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電子カルテにシェーマは記載しない という回答が最も多く 32.7% となった 入力に手間がかかるので 外来中は時間がない 記載が面倒 といった理由がほとんどであった 本当は記載したいがやりかたがわからない という声もあった 書ける範囲でシェーマを記載している は 31.7% であった やはり紙カルテ

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<サマリー > 医師専門サイトMedPeer( メドピア ) に登録する医師 (7 万人以上 ) を対象に 医療事故によって刑事罰を受けることがあり得ることについて 不安に感じますか? という質問をしたところ 3,466 件の回答が寄せられた 不安がある という回答は 90.7% 医師のほとんどが医

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都道府県別 不足感 ランキング 危機的に不足 不足 どちらかと言えば不足 の合計が高い順 順位 都道府県 どちらかと危機的にどちらかと不足合計足りている言えば足り不足言えば不足ている 合計 わからない 回答数 1 福島県 33.3% 40.0% 13.3% 86.7% 2.2% 2.2% 4.4%

2009年8月17日

2017年度患者さん満足度調査結果(入院)

27 年度調査結果 ( 入院部門 ) 表 1 入院されている診療科についてお教えください 度数パーセント有効パーセント累積パーセント 有効 内科 循環器内科 神経内科 緩和ケア内科



医療連携ガイドライン改

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水光No49 最終.indd

診療所ごとの診療状況 一方 診療所では 外来診療を実施 と回答した診療所は 73 か所 (36.3%) 入院診療を実施 と回答した病院は 2 か所 (1.0%) となっており いずれも実施していない との回答が 124 か所 (61.7%) であった 診療所のてんかん診療実施状況 ( 有効回答数 =

糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性

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TOHOKU UNIVERSITY HOSPITAL 今回はすこし長文です このミニコラムを読んでいただいているみなさんにとって 救命救急センターは 文字どおり 命 を救うところ という印象が強いことと思います もちろん われわれ救急医と看護師は 患者さんの救命を第一に考え どんな絶望の状況でも 他

別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに

1508目次.indd

2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に

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Microsoft Word _アンケート集計書HP版 .docx

( 参考文献 2 より引用 ) 注意点であるが 参考文献 1 によると 測定の時期 マイコプラズマの既往が重要のようだ enzyme immunoassay (ELISA) tests for M. pneumoniae-specific IgM positive in up to 80% afte

2014 年 10 月 30 日放送 第 30 回日本臨床皮膚科医会② My favorite signs 9 ざらざらの皮膚 全身性溶血連鎖球菌感染症の皮膚症状 たじり皮膚科医院 院長 田尻 明彦 はじめに 全身性溶血連鎖球菌感染症は A 群β溶連菌が口蓋扁桃や皮膚に感染することにより 全 身にい

スライド 1

平成30年度 患者様満足度調査 【外 来】

2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にあります

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佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

Microsoft Word _発刊にあたって.doc

Q2 なぜ上記の疾患について服薬指導が大変だと思いますか インフル エンザ その場で吸入をしてもらったほうがいいけれど 時間がかかるのと 熱でぼーっ 一般内科門前薬局 としていると 理解が薄い 患者さんの状態が良くないことが多い上に 吸入薬を中心に 指導が煩雑である から 小児科門前薬局 吸入薬の手

PowerPoint プレゼンテーション

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症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

訪問審査当日の進行表 審査体制区分 1: 主機能のみ < 訪問 2 日目 > 時間 内容 8:50~9:00 10 分程度休憩を入れる可能性があります 9:00~10:30 薬剤部門 臨床検査部門 画像診断部門 地域医療連携室 相談室 リハビリテーション部門 医療機器管理部門 中央滅菌材料部門 =

2005年 vol.17-2/1     目次・広告

豊川市民病院 バースセンターのご案内 バースセンターとは 豊川市民病院にあるバースセンターとは 医療設備のある病院内でのお産と 助産所のような自然なお産という 両方の良さを兼ね備えたお産のシステムです 部屋は バストイレ付きの畳敷きの部屋で 産後はご家族で過ごすことができます 正常経過の妊婦さんを対

免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤

P01-16

情報提供の例

資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

免疫学的検査 >> 5E. 感染症 ( 非ウイルス ) 関連検査 >> 5E106. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤

Microsoft PowerPoint - gennjyou.ppt [互換モード]

(3) 共通事項 原則, 調査対象期間における全ての患者を対象とする ただし, 以下の患者等についてはこの限りではない 1 記載を拒んだ患者及び患者家族 2 記載困難な患者及び患者家族 3 患者が記載困難であり, 患者家族がいない場合 評価は6 段階とし, :5 ほぼ :4 ふつう :3 少し :2

岸和田徳洲会病院 当院では以下の研究に協力し情報を提供しております この研究は 国が定めた指針に基づき 対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得るかわりに 研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開しています 研究結果は学会等で発表されることがありますが その際も個人を特定する情報は公表し

クリニカルパスの 普及・体制の現状と課題

検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 F 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 青 細 ) 血液 3 ml 血清 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 I 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( 茶色 )

名称未設定

Microsoft Word _ソリリス点滴静注300mg 同意説明文書 aHUS-ICF-1712.docx

CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の

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求人施設案内一覧.xlsx

Microsoft PowerPoint - 薬物療法専門薬剤師制度_症例サマリー例_HP掲載用.pptx

< 様式 > 個人情報ファイル簿 ( 単票 ) 個人情報ファイル簿番号 1 健診 MMG カテゴリー 以上患者リスト 東京城東病院放射線科症例研究及び追跡調査 1. 検査日. 健診番号. 患者番号健診センターでMMGを受診した方 MMG 結果票 ( 所在地 ) 東京都江東区亀戸 丁目 1

総合診療

Part 1 症状が強すぎて所見が取れないめまいをどうするか? 頭部 CT は中枢性めまいの検査に役立つか? 1 めまい診療が難しい理由は? MRI 感度は 50% 未満, さらには診断学が使えないから 3

耐性菌届出基準

目次 1. 地域医療連携パスとは 肝疾患医療連携パスの運用方法について... 3 (1) 特長 (2) 目的 (3) 対象症例 (4) 紹介基準 (5) 肝疾患医療連携パスの種類 (6) 運用 3. 肝疾患医療連携パス... 7 (1) 肝疾患診断医療連携パス ( 医療者用 : 様式

B型肝炎ウイルスのキャリアで免疫抑制・化学療法を受ける患者さんへ

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生活保護医療券 財務経理部医事室 受給者の確認 登録 1 住所 2 氏名 3 生年月日 4 公費番号 国立長寿医療研究センターで生活保護医療を受けた患者様 行政機関からの通知 ( 所在地 ) 愛知県大府市森岡町源吾 35 訂正及び利用停止について 他の法律又はこれに基づく命令の規定に

免疫学的検査 >> 5F. ウイルス感染症検査 >> 5F560. 検体採取 患者の検査前準備 検体採取のタイミング 記号 添加物 ( キャップ色等 ) 採取材料 採取量 測定材料 H 凝固促進剤 + 血清分離剤 ( ピンク ) 血液 6 ml 血清 検体ラベル ( 単項目オーダー時

川口工業総合病院 広報誌

2 位 混みに かない 感染 が強いので感染しないようにするのが 番 毎年ワクチン打ったのにかかったという がたくさんいる (30 代 般内科 ) 感染の機会が多ければ多いほど感染の可能性が上がるので 出歩かないのが 番だと思います (40 代 整形外科 スポーツ医学 ) 通勤電 や職場 込みなどで

スライド 1

2 院内処方 ( 入院外 投薬 ) 及び院外処方 ( 薬局調剤 ) における薬剤点数薬剤点数階級別件数の構成割合を入院外の投薬 ( 以下 院内処方 という ) 薬局調剤( 以下 院外処方 という ) 別にみると ともに 500 点未満 が最も多く それぞれ 67.0% 59.4% となっている また

インフルエンザ定点以外の医療機関用 ( 別記様式 1) インフルエンザに伴う異常な行動に関する調査のお願い インフルエンザ定点以外の医療機関用 インフルエンザ様疾患罹患時及び抗インフルエンザ薬使用時に見られた異常な行動が 医学的にも社会的にも問題になっており 2007 年より調査をお願いしております

針刺し切創発生時の対応

花粉症患者実態調査(平成28年度) 概要版

Q&A(最終)ホームページ公開用.xlsx

10_12A-20.pdf

蚊を介した感染経路以外にも 性交渉によって男性から女性 男性から男性に感染したと思われる症例も報告されていますが 症例の大半は蚊の刺咬による感染例であり 性交渉による感染例は全体のうちの一部であると考えられています しかし 回復から 2 ヵ月経過した患者の精液からもジカウイルスが検出されたという報告

学会名 : 日本免疫不全症研究会 アンケート 1 1. アンケート 2 に回答する疾患名 (1) X 連鎖無 γ グロブリン血症 (2) 慢性肉芽腫症 2. 移行期医療に取り組むしくみあり :1 年に1 回の幹事会で 毎年 discussion している また 地区ごとの地方会で 内科の先生方にいか

2)HBV の予防 (1)HBV ワクチンプログラム HBV のワクチンの接種歴がなく抗体価が低い職員は アレルギー等の接種するうえでの問題がない場合は HB ワクチンを接種することが推奨される HB ワクチンは 1 クールで 3 回 ( 初回 1 か月後 6 か月後 ) 接種する必要があり 病院の

通常の市中肺炎の原因菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌に加えて 誤嚥を考慮して口腔内連鎖球菌 嫌気性菌や腸管内のグラム陰性桿菌を考慮する必要があります また 緑膿菌や MRSA などの耐性菌も高齢者肺炎の患者ではしばしば検出されるため これらの菌をカバーするために広域の抗菌薬による治療が選択されるこ

IRB記録概要

PowerPoint プレゼンテーション

医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度

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今週前週今週前週 2/18~2/24 インフルエンザ ヘルパンギーナ 4 4 RS ウイルス感染症 流行性耳下腺炎 ( おたふくかぜ ) 7 4 咽頭結膜熱 急性出血性結膜炎 0 0 A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎 流行性角結膜炎 ( はやり目

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3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

地域医療連携部

Microsoft Word 年度シニア 呼吸器内科 2014.docx

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名古屋大学医学部附属病院診療申込書

脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡

シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを

Transcription:

医師 2,000 人超の調査結果を多数掲載中です https://www.facebook.com/medpeer 2013 年 8 月 1 日 メドピア株式会社 マイコプラズマ感染症診断における迅速診断キットの使用状況 について 半数以上はキットを使用していない 医師約 6 万人が参加する医師専用サイト MedPeer ( メドピア https://medpeer.jp/) を運営するメドピア 株式会社 < 東京都渋谷区 代表石見陽 ( 医師 )> は 会員医師を対象に マイコプラズマ感染症診断における 迅速診断キットの使用状況 についてのアンケートを実施し 以下のとおり 結果を取りまとめました 医師専門サイト MedPeer 調査結果 : マイコプラズマ感染症診断における迅速診断キットの使用状況 に ついて ( 総回答 :3,110 人 ) 順位 回答 回答数 ( 人 ) 占有率 1 使用していない 1,571 50.5% 2 使用しており参考にするが 他の検査も行っている 439 14.1% 3 使用しており 確定診断に使っている 177 5.7% 4 その他 ( マイコプラズマ抗体検査をしたことがない ) 923 29.7% 合計 3,110 100.0% サマリー : 医師専門サイトMedPeer( メドピア ) に登録する医師 (6 万人以上 ) を対象に マイコプラズマ感染症診断における迅速診断キットの使用状況 について質問をしたところ 3,110 件の回答が寄せられた 使用していない という回答は50.5% となった 使用経験がない 採用されていない という声が多い ペア血清で確認している 臨床所見等から疑われたらマクロライドを投与する というコメントもみられた 使用しており参考にするが 他の検査も行っている は14.1% かなり偽陽性が多い という理由で 臨床所見を合わせて判断 確定診断はペア血清で行う といった回答があった 使用しており 確定診断に使っている は5.7% にとどまった 費用も安く効果的な方法 小児感染 1

症のスクリーニングに使用している 診断時間が早くなり大変便利 といった意見がみられた 総合結果 回答コメント ( 回答一部を抜粋 ) 使用していない 1,571 件 臨床経過と 症状などをあわせて判断します (30 代 救急医療科 ) 症状 胸部 Xp 年齢から疑った場合 マクロライドを処方して経過をフォローするようにしており 確定診断のために抗体検査をしたことはないです ( 30 代 神経内科 ) ペア血清で行い 確定診断率を保つ方が後々問題になりにくいと思います (50 代 脳神経外科 ) 院内で採用しておりません その他の所見で診断しています (40 代 循環器内科 ) これまで使用したことはありません (50 代 呼吸器内科 ) 以前使用していましたが 偽陽性が多く止めました (40 代 呼吸器内科 ) 内科医ですが 症状とレントゲン写真のみで診断して 投薬するケースが多い (50 代 一般内科 ) 臨床所見等から疑われたらマクロライドを投与している ( 50 代 一般内科 ) 抗体価で判定している マイコ感染は臨床的に判断できるため迅速の必要はない (50 代 呼吸器内科 ) イムノカードは感度に問題あり PA 法 ( ペア血性 ) は結果が出るのに時間がかかり 臨牀には役に立たない LAMP 法を用いています (40 代 呼吸器内科 ) マイコプラズマの患者自体が少ないし 確定診断をつけての薬剤投与は救急としてコスト的に難しい ( 50 代 一般内科 ) 使用しており参考にするが 他の検査も行っている 439 件 画像検査や他の採血検査や周囲の環境などを考慮して判断しています(50 代 脳神経外科 ) かならず臨床情報を大事にしています ( 30 代 リウマチ科 ) 2

抗体検査では感度 特異度が低く参考にする程度 (50 代 一般内科 ) これがでたことがマイコプラズマ肺炎の統計上の増加につながっていると思います しかし かなり偽陽性が多い印象です (40 代 一般内科 ) 特に擬陽性が多いため 参考にはしますが 確定診断には適さないと思います (30 代 呼吸器内科 ) 全例を検査はしておりません 発熱が持続する場合や合併症がある場合には抗体価の経時的変化, IgM, LAMP 法などを組み合わせて診断しています (30 代 小児科 ) 参考までに使用しているが 陽性の場合は必ず PA 法も提出し 確定診断には PA 法を使用している (20 代 小児科 ) 100% 陽性となる検査ではない検査なのと 経過や病状とレントゲン写真所見で十分治療方針は決められるので 全く使用していないとは言いませんが 10 人に 1 人程度の使用と思います ( 40 代 循環器内科 ) 使用しており 確定診断に使っている 177 件 迅速で結果が出るため重宝しています (30 代 循環器内科 ) 迅速の為 抗生剤選択に非常に役立ってます (50 代 一般内科 ) スクリーニング的に使用しており, 陽性が出ればマイコプラズマとして抗菌薬を投与しています (50 代 一般内科 ) 費用も安く効果的な方法だと思います (30 代 産婦人科 ) 小児感染症のスクリーニングに使用しています (50 代 脳神経外科 ) あとは臨床症状で だいたい診断がつきます (40 代 一般内科 ) 疑って結果が陽性であれば マイコプラズマと判断しています (40 代 一般内科 ) 血清診断結果が出るころには患者は退院しているので 迅速キットを使用するが 完全には鵜呑みにできないという印象がある (50 代 一般内科 ) 救急外来で頻用されています ( 40 代 呼吸器外科 ) 偽陽性もあるでしょうが 初期治療は迅速検査に準じています (40 代 腎臓内科 透析 ) その他( マイコプラズマ抗体検査をしたことがない ) 923 件 今のところマイコプラズマを鑑別する必要がある症例がない ( 50 代 一般内科 ) 専門医へ紹介するようにしています (40 代 循環器内科 ) CT 画像診断でマイコプラズマを疑うことは多く そのうちの多くは内科で確定診断され 治療されている (60 代 放射線腫瘍科 ) 迅速キットの存在を知りませんでした ( 40 代 一般内科 ) 呼吸器内科に検査を含めての精査を依頼しています ( 30 代 消化器外科 ) 専門外ですので 検査したことはありません (50 代 麻酔科 ) 3

調査方法 期間 : 2013 年 6 月 28 日 ( 金 ) ~ 2013 年 7 月 4 日 ( 木 ) 有効回答 : 3,110 人 ( 回答者はすべて 医師専門サイトMedPeerに会員登録をする医師 ) 設問 : 医師専用サイト MedPeer 内の ポスティング調査 コーナーにおいて MedPeer 事務局 ( 運営 : メドピア株式会社 ) より 以下の質問を投げかけました 調査フォーム ( 設問文抜粋 ) 小児科医をしておりますが 日常診療の中でマイコプラズマ抗体検査について気になることがあります マイコプラズマ感染症の 急性期の確定診断には 肺炎マイコプラズマ核酸同定検査 (LAMP 法 ) を実施することが 望ましい ( 日本小児科学会 ) とされております LAMP 法は診断精度が高い検査法ですが費用の面で実施が難しいこと もあり 血清抗体検査のペア血清 (PA 法 ) で確定診断とすることも多いと思います 近年 迅速診断検査として IgM 抗体を測定する肺炎マイコプラズマ (Mp) 特異的 IgM 抗体迅速検出キット ( 商品名 : イ ムノカード ) がでてきましたが 偽陰性が多いなどの問題も指摘されています 日常の診療では レントゲン所見や血液検査などからどう見ても細菌性肺炎と思われる症例でも イムノカードが陽性 でマイコプラズマ肺炎の診断が出てしまっているものが多いように感じており イムノカード陽性で入院したところ PA 法のペア血清をとっても全く上昇していない ということも決して珍しくありません そこでマイコプラズマ感染症の診断についてお伺いします 皆さまは イムノカードを使用して 抗体検査を行っていますか? 以下の選択肢から当てはまるものをお選びいただき その理由をコメントにご記入ください 1. 使用しており 確定診断に使っている 2. 使用しており参考にするが 他の検査も行っている 3. 使用していない 4. その他 ( マイコプラズマ抗体検査をしたことがない ) 4

本件に関するお問い合わせ先 メドピア株式会社管理部 TEL:03-6805-0345 / e-mail:info@medpeer.co.jp 記事掲載に際してのお願い 医師専用サイト MedPeer 調べ であることの明記をお願い致します web 上での引用に際しましては https://medpeer.jp へのリンクをお願い致します MedPeer( メドピア ) とは - 2013 年 7 月末日時点 - MedPeer は メドピア株式会社が運営する 医師専用のインターネットサイトです (URL: https://medpeer.jp/) 会員医師同士による情報共有サービス 薬剤評価掲示板 や 特定疾患治療に関するエキスパート医師による情報提供 Meet the Experts (MTE) 有名臨床指定病院の所属医師参加のオンライン症例検討会 インタラクティブ ケース カンファレンス などを MedPeer 上に設け 臨床の決め手がみつかるサイト として 多くの医師に利用されています 現在の会員は 6 万人以上で 日本の医師の約 4 人に 1 人が利用するサービスです また 薬剤評価掲示板 では 約 1,700 の医療用医薬品に対して 25 万件以上の医師会員による処方実感 クチコミ評価が投稿されています 以上 5