1 ドットコモディティ Weekly Report トーキョートレーダーズタイムズ提供 2012 年 12 月 25 日火曜日 金とプラチナが大幅続落 大豆など穀物も中国の輸入取消で続落の動き強める ガソリン 引き続き灯油は消費増から一段と上昇の見通し ウイークエンド東京マーケット レポート東京ガソ

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1 1 ドットコモディティ Weekly Report トーキョートレーダーズタイムズ提供 2012 年 12 月 25 日火曜日 金とプラチナが大幅続落 大豆など穀物も中国の輸入取消で続落の動き強める ガソリン 引き続き灯油は消費増から一段と上昇の見通し ウイークエンド東京マーケット レポート東京ガソリン相場は 反発傾向 12/13 時点で一時 6 万 8440 円まで上昇し 12/3 の直近高値 6 万 9080 円に接近する展開となった NY 原油は 85 ドル付近で冴えない揉み合いの展開が続いているものの 為替が円安に振れていることが相場の底上げ要因となっている また株高 石油関連銘柄株の上昇なども連想買いを誘いやすい要因となっている ただし 短期的には 全てのテクニカル指標ともに 6 万 8000 円付近から売り指示となっているため 再び相場は下落に転じる可能性も高い 短期の日足ベースのテクニカル指標は RSI( 相対力指数 ) が 6 万 8000 円付近から売り指示 また MACD( マック D) と AD オシレーターも 6 万 8000 円付近から売り指示 週足ベースの中期波動では RSI は 6 万 6000 円付近から買い指示 AD オシレーターは 6 万円付近から買い指示 逆に MACD は 6 万 5000 円付近から売り支持 資源エネルギー庁が 19 日発表した 17 日時点のレギュラーガソリン店頭価格の全国平均は 1リットル 円で前週比 0.2 円上昇 値上がりは3 週連続 円安のため原油の輸入価格が上昇し 石油元売りが系列給油所向けの卸価格を引き上げたことが影響した ハイオクガソリンは1リットル 円と前週比 0.1 円高 灯油は1 缶 (18 リットル )1671 円で同 11 円値上がりした 軽油は1リットル 円で同 0.2 円上昇 一方 本格的な需要期に入った灯油は卸価格が上昇傾向 また北海道では 11 月下旬から 灯油とガソリンの販売価格が値上がりが顕著 円安で原油の調達コストが上昇したことに加え 寒波の影響で全国的に需要が伸び 在庫が少なくなっていることが背景にある 石油元売り会社の一部は 石油製品の卸売価格を今週末から2 円程度値上げする予定で 小売価格は週明け以降も上昇するとみられている 先週までの方針は 中立 NY 原油が同値圏での横ばい推移となっているため ガソリンなど製品価格も精彩を欠いた展開となる公算が強い としていた 今週の石油製品相場は 上昇期待 灯油は冬型の気圧配置から厳冬となっていることで需要増から販売価格 卸売価格の値上がりが予想される情勢である 東京ガソリン先限のテクニカル短期シグナル ( 日足ベース ) RSI( 相対力指数 )=6 万 5000 円付近から売りシグナル AD オシレーター =6 万 5000 円付近から売りシグナル MACD( 指数平滑移動平均 )=6 万 5000 円付近から売りシグナル

2 2 原油 同値圏推移ながら小幅に上昇して 2 カ月ぶり高値 ウイークエンド NY マーケット レポート NY 原油は 横ばいの推移が継続 ただし 12/20 時点で一時 ドルまで上昇し 90 ドルの心理的な抵抗を 突破するとともに 12 月初めの直近高値を突破して 2 カ月ぶりの高値をつけた この高値突破が上昇トレンドに 回帰するシグナルとなるのかどうかは 当面の推移を見守る必要があるが NY カソリン相場がダブル底を形成 してから反発の兆しを示しているため 再び原油相場も上昇の流れに回帰する可能性がある テクニカル指標は RSI( 相対力指数 ) が 85 ドル付近から買い指示 AD オシレーターと MACD( マック D) も 85 ドル付近から買い指示 週足ベースの中期波動では RSI が 90 ドル付近から売り指示のまま MACD AD オシ レーターは 85 ドル付近から買い支持 先週末の NY 原油は小幅に下落したものの それまでは 5 日続伸となり約 2 カ月ぶり高値をつけた 原油マーケ ットでは米国での財政の崖の問題が決着しそうだとの見方が誘われ 下値を切り上げる展開を強めていたが 米 下院共和党の指導者が富裕層増税案の採決を取りやめたことを受け 財政の崖 の回避が困難になるとの懸念が 強まったことが弱気に受け止められている なお米エネルギー省エネルギー情報局 (EIA) が 19 日発表した 14 日現在の週間石油在庫統計によると 原油在 庫が減少し ガソリン在庫は製油所稼働率の上昇により 4 週連続で増加 原油在庫は 96 万 4000 バレル減の 3 億 7165 万バレル ガソリン在庫は 221 万バレル増の 2 億 1932 万バレル ディーゼルオイルやヒーティングオイル を含む留出油在庫は 109 万バレル減の 1 億 1697 万バレル 国内原油生産は 1994 年以来の高水準となる日量 686 万バレルに増加 カッシングの原油在庫は 14 万 5000 バレル増の 4696 万バレルだった イランのガーセミー石油大臣は 2013 年は 国際市場における原油価格は 100 ドルを超えるだろう との見通 しを示した 同大臣は世界市場における原油価格は 100 ドルが妥当だとし 同時に OPEC はウィーンでの OPEC 会議で産油量の最大枠を日量 3000 万バレルとすることで合意したが 現在の実際の産油量は 3130 万バレルで ある だが 産油国が問題に直面した場合には 生産枠の縮小を検討する為の緊急会議が実施されるだろう 現 在のペースで石油の生産を継続した場合 あと 150 年以上は原油の採掘が可能だろう との見解を示した 先週までの方針は 中立 相場は依然として 85 ドル付近の揉み合いとなっており値動きに精彩を欠いている 刺激材料が現出されるまで しばらくは同値圏推移が継続する可能性が高い としていた 今週の石油相場は 中立 特に新らしい材料は見当たらず ファンドは様子見気分を強めそうであることから 引き続きテクニカル ラリーが継続されそうだ 原油先限のテクニカル短期シグナル ( 日足ベース ) RSI( 相対力指数 )=5 万 2000 円付近から買いシグナル AD オシレーター =5 万 2000 円付近から買いシグナル MACD( 指数平滑移動平均 )=5 万 2000 円付近から買いシグナル

3 3 金 週末にかけて大きく続落し 1600 ドルに接近する展開 ウイークエンド NY マーケット NY 金は 軟調 先週は 週央の 18 日 19 日 20 日と 3 日続落し 中心限月の 2 月限は 20 日の時点で一時 ドルまで下落する展開 戻り売り基調が継続しており このまま年末にかけて一段下げとなる可能性がある な お 10 月の直近高値 1798 ドルからは最大で 162 ドル下げ 下落率は 9% となっている 今後の見通しだが 一部ではオプション絡みの動きから 中心限月は 1600 ドルまで一段と下落する可能性があ るとの指摘が出ている テクニカルでは 1800 ドルが強い上値抵抗となっており どうしてもこのラインを突破 することが難しい市況情勢が継続 この上値重さもマーケットにとっては弱気が誘われやすくさせている 一方 RSI( 相対力指数 ) が 12/20 時点で ポイントまで下がり 分岐点である 30 ポイントを下回ったこと で相場は売られ過ぎであることは明らかで 当面は修正高になるとの見方も排除することができない 短期 日足ベースのテクニカル指標は RSI( 相対力指数 ) が 1700 ドル付近から売り指示 しかし AD オシレ ーターと MACD( マック D) は 1700 ドル付近から買い指示となっている 週足ベースの中期波動では RSI が 1750 ドル付近から売り指示 AD オシレーター MACD も 1800 ドル付近から売り支持のまま NY 金市場では 財政の崖問題が早期に解決の方向にむかうのではないかとの楽観的な見方が金融市場に広がっ たことで 一気に楽観的な見方が誘われて株式市場は買いが優勢化する場面 この結果 実物資産としての金市 場に対する評価が相対的に下がり 既存買い方の手仕舞い売りが先行しやすい市況情勢を強いられた 年末にか けて既存買い方のファンド売りが優勢となりそうな雲行きであることで 今後 一段と安値追いになるのではな いかとの見方も一部で誘われている なお来年の市場予測において デンマークのサクソバンクは来年の金相場 に対し 1 オンス =1200 ドルまで急落するとの見通しを明らかにした NY 証券取引所の SPDR Gold Trust の金 ETF 保有高は 12/21 現在 トン 前週 12/14 現在 ト ンからほとんど変わらず 一方 米商品先物取引委員会 (CTTC) がまとめた NY 金市場における 12/18 現在の (12/21 発表 ) のファンド建 て玉は 買い 枚 売り 枚で差し引きは 枚 前週の 枚から 5918 枚減少した 先週までの方針は 中立 年末から年始にかけては様子見気分が広がったまま推移する公算が強い 年明けして から買いが入りやすくなりそうだが まだ動きは鈍いまま推移することになりそうだ としていた 今週の相場戦略は 一段下げを警戒したい 場合によっては 1600 ドルを割り込む可能性があることも考慮すべ き ただし修正安が一巡した後は再び相場は上昇する期待がかけられるところである 東京金先限のテクニカル短期シグナル ( 日足ベース ) RSI( 相対力指数 )=4400 円付近から売りシグナル AD オシレーター =4400 円付近から売りシグナル MACD( 指数平滑移動平均 )=4400 円付近から売りシグナル

4 4 プラチナ 大手鉱山会社のスト問題を内包するが金急落に連動 ウイークエンド NY マーケット NY プラチナ市況は 続急落 下落の流れに歯止めをかけることができず 先週は 一週間を通じて続落した 下げの流れは週末まで継続して中心限月は一時 1526 ドルまで下落した この下げにより 10 月の安値 1531 ド ルを割り込み 4 カ月ぶり安値をつけた 相場の形は やや変形だが ヘッド & ショルダーが形成されて 今後の 一段下げが警戒される情勢である 12/12 の直近高値 1647 ドルからの下落幅は 121 ドル 下落率は 7% に至った ただし RSI( 相対力指数 ) は週末 21 日時点で ポイントまで下がっており 分岐点の 30 ポイントに接近 しており 底入れが近いとも見方もできる 短期 日足ベースのテクニカル指標は RSI( 相対力指数 ) が 1600 ドル付近から売り指示 AD オシレーター及 び MACD も 1600 ドル付近から売り指示 一方 週足ベースの中期波動では RSI が 1600 ドル付近から売り支 持 MACD と AD オシレーターも 1600 ドル付近から売り指示となっている 結果的に 日足 週足ともに 相 場が下落することを暗示してある プラチナの独自要因として アングロアメリカン プラチナム ( アムプラッツ ) のルステンバーグ鉱山の生産が スト以前の水準に達していないことが報じられた これは材料としてマーケットの押し上げ要因となったが 金 相場が急落したことが それ以上に弱気な空気を誘った プラチナ生産世界最大手アムプラッツは南アで 3 週間の違法ストに参加した従業員 1 万 2000 人を解雇 過去 2 カ月にわたり起こっていた鉱山ストの影響が拡大 南アの通貨ランドは対ドルで約 2% 安の 1 ドル =8.67 ランド まで売られ 2009 年 5 月以来およそ 3 年半ぶりの安値をつけた 与党アフリカ民族会議 (ANC) は ANC 党首選 を控えズマ大統領は身動きが取りにくい状況にある そのため労働争議の拡大に対し政府が抜本策を講じられな いことが不安視されている 米商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した 12 月 18 日現在の建玉明細によると 大口投機家のプラチナの先物 建玉は 4 万 2975 枚の買い越しで 前週の 4 万 0610 枚の買い越しから増加した 先週までのプラチナ相場の方針は 強気 NY プラチナの相場の流れは短期的な安値を出し切って上昇傾向 今 後は一段と上昇して更に上値を追う展開となる公算が強い としていた 今週の相場戦略は 強気維持 需給はタイトとなりがちで また潜在的なプラチナの独自要因が多々あることか ら少なくとも弱気はしにくい場面である 東京プラチナ先限のテクニカル短期シグナル ( 日足ベース ) RSI( 相対力指数 )=4200 円付近から売りシグナル AD オシレーター =4000 円付近から買いシグナル MACD( 指数平滑移動平均 )=4000 円付近から買いシグナル

5 5 ゴム 足元は上値重いが年末から年始にかけ再上昇の期待 ウイークエンドマーケット ゴム相場は 続伸 17 日には一時 円まで上値を追った この流れにより 10/5 の高値 円を突破して ついにヘッド & ショルダーの強い上値抵抗をブレイクした 値位置も一気に今年 5 月以来 7 カ月ぶりの高値圏に 達する動きである トレンドは上向き波動が確認されて これから一段と上昇傾向を強める公算大 ただし 短 期的には MACD( マック D) などのテクニカル指標が売り指示なっているため いったんは修正安となりそうだ ただし 下げたところで再び買い直されて上昇トレンドに回帰することも考えられる 事実 週足ベースでは RSI ( 相対力指数 ) 以下 全ての指標ともに買い支持となっている 短期 日足ベースのテクニカル指標は RSI( 相対力指数 ) が 245 円付近から買い指示 AD オシレーターは 260 円付近から売り支持のまま MACD( マック D) は 260 円付近から売り指示 ウィリアムズ %R も同様に 260 円付 近から売り指示 また週足ベースの中期波動は RSI が 220 円付近から買い指示 AD オシレーターと MACD( マ ック D) も 220 円付近から買い指示を維持 ゴム相場は 今年 8 月以降 上昇トレンドに入っている 12 月に入ってからの相場続伸により 今年 9 月から 10 月にかけて形成された三尊天井を突破して 極めて強い相場地合いを形成 ただし 短期的に大きく上昇した ことで 足元は修正安の場面を迎え 270~280 円付近まで修正安となりそうな雲行き しかし大勢的な流れは年 明け以降も上昇傾向は維持されて 心理的な節目である 300 円突破を意識した動きとなることが予想される ゴム相場が上昇傾向となっているのは 世界的な金融不安の後退である 特に ギリシャ問題に端を発した欧州 の債務危機問題がやや後退している点が大きい また米国の財政の崖問題も解決の方向にむかっているため 米 株価が上昇していることも支援材料 米国の新車販売台数が好調で 9-11 月は連続して前年比 2 ケタ増となってい ること あるいは中国も伸びは鈍化しているものの前年比プラスを維持していることも強材料として軽視するこ とができない 供給サイドでは 引き続きタイ インドネシア マレーシアの 3 大生産国が 輸出削減策を継続 されていることも支援材料 12 月に入ってからもこの 3 国はタイ プーケットで会合を開き 引き続き来年にな ってからも協調減産 協調輸出削減の方針を再確認する動きを示すなど 価格支持のために姿勢を強化している 先週の方針は 強気 ヘッド & ショルダーの強い上値抵抗を突破したことで相当強い相場となることが予想され る 来年 1 月の大幅上昇の展開に期待がかかる としていた 今週の相場戦略は 強気 足元は既存買い方の手仕舞い売りが主導しがちで上値重いものの 年末から年始にか けて買い直される可能性がある 東京大豆先限 ( 一般大豆 ) のテクニカル短期シグナル ( 日足ベース ) RSI( 相対力指数 )=260 円付近から売りシグナル AD オシレーター =260 円付近から売りシグナル MACD( 指数平滑移動平均 )=260 円付近から売りシグナル

6 6 穀物 中国の輸入キャンセルで大豆から急落する局面に ウイークエンドシカゴ マーケットシカゴ トウモロコシ相場は 続落歩調 一端は下げ止まる兆しが出てきたものの先週は週後半に再び値崩れ状態となり 20 日には一時 6 ドル 87.5 セントまで後退した この下落により 直近の安値を下抜いて 5 カ月半ぶりの安値圏まで後退する展開となった 相場は このまま下落が続いて 今年 6 月の上げ相場の時点でギャップを開けていた 6 ドル 30 セント付近まで下げ 罫線上の窓埋めの動きとなる公算が強い 日足ベースでのコーン相場のテクニカル指標は RSI が 7 ドル 50 セント付近から売り指示 MACD( マック D) は 7 ドル 50 セント付近から売り支持 AD オシレーターも 7 ドル 50 セント付近から売り指示 一方 シカゴ大豆相場は 14 ドル付近から反発する可能性がある まだ楽観はできないが 11 月の安値 13 ドル 72 セントと 20 日の直近安値 14 ドル 02 セントとでダブル底の形成に成功した場合 ここを基点として上昇トレンドに回帰する可能性がある ただし上昇トレンドに回帰したと判断するには 17 日の直近高値 15 ドル 08 セントを突破する必要があるため 今の時点ではまだ楽観視するには時期尚早である 日足ベースでの大豆相場のテクニカル指標は RSI が 14 ドル付近から買い支持のまま AD オシレーターと MACD も同様に 14 ドル付近から買い指示を維持している 最近の大豆市場では 11 月から中国が大口の大豆買い付けを進めたことが強材料となり ファンドの買いが誘われる市況情勢となっていた ところが大豆相場の上昇とともに高値成約を嫌気した中国は米国からの大豆輸入を取り消す動きとなっている 報告によると 12 月に入ってから中国は米国への大豆発注を 54 万トン取り消した 中国は 18 日にも 30 万トンの大豆発注を取り消しているため 合計 80 万トンを超えるキャンセルを行っている この 12 月に入ってから中国による取り消しの動きは ここ 14 年間の買い付け契約の中で最大規模に及んだと指摘されている このように 中国から大口の輸出成約キャンセルが伝えられたことが嫌気されシカゴ大豆は一転して売り優勢の展開 前述のほかにも仕向け先不明の 12 万トンの輸出成約キャンセルがあり 場合によっては今回中国が取り消しをした数量が 100 トン近くに及ぶ可能性も出ている 大豆安に先導されてトウモロコシも下落傾向を強めた 輸入国がブラジルなど他産地からの買い付けを増やし 米国産の需要が減っていることも一因 更に 技術的には 小麦買い / コーン売りのスプレッド取引も活発だった模様 この結果 シカゴ トウモロコシの中心限月は 7 ドルを割り込む展開 なお米農務省が発表した 2012 年度 (9 月 ~13 年 8 月末 ) の輸出成約高の累計は 1260 万トンで前年比 48% の大幅なマイナス 他産地より高い米国産が敬遠されたことが明白に数字で示された 先高を見込んで買い持ち高を増やしていたファンドなど投機筋が手仕舞いを急いでいるのも下げ要因の一つ なお 中国の国家質量監督検験検疫総局は 10 月の輸入食品 化粧品に関する検査の 不合格 情報を公表した 珠江晩報によると 保税区西尾食品公司が日本から輸入した大豆は遺伝子組み換えが指摘され 160 キロの原料が返品となった このほか 輸入会社 2 社の花茶やロールケーキが広東省珠海での輸入の際に問題を指摘され 6 トン以上が廃棄 返品処分となった 保税区西尾食品有限公司が日本の日清オイリオグループから輸入した 160 キロの大豆は 遺伝子組み換えが指摘され返品されたと伝えられている

7 今週の Tokyo フォーキャスト 先週の方針は 大豆は引き続き上昇期待から強気維持 トウモロコシもゴールドマンサックスの予想にあるとお り需給の逼迫で強気なマーケット展開に期待がかかる としていた 今週の相場戦略は 中立 大豆市場で中国の輸入キャンセルの動きが強まっているため急落 その大豆安に先導 されてトウモロコシも下げ模様となっており 当面も下値不安が強まる可能性がある 東京大豆先限のテクニカル短期シグナル ( 日足ベース ) RSI( 相対力指数 )=4 万 9000 円付近で売りシグナル MACD( 指数平滑移動平均 )=4 万 9000 円付近で売りシグナル ウィリアムズ %R( 短期売買用オシレーター分析 )=4 万 9000 円付近で売りシグナル 東京トウモロコシ先限のテクニカル短期シグナル ( 日足ベース ) RSI( 相対力指数 )=2 万 5500 円付近で売りシグナル MACD( 指数平滑移動平均 )=2 万 6000 円付近で買いシグナル ウィリアムズ %R( 短期売買用オシレーター分析 )=2 万 6000 円付近で買いシグナル 7 1) 本レポートは ドットコモディティ株式会社が信頼出来ると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成しておりますが レポートに記載されている情報が正確であるとの保証は致しかねます 情報に関し不完全な場合もございます 本レポートに記載する価格 数値等は 過去の実績値 概算値 もしくは将来の予測値であり 実際の数値とは異なる場合があります 本レポートは将来の結果をお約束するものではございません また本レポートに記載されている情報をいかなる目的で仕様される場合におきましても お客様の判断と責任において使用されるものであり 本レポートにある情報の使用による結果についてドットコモディティ株式会社が責任を負うものではありません 投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします 2) 本レポートに記載されている内容の著作権は 原則ドットコモディティ株式会社に帰属いたします 本レポートにおいて 提供されている情報に関してドットコモディティ株式会社の承諾を得ずに当該情報の複製 販売 配布 公表 修正 頒 布または営利目的での利用を行う権利を有しません yoshida-s@commodity.co.jp 米商品先物取引委員会 (CTTC) がまとめた NY プラチナ市場における 12/11 現在の (12/14 発表 ) のファンド建 て玉は 買い 枚 売り 6089 枚で差し引きは 枚