Microsoft Word - ★0410 計画表紙.doc

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第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

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計画の今後の方向性

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

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神奈川県における高齢者を取り巻く状況 1 総人口の推移 ( 人口減少時代へ ) 本県における総人口は 平成 27 年度に約 915 万人となり その5 年後までには 人口のピークから人口減少時代へ入っていくことが予測されています 本県における総人口の推移 注 1 平成 22 年度までは 国勢調査によ


第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問


2 基本理念と基本目標 本市のまちづくりの指針である 第 2 次柳井市総合計画 は 平成 29 年 3 月に策定 されました この総合計画では すべての市民が健康で安心して暮らせる 人にやさ しいまちづくり を健康 福祉分野の基本目標に掲げ その実現を目指しています これは 高齢者も含めた全ての市民


高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

多賀町地域福祉活動計画案(概要版)

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項

第 2 章近江八幡市を取り巻く状況と今後の課題 1 データからみえる地域福祉の状況 1 人口の状況近江八幡市は 平成 22 年 3 月に旧近江八幡市と旧安土町が合併し 人口 8 万人を超える市となりました 旧市町の人口を合計した数値を見ると 平成 12 年から平成 22 年は横ばいで推移していますが

第3節 重点的な取り組み

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 日常生活に関する事項

第2章 調査結果の概要 3 食生活

平成30年版高齢社会白書(全体版)

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

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一人暮らし高齢者に関する意識調査結果 <概要版>2

Microsoft Word - ●【本編】おおた高齢者施策推進プラン180313 《最終校正》

平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2

=平成22年度調査結果の概要===============

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

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第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

板橋区版 AIP の構築に向けた取組に関する検討報告書 < 概要版 > 平成 28 年 2 月 板橋区

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

斉藤弥生 「高齢者の日常生活」

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

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「高齢者の日常生活に関する意識調査」結果(概要) 3

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このような団塊の世代が高齢期を迎えようとする中 高齢者も他の世代とともに地域を支えていくという考え方を基本として 団塊の世代を含む高齢者の活躍が期待されているところです 地域活動に関するアンケート ( 平成 20 年 3 月大阪市 ) によると 地域活動に 既に参加 または 今後参加したい と考えて

問 3 あなたの家族構成は ひとり暮らし世帯 7.5% 夫婦のみの世帯 29.3% 2 世代同居世帯 48.3% 3 世代同居世帯 13.3% 1.0% 0.6% 家族構成は 2 世代同居世帯 が 48.3% と最も比率が高く 以下 夫婦のみの世帯

平成17年度社会福祉法人多花楽会事業計画(案)

01 公的年金の受給状況

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

質問 1 敬老の日 のプレゼントについて (1) 贈る側への質問 敬老の日 にプレゼントを贈りますか? ( 回答数 :11,202 名 ) 敬老の日にプレゼント贈る予定の方は 83.7% となり 今年度実施した父の日に関するアンケート結果を約 25% 上回る結果となった 敬老の日 父の日 贈らない

相模原市住宅基本計画 概要版

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

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Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

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(2) 金沢市の世帯数の動向 350, , ,000 ( 人 世帯 ) ( 人 / 世帯 ) 世帯数 世帯人員 , , , , ,1

01 【北海道】

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子供・若者の意識に関する調査(平成28年度)

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問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を


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表紙

北見市総合計画.indd

(1) ほのぼのネット事業 目的事業内容経過方法と時期 担当係: 地域係 地域でサポートを必要としている人の発見 見守り 交流活動を 地域で暮らす住民自らが主体となって取り組む ほのぼのネット活動 の推進を通じて 住民の手による 福祉のまちづくり を展開します 1 ほのぼのネット班 28 班による見

自主調査レポート

満足度調査 単純集計結果

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念


このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

スライド 1

はじめに 国立社会保障 人口問題研究所の将来人口推計によれば 現在 わが国の4人に1人以上が高齢者 65歳以上の方 7人に1人 が75歳以上の方となっており 世界でも類を見ない超高齢社会 を迎えております 今後も 高齢化は着実に進むと予測されてお り 特にすべての団塊の世代の方が75歳以上に達する2

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青森県高齢者居住安定確保計画 ( 案 ) 平成年月 青森県

02世帯

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計画の概要 太田市地域福祉計画 太田市地域福祉活動計画とは? 太田市地域福祉計画市民のみなさまからご意見を伺いながら作成した 今後の地域福祉の方向性 将来像を示した太田市の計画です 太田市地域福祉活動計画社会福祉法人太田市社会福祉協議会が策定した 地域の社会福祉を推進するための具体的な活動計画です

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

Maru

西和賀町 高齢者実態調査結果報告書 平成 29 年 3 月 岩手県西和賀町

案 参考資料 1 健康長寿笑顔のまち 京都推進プラン ( 計画期間 : 平成 30 年 ~34 年度 ) 身体活動 運動分野抜粋案 1

「高齢者の健康に関する意識調査」結果(概要)1

定住意向で 今後も住み続けたい が過半数 ( 約 60%) を占めている 高齢者 障がい者対策で 身近なデイサービスの拡充 道路 公共施設のバリアフリー 相談窓口 等を求める意見が多い 子育て支援では 公園 保育所 児童館の整備 が多い 3) 周辺環境について より広い 地区単位の区分では以下のよう

マンション棟数密度 ( 東京 23 区比較 ) 千代田区中央区港区新宿区文京区台東区墨田区江東区品川区目黒区大田区世田谷区渋谷区中野区杉並区豊島区北区荒川区板橋区練馬区足立区葛飾区江戸川区

PowerPoint プレゼンテーション

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3 高齢者 介護保険を取り巻く現状 1 人口 高齢化率本市は高齢化率が 45% を超えており 本計画の最終年度である 2020( 平成 32) 年度には 高齢化率 48.0% 2025( 平成 37) 年度には高齢化率 49.7% まで増加することが推計されます また 2018( 平成 30) 年以

2 累計 収入階級別 各都市とも 概ね収入額が高いほども高い 特別区は 世帯収入階級別に見ると 他都市に比べてが特に高いとは言えない 階級では 大阪市が最もが高くなっている については 各都市とも世帯収入階級別の傾向は類似しているが 特別区と大阪市が 若干 多摩地域や横浜市よりも高い 東京都特別区

平成23年度 旭区区民意識調査

合計特殊出生率 : 15 歳から49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので 1 人の女性が生涯に生む子どもの数の平均に相当するとされる 図 2-1 総人口及び年少 老年人口割合の推移 図 2-2 合計特殊出生率の推移 -8-

厚生労働科学研究費補助金

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

Transcription:

第 3 章将来の姿 ( 平成 29 年の高齢者像 ) 横浜市の高齢者人口は 平成 29 年には93 万人と見込まれます これらの高齢者は 多様なニーズを持ち 地域とのつながり 生活状況の活発さ 経済状況などで二極化する傾向も見られます 介護を要する高齢者は平成 29 年には16 万 1 千人と予測され 地域や家族とのつながりが弱く 周辺住民とのネットワークを持たない高齢者が要介護状態になった場合のサービスのあり方が課題となります 一方 活発に活動する高齢者も数多くいることから これらの方々の活動を支援することにより 介護を必要とする高齢者の増加を抑制し 地域において介護の担い手となるなど 市民が主役となった高齢者福祉のシステムを作り上げることができる可能性を持っています 急速に増加する高齢者が 健康で生きがいを持って生活を続けることができるよう 長期的な視点による施策の検討を進めていくことが必要です 平成 29 年の横浜市の高齢者を取り巻く状況は... 1 増え続ける高齢者人口後期高齢者 (75 歳以上 ) 数の伸びが見込まれます 2 単身世帯の増加高齢夫婦のみの世帯の増加に伴い 単身 ( 一人暮らし ) 世帯の増加傾向が見られます 3 定住意向の強い高齢者住み慣れたところでの生活を継続する高齢者が増えつつあります 4 就業意欲や社会参加への意向年齢にかかわりなく働き続け 社会に関わろうとする機会が求められています 5 経済状況全国平均に比べて経済的に安定した生活を送る方が比較的多くみられます 6 倍増する要介護者数介護を必要とする高齢者が ますます増加します 34

1 増え続ける高齢者人口 横浜市の将来推計人口注 1 では 高齢者の増加傾向は今後も続き 平成 23 年 (2011 年 ) には 76 万人 ( 高齢化率 20.6%) いわゆる団塊の世代注 2 が高齢期を迎える平成 26 年 (2014 年 ) には高齢者数は86 万人 後期高齢者となる37 年 (2025 年 ) には100 万人 高齢化率は26.7% に達し 特に75 歳以上の高齢者数の増加が見込まれます 注 1:2005 年 ( 平成 17 年 ) 国勢調査を基準として将来値を推計したものです 注 2: 昭和 22 年 (1947 年 )~24 年 (1949 年 ) 生まれの世代 横浜市の人口の推移 ( 万人 ) 100 前期高齢者 後期高齢者 93 万人 100 万人 80 60 40 20 0 平成 21 年 22 年 23 年 平成 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 平成 29 年 30 年 31 年 32 年 33 年 34 年 35 年 36 年 平成 37 年 (2012 年 ) (2017 年 ) (2025 年 ) 各年 10 月 1 日現在 第 5 期第 6 期 平成 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 平成 29 年 平成 37 年 総人口 366 万人 368 万人 369 万人 370 万人 371 万人 372 万人 374 万人 374 万人 高齢者人口 73 万人 74 万人 76 万人 79 万人 83 万人 86 万人 93 万人 100 万人 指数 < 100.0 > < 101.4 > < 104.1 > < 108.2 > < 113.7 > < 117.8 > < 127.4 > < 137.0 > 高齢化率 19.9% 20.1% 20.6% 21.4% 22.4% 23.1% 24.9% 26.7% 75 歳以上の人口指数 31 万人 < 100.0 > 33 万人 < 106.5 > 35 万人 < 112.9 > 37 万人 < 119.4 > 39 万人 < 125.8 > 40 万人 < 129.0 > 46 万人 < 148.4 > 61 万人 < 196.8 > 後期高齢者の割合 42.5% 44.6% 46.1% 46.8% 47.0% 46.5% 49.5% 61.0% 注 : 横浜市の将来推計人口に基づく 内の指数は 平成 21 年を 100 とした指数 35

2 単身世帯の増加 ( 高齢者のいる世帯の状況 ) 平成 2 年から平成 22 年までの20 年間で 横浜市の高齢夫婦のみ世帯は3.3 倍に 高齢単身世帯は4.2 倍に増加しています この結果 平成 22 年には 全世帯の31.0% 約 3 世帯に1 世帯が高齢者のいる世帯となっており そのうち高齢単身世帯は27.1% となっています この傾向はさらに強まっていくものと考えられます 高齢親族のいる世帯の家族類型別の推移 ( 平成 2 年 ~22 年 ) 平成 2 年 7 年 12 年 17 年 22 年 一般世帯数 A < 指数 > 1,149,740 < 100.0 > 1,251,392 < 108.8 > 1,353,526 < 117.7 > 1,443,350 < 125.5 > 1,573,882 < 136.9 > 高齢親族のいる世帯数 B 206,125 263,687 336,993 410,830 487,666 < 指数 > < 100.0 > < 127.9 > < 163.5 > < 199.3 > < 236.6 > B/A の割合 17.9% 21.1% 24.9% 28.5% 31.0% 高齢夫婦 < 指数 > 45,941 < 100.0 > 68,493 < 149.1 > 96,440 < 209.9 > 124,331 < 270.6 > 151,036 < 328.8 > 単身世帯 C 31,262 47,448 73,990 97,621 132,016 < 指数 > < 100.0 > < 151.8 > < 236.7 > < 312.3 > < 422.3 > C/B の割合 15.2% 18.0% 22.0% 23.8% 27.1% 注 : 一般世帯 とは 施設等の世帯 と区別され 住居と生計を共にしている人々の集まりまたは一戸をかまえて住んでいる単身者をいう その他 上記の世帯と住居を共にし 生計は別の単身者 会社 官公庁などの独身寮などに居住する単身者を含む資料 : 国勢調査 高齢単身世帯の推移 200,000 180,000 160,000 140,000 85 歳以上 75 歳 ~84 歳 65 歳 ~74 歳 21,867 31,072 40,435 120,000 14,476 100,000 80,000 60,000 37,611 9,577 51,900 64,514 76,557 89,678 40,000 20,000 50,433 59,134 67,889 66,855 58,193 0 平成 17 平成 22 平成 27 平成 32 平成 37 注 : 将来推計人口に基づく 高齢単身世帯の推移 36

3 定住意向の強い高齢者 ( 居住年数 ) 横浜市は高度成長期以降の社会移動による流入者が多く 22 年度高齢者実態調査で は 高齢者のうち 居住年数 10 年未満 の方の割合が10.7% の一方 20 年以上 の方が 76.1% と高くなっています 19 年度以降の横浜市民意識調査では 住み続ける と たぶん住み続ける と合わせた定住意向は増加傾向となっており 特に高齢者の割合が高くなっています また 希望する移転先の意向も 同じ区内 と 横浜市内 をあわせると 4 割半ばで 住み慣れた地域で安心して住み続けることができるよう 地域とのかかわり方や地域で支えあう仕組みづくりがより一層求められます 高齢者の居住年数 平成 19 年実態調査 平成 22 年実態調査 人数 割合 (%) 人数 割合 (%) 小計 (%) 総数 2,529 100 2,524 100 5 年未満 223 8.8 118 4.7 10 年未満 5 年以上 10 年未満 190 7.5 152 6.0 10.7% 10 年以上 15 年未満 213 8.4 180 7.1 15 年以上 20 年未満 175 6.9 115 4.6 20 年以上 30 年未満 545 21.6 423 16.8 20 年以上 30 年以上 1,145 45.3 1,496 59.3 76.1% 無回答 38 1.5 40 1.6 資料 : 平成 19 年 22 年横浜市高齢者実態調査 ( 高齢者一般調査 ) 平成 19 年度 全体 N=3,698 住み続ける 37.3 現住地定住意向 ( 年齢別 ) たぶん住み続けるわからない 31.5 12.8 たぶん移転する移転する 12.5 5.9 定住意向 ( 計 ) 68.7% 平成 23 年度 全体 N=2,163 35.8 31.2 13.4 12.9 6.6 無回答 0.2 67.0% 平成 19 年度 60 代 n=607 平成 23 年度 60 代 n=414 平成 19 年度 70 歳以上 n=560 平成 23 年度 70 歳以上 n=404 45.2 54.0 66.1 72.9 34.5 28.3 23.5 10.1 19.8 注 : 定住意向 とは 住み続ける と たぶん住み続ける を足し合わせたもの資料 : 平成 19 年 23 年横浜市市民意識調査 11.7 6.3 5.4 4.1 3.9 1.8 4.3 0.5 2.5 4.5 無回答 0.5 0.0 82.4% 79.7% 92.7 % 89.6% 37

将来の高齢者像を探るため 団塊の世代の方が 75 歳以上となる 今から概ね 14 年後の平 成 37 年の 将来の横浜市のイメージ 暮らしやすさ 居住地 暮し向き 生活スタイルなど に関して 市内の団塊の世代の方を中心にしたアンケート調査を実施しました これらの回答から代表的なものを掲載します なお 個人情報の保護などの観点から原文を一部修正しています ( 回答者数 893) 団塊の世代を中心にしたアンケート調査 1 平成 37 年頃の住まいや暮らし方のイメージ 住まいに関するイメージ Q どこに住んでいると思いますか 回答者 割合 (%) 現在と同じ場所で暮らしている 639 71.6 同じ場所ではないが 横浜市内で暮らしている 127 14.2 横浜市以外に転居して暮らしている ( 海外を含む ) 102 11.4 その他 25 2.8 その他の例 現在の家を子どもに譲り 地方の実家に住み 両方を行き来する 低価格の賃貸住宅 生まれ故郷と横浜と半々が目標 低価格の賃貸住宅 Q どのような住まいに住んでいると思いますか 回答者 割合 (%) 現在の住まいに住み続けている 632 70.8 バリアフリー化された利便性の高い住まいに引っ越している 124 13.9 有料老人ホームなど 介護も受けられる住まい ( ケア付住宅 ) に引っ越している 60 6.7 その他 77 8.6 その他の例 地方の実家に暮らしている 生まれ故郷の田舎でのんびり暮らしている 低価格の賃貸住宅 公共のケア付住宅に住みたいのが理想 今より家賃の安い環境の悪い家に住んでいる 土地 物価が安い地域に移り住む 市営住宅にでも当選したら夫婦 2 人細々と暮らしている 今の家は広すぎるので 狭いマンションに引っ越していると思う 緑の多い もっと環境的 ( 物価なども含む ) に良い場所に引っ越している 暮らし方のイメージ Q 誰と暮らしていると思いますか 回答者 割合 (%) 一人で暮らしている 176 19.7 配偶者と二人で暮らしている 583 65.3 子どもの家族と同居している 79 8.8 配偶者や子ども以外の身内 親戚と同居している 14 1.6 気のあった友人など身内以外の人と暮らしている 12 1.3 その他 29 3.2 その他の例 配偶者と子どもと同居している 配偶者やその兄弟家族など 親戚でも友人でも気の合った人と暮したい 38

4 就業意欲や社会参加への意向 ( 就労や社会活動の状況 ) (P.9~10 の図表参照 ) 横浜市の高齢者の就労比率は 22.4% となっており 前期高齢者 (65 歳 ~74 歳 ) では 3 割 近くとなっています (29.6%) 一方 健康 スポーツ活動をはじめ 環境美化活動や地域 の安全に関する活動への関心は比較的高く また 多くのNPOが活動しています 今後も高齢者の活動はますます活発化していくことが予想されますが 何らかの地域活動に参加している割合は44.8% と 前回 ( 平成 19 年調査 ) の割合 (41.2%) よりやや増加しましたが 16 年調査時は43.1% であったことから 今後も同程度の割合で推移すると考えています 今後 高齢者自身が年齢にとらわれずに経験や能力を活かしながら 地域や社会で活躍できる環境づくりがますます重要になると思われます 5 経済状況 横浜市の高齢者がいる世帯の年間収入の分布をみると 400 万円以上が35.1% と全国平均 22.1% を大きく上回っています 貯蓄額の分布をみると 300 万円未満が14.2% と全国平均 22.5% を下回る結果となっています 高齢者がいる世帯の年間収入の分布 ( 全世帯 高齢者世帯 : 全国 横浜市 ) 100 万円 ~200 万円未満 200 万円 ~300 万円未満 300 万円 ~400 万円未満 400 万円 ~500 万円未満 500 万円 ~600 万円未満 600 万円 ~700 万円未満 700 万円 ~800 万円未満 800 万円 ~900 万円未満 900 万円 ~1,000 万円未満 区分 100 万円未満 1,000 万円以上 全国 高齢者 13.1% 24.7% 22.2% 18.1% 9.7% 4.6% 2.6% 1.3% 1.0% 0.7% 2.2% 世帯 横浜市 高齢者 3.1% 9.6% 19.0% 22.3% 11.1% 7.2% 4.2% 3.4% 1.9% 1.8% 5.5% 世帯 全国全世帯 5.9% 12.7% 13.5% 13.1% 11.2% 9.4% 7.5% 6.1% 5.1% 3.7% 12.0% 資料 : 平成 22 年国民生活基礎調査横浜市分は平成 22 年度横浜市高齢者実態調査 ( 無回答 11.0%) 高齢者がいる世帯の貯蓄額の分布 ( 全世帯 高齢者世帯 : 全国 横浜市 ) 300 万円未満 300 万円 ~ 700 万円未満 700 万円 ~ 1,000 万円未満 1,000 万円 ~ 1,500 万円未満 1,500 万円 ~ 2,000 万円未満 区分全国高齢者世帯横浜市高齢者世帯全国全世帯資料 : 平成 22 年国民生活基礎調査 ( 貯蓄あり不祥 6.8% 貯蓄がない 11.1% 無回答 4.4%) 横浜市分は平成 22 年度横浜市高齢者実態調査 ( わからない 無回答 29.8%) 2,000 万円 ~ 3,000 万円未満 3,000 万円以上 22.5% 16.8% 6.1% 9.4% 5.2% 7.3% 10.2% 14.2% 11.7% 7.3% 8.6% 8.0% 7.3% 13.1% 25.3% 18.8% 6.5% 9.1% 4.1% 6.6% 8.9% 39

団塊の世代を中心にしたアンケート調査 2 平成 37 年頃の活動のイメージ 地域の人たちと健康を意識して ストレッチなどを月 2 回行っている活動は長く続けていきたい 今は元気なので 気の合った人たちとホームパーテイーを月 1 回行っているが 続けていきたい 地域の希望者を募り週に一度 古典文学 ( 源氏物語 ) の勉強会を行なったり 週に一度パッチワークのサークル活動を行っている 気の合う友人と月 1 回ぐらいのゴルフと孫の成長を楽しみながらの生活 孫と孫の友達に野球を教えて地域活動をしている 自転車仲間や地域の人々と週 1 回程度 自転車ツーリングをしている 地域の同世代の人とともに 地域活動としてのボランティアを週 1 回程度行っている 現在の就業先で週 2 日程度就業していたい 趣味の家庭菜園をやはり週 1 回程度楽しみたい 趣味の山登りはそろそろリタイアする時期で その頃には別の趣味を探す必要がある デイサービスに参加し地域の人達と過ごしている 地域内のみならず 近隣の町も含めた同趣味のサークル集まりなどがあれば良い 地域活動は月 1 回程度 夫婦共に参加できる程度 地域の人と 文化的なことについて 教えたり 教わったりする活動をしている それぞれ 隔週 1 回程度ずつの頻度で ボランティアではなく どの活動も収入を伴ってしたい 習うものには支払い 簡単な仕事でも収入とならないならしない 地域ではなく もっとフィールドで沢山の知り合いとともに英語を習いたい 就業については 現在の事業をバランスよく行っていたい 近くの仲間と続けているテニスを楽しんで交流を深めたい また 経済的に余裕があれば 夫婦で国内を旅行したい 自分の住む町で夫婦仲良く暮らしたい 地域のサークルや集まりにも出て友人を増やしたい 趣味の庭いじり 地域の友人 気の合う友達 姉妹と旅行 観劇に行く 地域に気の合う友人はいない 地域介護ボランティアとしてほぼ毎日活動している 同じキャリアを持つ人たち ( 日本語講師 ) と 地域の外国人を対象に日本語教育の活動を週に 1 回ほど行っている また 講師たちとの勉強会を月に 1 回ほど行っている 地域の気の合う友人たちと旅行 健康であれば 自分の出来る範囲で就業 ( パートタイムでも ) している できれば夫婦で 生活をしながら趣味の旅行や少しの仕事を出来ることを思っている 就業はしていないが 何らかの社会参加をしており 子供や孫 友人との交流を行っている 地域で家庭菜園をやっていると思う 地域の適度な付き合いと 自動化されて便利になっている住環境システム 医療システムに助けられ年齢に応じた社会貢献が出来ている 地域のコミュニティ ( 社交ダンスなど ) に属し 同じくらいの年齢の仲間を見つけ 楽しく過ごす 夫と一緒に飼い犬の散歩に出かけ 近所を 1 日 30 分ほど歩く 地域のためにゴミのクリーン活動等 体を動かしながら 少しでも地域に貢献したい お互いにより良い地域作りを目指し積極的にサークル活動やボランティア活動に参加する 家族 仲間と 地域の人達と楽しく暮らしたい 配偶者と一緒に趣味のバードウォッチングを楽しみ 鳥を求めてあちらこちらへの旅行をしている 地域活動に関しては良く判らない コーラスの趣味で 現在も行っている老人ホームへの訪問も実行しているのではないかと思う 就業はその時点ではしていない 音楽の趣味があう方々とコンサートなどに出かける楽しみがもてたら良いです 身体機能に合わせた就業があれば 一番うれしい 状況が許されれば仕事をしていたい 就業していなければ 地域の友人とおしゃべりをしたり 音楽を聴いたり 映画を見たりなど 地域ぐるみの幅広い交流を深めたい 40

6 倍増する要介護者数 (1) 要介護認定者数 ( 万人 ) 20 平成 29 年 (2017 年 ) には 要介護認定者数は 16 万 5 千人と 平成 21 年 (2009 年 ) の約 1.5 倍になり 高齢者の約 5 人に1 人が介護を要する状態となると見込まれます また 認定出現率が同様に推移したと仮定した場合 平成 37 年 (2025 年 ) の認定者数は 平成 21 年の約 2 倍 21 万 5 千人となる見込みです このため 要介護状態とならないための健康づくりや介護予防の取組が重要となっています 要介護認定者数推移 (24 年以降は推計 ) 21.5 <193.2> 各年 10 月 1 日現在 要介護 5 15 10 11.1 <100.0> 11.6 <104.2> 13.0 12.2 <116.6> <109.9> 13.7 <122.9> 14.3 <128.9> 16.5 <148.2> 要介護 4 要介護 3 要介護 2 要介護 1 5 要支援 2 0 平成 22 年 23 年 平成 25 年 26 年 平成 平成 21 年 24 年 (2012 年 ) 29 年 (2017 年 ) 37 年 (2025 年 ) 注 : 各年 10 月 1 日現在 < > 内の数字は 21 年を100とした指数 要支援 1 (2) 要支援 要介護者の生活状況 (P.8 P.32の図表参照 ) 介護が必要な高齢者の2 割が日中独居で 要支援の高齢者に比較的多く見られ 介護予防の観点からも自立した生活が継続するよう支援が必要と考えられます 一方 要介護で介護保険サービスを受けている高齢者の7 割は 在宅での生活を継続したい意向があり 身近な地域で生活を継続できる地域包括ケアシステムの充実が重要となっています 41

高齢者を取り巻く状況 急速に進む高齢化 高齢者人口 76 万人 (H23) 93 万人 (H29) 100 万人 (H37) 高齢化率 20.6% (H23) 24.9% (H29) 26.7% (H37) 注 : 横浜市の将来人口推計に基づく 一人暮らし 高齢夫婦のみ世帯の増加 一人暮らし高齢者 13.2 万人 (H22) 15 万人 (H27) 19 万人 (H37) 高齢夫婦のみ 15.1 万世帯 (H22) 19 万世帯 (H27) 21 万人 (H37) 認定者数の増加 認定者数 12.2 万人 (H23) 16.5 万人 (H29) 21.5 万人 (H37) 就業意欲や社会参加への意向の高まり 明るい元気な高齢社会を築きます 高齢者 ( 市民 ) 自ら健康づくり 介護予防に取り組みます 知識や経験をいかし 生きがいをもって生活を送ります 社会の担い手として積極的に地域活動等へ参加します 地域での様々な団体が連携して 地域での支えあい活動を進めます 横浜市 ( 行政 ) 身近な地域に相談窓口 ( 地域包括支援センター ) を設置します 健康づくり 介護予防に関する意識の向上や知識 技術の普及を図ります 公的サービスの提供や 民間のサービス 市民活動等の基盤整備を進めます 介護 福祉人材を育成します 協働 連携 市民活動団体 事業者等 市民活動団体 ボランティア NPO 社会福祉法人 事業者等 それぞれの特性をいかした介護保険ほかの福祉保健サービス等を提供します 相互の連携を強化し よりよいサービスを提供します 42

将来の横浜市では 市民 市民活動団体 福祉保健サービス事業者等 そして行政がそれぞれの特性を生かしながら連携 協力し 高齢者の保健福祉等の充実に取り組んでいます そして 1 高齢者一人ひとりが 自ら健康の保持増進に取り組み その人らしく自立した生活を送り 2 また 介護が必要になっても 様々なサービスを利用しながら 住み慣れた地域で安心して快適な生活を送れる 高齢者一人ひとりが自分らしく生活できる そんな街づくりが進んでいます 様々なサービスを切れ目なく利用できる街 高齢者一人ひとりが どのような心身の状態であっても 尊厳を保ち その人らしく自立した生活を送っています 介護が必要になっても 医療を含めた様々なサービスを利用しながら 24 時間 365 日 安心して快適な生活を送れる環境づくりが進んでいます 身近なところに相談窓口があり 自分に合った必要なサービスや支援 ( 生活支援 見守り ) を受けています 健康は自らつくるもの 健やかで充実した生涯を送れるように 健康づくり 介護予防に取り組んでいます 今までの知識や経験をいかして 生きがいを持った生活を送っています 社会の担い手として 地域の中で互いに助け合い 支え合っています 43