福岡大学人文論叢38-3

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1 福岡大学人文論叢第 38 巻第 3 号 763 日本における人口減少と出生 死亡の動向 * 磯田則彦 Ⅰ はじめに 近代化以降のわが国の総人口の推移をみると, 戦災等による一時的な人口減少期がみられたものの, その基本的な趨勢は 継続的な人口増加 という表現に要約される たとえば, 国勢調査による常住人口の推移をみても,1920 年の第 1 回調査以降 2000 年の第 17 回調査まで継続的な人口増加が認められる また, 現在の住民基本台帳法に基づく登録人口をみても,1967 年以降日本人人口は増加してきたのであった ( 第 1 表および第 2 表 ) ところが,2005 年の出生数と死亡数は, 後者が前者を上回り, 前記の例外的な年次を除くとわが国初の自然減少を示し, 未曾有の人口減少を示す結果となった ( 第 1 表 ) しかも, この人口減少はこれまでの一時的なものとは異なり, 少なくとも今後数十年に及ぶいわば長期的な人口減少局面に入った可能性が高い点できわめて重要である ( 磯田,2003) 本稿においては, 今回示された人口減少の実態およびその要因について, 出生と死亡の動向を中心に考察を行う * 福岡大学人文学部教授 (1)

2 764 Ⅱ 自然増加数の変化 ある社会の人口の変化を決定づける要因は, 基本的に出生と死亡であるといえる とりわけ, わが国のように, 従来から入 出移民が相対的に少なく, 総人口に対する社会増減のインパクトの小さな社会にとってはなおさらである 本章においては, 人口動態統計 を利用して出生と死亡の経年変化について考察したい 1. 出生数の変化戦後, 人口動態調査により初めて出生数が調査 集計された 1947 年のそれは 2,678,792 人であり, 後続の2 年とあわせて 第 1 次ベビーブーム と呼ばれる出生数を示した この 270 万人近くにのぼる年間の出生数は, わが国史上最多であることはまず間違えない 1) ただし, このような出生動向はすぐに変化し, 続く 1950 年代末には年間の出生数は 160 万人余りにまで急減している ( 第 3 表 ) その後も年間の出生数は減少し続け, 実質的には 1961 年に当時の 底 をうち 2),1970 年代初頭にかけて反騰してくる とりわけ,1971 年 ~74 年にかけての4か年は年間の出生数が 200~210 万人近くとその前後の時期に比べて多く 第 2 次ベビーブーム とよばれる ただし,1970 年代中頃以降は年間の出生数は再び減少し,1979 年には 164 万人余りにまで減少している すなわち, この第 2 次ベビーブームを境にわが国の長期的な少子化が始まったのであった そして, 昨年の出生数は 1,062,604 人にまで落ち込んでいる 2. 死亡数の変化 1947 年の死亡数は 114 万人近くであり, 調査 統計は異なるものの, 戦前 戦中の 1930 年代および 1940 年代前半 (1943 年まで ) のそれらと大きな違い (2)

3 日本における人口減少と出生 死亡の動向 ( 磯田 ) 765 はない この 100 万人を上回る死亡数はその後の 1950 年代に大幅に減少し, 再び 100 万人台の死亡数を示すようになるのは近年のことである 当時の死因別死亡率は現在とは大きく異なり, 結核 が最大であったほか, 乳児死亡率も現在と比べてかなり高かった 背景には公衆衛生や医療技術の水準が現在と比較して格段に低かった点があることが容易に想像される 死亡数は 1990 年代以降その増加幅が比較的大きく,2003 年には 1947 年以来 56 年ぶりに 100 万人を上回った ( 第 3 表 ) 3. 自然増加数の変化 1947 年の自然増加数は 154 万人余りであった 自然増加数のピークはベビーブームの出現と対応しており,1940 年代後半と 1970 年代前半にみられる しかしながら, 第 2 次ベビーブーム後は年々自然増加数は縮小しており,1979 年には 100 万人を割り込み, その 10 年後には 50 万人も割り込んだ そして, 2004 年には 10 万人を割り込み,2005 年にはついに 21,408 人の自然減少となったのである ( 第 3 表 ) 2006 年の自然増加数に関しては, 上半期 (1~6 月 ) の出生数が数年ぶりに前年を上回っており,6 年ぶりに増加する可能性があるが 3), 死亡数との兼ね合いで最終的に自然増加となるのか, 減少となるのかについては本稿執筆時点では不透明である Ⅲ 出生率の低下とその背景 年以降の出生率の推移出生率の高低および上昇 低下を判断, 議論する際の指標としていくつかのタイプの 出生率 が考えられるが, わが国においても合計特殊出生率 (Total Fertility Rate) 4) がよく用いられている そこで, 本稿においてもこの指標を利用したい (3)

4 766 まず, この種のデータが得られるようになった 1947~49 年の第 1 次ベビーブームの合計特殊出生率は,4.32~4.54 と現在に比べると非常に高かったことがわかる ただし, このような高い水準は戦後でもこの一時期だけにみられたものであり, 例外的に出生率が高い時期にあったと考えるのが妥当であろう 事実, その後の 1950 年代には合計特殊出生率は継続的に低下し,1959 年には 5) 2.04 と人口の置き換え水準を下回るまでになっている 続く 1960 年代においては, 合計特殊出生率はほぼ 1.96~2.23 の範囲のなかで比較的安定していた 6) いわば, 人口の置き換え水準をわずかに上回ったり, 下回ったりする水準で推移していたのである 1970 年代に入ると, その前半については第 2 次ベビーブームもあり合計特殊出生率は比較的安定的に推移した ただし, 1971~74 年のそれらは 2.05~2.16 の範囲のなかで推移しており,1960 年代の出生率とほとんど変わらない水準であった つまり, 第 2 次ベビーブームは第 1 次ベビーブーマーの女性が当時年齢別出生率が最も高くなる時期を迎えただけのいわば エコー効果 だったのである そして, この第 2 次ベビーブーム後の 1975 年以降合計特殊出生率は 2.0 を割り込み, わが国史上未曾有の低水準にまで低下してきているのである ( 第 4 表 ) 2. 若年層の未婚率の変化婚姻形態が届出婚 ( 法律婚 ) 中心の社会といえるわが国においては, 結婚後第 1 子を出産するという傾向が強い 7) このことは, わが国の合計特出生率の低下, または低水準での推移という現象を考えるときに重要である 8) すなわち, 晩婚や非婚は直接出生率の低下に反映されやすく,20 代後半から 30 代にかけての女性の未婚率の上昇が出生率を押し下げる効果をもつということになる 本節においては, 国勢調査による年齢別の未婚率の推移から出生率低下との関係を考察してみたい (4)

5 日本における人口減少と出生 死亡の動向 ( 磯田 ) 767 第 5 表は, 国勢調査による若年層の男女 年齢別の未婚率の推移を示したものである 1950 年以降男女ともに晩婚化が進行していることが理解できるが, とりわけ女性におけるそれが進行しているといえる すなわち,1950 年と 2005 年の値を比較すると,20 代前半で 55.2% から 88.7% へ,20 代後半で 15.2 % から 59.0% へ,30 代前半で 5.7% から 32.0% へ,30 代後半で 3.0% から 18.4 % へと未婚率が上昇している 言い換えれば,20 代前半では 10 人中 9 人近くが,20 代後半では5 人に3 人近くが未婚であり,30 代前半でも3 人に1 人近くが, また 30 代後半でも 5 人に1 人近くが未婚である とりわけ, 従来年齢別出生率のピークを形成してきた 20 代後半の女性の未婚率の上昇は重要である このような女性の晩婚化の流れを受けて, 男性の未婚率も 20 代後半以上の年代において顕著に上昇している 現在, 女性の平均初婚年齢は 28.0 歳 (2005 年速報値 ) であり, 第 1 子出産平均年齢は 29.1 歳 ( 同 ) と過去最高となっている このような傾向が, 届出婚 ( 法律婚 ) 中心のわが国社会の合計特殊出生率を押し下げてきたことは明白である 3. 年齢別出生率と夫婦 1 組あたりの子供数の変化近年の出生率の低下, および低水準での推移については, 前述の若年女性の未婚率の上昇の問題とともに,20 代後半を中心とした若年女性の年齢別出生率の変化, および夫婦 1 組あたりの子供数の減少もあわせて指摘されるようになってきた ただし, 後者の問題に関しては, これまで本稿において用いてきた各種統計量とは異なり, 利用可能なデータがかなり制限される したがって, 本節の分析から言及できることは限られている なお, この種のデータは国の機関である国立社会保障 人口問題研究所による調査 ( 結婚と出産に関する全国調査 ( 出生動向基本調査 ) 2005 年 6 月実施等 ) 9) によるところが大きいといえる まず, 第 6 表および第 7 表より, 年齢別出生数と出生率については,20 代 (5)

6 768 後半における出生数の減少および出生率の低下が顕著であるといえる 前述のとおり, 晩婚化の進行と第 1 子出産平均年齢の上昇が影響しているものと考えられる 一方で,30 代前半での出生数は若干ながら増加してきたとともに 10), 出生率も比較的安定している このことが, 単に第 1 子および第 2 子の出産平均年齢の上昇を意味するのか, それとも晩産化による夫婦 1 組あたりの平均子供数の減少へとつながっているのかについては予断を許さない 一方, 国立社会保障 人口問題研究所による 2005 年 6 月実施の出生動向基本調査によれば, 夫婦が欲しいと考える理想の子供数 は 2.48 人であり, 調査開始後初めて 2.50 人を割り込んだ 実際に産む予定の子供数 も 2.11 人と前回調査を下回っている いわゆる 理想の子供数 が 実際の子供数 を上回る状況に変化がみられないなかで, 両者の値が過去最低の水準にあることが判明した これらの数値が意味するのは, 子供を産み育てるのに充分な社会経済的な環境が整っていない現状と子供をもつことへの従来とは異なった価値観の現れであるといえよう なお, 結婚期間 15~19 年の夫婦が産んだ子供数の平均は 2.09 人であり, 前回調査より減少している この数値は第 2 次ベビーブームより 2.2 人前後で安定的に推移してきたことがしられているが, 近年は減少傾向にあり注目される Ⅳ 高齢化の進展と死亡率の推移 1. 高齢人口率の推移第 8 表は, 国勢調査による年齢別人口を用いて, わが国の 65 歳以上人口およびその総人口に占める割合の推移を示したものである 1920 年第 1 回国勢調査当時の 65 歳以上人口は 300 万人足らずであり, 総人口に占める割合も 5.3 % と低水準であった このような傾向は基本的に 1960 年まで認められ, 当時の 65 歳以上人口は 540 万人程度にまで増加したが, 総人口の増加もありその (6)

7 日本における人口減少と出生 死亡の動向 ( 磯田 ) 769 割合は 5.7% と第 1 回国勢調査当時と大きな差は存在しなかったと判断される ところが,1970 年に国連による 高齢化 (aged) の水準に到達すると, その後は急速に 65 歳以上人口および高齢人口率ともに増大した 総務省統計局によれば,2006 年 9 月現在,65 歳以上人口は 2,640 万人程度, 総人口に占める割合も 20.7% と推計されている とくに,75 歳以上の後期高齢者は近年 1,000 万人を超えたとともに前期高齢者以上に急速な伸びをみせている点が注目される 平均寿命の伸長により, わが国はいまや世界最長寿国のひとつとなっているが, 後期高齢者の増大が今後普通死亡率を着実に押し上げていくことは生命表からも明らかである 2. 死亡率の推移第 9 表は, 人口動態調査による人口 1,000 人あたりの死亡率の推移を示したものである 1947 年から 1950 年までの普通死亡率は 10 を超えており, 現在に比べても高い水準にあったことがわかる その後,1950 年代から 1970 年代にかけて, 死亡率は食糧供給の安定化にともなう栄養摂取状態の改善, 公衆衛生の改善, 医療水準の向上, 社会保障制度の整備などにより,1979 年の 6.0 まで低下した しかしながら,1980 年代には6 台,1990 年代には6 から 7 台へと着実に上昇し, 近年は8 台にまで上昇してきている そして, この背景には前述のとおり人口構造の変化がある Ⅴ おわりに 本稿においては, 人口動態統計 および 国勢調査報告 などを用いて, 昨年の人口減少に至るまでの出生と死亡の動向について考察してきた 主たる 結果は, 以下のようにまとめられる 1 年間の出生数は, 第 2 次ベビーブームを第 2 のピークとし, その後は着 (7)

8 770 実な減少傾向を示してきた ここ数年の出生数は 100~110 万人台で推移 しており, 第 2 次ベビーブームの 2 分の 1 程度の水準である 2 一方, 死亡数は近年の人口構造の変化を受けて 1990 年代以降比較的増 加幅が大きい 最近 3 年間では年間 100 万人を上回っており, これが今回 の自然減少の主な要因のひとつとなっている なお, 年間の死亡数が 100 万人を超えたのは 1947 年以来 56 年ぶりのことであった 3 自然増加数は,1970 年代前半の第 2 次ベビーブームを第 2 のピークと し, 以降少子化の進行とともにその増加幅を着実に縮小させてきた そし て, 近年の死亡数の増加により, ついに 2005 年自然減少の状態を示すこ ととなった 年代中頃以降の着実な出生率の低下には若年女性の晩婚化が主た る要因となってきた とりわけ,20 代後半の女性の未婚率の上昇は, 届出婚 ( 法律婚 ) 中心のわが国社会にあって出生率を直接押し下げる効果を持っていた しかしながら, 近年および近未来の出生率の低下, あるいは低水準での推移については, 夫婦 1 組あたりの 理想の子供数 や 実際の子供数 の減少との関係が注目される 年代以降の急速な高齢化の進展は, 近年では後期高齢者の増加お よび割合の増大に特徴づけられる 1970 年代中頃以降, 急速な少子化の進行がみられたにもかかわらず,30 年近く日本社会は人口減少を経験することはなかった その背景には, 比較的若い 人口構造と平均寿命の伸長があったことはいうまでもない しかしながら, 前述のとおり, 後期高齢者の急速な増加は, 出生率のさらなる低下あるいは低水準での推移と相まって自然減少を継続させることになると判断される 結論として,1970 年代以降のわが国の人口構造の変化により,2005 年に観測された自然減少が単年度にとどまる可能性はきわめて低いと考えられる 11) 日本社会は 新たな人口動態のステージ に入ったのである (8)

9 日本における人口減少と出生 死亡の動向 ( 磯田 ) 771 注 1) 調査 統計は異なるものの,1899( 明治 32) 年 ~1943( 昭和 18) 年までの出生数と比較しても格段に多い 2) いわゆる 丙午の年 (1966 年 ) の 136 万人余りの出生数を除く 3) 厚生労働省による上半期の人口動態統計速報値 (2006 年 8 月 21 日発表 ) による 4) Total Fertility Rate の訳については, 賛否議論がある なお, 後述の第 4 表には比較参考のため普通出生率も併記した 5) 現在, わが国の場合は 2.08 前後となる 6) 前述の 丙午の年 については, 例外的に 1.58 と当時としては低水準であった 7) 単純に年間の婚姻件数に占める割合の問題であって, 本稿ではいかなる価値判断もはさまない 届出後の出産には税や社会保障などの夫婦や子供に関わる問題が密接に関わっていると判断される 8) 北ヨーロッパのスウェーデンやデンマークなどでは事実婚のもとでの出産, 育児も一般的である 9) この調査は従来 5 年ごとに実施されてきたが, 今回から国勢調査に合わせるために,3 年間隔で昨年実施された 10) ただし, 厚生労働省 人口動態統計の概数 によれば,2005 年の出生数 (30 代前半 ) は 404,731 人と前年より減少しており注目される 11) 現時点では, わが国の総人口は,2004 年 12 月の 127,841,000 人程度 ( 推計 ) がピークとなる (9)

10 772 文 献 磯田則彦 (2003): 地理学と人口研究の接点 世界の人口問題 を例として. 福岡大学人文論叢, 第 34 巻第 4 号,pp (10)

11 日本における人口減少と出生 死亡の動向 ( 磯田 ) 773 第 1 表 国勢調査における総人口の推移 調査年総人口増加数 1920 年 1930 年 1940 年 1950 年 1960 年 1970 年 1980 年 1990 年 2000 年 (2004 年 ) 2005 年 55,963,053 64,450,005 73,114,308 84,114,574 94,301, ,665, ,060, ,611, ,925,843 (127,790,000) 127,767,994 単位 : 人注 :2004 年は総務省統計局による推計値 資料 : 国勢調査報告 各年版など - 8,486,952 8,664,303 11,000,266 10,187,058 10,363,539 12,395,225 6,550,771 3,314,676 (864,000 程度 ) -22,000 程度 第 2 表 住民基本台帳人口の推移 調査年日本人人口対前年増加数 1968 年 1970 年 1980 年 1990 年 2000 年 2001 年 2002 年 2003 年 2004 年 2005 年 101,988, ,521, ,948, ,744, ,071, ,284, ,478, ,688, ,824, ,869,397 単位 : 人注 : 各年 3 月 31 日現在人口 資料 : 住民基本台帳人口要覧 各年版 642, , , , , , , , ,802 45,231 (11)

12 774 第 3 表自然増加数の推移 (1947~2005 年 ) 年次出生数死亡数自然増加数 ,678,792 2,681,624 2,696,638 1,138, , ,444 1,540,554 1,731,014 1,751, ,337,507 2,137,689 2,005,162 1,868,040 1,769,580 1,730,692 1,665,278 1,566,713 1,653,469 1,626, , , , , , , , , , ,959 1,432,631 1,298,691 1,240,094 1,095,493 1,048,089 1,037, , , , , ,606,041 1,589,372 1,618,616 1,659,521 1,716,761 1,823,697 1,360,974 1,935,647 1,871,839 1,889, , , , , , , , , , , , , , ,751 1,043,694 1,123, ,632 1,260,641 1,185,284 1,196, ,934,239 2,000,973 2,038,682 2,091,983 2,029,989 1,901,440 1,832,617 1,755,100 1,708, , , , , , , , , ,821 1,221,277 1,316,452 1,354,931 1,382,567 1,319,479 1,199,165 1,129,347 1,065,026 1,012,822 (12)

13 日本における人口減少と出生 死亡の動向 ( 磯田 ) ,642, , , ,576,889 1,529,455 1,515,392 1,508,687 1,489,780 1,431,577 1,382,946 1,346,658 1,314,006 1,246, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,221,585 1,223,245 1,208,989 1,188,282 1,238,328 1,187,064 1,206,555 1,191,665 1,203,147 1,177, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,190,547 1,170,662 1,153,855 1,123,610 1,110,721 1,062, , , ,379 1,014,951 1,028,602 1,084, , , , ,659 82,119-21,408 単位 : 人 注 :2005 年の各数値は, 厚生労働省 人口動態統計の概数 (2006 年 6 月 1 日発表 ) による 資料 : 人口動態統計 各年版 (13)

14 776 第 4 表出生率の推移 (1947~2005 年 ) 年次普通出生率合計特殊出生率 年次普通出生率合計特殊出生率 単位 : / 人注 :2005 年の各数値は, 厚生労働省 人口動態統計の概数 (2006 年 6 月 1 日発表 ) による 資料 : 人口動態統計 各年版 (14)

15 日本における人口減少と出生 死亡の動向 ( 磯田 ) 777 第 5 表 若年層の男女 年齢グループ別未婚率の推移 性別 年齢女男 調査年 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 1950 年 1960 年 1970 年 1980 年 1990 年 2000 年 2005 年 単位 :% 注 :2005 年は総務省統計局による 資料 : 国勢調査報告 各年版 第 6 表 母の年齢グループ別出生数の推移 年齢調査年 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 1970 年 1980 年 1990 年 2000 年 2004 年 20,165 14,576 17,478 19,729 18, , , , , , , , , , ,220 単位 : 人資料 : 人口動態統計 各年版 358, , , , ,903 80,581 59,127 92, , ,222 9,880 6,911 12,587 14,848 18, ,933,922 1,576,864 1,221,545 1,190,477 1,110,650 第 7 表 母の年齢グループ別出生率の推移 年齢 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳 歳調査年 1970 年 1980 年 1990 年 2000 年 2004 年 注 : 出生率は, 各年齢グループごとにみた合計特殊出生率 (15)

16 778 第 8 表 国勢調査等における高齢人口および総人口に占める割合の推移 調査年 65~74 歳人口 % 75 歳以上人口 % 65 歳以上人口 % 1920 年 1930 年 1940 年 1950 年 1960 年 1970 年 1980 年 1990 年 2000 年 2005 年 2006 年 2,209,155 2,182,431 2,550,068 3,085,735 3,756,317 5,155,992 6,987,658 8,921,110 13,006,515 14,070,107 14,320, , , ,634 1,069,445 1,641,663 2,237,300 3,659,698 5,973,485 8,998,637 11,601,898 12,080, ,941,356 3,063,875 3,453,702 4,155,180 5,397,980 7,393,292 10,647,356 14,894,595 22,005,152 25,672,005 26,400,000 単位 : 人 /% 注 :2006 年は総務省統計局による推定値 (2006 年 9 月 15 日現在 ) 資料 : 国勢調査報告 各年版など 第 9 表死亡率の推移 (1947~2005 年 ) 年次普通死亡率 年 次 普通死亡率 (16) 年次普通死亡率 単位 : 注 :2005 年の数値は, 厚生労働省 人口動態統計の概数 (2006 年 6 月 1 日発表 ) による 資料 : 人口動態統計 各年版

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