特定版製品情報概要

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1 日本標準商品分類番号 抗悪性腫瘍剤 薬価基準収載 カバジタキセルアセトン付加物製剤 点滴静注 60mg 毒薬処方箋医薬品 ( 注意 医師等の処方箋により使用すること ) 警告 好中球減少症 発熱性好中球減少症 貧血等の重篤な骨髄抑制があらわれ その結果重症感染症等により死亡に至る例が報告されている 本剤は 緊急時に十分対応できる医療施設において がん化学療法に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること また 下記の患者には投与しない等 適応患者の選択を慎重に行うこと 重篤な骨髄抑制のある患者 感染症を合併している患者 発熱を有し 感染症の疑われる患者 肝機能障害を有する患者治療の開始に先立ち 患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し 同意を得てから投与すること 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 重篤な骨髄抑制のある患者 [ 重症感染症等を併発し 致命的となることがある ] 2. 感染症を合併している患者 [ 感染症が増悪し 致命的となることがある ] 3. 発熱を有し 感染症の疑われる患者 [ 感染症が増悪し 致命的となることがある ] 4. 肝機能障害を有する患者 [ 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 肝機能障害を有する患者に本剤を投与した場合 好中球減少症 敗血症等による死亡例を含む重篤な副作用の発現や副作用の増悪が認められている 臨床成績 の項参照 ] 5. 本剤又はポリソルベート 80 含有製剤に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 [ 本剤はポリソルベート 80 を含有する ] 年 月作成

2 ジェブタナ とは ジェブタナ 点滴静注 60mg( 一般名 : カバジタキセルアセトン付加物 ) は ヨーロッパイチイの針状葉から抽出した 10- デアセチルバッカチン Ⅲ から半合 成されたタキサン系抗悪性腫瘍剤です ジェブタナ は 有効な治療法が存在しないドセタキセル治療後の前立腺癌 患者に対して生存期間の延長を示した数少ない薬剤であり NCCN 1 及び EAU 2 などのガイドラインにおいて ドセタキセルを含む前治療歴のある去 勢抵抗性前立腺癌に用いることが推奨されています ジェブタナ は 80 を超える国と地域で承認されています (2014 年 9 月現在 ) 1NCCN:National Comprehensive Cancer Network 2EAU:European Association of Urology ジェブタナ の製品情報 効能又は効果前立腺癌 < 効能又は効果に関連する使用上の注意 > (1) 本剤は外科的又は内科的去勢術を行い 進行又は再発が確認された患者を対象とすること (2) 本剤の化学療法未治療の前立腺癌における有効性及び安全性は確立していない (3) 臨床成績 の項の内容を熟知し 本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと 用法及び用量 プレドニゾロンとの併用において 通常 成人に 1 日 1 回 カバジタキセルとして 25mg/m 2 ( 体表面積 ) を 1 時間かけて 3 週間間隔で点滴静注する なお 患者の状態により適宜減量すること < 用法及び用量に関連する使用上の注意 > (1) プレドニゾロンの投与に際しては 臨床成績 の項の内容を熟知し 投与すること (2) 本剤の投与時には 添付溶解液全量に溶解して 10mg/mL の濃度とした後 最終濃度が 0.10~ 0.26mg/mL となるよう必要量を注射筒で抜き取り 直ちに生理食塩液又は 5% ブドウ糖液と混和し 1 時間かけて点滴静注すること [ 8. 適用上の注意 の項及び 調製方法 参照 ] (3) 本剤投与時にあらわれることがある過敏反応を軽減させるために 本剤投与の 30 分前までに 抗ヒスタミン剤 副腎皮質ホルモン剤 H2 受容体拮抗剤等の前投与を行うこと (4) 他の抗悪性腫瘍剤との併用における有効性及び安全性は確立していない (5) 減量 休薬 中止基準本剤投与により副作用が発現した場合には 以下の基準を参考に 本剤を減量又は休薬すること 減量後もこれらの副作用があらわれる場合は投与中止を考慮すること 副作用 (GradeはNCI-CTCAEによる ) 適切な治療にも関わらず持続するGrade 3 以上の好中球減少症 (1 週間以上 ) ( 2. 重要な基本的注意 の項 (1) 参照 ) 発熱性好中球減少症又は好中球減少性感染 Grade 3 以上の下痢 又は水分 電解質補給等の適切な治療にも関わらず持続する下痢 Grade 3 以上の末梢性ニューロパチー Grade 2の末梢性ニューロパチー 本剤の減量 休薬 中止基準 処置 好中球数が 1,500/mm 3 を超えるまで休薬し その後 用量を 20mg/m 2 に減量して投与を再開する 症状が回復又は改善し 好中球数が1,500/mm 3 を超えるまで休薬し その後 用量を20mg/m 2 に減量して投与を再開する 症状が回復又は改善するまで休薬し その後 用量を20mg/m 2 に減量して投与を再開する 投与を中止する 用量を20mg/m 2 に減量する 1

3 特徴 ヒト前立腺癌由来 DU-145 細胞株を移植したマウスにおいて 腫瘍増殖抑制作用が認められました 社内資料 : ヒト前立腺癌由来細胞株移植マウスモデルにおける抗腫瘍効果 Vrignaud P et al:clin Cancer Res 19(11): , 2013 ドセタキセル抵抗性の細胞 1 及びその細胞を移植したマウス 2 において抗腫瘍効果が認められました 社内資料 : 効力を裏付ける試験 (in vitro 効果 ) 社内資料 : ドセタキセル耐性腫瘍細胞株移植マウスモデルにおける抗腫瘍効果 1:P388/TXT Calc18/TXT 2:UISO-BCA-1 HCT-8 GXF-209 細胞を移植したマウス ドセタキセルによる化学療法歴を有する去勢抵抗性前立腺癌患者を対象とした国内第 Ⅰ 相臨床試験において 腫瘍縮小効果は 16.7%(12 例中 2 例 ) PSA 奏効率 は 29.3%(41 例中 12 例 ) でした (7~8 頁 ) :PSA 値がベースラインから 50% 以上低下した患者の割合 ドセタキセルによる化学療法歴を有する去勢抵抗性前立腺癌患者 を対象とした海外第 Ⅲ 相国際共同臨床試験において ジェブタナの全生存期間中央値は 15.1 ヵ月でした (3~6 頁 ) : 外科的又は内科的去勢を受け ドセタキセルを含む化学療法を行った後の病勢進行 ( 下記の測定可能又は測定不能病変 ) があった患者 測定可能病変を有する患者 RECIST に基づき 臓器内又は軟部組織の転移病変 ( 新しい病変を含む ) が 1 個以上認められたことによって病勢の増悪が確認されている患者 測定不能病変を有する患者 PSA 値の上昇が確認されている患者又は新病変が出現している患者 (PSA 値の上昇は 参照値 1 回目の測定 から少なくとも 2 回連続して上昇が認められた場合と規定する なお PSA の測定間隔は 1 週間以上であること ) 副作用 国内第 Ⅰ 相臨床試験でジェブタナ 25mg/m 2 を投与された 44 例中 44 例 (100%) に副作用が認められました 主な副作用は好中球減少症 44 例 (100%) 発熱性好中球減少症 24 例 (54.5%) 疲労 24 例 (54.5%) 悪心 21 例 (47.7%) 下痢 20 例 (45.5%) 食欲減退 16 例 (36.4%) 貧血 13 例 (29.5%) 味覚異常 12 例 (27.3%) 等でした このうち Grade 3 以上の主な副作用は 好中球減少症 44 例 (100%) 発熱性好中球減少症 24 例 (54.5%) 貧血 11 例 (25.0%) 等でした 海外第 Ⅲ 相臨床試験におけるジェブタナ投与群の安全性評価対象 371 例中 313 例 (84.4%) に副作用が認められました 主な副作用は 下痢 135 例 (36.4%) 疲労 110 例 (29.6%) 悪心 106 例 (28.6%) 好中球減少症 81 例 (21.8%) 嘔吐 57 例 (15.4%) 無力症 57 例 (15.4%) 食欲減退 46 例 (12.4%) 味覚異常 38 例 (10.2%) 等でした このうち Grade 3 以上の主な副作用は好中球減少症 79 例 (21.3%) 発熱性好中球減少症 28 例 (7.5%) 下痢 19 例 (5.1%) 白血球減少症 14 例 (3.8%) 疲労 14 例 (3.8%) 等でした ( 承認時 ) 臨床検査値異常 国内第 Ⅰ 相臨床試験及び海外第 Ⅲ 相臨床試験で認められた主な血液学的検査値異常注 ) を以下に示す 国内第 Ⅰ 相臨床試験 海外第 Ⅲ 相臨床試験 全 Grade Grade 3 以上 全 Grade 好中球減少貧血白血球減少リンパ球減少血小板減少 39/44(88.6%) 32/44(72.7%) 21/44(47.7%) 42/44(95.5%) 23/44(52.3%) 3/44(6.8%) 好中球減少貧血白血球減少リンパ球減少血小板減少 347/369(94.0%) 361/369(97.8%) 355/369(96.2%) 325/367(88.6%) 176/369(47.7%) 注 ) 本剤との因果関係の有無は問わない臨床検査値の異常 母数は本剤投与後の臨床検査データが得られた被験者数に基づく Grade 3 以上 303/369(82.1%) 39/369(10.6%) 253/369(68.6%) 125/367(34.1%) 15/369(4.1%) なお 重大な副作用として 骨髄抑制 腎不全 消化管出血 消化管穿孔 イレウス 重篤な腸炎 重篤な下痢 感染症 不整脈 心不全 アナフィラキシーショック 末梢神経障害 肝不全 肝機能障害 播種性血管内凝固症候群 (DIC) 急性膵炎 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 ) 心タンポナーデ 浮腫 体液貯留 心筋梗塞 静脈血栓塞栓症 間質性肺疾患が報告されています また 類薬による重大な副作用として ドセタキセルを投与された患者で 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH) 重篤な口内炎等の粘膜炎 血管炎が報告されています 2

4 海外第 Ⅲ 相国際共同臨床試験 EFC6193 試験 ( 海外データ ) ジェブタナ投与群は全生存期間を有意に改善しました 試験デザイン 26 ヵ国 146 施設 ( 北米 欧州 インド ラテンアメリカ アジア 南アフリカ ) 対象ホルモン治療歴があり ドセタキセルを含む化学療法中又は化学療法後に進行したホルモン不応性転移性前立腺癌患者 (n=755) n=378 層別化因子 n=377 ECOG PS(0,1)vs. (2) 測定可能 vs. 測定不能病変 ジェブタナ 25mg/m 2 の 3 週間間隔 + 経口プレドニゾン * 1 10mg の連日投与最高 10 サイクル ミトキサントロン * 2 12mg/m 2 の 3 週間間隔 + 経口プレドニゾン * 1 10mg の連日投与最高 10 サイクル *1: 国内未承認 プレドニゾンを利用できない場合にはプレドニゾロンを使用 *2: 前立腺癌の適応は国内未承認 前投薬として以下の薬剤をジェブタナ投与 30 分以上前に投与 抗ヒスタミン剤 コルチコステロイド ( デキサメタゾン 8mg または同等薬 ) H2 受容体拮抗剤 ( シメチジンを除く ) 制吐薬の予防的投与は医師の判断にて投与 試験への曝露と評価スケジュールが同等になるようにしつつ ミトキサントロン誘発性の心毒性のリスクを最小限化するため 治療は最高 10 サイクル継続とした 対象 方法 評価項目 ドセタキセル治療歴のあるホルモン不応性転移性前立腺癌患者 *1 755 例 ( 有効性評価対象集団 755 例 安全性評価対象集団 742 例 ) *1: 外科的又は内科的去勢を受け ドセタキセルを含む化学療法を行った後の病勢進行 ( 下記の測定可能又は測定不能病変 ) があった患者 測定可能病変を有する患者 RECIST に基づき 臓器内又は軟部組織の転移病変 ( 新しい病変を含む ) が 1 個以上認められたことによって病勢の増悪が確認されている患者 測定不能病変を有する患者 PSA 値の上昇が確認されている患者又は新病変が出現している患者 (PSA 値の上昇は 参照値 1 回目の測定 から少なくとも 2 回連続して上昇が認められた場合と規定する なお PSA の測定間隔は 1 週間以上であること ) 除外規定 : 総ビリルビンが各施設基準値上限以上の患者 ALT/AST が各施設基準値上限の 1.5 倍以上の患者 多施設共同 非盲検 無作為化試験病勢の増悪 死亡 許容できない毒性がみられるまで あるいは最大 10 サイクル (3 週間 / サイクル 30 週間 ) 投与し 有効性及び安全性等を評価した < ジェブタナ投与群 > ジェブタナ 25mg/m 2 ( 体表面積 ) を 1 時間かけて 3 週間間隔で点滴静注し プレドニゾン又はプレドニゾロン 10mg を連日経口投与にて併用した *2 < ミトキサントロン投与群 > ミトキサントロン 12mg/m 2 ( 体表面積 ) を 15~30 分かけて 3 週間間隔で点滴静注し プレドニゾン又はプレドニゾロン 10mg を連日経口投与にて併用した *3 *2: ジェブタナ投与群の投与サイクル数の中央値は 6 サイクルであった *3: ミトキサントロン投与群の投与サイクル数の中央値は 4 サイクルであった < 主要評価項目 > 有効性 : 全生存期間 < 副次評価項目 > 有効性 ( 無増悪生存期間 腫瘍無増悪期間 PSA 無増悪期間 疼痛無増悪期間 腫瘍縮小効果奏効率 PSA 奏効率 疼痛奏効率 ) 安全性 ( 有害事象 バイタルサイン等 ) 薬物動態 本剤の 用法及び用量 プレドニゾロンとの併用において 通常 成人に1 日 1 回 カバジタキセルとして 25mg/m( 2 体表面積 ) を1 時間かけて3 週間間隔で点滴静注する なお 患者の状態により適宜減量すること 本剤の< 用法及び用量に関連する使用上の注意 >( 抜粋 ) (3) 本剤投与時にあらわれることがある過敏反応を軽減させるために 本剤投与の30 分前までに 抗ヒスタミン剤 副腎皮質ホルモン剤 H2 受容体拮抗剤等の前投与を行うこと 本邦で承認されているミトキサントロン塩酸塩の効能 効果 並びに用法 用量急性白血病 ( 慢性骨髄性白血病の急性転化を含む ) 通常 成人にはミトキサントロンとして 1 日 1 回 2~5mg/m( 2 本剤 1~2.5mL/m 2 ) を5 日間連日 3~4 週間隔で静脈内にゆっくり投与する 悪性リンパ腫 乳癌通常 成人にはミトキサントロンとして 1 日 1 回 2~4mg/m( 2 本剤 1~2mL/m 2 ) を5 日間連日あるいは 1 回 8~14mg/m( 2 本剤 4~7mL/m 2 ) を 3~4 週間隔で静脈内にゆっくり投与する 肝細胞癌通常 成人にはミトキサントロンとして 1 日 1 回 6~12mg/m( 2 本剤 3~6mL/m 2 ) を 3~4 週間隔で静脈内にゆっくり投与する なお いずれの場合も年齢 症状により適宜増減する 3 EFC6193 試験

5 警告 禁忌を含む使用上の注意 等はドラッグインフォメーション頁をご参照ください 本剤は 厚生労働省の 医療上の必要性の高い未承認薬 適応外薬検討会議 の評価に基づき承認の申請を行い 承認されました 承認時に評価されたデータを掲載していますが 一部国内の承認内容と異なる成績が含まれています また国内第 Ⅰ 相臨床試験は 一部改変して承認の範囲内の症例のみ紹介しています 全生存期間 ( 追跡期間中央値 12.8 ヵ月時点 )(ITT 集団 ): 主要評価項目 ( 検証的解析結果 ) ジェブタナ投与群の全生存期間 (OS) 中央値は 15.1 ヵ月でした (%) ジェブタナ投与群 (n=378) ミトキサントロン投与群 (n=377) OS 中央値 15.1ヵ月 12.7ヵ月 0.70[95% 信頼区間 : ] ハザード比 p<0.0001(log-rank 検定 ) ジェブタナ投与群ミトキサントロン投与群 生60 存 症例数率ジェブタナ投与群 378 ミトキサントロン投与群 ( 月 ) 追跡期間全 患者背景 (ITT 集団 ) ジェブタナ投与群 ミトキサントロン投与群 (378 例 ) (377 例 ) 年齢 : 中央値 ( 範囲 ) 68.0(46~92) 歳 67.0(47~89) 歳 PSA 値 : 症例数中央値 ( 範囲 ) 371 例 143.9(2~7,842)ng/mL 370 例 127.5(2~11,220)ng/mL ECOG PS 0 又は1 350 例 (92.6%) 344 例 (91.2%) 例 (37.3%) 120 例 (31.8%) 例 (55.3%) 224 例 (59.4%) 2 28 例 (7.4%) 33 例 (8.8%) 腫瘍病変部位数 例 (38.6%) 134 例 (35.5%) 例 (29.6%) 117 例 (31.0%) 3 73 例 (19.3%) 78 例 (20.7%) 4 以上 44 例 (11.6%) 43 例 (11.4%) 不明 3 例 (0.8%) 5 例 (1.3%) * 腫瘍病変部位骨 303 例 (80.2%) 328 例 (87.0%) 遠隔リンパ節 133 例 (35.2%) 130 例 (34.5%) 所属リンパ節 73 例 (19.3%) 83 例 (22.0%) 肺 58 例 (15.3%) 50 例 (13.3%) 肝 41 例 (10.8%) 41 例 (10.9%) 骨盤 28 例 (7.4%) 32 例 (8.5%) 前立腺 26 例 (6.9%) 27 例 (7.2%) 腹部 24 例 (6.3%) 17 例 (4.5%) 縦隔 20 例 (5.3%) 16 例 (4.2%) ジェブタナ投与群 (378 例 ) ミトキサントロン投与群 (377 例 ) 前治療生物学的製剤 26 例 (6.9%) 36 例 (9.5%) ホルモン療法 375 例 (99.2%) 375 例 (99.5%) 手術療法 198 例 (52.4%) 205 例 (54.4%) 放射線療法 ( 根治目的 ) 98 例 (25.9%) 112 例 (29.7%) 放射線療法 ( 緩和目的 ) 134 例 (35.4%) 110 例 (29.2%) 化学療法 1レジメン 260 例 (68.8%) 268 例 (71.1%) 2レジメン 94 例 (24.9%) 79 例 (21.0%) 3レジメン以上 24 例 (6.3%) 30 例 (8.0%) ドセタキセル投与量 : 中央値 ( 範囲 ) 576.6(22~3,089)mg/m (0~2,999)mg/m 2 ドセタキセル最終投与から無作為割り付け 4.1ヵ月 3.7ヵ月 までの期間 : 中央値 6ヵ月以内 234 例 (61.9%) 270 例 (71.6%) 6ヵ月超 143 例 (37.8%) 107 例 (28.4%) 不明 1 例 (0.3%) 0 例 ECOG: 米国東海岸がん臨床試験グループ (Eastern Cooperative Oncology Group) PS: 全身状態の指標 (Performance Status) *: いずれかの群で5% 以上の部位を示す de Bono JS et al:lancet 376(9747): ,2010( 承認時評価資料 ) 本試験はSanofiの資金提供により実施された 4

6 海外第 Ⅲ 相国際共同臨床試験 EFC6193 試験 ( 海外データ ) 全生存期間のサブグループ解析 ジェブタナに優位 ミトキサントロンに優位 因子 患者数 HR[95% CI] ランダム化した全患者 [ ] ECOG status : 0, [ ] ECOG status : [ ] 測定可能病変 : なし [ ] 測定可能病変 : あり [ ] 化学療法治療歴 : [ ] 化学療法治療歴 : [ ] 年齢 : 65 歳未満 [ ] 年齢 : 65 歳以上 [ ] ベースライン時の疼痛 : なし [ ] ベースライン時の疼痛 : あり [ ] ベースライン時のPSA 上昇 : なし [ ] ベースライン時のPSA 上昇 : あり [ ] ドセタキセル総投与量 : 225 mg/m 2 未満 [ ] ドセタキセル総投与量 : mg/m [ ] ドセタキセル総投与量 : mg/m [ ] ドセタキセル総投与量 : mg/m [ ] ドセタキセル総投与量 : 900 mg/m 2 以上 [ ] ドセタキセル治療中の進行 [ ] ドセタキセル治療後 3ヵ月未満での進行 [ ] ドセタキセル治療後 3ヵ月以降での進行 [ ] COX 比例ハザードモデル mcrpc の治療変更前に 12 週間の投与を行うことを推奨する新しいガイドラインに基づいて 患者 59 例の登録後に治験プロトコルを改訂し これまでのドセタキセルの累積投与量が 225mg/m 2 未満の患者を除外した 安全性 解析計画 : 有害事象 バイタルサイン 心電図 左室駆出率及び臨床検査データは安全性解析対象集団を対象に記述的解析を行った 安全性解析対象集団は 少なくとも治験薬の 1 回用量の一部を投与した全被験者とした 重篤な有害事象は 被験者から文書による同意を得た時点から治験薬の最終サイクル投与 30 日後までの期間に収集した 有害事象及び投与後に発現した有害事象を要約した 海外第 Ⅲ 相国際共同臨床試験における副作用は ジェブタナ投与群 371 例中 313 例 (84.4%) ミトキサントロン投与群 371 例中 239 例 (64.4%) に認められました 主な副作用は ジェブタナ投与群では下痢 135 例 (36.4%) 疲労 110 例 (29.6%) 悪心 106 例 (28.6%) 好中球減少症 81 例 (21.8%) 嘔吐 57 例 (15.4%) 無力症 57 例 (15.4%) 食欲減退 46 例 (12.4%) 味覚異常 38 例 (10.2%) ミトキサントロン投与群では疲労 75 例 (20.2%) 悪心 69 例 (18.6%) 好中球減少症 38 例 (10.2%) 無力症 37 例 (10.0%) 食欲減退 32 例 (8.6%) 下痢 26 例 (7.0%) 便秘 25 例 (6.7%) 嘔吐 22 例 (5.9%) 等でした このうち Grade 3 以上の主な副作用は ジェブタナ投与群では好中球減少症 79 例 (21.3%) 発熱性好中球減少症 28 例 (7.5%) 下痢 19 例 (5.1%) 白血球減少症 14 例 (3.8%) 疲労 14 例 (3.8%) ミトキサントロン投与群では好中球減少症 25 例 (6.7%) 無力症 6 例 (1.6%) 発熱性好中球減少症 5 例 (1.3%) 白血球減少症 5 例 (1.3%) 貧血 3 例 (0.8%) 等でした 疾患進行以外の有害事象を原因とする死亡例は ジェブタナ投与群で 371 例中 18 例 (4.9%) ミトキサントロン投与群で 371 例中 7 例 (1.9%) に認められました 重篤な有害事象は ジェブタナ投与群で 371 例中 145 例 (39.1%) ミトキサントロン投与群で 371 例中 77 例 (20.8%) に認められ ジェブタナ投与群では主に発熱性好中球減少症 (6.7%) 好中球減少症 (4.9%) 血尿 (2.7%) 下痢 (2.4%) ミトキサントロン投与群では主に疾患進行 (3.0%) でした 投与中止に至った有害事象は ジェブタナ投与群で 371 例中 68 例 (18.3%) ミトキサントロン投与群で 371 例中 31 例 (8.4%) に認められました 5 EFC6193 試験

7 ジェブタナ投与群の腫瘍縮小効果奏効率は 14.4% PSA 奏効率は 39.2% でした 腫瘍縮小効果奏効率 *1 : 副次評価項目 ジェブタナ投与群の測定可能病変を有する 201 例における腫瘍縮小効果奏効率は 14.4% でした ジェブタナ投与群 14.4% p= ミトキサントロン投与群 4.4% (%) 腫瘍縮小効果奏効率 投与群 測定可能病変を有する症例数 奏効率 ( % ) [95% 信頼区間 ] p 値 *2 ジェブタナ投与群 [ ] ミトキサントロン投与群 [ ] p = *1: RECIST ver.1.0 に従い 治験責任医師が CR 及び PR を評価し 奏効が最初に確認されてから 4 週間以上後に画像検査にて再確認された症例の割合 *2:χ 2 検定 PSA 奏効率 *1 : 副次評価項目 ジェブタナ投与群の治療前の PSA 値が 20ng/mL 以上である 329 例における PSA 奏効率は 39.2% でした ジェブタナ投与群 39.2% p= ミトキサントロン投与群 17.8% (%) PSA 奏効率 投与群 治療前 PSA 値 20ng/mL の症例数 奏効率 ( % ) [95% 信頼区間 ] p 値 *2 ジェブタナ投与群 [ ] ミトキサントロン投与群 [ ] p = *1:PSA 値の 50% 以上低下が 3 週間以上持続した症例 (PSA 有効例 ) の割合 *2:χ 2 検定 de Bono JS et al:lancet 376(9747): ,2010( 承認時評価資料 ) 本試験は Sanofi の資金提供により実施された 6

8 国内第 Ⅰ 相臨床試験 TED11576 試験 用量漸増コホートでは DLT は認められず ( 主要評価項目 ) MTD は 25mg/m 2 でした 試験デザイン ジェブタナを 3 週間間隔で 1 時間かけて静脈内点滴投与 + プレドニゾロン 10mg/day 用量漸増コホート :3 ~ 6 例 追加コホート :4 0 例 ジェブタナの投与量ジェブタナの投与量 20もしくは 25mg/m 2 用量漸増コホートで決定した MTD 用量制限毒性 (DLT) を評価し最大耐用量 ( M T D ) を決定 安全性 有効性を評価 10 例は薬物動態も評価 : ジェブタナ投与 30 分以上前に前投薬として以下の薬剤を点滴静注した 抗ヒスタミン剤 ( クロルフェニラミンマレイン酸塩 5mg ジフェンヒドラミン 25mg 又は他の抗ヒスタミン剤 ) 副腎皮質ホルモン剤 ( デキサメタゾン 8mg 又は同等の副腎皮質ホルモン剤 ) H2 受容体拮抗剤 ( シメチジンを除く ラニチジン塩酸塩や他の H2 受容体拮抗剤 ) 対象 方法 評価項目 解析計画 ドセタキセル治療歴のあるホルモン不応性転移性前立腺癌患者 48 例 ( 有効性評価対象集団 41 例 安全性評価対象集団 48 例 ) 多施設共同 非盲検 非無作為化試験ジェブタナ 20 又は 25mg/m 2 ( 体表面積 ) を 1 時間かけて 3 週間間隔で点滴静注し *1 *2 プレドニゾロン 1 日 10mg(5mg を 2 回又は 10mg を 1 回 ) を連日経口投与にて併用して 忍容性 安全性及び有効性を検討した *1: ジェブタナ投与 30 分以上前に前投薬として以下の薬剤を点滴静注した 抗ヒスタミン剤 ( クロルフェニラミンマレイン酸塩 5mg ジフェンヒドラミン 25mg 又は他の抗ヒスタミン剤 ) 副腎皮質ホルモン剤 ( デキサメタゾン 8mg 又は同等の副腎皮質ホルモン剤 ) H2 受容体拮抗剤 ( シメチジンを除く ラニチジン塩酸塩や他の H2 受容体拮抗剤 ) *2:25mg/m 2 群の投与サイクル数の中央値は 7.5 サイクルであった < 主要評価項目 > 安全性 ( サイクル 1 投与時の DLT 用量制限毒性 ) < 副次評価項目 > その他の安全性 ( 身体所見 臨床検査 有害事象 ) 薬物動態 有効性 ( 腫瘍縮小効果奏効率 PSA 奏効率 PSA 無増悪期間 ) 安全性解析については用量制限毒性を用量レベルごとに要約した 投与後に発現した有害事象は 頻度 発現率 強度 / 重症度について用量レベルごとに要約した 全ての有害事象を MedDRA によってコード化した 治験薬との因果関係にかかわらず 重篤な有害事象及び死亡を一覧表に示した 主な副作用 25mg/m 2 投与 44 例 ( 用量漸増コホート 3 例 追加コホート 41 例 ) 全 Grade 好中球減少症 4 4 例 ( % ) 発熱性好中球減少症及び疲労各 24 例 (54.5%) 悪心 2 1 例 ( % ) Grade 3 以上 好中球減少症 4 4 例 ( % ) 発熱性好中球減少症 24 例 (54.5%) 貧血 11 例 (25.0%) 下痢 2 0 例 ( % ) 食欲減退 1 6 例 ( % ) 貧血 1 3 例 ( % ) 味覚異常 12 例 (27.3%) 最終投与後 30 日以降の試験期間中に疾患進行により死亡した症例が 25mg/m 2 群の 44 例中 2 例 (4.5%) に認められました 重篤な有害事象は 20mg/m 2 群で 4 例中 2 例 25mg/m 2 群で 44 例中 25 例 (56.8%) に認められ 25mg/m 2 群では主に好中球減少症 (20.5%) 発熱性好中球減少症 (15.9%) でした 投与中止に至った有害事象は 25mg/m 2 群で 44 例中 11 例 (25.0%) に認められました 7 TED11576 試験

9 腫瘍縮小効果奏効率 * : 副次評価項目 測定可能病変を有する 12 例において腫瘍縮小効果奏効率は 16.7% でした 症例数 ( 例 ) CR ( 例 ) PR ( 例 ) SD ( 例 ) PD ( 例 ) NE ( 例 ) 奏効率 (CR+PR)(%) [95% 信頼区間 ] [ ] CR: 完全奏効 PR: 部分奏効 SD: 安定 PD: 進行 NE: 判定不能 *:RECIST ver. 1.1 に従い 治験責任医師が CR 及び PR と評価した症例の割合 PSA 奏効率 * : 副次評価項目 治療前の PSA 値が 20ng/mL 超である 41 例における PSA 奏効率は 29.3% でした 治療前 PSA 値 >20ng/mL 症例数 ( 例 ) PSA 有効例数 ( 例 ) 奏効率 ( % ) [95% 信頼区間 ] [ ] *:PSA 値がベースラインから 50% 以上低下し 3 週間以上持続した症例 (PSA 有効例 ) の割合 患者背景 有効性評価対象集団 (41 例 ) 年齢 : 中央値 ( 範囲 ) 67.0(50~74) 歳 PSA 値 : 中央値 ( 範囲 ) 149.7(23~3,438)ng/mL ECOG PS 0 31 例 (75.6%) 1 10 例 (24.4%) 腫瘍病変部位数 : 中央値 ( 範囲 ) 2.0(1~3) 1 19 例 (46.3%) 2 15 例 (36.6%) 3 7 例 (17.1%) 腫瘍病変部位骨 37 例 (90.2%) リンパ節 15 例 (36.6%) 前立腺 11 例 (26.8%) 肺 3 例 (7.3%) 肝 2 例 (4.9%) 乳房 1 例 (2.4%) その他 1 例 (2.4%) 有効性評価対象集団 (41 例 ) 前治療 ホルモン療法 41 例 (100%) 手術療法 9 例 (22.0%) 放射線療法 ( 根治目的 ) 9 例 (22.0%) 放射線療法 ( 緩和目的 ) 11 例 (26.8%) 化学療法 1レジメン 8 例 (19.5%) 2レジメン 18 例 (43.9%) 3レジメン以上 15 例 (36.6%) ドセタキセル投与量 : 中央値 ( 範囲 ) 826.6(59~2,142)mg/m 2 ドセタキセル最終投与からジェブタナ初回投与までの期間 : 中央値 1.9ヵ月 6ヵ月以内 32 例 (78.0%) 6ヵ月超 8 例 (19.5%) 不明 1 例 (2.4%) ECOG: 米国東海岸がん臨床試験グループ (Eastern Cooperative Oncology Group) PS: 全身状態の指標 (Performance Status) 社内資料 : 国内第 Ⅰ 相臨床試験 ( 承認時評価資料 ) 本剤の 用法及び用量 プレドニゾロンとの併用において 通常 成人に 1 日 1 回 カバジタキセルとして 25mg/m 2 ( 体表面積 ) を 1 時間かけて 3 週間間隔で点滴静注する なお 患者の状態により適宜減量すること 参考 海外で実施された第 Ⅲ 相国際共同臨床試験 EFC6193 試験 で本剤とプレドニゾン又はプレドニゾロンとの併用による統計学的かつ臨床的に意義のある全生存期間及び無増悪生存期間の延長が示されていたため 国内においては同様のレジメンについて日本人における安全性及び薬物動態を検討する第 Ⅰ 相臨床試験 TED11576 試験 を行いました 国内第 Ⅰ 相臨床試験では 海外第 Ⅲ 相国際共同臨床試験と患者背景 前治療の実施状況は概ね類似していましたが 有効性については対照群を設定し仮説検定を行うなどの評価は行っていません 8

10 抗悪性腫瘍剤 薬価基準収載 点滴静注 60mg カバジタキセルアセトン付加物製剤 毒薬処方箋医薬品 ( 注意 医師等の処方箋により使用すること ) 販売名承認番号日本標準商品分類番号 承認年月 2014 年 7 月和名ジェブタナ点滴静注 60mg 薬価基準収載年月 2014 年 9 月 22600AMX00751 販売開始年月 2014 年 9 月洋名 JEVTANA 国際誕生年月 2010 年 6 月一般名カバジタキセルアセトン付加物製剤再審査期間満了年月 2022 年 7 月 (8 年 ) 貯法 : 冷蔵庫内に保存せず 15~30 で保存すること使用期限 : 外箱に表示 警告 好中球減少症 発熱性好中球減少症 貧血等の重篤な骨髄抑制があらわれ その結果重症感染症等により死亡に至る例が報告されている 本剤は 緊急時に十分対応できる医療施設において がん化学療法に十分な知識 経験を持つ医師のもとで 本剤の投与が適切と判断される症例についてのみ投与すること また 下記の患者には投与しない等 適応患者の選択を慎重に行うこと 重篤な骨髄抑制のある患者 感染症を合併している患者 発熱を有し 感染症の疑われる患者 肝機能障害を有する患者治療の開始に先立ち 患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し 同意を得てから投与すること 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) 1. 重篤な骨髄抑制のある患者 [ 重症感染症等を併発し 致命的となることがある ] 2. 感染症を合併している患者 [ 感染症が増悪し 致命的となることがある ] 3. 発熱を有し 感染症の疑われる患者 [ 感染症が増悪し 致命的となることがある ] 4. 肝機能障害を有する患者 [ 本剤の血中濃度が上昇するおそれがある 肝機能障害を有する患者に本剤を投与した場合 好中球減少症 敗血症等による死亡例を含む重篤な副作用の発現や副作用の増悪が認められている 臨床成績 の項参照 ] 5. 本剤又はポリソルベート 80 含有製剤に対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 [ 本剤はポリソルベート 80 を含有する ] ジェブタナ点滴静注 60mg 組成 性状 販売名 ジェブタナ点滴静注 60mg 成 分 1 1バイアル中の分量 有効成分 2 カバジタキセルアセトン付加物 64.14mg/1.5mL ( カバジタキセルとして ) (60mg/1.5mL) 添加物 ポリソルベート g 性 状 黄色 ~ 帯褐黄色澄明の粘稠性の液 ph ~ 浸透圧比 約 1( 生理食塩液に対する比 ) 1: ジェブタナ点滴静注 60mg バイアルは調製時の損失を考慮に入れ過量充填されており 実充填量は 1.83mL( カバジタキセルとして 73.2mg) である 2: 製剤中に残留するアセトンの量は 0.1w/v% 未満である 3: 本品の 10% 水溶液について測定したとき 4: 添付溶解液で溶解後 本剤濃度が 0.10 又は 0.25mg/mL となるよう 5% ブドウ糖注射液又は生理食塩液で希釈したとき添付溶解液 5 成分 1バイアル中の分量日局エタノール 573.3mg/4.5mL 性状無色澄明の液 5: 添付溶解液バイアルは調製時の損失を考慮に入れ過量充填されており 実充填量は 5.67mL である ( 調製方法 参照 ) 効能又は効果 前立腺癌 効能又は効果用法及び用量 用法及び用量プレドニゾロンとの併用において 通常 成人に1 日 1 回 カバジタキセルとして 25mg/m( 2 体表面積 ) を1 時間かけて 3 週間間隔で点滴静注する なお 患者の状態により適宜減量すること 効能又は効果に関連する使用上の注意 (1) 本剤は外科的又は内科的去勢術を行い 進行又は再発が確認された患者を対象とすること (2) 本剤の化学療法未治療の前立腺癌における有効性及び安全性は確立していない (3) 臨床成績 の項の内容を熟知し 本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で適応患者の選択を行うこと 用法及び用量に関連する使用上の注意 (1) プレドニゾロンの投与に際しては 臨床成績 の項の内容を熟知し 投与すること (2) 本剤の投与時には 添付溶解液全量に溶解して 10mg/mL の濃度とした後 最終濃度が 0.10~ 0.26mg/mL となるよう必要量を注射筒で抜き取り 直ちに生理食塩液又は 5% ブドウ糖液と混和し 1 時間かけて点滴静注すること [ 8. 適用上の注意 の項及び 調製方法 参照 ] (3) 本剤投与時にあらわれることがある過敏反応を軽減させるために 本剤投与の 30 分前までに 抗ヒスタミン剤 副腎皮質ホルモン剤 H2 受容体拮抗剤等の前投与を行うこと (4) 他の抗悪性腫瘍剤との併用における有効性及び安全性は確立していない (5) 減量 休薬 中止基準本剤投与により副作用が発現した場合には 以下の基準を参考に 本剤を減量又は休薬すること 減量後もこれらの副作用があらわれる場合は投与中止を考慮すること 副作用 (Grade は NCI-CTCAE による ) 発熱性好中球減少症又は好中球減少性感染 Grade3 以上の下痢 又は水分 電解質補給等の適切な治療にも関わらず持続する下痢 Grade3 以上の末梢性ニューロパチー Grade2の末梢性ニューロパチー 本剤の減量 休薬 中止基準 使用上の注意 処置 適切な治療にも関わらず持続する好中球数が1,500/mm 3 を超えるまで Grade3 以上の好中球減少症 (1 週間休薬し その後 用量を 20mg/m 2 に減以上 ) 量して投与を再開する ( 2. 重要な基本的注意 の項 (1) 参照 ) 症状が回復又は改善し 好中球数が 1,500/mm 3 を超えるまで休薬し その後 用量を 20mg/m 2 に減量して投与を再開する 症状が回復又は改善するまで休薬し その後 用量を 20mg/m 2 に減量して投与を再開する 投与を中止する 用量を 20mg/m 2 に減量する 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 骨髄抑制のある患者 [ 骨髄抑制が増悪し 重症感染症等を併発するおそれがある ] (2) 間質性肺疾患又はその既往歴のある患者 [ 症状を増悪させるおそれがある ] (3) 浮腫のある患者 [ 浮腫を増悪させるおそれがある ] (4) アルコールに過敏な患者 [ 本剤の添付溶解液はエタノールを含有するため アルコールの中枢神経系への影響が強くあらわれるおそれがあるので 本剤を投与する場合には問診により適切かどうか判断すること ] ( 5 ) 高齢者 [ 5. 高齢者への投与 の項参照 ] 2. 重要な基本的注意 (1) 重篤な骨髄抑制が高頻度にあらわれるので 下記の点に留意すること ( 特に 体表面積の小さい患者及び高齢者では 好中球減少症 発熱性好中球減少症等の骨髄抑制の発現頻度が高かったとの報告がある ) 1) 本剤の投与にあたっては G-CSF 製剤の適切な使用を 最新のガイドライン等を参考に考慮すること 特に発熱性好中球減少症のリスク因子 (65 歳以上 Performance Status 不良 発熱性好中球減少症の既往歴 広範囲放射線照射等の強い前治療歴 腫瘍の骨髄浸潤等 ) を有する患者においては G-CSF 製剤の予防投与 ( 一次予防 ) を考慮すること 2) 投与後は頻回に臨床検査 ( 血液検査等 ) を行うなど 患者の状態を十分に観察し 異常が認められた場合には 減量 休薬又は投与を中止する等 適切な処置を行うこと [ 用法及び用量に関連する使用上の注意 の項参照 ] 3) 特に感染症の発現に十分注意し 好中球減少 CRP 上昇 発熱等の有無を確認すること 発症又は増悪した場合には 直ちに抗生剤の投与等の適切な処置を行うこと 発熱性好中球減少症が発現した場合は 適切な抗生剤の使用について 最新のガイドライン等を参考にすること (2) 本剤投与により 全身の発疹や紅斑 血圧低下 気管支痙攣等を含む重篤な過敏反応があらわれることがあるので 本剤投与前には前投薬を行うこと [ 用法及び用量に関連する使用上の注意 の項参照 ] 特に本剤の初回及び2 回目の投与中は患者の状態を注意深く観察すること 過敏反応は本剤投与開始から数分以内に起こることがあるので 本剤投与開始後 1 時間は頻回にバイタルサイン ( 血圧 脈拍 心電図等 ) のモニタリングを行うなど 患者の状態を十分に観察すること 重篤な過敏反応があらわれた場合は 直ちに本剤投与を中止し適切な処置を行うこと 本剤投与により重篤な過敏反応を起こした患者には再投与しないこと (3) 動物実験 ( マウス ラット イヌ ) において精巣毒性が認められているので 生殖可能な年齢の患者に投与する必要がある場合には性腺に対する影響を考慮すること 3. 相互作用本剤は主に CYP3A で代謝される in vitro 試験で 本剤は P- 糖蛋白の基質であること また OATP1B1を阻害することが示されている [ 薬物動態 の項参照] 併用注意 ( 併用に注意すること ) 薬剤名等 臨床症状 措置方法 機序 危険因子 CYP3A を強く阻害する薬剤 本剤の血中濃度が上昇し これら薬剤の強い CYP3A ケトコナゾール ( 注射剤 副作用が強くあらわれるお 阻害作用により 本剤の代謝 経口剤は国内未承認 ) イトラコナゾールクラリスロマイシンインジナビルネルフィナビルリトナビルサキナビルボリコナゾール等 それがあるので 併用は避け 代替の治療薬への変更を考慮することが望ましい 併用が必要な場合は副作用の発現に十分注意し 本剤の減量を考慮するとともに 患者の状態を慎重に観察すること [ 薬物動態 の項参照 ] が阻害されると考えられる CYP3A を強く誘導する薬剤リファンピシンカルバマゼピンフェニトイン等 本剤の血中濃度が低下し これら薬剤の強いCYP3A 本剤の効果が減弱するお誘導作用により 本剤の代それがあるので 併用は避謝が促進されると考えられけ 代替の治療薬への変更る を考慮することが望ましい [ 薬物動態 の項参照 ] 4. 副作用 副作用 国内第 Ⅰ 相臨床試験で本剤 25mg/m 2 を投与された 44 例中 44 例 (100%) に副作用が認められた 主な副作用 ( 全 Grade) は好中球減少症 44 例 (100%) 発熱性好中球減少症 24 例 (54.5%) 疲労 24 例 (54.5%) 悪心 21 例 (47.7%) 下痢 20 例 (45.5%) 食欲減退 16 例 (36.4%) 貧血 13 例 (29.5%) 味覚異常 12 例 (27.3%) 等であった このうち Grade3 以上の主な副作用は 好中球減少症 44 例 (100%) 発熱性好中球減少症 24 例 (54.5%) 貧血 11 例 (25.0%) 等であった 海外第 Ⅲ 相臨床試験における本剤投与群の安全性評価対象 371 例中 313 例 (84.4%) に副作用が認められた 主な副作用 ( 全 Grade) は 下痢 135 例 (36.4%) 疲

11 労 110 例 (29.6%) 悪心 106 例 (28.6%) 好中球減少症 81 例 (21.8%) 嘔吐 57 例 (15.4%) 無力症 57 例 (15.4%) 食欲減退 46 例 (12.4%) 味覚異常 38 例 (10.2%) 等であった このうち Grade3 以上の主な副作用は好中球減少症 79 例 (21.3%) 発熱性好中球減少症 28 例 (7.5%) 下痢 19 例 (5.1%) 白血球減少症 14 例 (3.8%) 疲労 14 例 (3.8%) 等であった ( 承認時 ) 臨床検査値異常 国内第 Ⅰ 相臨床試験及び海外第 Ⅲ 相臨床試験で認められた主な血液学的検査値異 ) 常注を以下に示す 国内第 Ⅰ 相臨床試験 好中球減少貧血白血球減少リンパ球減少血小板減少 海外第 Ⅲ 相臨床試験 好中球減少貧血白血球減少リンパ球減少血小板減少 免疫系代謝 栄養系 全 Grade 39/44(88.6%) 32/44(72.7%) 全 Grade 347/369(94.0%) 361/369(97.8%) 355/369(96.2%) 325/367(88.6%) 176/369(47.7%) Grade 3 以上 21/44(47.7%) 42/44(95.5%) 23/44(52.3%) 3/44(6.8%) Grade 3 以上 303/369(82.1%) 39/369(10.6%) 253/369(68.6%) 125/367(34.1%) 15/369(4.1%) 注 ) 本剤との因果関係の有無は問わない臨床検査値の異常 母数は本剤投与後の臨床検査データが得られた被験者数に基づく (1) 重大な副作用 及び (3) その他の副作用 の発現頻度は国内第 Ⅰ 相臨床試験及び海外第 Ⅲ 相臨床試験における副作用 ( 全 Grade) の集計に基づく なお これら国内外試験で共に認められておらず 海外市販後でのみ認められている場合は頻度不明とした (1) 重大な副作用 1) 骨髄抑制 好中球減少症 (30.1%) 発熱性好中球減少症 (12.5%) 貧血 (10.6%) 白血球減少症(7.0%) リンパ球減少症(0.2%) 血小板減少症 (5.5%) 等の骨髄抑制があらわれ その結果 好中球減少性敗血症 (0.7%) 敗血症性ショック (0.7%) 等を併発する例も報告されている 本剤投与中は定期的に血液検査を行い 異常が認められた場合には 減量 休薬又は投与を中止する等 適切な処置を行うこと [ 用法及び用量に関連する使用上の注意 の項参照] 2) 腎不全 (1.0%) 腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので 本剤投与中は定期的に腎機能検査を行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 3 ) 消化管出血 ( 1. 0 % ) 消化管穿孔 ( 頻度不明 ) イレウス ( 0. 2 % ) 重篤な腸炎注 (0.5% ) ) 消化管出血 消化管穿孔 イレウス 重篤な腸炎等があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 注 4 ) 重篤な下痢 ( 5. 1 % ) ) 重篤な下痢があらわれることがあるので 観察を十分に行い 電解質異常 脱水等の異常が認められた場合には 減量 休薬又は投与を中止する等 適切な処置を行うこと [ 用法及び用量に関連する使用上の注意 の項参照 ] 5) 感染症 (16.1%) 敗血症 肺炎等の感染症があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には減量 休薬又は投与を中止する等 適切な処置を行うこと 6) 不整脈 (1.0%) 不整脈があらわれることがあるので 本剤投与中は十二誘導心電図検査の実施等 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 7) 心不全 ( 頻度不明 ) 心不全があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 8) アナフィラキシーショック ( 頻度不明 ) アナフィラキシーショックがあらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 9) 末梢神経障害 (13.3%) 末梢神経障害があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には減量 休薬又は投与を中止する等 適切な処置を行うこと [ 用法及び用量に関連する使用上の注意 の項参照] 10) 肝不全 ( 頻度不明 ) 肝機能障害 ( 頻度不明 ) 肝不全 肝機能障害があらわれることがあるので 本剤投与中は肝機能検査の実施等 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 11) 播種性血管内凝固症候群 (DIC)( 頻度不明 ) 播種性血管内凝固症候群 (DIC) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 血小板数 血清 FDP 値 血漿フィブリノゲン濃度等の血液検査に異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 12) 急性膵炎 ( 頻度不明 ) 急性膵炎があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 13) 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 )( 頻度不明 ) 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 14) 心タンポナーデ ( 頻度不明 ) 浮腫(3.9%) 体液貯留( 頻度不明 ) 心タンポナーデ 浮腫 体液貯留があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 15) 心筋梗塞 ( 頻度不明 ) 静脈血栓塞栓症 (1.2%) 心筋梗塞 静脈血栓塞栓症があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 16) 間質性肺疾患 間質性肺疾患 ( 肺臓炎 ( 頻度不明 ) 急性呼吸窮迫症候群 ( 頻度不明 ) 等 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと 注 ) 臨床試験で認められた Grade3 以上の副作用から頻度を算出した (2) 重大な副作用 ( 類薬 ) ドセタキセルを投与された患者で 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH) 重篤な口内炎等の粘膜炎 血管炎が報告されている 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止する等 適切な処置を行うこと (3) その他の副作用 精神系 20% 以上 5~20% 未満 1~ 5% 未満 1% 未満 頻度不明 過敏症 食欲減退 脱水 不眠症 神経系 眼血管 20% 以上 5~20% 未満 1~ 5% 未満 1% 未満 頻度不明 味覚異常 浮動性めまい 錯 感覚 頭痛 嗜眠 感覚鈍麻 呼吸器 消化器 悪心 嘔吐 便秘 皮膚 筋骨格系 腎臓 泌尿器 脱毛症 1.5mL 1 バイアル ( 溶解液添付 ) 流涙増加 低血圧 潮紅 起立性低血圧 包装 承認条件 高血圧 ほてり 呼吸困難 咳嗽口腔咽頭痛腹痛 消化不良 痔核 口腔内痛上腹部痛 口内炎 胃食道逆流性疾患 口内乾燥 腹部膨満 歯周病皮膚乾燥 爪の障害 発疹 紅斑筋痙縮 四肢痛 筋骨格痛 背部痛筋力低下 関節痛 筋肉痛血尿 排尿困難尿失禁 出血性膀胱炎 水腎症 尿閉 全身疲労無力症粘膜の炎症 発熱 疼痛倦怠感 インフルエンザ様疾患臨床検査体重減少 AST ヘモグロビン減少 (GOT) 上昇 トランスアミナーゼ AL T( GPT) 上昇上昇 体重増加 γ-gtp 上昇 血中ビリルビン増加その他 Radiation Recall 現象 5. 高齢者への投与一般に高齢者では生理機能が低下していることが多いので 副作用の発現に注意すること 海外第 Ⅲ 相臨床試験において 65 歳以上の患者では それ以外の患者に比べ疲労 好中球減少症 無力症 発熱 浮動性めまい 尿路感染 脱水等の副作用が また Grade3 以上では好中球減少症及び発熱性好中球減少症等の副作用が多く認められた 国内第 Ⅰ 相臨床試験において 65 歳以上の患者では それ以外の患者に比べ末梢性浮腫 嘔吐 腹部膨満等の副作用が また Grade3 以上では悪心 発熱性好中球減少症 血小板減少症 食欲減退等の副作用が多く認められた 6. 小児等への投与低出生体重児 新生児 乳児 幼児又は小児に対する安全性は確立していない [ 使用経験がない ] 7. 過量投与本剤を体外に除去する方法は知られていない 過量投与により 骨髄抑制及び胃腸障害等の副作用が増強したことが報告されている 8. 適用上の注意 (1) 調製時 1) 調製時には手袋を着用することが望ましい 本剤が皮膚に付着した場合には 直ちに石鹸及び多量の流水で洗い流すこと また 粘膜に付着した場合には 直ちに多量の流水で洗い流すこと 2) 本剤は投与前に 2 段階の希釈を行う必要がある 必ず添付文書に示す 調製方法 に従い調製を行うこと ジェブタナ点滴静注 60mg 及び添付溶解液バイアルは調製時の損失を考慮に入れ過量充填されている [ 組成 性状 の項参照 ] 本剤全量に対し添付溶解液全量を使用して溶解することで カバジタキセル濃度 10mg/mL のプレミックス液 ( 希釈の1 段階目 ) を調製することができる 3) 輸液と混和した後は速やかに使用すること やむをえず保存する場合は 室温で 8 時間 冷蔵保存で 48 時間 ( いずれも点滴に要する 1 時間を含む ) 以内に使用すること 4) 他剤との混注を行わないこと (2) 投与時 1)0.2 又は 0.22μm のインラインフィルターを通して投与すること 2) 輸液に混和後の投与液は 過飽和の状態である 結晶が析出している場合は使用しないこと 3) 静脈内投与に際し 薬液が血管外に漏れると 注射部位に硬結 壊死を起こすおそれがあるので薬液が血管外に漏れないように投与すること (3) その他ポリ塩化ビニル製の輸液バッグ及びポリウレタン製の輸液セットの使用は避けること 9. その他の注意 (1) ラットにおける 10 サイクル反復投与毒性試験において カバジタキセル 10 ~ 20mg/kg 投与群 (AUC に基づく臨床曝露量の約 6 倍 ) で 軽微から軽度の水晶体嚢下の水晶体線維膨化及び変性が認められた この変化は8 週間の休薬後においても完全には回復しなかった なお 5mg/kg の用量 (AUC に基づく臨床曝露量の約 2.5 ~3 倍 ) では水晶体の病理組織学的所見はみられなかった (2) カバジタキセルのヒトリンパ球を用いた in vitro 染色体異常試験で 倍数体細胞数の増加がみられたが染色体の構造異常はみられなかった また in vivo ラット骨髄小核試験で 0.5mg/kg 以上の用量で有小核細胞の増加がみられた (3) マウスにカバジタキセルを単回静脈内投与した試験において 脳のニューロン壊死あるいは空胞化 並びに頸髄の軸索腫脹及び変性が認められた マウスに 1 分間又は1 時間かけて単回静脈内投与したときの中枢神経毒性に関する最小の無影響量は 10mg/kg( 動物の曝露量は AUC の比較で臨床曝露量の約 7 倍 ) であった 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを早期に収集し 本剤の適正使用に必要な措置を講じること 2018 年 10 月改訂 ( 第 4 版 ) 詳細は添付文書をご参照ください 添付文書の改訂にご留意ください 資料は当社医薬担当者にご請求ください

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