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1 5-1-3 低周波音低周波音の予測評価を行うに当たっては 当事業計画と同一規模 同様の機械を設置している広島総合工場の実態を調査し その結果に基づき評価 対策を検討することとした (1) 調査広島総合工場における低周波音測定結果を表 に示す ( 詳細は資料 15 参照 ) 測定では 綾部工場の近隣住宅地 ( 前処理工場棟から約 1m) への影響を検討するため 工場棟から水平方向で見通しがよく 影響が大きいとみられる方向の148m 地点でも測定を実施した 発生源から148m 離れた地点での測定結果では夜間の測定において 物的苦情に関する参照値 ( 環境省 : 低周波音問題対応のための 評価指針 ) の における.0dBをわずかに超える81.3dBが記録された また からにかけて 昼間と夜間ともに 心身に係る苦情に関する参照値 ( 環境省 : 低周波問題対応のための 評価指針 ) を超える低周波音が確認され 工場建屋から直近民家との距離 ( 前処理工場 1m 焼却工場 175m) を考慮しても 対策が必要と判断された 表 広島総合工場における低周波音測定結果 測定日 : 平成 年 5 月 ~21 日単位 : db 時間帯地点時刻発生源からの距離 m 1/3 オクターブ中心周波数 G 特性 FLAT 西 78 16: 南 : 昼 夕 東 29 16: 北 17: 敷地外 : 西 78 19: 南 : 東 29 19: 北 19: 敷地外 148 : 西 78 4: 南 103 4: 夜 東 29 4: 北 4: 敷地外 148 5: 西 78 6: 南 103 6: 朝 東 29 6: 北 7: 敷地外 148 7: 物的苦情に関する参照値 心身に係る苦情に関する参照値 物的苦情に関する参照値及び心身に係る苦情に関する参照値を超える 心身に係る苦情に関する参照値を超える 参照値は環境省の低周波音問題対応のための 評価指針 であり 苦情申し立て発生時にこれらの参照値を超過する周波数帯が見られた場合は この周波数の 低周波音を発生させている施設が苦情の原因である蓋然性が高いとされている また 評価する低周波音の測定場所は 物的苦情に関する参照値は屋外の 建物から1~2m 離れた位置 心身に係る苦情の参照値は部屋の最も感じる場所で窓を閉めた条件 とされている なお 本参照値は苦情に対処するためのも のであり 対策目標値 環境アセスメントの環境保全目標値 作業環境のガイドラインなどとして策定したものではないとされている 5-3-1

2 (2) 予測及び評価 1) 環境保全目標の設定評価対象地点は 事業計画の前処理工場の出入口から水平距離にして 1m 焼却工場棟の外壁から約 175mの位置にある民家付近とする 環境省の低周波音問題対応のための 評価指針 は対策目標値や環境保全目標値として策定したものではないとされているが 評価方法では物的苦情 心身に係る苦情のどちらについても 1/3オクターブバンド音圧レベルが 周波数毎の参照値以上であれば低周波音による苦情の可能性があるとされている また参照値は感覚閾値を参考に設定されていることなどから 参照値を上回れば苦情の発生する確率が高くなるものと考えられる よって 本事業では環境省の 物的苦情に関する参照値 及び 心身に係る参照値 の周波数毎の値及び心身に係る評価では G 特性値 92dBを評価対象地点で下回ることを 環境保全のための設計目標として対策計画を検討することとする 評価 対策の検討は 前項に示した類似施設である広島総合工場の測定結果の発生源から148m 地点の測定結果に基づき 参照値を超える原因の音源を明らかにして その音源対策を施すことで 参照値を下回る事業計画とすることとした なお の低周波音については 夜間において物的苦情に関する参照値及び心身に係る参照値を共に超過しているが より低い心身に係る参照値を下回ることを目標として進める また 参照値の評価は 窓を閉じた部屋の中で測定された値とされているが 安全側に考慮して 住宅の外部環境レベルが参照値以下になるよう検討を進めることとする 2) 対策の検討 1 発生音源の検討低周波音発生源の対策を検討するため 広島総合工場において低周波音の音源調査を実施した結果 ( 資料 15 参照 ) によると 音源は焼却工場及び前処理工場 コンクリート二次製品工場に集中しており ラック式倉庫や温熱利用ハウス 事務所棟には低周波音の原因となる音源はなかった また 表 の敷地外の音源から148mにおける測定結果では 前述のとおり物的苦情に関する参照値を超えたのは 夜間の における81.3dBのみであり 心身に係る苦情の参照値を下回ることで解決されると考えられる さらに 心身に係る苦情の参照値は10~について設定されているが 10~16では参照値を十分下回っているため 以下 ~の心身に係る苦情の参照値を目標に検討を進めることとする ア前処理工場音源及びその他広島総合工場の前処理工場 コンクリート二次製品工場の稼動は昼間のみであり 夜 5-3-2

3 間は焼却工場のみが稼動している このことから まず前処理工場及びコンクリート二次製品工場の昼間稼働音源のみの影響を検討する 昼間の値と夕方 夜 朝の最低値の敷地外 148m 地点における測定結果の比較は表 の1と2のとおりであり と.0に大きな差があり 昼間の方が騒音レベルは高くなっている この差は前処理工場やコンクリート二次製品工場等の昼間稼働音源に起因していると推定される 焼却工場は 24 時間連続稼働しており その測定値の差から前処理工場等の影響レベルは表 の3のように推定された この場合 昼間稼働音源レベルを安全側に高く算出するため 夜間音源レベルは夕方 夜 朝の3 時間帯の測定結果の最低値を採用した 表 昼間と夕方 夜 朝の測定値による前処理工場等影響レベルと必要減音量の推定 1 昼間 ( 焼却工場 + 前処理工場等 ) の影響レヘ ル 夕方 夜 朝 ( 焼却工場のみ稼働 ) の影響レヘ ルの最低値 前処理工場等の影響レヘ ル (1-2 のレヘ ル差 ) コンクリート二次製品工場の影響レヘ ル ( 工場音源レヘ ル 距離減衰 (27dB)) 前処理工場のみの影響レヘ ル (3-4のレヘ ル 5 差 ) 心身の苦情に関する参照値 昼間音源必要減音量 (1) 必要減音量 (2) (1)+3dB 注 : 必要減音量 (1): 前処理工場単体稼働の場合の減音量必要減音量 (2): 焼却工場と同時稼働の場合の減音量 夜間音源の影響を差し引いた受音点における前処理工場等音源の影響レベル3をみると 及びを中心にピークをもつ音源となっている 広島総合工場の音源調査結果 ( 資料 15 参照 ) の昼間稼動音源では前処理工場の振動フルイ機がで 101.4dBと突出したピークをもっている また とではコンクリート二次製品工場のバイブレーターがそれぞれ83.5dB 90.8dBと突出している コンクリート二次製品工場の大きさ ( 約 H12m 約 L36m) から推定される距離減衰量は約 27dBであり の受音点影響レベルが約 64dBであることと一致する さらに とではコンクリート二次製品のベビコンが 77.3dB 75.7dBと大きな音源となっている また では 前処理工場の富士車輌製破砕機も.3dBと高いが 金属サイジングと PBボード二重 5-3-3

4 張 ( 推定透過損失 19dB) 工場建屋内に設置されており 大部分が屋外プラント構造で簡易な金属サイジング外壁 ( 推定透過損失 6dB) のコンクリート二次製品工場より影響度は低い 当事業計画では コンクリート二次製品工場は設置しないことにしたため コンクリート二次製品工場音源の距離減衰量を約 27dBとしてその影響を昼間音源の影響レベルから差し引くと前処理工場の推定影響レベルと必要減音量は表 の5と7に示すようになる 以上の結果から 前処理工場のみの昼間稼働音源は主に で 心身に係る参照値を超過しており 前処理工場等及び焼却工場ともに対策が必要であることが判明した それぞれを参照値以下になるように対策を検討する場合 前処理工場と焼却工場の合成を考慮すれば 少なくとも表 の8に示すように必要減音量 (1) よりさらに3dB 以上減音量 ( 必要減音量 (2)) を増加させる必要がある このため 前処理工場から発生している低周波に関しては を主体とする振動フルイ音源の対策を検討することとした また に関しては ルーフファンが焼却炉棟の同型のルーフファンデータから推定すると 89.5dBと高く 距離減衰を考慮しても受音点で 46dB 程度と推定され受音点レベルに影響している可能性が考えられるため ルーフファンは低騒音型の防音カバー付タイプとすることで5~10dB 程度の減衰を図ることとした イ焼却工場音源 焼却工場の音源影響の検討は 焼却工場のみが稼動している夜間の広島総合工場の測 定結果から検討する 表 の敷地外 148m 地点の時間帯別周波数別測定結果から 各周波数別の対策を必要とする減音量は表 の 6 のように推定された 表 焼却工場の対策必要減音量の推定 1 夕 ( 焼却工場のみ稼働 ) 夜 ( 焼却工場のみ稼働 ) 朝 ( 焼却工場のみ稼働 ) 最大値の設定 ( 夕 夜 朝の最大値 ) 心身の苦情に関する参照値 夜間音源必要減音量 (3) 必要減音量 (4) (3)+3dB 注 : 必要減音量 (3): 焼却工場単体稼働の場合の必要減音量必要減音量 (4): 昼間音源と同時稼働の場合の必要減音量 5-3-4

5 以上の結果から では8.3dBの減音量が では18.3dBの減音量が得られる対策が必要である そして 表 の4の最大値の設定の周波数特性から に強いピークとにもピークをもつ音源であることがわかる さらに 敷地外 148m 地点での受音レベルの特性をみると がその前後の16やに比べ 10~dB 程度卓越しており 2や5の超低周波音に対しては~45dB 程度も高いという特徴がある 超低周波数の2から5 付近は に比べて 本来距離減衰も透過減衰も少なくなると考えられることから 音源においても同様な周波数別の特徴パターンをもつものと考えられる 広島総合工場における焼却工場の音源別低周波音測定結果 ( 資料 15) をみると 溶融炉設備のガス冷却ファン ガスクーラー 酸素発生装置均圧塔 酸素発生装置吸着塔が受音点の周波数パターンの特徴に近く 原因の大きな要因になっていると推察される 一方 焼却炉棟の屋外音源としては 冷却塔 バグフィルター関係施設 変圧器 ルーフファンのG 特性オールパス値が高い音源であるが 周波数特性が受音点と異なっている 特に 冷却塔はG 特性オールパス値が非常に高く 屋外にあるため その影響が懸念された しかし 冷却塔のピーク値は3.2(101.2dB) 5にあり (101.9dB) その影響は広島総合工場の西側 北側の敷地境界及び敷地外 148mでの測定結果にわずかにみられるものの ほとんど影響のないレベルであることから 距離減衰が大きく寄与して受音点では影響がないものと判断された ルーフファンについては が 89.5dBと高く 距離減衰量 ( 点音源として約 43dB) を考慮しても 受音点で46.5dBとなり 参照値 (41.0dB) を超えると推定されるため 対策の対象とした 次に 焼却炉棟の室内音源で とにピークをもつ音源は 不燃物振動篩 流動エアダクト 長抜き差しスートブロー (3F) ブロワ室 タービン室などがあり これらは焼却炉棟にあって 炉棟全体としての騒音源を形成している ただし ブロワー室は測定結果 ( 資料 15) をみると 16で95.9dB で94.9dBと低周波音の大きな音源であるが 受音点の周波数特性とはその特性が少し異なり 2 (92.0dB) 4(88.7dB) にもピーク成分をもっていること またタービン室は の.1dBに対して2で74.4dB 2.5で75.9dBのピーク成分がある しかし 受音点でのそれらの周波数の減衰状況から推定するとブロワー室とタービン室は受音点の影響要因の蓋然性が低いこと またブロワー室 タービン室は受音点側からは焼却炉室の背後に位置するとともに タービン室は相対的に音源レベルがやや低いことなどから受音点の低周波音の影響要因ではないと考えられる 焼却炉関係設備音源ののピークレベルは 溶融炉関係設備のガス冷却ファン 均 5-3-5

6 圧塔などよりも5~10dB 程度低く 溶融炉関係設備が最大の低周波音源となっていると推察される また 溶融炉関係設備は焼却炉棟に併設されており 同じ構造の工場棟として一体的音源を形成している このため 受音点までの減衰性状はほぼ同一とみなせることから 溶融炉関係設備と焼却炉関係設備の音源の影響度を検討することとした 検討するにあたり 溶融炉関係設備の主要音源とその合成レベルを表 に 焼却炉設備の主要音源とその合成レベルを表 に示す 周波数別音源レベルは 心身に関する参照値を超過したからまでのレベルを示す 設備名 表 溶融炉設備の主要音源とその合成レベル G 特性 排ガス誘引ファン 排ガスクーラー灰排出機 排ガスバグフィルタ VSA 減圧ポンプ VSA 蒸気圧縮機 溶融スラグ排出スクリュー キレート処理設備 バグフィルタノック音 吸着棟 (1) 吸着棟 (2) 均圧塔 排ガス冷却ファン 排ガスクーラー バグフィルタ上部 合成レベル (1) 地点 No 設備名 表 焼却炉設備の主要音源とその合成レベル G 特性 1 不燃物振動篩 バーナーファン 焼却炉 コンプレッサー 流動エアーダクト キレート処理設備 長板差しスートブロー 3F 合成レベル (2)

7 以上の結果から 溶融炉設備と焼却炉設備の総合成レベルを表 に示す 表 溶融炉と焼却炉設備の総合成レベル G 特性 溶融炉室合成レベル (1) 焼却炉室合成レベル (2) (1)+(2) 合成レベル ここにおいて 焼却炉室及び溶融炉室を拡散音場として 室内平均音圧を推算すると 焼却炉室で約 3dB 溶融炉室で約 5dB 程度 残響の影響で音圧レベルが上昇すると推定されたが 設備が無くなる溶融炉室の上昇の方が大きいこと また実際の炉室では壁面までの室内距離減衰なども認められ 対策計画上は安全側となるため 発生源レベルだけで考えることとした 溶融炉設備を設けない綾部工場は広島総合工場に比べて音源レベルで表 のとおり減音が期待される 表 溶融炉廃止による発生源減音効果 G 特性 発生源減音効果 注 : 減音効果 (db)=((1)+(2) 合成レベル )- 焼却炉合成レベル (2) 表 で検討した焼却工場の必要減音量 (4) に対して 表 の溶融炉発生源 を無くした場合の減音効果を考慮すると 焼却炉室のみの必要減音量は表 の 3 に示すように設定される 表 焼却炉室のみの必要減音量 1 必要減音量 (4)( 表 ) 発生源減音効果 ( 表 ) 焼却炉室必要減音量 (5) 以上のとおり 溶融設備がなくなることで ~の低周波音に関しては ほとんど対策の必要性がなくなると推定される 一方 焼却炉室に関しては ~に関して 10dB 程度の減音対策の検討が必要である なお に関しては 外部音源であるルーフファンが影響している可能性が高く 10dB 以上の減音対策を検討することとした 5-3-7

8 2 対策の検討ア前処理工場前項までの検討で 低周波音源になっていると判断された前処理工場の振動フルイ機について対策を施すこととした 対策は 振動フルイ機とギアポンプを収納している機械室の外壁材を広島総合工場の 角波鋼板 +PB9.5とPB12.5の重ね貼 から 低周波音域の透過損失レベルが高い ALC 板厚 100mm に変更することとした これにより 外壁透過損失は表 のように向上すると予測される 表 外壁対策の透過損失効果 ALC 板厚 100mm (30) (30) サイシ ンク ( 角波 +(PB )) (19) 透過損失差 注 :( ) 内は推定値 00 前項の検討の結果 必要な減音量は 表 のように設定されている 表 前処理工場の必要減音量の設定値 必要減音量 (2)(dB) 対策すべき と については 壁材の変更により 表 に示すように対 象周波数における透過損失は 11dB 程度向上する これにより と の必要減音 量は確保されると判断される イブロワー室焼却炉棟のブロワー室は 前項の騒音源の検討で 広島総合工場の受音点 ( 敷地外 148 m 地点 ) の低周波音の原因ではないと判断されたが 焼却炉棟内で最大の低周波音源であり 可聴域騒音の対策のためにも 機械室の弱点である出入口の扉及び吸気口を防音仕様に変更して対策することとした 広島総合工場の扉と本事業計画の防音扉の透過損失差を表 に示す 5-3-8

9 表 出入口対策の透過損失効果 防音スチールト ア (30) (30) 広島総合工場スチールト ア () () 透過損失差 注 :( ) 内数値は類似事例をもとに設定した 00 吸気口用防音チャンバーの透過損失の推定値を表 に示す 表 換気口対策の透過損失効果 広島総合工場カ ラリ 防音チャンハ ー 30 透過損失差 これにより ブロワー室は焼却炉室と一体的の同一の防音対策を施すことで低周波音域でも約 10dB 程度以上の透過損失向上が図られると推定され 受音レベルへの影響を考慮する必要はなくなると推察され よって騒音環境の改善に大きく寄与するものと判断される ウ IDF 室 IDF 室も比較的大きな低周波成分をもつが ピークは と 付近にあり 広島総合工場の受音点 ( 敷地外 148m 地点 ) における周波数別レベルの特徴から受音点における低周波音の原因とは考えられないが 可聴域騒音対策も考慮して IDF 室の弱点となっている屋根について 広島総合工場の折板を二重にしたダブルパック工法 ( インシュレーション工法 ) から デッキプレート + コンクリート打工法に変更することとした 広島総合工場の屋根と本事業計画の工法の透過損失の差を表 に示す 表 屋根材対策の透過損失効果 テ ッキフ レート + コンクリート打工法 (33) インシュレーション工法 (13) 透過損失差 注 :( ) 内数値は類似事例をもとに設定した

10 以上のとおり 低周波域の透過損失差が大きく 可聴域でも低周波音域の対策に非常に効果があると判断される また 低周波音の ~ 付近ではdB 程度の減音効果が期待されており 受音点における低周波音レベルに影響を与えることはなくなると推察される エルーフファン 焼却炉棟のルーフファンは能力も大きく 実測結果では G 特性値 93.8dB と比較的大き な低周波音源となっている これは ルーフファン部は工場内部音が透過しやすいこと も一因となっていると考えられる ただし に関しては 89.5dB と工場内部音より も高く ルーフファン独自の低周波成分と考えられる ルーフファンについては 点音 源減衰すると考えられることから ~ までの低周波成分の距離減衰を試算すると 表 の 3 のようになり だけが 心身に係る苦情に関する参照値 を超過す ると考えられる 表 ルーフファンの距離減衰効果と評価指針値 G 特性 1 ルーフファン 距離減衰 (148m) 受音点影響レベル 心身に係る苦情に関する参照値 このため 綾部工場では 防音カバー付低騒音型に変更することとした これにより 10~15dB 程度の減音が十分達成できると推定され の参照値を満足すると判断され る オ焼却炉室焼却炉室の場合 広島総合工場では吸気口 ( 排気口 ) が工場外壁に雨除けのガラリだけで 広い面積設置されており この開口部から工場内部音がそのまま透過しており 騒音の発生源として大きく寄与している このためこの吸気口の内外に図 に示すような防音用チャンバーを設置し 防音対策を施すこととした これにより 広島総合工場と計画の綾部工場の外壁の平均透過損失は表 に示すように向上すると推定される

11 図 吸気口用防音チャンバー構造図 広島総合工場綾部総合工 表 防音対策による平均透過損失の向上効果 部材 面積周波数別透過損失 (db) (m 2 ) 外壁 ALC (30) ガラス窓 () 重量電動シャッター (28) 吸気口 ( カ ラリ ) (2) 平均透過損失 外壁 ALC (30) (30) ガラス窓 () 重量電動シャッター 76. (28) 吸気口 ( 防音チャンハ ー ) 場平均透過損失 平均透過損失の差 注 1: 吸気口 ( ガラリ ) は窓開口部などの回折減衰を考慮の上 安全側になるよう設定した 注 2: 防音チャンバーの透過損失は ダクト回折減衰 吸音材内貼 開放端反射などを総合的に勘案して 安全側になるよう設定した 注 3:( ) 内数値は類似事例をもとに設定した この試算結果は 通常の可聴域の平均透過損失であり 低周波音における透過損失デ ータは資料がないため 直接設定できないが 透過損失の差は安全側に類推して表 に示すように推定される

12 表 対策効果による透過損失の差の類推結果と必要減音量の比較 透過損失の差 (10) (10) 焼却炉室必要減音量 (5) 注 :( ) 内は推定値 焼却炉室必要減音量 (5) と防音対策後の平均透過損失の差の比較で 各周波数とも必要減音量を満足すると推定され さらに本事業計画では 最大の低周波音源であったと考えられる溶融炉設備及びコンクリート二次製品工場関係の音源がなくなったこと その他の音源も前出のとおり各々騒音対策を施したことにより 十分に環境保全のための設計目標値は達成されると考えられる さらに 実際の稼働に当たっては 性能試験を実施して その効果を確認し 必要な場合はさらに対策を施す計画としている

13 3) 対策効果の評価前項において検討した対策の効果を総括すると ~における心身に係る苦情に関する参照値に対して 前処理工場単独の場合 焼却工場単独の場合 及び前処理工場と焼却工場の同時稼働の場合のそれぞれの評価地点における低周波音レベルの予測値は表 に示すように推定される この推定結果のとおり 対策後の予測値はいずれの場合にも 心身に係る苦情に関する参照値を下回るものと評価される 表 対策後の予測値と評価指針値 G 特性 心身に係る苦情に関する参照値 前処理工場のみの稼働時 焼却工場のみの稼働時 ( ルーフファン含む ) 前処理工場 焼却工場同時稼働時 注 1: 心身に係る苦情に関する参照値は 部屋の最も感じる場所の測定値とされている 注 2: 参照値は苦情に対処するためのものであり 環境保全目標などとして策定したものでないとされている 以上の予測値からのG 特性値は 昼間で約 75dB 夜間で74dB 程度と想定される 低周波音の測定マニュアル ( 環境庁大気保全局平成 12 年 10 月 ) の参考資料によれば 低周波音の感覚閾値 ( 低周波音を感じる最小音圧レベル ) は 実験施設や実験方法によって5~10dB 程度の違いがあるが 大部分は可聴音の閾値 (ISO-226) の延長線上にあり 周波数が低くなるに従い閾値は上昇するとしている 低周波音の感覚閾値の文献資料を図 に示す また G 特性を規定しているISO-7196ではG 特性音圧レベルで約 100dBを超えると超低周波音を感じると記されている ただ 閾値には5~10dBの幅があるとされ 心身に係る苦情に関する参照値ではG 特性値で92dB 以上であれば 苦情の原因の蓋然性が高いと判断できるとしている 睡眠影響について同じく低周波測定マニュアル参考資料を図 に示す 資料は低周波音の音圧レベルと周波数を変化させた場合の睡眠深度別の覚醒の割合を示したものである これによると 浅い眠りの場合 で95dB で70dBあたりから影響が現れ始めるという結果が得られている また結果では 今回の予測結果とほぼ同じレベルので65dB で55dBあたりでは全く影響がない結果が得られている 予測結

14 果は 建屋外でのレベルであり 建屋内ではさらに影響は軽減されると考えられる 物的影響については 予測結果のレベルでは 全く問題が生じないものと推定される 低周波測定マニュアル参考資料の低周波音によって建具ががたつき始める値を図 に示す 図 低周波音の睡眠への影響 資料 : 低周波音の測定方法に関するマニュアル ( 平成 12 年 環境庁 ) 図 低周波音の感覚閾値 資料 : 東京都環境科学研究所末岡伸一講演資料 図 低周波音により建具ががたつき始める値 資料 : 低周波音の測定方法に関するマニュアル ( 平成 12 年 環境庁 )

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