長期経営構想フェーズⅢ（2016年～2020年） 2016年～2018年中期経営計画

Size: px

Start display at page:

Download "長期経営構想フェーズⅢ（2016年～2020年） 2016年～2018年中期経営計画"

しまなかんざとばる
5 years ago
Views:

1 長期経営構想フェーズ Ⅲ(2016 年 ~2020 年 ) 2016 年 ~2018 年中期経営計画 2016 年 1 月 27 日キヤノンマーケティングジャパン株式会社代表取締役社長坂田正弘

2 長期経営構想フェーズ Ⅲ(2016 年 ~2020 年 ) 2

3 イメージング法人向け個人向けを問わずキヤノンが持つ入出力映像関連技術のすべてを指す年のグループミッションビジョングループミッション先進的なイメージング &IT ソリューションにより社会課題の解決に貢献するグループビジョンお客さまを深く理解しお客さまとともに発展するキヤノンマーケティングジャパングループ

4 ミッションビジョン実現のイメージミッション : 社会課題の解決への貢献ビジョン : お客さまを深く理解しお客さまとともに発展お客さまとともに成果を生み出すイメージング &IT ソリューションの創造 CANON グループ Customer IT メーカー販社の強み顧客基盤技術力 4

IT ソリューション SIサービスエンベデッド ITインフラサービス ITプロダクト商業印刷工業印刷特定注力領域メディカル & ヘルスケアイメージングクリエイション

5 お客さま中心の新たなフレームワークへ現状主要製品チャネルビジネスソリューション MFP オフィスデバイス直販 ( 大手中堅中小 ) 将来市場顧客ソリューション業種別オフィス IT 領域 ( 大企業 ~ 中堅企業 ) トキュメントソリューションドキュメントSol フロタクションフリンティング PPS ビジネスパートナー小規模事業者 IT ソリューション SIサービスエンベデッド ITインフラサービス ITプロダクト商業印刷工業印刷特定注力領域メディカル & ヘルスケアイメージングクリエイションプリンターカメラプリンタカメライメージングシステム産業医療量販店カメラ店セキュリティークロスインダストリー領域アウトソーシング Personal Life IT インフラクラウド 5

6 グループ経営目標金額単位 : 億円 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 6,594 6,600 6,860 6, , , , , 年 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年 2020 年売上高営業利益 6

7 7 成長シナリオのカテゴリーと戦略概要キヤノン収益向上領域戦略概要主要商品シェア No.1 の実現維持販売サービス改革による生産性向上主要な商品サービス MFP LBP カメラインクジェットプリンターデジタル X 線撮影機器 (CXDI) キヤノン成長領域独自成長領域ネットワークカメラ事業の拡大アクシスマイルストーン社との協業ソリューション力強化プロダクションプリンティング事業の領域拡大商業印刷の前後工程パッケージ印刷工業印刷分野全事業での IT ソリューションの強化拡充受託開発型からソリューション提案型 Sier への転換クロスインダストリーソリューションの拡大 ( セキュリティーアウトソーシング等 ) 産業機器の技術商社化医療事業のソリューション強化ネットワークカメラプロジェクタープロダクションプリンティングビジネスインクジェットプリンター業務用映像機器ドリームラボマシンビジョン IT ソリューション産業機器 ( 半導体非半導体 ) 医療ソリューション感染管理調剤機器

重要管理指標 1 成長領域へのウエイトシフト金額単位 : 億円 8,000 7,000 6,000 5,000 6,460 37 % 7,250 Beyond CANON 40% 年平均成長率 +4.4% 8,000 +8.

8 重要管理指標 1 成長領域へのウエイトシフト金額単位 : 億円 8,000 7,000 6,000 5,000 6, % 7,250 Beyond CANON 40% 年平均成長率 +4.4% 8, % 50 % 4, % 3,000 2, % Beyond JAPAN 8% -0.3% 1, 年 2016 年 2017 年 2018 年 2020 年キヤノン収益向上領域キヤノン成長領域独自成長領域 8

+4.4% 7,250 8,000 2,000 1,000 0 1,437 22 %

9 重要管理指標 2 新たなサービスビジネスの創造金額単位 : 億円 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 6,460 年平均成長率 +4.4% 7,250 8,000 2,000 1, , % 2, 年 2016 年 2017 年 2018 年 2020 年独自サービスビジネスキヤノン関連ストックビジネスハードウェアビジネス (IT ソリューション外部製品保守 ) ( キヤノン製品保守カートリッジ等 ) 25 % +8.4% 9

10 6 つの基本方針と重点戦略 (1) 1 基本方針お客さまの真のパートナーへ重点戦略大手企業の業種領域別ソリューション及び中小企業向けソリューションの拡充デジタルマーケティングによる顧客との関係性強化 2 キヤノン収益向上領域の高収益基盤の維持主要商品シェア No.1 の実現維持販売スタイルの改革 (CRM 強化 EC 推進 ) 3 キヤノン成長領域のコア事業化 ( ソリューション力強化と協業促進 ) アクシスマイルストーン社との協業によるネットワークカメラ事業の業容拡大商業印刷の前後工程への事業領域拡大パッケージ印刷工業印刷分野への参入 10 10

11 6 つの基本方針と重点戦略 (2) 基本方針グループ総力による IT ソリューションビジネスの拡大 ( 独自成長領域 ) 事業構造変革プロセス変革の強力な推進社員が活き活きと輝く企業グループへ重点戦略 IT をベースとする高付加価値ソリューションサービスの全事業でのコアビジネス化受託開発型からソリューション提案型 Sier への転換自社パッケージ製品のクラウド化推進によるストック型ビジネスへの転換グループシナジーによるクロスインダストリーソリューションの拡大 ( セキュリティーアウトソーシング等 ) 産業機器の技術商社化医療事業のソリューション強化既存ビジネスの抜本的な BPR 推進とそれを踏まえた次世代 IT システムの構築新たなビジネスフレームワークへの変革に適合したコスト構造の抜本改革お客さまの業務に精通したプロフェッショナル社員及び成長領域強化新規事業創造をリードする人材の育成強化多様な人材のコラボレーションダイバーシティーの推進による新しい価値創造の早期実現 11 11

12 12 重要経営指標 2015 年実績 2018 年目標金額単位 : 億円 2020 年目標売上 6,460 7,250 8,000 売上総利益率 36.1% 35.0% 35% 販管費比率 32.0% 30.2% 30% 営業利益率 4.1% 4.8% 5.0% 成長領域売上比率 37% 43% 50% Beyond CANON 売上比率 33% 34% 40% 独自サービスビジネス売上比率 22% 24% 25%

13 中期経営計画 (2016 年 ~2018 年 ) 13

14 グループ連結業績目標金額単位 : 億円実績中期計画目標 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年売上高 6,594 6,460 6,600 6,860 7,250 前年伸び率 % +2.2% +3.9% +5.7% 営業利益 ( 利益率 ) 3.8% 4.1% 4.1% 4.2% 4.8% 経常利益 ( 利益率 ) 4.0% 4.3% 4.3% 4.4% 5.0% 純利益 ( 利益率 ) 2.4% 2.4% 2.7% 2.8% 3.2% EPS 124 円 121 円 137 円 147 円 177 円 ROE 6.1% 5.7% 6.3% 6.5% 7.5% フリーキャッシュフロー (3 年累積 ) 112 (13-15 年累積 ) 287 (16-18 年累積 ) 14

15 セグメント別売上営業利益目標金額単位 : 億円実績中期計画 CAGR 15 年 2014 年 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年 18 年売上高営業利益売上高営業利益売上高営業利益売上高営業利益売上高営業利益売上高ビジネスソリューション IT ソリューションイメージングシステム産業医療 3, , , , , % - 2.5% -1.0% 2.8% +2.2% 2.8% +4.2% 3.2% +5.8% 3.7% - 1, , , , , % - 2.1% -5.1% 2.9% +3.3% 3.0% +5.8% 3.0% +9.4% 4.0% - 1, , , , , % - 7.7% -3.6% 7.7% +0.9% 7.4% +0.1% 7.2% +1.4% 7.4% % % % % 0.3% +9.4% 2.7% - 全社消去グループ連結 6, , , , , % - 3.8% -2.0% 4.1% +2.2% 4.1% +3.9% 4.2% +5.8% 4.8% 各セグメントの下段数値売上列 : 対前年伸び率営業利益列 : 営業利益率 15 15

16 成長シナリオのカテゴリー別中長期成長戦略 16 16

17 17 キヤノン収益向上領域キヤノン収益向上領域 MFP LBP カメラインクジェットプリンターデジタル X 線撮影機器 (CXDI)

18 キヤノン収益向上領域 ~ ドキュメントビジネス ~ 1 中堅市場の戦力強化 MFP シェア拡大 2 関連ソリューション商材の拡販 (IT アウトソーシングドキュメント / セキュリティーソリューション ) 3 LBP の重点業種攻略推進 ( 流通小売病院調剤官公庁 ) 18 18

19 キヤノン収益向上領域 ~ イメージングシステム ~ 1 2 ステップアップ戦略の推進 ( エントリー層の拡大と写真愛好家の育成 ) ミドル機ミラーレス機交換レンズの商品力強化 3 インクジェットプリンターのホーム市場における収益維持 19 19

20 20 キヤノン収益向上領域 ~IT 活用による販売サービス改革 ~ 1 2 CRM 強化によるロイヤルカスタマー化ビッグデータ活用による潜在顧客へのアプローチ (BtoC) EC の拡大 BtoB コレモールのサービス拡充 BtoC EC チャネルの拡充 3 リモート点検予兆モニタリング等によるサービス生産性の向上 (BtoB)

21 21 キヤノン成長領域キヤノン成長領域ネットワークカメラプロジェクタープロダクションプリンティングビジネスインクジェットプリンター業務用映像機器ドリームラボマシンビジョン

22 電材店等キヤノン成長領域 ~ ネットワークカメラ ~ チャネル拡大新しいお客さま接点の開拓 2018 年までの年平均伸び率 +37% アライアンスにより多種多様なソリューションを提供商品ソリューションラインアップの拡充自社 + 協業先クラウドサービス販売体制のさらなる強化アクシスマイルストーンとの協業 22 22

23 キヤノン成長領域 ~ プロダクションプリンティング ~ 注力領域 2018 年までの年平均伸び率 +11% 新規領域 < パッケージ / 工業印刷 > 商業印刷分野へ本格展開書籍新聞フォトブック軟包紙器壁紙ガラス布地既存領域業務系カタログチラシ DM サイン請求書デザイン帳票 CAD 図面領域の拡充に加え物販中心から上流システム ~ 後工程の統合型ソリューションモデルへ転換 23 23

放送用シネマレンズ編集装置ロボットカメラディスプレイメディアカード管理撮影編集配信放送 ( アーカイブ )

24 キヤノン成長領域 ~ 業務用映像機器 ~ 4K 8K 技術を強みとしたワンストップの総合映像商社へ 2018 年までの年平均伸び率 +21% SI ソフト機器現事業領域ソリューション機器販売 CINEMA EOS レコーダー放送用シネマレンズ編集装置ロボットカメラディスプレイメディアカード管理撮影編集配信放送 ( アーカイブ ) 配信送出設備放送事業者から映画会社配信業者まで顧客層も拡大映像制作技術サービス ( コンテンツ関連 ) 事業参入も視野に 24

25 25 独自成長領域独自成長領域 IT ソリューション産業機器 ( 半導体非半導体 ) 医療ソリューション感染管理調剤機器

26 IT ソリューションセグメントの機能の方向性 IT ソリューションビジネス ITS セグメント主体のソリューション連動による機能強化他セグメントとの連携によるソリューションキヤノン MJ グループならではの IT ソリューションビジネスの確立 26

27 27 全事業にわたる IT ソリューションビジネス拡大イメージお客様ノウハウを活用したソリューション力強化医療医画像医療情報エンベデッド ( 組み込み ) IT ソリューション SI サービス ( 開発 ) IoT IT インフラサービスセキュリティーネットワークカメラクラウドビジネスソリューション産業 IoT エンジニアリング設計ソリューションプロダクト IoT デジタルマーケティングイメージングシステム

28 グループ IT ソリューション売上目標金額単位 : 億円金額単位 : 億円 2015 年実績 * 2018 年 2020 年 ITSセグメント 1,412 1,687 2,000 他のセグメントセグメント間売上グループITソリューション計 1,721 2,170 2,500 グループ連結 6,460 7,250 8,000 グループITソリューション売上比率 27% 30% 31% * 長期経営構想に連動させた項目で再集計を行っているため別掲の 2015 年度決算説明資料 (16 ページ ) 数値と異なっております年 :18 年以降 2 年間の平均伸び率伸び額 28

29 29 IT ソリューション事業戦略 (1) SI サービスのソリューション型ビジネスへの転換 SI サービスの変革の方向性市場におけるプレゼンス向上新規事業領域による成長収益性改善生産性改善受託開発 ( スクラッチ開発 ) ソリューション SI お客さまの深い理解的確な提案社内 IT システムソリューション開発業種向けシステム開発ノウハウのソリューション化お客さま

30 IT ソリューション事業戦略 (2) クラウドビジネスの強化パートナークラウド (AWS 等 ) SOLTAGE 自社パッケージのクラウド化クラウドインテグレーションクラウド関連サービスの拡充付加価値サービスの拡大アプリケーション開発システム運用サービス保守サービスお客さまシステムインテグレーション事業の拡大安定的事業基盤確立 30

31 独自成長領域 ~セキュリティー ~ データ分析解析システムをクラウド化活用しキヤノングループの持つ優秀なデバイス ( ネットワークカメラ ) とITセキュリティーのサービスメニュー拡大により新たなサービスビジネスモデルを構築キヤノンセキュリティークラウド物理セキュリティーネットワークカメラを主軸としたセキュリティーセンサー群ビッグデータ認識分析解析アプリケーション情報セキュリティー企業向け統合型セキュリティーサービスセキュリティーインフラプラットフォーム 31

32 独自成長領域 ~ アウトソーシング ~ キヤノン MJ グループアウトソーシングビジネスモデルお客さまノンコア業務キヤノン ITS キヤノン BA 集中ノンコア業務キヤノン PPS エディフィストコア業務ノンコア業務ノンコア業務の例総務営業支援人事デバイス管理業務社内印刷プリント業務サポートデスクコールセンター運営営業事務オフィスサポート業務人事給与社会保険関連業務教育研修管理福利厚生管理持株会 32

33 33 独自成長領域 ~ 医療ソリューション ~ 将来的には生保や損保個人向ビジネスへ活用機器システム画像情報ドキュメントライフログ医画像ビジネス医画像クラウド健診クラウドデジタルヘルス基盤健康管理クラウド電子カルテビジネスヘルスケアビジネス病院クリニック健診施設調剤薬局ソリューションビジネスへ (IT 化クラウド化 )

教育市場プリンター設計製造プリンター住宅建築プリンター医療市場プリンターキヤノン MJ 3D

34 独自成長領域 ~3Dソリューション~ 広がる様々な活用領域に多様なラインアップのプリンターと MR( 複合現実感 ) CAD などの独自ソリューションにより 3D ソリューション分野でのプレゼンスを確立教育市場プリンター設計製造プリンター住宅建築プリンター医療市場プリンターキヤノン MJ 3D ソリューション 3D 造形サービス製造建築 MR 3D 関連ソフトウェア製造建築 3DCAD ソフトウェア 34

35 業績目標達成のための投資 35 一般投資主たる投資項目データセンター増強レンタルビジネス IT 投資一般投資計投資の内訳 2016 年年累計投資額 85 億円 250 億円 85 億円 540 億円戦略的投資 M&A 等関連資金 400 億円

36 株主配当の方針配当性向 30% をベースに中期利益見通しと投資計画キャッシュフローを総合的に勘案した配当を実施する 20 円 24 円 24 円 40 円 45 円 45 円 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年 ( 予想 ) 36

37 本資料で記述されている業績予想並びに将来予測は現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり潜在的なリスクや不確実性が含まれていますそのため様々な要因の変化により実際の業績は記述されている将来見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おき下さい実績計画数値はすべて連結です本資料では億円単位未満の端数は四捨五入しています

2017年〜2019年中期経営計画説明資料

2017年〜2019年中期経営計画説明資料 2017 年 2019 年中期経営計画 2017 年 1 31 キヤノンマーケティングジャパン株式会社代表取締役社坂正弘本の内容 1. 期経営構想フェーズ Ⅲ の振り返りフェーズ Ⅲ のご説明 2016 年の振り返り 2. 中期経営計画 (2017 2019) のご説明環境変化と事業機会の拡売上の成利益率の向上 3. 戦略的投資株主配当の針期経営構想中期経営計画サイクル 2015