者 は2 万 人 で 今 年 は 東 日 本 大 震 災 で 落 ち 込 んでいるが 今 は 急 速 に 回 復 している 予 想 は 2 万 から2 万 5 千 人 で 去 年 を 上 回 る 勢 い Q: 数 次 ビザの 中 国 での 認 知 度 について A:ネットで 会 員 に 対 し 認 知 度 を 高 めているところである 7-8 月 で フリープランのお 客 については 毎 月 200 人 から 300 人 は 上 海 から 沖 縄 へ 送 客 している 団 体 客 も 同 じ 程 度 で 併 せて 月 500-600 人 のお 客 を 送 客 している 今 年 の 数 次 ビザの 発 給 により 中 国 への 市 場 に 大 きな 刺 激 を 与 えている 勢 いがある Q: 数 次 ビザの 日 本 全 体 への 影 響 について A: 数 次 ビザへの 沖 縄 への 影 響 は 大 きい 日 本 全 体 への 影 響 については 数 次 ビザの 影 響 かどうかははっきりしないが 東 京 のお 客 さんが 去 年 ま では 毎 月 300-400 人 だったが 今 年 は 現 時 点 で 毎 月 1000 人 を 超 えてい る これは これまでの 団 体 客 からネットを 利 用 してのフリープランの 客 に 変 わってきたことが 大 きいのではないか 5 / 11

Q:ネット 利 用 者 に 対 して 那 覇 市 の 認 知 度 を 高 めるための 方 法 について A: 沖 縄 の 知 名 度 は 低 くない 数 次 ビザの 影 響 もあり 東 京 大 阪 に 次 い で 沖 縄 の 人 気 がある 3 年 前 は 10 位 以 下 であった 若 い 人 はホテル を 自 分 で 予 約 し ネットでエアーを 取 り ネットを 活 用 して 行 き 先 を 自 分 で 探 すのが 主 流 になっている そのような 中 で 沖 縄 のネットでの 情 報 提 供 が 足 りない 日 本 語 での 情 報 しかない 中 国 語 での 情 報 が 少 ない ホームページで 中 国 の 情 報 も あるが 中 国 人 のニーズを 把 握 していないではないか また 情 報 量 が 少 ない 中 で 必 要 のない 情 報 が 多 い 必 要 な 情 報 を 中 国 語 で 提 供 できるよう 整 備 してほしい 最 新 の 情 報 をどういうかたちで 提 供 できるか 那 覇 市 との 行 政 への 提 携 協 力 も 考 えられる 中 国 人 のお 客 さんが 求 めるものをいかに 提 供 でき るかが 重 要 である Q: 若 い 世 代 については インターネットで 情 報 収 集 して 旅 行 計 画 を 立 てるのが 主 流 になっているが 具 体 的 にはネット 上 で どのようなイン フラ 整 備 が 必 要 か A: 若 い 世 代 を 誘 致 するために ブログの 活 用 を 始 め 自 治 体 旅 行 社 の ホームページで バスの 乗 り 方 など 必 要 な 最 新 の 観 光 情 報 を 中 国 語 で 提 供 する 必 要 がある Q:フリープランのお 客 さんから 沖 縄 観 光 のニーズを 拾 い 上 げることはで きるのか A: 沖 縄 観 光 は 本 島 が 中 心 であるが 離 島 へのニーズも 増 えてきている 当 旅 行 社 では 12 月 から1 月 に 上 海 の 旅 行 社 と 提 携 して チャータ ー 便 を 利 用 して 直 接 石 垣 市 に 滞 在 する 計 画 を 立 てている 買 い 物 に 関 しては 那 覇 市 に 集 中 しているが 中 国 語 を 話 せる 人 や 中 国 語 の 資 料 を 準 備 するなど 体 制 を 整 えてほしい Q: 会 員 の 年 代 層 と 実 際 の 旅 行 者 の 年 代 層 について A: 年 収 は 40 万 元 から 60 万 元 の 富 裕 層 を 対 象 としている 年 収 500 万 か ら 800 万 円 中 心 客 層 が 低 年 齢 化 しているが 年 収 は 変 わっ ていな い 最 近 はネットの 利 用 者 が 増 えているため お 客 さんの 対 象 を 分 けてい る 全 体 的 には 30 歳 -40 歳 中 心 数 次 ビザの 刺 激 を 受 けて 多 くの 問 い 合 わせを 受 けているが 数 次 ビ ザの 年 収 25 万 元 の 条 件 を 多 くの 客 がクリアーしている Q: 沖 縄 観 光 に 対 してリゾートウェディングやゴルフツアーなどの 需 要 は ないのか A: 当 旅 行 社 の 訪 日 観 光 の 現 時 点 でのプランについては ほとんどが 団 体 6 / 11

観 光 客 である バスで 決 められた 観 光 地 を 巡 り リゾート 地 でマリンス ポーツを 体 験 する 内 容 となっている リゾートウェディングやゴルフについては 現 時 点 では 市 場 は 大 きく ない 今 後 リゾートウェディング ゴルフ 高 級 グルメツアーなど 地 元 が 受 入 できるのであれば このようなプランも 検 討 したい 沖 縄 観 光 をリゾートウェディング ゴルフ 高 級 グルメツアーのブランドとし て 育 てていきたいので 受 入 態 勢 について 整 備 が 必 要 である Q: 沖 縄 の 受 入 態 勢 が 整 備 されれば 今 後 中 国 側 は 送 客 できる 態 勢 にある のか A: 受 入 態 勢 が 整 備 されれば 必 ず 中 国 の 富 裕 層 を 送 客 したい 来 年 に 関 しては ゴルフツアーを 企 画 している 5-6 月 にチャーター 機 で 沖 縄 ゴルフ 大 会 を 企 画 している 来 年 の 夏 休 みに 向 けて 数 次 ビザを 含 め 会 員 に 対 してキャンペーンを 予 定 している 会 社 として 地 元 自 治 体 と 協 力 し 来 年 は 取 り 組 みたい 東 京 超 えて 沖 縄 が1 位 になるよう 取 り 組 んでいきたい 4. 中 国 東 方 航 空 那 覇 空 港 直 行 便 の 現 状 について 上 海 那 覇 の 直 行 便 がスタートして 11 年 になる 週 2 便 から4 便 また 平 成 23 年 9 月 から 10 月 に 週 6 便 の 増 便 をしている 増 便 してい るが 客 数 は 変 わっていないので 営 業 努 力 を 続 けたい これから 中 国 各 都 市 と 那 覇 空 港 を 結 べるよう 営 業 努 力 を 続 けていきたい 沖 縄 への 要 望 について 自 治 体 として 上 海 の 旅 行 社 に 対 し 沖 縄 観 光 へのプロモーション 活 動 を 努 力 してほしい 数 次 ビザについては 現 在 年 収 25 万 元 が 条 件 となっているが これ は 中 国 人 観 光 客 のわずかにすぎない さらに 送 客 していくために 緩 和 をお 願 いしたい ビザの 緩 和 により 中 国 人 観 光 客 が 訪 問 しやすくなる また 数 次 ビザは お 客 さんのほとんどがビジネス 客 中 心 である 観 光 客 に 関 しては 数 次 ビザの 制 度 は 完 璧 な 制 度 とはいえない 今 後 沖 縄 に さら に 多 くの 観 光 客 を 誘 致 する には さら なる ビザ の 緩 和 が 必 要 だ と 考 える 昨 年 にビザの 免 除 の 申 請 をした 中 国 観 光 客 について 台 湾 と 韓 国 と 同 じように 沖 縄 の 一 地 区 で 一 定 期 間 の 免 除 できるようお 願 いしたい 7 / 11

韓 国 済 州 島 では 中 国 人 観 光 客 に 対 して 条 件 なく 130 日 間 の 免 除 がある 済 州 島 への 航 空 便 は 一 日 2 本 ある 沖 縄 の 受 け 入 れ 態 勢 の 改 善 要 望 について 中 国 の 人 気 のあるリゾート 地 として 海 南 島 がある 島 のリゾートは 海 南 島 と 比 較 される お 客 さんからのアンケートによると 海 南 島 と 比 較 して 沖 縄 観 光 は 宿 泊 料 理 等 の 費 用 が 高 く 料 金 とサービスが 一 致 して いない 海 南 島 と 同 レベルの 受 入 費 用 にしてほしい それと 同 時 に 多 くのお 客 を 呼 ぶためには 沖 縄 にしかない 沖 縄 ら しさをアピールした 沖 縄 独 特 のブランドを 創 設 することが 重 要 沖 縄 らしさ 全 面 に 出 した 商 品 を 作 ることが 課 題 ではないか 8 月 9 日 に ハワイ 直 行 便 が 開 通 した 多 くのお 客 はハワイに 行 く ハワイは 知 名 度 が 高 いが 沖 縄 は 認 知 度 が 低 い 観 光 客 が 訪 れる 場 所 に 中 国 語 を 話 すことができるスタッフを 置 くこ と 街 中 に 英 語 の 表 示 が 多 いので 中 国 語 を 取 り 入 れるなど 改 善 して ほしい 質 疑 応 答 Q: 東 日 本 大 震 災 の 影 響 により 東 京 大 阪 への 航 空 便 が 減 便 する 中 沖 縄 は 逆 に 増 便 しているが 今 後 の 対 応 について A: 数 次 ビザで 沖 縄 の 知 名 度 を 高 めている 中 今 後 沖 縄 のさらなる 支 援 を 考 えている Q: 着 地 料 空 港 の 施 設 利 用 料 の 減 額 や 入 管 搭 乗 手 続 きの 簡 素 化 につ いて A: 空 港 のターミナルに 関 しては 問 題 等 の 報 告 はない 着 陸 料 金 につい ては 免 除 を 希 望 する 現 時 点 では 松 山 静 岡 小 松 長 崎 鹿 児 島 空 港 が 免 除 している 免 除 されることで さらに 増 便 を 支 援 していきた い 鹿 児 島 は2 便 だったが 免 除 された 時 点 で4 便 に 増 便 した Q:その 他 那 覇 空 港 への 要 望 について A:7-8 月 のシーズン 中 に 多 くのお 客 さんを 送 客 したいので 大 きな 機 材 に 変 更 しようとしたが 現 時 点 で 飛 行 機 を 引 っ 張 る 機 材 が 那 覇 空 港 に は 設 置 されてない 上 海 から 運 んできて 使 用 している 現 状 にある 基 本 的 な 設 備 については 早 急 に 改 善 してほしい 8 / 11

5. 上 海 市 旅 遊 局 沖 縄 観 光 の 魅 力 について 上 海 と 沖 縄 は 大 きさは 違 うが それぞれの 観 光 資 源 を 有 効 に 利 用 して いくことが 必 要 である 上 海 の 人 が 感 じる 上 海 にはない 沖 縄 の 魅 力 は 美 しい 海 に 代 表 され る 自 然 ではないか 沖 縄 の 自 然 は 上 海 の 人 々にとって 魅 力 的 な 観 光 資 源 である 上 海 は 都 会 であるが 都 会 なりの 魅 力 があるので 沖 縄 の 人 々に 来 ていただき お 互 いの 観 光 資 源 の 魅 力 を 共 有 して 活 かしていく 必 要 がある 沖 縄 観 光 の 課 題 について 上 海 市 だけではなく その 周 辺 の 地 域 も 人 口 が 多 いので 沖 縄 観 光 の 魅 力 をその 周 辺 の 地 域 にも より 強 くアピールすることが 必 要 不 可 欠 で ある 上 海 からは 多 くの 海 外 に 行 けるので 他 の 地 域 に 負 けないように もっと 沖 縄 観 光 をピーアールすることが 必 要 である これまで 沖 縄 観 光 は 国 内 観 光 客 の 受 け 入 れがメインだったと 思 う 今 後 は 中 国 人 観 光 客 の 受 け 入 れ 態 勢 を 早 急 な 整 備 が 必 要 であり 施 設 内 に 中 国 語 の 説 明 文 の 設 置 や 中 国 語 での 資 料 の 配 布 また 大 型 ショッピングモールなどでは 中 国 語 を 話 せる 人 を 置 くなどの 対 応 が 不 可 欠 ではないか 6. 日 本 政 府 観 光 局 (JNTO) 中 国 人 旅 行 者 の 現 状 について 個 人 旅 行 者 が 伸 びてきているが 上 海 などの 一 部 の 都 市 が 中 心 で 今 後 も 団 体 旅 行 が 中 心 となることが 予 想 される 団 体 旅 行 が 圧 倒 的 に 多 い 現 状 では 旅 行 会 社 からすると 個 人 旅 行 は 割 りにあわない 一 部 の 旅 行 社 では 個 人 旅 行 部 門 を 開 設 している ウェブでの 旅 行 会 社 の 実 績 が 急 速 に 伸 びている 数 次 ビザの 問 題 点 と 課 題 について お 金 はあるが 時 間 がない 人 が 多 く 年 に 何 度 も 海 外 旅 行 に 行 くこと はできない 2 回 目 以 降 の 訪 日 も 本 人 の 同 行 が 必 要 なため 使 い 勝 手 が 悪 い 制 度 である 二 親 等 以 内 の 家 族 だけの 訪 日 も 認 めるべき 発 給 要 件 の 年 収 25 万 元 は 中 国 では 中 流 上 流 層 のため 欧 米 への 旅 9 / 11

行 へ 流 れてしまう 自 営 業 者 や 退 職 者 の 所 得 の 証 明 が 困 難 である 年 収 が 25 万 元 に 達 しない 場 合 不 足 分 は 経 済 力 を 証 明 する 他 の 事 柄 で 証 明 できるようにすればよいのではないか 沖 縄 観 光 の 課 題 について 沖 縄 の 認 知 度 が 低 い リゾート 地 としての 認 識 されていない 沖 縄 の 魅 力 が 上 海 を 中 心 とする 長 江 デルタ 地 帯 においては 知 られていない もっとPRが 必 要 航 空 座 席 の 供 給 が 足 りない 沖 縄 の 訪 問 後 の 反 応 はまあまあだが 2 回 目 以 降 行 きたい 人 がいない 問 題 点 は 車 の 運 転 が 認 められていないことと 英 語 中 国 語 が 東 京 ほ ど 通 用 しないことにある 旅 行 業 界 関 係 者 の 間 でも 沖 縄 の 観 光 魅 力 への 理 解 は 不 十 分 おわりに 以 上 上 記 6 団 体 との 意 見 交 換 を 行 った 結 果 中 国 人 観 光 客 の 受 け 入 れに 向 けて 中 国 語 での 対 応 態 勢 の 確 立 を 始 め 買 い 物 や 交 通 環 境 の 整 備 沖 縄 ブランドの 創 出 より 有 効 な 誘 客 政 策 の 必 要 性 港 湾 空 港 設 備 の 拡 充 ビ ザの 緩 和 など 現 在 の 沖 縄 観 光 の 在 り 方 について 多 くの 課 題 があることが 浮 き 彫 りとなった 本 委 員 会 としては 今 後 これらの 課 題 解 決 に 向 けて 地 域 の 意 見 を 聞 き ながら さらに 調 査 研 究 を 進 めていくとともに 今 回 の 視 察 で 得 た 現 場 の 意 見 等 についても 随 時 報 告 していきたい 意 見 交 換 を 行 った 各 団 体 の 概 要 について 1. 義 烏 小 商 品 市 場 管 理 集 団 義 烏 市 場 の 管 理 を 行 う 政 府 系 企 業 義 烏 市 場 は 世 界 最 大 級 の 日 用 雑 貨 卸 売 市 場 で 南 北 3.5km 敷 地 400 万 m2 62,000 のブースが 集 積 して いる 10 万 人 の 商 業 関 係 者 が 従 事 し 全 世 界 から 訪 れるバイヤーは 一 日 あ たり 約 20 万 人 で その 内 1 割 を 外 国 人 が 占 めている 取 り 扱 い 商 品 は 約 170 万 点 に 上 り 日 本 の 100 円 ショップ 等 で 扱 う 中 国 製 品 の 多 くがここから 調 達 されている 10 / 11

2. 上 海 国 際 港 務 集 団 (SIPG) 中 国 本 土 のコ ン テ ナ 取 扱 量 の4 分 の 1を 占 め る 中 国 最 大 規 模 の 港 湾 グル ープで 港 湾 業 以 外 にも 造 船 業 や 外 国 船 クルーズ 業 も 行 っている 現 在 上 海 市 の 公 の 港 湾 ターミナルは すべて 同 社 が 管 理 運 営 している 3. 上 海 携 程 ウェブ 旅 行 会 社 (Ctrip) Ctrip は 中 国 を 代 表 する 総 合 旅 行 サービスサイトである 1999 年 10 月 に 創 設 され 中 国 の 上 海 に 本 部 を 置 く 同 社 は 登 録 会 員 4,000 万 人 を 対 象 に ホテルの 宿 泊 や 航 空 券 の 手 配 バケーションの 予 約 ビ ジネ ス 旅 行 の 手 配 特 約 販 売 サービス 旅 行 情 報 の 案 内 などの 総 合 的 なサービスを 提 供 している 中 国 国 内 外 提 携 ホテル 数 は 5000 軒 以 上 月 間 ホテル 予 約 宿 泊 日 数 は 50 万 泊 超 航 空 券 予 約 件 数 は 40 万 件 以 上 となっている 中 国 国 内 の 12 都 市 に 拠 点 を 抱 え 社 員 数 は 1 万 人 を 超 える 中 国 オンライン 旅 行 市 場 のシェアは 50% 以 上 で 中 国 オンライン 旅 行 業 界 で 絶 大 な 地 位 を 持 っている 4. 中 国 東 方 航 空 中 国 民 航 分 割 後 1988 年 6 月 25 日 今 までの 民 航 上 海 管 理 局 を 基 盤 に 会 社 を 設 立 中 国 の 航 空 産 業 の 分 割 に 際 して 誕 生 した6 航 空 会 社 の 1 つである 2010 年 は 上 海 航 空 と 2011 年 は 中 国 聯 航 と 合 併 をし 今 現 在 上 海 を 拠 点 に 日 本 (16 都 市 )へ 週 251 便 世 界 各 都 市 へのネットワークを 有 し 中 国 最 大 手 の 航 空 会 社 としてほとんどの 国 内 の 主 要 都 市 を 網 羅 している 5. 上 海 市 旅 遊 局 上 海 市 の 観 光 業 務 を 扱 う 上 海 市 政 府 機 関 6. 日 本 政 府 観 光 局 (JNTO) 上 海 事 務 所 海 外 における 観 光 宣 伝 外 国 人 観 光 旅 客 に 対 する 観 光 案 内 その 他 外 国 人 観 光 旅 客 の 来 訪 の 促 進 に 必 要 な 業 務 を 効 率 的 に 行 うことにより 国 際 観 光 の 振 興 を 図 ることを 目 的 に 活 動 する 独 立 行 政 法 人 上 海 事 務 所 については 旅 行 会 社 へのツアー 造 成 販 売 促 進 支 援 をはじめ 訪 日 旅 行 スペシャリスト 育 成 支 援 教 育 旅 行 の 誘 致 ローカルメディアへの 情 報 提 供 旅 行 博 覧 会 への 出 展 訪 日 旅 行 市 場 調 査 及 びコンサルティングな どが 主 な 業 務 内 容 となっている 11 / 11

義 烏 市 場 の 現 場 視 察 (2 日 目 ) - 1 -

義 烏 小 商 品 市 場 管 理 集 団 との 意 見 交 換 会 (2 日 目 ) - 2 -

上 海 国 際 港 務 集 団 (SIPG)との 意 見 交 換 会 (3 日 目 ) - 3 -

上 海 携 程 ウェブ 旅 行 会 社 (Ctrip)との 意 見 交 換 会 (3 日 目 ) - 4 -

中 国 東 方 航 空 との 意 見 交 換 会 (4 日 目 ) - 5 -

上 海 市 旅 遊 局 及 び 日 本 政 府 観 光 局 (JNTO) 上 海 事 務 所 との 意 見 交 換 会 (4 日 目 ) - 6 -