熊本地震における歯科衛生士の災害支援活動に関する意識と取り組みについてのアンケート調査報告目的熊本地震における歯科衛生士の支援活動の実態を明らかにすることで今後の被災地における歯科衛生士の迅速かつ円滑な災害時支援活動を効果的に行なうことを目的とする実施状況調査対象 : 熊本県在住の歯科衛

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ぎんとかやぬま
4 years ago
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熊本地震における歯科衛生士の災害支援活動に関する意識と取り組みについてのアンケート調査報告目的熊本地震における歯科衛生士の支援活動の実態を明らかにすることで今後の被災地における歯科衛生士の迅速かつ円滑な災害時支援活動を効果的に行なうことを目的とする実施状況調査対象 : 熊本県在住の歯科衛生士 ( 熊本県歯科衛生士会会員および以前会員登録していた歯科衛生士 ) 調査方法 :

1 熊本地震における歯科衛生士の災害支援活動に関する意識と取り組みについてのアンケート調査報告目的熊本地震における歯科衛生士の支援活動の実態を明らかにすることで今後の被災地における歯科衛生士の迅速かつ円滑な災害時支援活動を効果的に行なうことを目的とする実施状況調査対象 : 熊本県在住の歯科衛生士 ( 熊本県歯科衛生士会会員および以前会員登録していた歯科衛生士 ) 調査方法 : 自記式質問紙による郵送調査を実施した調査期間 :2017 年 11 月 12 月回収状況 : 調査対象者 700 名のうち 167 名 ( 回収率 23.9%) から回答が得られそのうち 130 名を有効回答とした倫理的配慮質問紙を郵送する際本研究の意図を明記した文書を同封したまた無記名にて回収し返送された質問紙に番号を付与し番号により管理することでデータ入力分析時に個人が特定できないようにしたまた質問紙は研究期間中厳重に管理し研究目的以外に使用されることは一切ない研究報告終了後はシュレッダー処理により確実に破棄する結果基本属性 n=130 年齢 60 代 4.6% 50 代 37.7% 70 代 2.3% 40 代 24.6% 20 代 8.5% 30 代 22.3% 業務年数 31~40 年 18.5% 21~30 年 19.2% 41 年以上 1.5% 10 年以下 23.8% 11~20 年 36.9% 平均年齢は 46.0 歳業務年数は平均 19.2 年住所県南 14.6% 天草 6.2% 県北 28.5% 県央 50.8% 就業先介護福祉施設 6.9% 病院 8.5% 歯科医師不在の病院教育機関 6.9% 行政 12.3% 5.4% フリーランス 3.1% 歯科医院 43.1% 13.8% 県央( 熊本市宇土市宇城市上益城下益城 ) が半数の 50.8% を示していた就業先は歯科医院が最も多く 43.1% を示していた

被災状況自宅全壊 0.8% 大規模半壊 0.0% 半壊 4.6% 職場全壊 0.8% 大規模半壊 0.8% 半壊 2.3% 被害なし 60.8% 一部損壊 33.8% 被害なし 62.

1% アンケート集計の結果問 Ⅰ. ボランティアをされましたか? 問 Ⅱ-1. ボランティアの内容は?( 複数回答 ) ホランティア活動の有無なし 61.5% あり 38.

5%(50 名 ) 歯科支援を行った方が 55.6%(40 名 ) を占しなかった方は 61.5%(80 名 ) であるめている問 Ⅱ-1.

2 被災状況自宅全壊 0.8% 大規模半壊 0.0% 半壊 4.6% 職場全壊 0.8% 大規模半壊 0.8% 半壊 2.3% 被害なし 60.8% 一部損壊 33.8% 被害なし 62.3% 一部損壊 33.8% 避難状況会員比率避難状況避難所 13.9% 10.6% 車中 37.1% 自宅 38.4% 会員比率非会員 16.9% 会員 83.1% アンケート集計の結果問 Ⅰ. ボランティアをされましたか? 問 Ⅱ-1. ボランティアの内容は?( 複数回答 ) ホランティア活動の有無なし 61.5% あり 38.5% N=130 ホランティアの内容情報の発信 6.9% 炊き出し 11.1% 16.7% 歯科支援 55.6% N=72 片付け 9.7% ボランティアをした方は 38.5%(50 名 ) 歯科支援を行った方が 55.6%(40 名 ) を占しなかった方は 61.5%(80 名 ) であるめている問 Ⅱ-1. のボランティア内容の内訳 (12 名 ) 後方支援( 茶話会花壇づくり ) ボランティアの調整行政の資料整備証明書発行近隣の小学校での手伝い傾聴ボランティア水風呂の提供職場の後方支援ボランティアセンター受付介護支援専門協会 NGO 各団体とのミーティング物資配送支援物資収集配達

問 Ⅱ-2. 活動にあたって保険に入っていましたか? 問 Ⅱ-3. 活動に向かう時の交通手段は? ( 複数回答 ) ( 複数回答 ) 加入保険自分の保険 13.0% わからない 7.4% ホランティア保険 20.4% 職場の保険 5.6% 入っていない 33.3% DH 保険 20.4% N=54 交通手段勤務先の車 18.2% 徒歩 5.5% 0.0% 自家用車 76.

3 問 Ⅱ-2. 活動にあたって保険に入っていましたか? 問 Ⅱ-3. 活動に向かう時の交通手段は? ( 複数回答 ) ( 複数回答 ) 加入保険自分の保険 13.0% わからない 7.4% ホランティア保険 20.4% 職場の保険 5.6% 入っていない 33.3% DH 保険 20.4% N=54 交通手段勤務先の車 18.2% 徒歩 5.5% 0.0% 自家用車 76.4% N=55 歯科衛生士会の保険に加入していた方は自家用車で活動に向かった方が 20.4% 何も加入していない方は 33.3% を占めている 76.4% と 8 割近くを占めている問 Ⅱ-4(1). 歯科支援に参加した動機はなんですか? 問 Ⅱ-4(2). 歯科衛生士の資格を生かして歯科支 ( 複数回答 ) 援したい気持ちはあったか? 歯科支援の動機業務上必要 8.1% なんとなく 1.6% 被災したから 3.2% 1.6% N=62 資格を生かした支援希望少しあり 7.5% ない 2.5% N=40 興味があったから 14.5% 誘われたから 14.5% 役に立ちたいから 56.5% あり 90.0% 役に立ちたいと思ったからの動機が 56.5% 90.0% と 9 割の方が資格を生かして歯科支援と 5 割以上を占めているをしたい気持ちがあったと回答している問 Ⅱ-4(3). 誰と行いましたか?( 複数回答 ) 問 Ⅱ-4(4). 初めて歯科支援を行った日はいつですか? 歯科支援は誰と行ったか気の合う歯科医師歯科医師会 5.5% 5.5% 職場 9.1% 気の合う歯科衛生士 23.6% 3.6% 歯科衛生士会 52.7% N=55 歯科支援を行った日 1 か月以降 2.5% 2 週間 ~1 か月後 52.5% 発生直後 ~1 週間 22.5% 1 週間 ~2 週間 22.5% N=40 歯科衛生士会 52.7% 気の合う歯科衛生 2 週間 ~1 か月後頃が 52.5% と最も多かった士が 23.6% を占めているが発生直後 ~1 週間が 22.5% も占めていた

問 Ⅱ-4(5). 歯科支援の内容は?( 複数回答 ) 問 Ⅱ-4(6). 歯科支援の内容は思い描いていたものと違いはありましたか? 歯科支援内容 N=98 歯科支援内容の相違 N=41 検診補助 6.1% 口腔ケア 26.5% 診療補助 4.1% 2.0% 保健指導 29.6% 口腔ケアグッズの配布 31.6% 思い描いていなかった 12.2% 思っていた通り 19.

4 問 Ⅱ-4(5). 歯科支援の内容は?( 複数回答 ) 問 Ⅱ-4(6). 歯科支援の内容は思い描いていたものと違いはありましたか? 歯科支援内容 N=98 歯科支援内容の相違 N=41 検診補助 6.1% 口腔ケア 26.5% 診療補助 4.1% 2.0% 保健指導 29.6% 口腔ケアグッズの配布 31.6% 思い描いていなかった 12.2% 思っていた通り 19.5% 違いあり戸惑った 29.3% 違いあったがスムースにおこなった 39.0% 口腔ケアグッズの配布 32.3% 保健指導違いがあったがスムーズに行ったは 30.2% 口腔ケア 27.1% となっている 39.0% と最も多く違いがあり戸惑ったは 29.3% を占めている問 Ⅱ-5. 災害歯科支援活動を行う場合どんな仲間と行うとスムーズに行動できると思いますか? ( 複数回答 ) スムーズに活動できる仲間は? 気の合う歯科衛生士 10.8% 気の合う歯科医師 7.5% 職場 15.1% 6.5% 歯科医師会 21.5% 歯科衛生士会 38.7% N=93 歯科衛生士会 38.7% 歯科医師会 21.5% 職場 15.1% 気の合う歯科衛生士 10,8% であり 6.5% の内容記載はなかった問 Ⅱ-6. 活動に関する感想満足理由考え通りに行動できた 7.9% 成果が上がった 3.2% 感謝された 39.7% N=63 3.2% お金がかからなかった 1.6% 被災者との接点 44.4% 不満理由思う通りの行動出来なかった 6.7% 20.0% 相手に伝わらなかった 6.7% 被災者との接点の不充分 26.7% N=15 成果がわからない 40.0% 被災者の方と接点がとれた 44.4% 感謝された 39.7% と被災者との関係が高い割合を占めている成果がわからない 40.0% 被災者との接点が不十分だった 26.7% と高い割合を占めている

5 問 Ⅱ-7. 歯科支援活動を行う上で一番困ったことはなんですか?( 自由記載 ) 状況の引き継ぎ交通手段がない目的を統一して活動を行う全理事は支援活動に参加出来ない状態だったのか? 連絡する DH 会の役員がいなく戸惑った災害フォーラムに参加した DH 会役員は内容が反映されていることを願う支援したいが方法が分からないチーム行動が理想的だが取りまとめてくれる所が事前に分からなかった情報の引き継ぎがわからなかった他団体との連携がわからなかった名刺を持参したので良かったが怪しい目で見られる所もあった活動範囲がはっきり分からなかったその場で判断出来る程度の事前勉強の必要性感じた書式に困惑した水の使用制限状況把握までの不安緊張引き継ぎや情報が必要問い合わせと流れの把握支援の許可に手間がかかる連絡指示系統の混乱支援の在り方が統一されていなかった指示待ちに時間がかかった早めの対応希望連絡網が把握出来なかった避難所のニーズがつかめなかった支援が望まれているのかの戸惑いあり物資を配布するのに目的地に行くのに時間がかかった交通手段連絡手段の不徹底連携の担当が変わるので徹底しないことすぐに必要なものを届けることができなかったこと次の日になってしまったことがあった写真等の記録を残してあげればよかった問 Ⅱ-8(1) ボランティア等活動をしなかった理由は? ( 複数回答 ) 未活動の理由一緒に行動する人がいなかった 3.8% 情報が無かった 13.2% 遠かった 9.4% 役立つとは思わなかった 1.9% 18.9% 迷惑と思った 1.9% 勤務等で時間がなかった 30.2% 自分の近くでは必要なかった 20.8% N=53 勤務等で時間がなかった 30.2% 自分の近くでは必要なかった 20.8% と高い割合を占めている

問 Ⅱ-8(2) 今回の災害で歯科支援をしたかった問 Ⅱ-9. 今後災害歯科支援が必要な時に参加と思いますか? したいと思いますか? 歯科支援したかったどちらともいえない 28.6% そう思わない 2.9% そう思う 45.7% N=35 とてもそう思う 22.9% 今後活動参加の希望思わない 1.5% わからない 8.5% 条件があえばしたい 53.8% 思う 36.

6 問 Ⅱ-8(2) 今回の災害で歯科支援をしたかった問 Ⅱ-9. 今後災害歯科支援が必要な時に参加と思いますか? したいと思いますか? 歯科支援したかったどちらともいえない 28.6% そう思わない 2.9% そう思う 45.7% N=35 とてもそう思う 22.9% 今後活動参加の希望思わない 1.5% わからない 8.5% 条件があえばしたい 53.8% 思う 36.2% N=130 とてもそう思う 22.9% そう思う 45.7% の合計が 68.6% と 7 割近くが支援したかったことがうかがえる思う 36.2% 条件が合えばしたい 53.8% の合計が 90.0% と高い割合を占めている問 Ⅱ-10. 日本歯科衛生士会では災害支援歯科問 Ⅱ-11. 今までに災害支援の研修を受けたり衛生士登録制度がありますがご存知ですか? 勉強した事がありますか?( 複数回答 ) 災害支援歯科衛生士登録制度の認知 N=130 災害支援研修会受講について N=143 登録したいとは思わない今後の登録は不明 26.9% 制度知らないが今後登録したい 21.5% 登録した 11.5% 登録していない災害支援ボランティアの経験あり 1.4% 独学で勉強した 8.4% 3.5% 研修は受けていない 73.4% 研修を受けた 13.3% 登録した 11.5% と低い割合を示している研修を受けていない 73.4% と高い割合を占めている問 Ⅱ-12. 今後の災害支援活動に関して熊本県歯科衛生士会に希望する事を教えて下さい ( 自由記載 ) 情報の発信について連絡網の徹底災害時の支援活動に必要な情報が欲しい会や各支部の災害支援活動報告書を希望する災害衛生士登録を知らなかった情報発信した方がいい会員の早急な安否確認多くの方への派遣指示の連絡活動の調整と情報共有が迅速であることを希望する協力依頼内容を早く広く周知して欲しい災害支援の活動をされた各地の DH の動きが知りたい県 DH 会の今後の対策を教えて欲しい避難所のみに留まらず歯科の必要性の情報収集が出来れば DH の存在価値も高まり認識に繋がる. 縦横の連絡手段が大切である早急に連絡網を徹底して欲しい支部に連絡いただき各会員に連絡してほしい支部での安否確認を確立してほしい

7 研修についてフェーズ別の活動内容など定期的な研修が必要研修の継続研修会組織での活動の拡大準備物心構え等の必要な研修会を希望する呼びかけの手段の確立で人材確保に繋がると思うそれに繋がる研修会必要講演会やセミナーが身近なものになれば良いと思う歯科衛生士会の体制づくり災害時の地域別連携パスの作成と周知日衛決定の情報は会員に共有して頂かないと容易に協力できない支援体制を整えて欲しい事態に備えた体制作りを会員に発信して欲しい役員のみで動くのではなく活動内容を告知し協力を得るのが大事ではないか仲間内でボランティアを集めないでほしい歯科衛生士の組織として全員に発信してほしい希望したが人員過剰と仕事で参加できなかった希望者が無駄にならないシステム希望支援活動本部の充実 ( 活動記録の整理把握周知責任者の設置 ) 県歯科衛生士会の四役理事の連絡活動希望担当理事には支部会員の質問にスムーズに回答頂きたい小さな積み重ねが災害支援活動に関わっているとはっきりわかった組織としての支援活動力の向上従属意識から独立意識への転換が必要支援の方法子育てをしながらの支援について検討希望現地に行くことの出来ない人でも出来る支援仮設住民に口腔体操や歌で口腔機能の維持を支援していきたい完全復興できるまでの支援を考えて頂きたい徹底的に必要な対策を練る有効活用できる資料の作成連携システム作りキーマンを明確に熊本歯科衛生士会の統一したネームプレートがあったら良いと思う活動が分からなかった無理のない組織での活動お互いに理解し合える状況を希望 DMAT JMAT DH 会の南阿蘇の口腔ケアへの協力に感謝します県歯科衛生士会で災害時支援活動マニュアル等があれば会員に配布していただきたい参加する人数調整から連絡だけでも煩雑だったと思うこれを機に有事の際に迅速に活動できる体制が整うことを望む自分の衣食住が整ってから支援活動に参加したいと思います必要なものが素早く届けられるようなシステムを考えてほしい何日も断水が続く中出勤しなければならなかったこんな思いをした歯科衛生士が沢山います歯科衛生士会としてまずは歯科衛生士を守ってほしい求められる仕事内容はハードにも関わらず待遇の低さ地位の低さを改善してほしいサービス残業パワハラマタハラ等について歯科衛生士としてどの程度把握していらっしゃいますか組織が個人の善意ボランティア活動にクレームつけているとの情報に違和感をもった公益社団法人熊本県歯科衛生士会柴原聖子中村昌代豊永久美坂本由美古川由美子越川由紀

～「よい夫婦の日」、夫婦間コミュニケーションとセックスに関する実態・意識調査～

～「よい夫婦の日」、夫婦間コミュニケーションとセックスに関する実態・意識調査～調査結果詳細夫婦にとってセックスは理解し合うための大切なコミュニケーションツール夫婦がお互いに理解し合うためにセックスは大切なコミュニケーションだと思いますかとの質問に対し思う (37.3%) どちらかといえば思う (49.6%) と回答 86.9% がそう感じていることがわかりましたこの結果はを持つ妻全てで高い回答を得られましたほとんどの夫婦がセックスはお互いを理解するために大切なコミュニケーションツールであると考えていることがわかりました