平 成 25 年 度 第 2 回 教 育 関 係 者 懇 談 会 発 言 要 旨 ( 教 員 ) 開 催 日 時 : 平 成 25 年 10 月 16 日 ( 水 )10:00~14:50 場 所 : 藤 枝 市 立 西 益 津 小 学 校 参 加 者 藤 枝 市 立 西 益 津 小 学 校 教 職 員 ( 外 国 語 指 導 助 手 ) 藤 枝 市 教 育 会 指 導 主 事 県 教 育 会 教 育 教 育 次 長 学 校 教 育 課 長 教 育 政 策 課 長 他 発 言 概 要 外 国 語 活 動 1 年 目 の5 年 生 児 童 に 英 語 を 嫌 いにさせてはいけないとの 信 念 の 元 英 語 は 覚 えるためのものではなく コミュニケーションのツール として 外 国 語 を 使 い 表 現 力 を 磨 いていることを 常 に 意 識 して 指 導 に 当 た っている 間 違 うことは 悪 いことではない チャレンジすることが 大 切 で ある 指 導 の 際 に 相 手 の 目 を 見 る 笑 顔 大 きな 声 ジェスチャーを 付 ける といった 点 にポイントをおき 相 手 とつながり 通 じることは 楽 しいということを 子 どもに 伝 えたいと 考 えている と 学 級 担 任 が 共 に 授 業 を 行 うことで 子 どもも 安 心 して 授 業 に 臨 むこ とができる ハード 面 での 取 組 は 英 語 活 動 の 環 境 を 整 えること( 英 語 ルームの 設 置 ) で 普 段 の 学 習 の 場 と 異 なる 場 所 を 設 けることで 子 どもの 違 った 面 を 見 ることができる 授 業 の 中 で 取 り 組 んでいることは 普 段 の 授 業 ではコミュニケーションや 発 言 が 苦 手 な 子 も 英 語 という 異 空 間 の 中 では 自 己 表 現 できる 子 もいる そうした 子 どもが 外 国 語 活 動 の 中 でコミュニケーション 出 来 たことがき っかけとなり 自 信 につながり 教 室 での 授 業 にも 良 い 影 響 をもたらす 相 乗 効 果 につながっていけばよいと 考 えている 英 語 活 動 のツールとして コミュニケーション 能 力 を 皆 で 高 めていこうと 意 識 している 英 語 活 動 でのコミュニケーションをきっかけに 子 どもた ちに コミュニケーションは 楽 しいと 感 じてくれることを 望 む
明 るい 雰 囲 気 作 りを 心 掛 け 児 童 が 英 語 ルームに 行 くと 楽 しいと 感 じるよ うにするために まずは 自 分 がテンションを 上 げるようにしている 藤 枝 市 は 毎 週 と 行 う 外 国 語 活 動 の 時 間 があり 子 どもたちは 大 変 恵 まれた 環 境 にある 授 業 では 子 どもが 自 分 の 伝 えたいことを 自 分 の 言 葉 で 伝 えており 大 変 すばらしいと 感 じている 児 童 自 身 がアイコンタクト ジェスチャーは 大 切 であると 感 じ 発 言 して いた 自 分 の 力 で 会 話 を 豊 かにする 努 力 をしている 姿 はすばらしいもので ある 児 童 生 徒 は 話 をしたがっており 会 ったことのある 児 童 生 徒 も 無 い 生 徒 も 私 と 英 語 を 練 習 し 習 ったことを 実 践 している 藤 枝 市 の 英 語 プログ ラムは 児 童 生 徒 が 英 語 を 使 うための 必 要 な 知 識 や 勇 気 だけでなく 実 践 する 機 会 も 設 けている 藤 枝 市 の 英 語 教 育 には 大 きく 分 けて 二 つの 目 標 がありいわゆる 一 石 二 鳥 で ある 1つ 目 が 英 語 を 教 えるということで 英 語 を 学 びながら 生 徒 が 英 語 を 楽 しんでいる 2つ 目 は スマイル ジェスチャー 大 きな 声 アイコ ンタクトといったコミュニケーションのスキルを 身 に 付 けることである この 目 標 を 達 成 するために 第 1 期 から 段 階 的 なアプローチを 取 っている 藤 枝 市 教 育 会 藤 枝 市 の 小 中 学 校 は 毎 週 1 時 間 のの 授 業 があり 英 語 の 授 業 とし ては 大 変 恵 まれた 環 境 であると 思 う 藤 枝 市 では 小 学 校 から 中 学 校 に 上 がっても 同 じが 担 当 するような 配 置 を 取 っており 小 学 校 でのコミュニケーションの 素 地 を 中 学 校 でも 使 えるよう 配 慮 している こうした 小 中 のの 連 携 の 重 要 性 を 感 じる インターナショナルスクールの 授 業 と 今 回 の 授 業 は 良 く 似 ていると 感 じた 自 分 をクラスメイトに 理 解 してもらい 逆 にクラスメイトのことも 理 解 する ことで 相 互 理 解 につながっている その 材 料 として 英 語 を 使 っているのだ と 今 回 の 授 業 見 学 から 感 じた クラスの 編 成 がきちんとされている 32 人 でちょうど 良 い また 授 業 を 見 て 外 国 語 活 動 ではなく コミュニケーション 活 動 であると 感 じた 日 本 人 にとって 大 きな 声 やジェスチャー アイコンタクトはタブー しか
しそれは 逆 に 閉 塞 感 を 生 む 授 業 の 最 後 に 子 どもたちは 日 本 語 で 大 きな 声 でジェスチャーを 加 え 発 言 していた 光 景 を 見 て まさに 外 国 語 学 習 における 効 果 であり 他 の 授 業 に も 影 響 が 出 れば 相 乗 効 果 であると 思 う 授 業 を 見 て 児 童 が 自 分 の 行 きたい 国 を 自 分 で 決 める 意 思 があり モチベ ーションが 高 いと 感 じた コミュニケーションは 日 本 人 にとって 有 益 なも のである 日 本 人 は 温 厚 ながらシャイなので 外 見 から 気 持 ちを 表 す 必 要 が あり スマイル アイコンタクト ジェスチャー などのキーワードの 導 入 はいい 考 えだと 思 う 校 長 本 校 の 外 国 語 活 動 では 覚 える 英 語 ではなく また 活 動 の 中 でも 全 部 英 語 でなくとも 日 本 語 が 混 ざってもいい そんな 楽 な 気 持 ちで 活 動 ができれば と 思 っている 子 どもたちも 文 字 で 読 んでいないので 英 語 らしい 発 音 が 自 然 に 身 に 付 いている 小 学 校 で 行 った 外 国 語 活 動 が 中 学 校 に 上 がりその 後 の 授 業 にどう 影 響 し ているか 中 学 校 にアンケートを 行 ったところ 意 欲 的 にコミュニケーシ ョンを 行 っている 英 語 に 慣 れしんでいるといった 良 い 回 答 が 目 立 った 男 の 子 は 割 と 恥 ずかしがってしゃべらないので 男 の 子 が 積 極 的 に 外 国 語 活 動 の 授 業 に 取 り 組 む 姿 に 驚 いた 長 英 語 活 動 で 自 分 をアピールできたことがほかの 教 科 にも 良 い 影 響 をもたら していることがよくわかる 英 語 で このフレーズを 言 ってみない? との 問 いかけに 子 どもたちが 素 直 に 応 じてくれる 外 国 語 活 動 の 最 終 目 標 として5 分 くらいの 会 話 ができるようにと 考 えてい る 会 話 が 続 くような 言 葉 を 相 手 に 伝 える そういった 指 導 を 心 掛 けている 英 語 で 誉 めるときに 大 きな 声 でジェスチャーを 付 けて 言 うので 子 ども たちの 心 に 響 くのだと 思 う 英 語 は 誉 め 言 葉 が 多 いから 日 本 語 ももっと 誉 め 言 葉 を 増 やしていかない と と 感 じた
グループやペアでやる 活 動 などがあり クラスの 流 れが 良 い ショー ア ンド テルとそのレビューもとても 良 い 日 本 語 でも 大 丈 夫 ですが 発 表 後 のコメントやレビューが 大 切 で 効 率 的 である コメントカードを 持 って いるとのことであるが このコメントカードについて 教 えてほしい 振 り 返 りカードを 書 かせている 発 言 できたり コミュニケーションが 取 れたりしたらシールを 渡 す この アイディアは 良 いと 思 う モチベーションをあげるために 実 施 しているの か? そのとおり 少 しでも 児 童 のモチベーションを 上 げるために 考 えた 民 間 ではよく 用 いる 方 法 で 良 いのではないか 藤 枝 市 教 育 会 も 教 員 も 授 業 の 中 で 子 どもたちの 良 いところを 探 しているが ほ めるポイントをコミュニケーションに 関 することに 重 点 を 置 いている 子 どもたちの 中 にはきれいな 発 音 する 子 や 難 しい 単 語 を 知 っている 子 もおり その 子 どもたちを 誉 めてしまうと そうではない 子 どもは 自 分 の 発 音 が 駄 目 だから 誉 められないと 感 じてしまう そういったことはぜひ 避 けたい この 外 国 語 学 習 の 本 当 の 目 的 はコミュニケーションの 素 地 を 作 ることで 常 に 教 員 もも 注 意 している 教 頭 昔 に 比 べ 子 どもたちがこんなに 生 き 生 きと 楽 しそうに 英 語 を 学 べるのは 時 間 のない 中 で 学 級 担 任 とによる 事 前 の 計 画 話 合 いが 大 きく 影 響 している 県 教 育 会 本 日 のすばらしい 授 業 の 根 底 には 暖 かな 人 間 関 係 を 作 る 学 級 作 りがある 英 語 力 も 求 められてくるが 学 級 作 りこそ 指 導 者 として 最 も 重 要 なことだ と 思 う 皆 さんのいいコメントをいただき 感 謝 する として3 4 年 の 間 藤 枝 市 の 子 ども 達 は 英 語 が 好 きでコミュニケーションが 取 れるようになりた いということが 分 かった
すばらしい 先 生 方 と 一 緒 に 働 くことができ とてもうれしい これからも 藤 枝 の 英 語 教 育 が 向 上 するように 努 力 したい 自 分 はいろいろな 学 校 に 行 っているが 大 切 なのはティーム ティーチン グの 関 係 である 校 長 本 校 は 良 いティームティーチングができていると 思 うし ティーム ティ ーチングのコミュニケーションがうまくできていることが 成 功 の 鍵 である と 思 う また 藤 枝 市 のと 市 教 委 のサポートにより 配 置 やカリキュラム 研 修 がしっかり 行 われ 教 師 のレベルが 保 たれ 相 乗 効 果 となっている 小 中 の 連 携 面 では 小 学 校 で 外 国 語 活 動 としてどのようなことをやってき たかということをまだ 知 らないことが 多 いので 中 学 校 にもその 情 報 を 伝 え 子 どもの 良 い 面 を 中 学 校 へつなげるような 体 制 を 整 えてほしい 教 育 長 外 国 語 活 動 を 初 めて 見 たが その 活 動 の 中 で 行 ってみたい 国 を 伝 えるため に その 国 について 自 分 で 調 べることが 必 要 そういう 意 味 で 社 会 科 の 学 習 にもつながり 広 がりのある 教 育 であると 感 じた 本 日 の 授 業 は 一 朝 一 夕 にできるものではなく 計 画 性 継 続 性 といった 日 頃 の 活 動 の 積 み 重 ねの 上 に 成 り 立 つものである 授 業 の 中 で 行 ってみたい 国 の 話 が 出 たが 行 ったことはあるの? という フレーズを 使 い 聞 いてみたいと 思 った 授 業 の 最 後 に 児 童 が 外 国 語 活 動 の 中 で 何 かプラスワンになるような 表 現 を 覚 えたらもっと 広 がりが 持 てる それがあると 子 どもたちは 授 業 の 中 で また1つ 含 んだ 表 現 ができるよ うになるのではないか ぜひ 今 後 はプラス1の 表 現 をお 願 いしたい 給 食 時 に 子 どもの 表 情 が 穏 やかで これは 学 校 の 集 団 行 動 の 中 で 子 ども たちが 自 分 を 認 められ 相 手 を 認 め 一 人 のかけがえのない 存 在 として 扱 われている 背 景 があるからだと 思 う 凧 は 向 かい 風 でないと 上 がらないというが 今 教 育 会 に 吹 いている 風 を 一 つの 試 練 として 鍛 えられていると 思 い やっていきたい そして 藤 枝 市 の 教 育 をここで 脈 々とつなげていってほしいと 思 う