第2学年3組 英語科学習指導案

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い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

生徒の活動

Microsoft Word - 英語科指導案 公開研 2学年_H _.docm

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

英語科学習指導案(2年授業参観)

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

新潟市立亀田西中学校

英語科学習指導案

第3学年3組英語科学習指導案

Microsoft Word - 英語科指導案_H _part2.doc

という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

いろいろな衣装を知ろう

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

高等学校英語科学習指導案 平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 )2 校時沖縄県立 高等学校 1 年 7 組 35 名 ( 男子 15 名女子 20 名 ) 授業者 : T S 指導教諭 : 1. 単元名 When I Was Sixteen ( 三省堂 CROWN English Serie

自己紹介をしよう

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

英語科指導案

第1学年4組 英語科学習指導案

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

英語科学習指導案


第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

時制などの文構造について復習する 修学旅行の思い出 (9) 修学旅行で外国人にインタビューする 修学旅行の思い出についてスピーチをする 6 The 5 Rs to Save the Earth(8) 特定の動作に対する自分の感じ方 を 伝える 物事のやり方を知っているかを伝 え る 他者に行動を依頼

Listening 天気予報と予定 (2) 天気などの身近な情報を表すを正しく身につけ運用す 6 What Can We Do for Others?(8) 義務について伝え 必要か不必要かを伝え 自分の考えを伝え Speaking 電話 ( 依頼する 誘う )(2) 電話で用いる定型を身につけ運用

15 英語(菊池)

グリーン家の人々

平成30年度 中学校英語科教育

第○学年 ○○科指導計画

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

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(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

保健体育科学習指導案

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

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答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

英語科 「単元名 unit6」(1年)

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

英語科授業案 日時 平成 28 年 3 月 7 日 ( 月 )2 校時 生徒 2 年 B 組男子 16 名, 女子 16 名 計 32 名 授業場 2 年 B 組教室 授業者 造田あかね 1 単元名 Sunshine English Course 2 Program11 Yui To Share I

補足資料 2 How many を用いる数の尋ね方について理解する 3 買い物特有の表現や数を尋ねる言い方を用いて, 買い物ごっこに積極的に参加しようとする 4 Let s を用いた文と一般動詞から始まる命令文についての文の構造を知る 5 相手からの指示や提案に対して, 簡単な言葉や動作などで反応す

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○○○

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

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第3学年英語科学習指導案

5 単元の評価規準 アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ外国語表現の能力 ウ外国語理解の能力 エ言語や文化についての知識 理解 ( 言語活動への取組 ) 1 間違いを恐れず 積極的に話している 2 積極的に音読している 3 間違いを恐れず 積極的に書いている ( 適切な筆記 ) 1 場面や状

第○学年 ○○科指導計画

英語第 2 学年福山市立城北中学校指導者岡田江美溝部良子瀧元美菜子 単元名 Unit5 A New Language Service 本単元で育成する資質 能力 思考力 判断力 表現力他者とかかわる力 主体的に学ぶ力 単元について 単元観本単元は, 緑市が外国人住民のためのボランティアを募集しており

中3_英語(東葛) 

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

ていきたい 題材は, 平和市で起こった小さい女の子の事故をきっかけに, 現在ある公園を駐輪場に作り替えるかどうかという議論に発展していく内容となっている 近年は公共のマナーの話題をよく耳にすることもあり, 生徒にとって, 身近なテーマと言える 賛否の論点を整理し, 自分の意見をまとめる活動を通し,

H28.9【比嘉美佐代】英語科学習指導案

学習指導要領解説 P.12 2 内容 (1) 言語活動ア聞くこと ( オ ) まとまりのある英語を聞いて 概要や要点を適切に聞き取ること ( 略 ) ここでは内容的にまとまりのある複数の英文を聞き その全体の概要や内容の要点をとらえることができるようになることを述べている まとまりのある英語 とは

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

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平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

平成29年度 中学校英語科教育 A校の実践

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単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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研究主題 自分の考えや意見を英語で発信できる力を育てる指導の一試み中学校 - 基礎 基本の定着を図り, アウトプット活動につなげる指導の工夫を通して - 研究分野英語科 中学校第 2 学年英語科学習指導案 実施日時 : 平成 24 年 10 月 17 日 ( 水 ) 9:40~10:30 実施場所

たがって, 石川遼選手の作文に加えて, 教師自身の夢も英文で示すことを通して, 夢をもつということをより身近なものとして感じさせ, 自も書いてみよう という気持ちをもたせたい 5 単元の目標 読み手が理解しやすい英文を書くために, 英文を読み直したり書き直したりすることができる モデル文を聞いたり読

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英語科学習指導案

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うな活動を工夫して設定していく そして様々なバリエーションを体験させる中で何度も want との出会いを児童が繰り返し 自然と want への理解を深めたり want を使 って思いを伝えたりできるようにしたい 単元の目標 積極的にアルファベットの大文字を読んだり I want. の表現を使って 進

1-L3指導案 岡山県備前市立片上小学校

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楽しい外国語活動を目指して

3 教科の課題と授業の関連教科の課題 一人ひとりを生かした分かりやすい授業とはどうあるべきか 本校の英語科の24 年度の研究主題は コミュニケーション能力を育てる指導法の研究 ~ 言語活動の充実を図る授業の工夫 である 昨年度から 新しい学習指導要領のもとで小学校高学年において英語活動が全面実施され

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ外国語表現の能力 ウ外国語理解の能力 エ言語や文化についての知識 理解 1( 言語活動への取組 ) 1( 正確な発話 ) 1( 正確な読み取り ) 1( 言語についての知識 ) 間違うことを恐れず 語句や表現 文法事項 語句や表現 文法事項な 比較級 最上

Microsoft Word - 社会科

2. 教科に関する調査の結果 ( 概要 ) -7-2.教科に関する調査の結果(概要)

< 児童の実態 > 男子 23 名, 女子 12 名, 計 35 名の学級である 男女の仲がよく, 休み時間など活発に遊んでいる様子が見られる いろいろなことに興味を持ち, 集中して努力することができる 最上級生として, 学校の中での活躍も見られるようになっている 学習に対する意欲は高くなってきてい

2 単元の目標 動物の言い方に興味をもち, 楽しんで発話する 動物の言い方に慣れ親しむ 動物の言い方を知り, 日本語と英語との言い方の違いに気付く 3 単元の内容 主としてコミュニケーションに関すること 主として言語や文化に関すること アニマルランドでクイズに答えたり友達と一緒に動物の名前を言ったり

ている それらを取り入れたルーブリックを生徒に提示することにより 前回の反省点を改善し より具体的な目標を持って今回のパフォーマンスに取り組むことができると考える 同に そのような流れを繰り返すことにより 次回のパフォーマンス評価へとつながっていくものと考えている () 本単元で重点的に育成をめざす

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

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第 2 学年 1 組外国語科 ( 英語 ) 学習指導案 平成 24 年 11 月 22 日 ( 木 ) 第 5 校時益田市立益田東中学校教諭上田陽一郎 1 単元 Unit 6 The Story of an Old Clock (New Horizon English Course Book 2)

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

生徒観本学級の生徒は 全体的に授業に前向きに取り組むことができるが 中には今までの学習内容が定着しておらず 英語に対して苦手意識を持っている生徒も少なくない そのためペアやグループ活動がスムーズに進まない場面も見られるが 各単元で設定したゴール活動や ゲーム的な要素を取り入れたグループでの取り組みに

平成 29 年度志真志小学校の取り組み 1 研究主題 主体的に学ぶ意欲を育てる学習指導の工夫 ~ 聞くこと 話すことの体験活動を通したコミュニケーション能力の育成を目指して ~ 2 研究主題設定の理由小学校学習指導要領の外国語活動では 小学校段階での音声言語による聞くこと話すことを中心としたコミュニ

問詞 + 不定詞 では, 不定詞の用法を独立させて学習するのではなく, how to ~ what to ~ のように疑問詞と不定詞を連続させて意味がとれるようにしたい なお, 不定詞であるため,to ~の後の動詞は原形であることを再確認させたい 本単元では, 日本と外国との生活様式の違いが話題にな

Microsoft Word - 052月指導案英語

29-池田中・2年英語 2年4組指導案(池田中細江)1

Microsoft Word - c_eigo.doc

Transcription:

第 2 学年英語科学習指導案 日時 : 平成 27 年 11 月 25 日 ( 水 ) 第 5 校時 1 単元名 Program 9 A Priest in a Mask (Sunshine English Course 2) 2 単元について (1) 題材観本課では, 比較級 (-er), 最上級 (-est), 同等比較 (as ~ as ) を含む英文を扱う 形容詞や副詞に-er や-est を付けて,2つ( 人 ) 以上のことについて ~より だ や 一番 だ と表現したり, 形容詞や副詞の原級を用いて,as( 原級 )as で 同じくらい だ と表現したりする用法である 比較をする際によく用いる形容詞と副詞を復習し, 比較表現の文の構造を理解し, それを用いて身の回りのことを表現できるように, 様々な表現活動を用いて定着させたい この課の話題は, 不良少年だったある少年が, 神父になり, 後には覆面レスラーになるというメキシコでの実話に基づいて展開する 素行の悪さから, 教会からも追い払われてしまった主人公が, 自分のような子供たちを救うため 神父になろうと決意し,10 年後に神父になる夢を叶えたことや, 子供たちのためにお金を稼ぎ, 孤児院を設立した姿は, 中学生にとって, 今後の生き方の参考になると思われる また, その孤児院で育った子供が彼の跡を継いでいく場面は読み手に感動を与え, 人との出会いやつながりの大切さを感じることができるであろう (2) 生徒観本学級の生徒は, 誰とでも公平に会話ができる生徒が多く, 様々なペア活動やグループ活動に意欲的に取り組むことができる ALTとの授業を楽しみにしており,ALTの話している内容がわかったり, 自分が言ったことがわかってもらえたりすることに喜びや達成感を感じている生徒が多い 本校では, 英語での表現力を高めることに重点を置き, スピーキングの活動に力を入れてきた アンケートのコメント省略 5 月の時点では, 単語や文法を細かく説明して欲しい, ワークで学習したいという意見もあったが,9 月には, スピーキング活動が文法の理解や定着につながったり,ALTとの活動を通して, 日常生活で使えたりすることを知り, 話すことを楽しんだり, すすんで話そうとしたりする態度につなげることができた スピーキング活動を軸に,4 技能の基礎を養い, コミュニケーション能力を高めていきたい (3) 指導観自己表現力を高めるためには, 単語や文構造等の基礎 基本を理解させ, 繰り返し使わせることによって定着させ, それを応用して用いる機会を与えることが大切だと考え, 特にスピーキング活動を中心としたアウトプット活動を行っている 本校では, ウォームアップの帯活動として英語の歌と基本文の 25 題をインプットする活動を行っている 各月の歌と 25 題 の文は, その月に学習する表現や話題をもとにして選曲したり, 基本文をとりあげたりしている 歌も 25 題 も 1 ヶ月かけて全員が覚えられることを目標として行っている 言語活動では, 教科書で学習する言語材料の他, 帯活動で扱ったあいづちの表現や, 自分の意見の言い方等を活用できるようにし, 授業で行っている活動を全て関連づけて指導したい

本時の授業では, 英語教師とALTの会話を聞き取って, 会話の概要をつかみ, 文構造を理解することから, その表現を用いてペアで伝え合うことまで発展させたい 会話の概要や文構造の導入には視覚に訴えるものを効果的に用いて理解を促したい 伝え合う場面では, 英語を用いて伝え合う意味と動機付けのある話題を選び, 生徒の意欲につなげたい 3 単元の目標 (1) 自ら既習の表現を用いて英語で会話をしようとしている コミュニケーションへの関心 意欲 態度 (2) 適切に相づちをうったり, 相手の発言を繰り返したりしながら, 会話をすすめようとしている コミュニケーションへの関心 意欲 態度 (3) 比較級, 最上級, 同等比較の表現を用いて, 身近なことを適切に表現したり, 相手にたずねたり, 適切に応答したりすることができる 外国語表現の能力 (4) 比較級, 最上級, 同等比較の表現を用いて,2つ( 人 ) 以上のことを比較した結果を伝えたり, 書いたりすることができる 外国語表現の能力 (6) 教科書の本文を聞いたり, 読んだりして, 内容を正しく理解することができる 外国語理解の能力 (7) 比較級, 最上級, 同等比較を用いた文構造を理解している 言語や文化についての知識 理解 4 指導と評価の計画 (1) 指導計画 (7 時間扱い ) 時 ねらい 〇学習活動 評価の観点 関表理知 1 本時 2 3 比較級を用いた文構造を理解し, 運用する 比較級を用いて, 身近なものを比べながら説明する 本文を聞いたり読んだりすることにより, 主人公の生い立ちや功績につ いて理解する 正確に音読をする 最上級を用いた文構造を理解し, 運用する 最上級を用いて, 日本一 のものについて話したり, 書いたりする 4 5 本文を聞いたり読んだりすることにより, 神父がなぜ覆面レスラーになったのかを理解する 正確に音読をする 同等比較を用いた文構造を理解し, 運用する 同等比較を用いて, 身の回りにある同じくらいのものを探し, 伝える

6 本文を聞いたり読んだりすることにより, 主人公の意志を継いで同じように活動した人の活躍を理解する 正確に発音する (2) 単元の評価規準観点評価規準コミュニケーションへの関心 意 S 言語活動において, 自ら学んだ表現などを使っている ( 言語活動欲 態度への取組 ) 外国語表現の能力 S 言語活動において, 相手の問いに対して, 適切な語を用いて応答することができる ( 適切な発話 ) R 正しい強勢, イントネーション, 区切りなどを用いて音読することができる ( 正確な音読 ) W 比較の表現を活用して, 自分のことや身の周りのことについて書くことができる ( 適切な書き取り ) 外国語理解の能力 L 本文を聞き, 内容について正しく聞き取ることができる ( 正確な聞き取り ) R 本文を読み, 内容について正しく読み取ることができる ( 正確な読み取り ) 言語や文化についての知識 理解 S W 比較の表現を用いた文を構成する知識を身につけている ( 言語についての知識 ) 5 本時の学習指導 (1) 本時の目標 言語活動において, 自ら学んだ表現などを使っている コミュニケーションへの関心 意欲 態度 2つのものの違いについて, 適切な語を用いて話して伝えることができる 外国語表現の能力 (2) 本時の展開 過程 学習活動 学習内容 評価規準との関連 指導上の留意点 総括的評価へ 形成的評価 1 Greeting 英語のあいさつをし, 日付, 曜日, 天気を確認する 英語の学習を始める雰囲気を作る 教師,ALTともに歌い, 全員で歌う 導 2 Song 雰囲気を高める 入 I Just Called to Say I Love You 資料 1 今日のポイントを押さえ歌う 今日のポイントを伝え, 意識させる 25 題の基本文の日本語を見て, 英語で言うことができる ( 後日並べ替えテスト ) 13 3 25 Sentences Challenge! 資料 2 ペアでチェックしながら基本 ( 知 ) 文の語順についての知識 トピックに沿って,1 分間ペアで会話

分 文の練習をする をする 4 One Minute Talk 相手を変えてもう一度行い, 話す機会 を増やす 5 Introduction of Comparative 2 人の有名人の写真を見て,ALT と会話 ( 理 ) 適切な聞き取り 聞いて概要を把握することができる をしながら, 歳を比較した文を理解する ALT : Who is this? 展 開 Ss: He is Namihei. ALT: How old is he? Ss: 60? 55? ALT: He is 52 years old. He is old. How about him? How old is Samma? Ss: 50? 60? ALT: He is 60 years old. Namihei is old. But Samma is older. Samma is older than Namihei. 35 形容詞の変化と than の使用を説明する ( 知 ) 言語についての 分 羽生市とバギオ市の面積や今日の気温を 知識 形容詞の語尾に -er, -r がつくものを導入 比較した対話を聞き, 様々な形容詞の変 する 化を知り, 比較表現を Input する ALT: I have lived in Hanyu for 3 years. How old is Hanyu city? JTE: It s an old city. Hanyu is 127 years old. How about Baguio? ALT: Baguio is 107 years old. So, Hanyu is older. Hanyu is older than Baguio. JTE: I see. How about the size? Hanyu is 58.64 km2. ALT: It s 57.5 km2. Hanyu is larger than Baguio. 比較表現の Pattern Practice をする 様々な形容詞を用いて, 定着させる 6 Speaking Activity Who ate the cookies? ペアになり, 犯人の情報が書かれたシートをもらう 資料 3 クッキーを食べた犯人の情報を比較級を用いて相手と伝え合い,2 人で犯人を確定する 7 Writing 比較表現を用いて, あるキャラクターと自分の身長や, 歳, 体重を比較した文を書く ( 関 ) 言語活動への取組 ( 表 ) 適切な発話 ( 知 ) 正確な語法 活動に意欲的に取り組んでいる ( 観察 ) 比較級を用いて, ペアに犯人の情報を伝えることができる ( 観察 ) 活動のフィードバックを行う 2つの事件を用意し, ペアを変えてもう一度行う 比較級を用いて, 自分のことを書くことができる ( ワークシート )

整理 2 分 10 Consolidation 本時の学習を振り返り, 英語カードに記入をする 11 Greeting 英語であいさつをする 本時のねらいを確認し, 教師から評価 をする