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1 平成 2 年度宮城県外国人県民アンケート 調査結果報告書 平成 25 年 7 月 宮城県

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3 目 次 Ⅰ 調査の概要 (1) 調査の目的 2 (2) 調査対象 2 (3) 調査方法 2 () 調査期間 2 (5) 調査票言語 2 () 調査項目 2 (7) 回収結果 2 (8) 宮城県における在留外国人の概況 Ⅱ 調査結果 1 基本属性 (1) 国籍 7 (2) 居住地 9 (3) 性別 11 () 年齢 (5) 婚姻状況 15 () 同居人 17 (7) 在留資格 19 (8) 今後の居住予定 21 (9) 日本国籍の取得予定 23 2 日常生活の満足度 (10) 日常生活の総合的な満足度 2 (11) 日常生活に関する個別の事柄の満足度 27 3 言語 (12) 日本語能力 3 () 日本語の必要性 (1) 日本語の学習状況 5 (15) 日本語の学習方法 8 (1) 日本語を学習しない理由 9 情報 (17) 生活に必要な情報の入手媒体 50 5 居住 (18) 居住年数 59 (19) 前の居住地 1

4 医療 福祉 () 保健 医療 介護サービスの利用経験 3 (21) 病院での困った経験 7 育児 教育 (22)18 歳未満の子どもの有無 年齢 7 (23) 子どもと会話する言語 71 (2) 子育てで困っていること 73 (25) 子育て支援制度の利用経験 7 (2) 教育で困っていること 77 (27) 日本語教育のサポート制度の利用経験 81 (28) 母国語 母国文化の教育 82 (29) 母国語 母国文化の教育をしていない理由 8 8 労働 (30) 現在の雇用形態 85 (31) 職業 87 (32) 仕事の見つけ方 89 (33) 仕事の不満 91 (3) 今後の勤務地 9 (35) 仕事を探していない理由 9 9 社会生活一般 (3) 日本人との付き合い 99 (37) 相談先 101 (38) 日本人との交流 105 (39) 差別経験 10 (0) いやな経験 つらい思いの具体的な内容 108 (1) 困っていること 109 (2) 社会活動 防災 (3) 東日本大震災の被災経験 112 () 地震直後の津波情報 11 (5) 地震直後の行動 11 () 地震直後に行動をともにした相手 118 (7) 避難所利用の有無 1 (8) 避難所で困ったこと 121 (9) 避難所に行かなかった理由 122 (50) 地震発生後に知りたい情報 12 (51) 地震発生後の情報の入手方法 125 (52) 地震についての知識 129

5 (53) 津波についての知識 1 (5) 地震 津波についての知識の入手方法 3 (55) 防災用語の知識 (5) 災害から身を守る方法 8 (57) 震災体験 ( 自由記載 ) 9 11 行政 (58) 行政施設を利用する上で困ったこと 1 (59) 充実してほしい行政情報 19 (0) 行政に求めること 155 (1) 生活の中で困っていることや, 行政に取り組んでほしいこと ( 自由記載 ) 自由記載 全意見 (57) 震災体験 18 (1) 生活の中で困っていることや, 行政に取り組んでほしいこと 180 Ⅲ 参考資料 平成 21 年度及び平成 2 年度外国人県民アンケート調査結果 ( 抜粋 ) Ⅳ アンケート調査票 アンケート調査票 ( ふりがな付き日本語 )

6 Ⅰ 調査の概要 1

7 1 調査の概要 (1) 調査の目的外国人県民の生活実態や社会環境, 意識を把握し, 今後の多文化共生の社会づくりを進める上での基礎データとする (2) 調査対象宮城県内に住民登録のある 歳以上の外国人県民から無作為抽出した方を対象 (3) 調査方法郵便による送付 回収 () 調査期間平成 2 年 11 月 22 日 ~ 平成 2 年 12 月 日 (5) 調査票言語日本語 ( ふりがな付き ), 中国語 ( 簡体字 ), 韓国語, 英語 () 調査項目 1 基本属性 (9 問 ) 2 日常生活の満足度 (2 問 ) 3 言語 (5 問 ) 情報 (1 問 ) 5 居住 (2 問 ) 医療 福祉 (2 問 ) 7 育児 教育 (8 問 ) 8 労働 ( 問 ) 9 社会生活一般 (7 問 ) 10 防災 (15 問 ) 11 行政 (3 問 ) 12 自由意見 ( 全 1 問 ) (7) 回収結果 1 調査票配布数 1,870 件 2 回収数 31 件 3 有効回収数 29 件 ( 有効回収率 22.9%) 地域別回収状況 調査票配布数 回収数 うち有効回収 有効回収率 (%) 仙台市 1, 仙台市以外 仙南地域 仙台地域 大崎地域 栗原地域 登米地域 石巻地域 気仙沼 本吉地域 宮城県合計 1,

8 5 有効回収数 (29 件 ) の言語別内訳 日本語 中国語 韓国語 英語 計 仙台市 仙台市以外 仙南地域 5 35 仙台地域 大崎地域 栗原地域 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 宮城県合計 (52%) (1%) (9%) (23%) 3

9 (8) 宮城県における在留外国人の概況 (12 年 12 月末現在 ) 出典 法務省 在留外国人統計 1 在留外国人数の推移 18,000 15,000 12,000 1,08 1,017 1,500 1,101,973 1,21 9,000,188,000 3,000 9,099 10, 国籍別人数 国籍 人数 構成比 1 中国 5,1 38.% 2 韓国 朝鮮 3, % 3 フィリピン 99.8% 米国 % 5 ベトナム % インドネシア % 7 タイ % 8 台湾 % 9 ネパール % 10 パキスタン % - その他 1,872.2% 計 1, %

10 3 在留資格別人数在留資格 人数 構成比 1 永住者,1 31.1% 2 留学 2,9 17.% 3 特別永住者 2, % 日本人の配偶者等 1,2 8.% 5 家族滞在 1,0 7.2% 技能実習 % 7 人文知識 国際業務 % 8 教授 % 9 定住者 3 2.% 10 教育 % - その他 % 計 1, % 年齢別人数年齢区分 人数 構成比 歳未満 1, % 歳 ~29 歳, % 30 歳 ~39 歳 3, % 0 歳 ~9 歳 2, % 50 歳 ~59 歳 1, % 0 歳 ~9 歳 71.7% 70 歳 ~79 歳 % 80 歳以上 % 計 1, % 5 男女別人数性別 人数 構成比 男 5,9 2.0% 女 8, % 計 1, % 5

11 Ⅱ 調査結果

12 1. 基本属性 (1) 国籍国籍の分布をみると, 中国籍者が 3.1%, 韓国 朝鮮籍者が 25.9% を占めており, 以下, フィリピンが 7.2%, アメリカが.2%, タイ, イギリスが 2.% と続いている 問 1 あなたの国籍は次のどれですか 表 1 人 % 中国 % 韓国 朝鮮 % フィリピン % アメリカ 18.2% タイ 11 2.% イギリス 11 2.% インドネシア 8 1.9% ブラジル 1.% 台湾 1.% その他 1 1.2% 11 2.% 計 % 0% 35% 3.1% 30% 25% 25.9% % 15% 1.2% 10% 5% 7.2%.2% 2.% 2.% 1.9% 1.% 1.% 2.% 0% 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ タイ イギリス インドネシア ブラジル 台湾 その他 図 1-1 国籍の分布 (N = 29) 7

13 居住地別に国籍の分布をみると, 栗原地域や仙台市では中国籍の人の割合が相対的に高 い一方, フィリピン籍の人の割合は他の地域に比べて低くなっている 登米地域や石巻地 域では韓国 朝鮮籍の人の割合が高く,0% 以上となっている 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域 栗原地域 登米地域 50 石巻地域 気仙沼地域 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他 図 1-2 居住地別国籍の分布 (N = 29) 在留資格別に国籍の分布をみると, 中国籍者は留学, 家族滞在, 定住者の 50% を占めており, 永住者, 人文知識 国際業務, 研修 技能実習においても 30% 以上を占める 韓国 朝鮮籍者は特別永住者の 88% を占めるほか, 永住者や日本人の配偶者等, 教授などにおいても相対的に割合が高くなっている そのほか, 人文知識 国際業務ではアメリカ籍者の割合が高く,0% を占めている フィリピン籍者は永住者, 日本人の配偶者等, 家族滞在, 定住者, 研修 技能実習など, 多様な在留資格においてそれぞれ 10% 程度を占めている 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 3 研修 技能実習 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他 図 1-3 在留資格別国籍の分布 (N = 29) 8

14 (2) 居住地 回答者の居住地の分布をみると, 仙台市が全体の 5.% を占めており, 次いで仙台地域 が.3%, 仙南地域が 8.2%, 大崎地域が 7.5% となっている 表 2 問 2 あなたがお住まいの市町村はどこですか 人数 % 人数 % 人数 % 仙台市 23 5.% 仙台地域 57.3% 色麻町 3 0.7% 青葉区 % 塩竃市 9 2.1% 加美町 3 0.7% 宮城野区 18.2% 名取市 % 涌谷町 2 0.5% 太白区 % 多賀城市 8 1.9% 美里町 2 0.5% 若林区 % 岩沼市 5 1.2% 栗原地域 8 1.9% 泉区 19.% 亘理町 0.9% 栗原市 8 1.9% 87.3% 山元町 1 0.2% 登米地域 8 1.9% 仙南地域 % 松島町 2 0.5% 登米町 8 1.9% 白石市 1.% 七ヶ浜町 3 0.7% 石巻地域 % 角田市 5 1.2% 利府町 5 1.2% 石巻市 3.0% 蔵王町 1 0.2% 大和町 3 0.7% 東松島市 1 0.2% 七ヶ宿町 2 0.5% 大郷町 1 0.2% 女川町 1 0.2% 大河原町 5 1.2% 富谷町 0.9% 気仙沼地域 8 1.9% 村田町 1 0.2% 大衡村 1 0.2% 気仙沼市 1.% 柴田町 9 2.1% 1 0.2% 南三陸町 2 0.5% 川崎町 2 0.5% 大崎地域 % 23 5.% 丸森町 0.9% 大崎市 % 計 % 大崎地域 7.5% 石巻地域 3.5% 登米地域 1.9% 栗原地域 1.9% 気仙沼地域 1.9% 5.% 仙台地域.3% 仙台市 5.% 仙南地域 8.2% 図 2-1 居住地の分布 (N = 29) 9

15 在留資格別に居住地をみると, 留学や家族滞在, 人文知識 国際業務, 教授では 90% 以 上が仙台市に居住している一方, 永住者や日本人の配偶者等, 特別永住者は比較的各地域 に分散している 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 93 7 人文知識 国際業務 教授 100 定住者 3 研修 技能実習 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域 図 2-2 在留資格別居住地の分布 (N = 29) 10

16 (3) 性別 性別の分布をみると, 女性が 2.0%, 男性が 35.9% となっており, 女性の割合が高くな っている 11 年の法務省在留外国人統計をみると, 宮城県に居住する外国籍者のうち女 性が 58%, 男性が 2% となっているため, 今回の調査では女性の回答率がやや高くなって いると考えられる 問 3 あなたの性別はどちらですか 2.1% 表 3 人 % 男 % 女 2 2.0% 9 2.1% 計 % 女 2.0% 男 35.9% 図 3-1 性別の分布 (N = 29) 居住地域別に性別の分布をみると, 仙台市では男女がほぼ同数である一方, その他の地 域では女性の割合が高くなっている 特に, 仙南地域, 栗原地域, 石巻地域, 気仙沼地域 では回答者の 85% 以上が女性となっている 仙台市 5 仙南地域 1 8 仙台地域 39 1 大崎地域 栗原地域 88 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 % % 0% 0% 80% 100% 男女 図 3-2 居住地別性別の分布 (N = 29) 11

17 在留資格別に性別の分布をみると, 永住者, 日本人の配偶者等, 家族滞在, 定住者では 女性の割合が高いのに対し, 人文知識 国際業務, 教授では男性の割合が高く,70% 近く を占めている 留学, 特別永住者, 研修 技能実習では男女が同程度の割合となっている 永住者 留学日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 33 7 人文知識 国際業務 教授 7 33 定住者 100 研修 技能実習 その他 % % 0% 0% 80% 100% 男女 図 3-3 在留資格別性別の分布 (N = 29) 12

18 () 年齢 年齢の分布をみると,30 歳代,0 歳代が 30% 程度, 歳代が % となっており, 若年 層の割合が高くなっている 問 あなたの年齢は以下のどれに当たりますか 表 人 % 歳代 8.0% 30 歳代 % 0 歳代 % 50 歳代 5.1% 0 歳代 % 70 歳代 7 1.% 80 歳代 0.9% % 計 % % 歳代 30 歳代 0 歳代 50 歳代 0 歳代 70 歳代 80 歳代 図 -1 年齢の分布 (N = 29) 居住地域別に年齢の分布をみると, 仙台市では 歳代の割合が 29% と他の地域に比べ高くなっており, 年齢層が相対的に低くなっている また, 仙台地域, 石巻地域, 気仙沼地域では 30 代の割合が高い これに対して, 仙南地域, 栗原地域では 50 歳代以上の割合が 35% 以上を占めており, 県全体でみた場合よりもやや高くなっている

19 仙台市 仙南地域仙台地域大崎地域 栗原地域 登米地域 石巻地域 7 気仙沼地域 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 歳代 30 歳代 0 歳代 50 歳代 0 歳代 70 歳代以上 図 -2 居住地域別年齢の分布 (N = 29) 在留資格別に年齢の分布をみると, 留学においては 歳代が, 人文知識 国際業務と研修 技能実習では 歳代,30 歳代を合わせて, それぞれ 80% 以上を占めており, これらの在留資格は年齢層が低いことがわかる 日本人の配偶者等では 30 歳代と 0 歳代の割合が高い また, 定住者や永住者ではそれぞれ 30 歳代,0 歳代を中心に,30 歳代から 50 歳代まで年齢がある程度分散している 一方, 特別永住者では 0 歳代以上が 3% を占め, 他の在留資格に比べ年齢層が高くなっている 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 33 7 人文知識 国際業務 0 0 教授 定住者 研修 技能実習その他 % % 0% 0% 80% 100% 歳代 30 歳代 0 歳代 50 歳代 0 歳代 70 歳代以上 図 -3 在留資格別年齢の分布 (N = 29) 1

20 (5) 婚姻状況回答者の婚姻状況は,9.5% が既婚,21.7% が未婚となっている 既婚者のうち 3.1% ( 全体でみると 3.%) は配偶者が日本国籍をもっており,12.8%( 全体でみると 8.8%) は配偶者が回答者と同国籍である 問 5 あなたは結婚していらっしゃいますか 表 5 人 % していない % していたが, 離別, 死別した % している % 配偶者国籍日本 % 同じ国籍 % その他 3 0.7% 9 1.0% 5 1.2% 計 % 離別 死別 7.7% 1.2% 配偶者国籍 日本 3.8% 未婚 21.7% 既婚 9% その他 0.7% 同じ国籍 8.9% 1.1% 図 5-1 婚姻状況の分布 (N = 29) 15

21 居住地域別の婚姻状況の分布をみると, 仙台市以外では 80% 以上が既婚者であり, 特に 石巻地域では 90% 以上が既婚である 一方, 仙台市では既婚者の割合は 1% と他の地域に 比べて低く, 未婚者の割合が 32% と高くなっている 仙台市 仙南地域 仙台地域 大崎地域 8 9 栗原地域 88 登米地域石巻地域気仙沼地域 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 既婚未婚離別 死別 図 5-2 居住地域別婚姻状況の分布 (N = 29) 在留資格別の婚姻状況の分布をみると, 留学, 人文知識 国際業務では既婚者の割合が 約 % にとどまり, 未婚者が 70% 以上となっている これに対し, 永住者, 日本人の配偶 者等, 家族滞在では既婚の割合が 90% 程度となっている 永住者 留学日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 93 7 人文知識 国際業務 教授 定住者 25 3 研修 技能実習 3 38 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 既婚未婚離別 死別 図 5-3 在留資格別婚姻状況の分布 (N = 29) 1

22 () 同居人回答者の同居の有無, 誰と同居しているのかについてみると,79.7% が誰かと同居していると答えており, 一人暮らしをしている人は全体の 1.3% である 同居している相手としては, 配偶者の割合が最も高く,.% となっている 次いで, 子どもと同居している割合が 5.0%, 父親 母親と同居している割合が.3% となっている 問 現在あなたと同居している人はいますか ( 複数回答 ) 表 人 % 配偶者 285.% 子ども % 父親 母親 57.3% 祖父母 8 1.9% 孫 3 0.7% その他親族 18.2% 友人 知人 % 一人暮らし % 17.0% 計 % % 配偶者 子ども.3 父親 母親 祖父母 孫.2 その他親族 図 -1 同居相手の分布 (N = 29) 7.2 友人 知人 1.3 一人暮らし.0 17

23 居住地域別に同居相手の分布をみると, 配偶者や子どもとの同居は仙台市以外では 70% を超えている また, 両親や祖父母などのその他の親族との同居は仙南地域, 仙台地域, 大崎地域, 登米地域, 石巻地域, 気仙沼地域では 30% 程度の割合で行われている これに対し, 仙台市ではひとり暮らしの割合が 2% と他の地域に比べて高くなっている 仙台市 仙南地域 仙台地域 大崎地域 栗原地域 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 配偶者 子どもその他家族友人 知人ひとり暮らし 図 -2 居住地域別同居相手の分布 (N = 29) 18

24 (7) 在留資格 回答者の在留資格の分布をみると, 永住者が 1.3% と最も高く, 次いで留学が 15.9%, 日本人の配偶者等が 1.7%, 特別永住者が 9.8% となっている 問 7 あなたの在留資格は以下のどれですか 表 7 人 % 永住者 % 留学 % 日本人の配偶者等 3 1.7% 特別永住者 2 9.8% 家族滞在 % 人文知識 国際業務 % 教授 9 2.1% 定住者 8 1.9% 研修 技能実習 8 1.9% その他 2 5.% 5 1.2% 計 % % 永住者 留学 日本人の配偶者等 9.8 特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 図 7-1 在留資格の分布 (N = 29) 定住者 研修 技能実習 5. その他

25 国籍別に在留資格の分布をみると, 永住者はアメリカ籍者を除く主要な国籍において, 最も高い割合を占めており, 特にフィリピン籍者やイギリス籍者では 50% 以上, 中国籍者, 韓国 朝鮮籍者では 0% 以上を占めている 一方, アメリカ籍者においては永住者の割合が他の国籍に比べて低い一方, 人文知識 国際業務の割合が % を超え他の国籍に比べ高くなっている また, 韓国 朝鮮籍者のうち 30% 程度が特別永住者にあたり, 中国籍者とタイ籍者では留学生が % 程度を占めている タイ籍者については, 日本人の配偶者等の割合も 30% を超えており他の国籍と比べ高くなっている 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ タイ イギリス その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 永住者 留学 日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 その他 図 7-2 国籍別在留資格の分布 (N = 29) 居住地域別に在留資格の分布をみると, 仙台市と登米地域を除く地域では永住者が 50% 以上を占めており, 栗原地域と登米地域では日本人の配偶者等の割合が 0% 程度となって いる 一方, 仙台市では留学生が 27% と他の地域に比べて高くなっている 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域 栗原地域 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 永住者 留学 日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 その他 図 7-3 居住地域別在留資格の分布 (N = 29)

26 (8) 今後の居住予定今後の居住予定の分布をみると, ずっと宮城に住み続ける予定の人が最も多く, 全体の 9.7% を占めている 宮城以外で日本に定住する予定の人 ( 日本には永住するが, 宮城からは転出する または 日本には永住するが, 宮城に住み続けるかはわからない ) の割合は 1.7% で, 将来は日本を離れる予定の人 (1.1%) や日本を離れるかどうかわからない人 (15.%) とほぼ同程度となっている 問 8 あなたは今後どれくらい, 宮城県または日本に住もうと思っていますか 表 8 人 % ずっと宮城に住み続ける 2 9.7% 日本には永住するが, 宮城からは転出する % 日本には永住するが, 宮城に住み続けるかはわからない % 将来は日本を離れる 9 1.1% 日本を離れるかどうかわからない 7 15.% その他 1 3.7% 母国との間を一定期間往復する 7 1.% 一旦帰国してから, 戻るか考える 3 0.7% 仕事がある限り宮城に残る 2 0.5% 0.9% 1 0.2% 計 % 日本を離れるかどうかわからない 15.% その他 3.7% 0.2% 将来は日本を離れる 1.1% ずっと宮城県に住み続ける 9.7% 日本には永住するが 宮城に住み続けるかはわからない 12.% 図 8-1 今後の居住予定 (N = 29) 日本には永住するが 宮城からは転出する 2.3% 21

27 在留資格別に今後の居住予定の分布をみると, 永住者, 日本人の配偶者等, 特別永住者では宮城に住み続ける予定の人の割合が 0% を超えている これに対し, 研修 技能実習生では日本を離れる予定の人が 90% 程度となっており, 人文知識 国際業務, 教授では今後の予定を未定とする割合が高い また, 留学生では日本を離れる予定の人と永住するかどうか未定の人がそれぞれ %,37% となっており, 地域にかかわりなく日本に永住することを決めている割合は % と最も低い 永住者 留学 7 37 日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 88 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 宮城に永住 日本に永住するが他地域または地域未定 日本を離れる 永住するか未定 その他 図 8-2 在留資格別今後の居住予定の分布 (N = 29) 22

28 (9) 国籍取得予定 国籍取得予定の分布をみると, 取得する予定のない人が.1% と最も多く, わからない と答えた人が 37.1%, 取得する予定の人は 1.1% にとどまる 問 9 あなたは日本国籍を取得しようと思っていますか 表 9 人 % 取得する 9 1.1% 取得しない 189.1% わからない % % 計 % 2.8% わからない 37.1% 取得する 1.1% 取得しない.1% 図 9-1 国籍の取得予定の分布 (N = 29) 在留資格別に国籍取得予定をみると, 日本人の配偶者等, 定住者, 特別永住者, 家族滞在, 永住者では % 程度の人が国籍を取得予定となっているが, また, これらの在留資格と留学では 0% 程度が国籍を取得するか未定であるとしている 一方, 研修 技能実習, 教授, 人文知識 国際業務では取得意向のある人の割合は低く,70% 以上が国籍の取得予定はないとしている 永住者 留学 日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 0 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 100 その他 % % 0% 0% 80% 100% 取得する取得しないわからない 図 9-2 在留資格別国籍取得予定の分布 (N = 29) 23

29 2. 日常生活の満足度 (10) 生活満足度生活満足度の分布をみると, 全体の 80% 以上の人が 満足 (0.%) または やや満足 (2.7%) と答えており, 不満 または やや不満 と答える人は全体の 10% に満たない 問 10 お住まいの地域の日常生活について, 総合的に, どのように感じていますか 表 10 人 % 満足 17 0.% やや満足 % やや不満 % 不満 9 2.1% どちらともいえない 23 5.% % 合計 % % 0. 満足 2.7 やや満足 7.0 やや不満 2.1 不満 5. どちらともいえない 2.3 図 10-1 生活満足度の分布 (N = 29) 居住地域別に生活満足度の分布をみると, 仙台市, 仙台地域, 登米地域では 90% 程度の人が, 仙南地域, 大崎地域, 石巻地域では 70% 程度の人が 満足 または やや満足 と回答している 一方, 栗原地域では 不満 または やや不満 と答えた人の割合が 3% となっているが, 栗原地域の回答者数は 8 人と小さいため, 少数の人の回答が反映されやすい結果となっていることには注意が必要であろう 2

30 仙台市 5 1 仙南地域 仙台地域 大崎地域 栗原地域 25 3 登米地域 25 3 石巻地域 53 7 気仙沼地域 % % 0% 0% 80% 100% 満足やや満足不満 + やや不満どちらともえいえない 図 10-2 居住地域別生活満足度の分布 (N = 29) 在留資格別に生活満足度の分布をみると, 永住者, 留学生, 日本人の配偶者等, 家族滞在, 人文知識 国際業務, 定住者といった多くの在留資格において, 満足 または やや満足 とする割合が 80% を超えており, 高い満足度を示している 一方, 特別永住者と研修 技能実習においては どちらともいえない と答える割合が比較的高く, 教授においては 不満 または やや不満 とする割合が 22% と他の在留資格に比べ高くなっている 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他 % % 0% 0% 80% 100% 満足やや満足不満 + やや不満どちらともえいえない 図 10-3 在留資格別生活満足度の分布 (N = 29) 25

31 就労形態別に生活満足度の分布をみると, 求職中の無職者においては とても満足 と する割合が 18% と低い一方, 不満 または やや不満 とする割合が他の就労形態につい ている人に比べて高く, 相対的に生活満足度が低い傾向にあることが示された 経営者 自営 正規雇用 非正規雇用 学生 無職 ( 仕事を探している ) 無職 ( 仕事を探していない ) % % 0% 0% 80% 100% 満足やや満足不満 + やや不満どちらともえいえない 図 10- 就労形態別生活満足度の分布 日本の居住年数別に生活満足度の分布をみると, 日本の居住年数が 1 年未満の人たちで最も満足度が高く,93% の人たちが 満足 または やや満足 と回答している これに対し, 日本の居住年数が 年以上の人たちでは, 満足 または やや満足 と答える割合は 77% と低くなり, 不満 または やや不満 と答える割合は % と他の人たちに比べて高くなっている 1 年未満 年未満 10 年未満 年未満 年以上 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 満足やや満足不満 + やや不満どちらともえいえない 図 10-5 日本居住年数別生活満足度の分布 2

32 (11) 個別の事項についての満足度日常生活における個々の事項についての満足度の分布をみると, 生活情報や住宅環境, 医療 福祉については,0% 程度の回答者が 満足 と回答し, やや満足 と合わせると, 70% 以上となっている また, 近所付き合いについても 満足 と やや満足 を合わせると約 70% となり, 上記の 3 項目と同程度になる これに対して, 災害に対する備え と 県や市町村が提供するサービス については満足度がやや低くなっており, 災害に対する備え については % 程度の人が やや不満 または 不満 と回答している 問 11 日常生活に関する次の個別の事項について, どのように感じていますか 表 11 生活情報住宅環境災害に対する備え 人 % 人 % 人 % 満足 やや満足 やや不満 不満 どちらともいえない 計 医療 福祉 近所付き合い 県や市町村が提供するサービス 人 % 人 % 人 % 満足 やや満足 やや不満 不満 どちらともいえない 計 生活情報住宅環境災害に対する備え医療 福祉近所づきあい県や市町村のサービス % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 満足やや満足やや不満不満どちらともいえない 図 11-1 個別の事項についての満足度の分布 (N = 29) 27

33 日本語能力 ( 読み ) 国籍 在留資格 居住地域 1 生活情報生活情報についての満足度を居住地域, 在留資格, 日本語能力 ( 読み ) 別にみると, 生活情報についての満足度には地域差がみられ, 仙台市, 仙南地域, 仙台地域では 不満 または やや不満 とする割合が 10% を下回るのに対し, 大崎地域, 石巻地域, 気仙沼地域では 30% 程度の人が, 栗原地域では 50% の人が 不満 または やや不満 と回答している また, 在留資格別や国籍別では大きな差は見られないが, 日本語を読む能力によっては生活情報の満足度には差があり, 日本語能力が低い人や中程度の人で 不満 または やや不満 と回答する割合が高くなっている 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他低中高 図 11-2 生活情報が 不満 または やや不満 の割合 (N = 29) % 28

34 家族形態 国籍 在留資格 居住地域 2 住宅環境住宅環境についての満足度について詳しくみると, 仙台市, 仙南地域, 仙台地域, 栗原地域では 不満 または やや不満 とする割合が 15% 弱であるのに対し, 大崎地域, 登米地域, 石巻地域, 気仙沼地域では 25% を超えている また, 在留資格別に見た場合には, 留学や定住者, 研修 技能実習では住宅環境に不満を感じる程度が低く, 不満 または やや不満 とする割合は 10% を下回っている 国籍による満足度の差はほとんどみられないが, 韓国 朝鮮籍者でやや不満を感じやすい傾向にある 家族形態による差をみると, 単身世帯や配偶者との 2 人世帯に比べ, 子どものいる世帯や親, 祖母などと同居している世帯で, 住宅環境に不満を感じる傾向にある 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他単身配偶者のみ子どもありその他家族同居その他 図 11-3 住宅環境が 不満 または やや不満 の割合 (N = 29) % 29

35 被災場所 国籍 在留資格 居住地域 3 災害に対する備え災害に対する備えへの満足度について詳しくみると, 居住地域による差については, 石巻地域で不満度が高くなっていることを除けば, 大きな地域差はみられなかった 一方, 在留資格による災害への備えについての満足度に差がみられ, 永住者, 人文知識 国際業務, 教授では 30% 以上が災害に対する備えを 不満 または やや不満 と回答しているのに対し, 留学性や日本人の配偶者等, 研修 技能実習生においては不満を感じている人は 10% 程度であり, 家族滞在, 定住者においては不満を感じている人はいなかった 国籍によっても差がみられ, 韓国 朝鮮籍者やタイ籍者では 35% 以上の人が 不満 または やや不満 と感じる一方, 中国籍者やアメリカ籍者では 15% 以下の人が不満を感じるにとどまっている また, 震災を経験していない人は, 不満 または やや不満 と回答した割合は 11% であるのに対し, 宮城県以外の都道府県で被災した人は 32% と, 県内で震災を経験した人よりも高くなっている 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他宮城県の特定市町村宮城県の特定市町村以外の地域他の都道府県経験していない 図 11- 災害に対する備えが 不満 または やや不満 の割合 (N = 29) % 30

36 年齢 国籍 在留資格 居住地域 医療 福祉医療 福祉の満足度について詳しくみると, 居住地域による差がみられる傾向にあり, 仙台市, 仙南地域, 気仙沼地域では 不満 または やや不満 と回答した割合は 15% 以下であるのに対し, 栗原地域, 登米地域, 石巻地域では 0% 程度となっている 在留資格別にみると, 特別永住者, 教授, 家族滞在では % 以上の人が 不満 または やや不満 と感じているのに対し, 定住者と研修 技能実習においては不満を感じている回答者はいなかった 国籍別にみた場合には, 韓国 朝鮮籍者, タイ籍者, イギリス籍者では 30% 程度が 不満 または やや不満 と回答している一方, フィリピン籍者で不満を感じている人は 3% にとどまっている また, 年齢別にみると,0 歳代以上の層では 30% 程度が 不満 または やや不満 と回答しているのに対し,30 歳代以下の層では 15% 以下が不満を感じるにとどまり, 高齢層ほど医療や福祉に不満を感じている傾向がみられた 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他 歳代 30 歳代 0 歳代 50 歳代 0 歳代 70 歳代 図 11-5 医療 福祉が 不満 または やや不満 の割合 (N = 29) % 31

37 日本語能力 ( 聞く 話す ) 家族形態 国籍 在留資格 居住地域 5 近所づきあい近所づきあいへの満足度について詳しくみると, 仙南地域, 仙台地域, 登米地域で 不満 または やや不満 と感じている割合が 5% を下回るのに対し, 大崎地域, 石巻地域では % 程度の人が不満を感じている 在留資格別にみると, 教授, 定住者では % 以上が 不満 または やや不満 と回答している 国籍別にみると, タイ籍者の 30% 程度が近所づきあいを 不満 または やや不満 と感じており, 他の国籍者よりも不満を感じている割合が高い 家族形態別にみると, 単身世帯において, 近所づきあいに不満と感じている割合が高く 25% が 不満 または やや不満 と回答している 一方, 日本語の会話力 ( 話す能力と聞く能力の合計 ) によっては, 近所づきあいの満足度に顕著な差はみられなかった 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他単身配偶者のみ子どもありその他家族同居その他低中高 図 11- 近所づきあいが 不満 または やや不満 の割合 (N = 29) % 32

38 宮城県居住年数 国籍 在留資格 居住地域 県や市町村が提供するサービス県や市町村が提供するサービスに対する満足度を詳しくみると, 地域別では 不満 または やや不満 と回答した割合が仙台市, 仙南地域, 登米地域では 15% 以下となっている 在留資格別にみると, 不満 または やや不満 と回答した割合が永住者や特別永住者では % 以上となっており, 留学や家族滞在, 人文地域 国際業務においては 10% 以下であった 国籍別にみると, 不満 または やや不満 と回答した割合が, 韓国 朝鮮籍またはタイ籍では 25% を超えている一方, フィリピン籍, アメリカ籍, イギリス籍では 10% を下回っている また, 宮城県での居住年数別にみると, 居住年数が 5 年を超えた人たちの % 以上が 不満 または やや不満 と回答している 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他 1 年未満 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 図 11-7 県 市町村が提供するサービスが 不満 または やや不満 とする割合 (N = 29) 50 % 33

39 3. 言語 (12) 日本語能力 日本語能力のカテゴリについて以後の設問において, 日本語能力を 話す 聞く 能力と 読む 能力のそれぞれについて 低 中 高 として区分し, 分析を行っている この区分方法は以下のとおりとしている 読む能力については, 不自由なく読める を, だいたい読める を 3, あまり読めない を 2, ほとんど読めない を 1 とした上で, 漢字, ひらがな, カタカナの 3 つについて点数を加算し,3~ 点を 低, 7~9 点を 中, 10~12 点を 高 としている 話す能力 聞く能力については, 読む能力同様の点数化をした上で, 話す能力と聞く能力を合計し,2~ 点を 低, 5~ 点を 中, 7~8 点を 高 としている 1 話す能力日本語を話す能力については, 不自由なく話せる人が 3.8%, だいたい話せる人が 3.% となり, あまり話せないまたはほとんど話せないと回答した人は全体の % 程度となっている 問 12 あなたの日本語能力をご自身で判断するとすれば, 次のどれにあたりますか 表 12-1 A. 話す 人 % 不自由なく話せる % だいたい話せる 18 3.% あまり話せない 58.5% ほとんど話せない.7% 7 1.% 合計 % あまり話せない.5% ほとんど話せない.7% 1.% だいたい話せる 3.% 不自由なく話せる 3.8% 図 日本語能力 ( 話す ) の分布 (N = 29) 3

40 在留資格 居住地域 日本語を話す能力の分布を居住地域別にみると, 仙台地域では 50% 以上の回答者が 不自由なく話せる と回答している また, 大崎地域, 登米地域では, 不自由なく話せる 人と だいたい話せる 人の合計が 85% を超えている これに対し, 栗原地域, 石巻地域, 気仙沼地域では, あまり話せない または ほとんど話せない の割合が % を超えている 仙台市では不自由なく話せる割合が 0% と高くなっている一方, 逆に ほとんど話せない 人の割合も 8% となり, 他の地域よりも割合が高くなっている 在留資格別にみると, 不自由なく話せる 割合が最も高いのは特別永住者であり,88% が 不自由なく話せる と回答している また, 定住者では全員, 永住者, 人文知識 国際業務では 80% 以上, 留学, 日本人の配偶者等, 教授では 75% 以上が, 不自由なく話せる または だいたい話せる と回答している これに対し, 家族滞在と研修 技能実習では 50% 以上が あまり話せない または ほとんど話せない と回答している 仙台市仙南地域 仙台地域大崎地域 栗原地域 3 25 登米地域 石巻地域 気仙沼地域永住者 留学日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 75 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 不自由なく話せる だいたい話せる あまり話せない ほとんど話せない 図 居住地域 在留資格別日本語能力 ( 話す ) の分布 (N = 29) 35

41 日本の居住年数 日本人との交流 国籍 国籍別にみると, 韓国 朝鮮籍では 50% 以上が 不自由なく話せる と答えており, だいたい話せる 人と合わせると 90% を超える 中国籍, フィリピン籍, アメリカ籍の回答者も 80% 程度の人が 不自由なく話せる または だいたい話せる と回答している 一方, タイ籍, イギリス籍では 不自由なく話せる と だいたい話せる を合わせた割合が 50% 前後となっている 日本人との交流の程度との関連をみると, 日本人で なんでも話せる人がいる 人のうち,90% 程度の人が日本語を 不自由なく話せる または だいたい話せる のに対し, あいさつ程度のつき合いしかない場合には, 不自由なく話せる または だいたい話せる 割合は % とやや低くなり, 日本語がほとんど話せない人の割合も % と高くなる また, 日本の居住年数が長い場合には, 日本語の話す能力が高い割合も高くなり,5 年以上居住していれば 90% 程度の人が 不自由なく話せる または だいたい話せる のに対し, 日本の居住年数が 1 年未満の場合には, 不自由なく話せる または だいたい話せる 人の割合は 30% 程度となっている 中国韓国 朝鮮フィリピン アメリカ タイ イギリスその他 なんでも話せる人がいる立ち話をする人がいるあいさつをする人がいる まったくいない 年未満 年未満 10 年未満 年未満 年以上 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 不自由なく話せる だいたい話せる あまり話せない ほとんど話せない 図 国籍 日本人との交流 日本居住年数別の日本語能力 ( 話す ) の分布 (N = 29) 3

42 2 聞く能力日本語を聞く能力の分布をみると, 話す能力とほぼ同様の分布となっており, それぞれ 0% 程度の人が, 不自由なく聞き取れる, だいたい聞き取れる と答えており, あまり聞き取れない または ほとんど聞き取れない 人の割合は合計で 1.% となっている 問 12 あなたの日本語能力をご自身で判断するとすれば, 次のどれにあたりますか 表 12-2 日本語能力 ( 聞く ) の分布 B. 聞く 人 % 不自由なく聞き取れる だいたい聞き取れる あまり聞き取れない ほとんど聞き取れない 合計 あまり聞き取れない 12.% ほとんど聞き取れない.0% 2.3% だいたい聞き取れる 2.9% 不自由なく聞き取れる 38.5% 図 日本語能力 ( 聞く ) の分布 (N = 29) 居住地域別に日本語を聞く能力の分布をみると, 話す能力と同様の傾向がみられ, 仙台地域では 50% 以上の回答者が 不自由なく聞き取れる と答えており, 仙台市を除くその他の地域でも,80% 以上の人が 不自由なく聞き取れる または だいたい聞き取れる と回答している 一方, 仙台市では あまり聞き取れない または ほとんど聞き取れない 人の割合が % 程度と, 他の地域よりも割合が高くなっている また, 在留資格別では, 特別永住者, 永住者, 定住者では 80% 以上が 不自由なく聞き取れる または だいたい聞き取れる と回答しているのに対し, 家族滞在と研修 技能実習では 50% 以上が あまり聞き取れない または ほとんど聞き取れない と回答している 37

43 在留資格 居住地域 仙台市仙南地域仙台地域大崎地域栗原地域登米地域石巻地域気仙沼地域永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 不自由なく聞き取れるあまり聞き取れない だいたい聞き取れるほとんど聞き取れない 図 居住地域 在留資格別日本語能力 ( 聞く ) の分布 (N = 29) 国籍別にみると, 韓国 朝鮮籍では 0% が 不自由なく聞き取れる と答えており, だいたい聞き取れる 人と合わせると 90% を超える また, 中国籍, アメリカ籍の回答者では 80% 程度の人が, フィリピン籍, イギリス籍では 75% 程度の人が 不自由なく聞き取れる または だいたい聞き取れる と回答している 一方, タイ籍では 不自由なく聞き取れる と だいたい聞き取れる を合わせた割合が 5% となっている 日本人との交流の程度との関連をみると, 話す能力と同様, 日本人で なんでも話せる人がいる 人のうち,90% 程度の人が日本語を 不自由なく聞き取れる または だいたい聞き取れる のに対し, あいさつ程度のつき合いしかない場合には, 不自由なく聞き取れる または だいたい聞き取れる 割合は 8% とやや低くなり, 日本語がほとんど聞き取れない人の割合も % と高くなる また, 日本の居住年数が長い場合には, 日本語を聞きとる能力が高い割合も高くなり, 5 年以上居住している人の 80% 以上が 不自由なく聞き取れる または だいたい聞き取れる のに対し, 日本の居住年数が 1 年未満の場合には, 不自由なく聞き取れる または だいたい聞き取れる 人の割合は 2% となっている 38

44 日本の居住年数 日本人との交流 国籍 中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカ タイ イギリス その他 なんでも話せる人がいる立ち話をする人がいるあいさつをする人がいる まったくいない 年未満 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 不自由なく聞き取れる だいたい聞き取れる あまり聞き取れない ほとんど聞き取れない 図 国籍 日本人との交流 日本居住年数別の日本語能力 ( 聞く ) の分布 (N = 29) 39

45 3 読む能力日本語を読む能力の分布をみると, ひらがなやカタカナを読める割合は高く, ひらがなは 2.9% が 不自由なく読める,2.9% が だいたい読める, カタカナについては 59.0% が 不自由なく読める,2.1% が だいたい読める と回答している これに比べて漢字を読むことができる割合はやや低く, 不自由なく読める 割合は 32.9%, あまり読めない と ほとんど読めない を合わせると 33.8% となっている 表 12-3 日本語能力 ( 読む ) の分布 C. 読む 漢字ひらがなカタカナ人 % 人 % 人 % 不自由なく読める % % % だいたい読める % % % あまり読めない % 21.9% 29.8% ほとんど読めない 0 1.0% %.7% 8 1.9% 1 3.7% % 合計 % % % 漢字 ひらがな カタカナ % % 0% 0% 80% 100% 不自由なく読めるだいたい読めるあまり読めないほとんど読めない 図 日本語能力 ( 読む ) の分布 (N = 29) 0

46 日本の居住年数 国籍 漢字を読む能力の分布をみると, 国籍別では中国籍, 韓国 朝鮮籍では 80% 以上が 不自由なく読める または だいたい読める と回答しているのに対し, フィリピン籍, タイ籍, アメリカ籍, イギリス籍では 50% 以上が あまり読めない または ほとんど読めない と回答している とくに, フィリピン籍, イギリス籍では, ほとんど読めない と あまり読めない を合わせた割合が 80% を超えている 日本の居住年数別にみると, 年以上居住している人では 80% 程度が 不自由なく読める または だいたい読める と回答しているのに対し,5 年 ~ 年の居住では, 不自由なく読める または だいたい読める と答える割合は 0% 程度にとどまり, 聞く 話す能力ほど, 居住年数は漢字を読む能力に直結していない傾向がみられる 中国韓国 朝鮮 フィリピン 8 32 アメリカ タイ イギリスその他 年未満 年未満 10 年未満 年未満 年以上 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 不自由なく読める だいたい読める あまり読めない ほとんど読めない 図 国籍 日本居住年数別日本語能力 ( 読む 漢字 ) の分布 (N = 29) 1

47 日本の居住年数 国籍 国籍別のひらがなを読む能力をみると, 漢字に比べ国籍による差は小さく, タイ籍以外の国籍では 80% 以上が 不自由なく読める または だいたい読める と回答している 一方, タイ籍の回答者では,18% が あまり読めない と回答している また, 日本の居住年数別にみると,1 年未満でも 80% 程度が 不自由なく読める または だいたい読める と答えており, 早い段階で習得できていることがわかる 中国韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ 83 タイ イギリスその他 年未満 年未満 10 年未満 年未満 年以上 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 不自由なく読める だいたい読める あまり読めない ほとんど読めない 図 国籍 日本居住年数別日本語能力 ( 読む ひらがな ) の分布 (N = 29) 2

48 書く能力日本語を書く能力については, 読む能力同様, ひらがなとカタカナをかける割合は高く, 80% 以上が 不自由なく書ける または だいたい書ける と回答している 一方, 漢字については, 不自由なく書ける または だいたい書ける 割合は 0% にとどまり, あまり書けない または ほとんど書けない と回答している割合が 0% 程度となっている 表 12- 日本語能力 ( 書く ) の分布 D. 書く 漢字ひらがなカタカナ人 % 人 % 人 % 不自由なく書ける だいたい書ける あまり書けない ほとんど書けない 合計 漢字 ひらがな カタカナ % % 0% 0% 80% 100% 不自由なく書けるだいたい書けるあまり書けないほとんど書けない 図 日本語能力 ( 書く ) の分布 (N = 29) 3

49 () 日本語の必要性日本語の必要性についての意見の分布をみると, 日常生活のために必要 と考える人が.% で最も多く, 次いで 現在の仕事 勉強をしていくために必要, 日本人とつきあうために必要 となっている 一方, 日本語が必要ないと考える人は少数であり, 必要ない, 母国語で暮らせるのであれば必要ない, いずれ帰国するのであれば必要ない と答えた人はいずれも 1% に満たない 問 日本語の必要性についてどのように考えますか ( 複数回答 ) 表 人 % 日常生活のために必要 285.% 現在の仕事 勉強をしていくために必要 % 日本人とつきあうために必要 % 日本に永住するために必要 31.7% 希望する仕事を見つけるために必要 % 必要ない 0.9% 母国語で暮らせるのであれば必要ない 3 0.7% いずれ帰国するのであれば必要ない 2 0.5% その他 % 日本語が母語なので話すのは自然 0.9% 育児に必要 2 0.5% その他 9 2.1% 9 2.1% 計 % 日常生活のために必要. 現在の仕事 勉強をしていくために必要 50. 日本人とつきあうために必要 2.7 日本に永住するために必要 31.7 希望する仕事を見つけるために必要 25.9 必要ない母国語で暮らせるのであれば必要ないいずれ帰国するのであれば必要ないその他 図 日本語学習の必要性の分布 (N = 29) %

50 (1) 日本語学習状況日本語の学習状況の分布をみると, 現在学習している人が 38.7% で最も多く, 次いで 現在は学習していないが, できれば学習したい が 28.%, 日本語に不自由はないので, 学習の必要はない が 28.2% となっている 現在学習しておらず, 学習するつもりがない人は 2.8% と非常に少なくなっている 問 1 あなたの日本語の学習状況は, 次のどれにあてはまりますか 表 1 人 % 現在, 学習している % 現在は学習していないが, できれば学習したい % 日本語に不自由はないので, 学習の必要はない % 現在は学習していないし, 学習するつもりはない % 8 1.9% 合計 % 学習するつもりはない 2.8% 1.9% 日本語に不自由はない 28.2% 学習している 38.7% できれば学習したい 28.% 図 1-1 日本語の学習状況の分布 (N = 29) 5

51 在留資格別日本語の学習状況の分布をみると, より明確な差が見られ, 特別永住者では 80% 以上の人が 日本語に不自由はない と回答している 現在学習している割合が高いのは定住者, 研修 技能実習, 家族滞在であり,70% 以上となっている また, 留学や人文知識 国際業務についても 50% 以上の人が現在日本語を学習していると回答している ただし, 人文知識 国際業務, 研修 技能実習のうちの 1 割程度の人は, 日本語を学習するつもりはないと回答している また, 現在学習していないが, 今後学習したいと答える割合が高いのは永住者, 日本人の配偶者, 教授であり,0% 以上の人がこれに該当する 永住者留学日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 73 人文知識 国際業務 教授 11 定住者 研修 技能実習 75 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 学習しているできれば学習したい日本語に不自由はない学習するつもりはない 図 1-2 在留資格別日本語の学習状況の分布 (N = 29) 日本の居住年数別に日本語の学習状況の分布をみると, 日本の居住年数が長くなると学習している割合も低下している 1 年未満の人たちの中では 80% 程度が現在学習している一方, 年未満の層では現在学習している人は 35% にとどまる ただし,1 年未満の層では 7% が 学習するつもりない と答えており,1 年以上居住している人たちよりもやや割合が高くなっている また, 日本の居住年数が長くなることで, 日本語に不自由していない人の割合が高まるだけでなく, 日本語をできれば学習したいと答える人の割合も高まっており,10 年以上 年未満の層では,21% が日本語に不自由はないと回答する一方で,39% ができれば学習したいと回答している

52 家族形態別に日本語の学習状況の分布をみると, 子どもがいる世帯の人では, 現在学習していると回答した割合が 29% と他の世帯よりも少ない一方, できれば学習したいと回答した割合が 3% と他の世帯よりも多くなっている また, 単身世帯の人は現在学習していると回答した人が % と他の世帯よりも多くなっている 7

53 (15) 日本語学習方法日本語の学習方法をみると, テレビや読書などを通じて自分で勉強している人の割合が最も高く, 日本語を学習している人の 59.0% となっている 次いで, ボランティアの日本語教室に通っている人が.5%, 家族に習っている人が 19.3%, 友人や知人に教えてもらっている人が 18.1% となっている 問 15 あなたはどのように日本語を学んでいますか ( 複数回答 ) 表 15 ( 問 1 で 現在学習している を選択した人 ) 人 % 教材やテレビ講座などで自分で勉強している % ボランティアの日本語教室に通っている 3.5% 家族に教えてもらっている % 日本人の知人 友人に教えてもらっている % 通っている大学や学校で学んでいる % 語学学校 ( 日本語学校 ) に通っている % 自宅に講師を招き, 個人指導を受けている 2 1.2% その他 2.% 1 0.% 計 1 100% 自習 59.0 ボランティア家族知人 友人大学 学校 語学学校 7.2 個人指導 その他 図 15 日本語学習方法の分布 (N = 1) % 8

54 (1) 日本語を学習しない理由日本語を学習しない理由の分布をみると, 忙しくて勉強する時間がないから が最も多く, できれば学習したいが現在学習していない人の 55.2% がこの理由を選択している 次いで, 近くに学べる場がない を選択する人が 30.%, 日本語教室や日本語学校の情報がない を選択する人が 2.% となっている 問 1 あなたが日本語を学ばない, 学んでいない理由は何ですか ( 複数回答 ) ( 問 1 で 現在学習していない 現在学習していないができれば学習したい を選択した人 ) 表 1 人 % 忙しくて勉強する時間がないから % 近くに学べる場がないから 1 30.% 日本語教室や日本語学校の情報がないから 33 2.% 勉強するお金がないから 2 19.% 家族や友人などが通訳してくれるから % 母国の言葉だけで生活できるから 2 1.5% その他 % 9.7% 計 100% 忙しくて勉強する時間がないから 55.2 近くに学べる場がないから 30. 日本語教室や日本語学校の情報がないから 勉強するお金がないから 家族や友人などが通訳してくれるから 母国の言葉だけで生活できるから その他 % 図 1 日本語学習をしない理由の分布 (N = ) 9

55 . 情報 (17) 生活に必要な情報の入手方法生活に必要な情報の入手手段として, 最も多くの人があげたのがテレビ ラジオであり, 5.8% となっている 次いで, パソコンを使用したインターネットを選んだ人が.9%, 日本人の友人 知人を選んだ人が 2.% となっている メディアや個人的なネットワークを利用して情報を入手する人が多い一方, 大使館や領事館, 相談窓口などの公的機関や団体などを通して情報を入手している人の割合は高くない 表 17 問 17 あなたは, 生活に必要な情報をどこから得ていますか ( 複数回答 ) 人 % テレビ ラジオ % パソコンを使用したインターネット 1.9% 日本人の友人 知人 % 職場 学校 9 32.% 家族 % 新聞 雑誌 % 母国出身の友人 知人 % 近所の日本人, 町内会の回覧 % 携帯電話を使用したインターネット % 母国の大使館 領事館 % 外国籍住民向け相談窓口 ( みやぎ外国人相談センターや市町村窓口等 ) 29.8% ボランティア団体 18.2% 入手する方法がない 7 1.% その他 0.9% 8 1.9% 計 % テレビ ラジオパソコンを使用したインターネット日本人の友人 知人職場 学校家族新聞 雑誌母国出身の友人 知人近所の日本人 町内会の回覧携帯電話を使用したインターネット母国の大使館 領事館外国籍住民向け相談窓口ボランティア団体入手する方法がないその他 図 17-1 生活に必要な情報の入手方法の分布 (N = 29) % 50

56 在留資格別の生活情報の入手手段についてみると, まずメディアを用いた情報の入手については, 特別永住者は他の在留資格の人たちに比べてテレビ ラジオ, 新聞 雑誌から情報を入手する割合が高い テレビ ラジオについては, 永住者, 日本人の配偶者等, 定住者においても 0% 以上の人が情報入手の手段として用いている パソコンによるインターネット利用で情報を入手する割合は留学, 家族滞在, 人文知識 国際業務で高く,0% 以上にのぼる 一方, 携帯からインターネットを利用することによる情報の入手はそれほど行われておらず, 人文知識 国際業務で 0% 利用されている以外は, どの在留資格でも, 30% 以下の人しか利用していない また, 研修 技能実習の人たちはメディアを用いた情報の入手をほとんど行っておらず, すべての項目が 30% を下回っている 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者 研修 技能実習 その他 テレビ ラジオ新聞 雑誌パソコンによるネット携帯によるネット % 図 17-2a 在留資格別生活情報入手手段 ( メディア )(N = 21, 問 17 にの回答者を除いた割合 ) 51

57 次に, 友人や家族などのネットワークを用いた情報入手について在留資格による違いをみると, 職場や学校は留学, 人文知識 国際業務, 教授, 研修 技能実習の人たちの間で行われており,50% 以上の人が利用していると回答している このうち, 留学, 人文知識 国際業務, 教授では, 日本人の友人 知人から情報を得ている人も 50% 以上となっている 家族は, 日本人の配偶者等の人たちの主な情報入手手段となっており,57% の人が選択しているほか, 家族滞在が 7%, 永住者が 39% となっている 日本人の友人 知人は, 定住者が 50%, 永住者, 日本人の配偶者, 家族滞在, 研修 技能実習でも 0% 程度の人が情報の入手手段としてあげている また, 母国出身の友人 知人が生活に必要な情報の入手手段として用いられる割合は, 留学で 38% の人が利用しており, その他の在留資格では 30% 以下となっている 近所の人から情報を入手している人は, 教授では 33% が利用しているほか, その他の在留資格では 30% 以下となっている 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他 職場 学校日本人の友人 知人近所の日本人 回覧 家族母国出身の友人 知人 図 17-2b 在留資格別生活情報入手手段 ( ネットワーク ) (N = 21, 問 17 にの回答者を除いた割合 ) % 52

58 機関 団体などは, 多くの在留資格の人々にとって主な情報入手手段として用いられておらず, 人文知識 国際業務の人の 0% が相談窓口を,% が大使館 領事館を利用しているのを除くと, どの機関 団体も 10% 程度の人が利用しているにとどまる また, 研修 技能実習では,% が情報の入手手段がないと回答している 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 7 人文知識 国際業務 0 教授 11 定住者 研修 技能実習 その他 相談窓口ボランティア団体大使館 領事館 その他 入手手段がない 図 17-2c 在留資格別生活情報入手手段 ( 機関 団体 その他 ) (N = 21, 問 17 にの回答者を除いた割合 ) % 日本語能力 ( 読む力 ) 別の各生活情報入手手段の利用割合をみると, テレビ ラジオ及び新聞 雑誌からの情報入手は日本語を読む能力が高くなるほど利用される傾向にあり, 日本語を読む能力が低い場合には, テレビ ラジオから情報を得る割合は 37%, 新聞 雑誌から情報を得る割合は 11% であるのに対し, 日本語を読む能力が高い場合には 3% の人がテレビ ラジオから情報を得ており,1% の人が新聞 雑誌から情報を得ている また, 53

59 日本の居住年数 日本語能力 ( 読む ) パソコンからのインターネット利用については, 日本語能力が高い人たちの間では 50% 以上が利用しているのに対し, 日本語能力が低い人または中程度の人たちでは 0% 程度にとどまる 携帯電話からのインターネット利用による情報入手については, 日本語能力による大きな差はみられなかった 日本の居住年数別にみると, テレビ ラジオからの情報入手の利用率が日本の居住年数が長くなるのにしたがって高くなるのに対し, パソコンからのインターネットによる情報収集の割合は日本の居住年数が長くなるにしたがって低下している 携帯電話からのインターネットによる情報収集の割合も, 日本の居住年数が 10 年以上の人たちの間では % であるのに対し,1 年未満の人たちでは 2% になる ただし, この日本の居住年数とインターネット利用の関連は, 年齢の影響を受けていると考えられる 歳代の人たちの 73% がパソコンを用いたインターネットからの情報収集を,25% が携帯電話を用いたインターネットからの情報収集を行っているのに対し,0 歳代 70 歳代の人たちの間で前者を行っている割合は % 以下であり, 後者を行っている人はいなかった ( 図 17-) 低 中 高 年未満 年未満 年未満 年未満 年以上 テレビ ラジオ新聞 雑誌パソコンによるネット携帯によるネット % 図 17-3a 日本語能力 日本居住年数別生活情報の入手手段 ( メディア ) (N = 21, 問 17 にの回答者を除く ) 5

60 ネットワークを用いた生活情報の入手の割合を日本語能力別にみると, 日本語能力の高い人たちの間では日本人の友人 知人が生活情報入手手段となりやすく,% が選択しているのに対し, 日本語能力の低い人たちの間で選択している割合は 29% にとどまる また, 近所の日本人や町内での回覧から生活情報を入手する割合も, 日本語能力が高い方がやや高くなっている 一方, 母国出身の友人 知人が生活情報入手手段となる割合は日本語能力が低い人たちで 39% と比較的高いのに対し, 中程度の人たちでは 29%, 日本語能力が高い人たちでは 19% となっている 職場や学校, 家族が生活情報入手手段となる割合については, 日本語能力による明確な差はみられなかった ネットワークを用いた生活情報の入手の割合を日本の居住年数別にみると, 学校や職場が生活情報の入手手段となる割合は日本の居住年数が短い人たちの間で高く,1 年未満の人たちの 8%,1 年 ~5 年の人たちの 50% が学校や職場から情報を得ているのに対し,10 年以上 年未満の人たちでは 27%, 年以上の人たちでは 23% にとどまる これは日本の居住年数が長い人たちの年齢層が高いため, 学校や職場に所属する割合が低いことによるものであると考えられる 実際, 学校や職場から生活情報を得る割合は年齢が上がるにつれて低下している ( 図 17-) 一方, 家族や近所の日本人または町内の回覧が生活情報入手手段となる割合は, 日本の居住年数が長くなるにつれて高くなる傾向にある 母国出身の友人 知人, 日本人の友人 知人が生活情報の入手手段となる割合は, 日本の居住年数 5 年以上 10 年未満の層まで増加し, これ以降低下している 55

61 日本の居住年数 日本語能力 ( 読む ) 低 中 高 年未満 5 年未満 年未満 年未満 年以上 % 職場 学校 家族 日本人の友人 知人 母国出身の友人 知人 近所の日本人 図 17-3b 日本語能力 日本居住年数別生活情報の入手手段 ( ネットワーク ) (N =21 問 17 にの回答者を除く ) 5

62 日本の居住年数 日本語能力 ( 読む ) 機関 団体を用いた生活情報入手の割合については, 日本語能力による明確な差はみられない 日本の居住年数による差をみると, 相談窓口の利用については, 日本の居住年数が 1 年未満の人たちの間では 15% が利用しており, 年以上の人では 2% しか利用していないのと比較すると, 利用率が高くなっている 低 中 高 1 年未満 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 % 相談窓口ボランティア団体大使館 領事館その他入手手段がない 図 17-3c 日本語能力 日本居住年数別生活情報入手手段 ( 機関 団体 ) (N = 21 問 17 がの回答者を除く ) 57

63 インターネット等による生活情報入手の割合を年齢別にみると, パソコンの利用については, 歳代が 73%,30 歳代が 58%,0 歳代が 0% となっており,0 歳代と 70 歳代の利用割合では 70 歳代がわずかに上回っているが, 年代が上になるに従い利用割合が低下している 歳代 歳代 歳代 歳代 歳代 70 歳代 % パソコンによるネット携帯によるネット職場 学校 図 17- 年齢別生活情報入手手段 ( パソコン 携帯電話を用いたインターネット 職場 学校 ) (N = 21, 問 17 にの回答者を除く ) 58

64 5. 居住 (18) 居住年数居住年数の分布をみると, 日本の居住年数は 5 年未満が 32.%,5 年以上 10 年未満が 1.1%,10 年以上 年未満が 28.2%, 年以上が 19.3% となっており, 宮城県の居住年数は 5 年未満が 39.2%,5 年以上 10 年未満が 18.%,10 年以上 年未満が 2.5%, 年以上が 15.9% となっている 現在の市町村については,5 年未満が 7.7%,5 年以上 10 年未満が 15.%,10 年以上 年未満が.5%, 年以上が 12.3% となっている 問 18 あなたは通算して日本にどのぐらい住んでいますか 表 18 また, 宮城県, 現在お住まいの市町村には, 通算して何年住んでいますか 日本 宮城 市町村 人 % 人 % 人 % か月未満 3.0% 18.2% 23 5.% か月以上 1 年未満 1 3.3% % 29.8% 1 年以上 3 年未満 1 1.2% % % 3 年以上 5 年未満 % % 59.8% 5 年以上 10 年未満 9 1.1% % 7 15.% 10 年以上 年未満 % % 88.5% 年以上 30 年未満 28.5% 2.1% % 30 年以上 % 2 9.8% 28.5% 17.0% 9 2.1% 17.0% 計 % % % 日本 宮城 市町村 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% カ月未満 1 年未満 3 年未満 3~5 年 5~10 年 10~ 年 ~30 年 30 年以上 図 18-1 居住年数の分布 (N = 29) 59

65 居住地域別の各市町村への居住年数の分布をみると, 日本の居住年数と同様, 仙台市と気仙沼地域では 10% 以上が 1 年未満の居住であり,3 年未満までの居住歴の人は合計で 0% 程度になる 逆に, 仙南地域, 仙台地域, 栗原地域では 5% 以上の人が 10 年以上同地域に居住しており,% 程度の人が 年以上居住している 5 2 仙台市 仙南地域 仙台地域 大崎地域 栗原地域 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% カ月未満 1 年未満 3 年未満 3~5 年 5~10 年 10~ 年 ~30 年 30 年以上 図 18-2 居住地域別市町村居住年数の分布 (N = 29) 0

66 (19) 以前の居住地現在の住所に住む前の居住地をみると, 日本以外の国 地域に住んでいた割合が.1% で最も高く, 次いで宮城県以外の都道府県 (2.9%), 宮城県内の他の市町村 (.3%) となっている 問 19 あなたは現在お住まいの市町村に 来られる前はどこに住んでいましたか 表 19 人 % 宮城県内の他の市町村 87.3% 宮城県以外の都道府県 % 日本以外の国 地域 189.1% 現在住んでいる市町村以外に住んだことはない 17.0% 29.8% 合計 % 他の地域に住んだことはない.0%.8% 他の国 地域.1% 他の市町村.3% 他の都道府県 2.9% 図 19-1 以前の居住地の分布 (N=29) 居住地域別の以前の居住地の分布をみると, 宮城県内の他の市町村に住んでいた割合は仙台地域でやや高く 30% となっている 宮城県以外の都道府県に住んでいた割合は仙台市と栗原地域で高く 30% 以上になる また, 仙南地域, 大崎地域, 栗原地域, 登米地域, 石巻地域, 気仙沼地域では 50% 以上が他の国 地域から現在の居住地へと移住している 3 仙台市 仙南地域 仙台地域 大崎地域 栗原地域 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 % % 0% 0% 80% 100% 他の市町村 他の都道府県 他の国 地域 他の地域に住んだことはない 図 19-2 居住地別以前の居住地の分布 (N = 29) 1

67 在留資格別の以前の居住地の分布をみると, 宮城県内の他の市町村に住んでいた割合は定住者が 50% と高くなっている 宮城県以外の都道府県に住んでいた割合は教授と特別永住者が 50% を超えており, また, 他の国 地域に住んでいた割合は, 研修 技能実習, 留学で 0% を超えている 永住者 留学 日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 5 定住者 研修 技能実習 25 3 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 他の市町村他の都道府県他の国 地域他の地域に住んだことはない 図 19-3 在留資格別以前の居住地の分布 (N = 29) 2

68 . 医療 福祉 () 保健 医療 介護サービス利用保健 医療 介護サービスの利用経験の分布についてみると, 基礎健康診断は最も多くの人に利用されており,53.8% が利用経験がある 次いで, がん検診が 25.2%, 時間外診療が 18.9% に利用されている 問 以下のような保健 医療 介護サービスを利用したことがありますか ( 複数回答 ) 表 人 % 基礎健康診断 % がん検診 % 時間外診療 % 健康相談 % 外国語診療 17.0% 心の健康相談 5 1.2% 介護保険 0.9% % 計 % % 基礎健康診断 がん検診 時間外診療 7.2 健康相談.0 外国語診療 心の健康相談 介護保険 2.8 図 医療サービス利用の分布 (N=29) 3

69 (21) 病院で困ったこと病院で困ったことの分布をみると,50% 以上の人が とくに困っていることはない と回答している一方,18.2% が 医療費が高すぎる,.8% が 休日 夜間に利用できる病院がどこにあるかわからない,12.8% が 日本語の書類 案内が理解できない,12.1% が 外国語が通じる病院を利用したいがどこにあるかわからない と回答している 問 21 あなたが病気になって病院に行くときに困ったことはありますか ( 複数回答 ) 表 21 人 % とくに困っていることはない % 医療費が高すぎる % 休日 夜間に利用できる病院がどこにあるかわからない 59.8% 日本語の書類 案内が理解できない % 外国語が通じる病院を利用したいがどこにあるかわからない % 医師や看護師と言葉が通じない 10.7% その他 21.9% 行ったことがない 5 1.2% 医師の理解不足 0.9% 待ち時間が長い 3 0.7% 19.% 計 % 困っていない 50. 医療費が高い 18.2 休日 夜間に利用できる病院が不明書類 案内が理解できない外国語が通じる病院が不明言葉が通じない その他 図 21-1 病院で困ったこと (N = 29) %

70 日本語を読む能力および話す 聞く能力をそれぞれ高, 中, 低の 3 つに分け, 病院での問題との関連をみると, どちらの能力についても 高 のグループでは 困っていない を選択する割合が 0% を超えている また, 話す 聞く能力が 中 のグループでも,50% は 困っていない を選択している これに対し, 話す 聞く能力が 低 のグループで 困っていない を選択する割合は 28% にとどまり, 日本語での会話が難しいグループでは, より病院で問題を感じている割合が高くなっている このグループの人たちが特に問題だと感じているのは, 医師 看護師と言葉が通じない ことについて % が選択しており, 次いで, 日本語で書かれた書類 案内が理解できない や 外国語が通じる病院がどこにあるかわからない を 30% の人が選択している また, 読む能力が 低 のグループでは 日本語で書かれた書類 案内が理解できない と 医師 看護師と言葉が通じない について選択する人がそれぞれ 27% と, 最も多くの人が選択している なお, 読む能力が 中 のグループでも 日本語で書かれた書類 案内が理解できない が 27% となっており, 低 のグループと同じ割合となっている 5

71 日本語能力 ( 話す 聞く ) 日本語能力 ( 読む ) 低中高 低中高 % 困っていない 休日 夜間に利用できる病院が不明 外国語が通じる病院が不明 医療費が高い 書類 案内が理解できない 言葉が通じない その他 図 21-2 日本語能力別病院で困ったことの分布 (N = 10, 問 21 にの回答者を除いた割合 )

72 7. 育児 教育 (22)18 歳未満の子どもの有無 18 歳子どもの有無の分布をみると,18 歳未満の子どもがいない人が 58.7%,18 歳未満の子どもがいる人が 38.9% となっている 子どもの人数は, 子ども 1 人が 59.3%, 子ども 2 人が 31.1%, 子ども 3 人が 9.0% となっている 問 22 あなたには現在,18 歳未満のお子さんがいますか 表 22-1 人 % 人数内訳 いない % いる % 1 人 % 59.3% 2 人 % 31.1% 3 人 % 9.0% 1 0.2% 0.% % 計 % いない 58.7% 2.3% いる 39% 1 人 23.1% 2 人 12.1% 0.2% 3 人 3.5% 図 22-1 子どもの有無の分布 (N = 29) 7

73 居住地域別に子どもの有無の分布をみると, 仙台市, 大崎地域, 栗原地域では 0% 以上 が 18 歳未満の子どもがいない これに対し, 石巻地域, 気仙沼地域, 仙南地域では 18 歳 未満の子どもがいない人の割合は 50% 以下, 登米地域では % となっている 仙台市 仙南地域 仙台地域 大崎地域 栗原地域 3 25 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 子どもなし 1 人 2 人 3 人 図 22-2 居住地別子どもの有無の分布 (N = 29) 国籍別に子どもの有無の分布をみると, アメリカ籍, イギリス籍では 18 歳未満の子どもがいない割合が 80% を超えており, 韓国 朝鮮籍でも 0% 以上が 18 歳未満の子どもはいない 一方, 中国籍, フィリピン籍, タイ国籍では 18 歳未満の子どもがいる人の割合が 50% 程度となっており, いずれも子ども 1 人が 30% 程度, 子ども 2 人が 10% 程度となっている 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ タイ イギリス その他 % % 0% 0% 80% 100% 子どもなし 1 人 2 人 3 人 図 22-3 国籍別子どもの有無の分布 ( N = 29) 8

74 18 歳未満の子どもがいる回答者に限定して, 子どもが第 2 世代 ( 日本生まれ ) か第 1.5 世代 ( 日本に移住 ) かの割合をみると,18 歳未満のすべての子どもが日本生まれである割合が 7.% と多数を占め, すべて移住した子どもである割合は 11.%, 移住した子どもと日本生まれの子どもが両方いる割合は 5.% となっている 表 22-2 子どもの世代構成 人 % すべて 1.5 世代 % すべて 2 世代 % 1.5 世代と 2 世代 9 5.% 世代 11.% 合計 % 1.5 世代と 2 世代 5.% 世代.% すべて 1.5 世代 11.% すべて 2 世代 7.% 図 22- 子どもの世代構成 (N = 17) 9

75 居住地域別に子どもの世代構成の分布をみると,18 歳未満の子どもがすべて 1.5 世代である割合は仙台市, 登米地域, 石巻地域を除けば 10% を下回っており, 逆にすべて第 2 世代である割合は仙台地域では 91%, 登米地域では 83% と非常に高く, 最も低い気仙沼地域でも 0% にのぼる 1.5 世代と第 2 世代が両方いる割合は気仙沼地域で %, 仙南地域で 11% である以外は,10% 以下である また, 国籍別にみると,1.5 世代の子どものみの割合は中国籍とフィリピン籍の場合に 1%, タイ国籍の場合に % と比較的高いのに対し, アメリカ籍とイギリス籍の回答者の場合にはすべて第 2 世代が 100% となっている 仙台市 17 7 仙南地域 仙台地域 大崎地域 栗原地域 7 33 登米地域 石巻地域 気仙沼地域 % % 0% 0% 80% 100% すべて 1.5 世代すべて 2 世代 1.5 世代と 2 世代世代 図 22-5 居住地別子どもの世代構成の分布 (N = 17) 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ 100 タイ 80 イギリス 100 その他 % % 0% 0% 80% 100% すべて 1.5 世代すべて 2 世代 1.5 世代と 2 世代世代 図 22- 国籍別子どもの世代構成の分布 (N = 17) 70

76 (23) 子どもと会話する言語 1 日本で生まれた子ども日本生まれの子どもとの会話で使用する言語は, 日本語だけの割合が 39.5% で最も高く, 次いで主に日本語が 2.5%, 日本語と母語が同じぐらいの 19.7% となっている 問 23 あなたがご家庭でお子さんと会話するときに使う言語は以下のうちどれですか 表 23-1 日本で生まれたお子さんがいる場合 人 % 日本語だけ % 主に日本語 3 2.5% 日本語と母国語が同じぐらい % 主に母国語 % その他.1% 日本語と母国語と英語 3 2.0% その他 2 1.% 1 0.7%.1% 合計 % 主に母国語 8.2%.1% その他.1% 日本語と母国語が同じぐらい 19.7% 日本語だけ 39.5% 主に日本語 2.5% 図 23-1 使用言語の分布 ( 日本生まれ )( N = 17) 国籍別に日本生まれの子どもとの会話での使用言語の分布をみると, フィリピン国籍, タイ国籍では 50% 以上が日本語のみで会話を行っており, 主に日本語を使用している割合と合わせると中国籍では 5%, 韓国 朝鮮籍, フィリピン籍では 70% 以上になる 一方, アメリカ国籍ではすべての人が, タイ国籍とイギリス国籍では 50% が日本語と母語を同じぐらい用いており, イギリス籍では 50% が主に母国語を用いている 71

77 中国韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ 100 タイ イギリス その他 % % 0% 0% 80% 100% 日本語だけ主に日本語日本語と母国語が同じぐらい主に母国語その他 図 23-2 国籍別使用言語の分布 ( 日本生まれ )(N = 17) 2 移住してきた子ども日本に移住してきた子どもとの会話に使用する言語の分布をみると, 日本生まれの子どもの場合とは逆に, 主に母国語を用いる割合が 28.% と最も高く, 次いで日本語と母国語が同じぐらいが 25.7%, 主に日本語が 17.1% となっている 表 23-2 日本に移住してきたお子さんがいる場合 人 % 日本語だけ 3 8.% 主に日本語 17.1% 日本語と母国語が同じぐらい % 主に母国語 % その他 11.% 日本語と母国語と英語 2 5.7% その他 2 5.7% 3 8.% 合計 % 8.% 日本語だけ 8.% その他 11.% 主に日本語 17.1% 主に母国語 28.% 日本語と母国語が同じぐらい 25.7% 図 23-3 使用言語の分布 ( 移住してきた子ども )( N = 35) 72

78 (2) 子育てで困っていること子育てで困っていることの分布をみると, とくにない を選んでいる人が 55.7% で最も多い 悩みがある人の中では, 子育てに関する情報が日本語なのでわかりにくい が 18.0% で最も多く, 次いで 子育てに関する悩みを相談できる相手がいない と 子育てについて日本人の家族と意見が合わない がともに 11.% となっている 問 2 育児について, 以下のようなことで困っていることはありますか ( 複数回答 ) 表 2 人 % 子育てに関する情報が日本語なのでわかりにくい % 子育てに関する悩みを相談できる相手がいない % 子育てについて日本人の家族と意見が合わない % 同じように子育てをしている人と知り合う機会がない % 保健師や保育士などとコミュニケーションがとれない 2.% その他 1 0.% とくにない % 11.% 計 情報がわかりにくい 18.0 相談相手がいない 日本人の家族と意見が合わない 他の子育てしている人と知り合わない 保健師 保育士とのコミュニケーション その他 とくにない % 図 2-1 子育てで困っていることの分布 (N=17) 日本の居住年数別に子育ての悩みの分布をみると, 年以上住んでいる人の 81% が子育ての悩みを とくにない と回答しているのに対し, 日本の居住年数が 5 年 ~10 年の人では %,5 年未満の人では 50% となっている 5 年未満の日本の居住年数の人の中では 38% が 子育てに関する情報が日本語なのでわかりにくい を,21% が 同じように子育てをしている人と知り合う機会がない を選んでおり, 居住年数が長い人たちよりもこれらの悩みを抱えている人の割合が高い 73

79 日本語能力 ( 話す 聞く ) 日本の居住年数 日本語を話す 聞く能力別に子育ての悩みの分布をみると, 日本語を話す 聞く能力が高い人や中程度の人では 0% 以上が子育ての悩みが とくにない のに対し, 日本語を話す 聞く能力が低い人で子育ての悩みが とくにない 人は 30% 程度となっている 日本語を話す 聞くの力が低い人のうち,5% が 子育てに関する情報が日本語なのでわかりにくい という悩みを抱えており, 相談相手がいない 割合も % 程度となっている 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 低 中 高 相談相手がいない日本人の家族と意見が合わない保健師 保育士とのコミュニケーションとくにない 図 2-2 日本居住年数 日本語能力 ( 話す 聞く ) 別子育ての悩みの分布 (N = 15, 問 2 にの回答者を除いた割合 ) 情報がわかりにくい他の人と知り合わないその他 7 81 % 7

80 日本人との付き合い 家族形態 家族形態別に子育ての悩みの分布をみると, 配偶者のみと同居している核家族, その他の家族と同居している拡大家族ではそれぞれ 0% 程度が とくにない と回答しているのに対し, 配偶者やその他の家族と同居していないひとり親世帯では子育ての悩みが とくにない と答える割合は 0% にとどまる この世帯では, 子育てに関する悩みを相談できる相手がいない 割合と 子育てに関する情報が日本語なのでわかりにくい 割合がともに 30% で他の家族形態に比べて高くなっている 核家族拡大家族ひとり親なんでも話せる人がいる立ち話をする人がいる あいさつをする人がいるまったくいない % 相談相手がいない 情報がわかりにくい 日本人の家族と意見が合わない 他の人と知り合わない 保健師 保育士とのコミュニケーション その他 とくにない 図 2-3 家族形態 日本人との付き合い別子育ての悩みの分布 (N = 15, 問 2 にの回答者を除いた割合 )

81 (25) 子育て支援制度の利用経験子育て支援制度の利用経験の分布をみると, 母子手帳が最も利用されており,18 歳未満の子どもがいる回答者の 79.0% が利用経験がある 次いで乳幼児への予防接種が 73.7%, 児童手当が 72.5%, 乳幼児の健康診査 検査が.7% となっている 問 25 以下のような子育て支援制度を利用したことがありますか ( 複数回答 ) 表 25 人 % 母子健康手帳 % 乳幼児への予防接種 % 児童手当 % 乳幼児の健康診査 検査 108.7% 妊産婦 新生児訪問指導 9 1.3% 放課後児童クラブ % 子育てに関する各種電話相談 2.% % 計 % 母子健康手帳 79.0 予防接種 児童手当 健康診査 検査.7 訪問指導 1.3 放課後児童クラブ 19.2 電話相談 図 25 子育て支援制度利用経験の分布 ( N = 17) % 7

82 (2) 教育で困っていること教育で困っていることの分布をみると, とくにない と答える割合が 9.1% で最も高い 次いで, 進路 進学について不安がある が.8%, 色々な費用が高い が.2%, 子どもが外国人であることで差別を受けていると感じる が 7.8% となっている 問 2 教育について, 以下のようなことで困っていることはありますか ( 複数回答 ) 表 2 人 % 進路 進学について不安がある 23.8% 色々な費用が高い 22.2% 子どもが外国人であることで差別を受けていると感じる 7.8% 子どもが日本語がうまくできないので授業が理解しにくい 9 5.% 保育所が近くにない 9 5.% 学校との意思疎通 7.2% 子どもが学校になじまない 2.% その他 3 1.8% とくにない % 12.0% 計 % 進路 進学が不安 費用が高い.8.2 差別を受けている授業が理解しにくい保育所が近くにない学校との意思疎通が困難学校になじまないその他 とくにない 図 2-1 教育で困っていることの分布 (N = 17) % 77

83 日本語を話す 聞く能力別に教育で困っていることの分布をみると, 日本語を話す 聞く能力が高い人たちの 8% が教育で困っていることを とくにない と回答しているのに対し, 中程度の能力の人では 50%, 能力の低い人たちでは 3% になっている 一方, 日本語を話す 聞く能力が低い人たちの 29% が 子どもは日本語がうまくできないので授業が理解しにくい と感じている また, 中程度の人や能力の低い人では % 以上が進路や進学について不安を感じている これに対し, 日本語を話す 聞く能力が高い人では, 授業理解や進路 進学に不安を感じる割合はともに 10% を下回っている 授業が理解しにくい 学校になじまない 進路 進学が不安 差別を受けている 学校との意思疎通が困難 保育所が近くにない 費用が高い その他 とくにない % 低中高 図 2-2 日本語能力 ( 話す 聞く ) 別教育で困っていることの分布 (N = 17, 問 2 にの回答者を除いた割合 ) 78

84 家族形態別に教育で困っていることの分布をみると, 教育で困っていることが とくにない と答える割合はひとり親世帯で 70% と, 核家族世帯の 57%, 拡大家族世帯の 51% と比べて高くなっている しかし, ひとり親世帯では 子どもは日本語がうまくできないので授業が理解しにくい を選ぶ割合が % と, 核家族世帯では 5%, 拡大家族世帯では 3% であるのに比べ高くなっている また, 進路 進学に不安がある を選ぶ割合が拡大家族世帯で 22% とやや高くなっている 授業が理解しにくい 学校になじまない 2 5 進路 進学が不安 差別を受けている 5 11 学校との意思疎通が困難 保育所が近くにない 7 5 費用が高い その他 3 とくにない % 核家族拡大家族ひとり親 図 2-3 家族形態別教育で困っていることの分布 (N = 17, 問 2 にの回答者を除いた割合 ) 79

85 日本人との付き合い別に教育で困っていることの分布をみると, 日本人との付き合いがあいさつ程度である場合またはまったくない場合には, 教育に問題を感じやすい傾向にあり, 教育で困っていることが とくにない と答える割合は 33% にとどまる これに対し, 何でも話せる人がいる場合や立ち話をする人がいる場合には, 教育で困っていることが とくにない 割合は 0% 前後になる 日本人との付き合いがあいさつ程度またはまったくない場合には, 特に 子どもは日本語がうまくできないので授業が理解しにくい, 進路 進学に不安がある, 子どもが外国人であることで差別を受けていると感じる がそれぞれ 28% と高くなっている また, 日本人でなんでも話せる人がいる人たちの間では, 色々な費用が高い と感じている人の割合が % と比較的高くなっている 授業が理解しにくい 2 28 学校になじまない 11 進路 進学が不安 1 28 差別を受けている 学校との意思疎通が困難 11 保育所が近くにない 費用が高い その他 とくにない なんでも話せる人がいる立ち話をする人がいるあいさつをする人がいる まったくない 図 2- 日本人との付き合い別教育で困っていることの分布 (N = 17, 問 2 にの回答者を除く ) % 80

86 (27) 教育サポート制度利用経験日本語教室, 学校へのボランティア派遣制度, その他のサポートという 3 つの教育サポート制度の利用経験の分布をみたところ, 日本語教室の利用経験がある割合は.%, ボランティア派遣制度は.8%, その他サポートが.2% となっている 問 27 あなたのお子さんは, 学校で, 以下のような制度を利用したことはありますか 表 27 日本語教室 学校へのボランティア派遣制度 その他のサポート 人 % 人 % 人 % 利用したことがある 11.% 8.8% 7.2% 知っているが利用したことはない % % 22.2% 知らない % % 1 3.5% % % 77.1% 合計 % % % 日本語教室 ボランティア派遣 その他のサポート % % 0% 0% 80% 100% 利用したことがある知っているが利用したことはない知らない 図 27 教育サポート制度利用経験の分布 (N = 17) 81

87 (28) 母国語 文化教育母国語や文化についての教育に対する意向をみると, 現在受けさせていないが, 今後は受けさせたい と答える割合が最も高く.3% になっている 次いで 現在受けさせており, 今後も受けさせたい が 30.5%, わからない が 12.0% となっている 問 28 あなたはお子さんに母国語や文化についての教育を受けさせたいと思いますか 表 28 人 % 現在受けさせており, 今後も受けさせたい % 現在受けさせていないが, 今後は受けさせたい 7.3% 現在受けさせているが, 今後は受けさせたいとは思わない 0 0.0% 現在受けさせておらず, 今後も受けさせたいとは思わない % わからない 12.0% 10.0% 合計 % わからない 12.0% 現在受けさせておらず 今後も受けさせたいとは思わない 7.2%.0% 現在受けさせており 今後も受けさせたい 30.5% 現在受けさせていないが 今後は受けさせたい.3% 問 28-1 母国語 母文化教育についての意向 (N=17) 国籍別に母国語 母文化教育の意向の分布をみると, アメリカ籍とイギリス籍では回答者のすべてが, フィリピン籍の回答者の 50% が 現在受けさせている と回答している 一方, 中国籍, 韓国 朝鮮籍では 50% 以上が 現在受けさせていないが, 今後は受けさせたい と回答している また, フィリピン籍とタイ国籍では % 以上が 現在受けさせておらず, 今後も受けさせたいとは思わない と答えており, 他の国籍の回答者より高い割合となっている 82

88 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ 100 タイ 0 イギリス 100 その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 現在受けさせており 今後も受けさせたい現在受けさせていないが 今後は受けさせたい現在受けさせておらず 今後も受けさせたいとは思わないわからない 図 28-2 国籍別母国語 母文化教育の意向 (N=17) 在留資格別に母国語 母文化教育の意向の分布をみると, 現在受けさせている 割合が 定住者が 100%, 留学が 75% となっている また, 現在受けさせていないが, 今後は受け させたい 割合が永住者, 日本人の配偶者等, 教授で 50% を超えている 留学 永住者 特別永住者 家族滞在 日本人の配偶者等 教授 0 0 定住者 100 その他 無記入 % % 0% 0% 80% 100% 現在受けさせており 今後も受けさせたい現在受けさせていないが 今後は受けさせたい現在受けさせておらず 今後も受けさせたいとは思わないわからない 図 28-3 在留資格別母国語 母文化教育の意向 (N=17) 83

89 (29) 母国語や文化について教育をしていない理由母国語や文化について教育をしていない理由として,3.9% が 母国語や文化を教えてくれる場所がない 知らない をあげており, 次いで 子どもが関心を持っていない が 29.1%, 日本語や日本文化を身につける妨げになる が 10.5% となっている 問 29 母国語や文化について現在教育を受けさせていない, あるいは今後受けさせたいと は思わない理由は何ですか ( 複数回答 ) 表 29 人 % 母国語や文化を教えてくれる場所がない 知らない % 子どもが関心をもっていない % 日本語や日本文化を身につける妨げになる % 母国語や文化を学ぶ必要はない 5 5.8% 日本での勉強の妨げになる 5 5.8% その他 1 18.% まだ幼い 7.0% 時間がない 5 5.8% その他 5 5.8% 5 5.8% 計 8 100% % 場所がない 図 子どもが関心がない 10.5 日本語 日本文化習得の妨げ 必要がない 勉強の妨げ 18. その他 母国語 母文化教育を受けさせていない理由の分布 (N=105) 5.8 8

90 8. 労働 (30) 現在の雇用形態現在の雇用形態の分布をみると, パート アルバイトが 18.9% で最も多く, 次いで正社員が 18.%, 学生が 17.0%, 無職で仕事を探していない人が 1.0%, 無職で仕事を探している人が 10.3% となっている 問 30 あなたは現在, どのような雇用形態で仕事をしていますか 表 30 人 % 経営者 1 3.7% 正社員 % 派遣 契約社員 29.8% 自営業 1 9.% パート アルバイト % 学生 % 無職で仕事を探している 10.3% 無職で仕事を探していない 0 1.0% 1.% 合計 % % 3.7 経営者 18. 正社員.8 派遣 契約社員 9. 自営業 18.9 パート アルバイト 17.0 学生 10.3 無職で仕いる事を探して 1.0 無職でい仕な事いを探して 1. 図 30-1 現在の雇用形態の分布 (N = 29) 85

91 国籍別に雇用形態の分布をみると, アメリカ籍では 78% が, イギリス籍では 5% が正社員であり, 他の国籍よりも高くなっている 一方, フィリピン籍では 8% がパート アルバイト, 韓国 朝鮮籍では % が自営業であり, それぞれ他の国籍よりも高くなっている また, タイ籍では 50% 以上が無職で仕事を探していない 3 2 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ タイ イギリス その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 経営者 正社員 派遣 契約社員 自営業 パート アルバイト 学生 無職で仕事を探している 無職で仕事を探していない 図 30-2 国籍別雇用形態の分布 (N = 29) 在留資格別に雇用形態の分布をみると, 人文知識 国際業務では 70%, 教授では 5%, 研修 技能実習では 50% がそれぞれ正社員となっており, 他の在留資格よりも高い割合となっている 教授と研修 技能実習では派遣 契約社員の割合も比較的高い 一方, 定住者では経営者と自営業の割合がともに %, 特別永住者では 17% と 19% と他の在留資格よりも高い また, 家族滞在と定住者ではともに無職で仕事を探している割合が最も高く, 日本人の配偶者等では無職で仕事を探していないと回答する人の割合が高くなっている 永住者 留学日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 経営者 正社員 派遣 契約社員 自営業 パート アルバイト 学生 無職で仕事を探している 無職で仕事を探していない 図 30-3 在留資格別雇用形態の分布 (N = 29) 8

92 (31) 職業 職業の分布をみると,2.0% がサービス職で最も多く, 次いで教員が 17.5%, 技能職が 12.%, 作業員が 10.2% となっている 問 31 あなたの現在の職業はどれにあたりますか 表 31 人 % 教員 % 医療関係 2.% その他専門職 5.3% 経営 管理職 17.9% 事務職 % 技術職 1 5.7% 技能職 % サービス職 % 作業員 % 農林漁業 12.9% その他 1 0.% 7 2.8% 合計 % % 教員 2. 医療関係 5.3 その他専門職 経営 管理職 事務職 5.7 技術職 12. 技能職 2.0 サービス職 10.2 作業員.9 農林漁業 0. その他 2.8 図 31-1 職業の分布 (N=2) 国籍別に職業の分布をみると, アメリカ籍, イギリス籍では 70% 以上が教員として働いている 一方, 中国籍では 32%, フィリピン籍では 2%, タイ籍では 50% が技能職または作業員として働いており, 他の国籍の人よりも割合が高くなっている サービス職の割合は韓国 朝鮮籍, フィリピン籍, 中国籍で % 以上と比較的高い タイ国籍では 50% が農林漁業やその他の職業で働いている 87

93 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ 73 7 タイ イギリス その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 教員 その他専門 医療関係職 経営 管理職 事務職 技術職 技能職 作業員 サービス職 農林漁業 その他 図 31-2 国籍別職業の分布 (N = 2) 88

94 (32) 仕事の見つけ方仕事の見つけ方の分布をみると, 新聞 求人 チラシなどを利用して見つけた人が最も多い 12.1% を占めている 次いで日本の友人 知人の紹介が 9.3%, 家族の紹介が 7.7%, 自分で設立が.8%, 母国出身の友人 知人の紹介が.5%, 職業安定所の紹介が.3% となっている 問 32 あなたは現在の仕事をどのようにして見つけましたか 表 32 人 % 新聞 求人誌 チラシなど % 日本人の友人 知人の紹介 0 9.3% 家族の紹介 % 自分で設立 29.8% 母国出身の友人 知人の紹介 28.5% 職業安定所 ( ハローワーク ) の紹介 27.3% 学校の紹介 7 1.% 民間会社の紹介 0.9% 転勤 3 0.7% その他 11 2.% JET 2 0.8% スカウト 2 0.8% 伝道機関 2 0.8% その他 5 2.0%.2% 計 2 100% % 12.1 シなど 新聞 求人誌 チラ 9.3 人の紹介 日本人の友人 知 7.7 家族の紹介 自分で設立 母知国人出の身紹の介友人 職業安定所の紹介 1. 学校の紹介 民間会社の紹介 転勤 2. その他.2 図 32-1 仕事の見つけ方の分布 (N = 2) 89

95 日本人との付き合いの程度別に仕事の見つけ方の分布をみると, 日本人に何でも話せる人がいる場合には, 日本人の友人 知人の紹介で仕事を見つける割合が % と他の人たちよりも高くなっている また, 立ち話程度の付き合いがある場合には, 新聞 求人誌 チラシなどが 2% と最も高くなっているが, 日本人の友人 知人の紹介で仕事を見つけた割合と職業安定所の紹介で仕事を見つけた割合がともに 8% と他の人たちより低くなっており, 比較的多様な方法で仕事を見つけている これに対し, あいさつ程度の付き合いのみまたは付き合いがまったくない場合には, 家族の紹介で仕事を見つける割合が 2%, 職業安定所の紹介が 19% などとなっており, これらの割合は他の人たちよりも高くなっている なんでも話せる人がいる 立ち話をする人がいる あいさつをする人がいる まったくない % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 家族の紹介 新聞 求人誌 チラシなど 学校の紹介 母国出身の友人 知人の紹介 日本人の友人 知人の紹介 職業安定所の紹介 民間会社の紹介 自分で設立 その他 転勤 図 32-2 日本人との付き合い別仕事の見つけ方の分布 (N = 2) 90

96 (33) 仕事の不満仕事の不満についてみると, とくにない と回答する割合が 2.7% と最も高くなっている 不満がある人の中では, 給料が安い が 2.8%, 正社員になれない, 又は昇格できない が 1.2%, 外国人として差別的な扱いを受けているように感じる が 11.0% と比較的多くの人から選択されている 表 33 問 33 仕事で困っていることや不満はありますか ( 複数回答 ) 人 % 給料が安い 2.8% 正社員になれない, 又は昇格できない % 外国人として差別的な扱いを受けているように感じる % 労働時間が長い % 希望する職種 業種でない 8.1% 雇用期間が短い % 日本人とお互いの考えを理解し合えない 1.5% いつ解雇されるか不安がある 1 5.7% 上司や同僚との人間関係がうまくいっていない 2.% その他 12.9% 権限 内容が自分の能力と見合わない 3 1.2% その他 9 3.7% とくにない % 9 3.7% 計 2 100% % 2.8 給料が安い 1.2 正社員になれない 11.0 差別的扱いを受けている 労働時間が長い 希望職種 業種でない 雇用期間が短い 考えを理解し合えない 解雇の不安がある 2. 上司や同僚との人間関係.9 その他 2.7 とくにない 3.7 図 33-1 仕事の不満の分布 (N = 2) 91

97 日本語能力の程度別に仕事の不満をみると, 日本語で話す 聞く能力が高いほど とくにない を選ぶ割合が高い 不満の内容も日本語能力によって異なり, 日本語を話す 聞く能力が高い, または, 中程度の人のうち 30% 程度の人が 給料が安い ことを,15% 前後の人が 正社員になれない, 又は昇格できない ことを不満としてあげており, 労働時間が長い を除き, 日本語で話す 聞く能力が低い人よりも条件面での不満を抱えやすい傾向にある 逆に, 日本語で話す 聞く能力が低い人の % が 外国人として差別的な扱いを受けているように感じる,17% が 日本人とお互いの考えを理解し合えない を不満としてあげており, 職場での扱いに不満をもっている 給料が安い 雇用期間が短い 労働時間が長い 解雇が不安 正社員になれない 考えを理解し合えない 上司 同僚との人間関係 差別的な扱い 希望職種 業種でない その他 とくにない % 低中高 図 33-2 日本語能力 ( 話す 聞く ) 別仕事の不満の分布 (N = 237, 問 33 にの回答者を除いた割合 ) 50 92

98 日本語を読む能力別の仕事の不満の分布をみると, 不満が とくにない 割合が最も低いのは中程度の能力がある人たちであり, 高程度の人たちの 51%, 低度の人たちの 39% が とくにない を選んでいるのに対し, 中程度の人たちでは 31% が選択しているにとどまる 日本語を読む能力が中程度の人たちの中では,3% が 給料が安い を,1% が 労働時間が長い を選んでおり, 他の人たちよりも割合がやや高くなっている 日本語を読む能力が低い人たちの場合には, 聞く 話す能力が低い人たちと同様に, 日本人とお互いの考えを理解し合えない や 差別的な扱いを受けていると感じる などを選択する割合が他の人たちよりも高くなっているが, 話す 聞く能力別の場合ほど差は大きくない 給料が安い 雇用期間が短い 労働時間が長い 解雇が不安 正社員になれない 考えを理解し合えない 上司 同僚との人間関係 差別的な扱い 希望職種 業種でない その他 とくにない % 低中高 図 33-3 日本語能力 ( 読む ) 別の仕事の不満の分布 (N = 237, 問 33 にの回答者を除いた割合 )

99 (3) 今後の勤務地今後の勤務地についての希望の分布をみると,58.3% の人が宮城県での就労を希望しており, 次いで わからない が 12.5%, 日本で働きたいが宮城県以外で働きたい と 母国に帰って働きたい がともに 8.% となっている 問 3 あなたは今後, 宮城県または日本で働こうと思っていますか 表 3 人 % 宮城県で働きたい % 日本で働きたいが宮城県以外で働きたい 31 8.% 母国に帰って働きたい 31 8.% 日本と母国以外の国で働きたい 8 2.2% その他 18.9% 日本なら場所は問わない % その他 7 1.9% 1 0.3% わからない 12.5% 5.% 計 % 5.% 日本と母国以外で働きたい 2.2% その他.9% 母国で働きたい 8.% わからない 12.5% 宮城県で働きたい 58.3% 宮城以外で働きたい 8.% 図 3-1 今後の勤務地の分布 (N = 39) 9

100 在留資格別の今後の勤務地の希望の分布をみると, 宮城県での勤務を希望する割合は, 永住者と定住者が 75% となっており, 留学は 22% と最も低くなっている また, 母国での勤務を希望する割合は, 研修 技能実習が 50%, 教授, 人文知識 国際業務と留学が % 程度となっている なお, 留学ではわからないとした割合が 2% と最も多くなっている 永住者 留学 日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 % % 0% 0% 80% 100% 宮城県で働きたい 宮城以外で働きたい 母国で働きたい 日本と母国以外で働きたい その他 わからない 図 3-2 在留資格別今後の勤務地の分布 (N = 39) 日本人との付き合いの程度別に今後の勤務地の希望の分布をみると, それほど明確な差 はみられないが, 立ち話程度の付き合いの場合には 宮城県で働きたい の割合が他の人 たちに比べてやや低く, わからない の割合がやや高くなっている 3 なんでも話せる人がいる 立ち話をする人がいる あいさつをする人がいる まったくない % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 宮城県で働きたい 宮城以外で働きたい 母国で働きたい 日本と母国以外で働きたい その他 わからない 図 3-3 日本人との付き合い別今後の勤務地の分布 (N = 39) 95

101 (35) 仕事を探していない理由仕事を探していない理由で最も多いのは, 生活していくうえで必要ないから であり, 全体の 31.7% を占めている 次いで 就職できないから を選んでいる割合が 25.0% と比較的高くなっている また, その他の中では, 育児 介護 家事等で忙しいから また 高齢のため といった理由が多く見られた 問 35 仕事を探していない理由は何ですか ( 問 30 で 無職 を選択した人 ) 表 35-1 人 % 生活していくうえで必要ないから % 就職できないから % 働く意欲がわかないから 1 1.7% 人間関係がわずらわしいから 0 0.0% その他 % 育児 介護 家事で忙しいため % 高齢のため 5 8.3% その他 % 1 1.7% 3 5.0% 合計 0 100% 働く意欲がわかないから 1.7% 5.0% 就職できないから 25.0% 生活していくうえで必要ないから 31.7% その他 3.7% その他 11.7% 育児 介護 家事で忙しいため 15.0% 高齢のため 8.3% 1.7% 問 35-1 仕事を探していない理由の分布 (N = 0) 9

102 また, 就職できないから を選んだ人がなぜ就職できないと考えているのかの分布をみると,0% の人が 外国人を雇用する企業が少ない を理由として選択しており, 日本語を話せないを選んだ割合は 33.3%, 希望する就職先がないを選んだ割合は % となっている 表 35-2 就労できない理由の分布 人 % 外国人を雇用する企業が少ないから 0.0% 日本語がうまく話せないから % 探しても希望する就職先が見つからないから 3.0% 1.7% 合計 %.7% 希望する就職先がない.0% 外国人を雇用する企業が少ない 0.0% 日本語が話せない 33.3% 問 35-2 就職できない理由の分布 (N=15) 97

103 日本語を話す 聞く能力別に仕事を探していない理由の分布をみると, 日本語を話す 聞く能力が低い人たちの間では 就職できないから が最大の理由となっており,50% 以上の人が選択している 一方, 日本語を話す 聞く能力が中程度の人たちの間では 生活していくうえで必要がないから を選ぶ割合が 39%, 育児 家事 介護で忙しいため を挙げる割合が 2% と他の人たちよりも高くなっている また, 日本語を話す 聞く能力が高い人たちの間では, 高齢を理由として挙げる割合が他の人たちよりも高い 居住形態別に仕事を探していない理由の分布をみると, 配偶者や子ども以外の家族と居住している回答者では 育児 介護 家事等で忙しい を選ぶ割合が 3%, 配偶者と子どもと同居している世帯では 生活していくうえで必要ないから を選ぶ割合が % と, それぞれ他の居住形態の場合よりも高くなっている 低 中 39 2 高 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 就職できないから 働く意欲がわかないから 生活していくうえで必要ないから その他 育児 介護 家事で忙しいため 高齢のため 図 35-3 日本語能力 ( 話す 聞く ) 別仕事を探していない理由の分布 (N = 0) ひとり暮らし 配偶者のみ 子どもあり その他家族と同居 その他の人と同居 % % 0% 0% 80% 100% 就職できないから 働く意欲がわかないから 生活していくうえで必要ないから その他 育児 介護 家事で忙しいため 高齢のため 問 35- 居住形態別仕事を探していない理由の分布 (N = 0) 98

104 9. 社会生活一般 (3) 日本人との付き合い日本人との付き合いの分布をみると, 職場では 25.2% が 何でも話し合える人がいる, 2.0% が たまに立ち話をする人ならいる と回答しており, まったくいない は 3.0% となっている 学校では 11.2% が 何でも話し合える人がいる,15.9% が たまに立ち話をする人ならいる と回答しており, まったくいない は職場同様 1.% と低くなっている 地域では 21.% が 何でも話し合える人がいる,33.3% が たまに立ち話をする人ならいる と回答しており, まったくいない 割合は 9.1% となっている その他の付き合いについてみると,31.2% が 何でも話しあえる人がいる,22.1% が たまに立ち話をする人ならいる を選択しており, まったくいない 割合は.5% となっている 表 3 問 3 現在, あなたには, 仲良くしている日本人はいますか 職場 学校 地域 その他 人 % 人 % 人 % 人 % 何でも話し合える人がいる % % % 31.2% たまに立ち話をする人ならいる % % % % あいさつをする程度の人しかいない %.7% 11 2.% % まったくいない 3.0% 1.% % 58.5% 就労 就学していない 9 32.% 277.% 1 9.% % 1 9.% % 合計 % % % % 職場 学校 地域 その他 % % 0% 0% 80% 100% 何でも話し合える人がいる たまに立ち話をする人ならいる あいさつをする程度の人しかいない まったくいない 就労 就学していない 図 3-1 日本人との付き合いの分布 (N = 29) 99

105 職場, 学校, 近所, その他のどこか一つの場所で 何でも話しあえる人がいる 人, どこか一つの場所で たまに立ち話をする人ならいる 人, すべての場所で あいさつをする程度の人しかいない 人, すべての場所で まったくいない 人に回答者を分けて分布をみたところ, 全体の 52.0% はどこか一つの場所では なんでも話せる人がいる と回答しており, 次いで 立ち話をする人がいる 割合が 3.3% となっている すべての場所において付き合いのある日本人が まったくいない 割合は.2% と低くなっている まったくいない.2% 0.2% あいさつをする人がいる 9.3% 立ち話をする人がいる 3.3% なんでも話せる人がいる 52.0% 図 3-2 日本人との付き合い ( 総合 ) の分布 (N = 29) 100

106 (37) 相談先困ったときの相談先の分布をみると, いずれの内容においても, 母国出身の友人 知人と日本人の友人 知人をあげる割合が他と比較して著しく高い 人間関係については,50% 以上が母国出身の友人 知人を相談先としてあげており, 最も割合が高くなっている 家族 生活についても, 母国出身の友人 知人をあげる割合が 7.1% で最も高い 文化や習慣と仕事 学業については, 日本人の友人 知人を 50% 程度があげており, 母国出身の友人 知人をあげる割合を上回っている その他の相談先については, 母国出身や日本人以外の友人 知人をあげる割合がすべての内容で 10% 程度になっているのを除くと,5% 程度の人があげるにとどまっている なお, すべての項目において, 自分で解決するので相談しない を選んだ人が 10% 程度, 相談する相手がいない 人が 5% 程度となっている 問 37 あなたには次のようなことで悩んだり困ったりした場合, 家族や親戚以外で誰また 表 37 はどこに相談をしようと思いますか ( 複数回答 ) 人間関係 文化や習慣 家族 生活 仕事 学業 人 % 人 % 人 % 人 % 母国出身の友人 知人 % % 2 7.1% % 近所の人 19.% % 29.8% 9 2.1% 日本人の友人 知人 % % % 2 9.7% 母国出身や日本人以外の友人 知人 10.3% 10.7% % % 日本語教室の関係者 % 17.0% 0.9% 1 3.7% 民間相談所 ボランティア団体 9 2.1% 8 1.9% 5 1.2% 3 0.7% 市役所, 町村役場, 県庁などの窓口 17.0% 1 3.3% 2 5.% 23 5.% 市町村国際交流協会や宮城県国際化協会 0.9% 7 1.% 1.% 8 1.9% その他 1.% % 1.% 8 1.9% 自分で解決するので, 相談しない 1 9.% 0 9.3% 15.% 10.7% 相談する相手がいない 27.3% 2 5.% 23 5.% % % 23 5.% 21.9% % 計 % % % % 101

107 母国出身の友人 知人近所の人日本人の友人 知人その他の友人 知人日本語教室の関係者民間相談所 ボランティア団体市役所等の窓口市町村国際交流協会等その他相談しない相談する相手がいない 人間関係 文化や習慣 家族 生活 仕事 学業 % 図 37-1 相談先の分布 (N = 29) 日本人との付き合いの程度別に相談先の分布をみると, すべての内容について, 日本人 ( 日本人の友人 知人, 近所の人 ), 制度 団体 ( 日本語教室の関係者, 民間相談所 ボランティア団体, 市役所等の窓口, 市町村国際交流協会等 ) を相談先とする割合, また, 相談する相手がいないとする割合に差がみられた 日本人に何でも話せる人がいる場合には, すべての内容について 0% 以上の人が日本人の友人 知人または近所の人を相談相手としている これに対し, あいさつ程度の付き合いしかない, またはまったく付き合いがない場合には, 文化 習慣についての相談が 2% であるほかは, 日本人の友人 知人または近所の人を相談先として選んでいる割合は 15% 程度となっている 一方, 制度や団体に相談する割合は, 文化 習慣についての相談を除けば % を超えており, 立ち話程度の付き合いがある場合や何でも話せる人がいる場合の割合よりも高くなっている さらに, 相談相手がいない 割合もすべての内容で % を超えており, 日本人との付き合いがない人たちは, 比較的相談相手自体がいない状況に置かれやすくなっている 102

108 近所の人 日本人の友人 知人 母国出身の友人 知人 50 0 その他の友人 知人 9 制度 団体 9 その他 1 1 相談しない 相手がいない なんでも話せる人がいる 立ち話をする人がいる % あいさつをする人がいる まったくない 図 37-2 日本人との付き合い別相談先 ( 人間関係 ) (N = 1, 問 37A にの回答者を除いた割合 ) 近所の人 日本人の友人 知人 母国出身の友人 知人 0 その他の友人 知人 制度 団体 その他 3 3 相談しない 相手がいない なんでも話せる人がいる 立ち話をする人がいる % あいさつをする人がいる まったくない 問 37-3 日本人との付き合い別相談先 ( 文化 習慣 ) (N = 0, 問 37B にの回答者を除いた割合 ) 103

109 近所の人 日本人の友人 知人 母国出身の友人 知人 その他の友人 知人 12 8 制度 団体 その他 2 1 相談しない 相手がいない 2 なんでも話せる人がいるあいさつをする人がいる まったくない 立ち話をする人がいる 図 37- 日本人との付き合い別相談先 ( 家族 生活 ) (N = 39, 問 37C にの回答者を除いた割合 ) % 近所の人 日本人の友人 知人 母国出身の友人 知人 0 その他の友人 知人 制度 団体 9 22 その他 2 3 相談しない 相手がいない なんでも話せる人がいる あいさつをする人がいる まったくない 立ち話をする人がいる 問 37-5 日本人との付き合いの相談先 ( 仕事 学業 ) (N = 08, 問 37D にの回答者を除いた割合 ) % 10

110 (38) 日本人との交流希望今後の日本人との交流希望については, 日本の文化 習慣を学びたい の割合が最も高く,0.3% が選択している 次いで, 地域の行事にもっと参加したい が 35.9%, いっしょにボランティア活動などの社会活動をしたい が 32.% となっている 一方, とくに交流したいと思わない と回答した割合は 15.% となっている 問 38 あなたは今後, 地域の日本人とどのような交流をしたいと思いますか 表 38 人 % ( 複数回答 ) 日本の文化 習慣を学びたい % 地域の行事にもっと参加したい % いっしょにボランティア活動などの社会活動をしたい % 日本人に母国の文化を紹介したい % いっしょに食事や買い物に行きたい % 家庭や子育てなどについて話し合いたい % その他 % 個人的なつきあい 3 0.7% 現状のつきあいを継続 3 0.7% その他 7 1.% 2 0.5% とくに交流したいと思わない 15.% 21.9% 計 % % 0.3 日を本学のび文た化い 習慣 35.9 地域のし行た事いに参加 32. いっしをょしにた社い会活動 母国のし文た化いを紹介 食事 買たいい物に行き 21.0 家庭や談子育ての相 3.5 その他 15. 交流わしなたいいとは思.9 図 38 交流希望の分布 (N = 29) 105

111 (39) 差別経験外国人だということでのいやな経験やつらい思いについては, よくある が 7.2%, 時々ある が 31.9% であり,0% 程度の人が何らかの差別経験がある 一方で, まったくない または ほとんどない と回答する割合も合計で 0% 程度であり, いやな経験 つらい思いをしている人とあまり感じていない人が同程度となっている また, 過去に経験したが今はない と回答した割合は 19.3% となっている 問 39 あなたは生活上, 外国人だということでいやな経験やつらい思いをした ( している ) ことがありますか 表 39 人 % よくある % 時々ある % ほとんどない % まったくない % 過去に経験したが今はない % % 合計 % 過去に経験したが今はない 19.3% 2.8% よくある 7.2% まったくない 12.8% 時々ある 31.9% ほとんどない 25.9% 図 39-1 差別経験の分布 (N = 29) 国籍別に差別経験の分布をみると, アメリカ籍では ある または 時々ある と答える割合が 55% で, 他の国籍の人よりもやや高い 中国籍, イギリス籍では 時々ある と ほとんどない がともに 30% 程度になっている 時々ある は韓国 朝鮮籍でも 3% を占める また, 韓国 朝鮮籍では 過去に経験したが今はない が 28% と他の国籍に比べて高い 一方, フィリピン籍では 29% が, イギリス籍では 3% が まったくない と回答している 10

112 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ タイ イギリス その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% よくある時々あるほとんどないまったくない過去に経験したが今はない 図 39-2 国籍別差別経験の分布 (N = 29) 在留資格別に差別経験の分布をみると, 人文知識 国際業務で 0% が よくある または 時々ある を選んでいる また, 永住者, 日本人の配偶者でも よくある と 時々ある の合計が 5% と他の在留資格の人よりも高くなっている 一方, 研修 技能実習では 75% が ほとんどない を選択しており, まったくない と合わせると 88% となる 特別永住者では 3%, 定住者では 38% が 過去に経験したが今はない と回答している 永住者 留学 日本人の配偶者等 特別永住者 家族滞在 7 33 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 75 その他 % % 0% 0% 80% 100% よくある時々あるほとんどないまったくない過去に経験したが今はない 図 39-3 在留資格別差別経験の分布 (N = 29) 107

113 (0) いやな経験 つらい思いの具体的な内容いやな経験やつらい思いの具体的な内容をみると, 仕事中 をあげる割合が 35.% で最も高く, 次いで 仕事を探すとき が 33.5%, 公的機関などの手続きのとき が 2.7% となっている また, その他の内容としては, 学校で日本人の学生や先生とのやりとりの中で嫌な思いをしたことや, ジムやホテル, インターネット契約などの民間サービスで嫌な思いをしたこと, 結婚生活の中で家族にいじめられたなどがあげられていた また, 自分自身が学生時代にいじめにあったことも複数の回答者からあげられていた 問 0 それはどのようなときに感じましたか ( 複数回答 ) ( 問 39 で よくある 時々ある 過去に経験した を選択した人 ) 表 0 人 % 仕事中 % 仕事を探すとき % 公的機関などの手続きのとき 5 2.7% 住まいを探すとき % 日本人の友人との交際のとき % 近所との付き合いの中で % 買い物や食事をしているとき % 子どもが学校などで % 移動しているとき ( 歩いているときや公共交通機関を利用しているときなど ) % テレビ インターネットなどのメディアで 7.% その他 2 9.9% 自分が学校で 7 2.7% 民間のサービスで 2.3% 結婚生活の中で 1.5% その他 8 3.0% 1 0.% 1 5.3% 計 % % 仕事中 33.5 仕事探し 2.7 公的機関 住宅探し 友人関係 19.8 近所付き合い 買い物 食事 子どもが学校で 移動中 7. メディア 9.9 その他 5.3 図 0 差別経験の具体的な内容 (N = 23) 108

114 (1) 困っていること現在生活上で最も困っていることについては, 生活費用が最も多くの人からあげられており,2.3% の回答者が選択している また, 日本語の理解についても,25.2% の人が選んでいる 次いで, 子育て 教育が 17.5%, 就職が 1.% となっている 一方,25.9% の回答者が とくになし と回答している 問 1 あなたが生活している上で, 現在最も困っていることは何ですか (3 つまで ) 表 1 人 % 生活費用 1 2.3% 日本語の理解 % 子育て 教育 % 就職 71 1.% 病気 怪我 % 住宅 % 仕事 2 9.8% 友人 知人や近所の人との人間関係 17.0% 家族に関する問題 1 3.7% 家族との人間関係 1 3.3% その他 11 2.% 学業 0.9% その他 7 1.% とくになし % 27.3% 計 % 生活費用日本語の理解子育て 教育就職病気 怪我住宅仕事友人 知人 近所との人間関係家族に関する問題家族との人間関係その他とくになし % 図 1 最も困っている生活の問題 (N = 29) 109

115 (2) 社会活動社会活動への参加および参加意向についてみると, つの活動のいずれについても, 参加している人の割合は 10% 前後である また, 母国語 母国文化を生かせる交流活動と仕事や学業を生かせる交流活動については する予定なし が 35% 程度となっており, してみたい をわずかに上回っている 文化 スポーツ活動, 地域のために役立つ活動, 福祉や国際協力などのボランティア活動, 母国出身者のために役立つ活動については, してみたい が 0% 程度となり, する予定なし を上回っている 問 2 あなたは, 仕事や学業以外で何らかの社会活動をしていますか またはどのように考えていますか 表 2-1 母国語 母国文化を生かせる交流活動 自分の仕事や学業を生かせる交流活動 特技や趣味を生かせる文化 スポーツ活動 住民として地域のために役立つ活動 福祉や国際協力などのボランティア 母国出身者のために役立つ活動 しているしてみたいする予定なし 合計 人 %.5% 32.% 3.8% 17.0% 100% 人 % 9.% 33.8% 35.9%.7% 100% 人 % 11.7% 39.% 29.1% 19.% 100% 人 % 8.% 3.1% 29.% 18.% 100% 人 % 7.2% 3.1% 31.0% 18.% 100% 人 % 7.0% 0.% 31.0% 21.% 100% 母国語 文化を生かせる活動 仕事や学業を生かせる活動 文化 スポーツ活動 地域貢献 ボランティア 母国出身者に貢献する活動 % % 0% 0% 80% 100% しているしてみたいする予定はない 図 2 社会活動参加の分布 (N = 29) 110

116 その他, 上記の つに含まれない活動で参加しているものとして, ホームヘルパーのプログラム, 献血 骨髄バンク, 自分の子どものスポーツチームが挙げられていた また, 参加したい活動として, キムチ作りのほか, 外国人が日本文化を学ぶ活動もあげられていた 表 2-2 その他参加している してみたい活動 居住地活動の種類参加状況 意向 仙南地域 ホームヘルパーのプログラム している 仙台市 献血 骨髄バンク している 仙台市 自分の子どものスポーツチーム している 石巻市 キムチ作り してみたい 仙台市 外国人のための日本文化セミナー してみたい 仙台市 日本文化を学べるような活動 してみたい 111

117 10. 防災 (3) 東日本大震災の被災経験東日本大震災の被災経験についてみると,5.5% が宮城県内の津波被災市町村 ( 特定市町村 ( 気仙沼市, 南三陸町, 女川町, 石巻市, 東松島市, 松島町, 利府町, 塩竈市, 多賀城市, 七ヶ浜町, 仙台市, 名取市, 岩沼市, 亘理町, 山元町 )) で被災している また, 宮城県の他の市町村で被災した人が 19.3% いるほか, 震災を経験していない人も 18.% いる さらに, 宮城県の特定市町村の中では,70% 以上が仙台市内で被災しており, その他の地域で被災した人はそれぞれ 10% 以下となっている 問 3 あなたは, 平成 23 年 3 月 11 日の東日本大震災を経験しましたか 表 3 人 % 宮城県の特定市町村で経験した % 宮城県内の他の市町村で経験した % 他の都道府県で経験した 28.5% 経験していない % 5 1.2% 合計 % 経験していない 18.% 1.2% 他の都道府県.5% 宮城県内の他の市町村 19.3% 宮城県の特定市町村 5.% 図 3-1 東日本大震災の被災経験 (N = 29) 112

118 仙台市石巻市名取市塩竈市気仙沼市岩沼市多賀城市七ケ浜町松島町利府町亘理町山元町女川町東松島市南三陸町 図 3-2 被災場所 ( 特定市町村 )(N = 23) 70 % 1

119 () 地震直後の津波情報宮城県の特定市町村で被災した人が, 地震直後に津波が来るという情報を入手できたかをみると, 誰からも聞かなかった の割合が最も高く,28.5% が選択している 情報を得ていた人の中では, 家族から知らされた人が.9% と最も多く, 次いで職場の同僚 上司 学校の先生が.0%, 近所の人が 12.% となっている 問 地震が終わった直後, 津波が来ることを誰かに教えてもらいましたか ( 複数回答 ) 表 ( 問 3 で 特定市町村で経験した を選択した人 ) 人 % 誰からも聞かなかった % 家族 50.9% 配偶者 % 子ども 7 2.9% 親 7 2.9% その他家族 1.7% 職場の同僚 上司 学校の先生 31.0% 近所の人 % 日本人の友人 知人 % 母国出身の友人 知人 10.2% 近くにいた知らない人 8 3.3% 母国出身や日本人以外の友人 知人 2.5% その他 2 18.% ラジオ % テレビ 11.% 防災無線 サイレン 3 1.3% その他 11.% 11.% 計 % % 28.5 誰からも聞かない.9 家族 17. その他 職場 学校 近所の人 7.9 日本人の友人 知人 母国出身の友人 知人 知らない人 その他の友人 知人. 図 -1 津波情報の提供元 (N = 239) 11

120 日本人との付き合いの程度別に津波情報の提供元をみると, 付き合いの程度による大きな差は見られなかったが, 日本人との付き合いが少ない ( あいさつ程度またはまったく付き合いがない ) 場合には, 家族から津波が来ることを教えられた割合が 38% とやや高かった 一方, 日本人の友人 知人から教えられた割合は, なんでも話せる人がいる場合に 12% と付き合いが少ない人と比べて高くなっている 家族 近所の人 日本人の友人 知人 12 母国出身の友人 知人 5 3 その他の友人 知人 3 職場 学校知らない人 その他 21 誰からも聞かない なんでも話せる人がいる 立ち話をする人がいる % あいさつをする人がいる まったくない 図 -2 日本人との付き合い別津波情報の提供元 (N = 228, 問 にの回答者を除いた割合 ) 115

121 (5) 地震直後の行動 地震直後の行動については, 自宅に行った が最も多く 1.%, 次いで 地震が起きた 場所にそのままいた が.9%, 避難所に行った が 18.0% となっている 問 5 地震が終わった直後, どのように行動しましたか ( 問 3 で東日本大震災を 経験した を選択した人 以下問 5 まで同じ ) 表 5-1 人 % 自宅へ行った 15 1.% 地震が起きた場所にそのままいた 73.9% 避難所に行った % その他安全だと思う場所に行った % 山やビルなど高い場所へ行った % その他 17.9% 子どもを迎えに行った 1.7% その他 % 1 0.3% 1 % 合計 % % 1. 自宅へ行った.9 地に震そがの起ままきいたた場所 18.0 避難所に行った 7.7 そうの場他所安に全行だったと思 山場や所ビへル行なっどた高い その他 図 5-1 地震直後の行動の分布 (N=350) なお, 仙台市以外の特定市町村で被災した場合の地震直後の行動についてみると, 自宅に行った が最も多く 31.%, 次いで 地震が起きた場所にそのままいた 及び 避難所へ行った がそれぞれ 17.1%, 次いで その他安全だと思った場所 が 15.7%, 山やビルなど高い場所 が 7.1% となっている 11

122 % 31. 自宅へ行った にそのままいた 地震が起きた場所 避難所に行った そうの場他所安に全行だったと思 山場や所ビへル行なっどた高い 図 5-2 地震直後の行動の分布 (N=70( 仙台市以外の特定市町村 ) その他.3 また, 地震が起きた場所にそのままいた 場合の待機場所としては, 職場 という回答 が最も多く,35.%, 次いで学校が 12.3%, 車の中と親戚 友人の家がそれぞれ.8% と なっている 表 5-2 地震直後の待機場所 人 % 職場 2 35.% 学校 % 車の中 5.8% 親戚 友人の家 5.8% 駐車場 3.1% 他の都道府県 3.1% 病院 2 2.7% その他 5.5% % 合計 % % 35. 職場 12.3 学校 車親駐他病の戚車の院中 場都友道人府の県家図 5-3 地震直後の待機場所 (N=73) 5.5 その他

123 () 地震直後に行動をともにした相手地震直後に行動を共にした人の分布をみると, 家族と行動をともにした人が最も多く, 8.0% が選択している 次いで 自分ひとりだった が 17.1%, 職場の同僚 上司 学校の先生が 12.0% となっている 問 地震が終わった直後に移動する際に, 誰かと一緒に行動しましたか ( 複数回答 ) 表 人 % 家族 % 配偶者 % 子ども % 親 19 5.% その他家族 12 3.% 自分ひとりだった % 職場の同僚 上司 学校の先生 % 近所の人 3 9.7% 母国出身の友人 知人 30 8.% 日本人の友人 5.7% 母国出身者や日本人以外の友人 知人 8 2.3% 近くにいた知らない人 3 0.9% その他 1.7% 17.9% 計 % % 8.0 家族 17.1 一人 職場 学校 近所の人 母国出知身人の友人 5.7 日本人の友人 その他人の友人 知 知らない人 その他.9 図 -1 地震後の同行者 (N = 350) 118

124 自分だけ 職場の上司 同僚 学校の先生 母国出身の友人 知人 日本人の友人 知人 近所の人 家族 地震後の同行者別に地震直後の行動をみると, 家族と一緒に行動した場合には 52% が自宅に向かった, あるいは, 自宅にとどまっており, 家族と一緒ではない場合の 33% と比べて高くなっている 自分ひとりで行動した場合にも 50% 程度が自宅に向かった, あるいは, 自宅にとどまっている 近所の人または母国出身の友人 知人とともに行動した場合には 30% 程度が避難所に向かっており, やや割合が高くなっている また, 日本人の友人 知人または職場の上司 同僚 学校の先生とともに行動した場合には, その場に待機した割合がそうでない場合よりも高くなっている 同行なし 同行あり 同行なし 同行あり 同行なし 同行あり同行なし同行あり同行なし同行ありいいえ はい % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 自宅その場所に待機避難所高い場所その他の安全な場所その他 問 -2 地震直後の同行者別地震直後の行動の分布 (N = 350) 119

125 (7) 避難所利用の有無 地震当日やそれ以降に避難所に行った割合をみると,5.% は避難所に行っておらず, 避難所に行った割合は 31.7% にとどまる 問 7 地震当日やそれ以降に, 避難所に 行きましたか 表 7 人 % 行った % 行かなかった % % 合計 % 2.9% 行かなかった 5.% 行った 31.7% 図 7-1 避難所に行ったか (N = 350) 在留資格別に避難所に行った割合をみると, 避難所の利用率は家族滞在で最も高く 78%, 次いで留学が 5% となっている 利用率が低かったのは人文知識 国際業務で 1%, 日本 人の配偶者等で % となっている 永住者 留学 5 35 日本人の配偶者等 7 特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 33 7 定住者 研修 技能実習 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 行った行かなかった 図 7-2 在留資格別避難所利用の割合 (N = 350) 1

126 (8) 避難所で困ったこと外国出身であることで避難所で困ったことについては,71.2% が とくになかった と回答している 困ったことがあったとする人の中では, 他の人が話している言葉がわからなかったため, 情報を得られなかった が 12.% で最も高い 次いで, 貼り紙などの文字が読めなかったため, 情報を得られなかった が 9.0%, 周りの人の態度が冷たく感じた が 5.% となっている 問 8 外国出身ということから避難所で困ったことはありましたか ( 複数回答 ) 表 8 人 % 言葉がわからないため情報を得られなかった 1 12.% 文字が読めないため情報を得られなかった % 周りの人の態度が冷たい 5.% その他 3.% とくにない % 3.% 計 % 言葉がわからないため情報を得られなかった 文字が読めないため情報を得られなかった 周りの人の態度が冷たい その他 3. とくにない 図 8 避難所での問題の分布 (N = 111) % 121

127 (9) 避難所に行かなかった理由避難所に行かなかった理由をみると, 自宅で避難しなくても生活できた 割合が最も高く,72.1% の人が選択している 次いで 親戚 知人などの家に住むことができた が 12.7%, 避難所がいっぱいで入れなかった と 避難所は知らない人がたくさんいるので遠慮した がそれぞれ 2.2% となっている 問 9 避難所に行かなかった理由は何ですか 表 9 人 % 自宅で避難しなくても生活できた % 親戚 知人などの家に住むことができた % 避難所がいっぱいで入れなかった 5 2.2% 避難所は知らない人がたくさんいるので遠慮した 5 2.2% その他 1.1% 避難所の場所を知らない 3 1.3% 学校 工場などに避難できた 3 1.3% その他 7 3.1% 1 0.% 11.8% 合計 % % 72.1 自宅で生活できた 12.7 親戚 知人が等できの家たに住むこと 避難所がかいっったぱいで入れな 避さ難ん所いはる知のらでな遠い慮人しがたたく その他 図 9-1 避難所に行かなかった理由の分布 (N = 229) 122

128 差別の内容 差別経験 日本人との付き合い ( 近所 ) 家族形態 日本語能力 ( 話す 聞く ) 日本語能力 ( 読む ) このうち, 避難所は知らない人がたくさんいるので遠慮した を選んだ人の特徴をみると, 日本語を読む能力や話す 聞く能力は中程度の人がそれぞれ 3 人, 高程度の人がそれぞれ 2 人であり, 日本語能力は比較的高い 家族形態をみると, 配偶者のみがいる人が 2 人, 子どもがいる人が 2 人, その他の家族もいる場合が 1 人である 近所の人とは何でも話し合える人がいる人とたまに立ち話をする人がいる人がそれぞれ 1 人ずつ, 挨拶をする程度のつき合いがある人が 3 人で, まったくつき合いがない人はいなかった また, この 5 人のうち 3 人が外国人であることでいやな経験をすることやつらい思いをすることが 時々ある と答えており, まったくないと答えた人は 1 人, 過去に経験したが今はない と答えた人が 1 人になっている また, 具体的な差別の内容については, 近所との付き合いの中で を選んでいる人が 3 人, 仕事中, 仕事を探すとき, 住まいを探すとき, 公的機関などでの手続のとき を選んでいる人がそれぞれ 1 人ずついる 中高中高配偶者のみ子どもありその他家族あり何でも話し合える人がいるたまに立ち話をする人がいるあいさつをする程度の人がいる時々あるまったくない過去に経験したが今はない仕事中住宅探し仕事探し近所付き合い公的機関 図 9-2 避難所に行くのを遠慮した人の特徴 (N = 5) 人 123

129 (50) 地震後に知りたい情報地震から 1 週間までの間に知りたかった情報については, 地震の情報 が最も多く, 9.1% の回答者が選択している 次いで, 福島第一原子力発電所の事故の情報 が.9%, ライフラインの復旧状況 が 3.7% となっている また, 津波の情報 や 家族 友人の安否 も 50% 程度の人があげている 問 50 地震直後から 1 週間までの間に知りたいことは, 何でしたか ( 複数回答 ) 表 50 人 % 地震の情報 % 福島第一原子力発電所の事故の情報 227.9% ライフライン ( 電気 ガス 水道 ) の復旧状況 % 津波の情報 % 家族 友人の安否 % 母国の大使館 領事館の情報 % 出国の方法 51 1.% どこに避難すればよいか 8.7% 外国語で相談できる窓口 2 7.% 行政のその他の相談窓口 3 0.9% その他 1.% 母国の家族と連絡を取る方法 1.7% ボランティアのやり方 3 0.9% 食料 燃料等が買えるところ 2 0.% その他 5 1.% 1.% 計 % % 地震 原発事故 ライフライン 津波 安否 大使館 領事館 1..7 出国方法 避難場所 7. 外国語相談窓口 0.9 相談窓口.. その他 図 50 地震後に希望する情報 (N = 350) 12

130 (51) 地震後の情報の入手方法地震後の情報の入手方法をみると, 日本語のラジオ放送から情報を得ていた人の割合が最も高く,55.7% になる 次いで日本語のテレビ放送が 5.7%, 新聞が 23.%, 日本にいる家族 親戚が 21.1%, 日本人の友人 知人が.% となっている 一方, 情報をまったく得ることができなかった人は回答者の 1.% にとどまっている 問 51 地震直後から 1 週間までの間, 知りたい情報はどこから得ましたか ( 複数回答 ) 表 51 人 % 日本語のラジオ放送 % 日本語のテレビ放送 % 新聞 % 日本にいる家族 親戚 % 日本人の友人 知人 72.% 母国出身の友人 知人 18.9% パソコンのインターネット % 携帯のワンセグテレビ インターネット 1 17.% 職場 学校 7.% 近所の人 % 国外にいる家族 親戚 0 11.% 避難所にいた人 % 行政のお知らせ 2 7.% ツイッター, フェイスブック 23.% 地域の災害エフエム放送 21.0% 母国以外の外国出身の友人 知人 9 2.% 日本語以外のテレビ放送 8 2.3% 日本語以外のラジオ放送 1.7% 情報は全く得ることができなかった 5 1.% 情報は必要なかった 0 0.0% その他 8 2.3% 3.7% 計 % 125

131 日本語のラジオ日本語のテレビ新聞日本にいる家族 親戚日本人の友人 知人母国出身の友人 知人パソコンのネット携帯のワンセグ ネット職場 学校近所の人国外の家族 親戚避難所の人行政のお知らせツイッター フェイスブック災害エフエム母国以外の外国出身の友人 知人日本語以外のテレビ日本語以外のラジオ情報がないその他 図 51-1 地震後の情報入手方法 (N = 350) % 居住年数別に地震後の情報入手方法をみると, 日本での居住年数が長い人ほど日本語メディア ( 日本語のラジオ, テレビ, 災害エフエム, 新聞 ) から情報を得ている割合が高く, 5 年未満では 73% であるのに対し, 年以上では 9% になっている また, 日本にいる家族 親戚から情報をえる割合も, 前者が 15% なのに対し, 後者では 3% になっている 一方, 外国人ネットワーク ( 母国出身または母国以外の外国出身の友人 知人 ) から情報を得ている割合は, 日本の居住年数が短い人で高く,5 年未満の人たちでは 32% が利用しているのに対し, 年以上の人たちでは 7% しか利用していない また, インターネット ( 携帯電話のワンセグ インターネット, パソコンのインターネット, ツイッター フェイスブック ) を利用する割合も日本の居住年数の短い人たちの間で高く,5 年未満の人たちの 7% が利用している 在留資格別に地震後の情報入手方法をみると, 日本語メディアを用いる割合は家族滞在と人文知識 国際業務では 0% を下回っており, 他の在留資格よりも低くなっている 一方, 家族滞在, 留学生と人文知識 国際業務はインターネットを利用する割合が他の在留資格よりも高く,0% を上回っている また, 人文知識 国際業務は日本人ネットワークを 71% が, 外国語メディアを 3% が, 学校 職場を 57% が, 行政のお知らせを 29% が選んでおり, 他の在留資格よりも割合が高くなっている 職場 学校は留学生の 30% も情報入手元としてあげている また, 日本人の配偶者と特別永住者は日本に居住する家族 親戚を 35% 程度の人が選んでおり, 比較的高くなっている 12

132 5 年未満 年未満 年未満 年以上 % 日本語メディア外国語メディア外国人ネットワーク国外の家族 親戚 インターネット日本人ネットワーク日本にいる家族 親戚職場 学校 図 51-2 日本居住年数別地震後の情報入手方法 (N = 337, 問 51 にの回答者を除いた割合 ) 127

133 永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務その他 % 日本語メディア インターネット 外国語メディア 日本人ネットワーク 外国人ネットワーク 日本にいる家族 親戚 国外の家族 親戚 職場 学校 行政のお知らせ 図 51-3 在留資格別地震後の情報入手方法 (N = 337, 問 51 にの回答者を除いた割合 ) 128

134 (52) 地震についての知識 宮城県で地震が多いことを知っていた割合は 5.1% となっており, 知らなかった割合 30.3% を上回っている 問 52 宮城県では地震が多いことを知っていましたか.% 表 52 人 % 知っていた % 知らなかった % 1.% 合計 % 知らなかった 30.3% 知っていた 5.1% 図 52-1 地震についての知識 (N = 350) 在留資格別に地震についての知識をみると, 知っていた と回答した割合は, 留学, 特 別永住者, 教授, 人文知識 国際業務で 80% を超えている また, 知らなかった 割合で は, 永住者が 3%, 日本人の配偶者等が 2% と, 他と比べて高い割合になっている 永住者 1 3 留学 日本人の配偶者等 52 2 特別永住者 家族滞在 7 33 人文知識 国際業務 8 1 教授 定住者研修 技能実習 その他 % % 0% 0% 80% 100% 知っていた知らなかった 問 52-2 在留資格別地震についての知識の分布 (N = 350) 129

135 日本の居住年数別に地震についての知識をみると, 年以上居住している人たちでは 78% が宮城県に地震が多いことを知っており, 他の居住年数の人たちよりも高い割合にな っている 5 年未満 年未満 年未満 年以上 % % 0% 0% 80% 100% 知っていた知らなかった 図 52-3 日本居住年数別地震についての知識の分布 (N = 350) 0

136 (53) 津波についての知識津波の知識について 知っていた と回答した割合は.9% であり, 知らなかった 割合の 9.7% を下回っている また, 知っていた と回答した割合は, 地震の知識について 知っていた と回答した割合 5.1% と比べると ポイント低くなっている 問 53 地震発生後には, 津波が来る可能性があることを知っていましたか 表 53 人 % 知っていた 157.9% 知らなかった % 19 5.% 合計 % 5.% 知らなかった 9.7% 知っていた.9% 図 53-1 津波についての知識 (N=350) 在留資格別にみると, 人文知識 国際業務では 71% が, 特別永住者では % が 知っていた と回答しており, 他の在留資格の人たちよりも割合が高くなっているが, いずれの在留資格でも地震についての知識で 知っていた と回答した割合よりも低くなっている 特に, 留学, 定住者において地震に比べて低くなっている 永住者 3 53 留学 1 59 日本人の配偶者等 特別永住者 2 12 家族滞在 5 人文知識 国際業務 その他 % % 0% 0% 80% 100% 知っていた 知らなかった 図 53-2 在留資格別津波についての知識の分布 (N = 350) 1

137 日本の居住年数別にみると, 地震についての知識同様, 日本の居住年数が 年以上の人 たちの間で知識がある割合が高く,% が 知っていた と回答している これに対し, 年未満の人たちで 知っていた と回答する割合は 0% 程度にとどまっている 5 年未満 年未満 年未満 年以上 % % 0% 0% 80% 100% 知っていた知らなかった 図 53-3 日本居住年数別津波についての知識の分布 (N = 350) 日本語を話す 聞く能力別にみた場合には, 中程度の能力の人が最も津波に対する知識 を持っていた割合が低く,33% にとどまる 能力が低い人たちと高い人たちでは, 知って いた と答える割合は 50% を超えている 低 中 33 3 高 % % 0% 0% 80% 100% 知っていた 知らなかった 図 53- 日本語能力 ( 話す 聞く ) 別津波についての知識の分布 (N = 350) 2

138 (5) 地震 津波についての知識の入手方法地震や津波についての知識を獲得した方法についてみると, 家族や友人などから聞いた人が最も多く,23.7% となっている また, 日本に来る前から知っていた人の割合も 21.7% と比較的高い その他の方法についてはどれも 10% を下回っている 表 5 問 5 それはどのようにして知りましたか ( 問 52 で 知っていた を選択した人 ) 人 % 家族や友人などから聞いた % 日本に来る前から知っていた % 先生から聞いた, または学校の資料でみた % 職場で聞いた 1.% 自分で勉強した 1 5.% 防災訓練に参加した時に知った 12.8% その他 % 住んでいるうちに経験で知った 1 5.% メディアを通じて知った 12.8% その他 3 1.2% 1 0.% 18.5% 合計 % 家族や友人に聞いた 23.7 日本に来る前から知っていた 21.7 先生から聞いた 学校の資料でみた 職場で聞いた 7.2. 自分で勉強した 5. 防災訓練に参加した時に知った.8 その他 図 % 津波 地震についての知識の入手方法 (N=29) 3

139 (55) 防災用語の知識 つの防災用語の意味を知っているかどうかをみると, 最も意味が知られているのは津波であり,3.9% の人が 意味も知っている と回答している 避難は 59.0%, 注意報は 55.7%, 警報は 5.3% の人が 意味も知っている と回答している これに対し, 高台については 意味も知っている と答えた割合は 2.0% にとどまり,31.2% が 知らない と回答している 表 55 問 55 津波, 高台, 避難, 注意報, 警報 の意味を知っていますか 震災を経験した方は, 経験前に知っていたかについてお答えください 津波 高台 避難 注意報 警報 人 % 人 % 人 % 人 % 人 % 聞いたことがある % % % % % 意味も知っている % % % % % 知らない 0 9.3% 31.2% 5 12.% % % 21.9% % % 2 5.% 2 5.% 合計 % % % % % 津波 高台 避難 注意報 警報 % % 0% 0% 80% 100% 聞いたことがある意味も知っている知らない 図 55-1 防災用語の知識の分布 (N = 29)

140 日本語能力 ( 読む ) 日本の居住年数 日本の居住年数別, 日本語能力別に防災用語の知識の分布をみると, 津波以外の用語に関しては, 日本の居住年数が長くなるほど, 日本語能力があがるほど, 用語を 知らない と回答する割合が低下している 日本語を読む能力が低い場合には, 津波を除く用語は 知らない 割合がすべて 0% を超えており, 高台については 58% が 知らない と回答している これに対し, 日本語を読む能力が高い人たちでは, 知らない と回答する割合は高台で 21%, それ以外では 10% を下回っている また, 日本の居住年数が 5 年未満の場合, 高台を知らない割合は 7%, 注意報を知らない割合は 31%, 避難を知らない割合は 22%, 警報を知らない割合は 27% となっている これに対し, 年以上住んでいる場合には, いずれの用語についても 知らない と回答する割合は 10% を下回っている 一方, 津波については, 居住年数が短い人たちや日本語を読む能力が低い人たちでも 知らない と回答する割合は低く,10% 前後となっている 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 低 中 高 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 聞いたことがある意味も知っている知らない 図 55-2 日本居住年数 日本語能力別防災用語の知識の分布 ( 津波 )(N = 29) 5

141 日本語能力 ( 読む ) 日本の居住年数 日本語能力 ( 読む ) 日本の居住年数 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 低 中 高 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 聞いたことがある意味も知っている知らない 図 55-3 日本居住年数 日本語能力別防災用語の知識の分布 ( 高台 )(N = 29) 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 低 中 高 % % 0% 0% 80% 100% 聞いたことがある意味も知っている知らない 問 55- 日本居住年数 日本語能力別防災用語の知識の分布 ( 避難 )(N = 29)

142 日本語能力 ( 読む ) 日本の居住年数 日本語能力 ( 読む ) 日本の居住年数 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上 低 中 高 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 聞いたことがある意味も知っている知らない 図 55-5 居住年数 日本語能力別防災用語の知識の分布 ( 注意報 )(N = 29) 5 年未満 年未満 年未満 年以上 低 中 高 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% 聞いたことがある意味も知っている知らない 図 55- 日本居住年数 日本語能力別防災用語の知識の分布 ( 警報 ) (N = 29) 7

143 (5) 災害から身を守るために必要なもの災害から身を守るために必要なものとしては, 防災用品を準備する が 71.8% と最も多くの人から選ばれている 次いで 災害に関する知識を身につける が 9%, 避難所の場所や避難経路を確認しておく が 51%, 住宅の耐震化や家具の固定を行う が 38% となっている 問 5 災害から自分の身を守るために, 必要であると感じていることは何ですか 表 5 (3 つまで ) 人 % 防災用品を準備する % 災害に関する知識を身につける % 避難所の場所や避難経路を確認しておく % 住宅の耐震化や家具の固定を行う % 日ごろから近所との交流をもつ 15.% 日本語の学習をする % 母国語の情報提供を受ける 10.7% その他 0.9% 3.0% 計 % % 防災用品の準備 災害に関する知識 51.0 避難所確 避認難経路の 38.0 耐震化 家具の固定 近所との交流をもつ 日本語の学習 母国語の情報提供 その他 図 5 災害時に必要なもの (N = 29) 8

144 (57) 震災経験 自由記載 震災の経験についての記述から, よく用いられる要素を抽出し, 以下の 19 個のコードを作り, これをもとに記述を分類すると, 恐怖感 に言及したものが最も多く, 全体の 35% にあたる 次いで, 震災 に含まれる語に言及したものが 28%, 不安感, ライフライン, 家族 にふれるものが % 程度になっている 震災津波原発ライフライン不安感恐怖感つらい感動感謝情報がない行政安心近所の人相互扶助避難所混乱外国人家族生きる 表 57 各コードの定義震災, 大震災, 東日本大震災, 災害という言葉が用いられているもの津波に言及している原発, 原子力, 放射線, 原発事故等に言及しているものガス, 水道, 電気, ライフライン, 食料, 飲料がない, または, 不足していたことに言及しているもの不安感, 心配, 不安, 心細いなどという記述があるもの恐い, 恐ろしい, ショック, 心細いなどの記述があるもの悲しい, つらい, 苦しいなどの記述があるもの素晴らしい, すばらしい, 感動, 感激などの記述があるもの感謝またはありがたいという記述のあるもの情報がないという記述があるもの行政, 日本政府, 国などの記述があるもの安心, 安心感, 落ち着くなどの記述があるもの町内会, 隣人, 周りの人などの記述があるもの相互扶助, 助け合う, 絆などの記述があるもの避難所または避難という記述のあるもの混乱, パニック, ショックなどの記述があるもの外国人または外国人住民という記述があるもの家族, 配偶者, 夫などの記述があるもの生きる, 命という記述があるもの 9

145 % 0% 35% 30% 25% % 15% 10% 5% 0% 35% * 恐怖感 28% * 震災 21% 21% % * 不安感 * ライフライン * 家族 % 12% 12% 11% 11% 10% 9% * 津波 * 原発 * 相互扶助 * 大切 * 情報がない * 行政 * 避難所 8% 7% 7% 7% % % % 5% * 感動 * 近所の人 * 混乱 * つらい * 安心 * 感謝 * 生きる * 外国人 図 57 各コードの出現割合 (N = ) 各コード間の関連, また, 居住地域ごとに現れるコードに違いがあるのかをみると, 震災, ライフライン, 家族, 恐怖感 などについての記述は地域を超えて共通する一方, 各地域に特有の記述もある 以下では, 各地域の回答者の記述の中で特徴的なものをあげながら, 各地域の特徴をみていく ( 回答者の記述については編集なし ) 仙台市 恐怖感, 不安感 に加え, 原発 についての記述や情報やライフライン, 家族の大 切さを知ったという記述がみられることが特徴としてあげられる 原発に関する情報がほしかった 日本の情報と母国の情報が微妙に異なったり時間にずれがあったりしたので, とても不安だった お家の近所の小さめのスーパーややおやさんがお店を開けてくれてとても助かった ガソリンも不足していて, 老人も近所に多いので, 本当にありがたかった ( 永住者 ) 中国にいった時大きな地震を経験したことがあります 東日本大震災によってあの時感じた不安と恐怖を蘇ります でも割と冷静に対応できます やはり一番不安を感じることはライフラインの停止と原発事故です 水や電気, 食糧の大切さはいたいほど感じた 目に見えない威嚇への恐怖は今でも忘れない ( 留学 ) いろいろ情報が多く何が正しいのか判断できなかった 放射能の測定が真実なのか違うの かも信用できなかった ( 日本人の配偶者等 ) 10

146 経験したことなかった強震 停電, 当たり前だったガス, 水などのライフライン, ものや 家族の大切さを私に感じさせてくれた貴重な体験となりました ( 日本人の配偶者等 ) 仙南地域 仙南地域では, 地震や 原発 への 不安感 や 家族 についての言及に加えて, 近所 の人 に対する 感謝 について言及されていることが特徴となる 私は私自身と家族に何が起こるのかとても怖かったです 私は家族と一週間自宅近くの小学校 ( 第一小学校の体育館 ) に避難しました ボランティアの人たちはみんなとても支えになってくれて, 私たちがそこにいる間, できる限りの助けを与えてくれました 私は彼らの優しさにとても感謝しています ( 永住者 ) 基本的に電気と水がないと生きられないことを感じた 前もって非常食糧, 燃料, 水を備えておけばよかったなと後悔したし, そして, 情報が本当に乏しかった ( 原子力の放射能の問題 子どもをおんぶして毎日毎日水をもらいに行き通ったのに少し心配です ) 電気はいつになったら, 水はいつになったら, 続く余震は 日本語さえ知らなければいかんと感じました 全ての人々の秩序意識, 譲り合い, 気配りは本当に世界一だと思うほど いろいろ勉強になりました そして, 家族が無事で隣にいてくれて頼りになったし感謝しました ( 永住者 ) 津波の被害がなく, 一週間ぐらい電気, 水道がない生活を過ごしていて幸いでした 原発事故の情報があまり詳しくなかったため, けっこう迷っていました 悪い情報でもいいから本当のことを伝えてくれたらいいと思います こんな大きな災害が初めてかもしれないので仕方がないです これで生かしてたらいいと思います そして近所の方にいつもあいさつして, 顔も覚えられているので不自由の生活でお互いに助け合うことができました 人とのつなぎがとっても大事だと実感しました ( 永住者 ) 仙台地域 仙台地域では 家族 や 震災 の 恐怖感 への言及に加え, 当時の 混乱 や ライフライン の不足, 近所の人 との関わり合い, 外国人 としての経験への言及がおこなわれている とにかくひなん以外に何をしたらよいかわからず不安, パニックだった 想像以上の津波 が来て, さらに不安な気持ちになった 電話が通じなくて家族の安否がわからず不安だ った この先どうなるのか, まったく見当がつかず不安だった ( 永住者 ) 11

147 地震の時, あとでも, 日本人のやさしさに感動しました 当日, 職場に居たけど店から, 食べ物, 飲み物, 毛布など無料でお客さんにくばって, まだ, あぶないのに, 他人の事を考える精神がすごいです ただ, 地震のあとの情報とか, ガスとか, ガソリンなどに困りました なかなか買えないし, ならんでも!( 永住者 ) すごくこわかった 孫をおんぶして急いで走って, 近くの小学校に避難しました 電気も水もない, 寒かった 自分もそうだけど, 子供たち年寄りも心配でした お互い励ましあいながら, 一晩寒いところで, 過ごしました 今回の震災で感じたことは, 日本人とか外国人に関係なく, みんなで助け合ったことが良かったと思います ( 永住者 ) 地方自治体は震災後素晴らしい仕事をしたと思います 電力と水はすぐに復旧し, 避難所はよく組織化されていました 私にとっての主な問題は, 福島原発についての ( 日本と外国両方の ) メディアの報道が混乱し, しばしば互いに矛盾するようなものであったことです 私は日本のメディアがそのとき外国人を不公平に描き出し, 国を離れる外国人について大げさに報じていたと感じました けれど, 私はこれらの問題はジャーナリズムの貧困によって生じたもので, 地方自治体の問題ではないとわかっています ( 在留資格 ) 大崎地域 大崎地域では, 震災また 避難 経験における 恐怖感 や つらい 思いに言及されているのに加えて, 震災を通じて 生きる ことを考えたり, 感動 する経験があったことが述べられている そのとき, 怖いしか思い出せませんでした 子供と夫の安全をすごく心配していました 地震がいつとまるのはわからなくて, 家に全然戻れなくてずっと車の中に避難していまし た 本当に怖かったです その恐怖感は昨年一年間続きました ( 永住者 ) 私は生まれて初めてメディアから聞いたりテレビでみたりした地震を私が感じるとは夢もしませんでした 全部壊れだめになったし, ごちゃごちゃになった, まるで戦場のような現実の前で, 私はとても恐怖を感じたり苦しかったです 全てをあきらめて母国に帰りたかったのですが, 私が初めて日本に来て愛する人とどんな困難があっても生死苦楽を共にして, 永遠に一緒に生きようとの約束を破ることはできませんでした 私は今回の大地震で日本国民の忍耐, 道徳に深く感動しました ( 日本人の配偶者等 ) 地震がない国からきた私からは, 死ぬ程の怖い経験だった 自分の家も大規模はんかいだ ったんですがもっと大変な方々が多くて, 怖さを抑えることが出来た 買いだめしない私 は自分の家も食べ物も少なかったけど家を流された石巻の知らないある方に ヶ月間食べ 12

148 物を作って差し上げて, それ以来とっても仲が良くなった ガソリンが無くて困った時, ガソリンスタンドのオーナーは自分の親戚や知り合いにやるために ( なん時間もならんだ 無駄な時間でどんなに腹がだてたか!)( 永住者 ) 栗原地域 栗原地域の回答者で記述があった人が 2 名であったため, 特徴を示すことはできないが, 以下のような記述があった 経験したことがないゆれで, こわかった ( 日本人の配偶者等 ) 地震が起こってから, 携帯で家族と連絡したけど, 通じない そして, 家に帰りたく, 部屋と家族が安全かどうかを確認したい しかし, 地震が起こった時, 仕事がまだ終わらないので, すぐに家に帰るのは無理だ 会社のリーダーの許可をもらってから, 家に戻した 地震のせいで, 道や橋などが壊れたので,1 時間かかってやっと家に到着した 本当に心配していた ( 日本人の配偶者等 ) 登米地域 登米地域では, 震災時の 相互扶助 や 情報のなさ, 津波 への言及がみられる 全体として, 災害に対してできる限りの対応がなされていたと思います 福島第一原発に関する外国語での情報がもっとあれば助けになりました ( 日本語で専門用語などを理解するのは難しいので ) 私の妻は当時妊娠して, 私たちは医療機関から離れて暮らしていて, ガソリンもほとんどなかったので, 私は私たちの赤ちゃんの健康が心配でした そのとき他の人との交流は限られていましたが, 彼らは一般的にとても友好的で, 助けになってくれました ( 日本人の配偶者等 ) 怖かった 心臓がどきどき, 余震が来ると怖くて夜も眠れない津波が登米市まで来ると思 った ( 日本人の配偶者等 ) 話だけ聞いたことを肌で感じました 生まれて初めて電気が入ってこなくて不便でした オイル, 自動車が動くために油が必要であることが最も大変でした 家が農業をやっているので, 井戸, 電気, 携帯発電機でやってテレビが見られたので, 津波を見て気の毒でした 今もまちまちテレビで地震の資料画面を見るたびに, 胸が重い 被害がないことを願う心は誰もが持っていると思うけど, 人の力でできないことを思うけど, 自分自身で非難して, 次のステップを考えればできると思います ( 永住者 ) 13

149 石巻地域 石巻地域では, 避難所 での経験や, つらい 思い, 生きる ことについて考えたと いう記述がみられる とてもたくさんの周りの人が亡くなりました 今もテレビやあのときの写真, インタビューを見ると涙から出ます 人生, 生きることって本当短い, 明日がない! 今日を悔いなく生きよう ほぼ毎日顔を合わせた隣の人たち, 避難所からまた家に戻って, 普段感じなかった, 見えなかった, 私欲, 無責任や良くないところがたくさん見えて悲しかったです ( ほろ苦い ) 目の前で力なく亡くなった大勢を見ながらも感じたことは無かったんだろうな ( 他の人たち ) 慌しくけんかして生きることなんかないのに ( 永住者 ) 地震が来たときに避難所で人みんな静かに並んでおにぎりをもらっていたことに世界の人 みんな感動しました ( 永住者 ) 自然災害は突然やってくるのでだれも防ぐことはできません 宮城県だけで 953 人死者が出るなんて非常に驚きました もちろん生き残った人たちも困難が山ほどあります 私も一週間の電気なし十日間の水なし生活を経験しました そして, 家は半壊で作業場の片面壁は崩れました 家族がいなくなったり家がなくなったりした人たちはどんなに辛いでしょうか? 3.11 あの時の映像を振り返ってみると未だに胸が痛いです 一日でも早く復興が進めばいいと思います ( 永住者 ) 気仙沼地域 気仙沼地域では, 津波 と ライフライン の問題への言及や, 震災時の 相互扶助 の経験, 不安感 への言及がみられる また, 震災時だけでなく, 震災後の つらい 思いについての記述も見られた 生まれてはじめて悪夢のような恐怖と不安, 寒さ, 空腹, ライフラインが全部止まった状態で, もっぱら両親と子どもを守らなければという切迫さの中で本当に強く熱心に生きてた時間 地震と津波の後, あきらめたいという状況の中から隣同士の団結心と暖かい温情を感じたり 人生の喜怒哀楽を全て経験しました ( 永住者 ) 津波が来る前, 私と妻は 1988 年からとても大きく, 有名な英会話学校を経営していました しかし, 津波が来て, 状況が変わりました 生徒数が減り, 多くの問題を経験しました 家の中の水位は 2m7cm に達し, 何もかも失いました ( 永住者 ) 1

150 そのとき, うちに一歳の娘がいるので, 水道や電気が出なくてすごく不便と感じました 最初はガソリンもなくて, 買い物もいけませんでした 電気がないため, 蝋燭に頼った生活は 日間も続けました それに, 福島原発事故に伴う放射線のことはすごく心配です 特に食べ物などは子供の成長にどんな影響が与えるのかすごく心配です いつまで震災前の日本に戻れるでしょうか ( 永住者 ) 図 57-2 各記述間, および, 地域の関連 ( 線でのつながりが関連の強さを示している ) 15

151 11. 行政 (58) 行政施設を利用するうえで困ったこと行政施設を利用するうえで困ったことについては, ほとんどない と回答する割合が 39.%, まったくない と回答する割合が 25.9% であり,0% 以上の人が問題をあまり感じていない 一方, よくある とする割合は.0%, 時々ある と回答する割合は 25.% となっている 問 58 市役所や町役場, 入国管理局など行政の施設を利用するうえで, 困ったことはあり ますか 5.1% よくある.0% 表 58-1 人 % よくある 17.0% 時々ある % ほとんどない % まったくない % % 合計 % まったくない 25.9% ほとんどない 39.% 時々ある 25.% 図 58-1 行政施設利用で困ったことの有無 (N = 29) 困ったことが よくある または 時々ある と答えた人に対して, 具体的な内容を聞いたところ, 最も多かったのは 色々な書類をそろえるのが難しい で 7.%, 次に どのようなサービスがどこで受けられるのかがわからない が 38.1%, 書類の内容, 書き方がわからない が 35.7% となっている 表 58-2 それはどのようなときに感じましたか ( 複数回答 ) 人 % 色々な書類をそろえるのが難しい 0 7.% どのようなサービスがどこで受けられるのかがわからない % 書類の内容 書き方がわからない % 窓口で言葉が通じない % 施設の場所 利用時間などの情報が入手できない % その他 15.9% 職員の態度が悪い % 入国管理局が遠い 3 2.% その他.8% 1 0.8% 3 2.% 計 % 1

152 50 0 % 書類がを難そしろいえるの サーかビらスなにいついてわ 方書が類わのか内ら容な 書いき 言葉が通じない 場情所報 利が用な時い間の その他 2. 図 58-2 行政施設利用の具体的な問題 (N = 12) 国籍別にみると, アメリカ籍とイギリス籍では 80% 程度が ほとんどない または まったくない を選んでいる 一方, タイ籍では よくある が 18% と他の国籍に比べて高くなっており, 時々ある と合わせると 5% になる また, 中国籍, 韓国 朝鮮籍でも よくある と 時々ある を合わせて 35% 程度が困ったことがあると回答している 中国 韓国 朝鮮 フィリピン アメリカ タイ イギリス その他 % 10% % 30% 0% 50% 0% 70% 80% 90% 100% よくある時々あるほとんどないまったくない 図 58-3 国籍別行政施設利用で困ったこと (N = 29) 17

153 在留資格別にみると, 研修 技能実習では 88%, 留学では 71% が ほとんどない または まったくない を選んでいる 一方, 定住者では よくある が % と他の在留資格と比べて高くなっている また, よくある または 時々ある を合わせた割合は, 人文知識 国際業務で 0%, 永住者が 35%, 家族滞在 33% の順に高くなっている 永住者 留学 日本人の配偶者等特別永住者 家族滞在 人文知識 国際業務 教授 定住者 研修 技能実習 その他 無記入 80 0% % 0% 0% 80% 100% よくある時々あるほとんどないまったくない 図 58- 在留資格別行政施設利用で困ったこと (N = 29) 18

154 (59) 充実してほしい情報行政に充実してほしい情報として最も多くあげられているのは 税金 健康保険 年金 で 32.% が選択している 次いで 病院 医療 が 29.%, 就職 雇用 が 25.2%, 事故や災害などの緊急時の対応 が 22.8%, 教育制度 学校 が 15.% となっている 問 59 行政が提供する情報のうち, 充実してほしい情報はありますか (3 つまで ) 表 59 人 % 税金 健康保険, 年金 % 病院 医療 % 就職 雇用 % 事故や災害などの緊急時の対応 % 教育制度 学校 15.% 在留資格, 住民登録 59.8% 地域の日本語を学べる場所 10.3% 通訳 翻訳などのボランティアに参加する方法 10.3% 出産 育児 % 外国語で相談できる窓口 3 7.9% 地域での交流イベントや祭り 町内会行事 % ゴミの出し方 2.1% 公営住宅 % 公共交通機関 17.0% その他 1.% とくになし % % 計 % % 税金 保険 年金 病院 医療 就職 雇用 事故 災害 教育制度 学校 在留資格 住民登録 日本語学習の場所 ボランティア参加方法 9.1 出産 育児 外国語相談窓口 地域行事 ゴミの出し方 公営住宅.0 公共交通機関 1. その他 12.1 とくになし 7.2 図 59-1 充実してほしい情報 (N = 29) 19

155 在留資格 日本居住年数 年齢 充実してほしい情報として税金 健康保険 年金をあげる人は 0 歳代に多く,0% が選択している 一方, その他の年代では 0% 以下になっている また, 日本の居住年数の長い人たちの方が税金 健康保険 年金を挙げる割合が高い 在留資格についてみると, 特別永住者, 人文知識 国際業務, 教授, 研修 技能実習で 50% 以上が選択しているのに対し, 家族滞在と定住者では % 以下, 日本人の配偶者等と留学生でも 30% 前後が選択しているにとどまる 歳代 30 歳代 0 歳代 50 歳代 0 歳代 70 歳代 5 年未満 10 年未満 年未満 年以上永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他 図 59-2 税金 健康保険 年金を重視する割合 (N = 398, 問 59 にの回答者を除いた割合 ) % 150

156 日本語能力 ( 読む ) 在留資格 国籍 充実してほしい情報として医療 福祉をあげる人は, イギリス籍者, アメリカ籍者に多く,0% 以上を占めている 一方, 韓国 朝鮮籍者で医療 福祉を挙げる人は 23% にとどまった 在留資格でみると, 家族滞在, 人文知識 国際業務で重視する割合が高く,50% 以上の人が選択している これに対し, 研修 技能実習では 1%, 日本人の配偶者等や特別永住者, 教授でもそれぞれ % 程度が選択するにとどまっている 日本語を読む能力が低い人たちの中では 3% の人が選択しており, その他の人の場合よりも割合が高い 中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他低中高 % 図 59-3 医療 福祉を重視する割合 (N = 398, 問 59 にの回答者を除いた割合 ) 151

157 在留資格 雇用形態 充実してほしい情報として就職 雇用をあげる人は, 無職で仕事を探している人で 51%, パート アルバイトで 1% と他の雇用形態の人よりも高くなっている また, 在留資格別にみると, 定住者が 57% と最も高くなっており, 日本人の配偶者等, 特別永住者, 家族滞在, 人文知識 国際業務が 30% 以上となっている 経営者正社員派遣 契約社員自営業パート アルバイト学生無職で仕事を探している無職で仕事を探していない永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他 % 図 59- 就職 雇用を重視する割合 (N = 398, 問 59 にの回答者を除いた割合 ) 152

158 日本居住年数 日本語能力 ( 読む ) 年齢カテゴリ 充実してほしい情報として災害 事故などの緊急時の対応をあげる人は, 歳代,30 歳代で % 程度であるのに対し,0 歳代で 35%,70 歳代で 3% と高齢層で高くなっている また, 日本語を読む能力が低い人ほど選択する割合が高い 日本の居住年数が 1 年未満の人では 37% が選択しているのに対し, それ以上の日本の居住年数の人たちで選択している割合は 10 年以上 年未満の層で 27% なのを除くと % 程度であり, 日本の居住年数 1 年未満の震災後に来日した人たちで, とくにこれらの情報の充実を求める傾向にある 歳代 30 歳代 歳代 50 歳代 歳代 歳代 3 25 低 37 中 31 高 19 1 年未満 37 5 年未満 10 年未満 年未満 27 年以上 % 図 59-5 災害 事故などの緊急時の対応を重視する割合 (N = 398, 問 59 にの回答者を除いた割合 ) 153

159 国籍 居住形態 充実してほしい情報として教育制度 学校をあげる人は, 子どものいる世帯またはその他家族と同居している世帯で割合が高く,% 以上が選択している また, 国籍別にみると, タイ籍の人では 5% が選択している一方, イギリス籍とフィリピン籍では 10% を下回っている 単身 9 配偶者のみ 10 子どもあり 2 拡大家族あり その他 18 7 中国 韓国 朝鮮 フィリピン 7 アメリカ 11 タイ 5 イギリス その他 % 図 59- 教育制度 学校を重視する割合 (N = 398, 問 59にの回答者を除いた割合 ) 15

160 (0) 行政への希望行政への希望をみると, 外国籍住民の就職を支援する をあげる人が 1.5% で最も多く, 次いで 外国籍住民が日本語や日本文化を学ぶ機会を充実させる が 3.%, 外国籍住民と日本人住民が交流する機会を増やす が 25.2%, 日本人住民の異文化理解を進める が 22.%, 外国籍住民の住宅入居を支援する が 21.0%, 外国籍住民の意見を行政に生かすための制度づくり が.7% となっている 問 0 在住する外国籍住民にとって暮らしやすいまちになるためには, 行政はどのような ことをすればよいと思いますか (3 つまで ) 表 0 人 % 外国籍住民の就職を支援する 外国籍住民が日本語や日本文化を学ぶ機会を充実させる 外国籍住民と日本人住民が交流する機会を増やす 日本人住民の異文化理解を進める 外国籍住民の住宅入居を支援する 外国籍住民の意見を行政に行かすための制度づくり 89.7 外国語の生活情報の提供を充実させる 外国語の相談窓口を充実させる 外国語の案内表示を増やす 子どもの教育における外国語サポートを充実させる 日本人住民の外国語学習を支援する 2.1 その他 計 % 就職支援 3. 日本語 機日会本文化学習 25.2 交流機会 日本人の異文化理解 住宅支援 政治参加 18.9 外国語の生活情報 12. 外国語の相談窓口 外国語の案内表示 教育の外国語サポート.1 外国語学習支援 1.9 その他 11.0 図 0-1 行政への希望の分布 (N = 29) 155

161 在留資格 国籍 雇用形態 行政への希望として就労支援をあげる人は, 無職で仕事を探している人で 83%, パート アルバイトで 58% と他の雇用形態の人よりも割合が高くなっている また, 国籍別にみるとフィリピン籍で 7% と高く, 在留資格別にみると家族滞在と定住者で 80% を超える人が選択している 経営者正社員派遣 契約社員自営業パート アルバイト学生無職で仕事を探している無職で仕事を探していない中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他永住者留学日本人の配偶者等特別永住者家族滞在人文知識 国際業務教授定住者研修 技能実習その他 % 図 0-2 行政への希望として就労支援を挙げる割合 (N = 382, 問 0 にの回答者を除いた割合 ) 15

162 国籍 雇用形態 行政への希望として外国籍住民が日本語や日本文化を学ぶ機会を充実させることをあげる割合をみると, 現在無職で仕事を探していない人の 2% が選択しており, 他の雇用形態の人よりも高い割合になっている また, 国籍別にみると, 中国籍で 52%, フィリピン籍で 3%, 韓国 朝鮮籍で 0% と比較的高くなっている 経営者正社員派遣 契約社員自営業パート アルバイト学生無職で仕事を探している無職で仕事を探していない中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他 % 図 0-3 行政への希望として日本語 日本文化学習機会の充実を挙げる割合 (N = 382, 問 0 にの回答者を除いた割合 ) 157

163 日本居住年数 雇用形態 行政への希望として外国籍住民と日本人住民が交流する機会を増やすことをあげる人は, 学生で 3%, 派遣 契約社員で 38%, 正社員で 3% と他の雇用形態よりもやや高くなっている また, 日本の居住年数が 1 年未満または 1 年から 5 年未満の人たちで 38% 程度選択しているのに対し, 年以上の人たちでは 15% しか選択されていない 経営者 1 正社員 3 派遣 契約社員 38 自営業 パート アルバイト 学生 3 無職で仕事を探している 無職で仕事を探していない 年未満 5 年未満 年未満 年未満 2 30 年以上 % 図 0- 行政への希望として日本人との交流機会の増加を挙げる割合 (N = 382, 問 0 にの回答者を除いた割合 ) 158

164 居住形態 差別経験 国籍 行政への希望として日本人住民の異文化理解を進めることをあげる人は, アメリカ籍で 59% と突出して割合が高い また, 外国人であることでいやな経験やつらい思いをすることが よくある または 時々ある 場合に,30% 以上選択しており, ほとんどない または まったくない 場合よりも高くなっている 居住形態をみると, 単身の場合に家族がいる場合よりも選択する割合がやや高い 中国韓国 朝鮮フィリピンアメリカタイイギリスその他よくある時々あるほとんどないまったくない過去に経験したが今はない単身配偶者子どもありその他家族ありその他 % 図 0-5 行政への希望として日本人の異文化理解促進を挙げる割合 (N = 382, 問 0 にの回答者を除いた割合 ) 159

165 日本語能力 ( 読む ) 在留資格 行政への希望として外国籍住民の住宅入居を支援することをあげる人は, 家族滞在と定住者で 0% を超えており, 他の在留資格の人と比べてやや高くなっている また, 日本語を読む能力が中程度の人たちで, 住宅入居の支援を挙げる割合が最も低く, 逆に日本語を読む能力が低い人たちでは 30% 程度が住宅への入居の支援を行政への希望としてあげている 永住者 留学 29 日本人の配偶者等 1 特別永住者 33 家族滞在 7 人文知識 国際業務 33 教授 1 定住者 3 研修 技能実習 その他 22 0 低 31 中 1 高 27 7 % 図 0- 行政への希望として住宅入居の支援を挙げる割合 (N = 382, 問 0 にの回答者を除いた割合 ) 10

166 * 教育 * 仕事 * 夫婦 * 保険関連 * 日本語の困難 * 差別 * 交流 * 言語 * ビザ * 労働条件 * 経済 * 交通機関 * 情報 * 幸せ * 病院 * 親切 * 復興 * 選挙権 * 入国管理局 * 病気 (1) 生活で困っていること 行政に取り組んでほしいこと 自由記載 生活で困っていることや行政に取り組んでほしいことについての自由記述に, 以下のよ うにコードをつけて分類した 各コードの出現率をみると, 教育, 仕事, 夫婦 がそ れぞれ % 程度, 保険関係, 日本語の困難, 幸せ がそれぞれ 15% 程度となってい る 表 1-1 各コードの定義 教育 学校, 子ども, 教育などに言及しているもの 仕事 仕事がない, 就職などに言及しているもの 夫婦 夫または妻に言及しているもの 保険関連 保険や年金, 税金などについて言及しているもの 日本語の困難 日本語にかかわる問題や日本語学習の機会に言及しているもの 幸せ 現状への満足に言及しているもの 差別 差別, 偏見などに言及しているもの 交流 日本人との交流機会や相互理解に言及しているもの 言語 母語, 外国語などに言及しているもの ビザ 在留資格, 帰化などの手続きに言及しているもの 労働条件 賃金や解雇などに言及しているもの 経済 経済状況に言及しているもの 交通機関 バスなどの公共交通機関に言及しているもの 情報 情報の不足に言及しているもの 病院 病院に言及しているもの 親切 親切にされていることについて言及しているもの 復興 被災や復興について言及しているもの 選挙権 選挙権について言及しているもの 入国管理局 入国管理局に言及しているもの 病気 病気に言及しているもの 25% % % 19% 18% 15% 10% 5% 15% 15% 10% 9% 8% 8% 8% 7% 7% 7% % 5% % 3% 3% 3% 2% 0% 図 1 各コードの出現割合 (N = 183) 11

167 各コードと日本の居住年数の関連をみると, 日本の居住年数によって生活で困っていることや行政の取り組みの希望が変化していることがわかる 以下では各日本の居住年数グループの人たちの記述の中で代表的なものを見ながら, この悩みや行政への希望の変化を見ていく ( 回答者の記述については編集なし ) 1 年未満 在日 1 年未満の人たちの間では, 日本語の困難 と他言語の不足が問題となり, 交流へ の欲求も強い 日本語がわからないため, 買い物や道を尋ねるとき不便です また, 日本に来たばかりなので, 日本の規範や規則などまだよくわからないです 希望としては, 英語で日常のコミュニケーションが取るように日本人特に若者の中に英語を普及するのを期待しています ( 留学 ) まず今回のアンケート調査で少しでも良い状況になってもらいたいです 1 私が住んでいる角田には日本語が勉強できるところがありません 1 人で勉強してひらがな, かたがなはできますが, 漢字はまだ難しいです 独学で勉強したので, 話したり聞いたりするには問題がありませんが, 専門的に日本語が勉強できる場があればと思います 日本語教室ができたらいろいろ交流ができるし, 知り合いも増えるので, 角田にもあったらいいなと思います 角田が田舎だからないのかな 子どもがまだ小さいから仙台のように遠いところまで行くのは難しいので, 近いところに日本語教室があればいいなと思います 2 現在出産して一ヵ月半ぐらいなりましたが, 育児に関して行政機関からの支援がもらいたいです ( 育児ヘルパーサービスのようなものがあったらいいです )( 日本人の配偶者等 ) 1 年以上 5 年未満 日本の居住年数が 1 年以上 5 年未満の人たちは, 仕事の問題や, 交通機関の不便さに言 及する傾向にある また, 現状への満足を述べる人も比較的多い 日本人と同じ仕事をしても 1 時間位賃金が半分差別が有る 在留許可申請の時悪い事をし ていないのに犯罪者のような扱いをされる他国の人と差別が有る ( 日本人の配偶者等 ) 今は妻の家族と同居しているので何かと助かっていますが, これから先が不安です 仙台市に於いても, 単純作業にもかかわらず, 外国人は採用していません との回答が多く, 難しいです 今はどうにか清掃 ( ベッドメイク ) の仕事についていますが, 生活をしていく上では, まだまだ賃金が安いので, しっかりした仕事に就きたいと思っています その為にも日本語の勉強をしていきたいと思っています ( 日本人の配偶者等 ) 12

168 家 ( 三条町や八幡宮方面 ) から学校 ( 青葉山方面 ) までバスは乗り換えしなければいけな い 不便利です 公共交通の費用はちょっと高いです ( 仙台が大好きです!)( 留学 ) 時々, 仙台駅で電車を乗ることがある 仙台駅でたくさん電車があって, 乗り間違えることが起こりやすくて, 自分はそんなミスが何回もあった 線, 駅へなどの外国語標示がもっと増えれば, 詳しくなれば, いいかなと思っています そして, そんなに広い仙台駅の内に, 問い合わせの場所は, すくないと思うので, 時々困ったことがあったら, 助けてくれる人が見つかれなくて, 困ります ( 留学 ) 今の仕事も生活も満足です 会社の社長が私たちの事を関心を持っている様にも感じまし た 生活指導員も気にかけてくれます ( 研修 ) 友人や近所の人々が大変親切にまた仲良くしてくれていますので, 今の状況に満足してお り, また公共機関等でも, とても親切に本人にわかりやすくしてくれています 別にあら ためて特に希望する事はありません ( 日本人の配偶者等 ) 5 年以上 10 年未満 5 年以上 10 年未満の人たちでは, 仕事に加えて, 保険や教育に関する悩みも生じている 1. 仕事に出ようと思いますが, 近くに, すべて子供の面倒を見てくれる保育園はありません 両親の仕事をサポートしてくれるような保育園が立てば助かります 2. 津波で近隣のデパートがなくなったので, 買い物は非常に不便です 前のような日常生活品を売っている中小型のデパートができれば助かります 3. 税金や生活費用が高い一方, 給料は震災前と比べてかなり下がりました 政府からの支援も少なくて, 生活費に苦しんでいます 震災後の支援に関しては, 家がなくなった一次被災者だけではなく, 近接被災者への支援政策もより拡充してほしいです うちの場合, 家はなくしていなかったが, 震災のため, 仕事がなくなって, 一年後ようやく新しい仕事が見つかりましたが, 給料はかなり下がりました すごく苦しんでいます ( 永住者 ) 日本語を勉強しようとする外国人と一緒に八木山市民センターで勉強します そこの保育所に子どもを預けてもらって勉強していますが, 通うのに2 時間ぐらいかかります 行き道も危なく, 勉強しようとする外国人の女性は子どものために勉強しようとしても交通手段の不便さと道が危ないこと 子どもを持っている女性のために, 保育所のある市民センターを増やしてもらいたいです 入国管理国で書類が以前より簡単になり親切にもなりま 13

169 してありがとうございます 本当に以前よりは柔らかいイメージになりましたこと ( 日本 人の配偶者等 ) 税金, 健康保険, 年金の金額が多くて困っています 一時会社に勤めていた外国人も留学生になったら高額の料金を負担するので支払いが難しいです 外国人は在日生活を継続するかしないかが分らない時があるのに年金をずっと支払い続けるのはどうかなと思います 帰国時は一部返金されるのは知っていますが, 留学生にとっては厳しいのでもっと良い制度になればと思います ( 留学 ) 10 年以上 年未満 教育と仕事の悩みは, 在日 10 年以上 年未満の人たちにとっても主要な問題となって いるだけでなく, 経済的な困窮も生じており, これら 3 つが複合的な問題となっている 受験生を持っている中 3 年生の母です 今年から制度が新しく変わって, 回りの知り合いや友達からも正確な入試に関する情報やアドバイスがなくて悩んでいます 新聞やメディア, 学校からの入試説明会などいろいろ見ていますが, 完璧な日本語ができない私にとっては, 最近とても不安です 今年から入試が前期 後期に分けていますが, それについての条件, 書類準備など, 私のような外国人の両親がちゃんと理解できる情報が必要であると思います 私の両親は年配でアルツハイマーに患っていて, 手伝ってもらえなく, 主人は今船で仕事をしているため不在です 教育機関に行って調べようかとも思いましたが, 私のように長時間家を留守にすることができない人たちや日本語をちゃんと理解できない人のために, 新しく変わった入試制度について分かりやすく説明してもらえるところはあるのでしょうか もしも私の勘違いで私の子どもの入試の準備に支障でもできるのではないかと不安です ( 永住者 ) まずはお礼を申し上げたいと思います ありがとうございます 行政に取り組んでほしいこと :1) 娘 ( 次女 ) が, 日本の中 高等学校を卒業しました 学校では日本人と同じ扱いをされていました だが, 高校を卒業して就職しようとしたときにいきなり 外国人の子供は大学か専門学校に行かないと就職できない といわれました うちは母子家庭で学費の重い荷物を泣きながら背負ってきました ( 高校は私立だった ) そのため母子ともに 就職して高校の時の借金を返す 決心でした 外国人の子供を日本人と同じあつかいにすることに反対していません だが, 高校を卒業した外国人にも働く機会を与えてほしいです 彼らは日本語も英語も ( もちろん母国語も ) できる, 要するに使える人材であると思います 2) 年ぐらい前に長女が入院して, その費用が計 10 万円を超え ( ちなみに私の月給は 15, 万円程度です ), 東京に住む外国人の知り合いに医療費控除の申請を行うようアドバイスを受け, 書類をそろえて申請しました しかし あなたは控除を受けられない という 1

170 電話をもらいました なぜ受けられないのか聞いておけばよかったと後で反省しました 確定申告 ( その申請など ) についてどこで教えてもらえば良いかまだ分かりません ( 永住 者 ) 私は今年もう 3 歳です 年金や収入はすべてありません 母国の仕事も定年で辞めたではありませんので退職金がもらえません 今家の生活費は全部夫の給料に頼っています しかし, 夫の月給は 10 万円も満たさないです (8,9 万程度 ) 生活は非常に苦しんでいます 病気になったとき我慢しかありません どうしようも我慢できないときは, 病院にいって薬だけを先生にお願いするように頼んでいます もう年寄りなので, からだが弱くて様々な病気になりやすいのに, 私は無収入なんで, すごく悲惨な人生だと感じています こんなことを書き出したが, 政府は私たちのことを助けてくれますか 少なくとも, 月に 2,3 万円の生活費がくれればありがたいです それなら私たちの生活は少しよくなるはずです 日本の年金制度は外国人にも適応できるかどうかは今もよくわかりません 老後の生活は考えだけで怖いです 私たちは政府の支援が必要としています あなたたちに助けてほしいです ( 永住者 ) 年以上 在日 年以上の人々では, 帰化をはじめとした在留資格をめぐる問題や, 年金 保険をめぐる問題が言及されているほか, 差別への言及もみられる また, 選挙権が欲しいとの声も聞かれている 家族のことですが, 娘は若い頃より, 正社員, パート等して働きました しかし年金の受給できる対象でなく, 現在無収入です 私は, 高齢でずっと娘のことが気がかりで心配です 日本人でも, 年金の支払期間が足りず受給できない方が大勢います しかし娘は厚生年金で本来貰えたのですが, 外国人である為, 当時法整備が遅れ, その前から給与より差し引かれてたにもかかわらず, かけた期間のみカウントされ, 金額は反映されず, いわゆる空白期間 ( ご都合主義で理不尽でなりません ) とされ, 手続きしたのち外国人だとされ, 日本人であれば支給されるはずが こういう立場を救済する方法も, 行政の仕事では と思います 無理は承知してますが, 生活保護もままならず弟の家で私の世話をしながら暮らしてる現状は可愛そうで不憫でなりません ( 永住者 ) 何回か帰化申請をしましたが書類があまりにも煩雑で断念しました 若いころから政治に 興味があり一回は選挙に投票するのが夢でした ( 特別永住者 ) 1979 年からここに住み, すべての税金を払っていますので, 選挙権をもらえると助かりま す 私たちの声はこのような仕方で差別されている限りは届きません これは国レベルの 15

171 問題で, 都道府県や市区町村の問題ではありませんが, 都道府県や市区町村が道を作り, 政府に行動を起こすように揺さぶることはできると思います ( 永住者 ) インターネット上などで特に在日韓国 朝鮮人を誹謗中傷する言動やコメントが目立ち, 明ら様な人種差別発言や排外主義的な内容の動画サイトやブログが掲示されています フランスやドイツではこういったヘイトクライムなどの言動をしたら逮捕されるそうです 日本はあまりにも人権意識が無い様に思います せめて地域社会からこういった事の無い様な社会となる様積極的に取りくんで欲しいものです ( 特別永住者 ) 設問に記載したが区役所の一部の窓口の方の外国人への応対に問題があると思う 先に記載したが, 私は日本語に何ら不自由しないが, それでも, あまりにも不親切な応対をされると, 日本語を理解していない, 或いは不十分な方たちであれば二度と区役所に足を運ぶことはないと思う 行政サービスとは何か, しっかり考え, 外国人にも住みやすい町づくりをしていただきたい ( 意見を書きましたが, 結果をフィードバックされることはないので, どうなるのか, あまり期待はしていません )( 永住者 ) 1

172 図 1-2 各コードと日本の居住年数の関連 ( 線でのつながりが関連の強さを表している ) 17

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