資料2

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1 資料 経済 雇用環境の現状について. 直近の経済状況. 企業の経営環境 3. 企業の財務状況 4. 賃金の状況 5. 教育訓練 能力開発の現状 6. 賃金と物価 生産性の関係 ( 国際比較 ) 平成 5 年 9 月 日内閣府

2 . 直近の経済状況 実質 GDP 及び企業の経常利益 ( 全規模 全産業 ) は リーマンショック前の水準近くまで回復 消費者物価はコアで上昇 コアコアで底堅さ 特別給与については前年比で増加 実質 GDP の推移 ( 兆円 ) ( 兆円 ) 54 7 企業の経常利益額の推移 ( 備考 ) 内閣府 国民経済計算 により作成 ( 年 =) 生鮮食品 石油製品その他特殊要因を除く総合 ( コアコア ) 消費者物価の推移 生鮮食品を除く総合 ( コア ) ( 備考 ). 総務省 消費者物価指数 内閣府 消費動向調査 国民経済計算 各電力会社 ガス会社プレスリリース資料等により作成 季節調整値. 生鮮食品 石油製品その他特殊要因を除く総合 ( コアコア ) は 生鮮食品を除く総合 ( コア ) から石油製品 ( ガソリン 灯油 プロパンガス ) 電気代 都市ガス代 及びその他の公共料金等を除いたもの ( 備考 ). 財務省 法人企業統計季報 により作成. 季節調整値 ( 前年比 %) 現金給与総額 ( 前年比 ) の推移 現金給与総額 所定内給与 所定外給与 特別給与 ( 備考 ) 厚生労働省 毎月勤労統計調査 により作成 ( 月 ) ( 年 )

3 . 企業の経営環境 グローバル化の中 新興国の台頭により我が国製造業の輸出金額の世界シェアは減少 労働生産性の伸び率は減少傾向にあり サービス業 中小企業の労働生産性は低い 製造業の輸出金額シェア (%) ( 名目 ) 8 アメリカ中国 6 ドイツ 4 労働生産性の伸び率の推移 8 6 日本 ( 年 ) 出典 : 内閣府 日本経済 3 ( 万円 / 人 ),5,,5, 5 労働生産性の水準 ( 産業 企業規模間比較 ) 大企業中堅企業中小企業 製造業非製造業情報通信業卸売業小売業宿泊業 飲食サービス業生活関連サービス業医療 福祉生活関連医療 福祉飲食サービス業サービス業 製造業非製造業情報通信業卸売業小売業宿泊業注. 労働生産性 = 付加価値 / 期中平均従業員数注. 付加価値 = 人件費 + 支払利息 + 動産 不動産賃借料 + 租税公課 + 営業純益 韓国 出典 : 財務省 法人企業統計調査 ( 平成 4 年度 ) より作成 出典 : 内閣府 成長のための人的資源の活用の今後の方向性について いわゆる 6 重苦 への政策的対応について. 円高 年秋以降 為替相場は円安傾向で推移. 経済連携 TPP 交渉参加を決定 3. 法人の税負担 年度に 4.69% から 38.%( 復興特別法人税による上乗せ ) 5 年度以降 35.64% に引下げ 4. 電力供給 経済活動等に配慮した節電要請や供給力確保等の電力需給対策を実施 5. 環境制約 年までに 5% 削減 に代わる新たな目標を検討中 6. 雇用環境 柔軟で多様な働き方に関する制度の在り方等について検討中

4 3. 企業の財務状況 売上高は 99 年代以降は伸びが鈍化 利益剰余金は 998 年度以降急増 自己資本比率は近年上昇し 欧米と同等の水準 ( 兆円 ) 売上高の推移 全企業の売上高 中小企業の売上高 大企業の売上高 ( 兆円 ) (%) 45 利益剰余金の推移 大企業の利益剰余金 全企業の利益剰余金 中小企業の利益剰余金 出典 : 財務省 法人企業統計調査 ( 平成 4 年度 ) より作成 出典 : 財務省 法人企業統計調査 ( 平成 4 年度 ) より作成 自己資本比率の国際比較 日本企業の自己資本比率 ( 企業規模別 ) 大企業の自己資本比率 全企業の自己資本比率 備考 : 日本は財務省 法人企業統計調査 ( 平成 4 年度 ) 欧米は英語仏の S&P 対象業種 ( 金融除く ) の加重平均 出典 : 経済産業省 ( 平成 年 月 9 日税制調査会提出資料 ) 出典 : 財務省 法人企業統計調査 ( 平成 4 年度 ) より作成 3

5 4. 賃金の状況 非正規雇用労働者は 3 割を超え過去最高水準 賃金水準全体は 主に非正規のパート労働者比率の増加により押し下げ 賃金の水準を見ると 中小企業 3~4 代 女性の賃金水準が相対的に低い状況 ( 万人 ) 6, 正規雇用 非正規雇用の労働者の推移 非正規の内訳 ( 前年比寄与度 %) 3 所定内給与就業形態別寄与度分解 5, 4, 3, (3.6%) (33.%) (6.%) (33.5%) (34.%)(33.7%)(34.4%)(35.%) (35.%) (.9%) (.%) (6.4%),,73,634,678,735,765,77,763,8, パート 888 万人 (49.%) 交絡項 一般労働者 パート労働者,, ( 千円 ) 5 3,343 3,488 3,779 3,63 3,375 3,45 3,449 3,4 3,395 3,374 3,35 3,34 85 年 9 年 95 年 年 5 年 6 年 7 年 8 年 9 年 年 年 年 企業規模別の一般労働者の賃金 ( 千円 ) 4 ( 月給ベース ) ( 月給ベース ) アルバイト 353 万人 (9.5%) 派遣社員 9 万人 (5.%) 契約社員 嘱託 354 万人 (9.5%) その他 8 万人 (7.%) ( 注 ) 総務省 就業構造基本統計調査 によると 年の非正規労働者の総数は4 万人 雇用者全体に占める割合は38.% 出典 : 年までは総務省 労働力調査 ( 特別調査 ) ( 月調査 ) 5 年以降は総務省 労働力調査 ( 詳細集計 ) ( 年平均 ) 一般労働者の賃金カーブ比較 (997 年 ) パート比率 所定内給 ⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡⅢⅣⅠⅡ ( 千円 ) 45 ( 月給ベース ) ( 備考 ) 厚生労働省 毎月勤労統計調査 により作成 男女別の一般労働者の賃金 ( 期 ) ( 年 ) 45 大企業 年 4 男性 小企業 中企業 3 5 年 女性 5 ( 歳 ) 5 ~4 5~9 3~34 35~39 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 65~69 ( 注 ) 賃金は所定内給与 ( 注 ) 一般労働者とは 短時間労働者以外の者 ( 注 3) 大企業とは 常用労働者, 人以上 ( 注 4) 中企業とは 常用労働者 ~999 人 ( 注 5) 小企業とは 常用労働者 ~99 人 出典 : 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 ( 平成 4 年 ) により作成 ~4 5~9 3~34 35~39 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 65~69 ( 注 ) 賃金は きまって支給する現金給与額のうち所定内給与額 ( 注 ) 一般労働者とは 短時間労働者以外の者 ( 歳 ) 5 出典 : 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 ( 平成 9 4 年 ) より作成 ( 歳 ) ~4 5~9 3~34 35~39 4~44 45~49 5~54 55~59 6~64 65~69 ( 注 ) 賃金は きまって支給する現金給与額のうち所定内給与額 ( 注 ) 一般労働者とは 短時間労働者以外の者 4 出典 : 厚生労働省 賃金構造基本統計調査 ( 平成 4 年 ) により作成

6 < 企業の支出する教育訓練費の推移 > 教育訓練 能力開発の現状 民間企業における教育訓練費は 8 年代においては上昇していたが 9 年代以降低下 横ばい傾向 計画的な職場内訓練 (OJT) 及び職場外訓練 (OFF JT) ともに 企業規模が大きくなるほど実施率が高く 非正規社員の能力開発機会は乏しい 教育訓練費 ( 円 / 人 月 ) 円 労働費用全体に占める割合 % 現金給与を除く労働費用全体に占める教育訓練費の割合 < 計画的な OJT を実施した事業所割合 ( 規模別 )> 総数 3~49 人 ~99 人 人以上 総数 3~49 人 ~99 人 正社員正社員以外 75.9 <OFF JT を実施した事業所割合 ( 規模別 )> % % 出典 : 労働省 労働者福祉施設制度等調査報告 賃金労働時間制度等総合調査報告 厚生労働省 就労条件総合調査報告 ( 抽出調査 ) ここでいう教育訓練費とは 労働者の教育訓練施設に関する費用 訓練指導員に対する手当や謝金 委託訓練に要する費用等の合計額をいう 現金給与以外の労働費用には 退職金等の費用 現物給与の費用 法定福利費 法定外福利費 募集費 教育訓練費 その他の労働費用が含まれる 人以上 出典 : 平成 4 年度能力開発基本調査注 ) 正社員 : 常用労働者のうち 雇用期間の定めのない者であって パートタイム労働者などを除いた社員をいう 正社員以外 : 常用労働者のうち 嘱託 契約社員 パートタイム労働者 又はそれに近い名称で呼ばれている人 なお 派遣労働者及び請負労働者は含まない 5

7 6. 賃金と物価 生産性の関係 ( 国際比較 ) 諸外国においては 名目賃金上昇率が物価上昇率と同水準あるいはそれを上回る傾向 ( リーマンショック後も同様 ) 我が国だけは 名目賃金の下落率が消費者物価の下落率より大きく 労働生産性の伸び率よりも一人あたり雇用者報酬の伸び率の方が低い ( 年以降の年平均上昇 ( 成長 ) 率 %) 物価と賃金 消費者物価指数 名目賃金 実質 GDP 日本米国英国ドイツフランススウェーデン % < 日本 > (goal) % % ( 注 ).OECD.Stat により作成. 名目賃金は フルタイム換算の平均年間賃金 3. 名目賃金は 年以降 年まで 消費者物価指数及び実質 GDP は 年以降 年までの年平均上昇 ( 成長 ) 率 生産性と賃金 <ユーロ圏 > ユーロ圏 : 物価安定の数値的定義 % を下回りかつ % 近傍 (995 年 =) (995 年 =) (995 年 =) 出典 : 平成 5 年第 回経済財政諮問会議提出資料 < 米国 > ±% 8 6 一人あたり雇用者報酬 労働生産性 民間消費デフレータ 8 6 一人あたり雇用者報酬 労働生産性 民間消費デフレータ 8 6 一人あたり雇用者報酬 労働生産性 民間消費デフレータ ( 年 ) ( 年 ) ( 年 ) 出典 :OECD Economic Outlook 9 より作成 6

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05 年の日本経済を見通す上で重要なポイントの一つは 実質賃金の行方である 安倍政権が掲げる 経済の好循環 を実現するためには 個人消費の原動力となる実質賃金が増加していくことが不可欠であるからだ 大方の予想では 実質賃金は今春以降改善に向かうとみられているが そのプラス幅やプラスをもたらす背景につ みずほインサイト 日本経済 05 年 3 月 3 日 05 年度の実質賃金は.% 増中小企業の間でも賃上げの動きが拡大へ みずほ総合研究所 調査本部経済調査部 03-359-400 05 年春季労使交渉の結果 昨年を上回るベースアップが実現する可能性が高い 民間主要企業の賃上げ率は.35%( ベア率 0.6%) と予測 中小企業では業績の低迷などが 04 年の賃上げの障害となっていた模様だが 05

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