授 業 のエキスパート 養 成 事 業 ( 第 2 学 年 外 国 語 科 ) 授 業 実 践 記 録 学 校 名 職 氏 名 西 条 市 立 西 条 南 中 学 校 教 諭 武 田 志 津 1 日 時 場 所 平 成 22 年 10 月 19 日 ( 火 ) 第 5 校 時 (13:40~14:30) 自 教 室 2 単 元 名 Unit5 A Park or a Parking Area? NEW HORIZON2( 東 京 書 籍 ) 3 単 元 目 標 身 近 にある 問 題 について 簡 単 な 英 語 を 使 って 自 分 の 意 見 を 伝 えたり 相 手 の 意 見 を 尋 ねたりして 積 極 的 にコミュニケーションを 図 ろうとする コミュニケーションへの 関 心 意 欲 態 度 if that when because 節 を 適 切 に 用 い 事 実 を 伝 えたり 意 見 を 述 べたりする 外 国 語 表 現 の 能 力 級 友 の 意 見 を 聞 いたり 新 聞 記 事 や 投 書 の 意 見 を 読 んだりして 内 容 を 正 しく 理 解 する 外 国 語 理 解 の 能 力 if that when because 節 の 文 構 造 について 理 解 する 言 語 や 文 化 についての 知 識 理 解 4 指 導 観 (1) 生 徒 について 本 学 級 の 生 徒 は 穏 やかで 落 ち 着 きがあり 学 習 態 度 もまじめで 英 語 の 授 業 でも 様 々 な 言 語 活 動 に 積 極 的 に 取 り 組 んでいる 9 月 に 実 施 したアンケートによると 85%の 生 徒 が 英 語 の 授 業 は 好 き どちらかといえば 好 き と 回 答 しており 4 月 に 実 施 したア ンケートに 比 べて 約 9ポイント 上 昇 した また 英 単 語 を 書 くことには 自 信 をもってい るが 英 文 になると 苦 手 意 識 を 感 じている 生 徒 が 多 かった さらに 今 後 は 英 語 を 母 国 語 とする 人 々と 英 語 を 使 ってコミュニケーションを 図 るための 話 す 力 を 身 につけた い と 多 くの 生 徒 が 回 答 していた これまでの 授 業 では 一 般 動 詞 や be 動 詞 の 過 去 形 の 用 法 については 十 分 理 解 できてい る しかし 未 来 形 不 定 詞 など 様 々な 文 構 造 が 導 入 されるにつれ 特 に 英 文 を 書 くこ と に 苦 手 意 識 を 抱 いている 生 徒 が 増 えてきた 今 後 は これまで 指 導 してきた 4 技 能 を 統 合 的 に 活 用 し 総 合 的 に 育 成 するための 様 々な 活 動 を 引 き 続 き 行 いながら 生 徒 た ちの 意 欲 を 高 める 指 導 を 工 夫 していく 必 要 がある (2) 教 材 について 本 単 元 は 駐 輪 場 建 設 をめぐる 話 題 を 取 り 上 げている 駅 前 の 違 法 駐 輪 が 原 因 で 女 の 子 がけがをする そのため 市 は 公 園 をなくして 新 しい 駐 輪 場 を 建 設 することを 決 定 する が 市 民 から 反 対 の 声 が 上 がるという 内 容 である 公 園 か 駐 輪 場 か というような 意 見 の 分 かれる 問 題 は 多 くの 日 常 的 な 課 題 の 一 つである この 種 の 問 題 について 賛 否 の 論 点 を 整 理 し 解 決 を 模 索 する 態 度 を 養 うことのできる 教 材 である 主 な 言 語 材 料 は 従 属 接 続 詞 if that when because を 用 いた 平 变 文 や 疑 問 文 である これまで 学 習 してきた 内 容 を 接 続 詞 の 前 後 に 用 いて 自 分 の 意 見 を 述 べたり 相 手 の 意 見 を 尋 ねたりできるようになることで 日 常 会 話 の 幅 をより 広 げることが 可 能 になる
(3) 単 元 の 指 導 に 当 たって 1 年 時 からペア 活 動 や 班 活 動 を 多 く 取 り 入 れ 互 いに 協 力 して 支 え 合 える 雰 囲 気 で 学 習 を 進 めている また 生 徒 の 興 味 関 心 に 応 じた コミュニケーションの 意 欲 を 高 める 様 々 な 活 動 を 準 備 して 授 業 を 展 開 している 本 単 元 では まず 従 属 接 続 詞 を 用 いた 文 構 造 を 正 しく 理 解 させるために 既 習 の 様 々な 平 变 文 疑 問 文 を 復 習 させる 次 に 新 出 文 型 を 導 入 し 自 分 の 身 近 なことを 繰 り 返 し 表 現 させることにより その 定 着 を 図 りたい さらに 生 徒 が 興 味 をもつ 内 容 について 読 ん だり 聞 いたりして 理 解 した 事 柄 を 活 用 し 話 したり 書 いたりする 活 動 につなげたい 最 後 に 単 元 のまとめとして 新 聞 記 事 を 読 んで 内 容 を 理 解 し それを 参 考 にして5W 1Hの 明 確 で 簡 単 な 記 事 を 書 かせることで 改 めて 文 構 造 を 理 解 させる その 上 で 英 文 のニュース 原 稿 を 作 成 して ニュースを 実 際 に 発 表 できるところまで 高 めていきたい 5 単 元 の 評 価 規 準 観 点 観 点 1 観 点 2 観 点 3 観 点 4 領 域 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョンへの 関 心 意 欲 態 度 力 外 国 語 表 現 の 能 力 外 国 語 理 解 の 能 言 語 や 文 化 に つ いての 知 識 理 解 聞 く こ と うなずいたり 聞 き 返 した り し な が ら 関 心 を も っ て 聞 こ う と している 級 友 の 意 見 を 聞 いて 内 容 を 正 し く 聞 き 取 ってい る 話 す こ と 身 近 にある 問 題 に つ い て 簡 単 な 英 語 を 使 っ て 積 極 的 に 自 分 の 意 見 を 分 か り や す く 伝 え よ うとしている if that when because 節 を 適 切 に 用 いて 事 実 を 伝 えたり 意 見 を 述 べたりして いる 読 む こ と 新 聞 記 事 や 投 書 の 意 見 を 読 んで 内 容 を 正 しく 読 み 取 っている 書 く こ と if that when because 節 を 正 しく 用 いて 自 分 の 表 現 したいこ とを 書 いている if that when because 節 を 用 い た 文 の 構 造 に つ い て 理 解 し て い る
6 指 導 と 評 価 の 計 画 ( 全 7 時 間 ) 単 元 指 導 内 容 時 数 主 な 評 価 の 観 点 関 心 表 現 理 解 知 識 Unit 5-1 if 節 を 用 いた 文 の 形 意 味 用 法 を 理 解 し それを 用 いて 自 分 の 考 えを 表 現 する 本 文 の 内 容 を 読 み 取 り 正 しく 理 解 する 1 that 節 を 用 いた 文 の 形 意 味 用 法 を 理 解 し Unit 5-2 それを 用 いて 簡 単 な 対 話 をする ( 本 時 身 近 にある 問 題 について 簡 単 な 英 語 を 使 っ その2) て 尋 ねたり 答 えたりする 級 友 の 意 見 を 聞 いて 内 容 を 正 しく 聞 き 取 る 2 Unit 5-3 when 節 を 用 いた 文 の 形 意 味 用 法 を 理 解 し 読 み 取 った 内 容 を 表 現 する 新 聞 記 事 を 読 んで 内 容 を 理 解 し 5W1H の 明 確 で 簡 単 な 記 事 を 書 く 2 Unit5-4 because 節 を 用 いた 文 の 形 意 味 用 法 を 理 解 し 自 分 の 考 えを 表 現 する 投 書 の 意 見 を 読 んで 内 容 を 理 解 し 自 分 の 意 見 を 伝 えたり 相 手 の 意 見 を 尋 ねたりする 1 まとめ テレビのニュースを 聞 いて そのポイントを 聞 き 取 る 既 習 事 項 を 用 いた 原 稿 を 作 成 し ニュースを 読 む ペーパーテスト 1 7 本 時 の 指 導 (1) テーマ A Park or a Parking Area? (2) ねらい that 節 を 用 いた 文 の 形 意 味 用 法 を 理 解 し それを 用 いて 簡 単 な 対 話 をする 級 友 の 意 見 を 聞 いて 内 容 を 正 しく 聞 き 取 る (3) 本 時 の 指 導 に 当 たって 本 時 では that 節 を 用 いて 自 分 の 意 見 を 述 べたり 相 手 の 意 見 を 尋 ねたりする 活 動 を 行 う まず 常 時 活 動 であるワードビンゴや 対 話 活 動 により 基 本 的 な 単 語 や 既 習 事 項 の 復 習 をする 中 心 となる 言 語 活 動 では 生 徒 が 興 味 をもって 取 り 組 める 題 材 を 用 い 読 んだ り 聞 いたりして 理 解 した 事 柄 を 活 用 して 話 したり 書 いたりする 活 動 を 行 う それらの 活 動 を 通 じて 様 々な 情 報 を 受 信 し 自 分 の 意 見 を 分 かりやすく 相 手 に 発 信 しようとする 力 の 育 成 に 努 めたい さらに 本 文 の 音 読 練 習 の 仕 方 を 工 夫 して 音 読 に 意 欲 的 に 取 り 組 ま せ 学 習 内 容 の 定 着 を 図 る また 授 業 を 通 してできるだけ 多 くの 英 語 に 触 れさせ 発 話 の 機 会 を 設 けることで 積 極 的 にコミュニケーションを 図 ろうとする 態 度 や 能 力 を 養 いた い 特 に 書 くこと に 苦 手 意 識 をもっている 生 徒 には 個 に 応 じた 支 援 を 行 い 自 信 をも って 英 語 で 表 現 できるようにさせたい (4) 準 備 物 ワークシート フラッシュカード CDなど
(5) 展 開 学 習 の 流 れ 時 間 形 態 学 習 内 容 指 導 上 の 留 意 点 評 価 1 あいさつ 3 一 斉 あいさつを 交 わし 教 師 個 人 の 質 問 に 答 える ビンゴブ ックに 日 付 等 を 記 入 する 2 復 習 (1) ワ ー ド ビ ンゴ (2) 前 時 の 内 容 確 認 7 5 一 斉 一 斉 今 日 のビンゴブックの 全 単 語 を 音 読 し ワードビン ゴをする 前 時 の 内 容 確 認 のための 英 問 英 答 を 行 う 生 徒 が 間 違 えやすい 単 語 に 注 意 を 向 けさせ 基 本 的 な 単 語 の 定 着 を 図 る 3 新 出 文 型 の 確 認 練 習 25 一 斉 班 that 節 を 用 いた 文 の 構 造 を 確 認 する 私 は と 思 います 教 師 と の 対 話 を 通 し て 単 文 と 複 文 の 違 いに 気 付 かせ 繰 り 返 すこと で 定 着 を 図 る A : I think (that) we need money. What do you think? B : I think so, too. Because we can buy everything. C : I don t think so. I think (that) we need friends. Because we can enjoy with friends. 場 面 設 定 を 工 夫 し 生 徒 が 興 味 をもって 聞 いた り 話 したりすることがで きるようにする 接 続 詞 that の 用 法 を 理 解 し 正 しく 運 用 して いるか 観 察 ワークシート まず 個 人 の 意 見 をまとめ 次 に 班 で 話 し 合 う 意 見 を 発 表 する 級 友 の 意 見 を 聞 いて 内 容 を 正 しく 聞 き 取 っているか 観 察 ワークシート 4 本 時 のまとめ 10 ペア 個 人 本 文 の 音 読 暗 唱 をする ワークシートをする 8 授 業 評 価 の 視 点 (1) 教 材 解 釈 力 単 元 のねらいを 踏 まえて 教 材 を 分 析 し 生 徒 に 体 験 させたい 言 語 活 動 を 考 えていたか (2) 授 業 構 成 力 学 習 意 欲 を 喚 起 する 導 入 基 礎 的 基 本 的 な 内 容 の 定 着 を 図 るための 指 導 学 習 した 内 容 を 効 果 的 に 活 用 する 言 語 活 動 を 取 り 入 れた 学 習 過 程 を 工 夫 していたか (3) 授 業 実 践 力 生 徒 一 人 一 人 が 生 き 生 きと 活 動 することができるような 英 語 の 授 業 の 雰 囲 気 づくりを し ていたか
9 授 業 の 実 際 時 刻 教 師 の 主 な 発 問 支 援 生 徒 の 主 な 反 応 活 動 13:40 Good afternoon. 指 名 された 生 徒 が 質 問 に 答 える Which season do you like? Why? I like summer. (あいさつ 個 人 ) Because I like swimming. Because を 使 って 理 由 が 言 えるように 個 々への 対 話 を 毎 時 間 継 続 的 に 行 った 13:42 Let s enjoy Bingo. ( 単 語 綴 り 意 味 単 語 の 順 に 言 う ) How many bingo lines did you get? Here you are.(サインをして 返 す ) (ワードビンゴ 一 斉 ) ビンゴブックを 確 認 しながら リピー トする ビンゴになったら ビンゴブックを 教 師 に 見 せに 行 く 13:48 You know that I m a Giants fan. I think the Giants will win tomorrow. I think so, too. の 人 Raise your hands. ( 新 出 文 型 確 認 一 斉 ) I think so, too. I don t think so.の 意 味 を 理 解 して 手 を 挙 げる 生 徒 が 興 味 をもって 聞 き 理 解 の 助 けになるように 新 聞 記 事 を 見 せながら 話 した 13:51 Let s review. Repeat after me. ( 黒 板 にカードを 貼 りながら) important English is important. リピートする I think English is important. I think (that) English is important. ( 単 語 から 文 へと 発 展 させていく) I don t think English is important. I don t think ~. エミさんはこう 思 っています とい う 文 を 作 るときには どうすればいい? Emi thinks English is important. ( 新 出 文 型 練 習 一 斉 ) 既 習 のセンテンスカードを 使 って ターゲットセンテンスを 十 分 に 練 習 させた 13:54 Look at these pictures. These are six important things. We need TV. I think we need TV. Please make groups. And leaders, come up to me. Let s play Yamanote Line Game. ( 班 のリーダーにカード 入 りの 封 筒 を 渡 し 一 つの 班 を 使 ってデモンストレー ションする ) Ready? Go! ( 早 く 終 わった 班 にシールを 渡 す ) ( 山 の 手 ラインゲーム 班 ) デモンストレーションを 見 て ゲーム の 仕 方 を 理 解 した 後 班 で 活 動 する I think we need TV. Kenta thinks we need money. Yuki thinks we need Saijo Festival.
時 刻 教 師 の 主 な 発 問 支 援 生 徒 の 主 な 反 応 活 動 14:02 Now you are in a hot-air balloon. There are many sharks in the sea. A crow comes up. So you have to throw away one thing. 一 番 に 何 を 手 放 す?まず 自 分 の 意 見 をまとめてみよう 14:12 班 のみんなに 自 分 の 意 見 と 理 由 を 主 張 しよう 次 に 班 で 最 初 に 手 放 すものを 言 おう 班 で 一 番 必 要 なものと 最 初 に 手 放 すも のを 決 めて ワークシートにまとめよ う (いくつかの 班 に 意 見 を 発 表 させ それぞれの 意 見 に 対 し コメントをす る ) ( 権 利 の 熱 気 球 を 使 った 活 動 班 ) 一 番 必 要 だと 思 うものを 班 内 で 順 番 に 主 張 する 次 に 最 初 に 手 放 そうと 思 うものを 主 張 する 班 で 意 見 をまとめてワークシートに 記 入 し 自 分 の 班 の 意 見 を 発 表 する We think we need money because we can buy everything. We don t think we need TV because we can live without TV. that や because を 使 いながら お 互 いの 考 えを 英 語 で 伝 え 合 う 場 面 を 設 定 した 14:25 Listen to the CD, and write down the words.(cdをかける ) Look at the back of the paper. First read English. Next read Japanese and put into English. How many points did you get? (たくさんポイントを 得 たペアに シ ールを 渡 す ) OK. Very good! CDを 聞 いて 本 文 の 穴 埋 めをする ワークシートを 使 って ペアで 確 認 し ながら 英 文 を 読 んだり 日 本 語 を 見 なが ら 英 文 を 言 ったりする
10 研 究 協 議 の 記 録 項 目 協 議 内 容 意 見 1 授 業 改 善 の 視 点 コミュニケーションへの 意 欲 を 高 める 授 業 の 在 り 方 を 研 究 テ と 自 己 評 価 ーマとして 日 頃 から4 技 能 を 総 合 的 に 育 成 することができる 授 業 づくりを 心 掛 けている 基 礎 的 基 本 的 な 内 容 の 定 着 を 図 るための 常 時 活 動 としてワード ビンゴを 行 った その 後 学 習 した 内 容 を 効 果 的 に 活 用 する 言 語 活 動 において 権 利 の 熱 気 球 を 参 考 にした 題 材 を 取 り 入 れ that 節 の 定 着 を 図 った 生 徒 の 語 彙 力 や 表 現 力 が 十 分 ではないので ダ イヤモンドランキングで 自 分 にとって 一 番 大 切 なものと 一 番 必 要 で ないものについてのみ 意 見 を 述 べさせることにした ペアやグループ 活 動 を 多 く 取 り 入 れ 互 いに 協 力 し 教 え 合 いな がら 学 習 することができるようにした 生 徒 はリーダー サブリー ダーを 中 心 としてスムーズに 活 動 に 取 り 組 むことができていた 2 グループ 別 協 議 (1) 生 徒 に 体 験 さ 山 手 線 ゲームは that 節 を 含 む 文 の 構 造 の 定 着 を 図 るという 視 点 せたい 言 語 活 動 でよかった について 権 利 の 熱 気 球 を 題 材 とした 言 語 活 動 は that や because を 活 ( 教 材 解 釈 力 ) 用 するのに 適 していた 生 徒 は 六 つの 選 択 肢 の 中 で 一 番 必 要 な もの と 最 初 に 手 放 すもの を 真 剣 に 考 え 友 達 に 自 分 の 考 えを 伝 えることができていた 権 利 の 熱 気 球 における 今 回 与 えた 選 択 肢 で 生 徒 に 自 分 の 考 え を 言 わせるのは 少 し 無 理 があったのではないか 言 語 活 動 の 題 材 は 生 徒 の 生 活 に 密 着 したものの 方 がよかった I think を 言 わせることも 大 切 だが that 以 下 のことがいかに 表 現 できるかが 大 切 なのではないか トピックの 選 択 を 慎 重 にするべき ではないか 自 分 の 考 えをうまく 表 現 できない 遅 れがちな 生 徒 への 支 援 はどう するのか カードの 裏 に 大 切 なもの についての 例 が 書 かれてあ ったが 必 要 でないもの についての 例 も 書 いておくと 生 徒 への 手 助 けとなったのではないか ディベートの 要 素 まで 取 り 入 れる 必 要 はなかったのではないか (2) 学 習 過 程 の 工 授 業 の 冒 頭 で 4 人 の 生 徒 と Why? Because の 英 問 英 答 を 行 った 夫 について が 教 師 と 生 徒 のやりとりのテンポがすばらしかった ( 授 業 構 成 力 ) ワードビンゴは 既 習 の 単 語 や 語 句 が 含 まれており 基 礎 基 本 の 定 着 がしっかりと 図 られていた プロ 野 球 の 巨 人 の 話 など 生 徒 にとって 身 近 な 話 題 を 取 り 上 げ 自 然 な 流 れで that 節 の 復 習 ができていた また that 節 を 含 む 文 の 構 造 の 確 認 もカードを 使 用 するなど 分 かりやすいものであった 多 様 な 言 語 活 動 が 取 り 入 れられており 生 徒 が 飽 きずに 取 り 組 む ことができるように 工 夫 されていた 最 後 に 音 読 活 動 を 取 り 入 れたのはなぜか 言 語 活 動 の 評 価 や 授 業 の 感 想 などを 書 かせるなど 授 業 の 振 り 返 りをしてはどうか
項 目 協 議 内 容 意 見 (3) 英 語 の 授 業 の 授 業 開 始 前 の Warm-up では Yes-No クイズに 生 徒 は 楽 しく 取 り 雰 囲 気 づくりに 組 むことができており よい 雰 囲 気 づくりができた ついて 生 徒 の 発 言 の 声 が 小 さく 聞 こえにくかったのが 残 念 だった ( 授 業 実 践 力 ) コミュニケーションへの 意 欲 を 高 めるための 教 師 の 言 葉 掛 けや 相 づちがすばらしかった 教 師 の 表 情 授 業 のテンポがよく 温 かい 雰 囲 気 のもと 生 徒 は 集 中 して 活 動 に 取 り 組 むことができていた クラスルーム イングリッシュを 生 徒 はよく 理 解 して 的 確 に 動 くことができていた グループの 中 でリーダー サブリーダーがきちんと 機 能 しており 助 け 合 い 学 び 会 う 雰 囲 気 があった 授 業 中 教 師 が"Thank you."と 何 度 も 言 っていた 教 師 が 生 徒 一 人 一 人 を 大 切 にしている 様 子 が 伝 わってきた 3 全 体 での 話 合 い 日 々のすばらしい 学 級 経 営 教 科 経 営 が 授 業 に 現 れていた 学 習 ルールが 徹 底 されており 友 達 の 話 を 真 剣 に 聞 いたり 自 分 の 意 見 をしっかり 発 表 したりすることが 当 たり 前 にできている ビンゴシートを 確 認 する 際 生 徒 と 簡 単 な 会 話 をしている 日 頃 から コミュニケーションへの 意 欲 を 高 めるための 活 動 が 繰 り 返 し なされている 常 時 活 動 においては マンネリ 化 を 防 ぎ 効 果 的 な 活 動 にするた めに 変 化 をつけて 取 り 組 ませることが 大 切 である 教 師 の 説 明 を 簡 潔 にし 生 徒 の 発 言 をうまく 引 き 出 す 工 夫 をして はどうか 授 業 改 善 のポイント 言 語 活 動 を 行 う 時 の 学 習 形 態 は 学 級 の 実 態 をしっかりと 見 極 めて 決 定 するのがよい ターゲットセンテンスを 提 示 するときは 生 徒 との 英 語 でのやりとりを 取 り 入 れな がら 行 うとより 自 然 でコミュニカティブになる 授 業 で 大 切 にすることや 授 業 で 必 要 なルールを 明 示 し それを 生 徒 に 伝 え いかに 徹 底 させるかが 大 切 である 受 容 的 雰 囲 気 の 中 で 豊 かな 自 己 表 現 活 動 は 生 まれる そのためには 日 頃 からクラ スの 信 頼 関 係 をはぐくみ 生 徒 の 感 性 を 磨 く 活 動 を 取 り 入 れていく Opinion gap( 意 見 の 違 い)を 活 用 した 活 動 として 今 回 の 授 業 ではグループ 内 意 見 発 表 が 行 われたが 他 にも 教 師 が 様 々な 意 見 を 提 示 して 生 徒 に 聞 かせる(リスニン グ 活 動 ) 予 想 (このクラスで 最 も 重 要 なもの 最 も 重 要 でないものは 何 か)を 立 て た 上 でその 真 偽 を 確 かめるためにクラスメートにインタビュー 活 動 を 行 う 教 師 があ えて 挑 発 的 な 意 見 を 提 示 して 生 徒 に 反 論 を 書 かせる( 反 論 ゲーム)など 様 々な 関 連 活 動 が 考 えられる 生 徒 の 実 情 に 合 わせて 多 彩 な 言 語 活 動 の 可 能 性 を 追 求 してみたい