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しょうこののした
5 years ago
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1 老後の事考えてみたことがありますか? 公的年金だけは HAPPYリタイヤできません老後の生活資金は自分で作る時代となりました 1 日でも早く考え行動することが秘訣! 自分の年金額を知ることが第一歩です

1. 日本の年金制度とは下記の内容は厚生年金に加入している会社の従業員さまが対象となっています ( 社会保険に加入していない会社の従業員さまは国民年金のみが該当することになります現在皆様が加入している厚生年金保険は国民年金に上乗せして給付される制度であり

国民年金にも加入しているということになります 2つの年金制度に加入していますので社会保険の加入義務のない自営業者の方たちよりは将来は多くの年金が受給できることになりますその点は非常に有利ですね現在原則として年金の受給開始は 65

2 1. 日本の年金制度とは下記の内容は厚生年金に加入している会社の従業員さまが対象となっています ( 社会保険に加入していない会社の従業員さまは国民年金のみが該当することになります現在皆様が加入している厚生年金保険は国民年金に上乗せして給付される制度であり国民年金のような定額制の年金とは異なり保険料を納めた金額に比例してうけとることができる報酬比例の年金を支給する制度です皆さまの月給に基づいて保険料が決められており多く納めた人は多く受け取ることができますつまり厚生年金は2 階部分になりますので同時に国民年金にも加入しているということになります 2つの年金制度に加入していますので社会保険の加入義務のない自営業者の方たちよりは将来は多くの年金が受給できることになりますその点は非常に有利ですね現在原則として年金の受給開始は 65 歳以降となりますので 65 歳以降は国民年金厚生年金の2つの年金が受給できることになります年金は何歳になったら打ち切られる! というものではなく生存している間は永久的に受給できますので非常に頼もしいものになります皆様が65 歳になったら国民年金厚生年金受給できる年金

2,774 万人でピークに達した後は長期の人口減少過程に入り平成 67(2055)

人口の構成として年少人口と生産年齢人口は一貫して減少が続き老年人口は増加することが見込まれ

3 2. 今後の年金への懸念材料 ~ 少子高齢化 ~ 現在日本の出生率は1970 年代半ばから人口を一定の規模で保持する水準 ( 合計特殊出生率 2.08 前後の水準 ) を大きく割り込んでいるため人口減少は避けることの出来ない現象となっています平成 17(2005) 年に1 億 2,774 万人でピークに達した後は長期の人口減少過程に入り平成 67(2055) 年には8,993 万人に達するものと見込まれます人口の構成として年少人口と生産年齢人口は一貫して減少が続き老年人口は増加することが見込まれ平成 62 年には日本人の2.5 人に1 人は65 歳以上の高齢者となることが予想されます 1950 年 2050 年一昔前のように若い世代が年金受給世代を支える! という構図を維持することは現実的に考えて 100% 不可能!

4 2. 今後の年金への懸念材料 ~ マクロ経済スライド制の導入 ~ 平成 16 年の年金法改正は保険料と保険給付のバランスを取るための方式がそれまでの方式から大きく変わりました従来は引退世代の保険給付の水準を一定の割合に保った上でその後に現役世代の保険料額を決定するという方式でしたしかしその方式では少子高齢化の進展により保険給付額が膨らみ続け保険料を負担する現役世代が耐えられなくなるという問題がありましたそこで政府は現役世代の保険料水準を平成 29 年度で固定し引退世代の保険給付額の水準を一定割合に留めるという方式を採用しましたこれをマクロ経済スライド方式といいますこれまで年金額は経済的要因で決定されていましたが法律改正により少子高齢化の進展具合による人口変動要因も加味されことになりましたつまり老後にいくら必要だから保険料はこれだけ払ってねから保険料はこれだけだから老後はこれしか払えないよに変わったということです民間の調査によると現在の年金受給世代から2~3 割は年金額が減少すると試算されています

持家の方を対象にしていますので住居に関わる費用が少ないのが特徴ですまた医療費が一般家庭を参考にしていますので

5 3. 老後の生活費ってどの位必要? 65 歳になったときの生活? 現段階ではピンときませんね右の図は総務省が発表した平均的な2 人世帯の老後の生活費統計になります持家の方を対象にしていますので住居に関わる費用が少ないのが特徴ですまた医療費が一般家庭を参考にしていますので入院などをした場合はこの金額から大きくオーバーすることになりますあくまでも家があり健康な家族が生活するための費健康な家族が生活するため用ということを御理解ください安心できる生活費は月 30 万 ~35 万は必要ということです

6 4. 年金っていくらもらえるの?~ 国民年金計算編 ~ では自分が将来幾らくらい年金が受給できるか簡単に計算してみましょう会社が社会保険に加入している場合は国民年金と厚生年金の合計額が65 歳になったら受給できます逆に個人事業主や会社が社会保険に加入していない場合は国民年金のみの受給となってしまいます国民年金は 20 歳 ~60 歳までの40 年間納付することが義務付けられていますここでの目標はどの程度の年金がもらえるのか!? ですので細かな規定は省きますでは早速計算してみましょう 80 万円保険料納付期間 ( 月 ) 480 保険料納付期間 ( 月 ) 20 歳以降会社に入社する前までに自分で国民年金を支払った期間 ( 月単位 ) + 60 歳から会社に入社した年齢 ( もしくは会社が社会保険に加入した年齢 ) をさしひいた年 12で計算例大学を卒業して 26 歳までアルバイトで生活しその後に会社に入社した人 ( アルバイトの間は国民年金はお金がなく支払っていなかった ) 20 歳以降会社に入社するまでに支払った期間 = なし 60 歳ー 26 歳 =34 年 12=408 か月よって 80 万円 ( )=68 万円 1 年で受給できる国民年金は 68 万円であり 1か月あたり 5.7 万円程度です例以前勤務していた会社は社会保険に加入しておらず自分で国民年金は払っていなかった 30 歳で転職して今の会社に入社して社会保険に加入している 20 歳以降社会保険加入の会社に入社するまでに支払った期間 = なし 60 歳ー 30 歳 =30 年 12=360 か月よって 80 万円 ( )=68 万円 1 年で受給できる国民年金は 60 万円であり 1か月あたり 5 万円程度です

7 4. 年金っていくらもらえるの?~ 国民年金計算編 ~ 計算スペースどうですか? あまりの低い金額に驚かれたと思います国民年金は基礎年金と呼ばれているように老後の生活費を補うことは全くできないのが現状です厚生年金に加入していない会社の従業員さまの年金受給額計算はこちらの国民年金のみで算出された金額が将来の需給予測金額となります

8 4. 年金っていくらもらえるの?~ 厚生年金計算編 ~ 年金制度の2 階部分にあたる老齢厚生年金老齢厚生年金は現役時代の収入によって年金額が異なる報酬比例の年金ですつまり入社したときから退社するときまで ( 転職した場合は通算 ) の全期間の給与や賞与 ( 標準報酬月額標準賞与額 ) の平均額をもとにして生年月日によって決まっている給付乗率と厚生年金保険に加入した月数を掛けて年金額を計算します収入にかかわらず全員が同じ定額の保険料を支払う国民年金と異なり厚生年金保険は収入が高い人ほど高い保険料を納める仕組みになっていますこの現役時代に納めた保険料の違いが年金額に影響するのです厚生年金の仕組みは年齢や加入時期によって複雑な計算式のもと成り立っていますですので皆様がよく理解できずにいるのですここではあくまでもざっくりの年金額を知っていただくことが目的ですので詳細は割愛して計算してみましょう 35 歳未満の方は年収総額歳超えの方は年収総額 0.9 として計算してください現在の年収総額 ( 月給 + 賞与 ) ,000 生涯年収の平均年齢は36~38 歳です若い方は報酬も比較的押さえられており逆に一定年齢を超えると平均より報酬が多くなるのが一般的ですのでここでは若干の年齢を加味した上で計算してみましょう厚生年金の加入月数月給が62 万を超えている人は62 万円としてください ( 限度額 ) 定年年齢が伸びてきていますのでここでは65 歳まで働くこととして試算 65 歳から会社に入社した年齢 ( もしくは会社が社会保険に加入した年齢 ) をさしひいた年 12で計算

4. 年金っていくらもらえるの?~ 厚生年金計算編 ~ 例大学を卒業して 26 歳までアルバイトで生活しその後に会社に入社し厚生年金に加入した人現在は 32 歳で年間総報酬額は約 400 万円現在の年収総額 =400 万 1.1( 年齢加算 )=440 万円厚生年金加入期間予測 =65 歳ー 26 歳 =39 年 =468 か月 440 万 12 か月 0.00579 468 か月 1.

9 4. 年金っていくらもらえるの?~ 厚生年金計算編 ~ 例大学を卒業して 26 歳までアルバイトで生活しその後に会社に入社し厚生年金に加入した人現在は 32 歳で年間総報酬額は約 400 万円現在の年収総額 =400 万 1.1( 年齢加算 )=440 万円厚生年金加入期間予測 =65 歳ー 26 歳 =39 年 =468 か月 440 万 12 か月か月例大学を卒業し 22 歳の時に3 年間就職したがその後 25 歳に会社を辞めて独立その後再就職した会社は当初社会保険に加入しておらず 40 歳になったときに会社が社会保険に加入現在 46 歳で年間総報酬額は 580 万円現在の年収総額 =580 万 0.9( 年齢加算 )=522 万円厚生年金加入期間予測 =65 歳ー 40 歳 +3 年 =28 年 =336 か月 522 万 12 か月か月年で受給できる厚生年金は 100 万円であり 1 か月あたり 8.3 万円程度です 1 年で受給できる厚生年金は 86 万円であり 1 か月あたり 7.1 万円程度です計算スペースどうですか? 毎月給与から控除されている金額の割には低いですよねでも毎月控除されている金額には国民年金の保険料も含まれていますので驚くほどではないでしょう

10 4. 年金っていくらもらえるの?~ 厚生年金編 ~ ご結婚されている方向けここからは結婚されていて配偶者を扶養にされている方を対象にお話ししましょう独身の方はこのページは割愛して構いませんの厚生年金制度には第三号被保険者制度というものがありますこれは配偶者を扶養にしている方が厚生年金に加入した場合に配偶者の支払い義務の発生する国民年金の保険料を免除してあげましょう! という制度でなおかつ免除だけでなく将来の年金には払ったこととして給付しましょう! というサラリーマン優遇の制度ですつまり結婚されている方の世帯として将来受け取る年金額は 1 自分の国民年金 + 厚生年金 2 配偶者が働いていた時の国民年金 + 厚生年金 3 配偶者が第三号被保険者としての期間の国民年金という3 本立てが世帯としての年金総受給額です 80 万円第三号被保険者期間 480 ただし勤務期間が短いので国民年金厚生年金の受給額は微々たるものです仮に大学卒業の22 歳から30 歳まで8 年勤務しその平均報酬が25 万円だと国民年金厚生年金合わせても将来の年金は月額 25,000 円程度ですので第三号年金を合わせても月額 7.5 万円ていどしかなりません例大学を卒業して30 歳まで会社の社会保険に加入していた女性が結婚を機に専業主婦になった子供も二人いるのでこのまま専業主婦での生活を予定している方 30 歳の結婚からは働く予定はなし = 第三号被保険者期間予測 =60 歳ー 30 歳 =30 年間 =360か月よって 80 万円 ( )=60 万円 1 年で受給できる国民年金は 60 万円であり 1 か月あたり 5 万円程度ですそれに大学を卒業して働いた期間の国民年金と厚生年金がプラスされます

11 4. 年金っていくらもらえるの?~ 合計編 ~ ここまでで国民年金厚生年金の計算は終了ですそれでは各計算した年金需給予測額を足してみましょう独身及び既婚者でも共働き ( 配偶者が社会保険に加入している方 ) している方国民年金の計算で算出された金額 + 厚生年金の計算で算出された金額の合計本人の年金既婚されていて配偶者を扶養家族にしている方本人国民年金の計算で算出された金額 + 厚生年金の計算で算出された金額の合計配偶者配偶者自身の国民年金の計算で算出された金額 + 厚生年金の計算で算出された金額の合計 + 第三号被保険者の計算で算出された金額配偶者を合わせた世帯としての年金想像しているより少ない! と思われる方がほとんどだと思いますでも更に厳しい現実が待ち構えています最初で少子高齢化マクロ経済スライドの話をさせていただきましたがこの計算で算出された金額は現段階での試算になりますので日本の人口構造上の観点から考えると今導き出された金額が最大値であることですおそらく 1~2 割の受給額の減少は考えておくことはリスクヘッジの観点から必要です導き出された年金予想額 0.8( もしくは09) 0.9) が今頭に入れてきたい金額です!

万円が一般的ですそこで最初に説明した老後に必要な生活費をもう一度復習してみましょう右図は夫婦で必要な生活費ですので独身の方は食費光熱費医療費その他は

老後にゆとりある生活をするのには月々いくら足りないかは大まかな金額は把握できたでしょうか?

12 5. ではいくら足りないのか? いくらになりましたか? 独身者の方の多くは月額 12 万円 ~15 万円配偶者がいて扶養にされている方の多くは世帯年金で 18 万円 ~21 万円夫婦共働きの方の多くは世帯年金で20 万円 ~25 万円が一般的ですそこで最初に説明した老後に必要な生活費をもう一度復習してみましょう右図は夫婦で必要な生活費ですので独身の方は食費光熱費医療費その他は一人分ですので割り引くことができますねそれでも 18 万円 ~20 万円程度は最低生活費がかかりますちょっと余裕のある生活には 23 万 ~25 万円程度は必要ですね老後にゆとりある生活をするのには月々いくら足りないかは大まかな金額は把握できたでしょうか? それでは 65 歳で引退した後残りに人生を豊かなものにするために総額ではいくら必要になるのかを考えてみましょう男性の平均余命は80 歳ですので 65 歳で引退してから15 年あります女性に至っては 85 歳ですから20 年あることになりますもし夫が先に亡くなった場合には遺族年金が出ますのでここでは引退してからの 15 年で見てみましょう月々の足りない金額 12 か月 15 年 =65 歳引退時に貯蓄しておきたい金額

ある程度まとまった金額なら運用することで資産は増えていくものです目安としては足りない総額の 75% 程度を 65 歳引退時には

13 6. 最後にちょっと恐ろしいことになってきていませんか? でもこれが現実であり日本を取り巻く財政環境であることは理解しておいてくださいまた足りない総額は一時金としての金額でありある程度まとまった金額なら運用することで資産は増えていくものです目安としては足りない総額の 75% 程度を 65 歳引退時には用意しておきたいところという点を押さえておいてくださいまとめ ( 今知っておかないといけないこと ) 1. 将来受け取れる年金額の予想額 2. 老後のゆとりある生活のためには月々いくら足りないかを知ること 3. そのために引退する時にいくらの貯蓄が必要であるかを知ること

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<4D F736F F D208DA1944E348C8E95AA82A982E782CC944E8BE08A7A82C982C282A282C FA967B944E8BE08B408D5C816A2E646F6378> 平成 29 年 4 月分からの年金額について平成 29 年 4 月分 (6 月 15 日支払分 1) からの年金額は法律の規定により平成 28 年度から 0.1% の引下げとなりますまた平成 29 年度の在職老齢年金 ( 2) に関して 60 歳台前半 (60 歳 ~64 歳 ) の支給停止調整変更額と 60 歳台後半 (65 歳 ~69 歳 ) と 70 歳以降の支給停止調整額については