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1 第 3 章事務系派遣事業を営む営業所 支店の運営に関するアンケート調査 佐藤博樹 ( 東京大学社会科学研究所教授 ) 島貫智行 ( 一橋大学大学院商学研究科准教授 ) 小林徹 ( 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程 ) Ⅰ. 調査の目的と調査の方法 1. 調査の目的本調査の目的は 事務系派遣事業を営む人材派遣会社の営業所 支店を対象とする質問票調査を通じて 派遣営業所 支店の運営の現状と課題を把握するとともに 21 年上半期に実施された 専門 26 業務派遣適正化プラン に伴う派遣営業所 支店や派遣先企業の対応の実態を明らかにすることである 具体的には 1 派遣営業所 支店における派遣先企業への営業戦略や派遣スタッフに対する雇用管理 2 派遣営業所 支店内部の分業体制や営業担当者の指導 育成に関する取り組み 3 派遣営業所長 支店長の仕事の範囲やキャリア 4 専門 26 業務派遣適正化プラン に伴う派遣営業所 支店および派遣先企業の対応などを明らかにする 本報告書では 特に (a) 専門 26 業務派遣適正化プラン に人材派遣会社と派遣先企業がどのように対応し その結果 派遣スタッフの雇用や人材派遣会社の経営にどのような影響があったか (b) 人材派遣会社の資本形態 ( 独立系 資本系 ) によって派遣営業所 支店の運営と課題がどのように異なるか という二つのテーマについての分析結果を報告する 調査票の詳細は本報告書に資料として添付しているので参照されたい なお 本調査は 日本学術振興会の科学研究費補助金 ( 基盤研究 (B)) 企業の外部人材の活用と戦略的人的資源管理 ( 課題番号 :223311) を利用して実施したものである 2. 調査の実施方法本調査は 事務系派遣事業を営む人材派遣会社の営業所長 支店長を対象とした質問票調査である 具体的には 一般社団法人日本人材派遣協会の加盟企業のなかで事務系派遣事業を営む人材派遣会社 ( 本社が東日本大震災の災害救助法適用地にある会社を除く )42 社を対象として 212 年 1 月に調査票を配布し回答を依頼した 調査票の配布方法は まず調査対象とした 42 社に対して 派遣会社の事業規模や営業所 支店の数などに応じて調査票 (1 通 5 通 3 通 1 通 ) を割り付けた上で 人材派遣会社の人事担当責任者宛に調査票一式を送付し 各社の中で事務系派遣事業を営む営業所長 支店長宛に調査票を転送してもらうよう依頼した 調査票は営業所長 支店長による記入後 東京大学宛に郵送してもらうこととした 調査票の配布数は 83 通であり 最終的な回答数は 17 通 ( 有効回答率.3%) である 3. 調査の実施主体本調査は東京大学社会科学研究所の研究組織である人材フォーラム 派遣営業所 支店の運営に関する調査プロジェクト の下記 3 名で実施した また本報告書は 研究会で議論したのち下記の分担で執筆した 佐藤博樹 ( 東京大学社会科学研究所教授 ): 研究代表島貫智行 ( 一橋大学大学院商学研究科准教授 ):Ⅰ Ⅲ 担当小林徹 ( 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程 ):Ⅰ Ⅱ 担当 79

2 Ⅱ. 専門 26 業務適正化プランの派遣元 派遣スタッフへの影響 1. はじめに本節では 21 年 2 月以降から実施されている 専門 26 業務適正化プラン が与えた派遣元企業への影響を主に確認するとともに 付随的に見えてくる派遣先や派遣労働者への影響を確認してゆく 21 年 2 月 派遣労働市場は大きな転換を迎えた と言うのもこの月から開始された 専門 26 業務適正化プラン ならびに 21 年の 5 月 28 日に発表された専門 26 業務の解釈に関する 疑義応答集 によって派遣期間の制限を受けない専門 26 業務の定義は厳しく規定されるようになった これ以降 既存の派遣契約だけでなく新規の派遣についても その多くが期間制限を受けるようになり 派遣先 派遣元 派遣労働者といったいわゆる労働者派遣の 3 者間全般に大きな影響があったことが考えられる しかしこれら政策の影響について焦点を当てた調査 研究 報告は少ない 21 年 1 月に厚生労働省は 26 業務適正化プランによる是正指導を行った対象案件の 97.6% は雇用が失われることなく存続している と報告している ( 厚生労働省 Press Release 21 年 1 月 26 日 ) が このデータは一部の直接指導が行われたサンプルにセレクションされており 派遣市場全般にどのような影響があったのかは分からない またこの厚生労働省の報告においても 専門 26 業務として引き続き期間制限のない契約で派遣就業が続いているのは 52% にすぎず 約半数はなんらかの就業条件の変更が伴われており セレクションされたサンプルの中だけでもそのインパクトの大きさがうかがえる しかしこれ以上の情報は未だ出てきてはおらず ここで 26 業務適正化プラン にまつわる政策によって派遣労働市場にどのような影響があったのかに注目してゆくことは意義があると思われる 但し 本節では派遣事業所調査の結果を扱っているため 派遣元への影響を中心に見てゆくが 付随的に見られる派遣先や派遣労働者への影響についても検討してゆく 2. マクロデータの確認調査データの分析に入る前に マクロのオープンデータから 専門 26 業務適正化プラン 前後の状況を確認してゆく 図表 3-1 より 雇用形態別の労働者数の推移を見ると 正規社員の減少が続く一方で 非正規社員の増加傾向が見られる しかし非正規計のうちでも パートアルバイトが一貫して増加し続けているのに対し 派遣は 29 年に大きく減少し 図表 3-1 雇用形態別の雇用者数の 1999 年対比増減率推移 正規計 非正規計 16% 14% 12% 1% 8% 6% 4% 2% 1999 年を 1% とした推移 パート アルバイト派遣 ( 右目盛 ) 6% 5% 4% 3% 2% 1% % % 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 21 年 211 年 8 出所 労働力調査 注 )211 年度については 1~12 月平均データのみ掲載されているため 1~1 年度についても 1~12 月平均のデータとなっている 1999 年 2 年は 2 月 8 月のみの掲載のため 8 月時のデータとなっている

3 21 年にはさらに減少し 211 年も回復は見られない また 図表 3-2 から派遣業務号数別の派遣労働者数の推移を見ると 29 年以降大きく減少しているものは 5 号事務用機器操作や 11 号貿易関係業務である 一方で自由化業務 ( 一般事務 ) は大きく増加しており 特に 21 年からの伸びが大きい 派遣全般や 5 号 11 号業務の 29 年の大きな減少はリーマンショックの影響も疑われる しかし 厚生労働省の 一般職業紹介状況 によると 21 年以降から東日本大震災までの間は 求人倍率は順調に増加しており 雇用全般の状況は好転しつつあった このような状況の中で 21 年も派遣労働者のみ 中でも自由化業務以外の派遣が大きく減少を続けていることを考えると この期間の派遣労働者の減少には 26 業務適正化プラン の影響があるのかもしれない 図表 3-2 派遣業務号数別の派遣労働者数の推移 ( 単位 : 人 ) 3, 25, 2, 15, 1, 5, 2, 15, 1, 5, 22 年 23 年 22 年 23 年 5 号事務用機器操作 24 年 25 年 1 号財務関係 24 年 25 年 26 年 26 年 27 年 28 年 29 年 21 年 211 年 27 年 28 年 29 年 21 年 211 年 45, 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 45, 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, 22 年 23 年 11 号貿易関係 24 年 25 年 自由化業務 ( 一般事務 ) 26 年 27 年 28 年 29 年 21 年 211 年 28 年 29 年 21 年 211 年出所社団法人日本人材派遣協会 労働者派遣事業統計調査 3.26 業務適正化プランの派遣元 派遣先への影響 (1)26 業務適正化プランの影響とその対応以降では派遣元事業所の回答から 26 業務適正化プラン が与える派遣元への影響を中心に 派遣先企業への影響についても見てゆく 図表 3-3 は派遣元事業所が 26 業務適正化プラン において どのような指導を受けたかを複数回答によって聞いたものである もっとも多く回答があったのは 取引先に行政の訪問があった であり 51.4% と半数以上 本社からの指導があった も 5.5% と半数以上となっている 取引先や本社を通じて多くの派遣元事業所が 26 業務適正化プラン の何らかの指導や影響を受けていると考えられる また どのような事業所が影響を受けているかをクロス表から確認してゆくと 全社の売上規模が 1 億円未満の企業に属する事業所では 行政 本社いずれからも指導はない が 23.8% と多くなっている一方で 全社の売上規模が 2 億円以上の企業に属する事業所では 取引先に行政の訪問があった は 76.2% 本社からの指導があった も 61.9% と他の企業規模の事業所よりも高めとなっている 企業規模によって指導や影響の受け方が異なっており 小企業よりも大企業のほうが指導や影響を受けていることが確認できる 81

4 図表 3-3 行政から貴営業所 支店への指導 要請について ( 複数回答 ) N=17 取引先に行政の訪問があった 本社からの指導があった 営業所に行政の訪問があった 電話等で行政から指導があった 行政 本社いずれからも指導はない 8.4% 15.% 2% 51.4% 5.5% 最も派遣している職種 企業売上規模 企業資本規模 事業所所在地 総数 +5% 以上 総数 -5% 以下 単位 合計 ( 人 ) 取引先に行政の訪問があった 本社からの指導があった 営業所に行政の訪問があった 電話等で行政から指導があった 行政 本社いずれからも指導はない ** 総数 ** 号事務用機器操作 自由化業務の一般事務 その他 無回答 億円未満 ~5 億円未満 ~2 億円未満 億円以上 無回答 独立系 資本系 東京圏 大阪圏 愛知圏 その他 次に図表 3-4 から派遣元事業所の 26 業務適正化プラン 後に行った対応を見てゆく 左の全サンプルの回答を見ると 契約に関する事務管理の徹底 から 紹介予定派遣への契約の切り替えの派遣先への交渉 までが半数を超えている 現状の中で相手方への説明や交渉を行っていることが分かる また 適正な 26 業務への業務見直しを派遣先へ交渉 が 29% 人材紹介など 他の人材サービスへの注力 が 22.4% など現状の変更や打開を模索する事業所も少なからず見られる また企業規模ごとの回答を見ると 特に多くの回答がある項目についてはどれも共通して企業規模が大きいほど回答が多くなっている 企業規模が大きいほど 26 業務適正化プラン によって派遣元事業所の行動に変化があったであろうことが確認できる 図表 3-4 派遣元事業所が行った対応 ( 複数回答 )( 単位 :%) < 左図全体 右図企業規模ごと ( 無回答除く )> 契約に関する事務管理の徹底 派遣期間抵触日の派遣先への説明の徹底 受注時の業務見直しを派遣先へ交渉 派遣期間抵触日の派遣スタッフへの説明の徹底 紹介予定派遣への契約の切り替えの派遣先への交渉 業務見直しを行い 自由化業務から専門業務への契約移行の派遣先交渉 人材紹介など 他人材サービス事業への注力 専門 26 業務の職種への営業強化 自由化業務を出来るだけ取扱わない 特に対応を行っていない 企業規模 1 億円未満 N=21 1~5 億円未満 N=28 5~2 億円未満 N=23 2 億円以上 N=21 同様に派遣元事業所の回答から 派遣先が行った 26 業務適正化プラン への対応を見 82

5 てゆく 図表 3-5 左図の全体サンプルの回答を見ると 自由化業務に従事する派遣スタッフの正社員以外の直接雇用への移行 が最も多く 69.2% となっている 多くの派遣先において 26 業務適正化プラン によって派遣労働者の直接雇用が行われたことが分かる しかし 自由化業務に従事する派遣スタッフの正社員への移行 は 19.6% にとどまっており 直接雇用への移行の多くは非正規雇用によるものであることが分かる また 派遣スタッフを減らし 現状の直接雇用者で業務に対応 が 44.9% であるのに対し 派遣から請負への見直し が 32.7% 派遣スタッフを減らし 新規の直接雇用で対応 は 21.5% と少なく 派遣スタッフが減った分を直接雇用で埋めるよりは 減ったままの人員で対応したり 請負による外部社員を活用するなどの動きが見られる やはり労働力の内部化よりも 外部労働力を活用しようというニーズはまだ高いものと推察される また企業規模ごとの回答を見ると どの項目も 2 億円以上の大企業において顕著に回答が多くなっており 規模の大きい派遣元企業の取引先企業ほど多くの対応をとっている様子が見られる 図表 3-5 派遣先事業所が行った対応 ( 複数回答 )( 単位 :%) < 左図全体 右図企業規模ごと ( 無回答除く )> 自由化業務に従事する派遣スタッフの正社員以外の直接雇用への移行 派遣スタッフを減らし 現状の直接雇用者で業務に対応 業務の見直し 自由化業務から専門 26 業務への移行 派遣から請負への見直し 期間限定の依頼など 派遣期間を明確にした派遣依頼の発注 派遣スタッフを減らし 新規の直接雇用で対応 自由化業務に従事する派遣スタッフの正社員への移行 派遣先は専門 26 業務派遣適正化プランをよく知らない 派遣先の対応を把握していない 企業規模 1 億円未満 N=21 1~5 億円未満 N=28 5~2 億円未満 N=23 2 億円以上 N=21 (2) 派遣元への業績面への影響以上のような影響や対応が確認できる中で 派遣元事業所の業績面についてはどのような変化が見られるのか まず図表 3-6 より派遣元事業所が 211 年 1 月に受け付けた新規求人の 26 業務適正化プラン 前である 29 年同月との比較を見る 新規求人が増えた事業所は 35.5% 減った事業所が 48.6% となっており減った事業所の方が多くなっている 但しこちらは単純な 29 年との比較であり時間経過や景気変化など 26 業務適正化プラン 以外の何らかの環境要因の影響があるかも知れない 83

6 図表 年 1 月と比較しての 211 年同月新規求人増減 N=17( 単位 :%) 無回答 増加した 減少した そこで事業所の属性ごとにも同様の回答を確認し 同様の時間経過の中でも事業所によって違いが見られるかどうかを見てゆく 図表 3-7 より 調査時点で 5 号事務用機器操作 を最も多く派遣している事業所と 自由化業務の一般事務 を最も多く派遣している事業所の新規求人数の変化を見ると 自由化業務の一般事務 を多く派遣している事業所のほうが 増加した が多く 減少した が少なくなっている 図表 3-2 のマクロのデータでみたように 5 号事務用機器操作 が 26 業務適正化プラン の影響を強くうけているであろう可能性を考えると やはり 5 号業務を主力とする事業所では求人が減少したのかもしれない また 事業所が受けた指導 影響ごとには 電話などで行政から指導があった 事業所ほど 減少した が多くなっている また 行政 本社いずれからも指導はない 事業所は はっきりと 増加した が多く 減少した が少ない傾向が確認できるが サンプルが少ないため結果の解釈には留意が残る 図表 3-7 事業所属性ごとの 29 年 1 月と比較した 211 年同月新規求人増減 い最職派も種遣多 5 号事務用機器操作 自由化業務の一般事務 その他 営業所に行政の訪問があった 取引先に行政の訪問があった 電話等で行政から指導があった 本社からの指導があった 行政 本社いずれからも指導はない N= 増加した 減少した 単位 75. 次に図表 3-8 より 新規派遣契約成約数の 26 業務適正化プラン 前である 29 年同月との比較を見る 新規成約が増えた事業所は 34.6% 減った事業所が 48.6% となっており 減った事業所のほうが多くなっている 図表 年 1 月と比較しての 211 年同月新規派遣成約数の増減 N=17( 単位 :%) 無回答 増加した 減少した 84

7 また事業所の属性ごとに見てみると 図表 3-9 より 26 業務適正化プラン の影響をより強く受けているかもしれない 5 号事務用機器操作 を最も多く派遣している事業所と 自由化業務の一般事務 を最も多く派遣している事業所とでは 成約数では 5 号事務用機器操作 を最も多く派遣している事業所のほうが 増加した が多くなっている また新規求人と同じく 電話などで行政から指導があった 事業所は 減少した が 75% と非常に高くなっている 図表 3-9 事業所属性ごとの 29 年 1 月と比較した 211 年同月新規成約数増減 N= 増加した 減少した 単位 い最職派も種遣多 5 号事務用機器操作自由化業務の一般事務その他 営業所に行政の訪問があった 取引先に行政の訪問があった電話等で行政から指導があった本社からの指導があった行政 本社いずれからも指導はない 最後に図表 3-1 より 事業所の年間売上高の 26 業務適正化プラン 前である 29 年との比較を見る 売上が増えた事業所は 22.4% と非常に少なく 減った事業所が 6% と非常に多くなっている 図表 年と比較しての 211 年の年間事業所売上の増減 N=17( 単位 :%) 無回答, 14. 増加した, 減少した, また事業所の属性ごとに見てみる 図表 3-11 より 26 業務適正化プラン の影響をより強く受けているかもしれない 5 号事務用機器操作 を最も多く派遣している事業所と 自由化業務の一般事務 を最も多く派遣している事業所とでは 5 号事務用機器操作 を最も多く派遣している事業所のほうが 売上が 増加した が多くなっている また 営業所に行政の訪問があった 場合売上が 減少した 割合は 69.% であり 電話などで行政から指導があった 事業所は 減少した が 81.3% と非常に高くなっている 本社の経由ではなく 直接行政の訪問 電話などによる指導を受ける場合に売上減少が顕著になっている様子が見られる 85

8 図表 3-11 事業所属性ごとの 29 年と比較した 211 年の売上増減 ( 単位 :%) 4.26 業務適正化プランの派遣労働者への影響続いて本項では事業所の回答から 26 業務適正化プラン が派遣労働者に与えた影響を間接的ではあるが確認してゆく まず 図表 3-12 はそれぞれ 派遣契約が更新されずに契約終了となった割合 そのうち派遣先の直雇用従業員になった割合の 29 年と 211 年比較である 契約終了の割合を見ると 29 年に比べて 211 年のほうが 増えた 事業所が 35.7% と 減った 事業者の 17.4% よりも多くなっている さらにそのうち派遣先の直雇用になった割合は 増えた が 34.4% 減った が 9.4% となっており 契約終了が増えた中でも派遣先の直雇用も増えていることが分かる 図表 3-12 派遣契約が更新されずに終了した割合の 9-11 年比較 ( 左図 ) 契約終了となったうち 派遣先の直接雇用になった割合の 9-11 年比較 ( 右図 ) 1% 増えた減った変わらない 8% 6% % % % 契約が更新されずに派遣契約が終了した割合 契約終了者のうち派遣先の直接雇用となった割合 また 図表 3- より契約終了が 増えた または 減った と回答した事業所のその理由を見ると 最も多い理由が 派遣先企業の業績が悪化したため で 61.5% 次に 景気が悪化したため で 46.2% となっており 経済環境が思わしくないことを理由に挙げた事業所が多くなっている その中でも 専門 26 業務適正化プランが実施されたため も 32.7% と 3 番目に多く 派遣契約の終了に政策の影響も少なからずあることが事業所の回答からうかがえる 86

9 図表 3- 契約終了が 増えた または 減った と回答した事業所の増減理由 更新なし終了の増減理由 派遣先企業の業績が悪化したため 61.5 景気が悪化したため 46.2 専門 26 業務派遣適正化プランが実施されたため 32.7 派遣先が派遣スタッフの正社員化に取り組んだため 19.2 その他の理由 19.2 貴社が派遣スタッフの直接雇用を推進したため 7.7 東日本大震災の発生による 5.8 派遣先企業の業績が改善したため 3.8 派遣スタッフの正社員志向が強まったため 3.8 単位 貴社が派遣スタッフの長期定着を推進したため N=52 続いて図表 3-14 より 契約終了のうち派遣先への直雇用が 増えた または 減った と回答した事業所について その理由を見てゆく 最も多い理由が 専門 26 業務適正化プランが実施されたため で 52.4% 次に 派遣先が派遣スタッフの正社員化に取り組んだため で 38.1% となっており 政策の影響が主であることが分かる 先の図表 3-12 から派遣先の直雇用は 増えた と答える事業所が多かったことから 26 業務適正化プラン は派遣先への直雇用を促進させる影響があったことが強くうかがえる 但しこれも先の図表 3-5 で見られたように 正社員による直雇用よりも非正社員が直雇用化の中心であろう 26 業務適正化プラン は 派遣から直雇用への切り替えを促進させる働きを持つが 正社員としての直雇用を推し進めるまでには至っていないことが分かる 87

10 図表 3-14 派遣先への直雇用が 増えた 又は 減った と回答した事業所の増減理由 直接雇用移行の増減理由 派遣先企業の業績が悪化したため 4.8 景気が悪化したため 4.8 専門 26 業務派遣適正化プランが実施されたため 52.4 派遣先が派遣スタッフの正社員化に取り組んだため 38.1 その他の理由 貴社が派遣スタッフの直接雇用を推進したため 19 東日本大震災の発生による 2.4 単位 派遣先企業の業績が改善したため 派遣スタッフの正社員志向が強まったため 16.7 貴社が派遣スタッフの長期定着を推進したため 2.4 N=42 最後に派遣先や派遣契約の特徴によって正社員としての直雇用化に違いが見られるかを確認したい 先の図表 3-5 でも見たように 派遣先の 26 業務適正化プランへの対応 の質問のうち 自由化業務に従事する派遣スタッフの正社員としての移行 という選択肢に回答した事業所は 19.6% にとどまった だがどのような特徴を持つ事業所ほど 自由化業務に従事する派遣スタッフの正社員としての移行 と回答したのかを クロス集計により見てゆく 事業所が最も多く派遣している派遣先企業の業界 派遣しているスタッフの時給層 最も多い派遣職種別に集計した図表 3-15 を見ると サンプル数が多い 製造業 や 情報通信業 はそれぞれ 3.1% 15.% と 19.6% より少なくなっている 卸売業 小売業 は 28.6% 金融業 保険業 は 33.3% と多いが サンプル数は非常に少なくなっている また時給別には 1,2 円未満 が 33.3% と多くなっており 年齢が若いことと相関しているのかもしれないが 時給の高くないスタッフのほうが正社員として直雇用がされやすい可能性が見て取れる 88

11 図表 3-15 事業所 派遣契約の特徴と 正社員への移行 と回答された割合 単位 N`= Total 17 最 建設業製造業電気 ガス 熱供給 水道業情報通信業運輸業, 郵便業 も卸売業, 小売業 7 多金融業, 保険業 6 い不動産業, 物品賃貸業 1 派遣学術研究, 専門 技術サービス業 8 先業界 生活関連サービス業, 娯楽業教育, 学習支援業医療, 福祉複合サービス事業サービス業 ( 他に分類されないもの ) 公務 ( 他に分類されるものを除く ) 上記以外 円未満 33 スタッフ 12~15 円未満 51 時給平均 15 円以上 23 最も多い派遣職種 5 号自由化の一般事務 自由化業務に従事する派遣スタッフの正社員への移行 小括本節では 専門 26 業務適正化プラン が与えた派遣元企業への影響を主に確認するとともに 事業所回答から間接的に見えてくる派遣先や派遣労働者への影響を確認 検討した そこから見えてきたことを それぞれ派遣元 派遣先 派遣労働者への影響ごとに整理してゆきたい まず派遣元への影響としては 26 業務適正化プラン によってほとんどの派遣元事業所が行政又は本社などから指導を受け なんらかの政策的関与があった 特に企業規模の大きな派遣元事業所ほどその影響は大きかった また電話や訪問などで 本社を経由することなく直接行政の指導を受けた事業所ほど売り上げの減少が大きくなっていた 26 業務適正化プラン の実施によって 派遣元は非常に厳しいものであったことが伺える 次に派遣先への影響としては 26 業務適正化プラン によって 派遣スタッフを直接雇用する派遣先が増えた 但し非正社員による雇用であり 正社員による雇用への移行は 19 6% にとどまった また 今後においても新規で採用する場合には 直雇用による採用は避ける様子が見られ 現状の人員でやりくりするか 請負など派遣に代替する外部労働力の利用が多いであろうことが伺われた 最後に派遣労働者への影響としては 厳しい経済環境の影響が主ではあるが 26 業務適正化プラン の影響でも少なからず 派遣契約の終了が増えた だが同時に直雇用への移行についても 26 業務適正化プラン は明らかに後押ししていた しかし正社員としての直雇用よりも非正社員としての直雇用が中心であり 雇用条件が必ずしも改善したかどうかは分からない 以上のように 26 業務適正化プラン は派遣元にとっては厳しいものであり 派遣先にとっては外部労働力の活用を制限するものであるかも知れない しかし派遣先での直雇用を促進させる働きははっきり見られ それを望む派遣労働者にとっては 26 業務適正化プラン の実施は望まれたものであったかもしれない 但し直雇用の中身を見ると 非正社員としての直雇用化が中心である 最終的に派遣労働者にとっても 26 業務適正化プラン が望ましいものであったかどうかを判断するには 直雇用後の条件の変化なども見てゆく必要があろうと思われる 89

12 Ⅲ. 事務系派遣事業を営む派遣営業所の運営と課題 - 独立系と資本系の比較 - 1. はじめに本節では事務系派遣事業を営む派遣会社の営業所の運営と課題について 独立系と資本系という派遣会社の資本形態に注目して比較検討する 独立系とは親会社を持たない独立した企業もしくは人材ビジネスを本業とする親会社を持つ派遣会社を 資本系とは製造業や金融業など人材ビジネス以外の事業を本業とする親会社を持つ派遣会社を指す 独立系と資本系では派遣会社の設立経緯やこれまでの事業展開が異なることから 派遣営業所における運営 管理のしかたや現在直面している課題が異なることが考えられる 以下では (1) 営業所の事業展開と派遣先への営業戦略 (2) 派遣スタッフの雇用管理 (3) 営業所長の属性と日常の活動 (4) 営業所内の組織体制と運営上の課題などについて 独立系と資本系を比較検討する 資本形態による比較に際して 今回の調査に回答した営業所が所属する派遣会社全体の売上高を確認する 図表 3-16 には資本形態別に直近決算期における会社全体の売上高の分布を示した 独立系は売上高 5 億円以上が最も多く 32.8% を占め 5~1 億円未満が 19.% 2~5 億円未満が 15.5% と続く 資本系は 2~5 億円未満が最も多く 32.7% を占め 次に 1~2 億円未満が 26.5% と続く 売上高で見た場合に 独立系の中には大企業と中小企業がそれぞれ一定割合あるのに対して 資本系は 1~5 億円未満の中堅企業が中心となる これを踏まえて 独立系については売上高 2 億円以上と 2 億円未満に分けることにし 以下の分析では 1 独立系 ( 大手中堅 : 売上高 2 億円以上 ) 2 独立系 ( 中小 : 売上高 2 億円未満 ) 3 資本系の三類型で比較することにする なお 会社全体の売上高に関して無回答のサンプルを除いた結果 それぞれのサンプルサイズは 1 独立系 ( 大手中堅 ):28 2 独立系 ( 中小 ):23 3 資本系 :44 となる 以下の分析では全体的な傾向と類型間で違いが見られる点を中心に記述していく 図表 3-16 直近決算期における会社全体の売上高 : 資本形態別 (N=58) (N=49) 2. 営業所の基本属性図表 3-17 は回答営業所の所在地を示したものである 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 のいずれも東京圏 大阪圏 愛知圏といった大都市圏の合計が 6 割以上を占める 大都市圏以外の割合は 独立系 ( 大手中堅 ) (39.3%) 独立系 ( 中小 ) (26.1%) 資本系 (29.5%) であり 独立系 ( 大手中堅 ) が他に比べて大都市圏以外の割合が多い 9

13 図表 3-17 営業所の所在地 独立系 ( 大手中堅 ) は他に比べて大都市圏以外が多い (N=28) (N=23) (N=44) 図表 3-18 は営業所の従業員数 ( 正規社員と非正規社員の合計 ) を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 5~9 名 ( 32.1%) が最も多く 1~19 名 ( 28.6%) 5 名未満と 3 名以上 ( いずれも 17.9%) と続く 独立系 ( 中小 ) は 5~9 名 (47.8%) が最も多く 次が 5 名未満 (17.4%) となる 資本系 は 5~9 名 (31.8%) が最も多く 次が 3 名以上 (25.%) 5 名未満 (2.5%) となる いずれも 1 名未満の営業所が半数を占めているが 独立系 ( 大手中堅 ) と 資本系 の営業所は従業員数がやや多い傾向が見られる 図表 3-18 営業所の従業員数 資本形態の違いはそれほど大きくない 図表 3-19 は営業所の従業員に占める正規社員の比率を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 8% 以上 (6%) が最も多く 次が 6~8% 未満 (17.9%) となる 独立系 ( 中小 ) は 8% 以上 (47.8%) が最も多く 次が 2~4% 未満 (26.1%) となる 資本系 は 8% 以上 (43.2%) が最も多く 次が 2% 未満 (27.3%) となる いずれも正規社員の比率が 6% 以上となる営業所が半数以上を占めているが 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 の順に正規社員の比率が高い傾向が見られる 91

14 高い 図表 3-19 従業員に占める正規社員の比率 図表 3-2 は正規社員に占める中途採用者の比率を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 8% 以上 (39.3%) が最も多く 次が 6~8% 未満及び 2% 未満 ( ともに 21.4%) となる 独立系 ( 中小 ) は 8% 以上 (52.2%) が最も多く 次が 2% 未満 (21.7%) となる 資本系 は 8% 以上 (52.3%) が最も多く 次が 2% 未満 (15.9%) となる いずれも中途採用者の比率が 6% 以上となる営業所が半数以上を占めているが 独立系 ( 大手中堅 ) が 独立系 ( 中小 ) 資本系 に比べて中途採用者の比率がやや低い傾向が見られる 図表 3-2 正規社員に占める中途採用者の比率 多い 3. 営業所の事業展開と営業戦略図表 3-21 は営業所の事業内容 ( 複数回答 ) を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は一般派遣事業 (1%) 紹介予定派遣事業 (96.4%) 請負事業 (82.1%) の割合が多い 資本系 は一般派遣事業 (1%) と紹介予定派遣事業 (9.9%) の割合が多いが 請負事業と特定派遣事業は半数に満たない 独立系 ( 中小 ) は一般派遣事業 (91.3%) 請負事業 (65.2%) 紹介予定派遣事業 (6.9%) が半数を超えているが これらの事業を行っている割合は 独立系 ( 大手中堅 ) よりも少ない 但し 独立系 ( 中小 ) は特定派遣事業 (34.8%) の割合が他よりも多い 図表 3-22 には事業の組み合わせを示した 独立系 ( 大手中堅 ) は 一般派遣事業 + 紹介予定派遣事業 + 請負事業 (6.7%) が最も多く 次が 一般派遣 + 特定派遣 + 紹介予定派遣 + 請負 (21.4%) となる 資本系 は 一般派遣事業 + 紹介予定派遣事業 (45.5%) が最も多く 次が 一般派遣 + 紹介予定派遣 + 請負 (31.8%) となる 独立系 ( 中小 ) は 一般派遣事業 + 紹介予定派遣事業 + 請負事業 (3.4%) が最も多いが それ以外の組み合わせが半数以上となる 92

15 図表 3-21 営業所の事業内容 ( 複数回答 ) 独立系 ( 中小 ) は特定派遣事業を展開している割合が他に比べて多い 図表 3-22 営業所の事業内容 : 事業の組み合わせ 資本系は 一般 + 紹介 が半数弱を占め 一般 + 紹介 + 請負 も 3 割ある 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 一般 + 特定 + 紹介 + 請負 一般 + 特定 + 紹介 一般 + 特定 + 請負 一般 + 紹介 + 請負 一般 + 紹介 一般 + 請負 特定 + 紹介 一般 無回答 図表 3-23 は派遣先の企業数 (211 年 1 月末時点 ) を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 1~199 社 (42.9%) が最も多く 2~49 社 (28.6%) と続く これに対して 独立系 ( 中小 ) と 資本系 は 2~49 社が最も多く それぞれ 73.9% 86.4% となる 独立系 ( 大手中堅 ) は 独立系 ( 中小 ) 資本系 に比べて多くの派遣先企業を顧客としている 図表 3-23 派遣先の企業数 独立系 ( 中小 ) と資本系は 5 社未満が大半を占める 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 社専属 2~49 社 5~99 社 1~199 社 2~499 社 5 社以上無回答 図表 3-24 は営業所が最も多くの派遣スタッフを派遣している業種 ( 単一回答 ) を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 製造業 (21.4%) が最も多く 次に情報通信業 (17.9%) 更に卸売業 小売業 金融業 保険業 学術研究 専門 93

16 技術サービス業 医療 福祉 他サービス業 ( いずれも %) と続く 独立系 ( 中小 ) は 製造業と情報通信業 ( ともに 26.1%) が最も多い 資本系 は製造業 (36.4%) が最も多く 情報通信業 (11.4%) と併せて半数弱となる 独立系 は製造業と情報通信業を中心に幅広い業種に派遣しているが 資本系 は製造業が多く 独立系 に比べて業種はやや限定的である 図表 3-24 派遣先の業種 建設業 6.8 製造業 電気 ガス 熱供給 水道業 2.3 情報通信業 運輸業 郵便業 2.3 卸売業 小売業 6.8 金融業 保険業 6.8 不動産業 物品賃貸業 2.3 学術研究 専門 技術サービス業 9.1 生活関連サービス業 娯楽業 教育 学習支援業 医療 福祉 8.7 複合サービス事業 他サービス業 9.1 独立系 ( 大手中堅 ) 公務 独立系 ( 中小 ) その他 4.5 資本系 無回答 2.3 図表 3-25 は稼働している派遣スタッフの職種 ( 稼働人数の多いものから 2 職種 ) を示したものである 稼働人数が最も多い職種は 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 いずれも 5 号事務用機器操作と自由化業務 ( 一般事務 ) となる また 稼働人数が 2 番目に多い職種も 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 いずれも 5 号事務用機器操作と自由化業務 ( 一般事務 ) となる 図表 3-25 派遣職種 稼働人数が最も多い職種 稼働人数が2 番目に多い職種 号事務用機器操作 号事務用機器操作 号通訳 翻訳 速記 号通訳 翻訳 速記 号秘書 7 号秘書 号財務処理 号財務処理 号取引文書作成 11 号取引文書作成 4.5 自由化業務の一般事務 自由化業務の一般事務 無回答 2.3 無回答 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 17 図表 3-26 には稼働人数の最も多い職種と 2 番目に多い職種の組み合わせを示した 独 94

17 立系 ( 大手中堅 ) は 5 号事務用機器操作 + 自由化業務 ( 一般事務 ) (46.4%) が最も多く 次が 一般事務 +5 号 (32.1%) となる 独立系 ( 中小 ) は 一般事務 +5 号 (39.1%) が最も多く 次が 5 号 + 一般事務 (3.4%) となる これに対して 資本系 は 5 号 + 一般事務 (43.2%) が最も多くの割合を占めるが 次は 5 号 + 一般事務以外 (15.9%) となり 他の組み合わせも一定割合見られる 独立系 ( 大手中堅 中小 ) は 5 号事務用機器操作と一般事務の組み合わせが 3 分の 2 を超えるが 資本系 は 5 号事務用機器操作と一般事務の組み合わせが 5 割超とやや少なく その他の職種を中心とする営業所もある 図表 3-26 派遣職種 : 稼働人数が最も多い職種と 2 番目に多い職種の組み合わせ 資本系は 5 号と一般 の組み合せも多い 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 号 + 一般 5 号 + 一般以外 一般 +5 号 一般 +5 号以外 5 号 / 一般 + 無回答 その他 図表 3-27 は派遣先への営業戦略において重視している点 ( 複数回答 3 つまで ) を示したものである 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 のいずれも 新規派遣先の開拓 既存派遣先との取引の継続 拡大の二つの回答が多く 新規派遣先の開拓と既存派遣先との取引継続 拡大が共通して重視されている 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) では派遣以外の事業への多角化 (42.9%) と付加価値の高い派遣サービスの提供 (35.7%) が他に比べて多い また 資本系 では親会社やグループ企業への派遣拡大 (18.2%) が他に比べて多いが 2 割程度にとどまる 図表 3-27 営業戦略上重視しているもの ( 複数回答 3 つまで ) 新規派遣先の開拓 既存派遣先との取引の継続 拡大 派遣先企業の絞り込み 特化 4.5 派遣先の業種の絞り込み 特化 6.8 低価格での派遣サービスの提供 付加価値の高い派遣サービスの提供 派遣スタッフの迅速な配置 派遣先のニース に対応したスタッフの登録 派遣職種の絞り込み 特化 11.4 派遣職種の拡大 派遣地域の拡大 紹介予定派遣の拡大派遣以外の事業への転換 派遣以外の事業への多角化 親会社やグループ企業への派遣拡大 独立系 ( 大手中堅 ) その他 独立系 ( 中小 ) 重視しているものはない無回答 資本系 図表 3-28 は派遣料金に占めるマージン ( 注 : 派遣料金 -( 派遣スタッフの手取り給与 + 95

18 自己負担分社会保険料 税金 )) の比率を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 25~3% 未満 (28.6%) が最も多く 次が 15~2% 未満 (25.%) となる 独立系 ( 中小 ) は 1~15% 未満 (43.5%) が最も多く 次が 15~2% 未満 (26.1%) となる 資本系 は 25~3% 未満と 15~2% 未満 ( いずれも 27.3%) が最も多い 資本形態によって主要な派遣職種に違いがあることを考慮して 図表 3-29 には 稼働人数が多い派遣職種が 5 号事務用機器操作 自由化業務 ( 一般事務 ) とする営業所に限定した場合の派遣料金に占めるマージン率を示した 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 25~3% 未満 (29.2%) が最も多く 次が 15~2% 未満 (25.%) となる 独立系 ( 中小 ) は 1~15% 未満 (42.1%) が最も多く 次が 15~2% 未満 (26.3%) となる 資本系 は 25~3% 未満 (27.6%) が最も多く 次が 15~2% 未満 (24.1%) となり 図表 3-28 とほぼ同様の結果となる 独立系 ( 大手中堅 ) と 資本系 にはマージン率 1% 未満の割合が 2 割弱あることに留意する必要があるが 独立系 ( 中小 ) よりもマージン率が高い営業所が多い 図表 3-28 派遣料金のマージン率 (1% 未満 ) 割合が多い 独立系 ( 中小 ) は 1~2% 未満が多数を占める 図表 3-29 派遣料金のマージン率 : 主要な派遣職種が 5 号と一般事務の営業所に限定した場合 独立系 ( 中小 ) のマージン率は 1~2% 未満が多数を占める 独立系 ( 大手中堅 ). (N=24) 独立系 ( 中小 ). (N=19) 資本系 (N=29) 5% 未満 5~1% 未満 1~15% 未満 15~2% 未満 2~25% 未満 25~3% 未満 3~35% 未満 35% 以上無回答 図表 3-3 は派遣料金の改訂交渉を行っている派遣先企業の有無を示したものである 資本形態別に見ると 派遣料金の交渉を行っている派遣先があるとする割合 ( 定期的に交渉している派遣先がある + 定期的ではないが個別に交渉している派遣先がある ) は 独立系 ( 大手中堅 ) (96.4%) 独立系 ( 中小 ) (87.%) 資本系 (84.1%) となっており 派遣先企業に対して派遣料金の改訂交渉を実施している割合は 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 の順に多い なお 定期的に派遣料金の改定交渉をしている派遣先があるとする割合は 独立系 ( 大手中堅 ) と 資本系 が 独立系 ( 中小 ) よりも多い 96

19 図表 3-3 派遣先に対する派遣料金の改訂交渉 堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 の順に多い 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 定期的に交渉している派遣先がある 派遣先と改訂交渉はしていない 定期的ではないが個別に交渉している派遣先がある 4. 派遣スタッフの雇用管理図表 3-31 は派遣スタッフの雇用管理において重視しているもの ( 複数回答 3 つまで ) を示したものである 資本形態別に回答割合が多いものを見ていくと 独立系 ( 大手中堅 ) は 派遣スタッフが希望する内容の仕事への配置 (5%) が最も多く 派遣スタッフの継続就労 雇用の安定化 (42.9%) 質の高い派遣スタッフの登録と派遣スタッフの派遣先への定着 ( ともに 32.1%) となる 独立系 ( 中小 ) は 派遣スタッフが希望する内容の仕事への配置と派遣スタッフの相談体制 苦情受付処理体制の整備 ( ともに 52.2%) が最も多く 次いで派遣スタッフの継続就労 雇用の安定化 (43.5%) となる 資本系 は 派遣スタッフが希望する内容の仕事への配置 (59.1%) が最も多く 派遣スタッフの派遣先への定着 (4.9%) 質の高い派遣スタッフの登録 (34.1%) となる 資本形態によらず派遣スタッフが希望する仕事への配置が共通して重視されており 独立系 ( 大手中堅 ) は派遣スタッフの雇用の安定化と質の高い派遣スタッフの登録 派遣先への定着を 独立系 ( 中小 ) は派遣スタッフの相談 苦情処理体制の整備と派遣スタッフの雇用の安定化を 資本系 は派遣先への定着と質の高い派遣スタッフの登録を重視している なお 回答割合は多くないが 独立系 ( 大手中堅 ) は他の派遣会社よりも高い賃金の設定 派遣スタッフのキャリア形成に関する面談 カウンセリングの充実 ( ともに 17.9%) 独立系 ( 中小 ) は長期間働ける派遣先の開拓 (3.4%) 無料の教育訓練の充実 (21.7%) 資本系 は派遣スタッフの技能水準に応じた配置 (27.3%) 派遣スタッフの登録者数の拡大 (15.9%) の回答が他よりも多い 図表 3-31 派遣スタッフの雇用管理で重視しているもの ( 複数回答 3 つまで ) 派遣スタッフが希望する内容の仕事への配置派遣スタッフの技能水準に応じた配置派遣スタッフの技能が向上する派遣先への配置無料の教育訓練の充実派遣スタッフの登録者数の拡大質の高い派遣スタッフの登録派遣スタッフの能力や働きぶりの評価派遣スタッフの派遣先への定着派遣スタッフの貴社への定着派遣スタッフの継続就労 雇用の安定化長期間働ける派遣先の開拓他の派遣会社よりも高い賃金の設定正社員転換希望者への支援派遣スタッフのニーズに合った福利厚生の充実派遣スタッフのキャリア形成に関する面談 カウンセリングの充実派遣スタッフの相談体制 苦情受付処理体制の整備その他 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系

20 図表 3-32 は派遣スタッフの雇用契約期間を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 3 ヶ月 (82.1%) が最も多く 8 割を超える 独立系 ( 中小 ) は 3 ヶ月 (56.5%) が最も多く 次が 6 ヶ月 (17.4%) となる 資本系 は 3 ヶ月 (52.3%) が最も多く 次が 6 ヶ月 (29.5%) となる 独立系 ( 大手中堅 ) では 3 ヶ月契約が大半を占めるが 独立系 ( 中小 ) と 資本系 では 3 ヶ月超の契約が 4 割程度あり スタッフの雇用契約期間は 資本系 独立系 ( 中小 ) 独立系 ( 大手中堅 ) の順に長い傾向が見られる 図表 3-32 派遣スタッフの雇用契約期間 資本系は 3 ヶ月に加えて 6 ヶ月の契約も一定割合ある 図表 3-33 は派遣スタッフの平均賃金を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 12 円未満 (35.7%) が最も多く 12~ 円未満と ~14 円未満 14~15 円未満 ( いずれも 17.9%) が続く 独立系 ( 中小 ) は 12 円未満 (43.5%) が最も多く 12~ 円未満と ~14 円未満 ( いずれも 17.4%) が続く 資本系 は 12 円未満と ~14 円未満 ( いずれも 25.%) が最も多く 次が 12~ 円未満 (15.9%) となる 図表 3-33 派遣スタッフの平均賃金 資本形態によって主要な派遣職種に違いがあることを考慮して 図表 3-34 には稼働人数が多い派遣職種が 5 号事務用機器操作 自由化業務 ( 一般事務 ) とする営業所に限定した場合の派遣スタッフの平均賃金を示した 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 12 円未満 (33.3%) が最も多く 次が 12~ 円未満と 14~15 円未満 ( いずれも 2.8%) となる 独立系 ( 中小 ) は 12 円未満 (42.1%) が最も多く 次が 12 ~ 円未満 (21.1%) となる 資本系 は ~14 円未満 (34.5%) が最も多く 次が 12 円未満と 14~15 円未満 ( ともに 17.2%) となる 派遣スタッフの平均賃金は 資本系 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) の順に高い傾向が見られる 98

21 図表 3-34 派遣スタッフの平均賃金 : 主要な派遣職種が 5 号と一般事務の営業所に限定した場合 (N=24) (N=19) (N=29) 図表 3-35 は派遣スタッフの昇給の有無を示したものである 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 のいずれも 派遣スタッフの昇給を個別に行なっているとする割合が 8 割を超える 資本形態別に見ると 昇給を行なっている割合 ( 昇給の制度 仕組みがある + 昇給制度はないが個別に行っている ) は 独立系 ( 大手中堅 ) (85.7%) 独立系 ( 中小 ) (1%) 資本系 (93.2%) となっており 派遣スタッフの昇給を実施している割合は 独立系 ( 中小 ) 資本系 独立系 ( 大手中堅 ) の順に多い なお 昇給の制度 仕組みがあるとする割合は 資本系 が 独立系 ( 中小 ) よりも多い 図表 3-35 派遣スタッフの昇給 資本系は独立系に比べて昇給を制度化している割合が多い 5. 営業所長の属性と日常の活動図表 3-36 は営業所長の性別を示したものである 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 のいずれも 男性が約 9 割を占める 資本形態による違いは大きくない 図表 3-36 営業所長の性別 99

22 図表 3-37 は営業所長の年齢を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 4~44 歳 (28.6%) が最も多く 次が 35~39 歳 (25.%) となる 独立系 ( 中小 ) は 5~54 歳 ( 26.1%) が最も多く 次が 35~39 歳及び 4~44 歳 ( いずれも 21.7%) となる 資本系 は 6 歳以上 (27.3%) が最も多く 次が 55~59 歳 (25.%) となる 営業所長の年齢は 資本系 独立系 ( 中小 ) 独立系 ( 大手中堅 ) の順に高い傾向が見られる 図表 3-37 営業所長の年齢 図表 3-38 は営業所長の入社形態を示したものである 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 のいずれも中途入社の割合が半数を超える 資本形態別に見ると 中途入社の営業所長の割合は 独立系 ( 中小 ) 資本系 では 9 割弱となるが 独立系 ( 大手中堅 ) では 6 割にとどまり 新卒入社の営業所長も 4 割弱いる 図表 3-38 営業所長の入社形態 独立系 ( 大手中堅 ) には新卒入社の営業所長も一定割合いる 図表 3-39 は営業所長の勤続年数を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 1~15 年未満 (35.7%) が最も多く 5~1 年未満 (25.%) 15~2 年未満 (21.4%) と続く 独立系 ( 中小 ) は 5~1 年未満 (34.8%) が最も多く 次が 1~15 年未満 (3.4%) となる 資本系 は 5 年未満 (36.4%) が最も多く 次が 5~1 年未満 (31.8%) となる 営業所長の勤続年数は 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 の順に長い 1

23 図表 3-39 営業所長の勤続年数 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 年未満 5~1 年未満 1~15 年未満 15~2 年未満 2 年以上無回答 図表 3-4 は営業所長の外勤営業経験年数を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 1~15 年未満 (42.9%) が最も多く 次が 5~1 年未満及び 15~2 年未満 (21.4%) となる 独立系 ( 中小 ) は 1~15 年未満 (43.5%) が最も多く 次が 5~1 年未満 (3.4%) となる 資本系 は 5 年未満 (47.7%) が最も多く 次が 5~1 年未満 (25.%) となる 営業所長の外勤営業経験年数は 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 の順に長い 図表 3-4 営業所長の外勤営業経験年数 図表 3-41 は営業所長のこれまでの実務経験 ( 複数回答 ) を示したものである 資本形態別に回答割合が多いものを見ていくと 独立系 ( 大手中堅 ) は人材派遣業におけるマッチング業務 (82.1%) や人材派遣業における他の営業所 支店での所長業務 (67.9%) 請負事業及び職業紹介事業 ( ともに 75.%) が多く 人材ビジネスに関する実務を幅広く経験している 独立系 ( 中小 ) は人材派遣業におけるマッチング業務 (6.9%) や人材派遣業における他の営業所 支店での所長業務 (52.2%) 人材ビジネス以外のマネジメント経験 (6.9%) 人材ビジネス以外の営業業務 (47.8%) が多く 人材派遣事業と人材ビジネス以外の営業 マネジメントを経験している 資本系 は人材派遣業におけるマッチング業務 (52.3%) を除くと人材ビジネスに関する実務経験は 4 割に満たず 人材ビジネス以外のマネジメント経験 (59.1%) 人材ビジネス以外の営業業務 (47.7%) といった人材ビジネス以外の経験を積んでいる割合が多い 11

24 図表 3-41 営業所長の実務経験 ( 複数回答 ) 人材派遣業におけるマッチング業務 人材派遣業における他の営業所 支店での所長業務 請負事業 職業紹介事業 人材ビジネス以外の営業業務 独立系 ( 大手中堅 ) 人材ビジネス以外のマネジメント経験 ( 部長 課長 店長など ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 図表 3-42 は営業所長の 1 週間の労働時間のうち多くを占めるもの ( 複数回答 3 つまで ) を示したものである 資本形態別に回答割合が多いものを見ていくと 独立系 ( 大手中堅 ) は 派遣先への営業訪問及び営業所の事務処理 ( ともに 74.1%) が最も多く 次が外勤営業担当者に同行しての訪問 (35.7%) となる 独立系 ( 中小 ) は派遣先への営業訪問 (78.3%) が最も多く 営業所の事務処理 (47.8%) 営業所 支店の営業戦略の策定 (34.8%) が続く 資本系 は 営業所の事務処理 (56.8%) が最も多く 派遣先への営業訪問 (5.%) 外勤営業担当者に同行しての訪問及び本社との打合せ 調整 交渉 ( ともに 34.1%) が続く 営業所長の日常の活動は 資本形態によらず派遣先への営業訪問と営業所の事務処理が中心となっており 更に 独立系 ( 大手中堅 ) では同行営業に 独立系 ( 中小 ) では営業戦略の策定に 資本系 では同行営業と本社との打合せ 調整に時間を割いている 図表 3-42 営業所長の 1 週間の労働時間のうち多くを占めるもの ( 複数回答 3 つまで ) 派遣先への営業訪問外勤営業担当者に同行しての訪問営業所の事務処理営業所内の会議営業所員に対する研修営業所員との面談営業所 支店の営業戦略の策定派遣先のクレーム処理派遣スタッフのクレーム処理本社との打合せ 調整 交渉その他無回答 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 6. 営業所の組織体制と課題図表 3-43 は営業所内の外勤営業担当者の人数を示したものである 資本形態別に見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は 5 名未満 (39.3%) が最も多く 5~9 名 ( 35.7%) 1~19 名 ( 21.4%) が続く 独立系 ( 中小 ) は 5~9 名 (43.5%) が最も多く 次が 5 名未満 (39.1%) となる 資本系 は 5 名未満 (52.3%) が最も多く 次が 5~9 名 (25.%) となる いずれ 12

25 も 1 名未満の割合が 8 割程度を占めているが 独立系 ( 大手中堅 ) は 1~19 名の割合が多く 他に比べて外勤営業担当者の人数が多い傾向が見られる 図表 3-43 営業所内の外勤営業担当者の人数 独立系 ( 大手中堅 ) は他に比べて外勤営業担当者の人数が多い 図表 3-44 は外勤営業担当者の業務範囲 ( 複数回答 ) を示したものである 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 のいずれも 派遣スタッフのフォローも通常業務として担当しているとする割合が 1% であり 外勤営業担当者の業務範囲には通常スタッフフォローが含まれている マッチング業務も通常業務として担当しているとする割合は 独立系 ( 中小 ) (82.6%) 独立系 ( 大手中堅 ) (75.%) 資本系 (61.4%) であり いずれも半数以上となっているが 派遣スタッフの登録も通常業務として担当している割合は 独立系 ( 中小 ) (69.6%) 資本系 (52.3%) 独立系 ( 大手中堅 ) ( 42.9%) となる 図表 3-44 外勤営業担当者の業務範囲 ( 複数回答 ) 図表 3-45 には外勤営業担当者の業務の組み合わせを示した 独立系 ( 大手中堅 ) は 営業 + フォロー + マッチング + 登録 (42.9%) が最も多く 次が 営業 + フォロー + マッチング (32.1%) となる 資本系 は 営業 + フォロー + マッチング + 登録 (43.2%) が最も多く 次が 営業 + フォロー ( 29.5%) となる 独立系 ( 中小 ) は 営業 + フォロー + マッチング + 登録 (65.2%) が最も多い なお 図表 3-29 のとおり 外勤営業担当者を営業だけに専念させている割合や 新規開拓と既存取引先の営業担当者を明確に区分している割合は 1 割弱にとどまる

26 図表 3-45 外勤営業担当者の業務範囲 : 業務の組合せ 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 営業 + フォロー + マッチング + 登録 営業 + フォロー + 登録 営業 + フォロー + マッチング 営業 + フォロー 図表 3-46 は営業所の業務をサポートする専門部署の有無 ( 複数回答 ) を示したものである 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 のいずれも 派遣スタッフの給与計算や保険手続きなどを担当する専門部署がある割合は半数を超えている 派遣スタッフの募集 登録を担当する専門部署やマッチングを担当する専門部署がある割合は半数に満たない 給与計算や保険手続きを担当する専門部署 マッチングを担当する専門部署 スタッフの募集 登録を担当する専門部署のいずれも 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 の順に設置している割合が多い 独立系 ( 中小 ) と 資本系 では 専門部署は設置されていないとする割合が 4 分の 1 を占める 図表 3-46 営業所の業務をサポートする専門部署 ( 複数回答 ) マッチングを担当する専門部署 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 派遣スタッフの募集 登録を担当する専門部署 資本系 就労中の派遣スタッフのフォローを担当する専門部署 取引のある派遣先企業のフォローを担当する専門部署 派遣スタッフの給与計算や保険手続きなどを担当する専門部署 専門部署はない 図表 3-47 は営業所で行っている取り組み ( 複数回答 ) を示したものである 資本形態別に回答割合の多いものを見ると 独立系 ( 大手中堅 ) は営業方針の策定 (82.1%) 戦略や業績に関する情報共有 (89.3%) 派遣業界の市況に関する情報共有 (78.6%) トラブル対応等に関する事例勉強会 (71.4%) 営業担当者に対する日常的指導育成 (92.9%) 営業担当者に対する目標管理や評価 (96.4%) 営業担当者との個人面談 (89.3%) 日報やメールによる進捗管理の徹底 (71.4%) 営業所員との懇親会や交流会の実施 (6%) の割合が多く 営業方針の策定や営業担当者の育成 管理に関する取り組みを実施している割合が他に比べて多い 独立系 ( 中小 ) も営業方針の策定や情報共有 営業担当者の育成 管理に関する取り組みを実施している割合が多いが その割合は 独立系 ( 大手中堅 ) よりも少ない 資本系 も営業戦略の策定や情報共有 営業担当者の育成 管理に関する取り組みを実施しているが その割合は三類型で最も少ない 資本系 は 独立系 に比べて 事務業務マニュアルの整備 (47.7%) や営業業務マニュアルの整備 (36.4%) 14

27 に取り組んでいる割合が多い 図表 3-47 営業所で行っている取り組み ( 複数回答 ) 営業方針の策定貴社の戦略や業績に関する情報共有派遣業界の市況に関する情報共有トラブル対応等に関する事例勉強会営業担当者に対する日常的指導育成営業担当者に対する定期的教育訓練営業担当者に対する目標管理や評価営業担当者との個人面談日報やメールによる進捗管理の徹底営業所員との懇親会や交流会の実施営業担当派遣先の定期的な変更営業担当者の配置転換営業業務のマニュアルの整備事務業務のマニュアルの整備その他 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 図表 3-48 は営業所運営上の問題点や課題 ( 複数回答 ) を示したものである 資本形態別に回答割合の多いものを見ていくと 独立系 ( 大手中堅 ) は営業担当者が一人前になるまでに時間がかかる (5%) が最も多く 次に営業ノウハウが蓄積 伝承しにくい (46.4%) 一部の営業担当者に過度に仕事が集中している (32.1%) となる 独立系 ( 中小 ) は営業ノウハウが蓄積 伝承しにくい (52.2%) が最も多く 次に営業担当者が一人前になるまでに時間がかかる (39.1%) 一部の営業担当者に過度に仕事が集中している (34.8%) となる 資本系 は取引先のニーズに対応できていない (47.7%) が最も多く 次に営業ノウハウが蓄積 伝承しにくい (43.2%) となる 営業ノウハウの蓄積と伝承は資本形態によらず営業所運営上の共通の課題となっており 更に 独立系 ( 大手中堅 ) では営業所員の仕事管理や早期の人材育成 戦力化が 資本系 では取引先ニーズへの対応が課題となっている 図表 3-48 営業所運営上の問題点や課題 ( 複数回答 ) 営業ノウハウが蓄積 伝承しにくい営業担当者が一人前になるまでに時間がかかる一部の営業担当者に過度に仕事が集中している営業担当者の残業時間が長い営業担当者のモチベーションが低い取引先のニーズに対応できていない営業担当者が定着しない営業所内のトラブルが多い派遣スタッフが派遣先に定着しない派遣スタッフが貴社に定着しない派遣先からの苦情が多い派遣スタッフからの苦情が多いその他課題や問題点はない 独立系 ( 大手中堅 ) 独立系 ( 中小 ) 資本系 15

28 7. 小活 本節では独立系と資本系という派遣会社の資本形態に注目して 事務系派遣事業を営む営業所の運営と課題の実態を比較検討した 直近決算期における会社全体の売上高の分布を踏まえて 1 独立系 ( 大手中堅 : 売上高 2 億円以上 ) 2 独立系 ( 中小 : 売上高 2 億円未満 ) 3 資本系の三つに類型化して事業展開や派遣先への営業戦略 派遣スタッフの雇用管理 営業所長の属性と日常の活動 営業所の組織体制と課題を比較した それぞれの類型の特徴を以下にまとめる (1) 独立系 ( 大手中堅 ): 1 事業内容に関しては 一般派遣事業と紹介予定派遣事業 請負事業の 3 事業を展開する営業所が 6 割を占めており 人材サービス事業を多角化している営業所が他に比べて多い 派遣先の企業数が 1 社以上であるとする営業所が半数を超えており 他に比べて取引先の企業数が多い また製造業と情報通信業を中心に幅広い業種の企業を顧客としている 主要な派遣職種の組み合わせが 5 号事務用機器操作及び自由化業務 ( 一般事務 ) であるとする営業所が 8 割程度あり この 2 職種を中心に派遣サービスを展開している 2 派遣先への営業戦略では 新規顧客の開拓と既存派遣先との取引の拡大を重視している また 派遣以外の事業への多角化と付加価値の高い派遣サービスの提供を重視する営業所の割合が他よりも多い 派遣料金のマージン率が高い営業所が多く含まれており 派遣先に対して派遣料金の改訂交渉を実施している営業所が 9 割を超えており他に比べて多い 3 派遣スタッフの雇用管理では 派遣スタッフが希望する内容の仕事への配置 派遣タッフの継続就労 雇用の安定化 質の高い派遣スタッフの登録 派遣先への定着を重視している また 他の派遣会社よりも高い賃金の設定 派遣スタッフのキャリア形成に関する面談 カウンセリングの充実を重視する営業所の割合が他よりも多い 派遣スタッフの中で最も多い雇用契約期間は 3 ヶ月であるとする営業所が 8 割を占めている 派遣スタッフの平均賃金は独立系 ( 中小 ) より高いが 資本系より低い 昇給を実施している営業所が 8 割超あるが その割合は他よりも低い 4 営業所長は中途入社が半数を超えるものの 新卒入社も 4 割弱いる 年齢層は 3 歳代後半から 4 歳代前半が中心であり 人材派遣業に加えて請負事業や職業紹介事業などの人材ビジネスの実務を経験している割合が多い 営業所長の日常の活動は 本人による営業訪問や外勤営業担当者との同行営業 営業所の事務処理が中心となっている 5 営業所の組織体制として 外勤営業担当者に営業業務とスタッフフォロー業務 マッチング業務 登録業務を全て担当させる営業所が 4 割あり 営業業務とスタッフフォロー業務 マッチング業務の 3 つを担当させる営業所が 3 割を占める 派遣スタッフの募集 登録やマッチングを担当する専門部署を設置している割合が他に比べて多い また 営業方針の策定や戦略 市況に関する情報共有 営業担当者の育成 評価 管理に積極的に取り組んでおり その割合は他に比べて多い 6 営業所運営上の課題としては 営業ノウハウの蓄積 伝承 営業担当者の育成 営業担当者の業務の適正配分をあげる営業所の割合が多い (2) 資本系 : 1 事業内容に関しては 一般派遣事業と紹介予定派遣事業の 2 事業を展開する営業所が 5 割弱あり 一般派遣事業と紹介予定派遣事業 請負事業の 3 事業を展開する営業所は 3 割にとどまる 派遣先の企業数が 5 社未満となる営業所が 9 割弱あり 他に比べて取引先の企業数は少ない 派遣先の業種は製造業が 4 割弱を占める 主要な派遣職種の組み合わせが 5 号事務用機器操作と自由化業務 ( 一般事務 ) であるとする営業所は 5 割超と他に比 16

29 べてやや少なく これ以外の職種を中心に派遣する営業所も一定割合ある 2 派遣先への営業戦略では 新規顧客の開拓と既存派遣先との取引の拡大を重視している 親会社やグループ企業への派遣を重視する営業所は他に比べて多いが その割合は 2 割にとどまる 独立系 ( 大手中堅 ) 同様 派遣料金のマージン率が高い営業所が多く含まれているが 派遣先に対して派遣料金の改訂交渉を実施している営業所は 8 割超であり他よりも少ない 3 派遣スタッフの雇用管理では 派遣スタッフが希望する内容の仕事への配置 派遣先への定着 質の高い派遣スタッフの登録を重視している また 派遣スタッフの技能水準に応じた配置 派遣スタッフの登録者数の拡大を重視する割合が他よりも多い 派遣スタッフの中で最も多い雇用契約期間は 3 ヶ月であるとする営業所が半数を占めるが 6 ヶ月であるとする営業所も 3 割ある 派遣スタッフの平均賃金は他に比べて高く 昇給を実施している営業所が 9 割ある 4 営業所長は中途入社が 9 割を占め 年齢層は 55~6 歳未満及び 6 歳以上が中心であり 人材ビジネス以外の営業業務 マネジメントを経験している割合が多い 営業所長の日常の活動は 派遣先への営業訪問と営業所の事務処理に加えて 本社との打合せや調整が中心となっている 5 営業所の組織体制として 外勤営業担当者に営業業務とスタッフフォロー業務 マッチング業務 登録業務を全て担当させる営業所が 4 割ある一方で 営業業務とスタッフフォロー業務に限定している営業所が 3 割ある 営業所の業務をサポートする専門部署を設置している割合は少ない また 営業方針の策定や情報共有 営業担当者の育成に取り組んでいるが その割合は他に比べて少ない 営業業務や事務業務のマニュアル整備に取り組んでいる割合が他よりも多い 6 営業所運営上の課題としては 取引先ニーズへの対応と営業ノウハウの蓄積 伝承をあげる営業所が多い (3) 独立系 ( 中小 ): 1 事業内容に関しては 一般派遣事業と紹介予定派遣事業 請負事業の 3 事業を展開する営業所が最も多いが その割合は 3 割程度であり それ以外の組み合わせで事業を展開する営業所が半数以上となる また 他に比べて特定派遣事業を営む営業所の割合が多く 紹介予定派遣事業を営む営業所の割合が少ない 製造業と情報通信業を中心に幅広い業種の企業と取引しているが 派遣先の企業数が 5 社未満となる営業所は 8 割弱あり 他に比べて取引先の企業数は少ない 主要な派遣職種の組み合わせが 5 号事務用機器操作と自由化業務 ( 一般事務 ) であるとする営業所が 7 割あり この 2 職種を中心に派遣サービスを展開している 2 派遣先への営業戦略では 新規顧客の開拓と既存派遣先との取引の拡大を重視している 派遣料金のマージン率は他に比べて低く 派遣先に対して派遣料金の改訂交渉を実施している営業所は 8 割超である 3 派遣スタッフの雇用管理では 派遣スタッフが希望する内容の仕事への配置 派遣スタッフの相談体制 苦情受付処理体制の整備 派遣スタッフの雇用の安定化を重視している また 無料の教育訓練の充実と長期間働ける派遣先の確保を重視する営業所の割合が他に比べて多い 派遣スタッフの中で最も多い雇用契約期間は 3 ヶ月であるとする営業所が半数を超える 派遣スタッフの平均賃金は他よりも低いが 派遣スタッフの昇給を実施している営業所の割合は他に比べて多い 4 営業所長は中途入社が多く 年齢は 5~55 歳未満及び 3 歳代後半から 4 歳代前半が中心であり 人材派遣業と人材ビジネス以外の営業業務 マネジメントを経験している割合が多い 日常の活動は 本人による訪問営業や営業所の事務処理 営業戦略の策定が中心となっている 5 営業所の組織体制として 外勤営業担当者に営業業務とスタッフフォロー業務 マッ 17

30 チング業務 登録業務を全て担当させる営業所が 6 割超あり 外勤営業担当者の業務範囲は他よりも広い 6 営業所運営上の課題としては 営業ノウハウの蓄積と伝承をあげる営業所が多い 18

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