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一 覧 ( 全 51 項 目 ) 1 一 般 細 菌 100 個 /ml 以 下 2 大 腸 菌 検 出 されないこと 3 カドミウム 及 び 0.003mg/l 以 下 4 水 銀 及 び 0.0005mg/l 以 下 5 セレン 及 び 0.01mg/l 以 下 6 鉛 及 び 0.01mg/l 以 下 7 ヒ 素 及 び 0.01mg/l 以 下 8 六 価 クロム 化 合 物 0.05mg/l 以 下 9 亜 硝 酸 態 窒 素 0.04mg/l 以 下 10 シアン 化 物 イオン 及 び 塩 化 シアン 0.01mg/l 以 下 一 般 細 菌 とは, 標 準 寒 天 培 地 を 用 いて36±3 で24±2 時 間 培 養 したとき, 培 地 に 集 落 を 形 成 する 細 菌 のことをいいます 分 類 学 的 に 特 定 のグループを 意 味 するもの ではありません 一 般 細 菌 として 検 出 される 細 菌 の 多 くは 病 原 菌 ではありません が, 汚 染 された 水 ほど 多 く 検 出 されます 大 腸 菌 はヒトや 温 血 動 物 の 腸 管 に 常 在 し, 環 境 中 での 増 殖 はまれなため, 糞 便 由 来 でない 細 菌 も 含 む 大 腸 菌 群 と 比 べて 糞 便 汚 染 の 指 標 としてより 信 頼 できるといわ れています 飲 料 水 中 に 大 腸 菌 が 存 在 することは, 直 ちに 対 応 が 必 要 とされる 危 険 な 汚 染 である 可 能 性 を 示 しています 塩 素 消 毒 が 完 全 であれば 検 出 されません カドミウムの 用 途 は 充 電 式 電 池,ビニル 安 定 剤 のステアリン 酸 カドミウムなどと なっています 富 山 県 の 神 通 川 流 域 に 多 発 したイタイイタイ 病 は, 鉱 山 排 水 中 のカ ドミウムが 主 な 原 因 とされ, 昭 和 43 年 (1968)5 月 8 日 に 公 害 病 に 認 定 され ました 慢 性 中 毒 では 肺 気 腫, 腎 障 害, 骨 変 化,タンパク 尿 の 症 状 がみられます 一 般 に 無 機 水 銀 と 有 機 水 銀 に 分 けられます 総 水 銀 とは 両 者 の 合 計 量 をいいま す 常 温 で 唯 一 の 液 体 金 属 です 温 度 計, 気 圧 計 などの 計 器 類 の 他 に, 各 種 水 銀 化 合 物 の 原 料 として,また 電 極, 触 媒, 水 銀 灯 など 幅 広 い 用 途 があります 水 銀 によ る 急 性 中 毒 は 口 内 炎, 下 痢, 腎 障 害, 慢 性 中 毒 では 貧 血, 白 血 球 減 少 を 起 こし,さ らに 手 足 の 知 覚 喪 失, 精 神 異 常 となります 水 俣 病 の 原 因 は, 工 場 排 水 中 のメチル 水 銀 を 摂 取 した 魚 介 類 を 食 したためであるとされています 光 電 池, 整 流 器, 複 写 機 感 光 体 などの 電 気 材 料, 有 機 合 成 化 学 の 触 媒, 色 ガラ ス, 顔 料 など 各 種 部 門 に 広 く 用 途 があります 金 属 セレンの 毒 性 は 少 ないですが, 化 合 物 には 猛 毒 のものが 多 いです 粘 膜 に 刺 激 を 与 え, 胃 腸 障 害, 肺 炎 などの 症 状 を 起 こし, 全 身 けいれんから 死 に 至 ることがあります 軟 らかく 加 工 しやすい 金 属 なので, 昔 から 水 道 管 として 使 用 されてきました 近 年 は 水 道 メータの 前 後 など 一 部 に 限 られています かつては 鉛 の 表 面 に 酸 化 被 膜 ができ, 鉛 は 溶 けにくいといわれましたが, 最 近 その 溶 出 が 問 題 視 され, 現 在 では ポリエチレン 管 などに 切 り 替 えています 鉛 は 神 経 系 の 障 害 や, 貧 血, 頭 痛, 食 欲 不 振, 鉛 疝 痛 などの 中 毒 症 状 を 呈 することが 知 られています 自 然 界 では 銅, 鉄, 水 銀, 鉛,ニッケルなどの 鉱 物 と 共 存 し 自 然 水 中 に 溶 出 す るほか, 鉱 山 排 水 や 工 場 排 水,ヒ 酸 石 灰 やヒ 酸 鉛 などの 農 薬 の 混 入 によっても 水 中 に 含 まれることがあります ヒ 素 化 合 物 の 毒 性 はその 結 合 形 によって 異 なります 可 溶 性 無 機 ヒ 素 化 合 物 を 摂 取 すると 急 速 に 吸 収 され, 肝 臓, 腎 臓, 消 化 管 などに 強 く 作 用 します 六 価 の 形 で 存 在 しているクロムのことです 水 に 溶 けてクロム 酸 および 重 クロム 酸 を 生 成 します メッキ 廃 水 に 多 量 に 含 まれます 六 価 クロム 塩 を 多 量 に 摂 取 した 場 合, 嘔 吐, 下 痢, 尿 毒 症 などを 引 き 起 こします 水 中 の 亜 硝 酸 イオン(NO 2 - )または 亜 硝 酸 塩 に 含 まれている 窒 素 のことです 水 に 混 入 したアンモニア 態 窒 素 が 酸 化 されて 生 ずる 場 合 が 多 いですが, 硝 酸 態 窒 素 の 還 元 によって 生 じる 場 合 も 多 くあります 亜 硝 酸 塩 は 赤 血 球 のヘモグロビン( 体 内 組 織 へ 酸 素 を 運 搬 する)と 反 応 してメトヘモグロビンを 生 成 し, 呼 吸 酵 素 の 働 きを 阻 害 するメトヘモグロビン 血 症 を 起 こします シアン 化 合 物 には,シアン 化 ナトリウム,シアン 化 カリウムのように 水 中 でシア ンイオン,シアン 化 水 素 を 容 易 に 生 成 する 遊 離 型 シアンと,フェリシアン 化 カリウ ム,フェロシアン 化 カリウムのように 金 属 錯 化 合 物 を 形 成 する 錯 塩 シアンがありま す シアンは,めっき, 鉄 鋼 製 造, 金 銀 の 選 鉱 や 多 くの 化 学 合 成 工 業 で 使 用 されま す シアンは 自 然 中 にはほとんど 存 在 しません シアン 化 合 物 を 含 んだ 工 場 排 水 の 混 入 によって 水 中 に 見 いだされます また, 含 窒 素 化 合 物 の 燃 焼 によってもシアン が 生 じる 場 合 があります 塩 化 シアンは,シアンイオンを 塩 素 処 理 すると 生 成 しま す また,アンモニウムイオン, 有 機 前 駆 体 と 残 留 塩 素 との 反 応 によっても 生 成 し, 塩 素 消 毒 及 びクロラミン 消 毒 の 副 生 成 物 の 一 つです シアン 化 合 物 には 強 い 毒 性 があり,ヒトの 体 内 にはいると, 粘 膜 から 吸 収 され, 頭 痛, 吐 き 気 などを 引 き 起 こし, 死 亡 する 場 合 もあります

一 覧 ( 全 51 項 目 ) 11 硝 酸 態 窒 素 及 び 亜 硝 酸 態 窒 素 10mg/l 以 下 ( 硝 酸 態 窒 素 ) 水 中 の 硝 酸 イオン(NO 3 - )および 硝 酸 塩 に 含 まれている 窒 素 のことです 硝 酸 イ オンは 有 機 および 無 機 の 窒 素 化 合 物 の 最 終 的 酸 化 形 です 硝 酸 態 窒 素 を 多 量 に 含 む 水 を 摂 取 した 場 合, 体 内 で 細 菌 により 硝 酸 塩 は 亜 硝 酸 塩 へと 代 謝 され, 亜 硝 酸 塩 は 血 液 中 でメトヘモグロビンを 生 成 して 呼 吸 酵 素 の 働 きを 阻 害 しメトヘモグロビン 血 症 を 起 こします ( 亜 硝 酸 態 窒 素 ) 水 中 の 亜 硝 酸 イオン(NO 2 - )または 亜 硝 酸 塩 に 含 まれている 窒 素 のことです 水 に 混 入 したアンモニア 態 窒 素 が 酸 化 されて 生 ずる 場 合 が 多 いですが, 硝 酸 態 窒 素 の 還 元 によって 生 じる 場 合 も 多 くあります 亜 硝 酸 塩 は 赤 血 球 のヘモグロビン( 体 内 組 織 へ 酸 素 を 運 搬 する)と 反 応 してメトヘモグロビンを 生 成 し, 呼 吸 酵 素 の 働 きを 阻 害 するメトヘモグロビン 血 症 を 起 こします 12 13 フッ 素 及 び ホウ 素 及 び 0.8mg/l 以 下 1.0mg/l 以 下 14 四 塩 化 炭 素 0.002mg/l 以 下 15 1,4-ジオキサン 0.05mg/l 以 下 16 シス-1,2-ジクロロエ チレン 及 び トランス-1,2-ジクロ ロエチレン 0.04mg/l 以 下 17 ジクロロメタン 0.02mg/l 以 下 18 テトラクロロエチレン 0.01mg/l 以 下 体 内 で 硝 酸 態 窒 素 は 亜 硝 酸 態 窒 素 へと 速 やかに 変 化 するため, 硝 酸 態 窒 素 および 亜 硝 酸 態 窒 素 の 合 計 量 も となります 水 中 のフッ 素 は, 主 として 地 質 や 工 場 排 水 の 混 入 などに 起 因 しています 自 然 界 に 広 く 分 布 しているホタル 石 はフッ 化 カリウムが 主 成 分 であるため, 日 本 でも 特 に 温 泉 地 帯 の 地 下 水 や 河 川 水 に 多 く 含 まれることがあります フッ 素 を 適 量 に 含 んだ 水 を 飲 用 した 場 合 には う 歯 (むし 歯 )の 予 防 に 効 果 があるといわれています が, 多 量 に 含 まれていると 斑 状 歯 ( 歯 牙 の 慢 性 フッ 素 中 毒 )の 原 因 となります ホウ 素 は, 自 然 中 に 含 まれることはまれですが, 火 山 地 域 の 地 下 水, 温 泉 水 に はメタホウ 酸 の 形 で 含 まれることがあります また, 金 属 の 表 面 加 工 処 理 剤,ガラ ス,エナメル 工 業 などで 使 用 されるので,これらの 工 業 排 水 に 混 入 することがあり ます ホウ 酸 を 少 量 摂 取 した 場 合 には 緩 和 な 生 理 作 用 を 示 すに 過 ぎませんが, 多 量 のときには 消 化 器, 神 経 中 枢 等 に 影 響 を 及 ぼします ホウ 素 による 中 毒 症 状 は, 一 般 に 胃 腸 障 害, 皮 膚 紅 疹, 抑 うつ 症 を 伴 う 中 枢 神 経 刺 激 の 症 状 です テトラクロロメタン,ベンジノホルムともいいます 主 な 用 途 はフロンガスの 製 造 原 料, 薫 蒸 殺 菌 剤, 金 属 洗 浄 用 溶 剤 などがあります 液 化 塩 素 に 不 純 物 として 存 在 することがあります その 毒 性 は 肝 臓 の 感 受 性 が 最 も 高 く, 脂 肪 浸 潤, 肝 細 胞 内 酵 素 の 遊 離, 細 胞 内 酵 素 活 性 の 抑 制, 炎 症 が 起 こり, 最 終 的 に 肝 細 胞 壊 死 を 引 き 起 こします 1,4-ジオキサンは, 特 異 的 な 臭 気 のある 無 色 の 液 体 です 溶 剤 や1,1,1-トリ クロロエタン 安 定 剤 などの 用 途 に 使 用 されるほか,ポリエキシエチレン 系 非 イオン 界 面 活 性 剤 及 びその 硫 酸 エステルの 製 造 工 程 において 副 生 し, 洗 剤 などの 製 品 中 に 不 純 物 として 存 在 します その 毒 性 は 目 に 強 い 刺 激 性 を 有 し, 肝 臓, 腎 臓, 中 枢 神 経 に 影 響 を 与 え,また 皮 膚 の 脱 脂 を 起 こすことがあります ヒトに 対 しては, 弱 い 遺 伝 毒 性 しか 示 されていませんが, 多 臓 器 での 腫 瘍 を 誘 発 することが 報 告 されてい ます IARC( 国 際 がん 研 究 機 関 )では,ヒトへの 発 ガン 性 の 可 能 性 があるとして, Group2Bに 分 類 されています 化 学 合 成 の 中 間 体, 溶 剤, 染 料 抽 出 剤, 香 料, 熱 可 塑 性 樹 脂 の 製 造 に 使 用 されま す ヒトに 対 して 麻 酔 作 用 がある 以 外 に 報 告 例 がありません シス-1,2-ジクロロ エチレン 及 びトランス-1,2-ジクロロエチレン( 以 下 ジクロロエチレン 等 )の 環 境 中 への 放 出 は, 製 造 過 程 及 び 溶 剤 として 使 用 する 過 程 で 起 きます 揮 発 性 のため, 多 くが 大 気 中 に 移 行 します 地 表 水 を 汚 染 したジクロロエチレン 等 は 速 やかに 大 気 中 に 揮 散 します 土 壌 に 浸 透 すると 吸 着 されにくく, 地 下 水 中 に 長 期 間 滞 留 しま す 地 中 のトリクロロエチレン,テトラクロロエチレンが 還 元 状 態 で 微 生 物 分 解 を 受 けると,ジクロロエチレン 等 が 生 成 されます 地 下 水 中 では, 多 くの 場 合 トリク ロロエチレンと 共 存 しています 多 量 に 摂 取 した 場 合 には, 腹 痛, 咳, 咽 頭 痛,め まい, 吐 き 気, 嗜 眠, 脱 力 感, 意 識 喪 失, 嘔 吐 等 の 急 性 症 状 がみられます 合 成 有 機 化 学 物 質 であり, 自 然 界 には 存 在 しません 殺 虫 剤, 塗 料,ニス, 塗 料 剥 離 剤, 食 品 加 工 中 の 脱 脂 処 理 および 洗 浄 液 などとして 使 われます 表 流 水 中 に 排 出 されたジクロロメタンは 大 気 中 に 揮 散 し 数 日 から 数 週 間 で 分 解 しますが, 地 上 に 排 出 されたジクロロメタンは 容 易 に 地 下 水 に 移 行 し, 長 期 間 残 留 します 多 量 に 摂 取 した 場 合 には, 腹 痛,めまい,し 眠, 頭 痛, 吐 き 気, 脱 力 感, 意 識 喪 失 の 急 性 症 状 がみられます テトラクロロエテン, パークレン,パークロロエチレンともいわれます 主 な 用 途 はドライクリーニング 溶 剤, 金 属 用 脱 脂 剤 などです この 物 質 は 使 用 後 排 出 さ れ, 土 壌 中 を 移 行 して 直 ちに 地 下 水 中 に 入 り, 地 下 水 汚 染 物 質 の 一 つとなっていま す 地 下 水 中 では 数 カ 月 から 数 年 間 にわたって 残 留 します トリクロロエチレンに 比 べて 尿 中 代 謝 物 排 泄 ははるかに 少 ないです 多 量 に 摂 取 した 場 合 には, 腹 痛,め まい,し 眠, 頭 痛, 吐 き 気, 脱 力 感, 意 識 喪 失 の 急 性 症 状 がみられます

一 覧 ( 全 51 項 目 ) 19 トリクロロエチレン 0.01mg/l 以 下 20 ベンゼン 0.01mg/l 以 下 21 塩 素 酸 0.6mg/l 以 下 22 クロロ 酢 酸 0.02mg/l 以 下 23 クロロホルム 0.06mg/l 以 下 24 ジクロロ 酢 酸 0.03mg/l 以 下 25 ジブロモクロロメタン 0.1mg/l 以 下 26 臭 素 酸 0.01mg/l 以 下 27 総 トリハロメタン 0.1mg/l 以 下 28 トリクロロ 酢 酸 0.03mg/l 以 下 29 ブロモジクロロメタン 0.03mg/l 以 下 30 ブロモホルム 0.09mg/l 以 下 TCE,トリクレン, トリクロロエテンともいわれます 主 な 用 途 は 金 属 の 脱 脂 剤 です 環 境 に 放 出 されて 地 下 水 汚 染 を 超 こします 地 下 水 中 に 長 期 間 残 留 し, 分 解 してジクロロエチレンや 塩 化 ビニルになります また,テトラクロロエチレンの 分 解 によって 生 成 することもあります 体 内 吸 収 では 抱 水 クロラールを 経 てトリクロ ロ 酢 酸 に 代 謝 されます 多 量 に 摂 取 した 場 合 の 急 性 症 状 は, 腹 痛,めまい,し 眠, 頭 痛, 脱 力 感, 吐 き 気, 意 識 喪 失 があります 揮 発 性 のある 無 色 の 液 体 で, 芳 香 族 特 有 の 芳 香 があり, 引 火 性 が 大 きいです 溶 剤, 燃 料,アルコール 変 性 剤 などとしても 重 要 です 発 ガン 性 を 有 します 多 量 に 摂 取 した 場 合 の 急 性 症 状 は, 腹 痛, 咽 頭 痛, 嘔 吐 があります 主 に 漂 白 剤 として 使 用 されています また 消 毒 剤 で 使 用 している 次 亜 塩 素 酸 ナ トリウムを 長 期 間 貯 蔵 すると, 次 亜 塩 素 酸 イオンの 酸 化 による 塩 素 酸 イオン 濃 度 の 上 昇 が 起 こることが 最 近 になって 判 明 しています 健 康 影 響 としては,メトヘモグ ロビン 血 症, 無 尿, 腹 痛, 腎 臓 衰 弱 などがあります クロロ 酢 酸 は, 刺 激 臭 のある 無 色 の 結 晶 です 除 草 剤,チューインガム 可 塑 剤, 塩 化 ビニル 可 塑 剤, 医 薬 品,アミン 酸 等 合 成, 香 料,キレート 剤, 界 面 活 性 剤 として 使 用 されています クロロ 酢 酸 などのハロゲン 化 酢 酸 類 は, 水 道 水 中 の 有 機 物 質 や 臭 素 及 び 消 毒 剤 ( 塩 素 )が 反 応 して 生 成 される 消 毒 副 生 成 物 の 一 つです そ の 毒 性 は 皮 膚 や 鼻, 目 の 粘 膜 を 腐 食 します 変 異 原 性 が 認 められています 無 色 透 明 の 液 体 で, 甘 い 刺 激 臭 があります 主 な 用 途 として 医 薬 品, 溶 剤, 有 機 合 成 の 原 料 などがあります クロロホルムは, 浄 水 処 理 における 塩 素 消 毒 によって 生 成 するトリハロメタンの 主 成 分 です クロロホルムには 強 い 麻 酔 作 用 があり, 肝 臓, 腎 細 尿 管, 心 臓 などに 細 胞 毒 として 作 用 します また, 動 物 実 験 によって 腎 腫 瘍 や 肝 癌 などの 発 癌 性 が 確 認 されています 低 濃 度 の 慢 性 毒 性 では 胃 腸, 肝 腎 障 害 が 起 こり, 高 濃 度 では 反 射 機 能 の 喪 失, 感 覚 麻 痺, 呼 吸 停 止 などが 起 こります ジクロロ 酢 酸 は, 刺 激 臭 のある 無 色 の 液 体 です ジクロロ 酢 酸 などのハロゲン 化 酢 酸 類 は, 浄 水 過 程 において 水 道 原 水 中 の 有 機 物 質 や 臭 素 及 び 消 毒 剤 ( 塩 素 )が 反 応 して 生 成 される 消 毒 副 生 成 物 物 質 の 一 つです マウスに75 週 にわたってジクロ ロ 酢 酸 を 飲 水 投 与 した 結 果, 最 大 無 作 用 量 は50mg/kg/ 日 である 慢 性 試 験 で 発 ガン 性 を 示 す 根 拠 は 認 められていませんが,IARCでは,ヒト 発 ガン 性 物 質 として 分 類 で きないとして,Group3に 分 類 されています 浄 水 処 理 過 程 で 使 われる 消 毒 剤 の 塩 素 と 水 中 のフミン 質 などの 有 機 物 質 が 反 応 し て 生 成 されるトリハロメタンの 成 分 の 一 つです 生 成 量 は 原 水 中 の 臭 素 イオンに 大 きく 影 響 されるます 写 真 工 業 の 排 水 や 海 水 の 影 響 を 受 けやすいところ,また 塩 分 を 含 む 地 下 水 で 臭 素 化 トリハロメタンが 多 いです 浄 水 処 理 においてオゾンを 使 用 する 場 合, 臭 素 イオンから 消 毒 副 生 成 物 として 生 成 されます また, 消 毒 剤 としての 次 亜 塩 素 酸 ナトリウム 生 成 時 に, 不 純 物 の 臭 素 が 酸 化 され, 臭 素 酸 が 生 成 されます 毒 性 影 響 には, 腹 痛, 中 枢 神 経 系 の 機 能 低 下, 呼 吸 困 難, 肺 浮 腫, 腎 機 能 低 下, 聴 覚 障 害 等 及 び 発 ガン 性 が 報 告 されていま す ヒトが 摂 取 すると 消 化 管 から 速 やかに 吸 収 され, 肝 臓 でグルタチオン 抱 合 され た 後 臭 化 物 に 還 元 されます IARCでは, 実 験 動 物 の 発 ガン 性 に 関 しては 十 分 な 証 拠 があるとして,Group2Bに 分 類 されています メタン(CH 4 )の 水 素 原 子 3 個 が, 塩 素, 臭 素,あるいはヨウ 素 に 置 換 された 有 機 ハロゲン 化 合 物 の 総 称 です THMと 略 称 されます これらのうち,クロロホルム, ブロモジクロロメタン,ジブロモクロロメタン,ブロモホルムの 各 濃 度 の 合 計 を 総 トリハロメタン(TTHM)と 呼 ぶ 水 道 水 中 のトリハロメタンは, 水 道 原 水 中 に 存 在 するフミン 質 などの 有 機 物 を 前 駆 物 質 として, 塩 素 処 理 によって 生 成 します なか でもクロロホルムは 発 ガン 物 質 であることが 明 らかとなっています トリクロロ 酢 酸 は, 刺 激 臭 のある 無 色 で 吸 湿 性 の 結 晶 です 医 薬 品 の 原 料, 除 草 剤, 腐 食 剤, 角 質 溶 解 剤, 塗 装 剥 離 剤, 除 タンパク 剤, 生 体 内 タンパク 脂 質 の 分 画 剤 として 使 用 されます 水 道 原 水 中 の 有 機 物 質 や 臭 素 及 び 消 毒 剤 ( 塩 素 )が 反 応 して 生 成 される 消 毒 副 生 成 物 質 の 一 つです マウスで 肝 腫 瘍 を 引 き 起 こします が, 変 異 原 性 や 染 色 異 常 などのinvitro 系 ( 試 験 管 内 や 実 験 装 置 などの 人 工 環 境 下 で 起 こる 反 応 )の 試 験 では 陰 性 及 び 陽 性 の 結 果 が 混 在 して 報 告 されており,IARCで はヒト 発 ガン 性 物 質 として 分 類 できないとしてGroup3に 分 類 されています 浄 水 処 理 過 程 で 使 われる 消 毒 剤 の 塩 素 と 水 中 のフミン 質 などの 有 機 物 質 が 反 応 し て 生 成 されるトリハロメタンの 成 分 の 一 つです 生 成 量 は 原 水 中 の 臭 素 イオンに 大 きく 影 響 されます 写 真 工 業 の 排 水 や 海 水 の 影 響 を 受 けやすいところ,また 塩 分 を 含 む 地 下 水 で 臭 素 化 トリハロメタンが 多 いです

一 覧 ( 全 51 項 目 ) 31 ホルムアルデヒド 0.08mg/l 以 下 32 亜 鉛 及 び 1.0mg/l 以 下 33 アルミニウム 及 び 0.2mg/l 以 下 34 鉄 及 び 0.3mg/l 以 下 35 銅 及 び 1.0mg/l 以 下 36 37 ナトリウム 及 び マンガン 及 び 200mg/l 以 下 0.05mg/l 以 下 38 塩 化 物 イオン 200mg/l 以 下 39 カルシウム マグネシウム 等 ( 硬 度 ) 300mg/l 以 下 ホルムアルデヒドは, 特 徴 的 な 臭 気 のある 気 体 で, 有 機 溶 媒 に 易 溶 です 浄 水 過 程 で, 水 中 のアミン 等 の 有 機 物 質 と 塩 素,オゾン 等 の 消 毒 剤 が 反 応 して 生 成 されま す 主 要 な 構 成 物 資 として,ホルムアルデヒドとアセトアルデヒド 等 があります エポキシ 樹 脂 塗 料 及 びアクリル 樹 脂 塗 料 の 原 料 として 使 用 されます 土 壌 燻 蒸 剤 と して 線 虫 等 の 駆 除, 野 菜, 樹 木 の 苗 木 などの 防 除 に 使 用 されます ヒトへの 健 康 影 響 としては, 内 服 したとき, 呼 吸 困 難,めまい, 嘔 吐, 口 腔 及 び 胃 に 炎 症 が 起 きま す 吸 入 曝 露 試 験 では 発 ガン 性 を 示 し, 鼻 と 喉 の 灼 熱 感, 頭 痛, 吐 き 気 などが 起 こ り, 短 期 暴 露 の 場 合, 眼, 皮 膚, 気 道 に 対 して 腐 食 性 があり, 肺 水 腫 を 起 こすこと もあります 高 濃 度 で 死 に 至 ることもあります 経 口 曝 露 では 明 らかな 発 ガン 性 は 示 していません 自 然 水 中 に 微 量 に 含 まれますが, 高 濃 度 の 亜 鉛 は 鉱 山 排 水 や 工 場 排 水 などによる 汚 染 が 原 因 であることが 多 いです 水 道 水 で 高 濃 度 の 亜 鉛 が 検 出 される 場 合 は,そ のほとんどが 給 水 管 などの 亜 鉛 引 き 鋼 管 からの 溶 出 によります 水 道 水 に 高 濃 度 の 亜 鉛 が 含 まれていると 白 濁 して,いわゆる 白 水 の 原 因 となります また5mg/l 以 上 含 まれると 収 れん 味 を 呈 します 毒 性 は 比 較 的 弱 いですが, 高 濃 度 の 場 合 には 腹 痛, 嘔 吐, 下 痢 などの 中 毒 症 状 をもたらすことがあります さびにくく,かなり 丈 夫 なので 航 空 機, 自 動 車, 建 築 物 などに 使 われています アルミニウムの 化 合 物 である 明 ばんは 昔 から 水 の 清 澄 剤 として,また, 硫 酸 アルミ ニウム,ポリ 塩 化 アルミニウムも 水 道 水 の 水 処 理 剤 として 用 いられています 濃 度 が 高 いと, 白 濁 水 の 原 因 となります 地 表 水 中 ではFe(OH) 3 として 懸 濁 して 存 在 しています また, 泥 炭 地 などの 有 機 物 の 多 いところではコロイド 性 の 有 機 錯 体 として 存 在 します 自 然 水 中 に 含 まれる 鉄 は, 地 質 に 起 因 するもののほか 鉱 山 排 水, 工 場 排 水 などからの 場 合 もあります 0.3mg/リットル 以 上 溶 解 すると, 水 に 色 がつきはじめ 赤 水 の 原 因 となり, 臭 気 や 苦 味 を 与 えます 鉄 は 栄 養 上,1 人 1 日 当 たり 約 10mg 以 上 必 要 とされてます 急 性 毒 性 は,うつ 病, 昏 睡, 呼 吸 障 害 や 心 拍 停 止 などです 電 線, 合 金, 貨 幣, 彫 刻,メッキ, 農 薬 など, 多 くの 分 野 に 用 いられています 銅 イオンを1.0mg/l 以 上 含 む 水 は 金 属 味 を 帯 び, 着 色 ( 青 色 )を 与 えます ヒトに とって 銅 は 必 須 元 素 であり, 成 人 の 必 要 量 は1 日 に 約 2mgとされています 銅 化 合 物 は 藻 類,カビ 類, 無 脊 椎 動 物 に 対 しては 強 い 毒 物 ですが, 哺 乳 類 に 対 しては 蓄 積 性 が 認 められないので 慢 性 中 毒 のおそれは 少 ないです ナトリウムは 自 然 水 中 に 広 く 存 在 する 元 素 ですが, 海 水, 工 場 排 水 の 混 入, 水 処 理 時 のカセイソーダによるpH 調 整 などに 由 来 することもあります ナトリウム イオンは 動 物 体 内 の 生 理 に 重 要 な 役 割 を 果 たしています ナトリウムと 高 血 圧 との 関 係 はよく 論 じられますが,1 日 1.6~9.6gの 摂 取 量 では 人 の 健 康 に 何 ら 影 響 はな いとみられています マンガンは 地 殻 中 に 広 く 分 布 しており, 軟 マンガン 鉱 などに 多 く 含 まれます 生 理 的 に 不 可 欠 の 元 素 で, 炭 水 化 物 の 代 謝 などに 関 与 します 水 道 水 中 にマンガンが 多 いと, 浄 水 に 黒 い 色 をつけるので 好 ましくありません 過 剰 摂 取 すると 全 身 倦 怠 感, 頭 痛, 不 眠, 言 語 不 明 瞭 などの 中 毒 症 状 を 起 こします 水 中 に 溶 存 している 塩 化 物 中 の 塩 素 のことです 自 然 水 は 常 に 多 少 の 塩 化 物 イ オンを 含 んでいますが,これは 地 質 に 由 来 するもので, 特 に 海 岸 地 帯 では 海 水 や 送 風 塩 の 影 響 によることが 大 きいです しかし, 塩 化 物 イオンは 下 水 系, 生 活 系 およ び 産 業 系 などの 各 排 水 や, 屎 尿 処 理 水 などの 混 入 によっても 増 加 します したがっ て, 塩 化 物 イオンは 水 質 汚 濁 の 指 標 の 一 つにもなっています 多 量 の 塩 化 物 イオン は 水 に 味 をつけたり, 鉄 管 などの 腐 食 を 促 進 する 傾 向 があります 塩 化 物 の 毒 性 は 陽 イオンの 種 類 によって 異 なっており, 塩 化 物 イオン 自 体 の 毒 性 は 知 られていませ ん しかしながら,2.5mg/l 以 上 の 濃 度 の 塩 化 ナトリウムを 含 む 飲 料 水 を 過 剰 に 飲 用 していると 高 血 圧 症 を 引 き 起 こすと 報 告 されています (カルシウム) アルカリ 土 壌 金 属 の 一 つで, 展 性 延 性 があります 自 然 界 には 遊 離 状 態 で 産 出 されず, 炭 酸 塩 およびケイ 酸 塩 として 広 く 多 量 に 存 在 します 水 中 ではカルシウム イオン(Ca 2 + )と して 存 在 し, 硬 度 の 主 体 をなしています その 起 源 は 地 質 による ものが 主 ですが, 他 にコンクリート 構 造 物 からの 溶 出, 海 水, 工 場 排 水 および 温 泉 などの 混 入 に 由 来 するものがあります (マグネシウム) アルカリ 土 類 金 属 の 一 つで, 自 然 界 では 単 体 としては 存 在 せず, 炭 酸 塩,ケイ 酸 塩, 硫 酸 塩 および 塩 化 物 などとして 広 く 多 量 に 存 在 します 水 中 にはマグネシウム イオンとして 存 在 し,カルシウムイオンとともに 硬 度 の 主 体 をなしています その 成 因 は 主 に 地 質 に 由 来 しますが, 鉱 山 排 水, 工 場 排 水, 海 水 および 温 泉 などの 混 入 によることもあります 健 康 障 害 としては, 硬 度 が 高 すぎると 胃 腸 を 害 して 下 痢 を 起 こすことがあります

一 覧 ( 全 51 項 目 ) 40 蒸 発 残 留 物 500mg/l 以 下 41 陰 イオン 界 面 活 性 剤 0.2mg/l 以 下 42 ジェオスミン 0.00001mg/l 以 下 43 2-メチルイソボルネ オール 0.00001mg/l 以 下 44 非 イオン 界 面 活 性 剤 0.02mg/l 以 下 45 フェノール 類 0.005mg/l 以 下 46 有 機 物 ( 全 有 機 炭 素 ) 3mg/l 以 下 47 ph 値 5.8 以 上 8.6 以 下 48 味 異 常 でないこと 49 臭 気 異 常 でないこと 50 色 度 5 度 以 下 51 濁 度 2 度 以 下 水 を 蒸 発 乾 固 したときに 残 る 物 質 です 水 道 水 の 主 な 蒸 発 残 留 物 の 成 分 は,カル シウム,マグネシウム,シリカ,ナトリウム,カリウム 等 の 塩 類 及 び 有 機 物 です 健 康 への 影 響 はほとんど 生 じません 界 面 活 性 剤 のうち, 水 溶 液 中 で 電 離 して 活 性 剤 の 主 体 が 陰 イオンになるもので す 工 場 排 水, 家 庭 下 水 などの 混 入 に 由 来 し, 水 中 に 存 在 すると 泡 立 ちの 原 因 とな り, 汚 濁 の 重 要 な 指 標 になっています また, 陰 イオン 界 面 活 性 剤 に 付 随 するリン 酸 塩 による 水 源 の 富 栄 養 化 が 問 題 となっています その 毒 性 はほとんど 認 められま せん ジェオスミンは, 湖 沼 等 で 富 栄 養 化 現 象 に 伴 って 発 生 するかび 臭 ( 異 臭 味 )の 原 因 物 質 です 藍 藻 類 のアナベナ 等 により 産 生 されます その 毒 性 はほとんど 認 めら れません 2-メチルイソボルネオールは, 湖 沼 等 で 富 栄 養 化 現 象 に 伴 って 発 せするかび 臭 ( 異 臭 味 )の 原 因 物 質 です 藍 藻 類 のフォルミディウムやオッシラトリアにより 産 生 されます その 毒 性 はほとんど 認 められません 非 イオン 界 面 活 性 剤 とは, 界 面 活 性 剤 のうち,イオンに 解 離 する 基 を 持 たない 物 質 の 総 称 です 洗 浄 剤, 乳 化 剤, 分 散 剤, 消 泡 剤, 潤 滑 油, 化 粧 品, 流 出 油 の 処 理 剤 等 に 使 用 されています その 毒 性 は, 一 般 に 陰 イオン 界 面 活 性 剤 に 比 べ 低 く, 健 康 への 影 響 はほとんど 生 じません 合 成 樹 脂, 界 面 活 性 剤 などの 原 料 として 大 量 に 使 用 されています フェノール 類 は, 天 然 水 中 には 存 在 しないが, 化 学 工 場 排 水,ガス 製 造 工 場 排 水 などに 含 まれま す フェノール 類 が 含 まれていると 水 の 塩 素 処 理 過 程 でクロロフェノール 類 が 生 成 し, 水 に 著 しい 異 臭 味 を 与 えるので, 厳 しい 排 水 基 準 が 示 されています 水 中 の 全 有 機 炭 素 (TOC:Total Organic Carbon)は, 種 々の 有 機 化 合 物 から 構 成 さ れており,これらの 有 機 化 合 物 に 含 まれている 炭 素 量 をいいます 全 有 機 炭 素 は, 水 中 に 含 まれる 有 機 物 総 量 の 指 標 として 用 いることができるため, 原 水 の 有 機 性 汚 濁 の 状 況 や 浄 水 処 理 過 程 における 水 の 処 理 性 評 価 に 利 用 することができます ph7は 中 性,pH7より 値 が 小 さくなるほど 酸 性 が 強 くなり, 値 が 大 きくなるほどア ルカリ 性 ( 塩 基 性 )が 強 くなります 水 道 法 に 基 づく 水 質 基 準 は5.8 以 上 8.6 以 下 で あること,また, 水 質 管 理 目 標 設 定 項 目 としての 目 標 値 は7.5 程 度 とされていま す 水 の 基 本 的 な 指 標 の 一 つであり, 理 化 学 的 水 質, 生 物 学 的 水 質, 浄 水 処 理 効 果, 管 路 の 腐 食 などに 関 係 する 重 要 な 因 子 です 水 の 味 は, 水 に 溶 存 する 物 質 の 種 類 濃 度 によって 感 じ 方 が 異 なります 味 の 原 因 には, 下 水, 工 場 排 水 等 による 汚 染, 生 物 や 細 菌 類 の 繁 殖,また, 海 岸 地 帯 では 海 水 の 影 響 をうけ 塩 味 を 感 じることもあります 異 常 な 味 は 不 快 感 を 与 えるので 飲 用 には 適 しません 水 の 臭 気 は 水 に 溶 解 している 種 々の 物 質 が 原 因 となっています 水 道 において 問 題 となる 臭 気 物 質 は, 藻 類 や 放 線 菌 等 の 生 物 に 起 因 するかび 臭 物 質,フェノールな どの 有 機 化 合 物 が 主 です 異 常 な 臭 気 は 不 快 感 を 与 えるので 飲 用 には 適 しません 水 中 に 含 まれる 溶 解 性 物 質 およびコロイド 性 物 質 が 呈 する 黄 褐 色 の 程 度 をいいま す 原 水 においては, 主 に 地 質 に 由 来 するフミン 質,フミン 酸 鉄 による 呈 色 と 同 じ 色 調 の 色 について 測 定 されます 水 道 水 においては 配 管 等 からの 鉄 の 溶 出 などに よって 色 度 が 高 くなることがあります 精 製 水 1l 中 に 白 金 イオン1mgおよびコバル トイオン0.5mgを 含 むときの 呈 色 に 相 当 するものを1 度 としています 濁 度 は, 水 の 濁 りをポリスチレン 系 粒 子 (5 種 類 )を 濁 質 の 標 準 液 とし,これと 比 較 して 測 定 します 水 道 において, 原 水 濁 度 は 浄 水 処 理 に 大 きな 影 響 を 与 え, 浄 水 管 理 上 の 指 標 となります また, 給 水 栓 中 の 濁 りは, 給 配 水 施 設 や 管 の 異 常 を 示 すものとして 重 要 です