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Transcription:

トレリーフ 錠 25mg 患 者 向 医 薬 品 ガイド 2015 年 1 月 更 新 この 薬 は? 販 売 名 一 般 名 含 有 量 (1 錠 中 ) トレリーフ 錠 25mg TRERIEF Tablets 25mg ゾニサミド Zonisamide 25mg 患 者 向 医 薬 品 ガイドについて 患 者 向 医 薬 品 ガイドは 患 者 の 皆 様 や 家 族 の 方 などに 医 療 用 医 薬 品 の 正 しい 理 解 と 重 大 な 副 作 用 の 早 期 発 見 などに 役 立 てていただくために 作 成 したものです したがって この 医 薬 品 を 使 用 するときに 特 に 知 っていただきたいことを 医 療 関 係 者 向 けに 作 成 されている 添 付 文 書 を 基 に わかりやすく 記 載 しています 医 薬 品 の 使 用 による 重 大 な 副 作 用 と 考 えられる 場 合 には ただちに 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください ご 不 明 な 点 などありましたら 末 尾 に 記 載 の お 問 い 合 わせ 先 にお 尋 ねください さらに 詳 しい 情 報 として 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホームページ http://www.info.pmda.go.jp/ に 添 付 文 書 情 報 が 掲 載 されています この 薬 の 効 果 は? この 薬 は パーキンソン 病 治 療 剤 と 呼 ばれるグループに 属 する 薬 です この 薬 は 脳 内 の 神 経 伝 達 物 質 であるドパミンの 量 をふやし レボドパの 作 用 を 増 強 延 長 して パーキンソン 病 の 運 動 症 状 を 改 善 します 次 の 病 気 の 人 に 処 方 されます パーキンソン 病 (レボドパ 含 有 製 剤 に 他 の 抗 パーキンソン 病 薬 を 使 用 しても 十 分 に 効 果 が 得 られなかった 場 合 ) この 薬 はレボドパ 含 有 製 剤 と 併 用 されます この 薬 は 体 調 がよくなったと 自 己 判 断 して 使 用 を 中 止 したり 量 を 加 減 した りすると 病 気 が 悪 化 することがあります 指 示 どおりに 飲 み 続 けることが 重 要 です - 1 -

この 薬 を 使 う 前 に 確 認 すべきことは? 次 の 人 は この 薬 を 使 用 することはできません 妊 婦 または 妊 娠 している 可 能 性 がある 人 過 去 にトレリーフ 錠 に 含 まれる 成 分 で 過 敏 な 反 応 を 経 験 したことがある 人 次 の 人 は 慎 重 に 使 う 必 要 があります 使 い 始 める 前 に 医 師 または 薬 剤 師 に 告 げ てください 肝 臓 に 重 篤 な 障 害 のある 人 または 過 去 に 肝 臓 に 重 篤 な 障 害 があった 人 高 齢 の 人 この 薬 には 併 用 を 注 意 すべき 薬 があります 他 の 薬 を 使 用 している 場 合 や 新 た に 使 用 する 場 合 は 必 ず 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください この 薬 の 使 い 方 は? 使 用 量 および 回 数 飲 む 量 は あなたの 症 状 などにあわせて 医 師 が 決 めます 通 常 成 人 の 飲 む 量 および 回 数 は 次 のとおりです 1 日 量 1 錠 または2 錠 飲 む 回 数 1 日 1 回 飲 みます 薬 を 飲 んでいても 急 に 症 状 が 強 く 出 るなどの 変 動 が 認 められる ウェアリン グオフ 現 象 の 改 善 には 1 回 2 錠 を1 日 1 回 飲 みます どのように 飲 むか? コップ1 杯 程 度 の 水 またはぬるま 湯 で 飲 んでください 飲 み 忘 れた 場 合 の 対 応 決 して2 日 分 を 一 度 に 飲 まないでください 気 がついた 時 に 1 日 分 を 飲 んでください 多 く 使 用 した 時 ( 過 量 使 用 時 )の 対 応 昏 睡 状 態 ( 意 識 がなくなる) ミオクローヌス( 筋 肉 がピクピクする) 眼 振 (め まい)などの 症 状 があらわれる 可 能 性 があります これらの 症 状 があらわれた 場 合 は 使 用 を 中 止 し ただちに 受 診 してください この 薬 の 使 用 中 に 気 をつけなければならないことは? この 薬 の 使 用 中 または 使 用 を 中 止 した 後 にも 悪 性 症 候 群 ( 発 熱 意 識 がうす れる 筋 肉 のこわばりなど)があらわれることがあります これらの 症 状 があ らわれたら 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください この 薬 の 使 用 中 は 定 期 的 に 血 液 検 査 が 行 われることがあります 眠 気 注 意 力 集 中 力 反 射 運 動 能 力 などの 低 下 がおこることがあるので 自 動 車 の 運 転 などの 危 険 を 伴 う 機 械 の 操 作 は 行 わないようにしてください 汗 の 量 が 少 なくなり 体 温 が 上 昇 し 熱 中 症 になることがあるので 高 温 にな る 場 所 を 出 来 るだけ 避 けてください 特 に 夏 季 に 体 温 が 上 昇 することがあるの で 注 意 してください 発 汗 が 少 なくなったり 体 温 が 上 昇 したり 顔 が 赤 くな - 2 -

ったり 意 識 障 害 がおこった 場 合 には すぐに 受 診 してください この 薬 の 使 用 中 または 使 用 を 中 止 した 後 にも 死 にたいと 考 えるようになるこ とがあるので このような 気 持 ちになった 場 合 には 医 師 に 相 談 してください 妊 婦 または 妊 娠 している 可 能 性 がある 人 はこの 薬 を 使 うことができません 妊 娠 の 可 能 性 があるときは すぐに 医 師 に 相 談 してください 授 乳 中 の 人 は 授 乳 を 避 けてください 他 の 医 師 を 受 診 する 場 合 や 薬 局 などで 他 の 薬 を 購 入 する 場 合 は 必 ずこの 薬 を 飲 んでいることを 医 師 または 薬 剤 師 に 伝 えてください 副 作 用 は? 特 にご 注 意 いただきたい 重 大 な 副 作 用 と それぞれの 主 な 自 覚 症 状 を 記 載 しまし た 副 作 用 であれば それぞれの 重 大 な 副 作 用 ごとに 記 載 した 主 な 自 覚 症 状 のう ち いくつかの 症 状 が 同 じような 時 期 にあらわれることが 一 般 的 です このような 場 合 には ただちに 医 師 または 薬 剤 師 に 相 談 してください 重 大 な 副 作 用 主 な 自 覚 症 状 悪 性 症 候 群 あくせいしょうこうぐん 中 毒 性 表 皮 壊 死 融 解 症 (TEN) ちゅうどくせいひょうひえ しゆうかいしょう(テン) 皮 膚 粘 膜 眼 症 候 群 ( スティーブン ス ジョンソン 症 候 群 ) ひふねんまくがんしょうこ うぐん 紅 皮 症 ( 剥 脱 性 皮 膚 炎 ) こうひしょう(はくだつせ いひふえん) 過 敏 症 症 候 群 かびんしょうしょうこうぐ ん 再 生 不 良 性 貧 血 さいせいふりょうせいひん けつ 無 顆 粒 球 症 むかりゅうきゅうしょう 赤 芽 球 癆 せきがきゅうろう 38 以 上 の 発 熱 ふるえ 意 識 がうすれる 考 えがま とまらない 判 断 力 が 低 下 する 飲 み 込 みにくい 筋 肉 のこわばり からだがだるい 関 節 の 痛 み 全 身 の 赤 い 斑 点 と 破 れ やすい 水 ぶくれ( 水 疱 ) 発 熱 食 欲 不 振 からだがだるい 高 熱 発 熱 まぶたや 眼 の 充 血 結 膜 のただれ ひどい 口 内 炎 唇 や 口 内 のただれ 食 欲 不 振 赤 い 発 疹 (ほっしん) 中 央 にむくみをともなった 赤 い 斑 点 陰 部 の 痛 み 発 熱 かさぶた 全 身 の 発 赤 皮 膚 がはがれおちる さむけ ふらつき 汗 がたくさん 出 る 発 熱 意 識 が うすれる 考 えがまとまらない 息 苦 しい かゆみ 発 疹 しびれ 判 断 力 の 低 下 めまい 鼻 血 歯 ぐきの 出 血 階 段 や 坂 を 上 る 時 の 動 悸 (どうき)や 息 切 れ 息 切 れ 動 悸 あおあざができ る 出 血 が 止 まりにくい 発 熱 のどの 痛 み からだがだるい めまい 息 切 れ 動 悸 - 3 -

重 大 な 副 作 用 血 小 板 減 少 けっしょうばんげんしょう 急 性 腎 不 全 きゅうせいじんふぜん 間 質 性 肺 炎 かんしつせいはいえん 肝 機 能 障 害 かんきのうしょうがい 黄 疸 おうだん 横 紋 筋 融 解 症 おうもんきんゆうかいしょ う 腎 尿 路 結 石 じん にょうろけっせき 発 汗 減 少 に 伴 う 熱 中 症 はっかんげんしょうにとも なうねっちゅうしょう 幻 覚 げんかく 妄 想 もうそう 錯 乱 さくらん せん 妄 せんもう 主 な 自 覚 症 状 鼻 血 歯 ぐきの 出 血 あおあざができる 皮 下 出 血 出 血 が 止 まりにくい からだがだるい からだのむくみ 疲 れやすい 意 識 の 低 下 頭 痛 眼 がはれぼったい 息 苦 しい 尿 がで ない 尿 量 が 減 る 発 熱 から 咳 息 苦 しい 息 切 れ からだがだるい 白 目 が 黄 色 くなる 吐 き 気 嘔 吐 (お うと) 食 欲 不 振 かゆみ 皮 膚 が 黄 色 くなる 尿 の 色 が 濃 くなる 白 目 が 黄 色 くなる 皮 膚 が 黄 色 くなる 尿 が 褐 色 にな る 脱 力 感 手 のしびれ 手 足 のこわばり 足 のしびれ 筋 肉 の 痛 み 尿 が 赤 褐 色 になる 腹 痛 腰 の 激 しい 痛 み 血 尿 汗 がでない 体 温 が 上 がる 意 識 の 混 乱 考 えがまと まらない 時 間 や 場 所 がわからない 実 際 にはない 物 が 見 えたり 聞 こえたりするように 感 じ る 根 拠 のない 思 いこみ 実 際 にはない 物 が 見 えたり 聞 こ えたりするように 感 じる 非 現 実 的 なことを 強 く 確 信 する 意 識 が 乱 れる 意 識 の 混 乱 考 えがまとまらない 意 識 が 乱 れる 意 識 の 混 乱 以 上 の 自 覚 症 状 を 副 作 用 のあらわれる 部 位 別 に 並 び 替 えると 次 のとおりです これらの 症 状 に 気 づいたら 重 大 な 副 作 用 ごとの 表 をご 覧 ください 部 位 自 覚 症 状 全 身 38 以 上 の 発 熱 ふるえ からだがだるい 関 節 の 痛 み 全 身 の 赤 い 斑 点 と 破 れやすい 水 ぶくれ( 水 疱 ) 発 熱 高 熱 さむけ ふらつき 汗 がたくさん 出 る か らだのむくみ 疲 れやすい 脱 力 感 汗 がでない 体 温 が 上 がる 頭 部 意 識 がうすれる 考 えがまとまらない 判 断 力 が 低 下 する めまい 意 識 の 低 下 頭 痛 意 識 の 混 乱 意 識 が 乱 れる - 4 -

部 位 自 覚 症 状 顔 面 鼻 血 眼 まぶたや 眼 の 充 血 結 膜 のただれ 眼 がはれぼったい 白 目 が 黄 色 くなる 口 や 喉 飲 み 込 みにくい ひどい 口 内 炎 唇 や 口 内 のただれ 歯 ぐきの 出 血 のどの 痛 み から 咳 吐 き 気 嘔 吐 胸 部 息 苦 しい 階 段 や 坂 を 上 る 時 の 動 悸 や 息 切 れ 息 切 れ 動 悸 吐 き 気 腹 部 食 欲 不 振 吐 き 気 腹 痛 背 中 腰 の 激 しい 痛 み 手 足 関 節 の 痛 み 手 のしびれ 手 足 のこわばり 足 のしび れ 皮 膚 全 身 の 赤 い 斑 点 と 破 れやすい 水 ぶくれ( 水 疱 ) 赤 い 発 疹 中 央 にむくみをともなった 赤 い 斑 点 かさぶた 全 身 の 発 赤 皮 膚 がはがれおちる かゆみ 発 疹 あ おあざができる 皮 下 出 血 皮 膚 が 黄 色 くなる 筋 肉 筋 肉 のこわばり 筋 肉 の 痛 み 尿 尿 がでない 尿 量 が 減 る 尿 の 色 が 濃 くなる 尿 が 褐 色 になる 尿 が 赤 褐 色 になる 血 尿 その 他 陰 部 の 痛 み しびれ 判 断 力 の 低 下 出 血 が 止 まりに くい 時 間 や 場 所 がわからない 実 際 にはない 物 が 見 えたり 聞 こえたりするように 感 じる 根 拠 のない 思 い こみ 非 現 実 的 なことを 強 く 確 信 する この 薬 の 形 は? 販 売 名 トレリーフ 錠 25mg PTP シート 形 状 円 形 の 錠 剤 直 径 厚 さ 重 さ 色 6.6mm 3.1mm 104mg 淡 黄 色 - 5 -

識 別 コード DS024 この 薬 に 含 まれているのは? 販 売 名 有 効 成 分 添 加 物 トレリーフ 錠 25mg ゾニサミド 乳 糖 水 和 物 結 晶 セルロース 低 置 換 度 ヒドロキシプロピルセ ルロース ヒドロキシプロピルセルロース ステアリン 酸 マグ ネシウム 軽 質 無 水 ケイ 酸 ヒプロメロース マクロゴール 6000 酸 化 チタン タルク 黄 色 三 二 酸 化 鉄 その 他 この 薬 の 保 管 方 法 は? 直 射 日 光 と 湿 気 を 避 けて 室 温 (1~30 )で 保 管 してください 子 供 の 手 の 届 かないところに 保 管 してください 薬 が 残 ってしまったら? 絶 対 に 他 の 人 に 渡 してはいけません 余 った 場 合 は 処 分 の 方 法 について 薬 局 や 医 療 機 関 に 相 談 してください この 薬 についてのお 問 い 合 わせ 先 は? 症 状 使 用 方 法 副 作 用 などのより 詳 しい 質 問 がある 場 合 は 主 治 医 や 薬 剤 師 にお 尋 ねください 一 般 的 な 事 項 に 関 する 質 問 は 下 記 へお 問 い 合 わせください 製 造 販 売 会 社 : 大 日 本 住 友 製 薬 株 式 会 社 (http://www.ds-pharma.co.jp/) くすり 情 報 センター 電 話 番 号 :0120-885-736 受 付 時 間 :9 時 ~18 時 30 分 ( 土 日 祝 日 その 他 当 社 の 休 業 日 を 除 く) - 6 -