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1 / 10 vlookup(true の場合 ) 奨励金比較表の作成 < 処理条件 > の 5. に < 出力形式 2> のような奨励金比較表を作成しなさい とあるので 作成した 2 つの表の下に < 出力形式 2> を見ながら 入力していきます 1. まず A25 をクリックします 2. 奨励金

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(7) 表示されている [ オートフィルオプション ] をクリックして [ 書式なしコピ ー ] をクリックします (8)[ 評価 1] の結果が表示されます [ 評価 2] の列には [ 売上数量 ] が 1500 以上であれば 1000 以上であれば そ うでなければ と表示されるようにしてくだ

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2 / 25 複数ソフトの組み合わせ テキストファイルを Excel で開く テキスト形式 (.txt) で保存したファイルを Excel で利用しましょう 第 14 講で保存した west.txt を Excel で開きます 1. Excel を起動します 2. [Office ボタ

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1. エクセルの起動 エクセルを起動して 空白のブックを開きましょう 2. 文字入力 次のように文字を入力します セル A1 1 セル B1 月のスケジュール セル A3 日 セル B3 曜日 セル C3 祝祭日 セル D3 午前 セル D4 時刻 セル G4 予定 セル A5 2016/1/1 セ

第10回

Transcription:

情報リテラシー演習 第 4 週 Excel の使い方 1

Excel の使い方 一応シラバスでは 今週 セル入力の基本操作 数式の記述法 よく利用される関数 範囲指定とグラフの描画 表とグラフの作成演習 来週 IF 関数を用いた判定と表示 その他の関数 判定表の作成演習 ヒストグラムの作成演習 再来週 並び替えとオートフィルタ グラフ表示の編集 クロス集計 上記機能の演習

Excel 資料 003 表計算 (Spread Sheet) 計算結果の自動更新 グラフの作成 作表も得意 でも本来の目的とは少し違うかも? 資料 004 付録 001

Excel2013 の画面構成 Excel 特有の部分 ブック名 (=Excel のファイル名 ) 関数ボタン 注目セル内容 数式バー 全選択ボタン アクティブセル アクティブセル名 A1 なら A 列の 1 行目 列見出し 行見出し ワークシート選択タブ ワークシート作成ボタン

基本操作 移動 ( 以下のいずれか ) セルをクリック カーソルキーまたは以下の操作 Shift+Enter Shift+Tab Tab Enter 編集 ( 以下のいずれか ) セルをダブルクリック F2

セルの選択 (1/2) 単一セル セルをクリック 複数セル セルをドラッグ 単一行または列 見出しをクリック 複数行または列 見出しをドラッグ

セルの選択 (2/2) 追加選択 Ctrl を押したまま各種選択動作

入力 先頭の 0 が数値だと消える 数値 ( 標準で右揃え ) 数字のみで構成される 123 とか 文字列 ( 標準で左揃え ) 数字以外で始まる abcd とか あいうえお とか 候補 1 とか 表示形式が 文字列 ' で始まる '123 とか シングルクォーテーション 先頭の 0 が文字列なら消えない

入力 数式 ( 自動的に計算してくれる ) = ではじめる 計算 =1+2-3*4/5 とか セルの参照 =A1+B1 とか 配列数式 数式入力時に Ctrl + Shift + Enter { } で数式が囲まれる この例は関数を用いた行列の転置

演算子の優先順位 優先順位高 かっこ ( ~ ) 参照演算子 : ( コロン ) ( スペース 1 つ ), ( カンマ ) 負の値 - ( マイナス ) パーセンテージ % べき乗 ^ 乗除算 * / 加減算 + - 文字列の結合 連結 & 比較演算子 = <> < > <= >= 優先順位低 数式の概要 を参照

参照の書式 ( 同一シート ) セル番地 例 列と行の見出しを続けて読む =A1 A1 A 列の1 行目 B2 B 列の2 行目 セル番地 数式の一部として入力

参照の書式 ( 同一ブックの他のシート ) 構成要素 例 ワークシート名 セル番地 =Sheet2!A1 シート名とセル番地の間は! で区切る ワークシート名 セル番地 数式の一部として入力

参照の書式 ( 開いている他のブック ) 構成要素 例 ブックのファイル名 ワークシート名 セル番地 ブックのファイル名は [~] で囲む シート名とセル番地の間は! で区切る =[ サンプル.xlsx]Sheet1!A1 数式の一部として入力 ブックのファイル名拡張子必要 ワークシート名 セル番地

参照の書式 ( 閉じている他のブック ) 構成要素 ブックのパス ブックのファイル名 ワークシート名 セル番地 サンプル.xlsx シート名とセル番地の間は! で区切る 例 パス名 ファイル名 シート名は '~' ( シングルクォーテーション ) で囲む ブックのファイル名は [~] で囲む ='C: Users YU Desktop [ サンプル.xlsx]Sheet1'!A1 数式の一部として入力 ブックの絶対パス ブックのファイル名拡張子必要 ワークシート名 セル番地

パス (PATH) とは? ファイルの位置関係の表記方法 ドライブ フォルダ ファイルの入れ子構造を (= パス区切り ) で繋げて書き表す 例 : C: ユーザー kou デスクトップ 掛算九九.xlsx パスの root (= 根っ子 ) を起点に書き表すのが絶対パス Windows の場合 パスの root はドライブ名

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作業フォルダと相対パス 作業フォルダ C: ユーザー kou デスクトップ このフォルダ内で作業している 作業フォルダを起点に書き表すのが相対パス. は現在のフォルダ.. は親フォルダを意味する.. マイピクチャ sample.png

作業フォルダと相対パス 作業フォルダ C: ユーザー kou デスクトップ このフォルダ内で作業している 作業フォルダを起点に書き表すのが相対パス. は現在のフォルダ.. は親フォルダを意味する.. マイピクチャ sample.png

同じ意味のパス 相対関係が同じなら同じパス 例えば作業フォルダが C: ユーザー kou デスクトップ の時以下のようなパスはすべて同じ意味になる C: ユーザー kou マイピクチャ sample.png.. マイピクチャ sample.png... マイピクチャ sample.png.. マイピクチャ. sample.png.. デスクトップ.. マイピクチャ sample.png

相対参照 記入したセルとの相対位置を意味する A1 のように列名 行番号を並べる A B 1 2 =A1 2 行目に対する 1 行目は 1 つ上の行 B 列に対する A 列は 1 つ左の列

絶対参照 ワークシート原点からの絶対位置を意味する $A$1 のように列名 行番号の前に $ を付ける $A はシートの 1 列目 A B 1 $1 は 2 =$A$1 シートの1 行目

コピー & ペースト時の位置関係 相対参照では数式セルと参照セルの位置関係が維持されている 絶対参照ではワークシートと参照セルの位置関係が維持されている

相対参照と絶対参照 (1/4) 相対参照をコピー & ペーストまたはオートフィルすると 行列ともに参照位置が自動的にずれる

相対参照と絶対参照 (2/4) $ を付けると絶対参照 行のみに付けると 行が固定される 行は絶対参照 列は相対参照 ( 複合参照 )

相対参照と絶対参照 (3/4) $ を付けると絶対参照 列のみに付けると 列が固定される 行は相対参照 列は絶対参照 ( 複合参照 )

相対参照と絶対参照 (4/4) $ を付けると絶対参照 行列ともに付けると 完全に固定される 絶対参照

絶対 ~ と相対 ~ 何かを参照する際にどこを起点とするか? 絶対パス 絶対参照 原点を起点にして考える パスのルート (root: 根っ子 ) ワークシートの原点 ( 左上 ) 相対パス 相対参照 注目している物を起点にして考える 作業フォルダ アクティブセル

オートフィル (1/2) 連続値の自動生成 セルの右下 フィルハンドル ドラッグ アイコンから メニュー出して 連続データ

オートフィル (2/2) 連続値を選択して フィルハンドル ドラッグ 繰り返しは セルのコピー

掛算九九の表 (1/13) 行の値を縦にオートフィルして作成 (A2~A10) 列の値を横にオートフィルして作成 (B1~J1)

掛算九九の表 (2/13) B2 セルに値を参照した数式 =A2*B1 を入力 計算結果が表示される

掛算九九の表 (3/13) 縦にオートフィルしてみると 相対参照のため参照先が自動的にずれる リボンから 数式 数式の表示 で確認

掛算九九の表 (4/13) A 列と 1 行は固定したいから $ で絶対参照 B2 セルに =$A2*B$1 と入力 縦にオートフィルすると 1 の列が完成

掛算九九の表 (5/13) そのまま横にオートフィルすると 掛算九九が完成

掛算九九の表 (6/13) 列見出しを A~J までドラッグして選択 右クリックでポップアップメニューを出し 列の幅 4 と入力 選択範囲の列幅が一括で変更される

掛算九九の表 (7/13) 九九全体を選択し ホーム 罫線 格子 外枠太罫線 の順に適用 2 1

掛算九九の表 (8/13) 見出し部分にも 外枠太罫線 を適用 ワークシート名をダブルクリックし 名前を変更する

掛算九九の表 (9/13) 不要なシート (Sheet2, Sheet3) がある場合 右クリックでポップアップ出して 削除

掛算九九の表 (10/13) ファイルタブから 印刷 でプレビュー プレービュー中のページ番号 プレービューの拡縮

掛算九九の表 (11/13) ページ設定 から ヘッダ / フッタ ヘッダにシート名を表示させてみる

掛算九九の表 (12/13) ページ設定 余白 で余白の調整 ページ中央 で中央配置

掛算九九の表 (13/13) 印刷プレビューを閉じる 名前を付けて保存 デスクトップへ 掛算九九 以上 資料 001 を参照

Excel から Word への貼り付け Excel で コピー Word で 貼り付け ドラッグで範囲選択してからコピー 形式を選択して貼り付け した場合

貼り付け方法 貼り付け 元ファイルとは別の複製 元の書式を保持貼り付け先のスタイルを使用 リンク貼り付け 元ファイルを参照 ( 変更に同期 ) リンク ( 元の書式を保持 ) リンク ( 貼り付け先のスタイルを使用 ) テキストのみ保持 図

OLE (Object Linking and Embedding) 異なるアプリケーション間でオブジェクトのリンクや埋め込みを行う仕組み Microsoft Excel ワークシートオブジェクト 形式の場合はこの仕組みを用いて貼り付けが行われている Wikipedia / Object Linking and Embedding http://ja.wikipedia.org/wiki/object_linking_and_embedding MFC の OLE http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/df267wkc.aspx

Microsoft Excel ワークシートオブジェクト 形式の貼り付け (1/4) Excel のブック ( ファイル ) を Word へ Drag&Drop コピーが挿入される Microsoft Excel ワークシートオブジェクト 形式

Microsoft Excel ワークシートオブジェ 別の方法 クト 形式の貼り付け (2/4) 貼り付け 形式を選択して貼り付け Microsoft Excel ワークシートオブジェクト ドラッグで範囲選択してからコピー

Microsoft Excel ワークシートオブジェクト 形式の貼り付け (3/4) ワークシートオブジェクトとして挿入した場合 ダブルクリックで編集可能 リンク貼り付け だと元ファイルが編集される リボンが Excel のものに 適当にワークシート外をクリックすると元に戻る 表をダブルクリック

Microsoft Excel ワークシートオブジェ クト 形式の貼り付け (4/4) ワークシートオブジェクト の編集と開く 編集 だと Word 内で操作 右クリック 開く だと元のアプリで操作

Excel に残る伝統的な印刷時の不具合 印刷時に枠からはみ出ることがある

関数の使い方 (1/2) 関数の挿入 ボタン 使いたい関数探して OK キーワードで関数を検索 分類で関数を絞り込み 関数選ぶと簡単な説明が出る 詳細はヘルプを参照 OK で関数挿入

関数の使い方 (2/2) 挿入すると引数設定のダイアログ出る コロンで範囲指定 A1:A10 ならA1~A10までという意味 関数を知っているなら手書きしても良い

良く使う関数? 合計 : SUM, SUMIF 平均 : AVERAGE 分散 : VAR 標準偏差 : STDEV セル数 : COUNT 最大値 : MAX 最小値 : MIN 数学関係 PI, RADIANS, DEGREES SIN, COS, TAN ASIN, ACOS ATAN, ATAN2 POWER, SQRT, EXP, LN, LOG, LOG10 MOD SIGN

グラフ用データの作成 SIN 関数を描いてみる A1:A17にオートフィルで0~15の値を作る B2セルを =SIN(A2) にして縦にオートフィル 系列名として A1に rad B1に sin

グラフの作成 A1:B17 を選択した状態で 挿入 グラフの挿入 散布図 散布図 ( 直線とマーカー )

グラフの設定 枠 軸 プロット 凡例等 右クリックからメニュー出して各種設定 書式 目盛 ラベル 近似曲線等 リボン レイアウト

表やグラフを Word へ貼り付け Excel 上で表やグラフを選択し コピー Word 上で 貼り付け コピー 貼り付け

貼り付け方法 埋め込む : 元ファイルとは別の複製 データをリンク : 元ファイルを参照 ( 変更に同期 ) 貼り付け先のテーマを使用しブックを埋め込む 元の形式を保持しブックを埋め込む 貼り付け先のテーマを使用しデータをリンク 元の書式を保持しデータをリンク 図

複数系列のグラフ 単純に選択する範囲を増やせばよい C2セルに =COS(A2) を入力しオートフィル A1:C17を選択し 散布図( 直線とマーカー ) 挿入

系列の詳細な設定 デザイン データの選択 系列名や X,Y の値に使用する範囲の設定等

軸の表示桁数等の調整 軸上で右クリックしメニューを出し 軸の書式設定 表示形式 で桁数等調整

軸の表示範囲の調整 同様に 軸のオプション 最小値 最大値 以上 資料 002 を参照

出納帳の例とか 例えば 以下のような数式にしておく ここはオートフィルで ここもオートフィルで 残高の推移をグラフにしてみたり 自動で計算された 資料 003 を参照

行 列の挿入とか 見出し上で右クリックして 挿入 追加した行や列を編集 日付と残高で 散布図 作ってみたり 見出しを斜めにしてみたり

行幅 列幅の自動調整 行 列見出しの境界をダブルクリック 適当な幅に自動調整される ダブルクリック

行幅 列幅の一括調整 行または列を選択して境界をドラッグ 又は見出し右クリックで 列の幅 行の高さ 見出しをドラッグして選択 境界をドラッグ 右クリック 選択範囲がすべて同じ幅に

あとは適当に 各種グラフを試してみたり 出納帳等を作ってみたり 不明な点は随時質問してください

配列数式 詳細は 配列数式のガイドラインと例 参照 行列の演算等の際に必要 行列の積 逆行列 転地行列 行列式等