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1 4 介護 福祉労働者の運動器障害及びメンタルヘルスの関連要因 小規模事業所の介護 福祉労働者のための簡易チェックリストの開発 研究者 ( 代表者 ) 冨岡公子 奈良県立医科大学地域健康医学教室助教産業医 共同研究者 柏木雄次郎 大阪府立成人病センター心療 緩和科主任部長産業医 延原健二 延原メンタルヘルスコンサルタント事務所所長産業医 栄健一郎 適寿リハビリテーション病院リハビリテーション部科長 上杉裕子 神戸大学大学院保健学研究科助教 花家 薫 大阪教育大学大学院大学院生 -59-

2 平成 年度産業医学調査研究助成報告書 調査研究の課題名 調査研究の期間 平成 22 年 4 月 1 日 ~ 平成 24 年 3 月 31 日 申請者 冨岡公子 奈良県立医科大学地域健康医学教室助教産業医 共同研究者柏木雄次郎延原健二栄健一郎上杉裕子花家薫 大阪府立成人病センター心療 緩和科主任部長産業医延原メンタルヘルスコンサルタント事務所所長産業医適寿リハビリテーション病院リハビリテーション部科長神戸大学大学院保健学研究科助教大阪教育大学大学院大学院生 介護 福祉労働者の運動器障害及びメンタルヘルスの関連要因 - 小規模事業所の介護 福祉労働者のための簡易チェックリストの開発

3 要旨 本研究の目的は 小規模事業所の介護 福祉労働者の安全衛生管理体制の整備に役立つ簡易チェックリストを開発することである 介護 福祉労働者は A 社会福祉法人に勤務する職員 640 名 コントロール群は女性自治体職員 673 名を解析対象とし アンケート調査と健康診断 ( 介護 福祉労働者のみ ) を実施した 簡易チェックリストの質問項目の検討には ロジスティック回帰分析を用いた 運動器障害に関する質問項目は Nordic Musculoskeletal Questionnaire から職業性ストレスと有意な関連を認めた過去 12 ヶ月の痛み経験日数 ( 腰部および上肢の 2 項目 ) 腰痛特異的 QOL 尺度から健康診断の結果と有意な関連を認めた 2 項目 上肢障害評価表 (Quick DASH) から健康診断の結果と有意な関連を認めた 1 項目に加えて 労働者と管理職との意見交換会の指摘を受けて過去 12 ヶ月の治療歴の計 6 項目とした メンタルヘルスに関する質問項目は うつ症状と有意な関連を認めた労働時間 1 項目と職業性ストレス 3 項目 そしてワーク エンゲイジメントと有意な関連を認めた抑うつ尺度 2 項目の計 6 項目とした さらに女性職員に限定した月経に関する質問を 2 項目加え 本研究で開発した簡易チェックリストの質問項目数は 14 となった 簡易チェックリストにて運動器障害あり またはうつ症状ありと判定するカットオフ値を Receiver Operating Characteristic 解析にて検討した結果 腰痛 (5 点満点 ) は 3 点 上肢障害 (4 点満点 ) は 2 点 うつ症状 (14 点満点 ) は 8 点となった 介護 福祉労働者 185 名を対象に この簡易チェックリストに回答してもらった結果 所要時間は 5 分程度で 回答者の負担も少なく 多忙な介護 福祉現場でも実施可能なチェックリストであることが示唆された さらに本研究では 腰痛 上肢痛 うつ症状およびワーク エンゲイジメントをアウトカムとして 理論的なモデルに基づいた職業性ストレスと労働環境を評価して 介護 福祉労働者の運動器障害およびメンタルヘルスの関連要因を多重ロジスティック回帰分析によって解析した結果 運動器障害については 腰痛対策には 仕事の要求度 仕事のコントロールモデルに基づいた仕事のストレイン対策が 上肢障害対策には 努力報酬不均衡モデルに基づいた努力報酬不均衡を是正する対策 職場の組織公正性に基づいた公正性を高める対策 および職場の暴力被害への対策が有効であることが示唆された メンタルヘルスについては うつ症状対策には 3 つの職業性ストレスモデルに基づく職業性ストレス対策に加えて 家族支援と労働時間対策が ワーク エンゲイジメント対策には 努力報酬不均衡モデルに基づいた努力報酬不均衡を是正する対策 職場の組織公正性に基づいた公正性を高める対策 家族支援に加えて上司支援を高める対策が有効であることが示唆された 今後の課題として 他の事業所において健康診断の判定結果をゴールドスタンダードとして本研究で開発した簡易チェックリストの妥当性と有効性を検証すること 介 -62-

4 護 福祉労働者の離職問題対策に役立つ知見の集積のため 退職イベントをアウトカムとした追跡研究を行うこと 少数派である男性介護 福祉労働者についても他職種の男性労働者と比較を行い 男性介護 福祉労働者の労働負担やメンタルヘルスを調査 検討すること そして介護 福祉現場の暴力被害を把握する簡易チェックリストを開発することである ( 要旨の字数 :1449 字 ) -63-

5 本文 緒言我が国は 高齢化が急速に進展している こうした超高齢社会を迎え 介護 福祉労働者の役割に対する期待は大きく 社会的関心も高まっている しかし 介護 福祉労働者は 年間退職者割合が高いこと 1) や 外国人労働者の受け入れが決まるなど 就労継続の困難性が指摘されており 高齢 障害者の安全やサービスの質の点からも社会的問題になっている 介護 福祉労働者は 抱きかかえなど筋骨格系への負担が大きい作業や 中腰や捻りなどの不自然な作業姿勢が多く 2) 1970 年代から上肢障害や腰痛などの作業関連性運動器障害の多発が指摘されている 3-5) しかし 近年も介護 福祉労働者の運動器障害の問題は改善されていない 6) 医療 看護 教育と同様にヒューマンサービスである介護 福祉労働は 人間関係に起因するストレスの大きい作業であり 7, 8) 労働者のメンタルヘルスへ悪影響を及ぼしている可能性が高いが 介護 福祉労働者のメンタルヘルス研究は少ない さらに 腰痛の多発職種である介護 福祉労働者は 腰痛特殊健康診断の対象であるが 実施率は 10% 程度であると報告されている 9) 一般に 健康管理体制は大企業ほど充実し 規模が小さくなるほど未実施であるので 介護 福祉労働者の中でも小規模事業所に所属する者は 不十分な健康管理体制下におかれている可能性が高い 今回の調査研究の目的は 介護 福祉労働者で多発または問題が指摘されている運動器障害およびメンタルヘルスに焦点をあてた調査研究を行い 小規模事業所の介護 福祉労働者が健康に働き続けることができる安全衛生管理体制の整備に役立つ簡易チェックリストを開発し 小規模事業所の介護 福祉労働者の健康確保に資することである 対象と方法対象介護 福祉労働者は A 社会福祉法人に勤務する全職員 683 名が対象である A 社会福祉法人は約 20 の介護 福祉施設を運営しており その中で従業員が 50 人以上で嘱託産業医が置かれているのは 3 施設のみである 介護 福祉労働者は女性が多数を占める職種であるので コントロール群は女性自治体職員とした コントロール群は 女性介護 福祉労働者のメンタルヘルスが一般女性労働者と比べて悪いのかどうかを そして女性労働者の月経困難症の関連要因を検討するために設定した 方法本調査はアンケート調査と健康診断からなる -64-

6 アンケート調査は介護 福祉労働者とコントロール群に実施した アンケート調査票は各事業所の責任者に一括して郵送し 責任者がアンケート調査票の配布を行った アンケート調査票の回収は 密封状態で責任者に提出または返信用封筒にて郵送とした アンケート調査票 ( 全員共通 ) は 基本属性 ( 性 年齢 体格 教育歴など ) 労働要因 ( 経験年数 労働時間 夜勤 交代制勤務の有無 休日の取得状況など ) 個人要因 ( 生活習慣 育児 介護を含めた家庭生活 病歴など ) うつ症状 職業性ストレスおよびワーク エンゲージメントに関する質問から構成した 介護 福祉労働者のみ 作業関連性運動器障害に関する質問を追加した また女性労働者のみ月経困難症に関する質問を実施した 原則として予め用意した選択肢の中から回答を求める形式とした 健康診断は 介護 福祉労働者に実施した 職場における腰痛予防対策指針 ( 第 547 号通達 1994 年 ) および日本産業衛生学頸肩腕障害委員会の診断基準に基づいた頸肩腕障害 腰痛特殊健康診断 ( 以下 検診 ) を行った 診断基準に基づいた判定の概略は A: 異常なし B1: 軽度疲労状態 B2: 蓄積疲労状態 B3: 要医学管理 C: 要休業となる 本研究では検診で B2 以上と判定された者を運動器障害ありと定義して 簡易チェックリスト開発の根拠とした 簡易チェックリストの開発にあたって A 社会福祉法人の介護 福祉労働者および管理職とチェックリスト項目の内容に関する意見交換会を開いて 質問項目を決定した そして 有志の介護 福祉労働者 185 名を対象に 本チェックリストに回答してもらい 回答に要した時間 (5 分以内 5-10 分 10 分以上 ) 回答のし易さ( とても答えやすい どちらかと言えば答えやすい どちらかと言えば答えにくい とても答えにくい ) を尋ねた アンケート調査項目 1 メンタルヘルスに関する質問うつ症状については The Center for Epidemiologic Studies Depression Scale (CES-D) 日本語版 仕事のやりがい ( ワーク エンゲージメント ) について Utrecht Work Engagement Scale(UWES) 日本語版を用いた CES-D 10) は米国の国立精神保健研究所で一般集団における研究用自己申告抑うつ尺度として開発された 日本では 島らによって日本語に翻訳され CES-D 日本語版は多くの研究で使用されている 11) CES-D は 20 項目の質問があり 各質問は全くないが 0 点 いつもあるが 3 点とする 4 ポイントの Likert scale から構成されている 合計得点は 0 から 60 点の範囲をとる 得点が高いほど抑うつ傾向が高いことを示す 抑うつ症状のスクリーニングとしてのカットオフ値は 16 点とされている CES-D 16 をうつ症状ありと定義した 近年 労働者の仕事に対する Positive な評価が注目されるようになり Schaufeli がバーンアウトとの対概念であるワーク エンゲージメント 12) を提唱し 日本においても研 -65-

7 究が始められている ワーク ケンゲイジメントとは 1. 仕事に誇り ( やりがい ) を感じ (Dedication) 2. 熱心に取り組み (Absorption) 3. 仕事から活力を得て活き活きしている (Vigor) の 3 つの構成概念から成り立っている Schaufeli らによって開発された Utrecht Work Engagement Scale (UWES) 12) の日本語版は島津らによって翻訳され その妥当性が報告されている 13) UWES はスコアが高いほどワーク ケンゲイジメントが高いと評価される 本調査では UWES スコア下位 3 分位をワーク ケンゲイジメントが低いと定義した 2 職業性ストレスに関する質問職業性ストレス研究分野で最も成功し注目されており わが国で使用可能な 仕事の要求度 -コントロール(Job demands-control model; JDC) モデル 努力 - 報酬不均衡 (Effort-Reward Imbalance model; ERI) モデルおよび職場の組織公正性尺度の 3 つの質問票を用いて 職業性ストレスを多角的な観点から詳細に検討した JDC は Karasek が提唱した仕事の要求度 -コントロールモデルに基づいた職業関連ストレスを評価するための質問票 14) であり 日本語版は川上ら 15) によって翻訳され その信頼性と妥当性が検証されている 仕事の要求度は 5 項目 仕事のコントロールは技術の幅と意志決定の範囲を測定する 9 項目の尺度である 仕事の要求度 仕事のコントロール得点比 ( 以下 D/C 比 ) は仕事のストレイン指数の指標のひとつとされている D/C 比の上位 3 分位を JDC 高危険 下 中位 3 分位を JDC 危険なしと定義した 一方 ERI モデルは Siegrist らによって開発された職業性ストレス評価のための質問票 16) で 仕事に費やす努力に見合う報酬が得られない状況をストレスが強いと定義している 日本語版は堤ら 17) によって翻訳され その信頼性と因子妥当性が報告されている オリジナル版は 17 項目の質問があり 努力 (6 項目 ) と報酬 (11 項目 ) からなり 努力 報酬得点比 ( 以下 E/R 比 ) が努力報酬不均衡の指標のひとつとされる 本調査では ERI モデルの短縮版 (10 項目 ) を用いて E/R 比上位 3 分位を ERI 高危険 下 中位 3 分位を ERI 危険なしと定義した JDC モデルと ERI モデルに次ぐ新たな第 3 の職業性ストレスモデルとして職場の組織公正性 18) が注目されている 組織公正性は 手続き的公正と対人的公正からなる 手続き的公正とは 組織における意思決定のプロセスや手続きに関する公正性のことで 例を挙げると 正確な情報に基づいて意思決定がなされている 意思決定によって影響を受ける全ての人たちの考えが 思決定をする前に聞かれている である 一方 対人的公正とは 上司から部下への接し方に関する公正性のことで 例を挙げると 上司は私たちの従業員としての権利に理解を示してくれる 上司は意思決定やその影響について タイミングよく情報を提供してくれる である 日本語版は井上らによって翻訳され その信頼性と妥当性が報告されている 19) スコアが高いほど公正性が保たれていると評価される 本調査では 手続き的公正と対人的公正の総合得点を組織公正性スコアとし 組織公正性スコア下位 3 分位を公正性が低い 上 中位 3 分位を公正性が高 -66-

8 いと定義した 3 職場の暴力被害に関する質問 ILO/ICN/WHO/PSI( 日本語版 : 日本看護協会 ) の 保健医療分野における職場の暴力の定義 20) を用いて 過去 1 年間に身体的 精神的暴力被害を受けた者を職場の暴力被害ありとした 4 月経困難症に関する質問 ( 女性限定 ) Biberoglu の Verbal rating scale (VRS) を用いた VRS は月経困難症による仕事への影響を段階的かつ具体的に示した指標である 海外では女性労働者の月経困難症に関する研究だけでなく 子宮内膜症患者における薬物治療の効果を評価する研究でも使用されている 本調査では VRS が中程度および重度の者を月経困難症ありと定義した 5 作業関連性運動器障害に関する質問 ( 介護 福祉労働者限定 ) 腰痛特異的 QOL 尺度 (Roland-Morris Disability Questionnaire, RDQ) と上肢障害評価表 ( 以下 Quick DASH) に加えて Nordic Musculoskeletal Questionnaire( 以下 NMQ) の修正版を用いた RDQ は 1983 年に Roland と Morris によって開発された調査票で 腰痛を原因とする日常生活の障害を患者自身が評価する尺度である 21) 立つ 歩く 座る 服を着る 仕事をする など 24 項目の日常生活行動が腰痛のために障害されるか否かを はい か いいえ で選択させ はい の場合に 1 点 いいえ の場合に 0 点を与える したがって 得点は 0 点から 24 点の間に分布し 高得点ほど日常生活の障害の度合いが高いことを示す RDQ 日本語版の妥当性と信頼性は検証されている 22) 一方 Quick DASH 23) は DASH(Disabilities of the Arm, Shoulder and Hand) 24) の短縮版として開発され 上肢の症状や能力を自己評価させる患者立脚型の評価法である 上肢の機能障害と症状 に関する項目 ( 計 11 の質問 ) と 上肢の能力低下が スポーツ 芸術活動 および 仕事 に与える影響についての項目 ( 各 4 つの質問 ) から構成されている 各質問は選択肢に応じて 1~5 点が割り当てられているが 項目ごとにその平均値から 1 を引き 25 を掛けて 100 点満点に換算する したがって 点数は 0 点から 100 点の間に分布することになり 高得点ほど障害が大きいことを意味する 日本語版は今枝らによって翻訳され その信頼性と妥当性は検証されている 25) 本研究では Quick DASH のうち 上肢の能力低下が日常生活の QOL に及ぼす影響を評価している 上肢の機能障害と症状 に関する項目を解析対象とし 上記の方法で求めた 100 点満点の点数を Quick DASH スコアとして解析に用いた NMQ は Kuorinka らによって開発された作業関連性運動器障害を評価するための質問票 26) で 世界中で翻訳され使用されている 27-29) NMQ の質問内容は 過去 7 日間と過去 12 ヶ月間の各運動器の不調と それによる仕事や余暇活動への影響 受診状況等からなる 今回は NMQ の修正版 (NMQ 修正版 ) を作成し 腰部と上肢に係る部分のみを使用した -67-

9 6 社会的支援社会的支援はストレスに対する緩衝機構として機能することによって健康に間接的な作用を持つと概念化されている 30) すなわち ストレスフルな状況の中では 社会的支援は ストレスと適応の間の関係をとりなすため 質の高い支援を受ける人は 十分な支援を受けない人と比べ ストレスによるネガティブな影響を受けないで済むというモデルである 労働者は上司 同僚 家族 友人から社会的支援を受けると考えられるので 本調査では NIOSH 職業性ストレス調査票 30) による上司 同僚 家族 友人の支援を用いた 本指標はスコアが高いほど支援の質が高いと評価される 本調査ではスコア下位 3 分位を支援が低いと定義した 7 統計解析 2 群間の平均値の差は t 検定 中央値の差は Mann-Whitney 検定 割合の差の検定は Fisher の直接法を用いた 簡易チェックリストの質問項目の検討には ロジスティック回帰分析を用いた 運動器障害に関する質問項目の検討は 健康健診で B2 以上と判定されたものをアウトカムとした 腰痛特異的 QOL 尺度 (RDQ) の 24 項目または上肢障害評価表 (Quick DASH) の 11 項目を説明変数として投入し ステップワイズ法 ( 投入 p<0.05, 除去 p>0.1) により有意な説明変数として残った項目を 簡易チェックリストの運動器障害に関する質問項目とした メンタルヘルスに関する質問項目の検討は CES-D でうつ症状ありと判定されたものをアウトカムとした 職業性ストレス (JDC モデル 14 項目 または ERI モデル 10 項目 または組織公正性 13 項目 ) を説明変数として投入し ステップワイズ法により有意な説明変数として残った各モデルの項目を 再度 同時に説明変数として投入して有意な説明変数として残った項目を 簡易チェックリストの質問項目 ( メンタルヘルスに関連のある職業性ストレス ) とした さらに ワーク エンゲージメントの低下 (UWES スコア下位 3 分位 ) をアウトカムとして CES-D の 20 項目を説明変数として投入し ステップワイズ法により有意な説明変数として残った項目を 簡易チェックリストの質問項目 ( ワーク エンゲージメントの低下に関連している精神的状態 ) とした 簡易チェックリストにて運動器障害あり またはうつ症状ありと判定するカットオフ値は Rceiver Operating Characteristic(ROC) 解析にて検討した ROC 解析とは信号検出理論に基づいた刺激一反応行列をグラフ化したものであり このグラフの測度として感度 特異度および曲線下面積 (Area Under the Curve: AUC) を用いた カットオフ値の決定には Youden index 31 ) を用いた NMQ の修正版の質問項目と検診の判定 (A, B1, B2, B3 以上 ) との関連は Fisher の直接法およびカッパ統計量にて検討した介護 福祉労働者の運動器障害およびメンタルヘルスに影響を及ぼしている職業性ストレスや職業性要因に関する検討は 運動器障害 ( 過去 12 ヶ月の痛み経験 31 日以上 ) うつ症状 (CES-D スコア 16 以上 ) またはワーク エンゲージメントの低下 (UWES ス -68-

10 コア下位 3 分位 ) をアウトカムとして 多重ロジスティック回帰分析を用いて検討した 説明変数は労働時間 (D/C 比 ERI 比 組織公正性 ) 社会的支援 3 項目 ( 上司 同僚 家族 ) および職場の暴力被害とした 調整オッズ比は 性 経験年数 BMI 生活習慣 ( 運動 喫煙 飲酒 ) 婚姻状況 持病の有無 夜勤の有無で調整した 女性労働者に限定して 月経困難症の要因分析のため VRS 中等度以上をアウトカムとして 多重ロジスティック回帰分析を行った 説明変数は基本属性 7 項目 ( 法人 年齢 BMI 学歴 生活習慣 3 項目 ) 労働要因 2 項目 ( 労働時間 夜勤従事 ) 婦人科関連要因 2 項目 ( 子供の数 婦人科疾患の有無 ) 職業性ストレス 3 項目 (D/C 比 ERI 比 組織公正性 ) 社会的支援 3 項目 ( 上司 同僚 家族 ) 職場の暴力被害の計 18 項目とした 変数選択は尤度比による変数増加法とした 統計解析には SPSS 17.0J for Windows を用い 危険率が 0.05 未満の場合に帰無仮説を棄却した 結果アンケート回収率介護 福祉労働者は 2 回の督促後 683 名中 640 名 ( 回答率 93.7%) から回答が得られ 男性 191 名と女性 449 名を解析対象とした コントロール群は 934 名にアンケートを配布し 673 名 ( 回答率 72.1%) から回答が得られた アンケート調査および健康診断女性職員の基本属性 生活習慣および労働要因を表 1 に示す 介護 福祉労働者はコントロール群に比べて 年齢および現職経験年数は有意に少なく 精神疾患の者 長時間労働者 および喫煙者の割合が有意に高かった 女性職員のメンタルヘルスおよび職業性ストレスを表 2 に示す うつ症状あり (CES-D 16) の者は 介護 福祉労働者は 39.4% コントロール群は 35.8% で 両群間に有意差は認められなかった ワーク エンゲイジメントについても UWES スコアに両群間に有意差は認められなかった 職業性ストレスについては 要求度と報酬は コントロール群に比べて介護 福祉労働者が有意に高かったが D/C 比と E/R 比は共に両群間に有意差は認められなかった 職場の組織公正性についても 両群間に有意差はなかった 月経困難症調査の結果を表 3 に示す 閉経を迎えた者は約 3 割で 月経に関する以下の解析からは除外した 月経周期が ほぼ順調 の者は約 6 割であった 月経痛による仕事への影響がない者は約 3 割で 約 7 割は月経時に痛みのため 仕事になんらかの支障を来しており VRS 中等度以上 ( 休憩や休暇が必要なほど仕事へ支障を来している者 ) は約 6 人に 1 人であった 閉経者の割合 月経周期 月経痛による仕事への支障 (Biberoglu による VRS) のすべてにおいて 介護 福祉労働者とコントロール群間に有意差は認められなかった -69-

11 介護 福祉労働者の運動器障害に関する質問紙および検診の結果を男女別に 腰痛を表 4 に 上肢障害を表 5 に示す 腰痛に関しては ( 表 4) 過去 1 週間に腰痛があった者は男性 39.7% 女性 47.7% 過去 12 ヶ月間に腰痛があった者 ( 腰痛経験日数が 1 日以上 ) は男性 76.2% 女性 85.9% であった 腰痛経験日数を 8 日以上に限定すると男性 49.7% 女性 55.5% 31 日以上に限定すると男性 26.5% 女性 32.2% であった 過去 12 ヶ月間の腰痛で仕事に影響した日があると回答した者 ( 仕事に影響した日数が 1 日以上 ) は男性 41.3% 女性 43.7% で 仕事に影響した日数が 8 日以上に限定すると男性 15.5% 女性 15.7% であった 過去 12 ヶ月に腰痛治療を受けた者は男性 32.3% 女性 50.1% であった 腰痛関連 QOL については RDQ 得点の中央値は男性 0.0 女性は 1.0 であった 男女差に関しては 過去 1 週間 仕事に影響した日数 現職前に腰痛あり および腰痛関連 QOL には男女間に差はなかったが 過去 12 ヶ月の経験日数および治療の頻度は男性に比べて女性が有意に多かった 検診にて運動器障害あり ( 検診の判定が B2 以上 ) の者は男性 17.4% 女性 29.3% で 男性に比べて女性の方が有意に多かった 上肢障害に関しては ( 表 5) 過去 1 週間に上肢痛があった者は男性 33.3% 女性 52.1% 過去 12 ヶ月間に上肢痛があった者 ( 上肢痛経験日数が 1 日以上 ) は男性 51.3% 女性 72.5% であった 上肢痛経験日数を 8 日以上に限定すると男性 33.3% 女性 54.4% 31 日以上に限定すると男性 20.1% 女性 35.1% であった 過去 12 ヶ月間の上肢痛で仕事に影響した日があると回答した者 ( 仕事に影響した日数が 1 日以上 ) は男性 24.9% 女性 37.6% で 仕事に影響した日数が 8 日以上に限定すると男性 10.5% 女性 18.6% であった 過去 12 ヶ月に上肢痛治療を受けた者は男性 22.8% 女性 46.3% であった 上肢痛関連 QOL については Quick DASH スコアの中央値は男性 2.3 女性は 6.8 であった 男女差に関しては 腰痛よりも性差が顕著であり 質問紙のすべての項目で男女差が認められ 男性に比べて女性の方が上肢障害の訴え率が有意に高く QOL も悪かった 検診にて運動器障害あり (B2 以上 ) と判定された者は男性では 10.9% 女性では 35.5% が該当し 質問紙と同様に検診結果も 男性に比べて女性の方が有意に悪かった NMQ 修正版の質問項目に対する回答と検診の判定結果との関連を表 6 に示す 検診の判定を A B1 B2 B3 以上の 4 カテゴリーに分類して NMQ 修正版の過去 12 ヶ月の痛みの経験日数 (4 カテゴリー ) または仕事に影響した日数 (4 カテゴリー ) との関連を検討した Fisher の直接法にて独立性を検討した結果 男女ともに 腰部と上肢のすべてにおいて有意な関連 (p<0.001) が認められた カッパ統計量にて一致度を検討した結果 カッパ値は 腰痛については 経験日数では男性 0.13 女性 0.14 仕事に影響した日数では男性 0.17 女性 0.18 であった 上肢障害については 男性は B3 以上の者がおらず算出不能であった 女性は経験日数では 0.14 仕事に影響した日数では 0.11 であった 介護 福祉労働者の運動器障害およびメンタルヘルスに影響を及ぼしている職業性 -70-

12 ストレスおよび職業性要因を検討することを目的に 介護 福祉労働者を解析対象にした多重ロジスティック回帰分析の結果を表 7 に示す 運動器障害については NMQ 修正版によって過去 12 ヶ月の痛み経験 31 日以上をアウトカムとした結果 腰痛のリスクに有意な関連を示した項目は 仕事の要求度 コントロールモデルに基づく JDC 高危険 ( 調整 OR:1.6, 95%CI: ) のみであった 一方 上肢障害のリスクに有意な関連を示した項目は 努力 - 報酬不均衡 ( 調整 OR:2.1, 95%CI: ) 職場の公正性が低い (1.8, ) 過去 1 年間に職場の暴力被害あり (1.5, ) の 3 項目であった メンタルヘルスについては うつ症状ありのリスクに有意な関連を示した項目は 3 つの職業性ストレスモデルすべてに加えて 家族支援が低い (1.6, ) と週当たりの労働時間が 45 時間を超える (1.7, ) の 5 項目で有意な関連が認められた ワーク エンゲイジメント低下のリスクに有意な関連を示した項目は 努力 - 報酬不均衡 (2.9, ) 職場の公正性が低い(1.6, ) 家族支援が低い(1.7, ) に加えて 上司支援が低い (1.8, ) で有意な関連が認められた 女性介護 福祉労働者とコントロール群を対象に 閉経者を除外して月経困難症の関連要因について多重ロジスティック回帰分析を用いて検討した結果を表 8 に示す 月経困難症のリスクに有意な関連を示した項目は 努力 - 報酬不均衡 ( 調整 OR:1.7, 95%CI: ) 過去 1 年間に職場の暴力被害あり (1.5, ) 子供数 (2.5, ) 現在の喫煙あり (2.1, ) 婦人科疾患あり (1.8, ) の 5 項目であった 簡易チェックリストの開発以上の統計学的検討結果に加えて 労働者と管理職との意見交換会の指摘を踏まえて作成した 介護 福祉労働者のための簡易チェックリスト を資料 A に示す 質問数は 14 とした 質問項目の選定経緯および根拠を示す Q 1 は労働時間とした その根拠は 表 7 に示したように 週当たり 45 時間を超える労働時間はうつ症状のリスクを有意に高めていたからである Q2-3 は NMQ 修正版に基づいた過去 12 ヶ月の痛み経験日数とした 過去 12 ヶ月の痛み経験日数と検診の判定結果の一致度は表 4-5 に示したように カッパ値は低かったが 多変量解析 ( 表 7) では 過去 12 ヶ月の痛み経験日数 31 日以上は職業性ストレスと有意な関連を認めたため 介護 福祉労働者の運動器障害に重要な質問項目と考えた Q4 は NMQ 修正版に基づいた過去 12 ヶ月の治療歴とした この項目は 労働者と管理職との意見交換会において 特に管理職から 1 年間の治療歴を職場で把握することは有用との指摘を受けたためである また 運動器障害の治療について 労働者に聞き取りを行ったところ 病院 診療所以外での治療が多いとの指摘を受け NMQ の質問文には含まれてない整体 整骨院 鍼灸 カイロプラクティック マッサージを質問文に加えた Q5-7 は 健診で B2 以上と判定されたものをアウトカムとしたロジスティック解析 ( ステップワイズ法 ) にて有意な説明変数として残った 3 項目 -71-

13 である これら 3 項目は 性 年齢を強制投入しても有意な説明変数として採択された したがって 介護 福祉労働者の運動器障害に重要な質問項目と考えた Q8-10 は うつ症状 (CES-D 16) をアウトカムにして 各モデルの質問項目を説明変数 ( ステップワイズ ) としたロジスティック解析にて選ばれた職業性ストレスである Q8-10 に加えて 仕事をやり終えるのに十分な時間が与えられている の計 4 つの項目が有意な説明変数として採択されたが 4 つを同時に投入すると 仕事をやり終えるのに十分な時間が与えられている は採択されなかった したがって この 3 項目とした Q11-12 は ワーク エンゲイジメントが低いと判定されたものをアウトカム CSE-D20 項目を説明変数としてロジスティック解析 ( ステップワイズ法 ) を行った結果 有意な説明変数として残った 2 項目である Q13-14 は女性職員に限定した月経に関する質問である 表 3 に示したように 女性労働者の約 7 割は月経時の痛みによって仕事に支障を来しており 休憩や休暇が必要な者も約 6 人に 1 人であったことや 表 8 に示したように 月経困難症は職場環境 ( 努力 - 報酬不均衡および職場の暴力被害 ) との関連が認められたことから 女性が多数を占める介護 福祉労働者の健康管理に重要な質問項目と考えた 介護 福祉労働者 185 名を対象に この簡易チェックリストに回答してもらった結果 回答時間は 5 分以内であった者が 127 名 (68.6%) とても答えやすい または どちらかと言えば答えやすい と回答した者は 149 名 (80.5%) であった 簡易チェックリストのカットオフ値腰痛に関する質問項目は Q2 Q5 Q6 の計 3 問であり これらの項目の選択番号の合計得点は 5 点満点となる 腰痛健診の判定が A または B1 の者を対照群として B2 以上の腰痛あり群に対する ROC 解析を実施した結果 カットオフ値は 3 点と算出され 感度ならびに特異度はそれぞれ 81.5% 67.6% であった また AUC は 0.81 (95%CI: ) の値が得られた 上肢痛に関する質問項目は Q3 Q7 の計 2 問であり これらの項目の選択番号の合計得点は 4 点満点となる 頸肩腕障害健診の判定が A または B1 の者を対照群として B2 以上の上肢障害あり群に対する ROC 解析を実施した結果 カットオフ値は 2 点と算出され 感度ならびに特異度はそれぞれ 100.0% 91.4% であった また AUC は 0.98 (95%CI: ) の値が得られた メンタルヘルスに関する質問項目は Q1 Q8-12 の計 6 問であり これらの項目の選択番号の合計得点は 14 点満点となる CES-D でうつ症状なしと判定された者を対照群として うつ症状あり群に対する ROC 解析を実施した結果 カットオフ値は 8 点と算出され 感度は 67.8% 特異度は 72.6% AUC は 0.76 (95%CI: ) の値が得られた -72-

14 本研究の対象者の代表性について介護 福祉労働者や看護師などの保健医療福祉労働者は女性が多数を占めている 本調査においても 介護 福祉労働者に占める女性の割合は 70.2% であった この割合は 事業所 企業統計調査 32) における 保健衛生業の従業者数 559 万人のうち 女性の割合は 74.4% と同程度である 運動器障害の訴え率に関しては 用いた質問票が異なるので厳密な比較は困難であるが 介護労働者 258 名中 ( うち女性は 72.4%) 最近 1 ヶ月腰痛あり ( いつもまたは時々 ) は 81.6% 上肢痛あり( いつもまたは時々 ) 6) は 62.3% と報告されており 本調査結果は先行研究の報告と同程度と考えられる 以上から 本研究の対象者は 介護 福祉労働者の代表性を有している集団と考えた 女性労働者を対象にした比較 検討について女性労働者を対象に メンタルヘルス 職業性ストレスおよび月経困難症に関して 介護 福祉労働者とコントロール群との比較を行ったが うつ症状ありの割合を含め 考察簡易チェックリストの有効性について本研究では 運動器障害およびメンタルヘルスに焦点をあてた調査を行い 小規模事業所の介護 福祉労働者が健康に働き続けることができる安全衛生管理体制の整備に役立つ簡易チェックリストを開発したいと考えた 介護 福祉労働者は 腰痛特殊健康診断の対象であり 事業主は特殊健康診断にて運動器障害を把握 管理する必要があるが 実施率は該当事業所のおおよそ 1 割程度と低い 9) 腰痛特殊健康診断の実施率が低い理由については その実施が努力義務である ( 法的義務ではない ) ため 腰痛特殊健康診断そのものが周知されていない 6) などが指摘されている 我々の経験でも 事業主から 検診の実施には費用がかかること 腰痛特殊健康診断を実施してくれる健診機関が少ないことなども 腰痛特殊健康診断の未実施の要因と指摘されていた 本研究で開発した簡易チェックリストは 検診の判定結果をゴールドスタンダードとしたことから 腰痛特殊健康診断の代用となり得る可能性がある メンタルヘルスおよび職業性ストレスに関しても 信頼性 妥当性のある質問票を用いたことから 介護 福祉労働者のメンタルヘルスに有用な知見を盛り込むことが出来たと考えている また 本研究で開発した簡易チェックリストは 質問項目数は 14 からなり 所要時間も 5 分程度で 回答者の負担が少なく 多忙な介護 福祉現場でも実現可能なチェックリストであると思われる さらに 検診のような費用もかからないため 介護 福祉現場での活用は十分期待出来ると考えた 今後さらに 腰痛特殊健康診断を実施している小規模介護 福祉事業所の協力を得て 本研究で開発した簡易チェックリストと検診の判定結果とのクロス集計を行い 簡易チェックリストの妥当性と有効性を再検証したいと考えている -73-

15 て 両群間に有意差は認められなかった この結果に関しては 介護 福祉労働者は 年間退職者割合が高い 1) ことから うつ症状などのメンタル不全者や職業性ストレスが高い者が退職しているため 現在就労中の者では コントロール群と有意差が見られなくなった可能性は否定できない 介護 福祉労働者の離職問題対策に役立つ知見の集積には 退職イベントをアウトカムとした追跡研究が必要である また 少数派である男性介護 福祉労働者も 他職種の男性労働者と比較を行い 男性介護 福祉労働者の労働負担やメンタルヘルスを調査 検討する必要がある 運動器障害について今回と同様の NMQ 修正版を用いた先行研究では 日本の男性運転手で 過去 1 週間に腰痛ありは 21.1% 過去 12 ヶ月間の腰痛に関しては経験日数が 1 日以上は 73.8% 8 日以上は 29.4% 1 ヶ月以上は 10.2% 過去 12 ヶ月間の腰痛で仕事に影響した日が 1 日以上あると回答した者は 32.2% で 仕事に影響した日数が 8 日以上は 5.3% 過去 12 ヶ月に腰痛治療を受けた者は 25.2% と報告されている 33) 女性では 中国の看護師 27) 月経困難症について本研究で用いた定義 休憩や休暇が必要なほど仕事への支障を来す は 月経困難症本来の定義 月経時 あるいはその直前から強い下腹痛や腰痛 ( 月経痛 ) が始まり 月経期間中に日常生活を営むことが困難な状態 ではない 労働者と管理職との意見交換会の中で 労働者は日常生活を営むことが困難な月経痛であっても 鎮痛薬を服用し 仕事への支障を来すことがないよう就労している実態が報告され 本研究で用いた定義は月経困難症本来の定義よりも厳しい基準であると指摘された すなわち 本研究に基づく 女性労働者の約 6 人に 1 人は月経困難症を訴えている は月経困難症の有症割合を過小評価している可能性がある において 過去 12 ヶ月の痛み経験日数 1 日以上が腰部で 56% 上肢で 37% 台湾の介護職 28) で過去 12 ヶ月の腰痛経験日数 1 日以上が 66.0% 腰痛治療を受けた者が 43.9% と報告されている スイスの看護師 ( 約 9 割が女性 ) では 過去 12 ヶ月の腰痛経験日数 1 日以上は 68-73% 8 日以上は 33-37% と報告されている 29) 日本の介護 福祉労働者を対象にした NMQ 調査は 我々の知る限りでは先行研究はみあたらない 本調査結果を先行研究と比較すると 介護 福祉労働者の運動器障害は他職種よりも経験日数が多い すなわち重度の痛みの訴えが高く 保健医療福祉労働者の中では同程度と考えられる さらに 本調査では 介護 福祉労働者の運動器障害について性差を検討した結果 腰痛と上肢痛共に 質問票による訴えだけでなく 検診結果においても 男性に比べて女性の結果が悪かった したがって 介護 福祉労働者の運動器障害に関しては 男女共に多発しているものの 女性の運動器障害対策が急務であると言える -74-

16 本研究で用いた定義は 生理休暇を必要とする者に該当すると考えられるが 調査対象となった A 法人や自治体でも 出産年齢の女性労働者の約 6 人に 1 人が生理休暇を取得している状況ではなく 生理休暇の取得率は低いことが指摘された 生理休暇を取得しやすい職場環境作りが必要と考える 月経困難症は 出産年齢の女性では最も頻度の高い婦人科疾患であり 休業や労働能力の低下につながるので その対策や配慮は産業保健上の重要課題であると指摘されている 34, 35) しかし 日本の産業保健の分野では月経困難症は注目されて来なかった 海外の先行研究によると カナダでは 層化無作為抽出された 18 歳以上の月経のある女性 1546 名のうち 原発性月経困難症 (primary dysmenorrhea:pd) の基準に当てはまる者は 60% 中等度以上の痛みありと訴えた者は女性の 36(PD の 60)% 月経の痛みによって活動が制限される者は女性の 31 (PD の 51)% と報告されている 36) ハンガリーでは nation-wide representative survey より就労中の女性を抽出し 閉経と妊娠の者を除外した女性労働者 821 名 ( 平均年齢 38.3±9.3 歳 ) のうち 日常活動を制限する月経時の痛みありと訴えた者は 20.1% と報告されている 35) 今回の結果から 出産年齢の女性労働者の約 6 人に 1 人が月経の痛みによって生理休暇を必要とする者であり 生理休暇を必要とする月経痛は 月経困難症の要因として指摘されている出産経験 喫煙 婦人科疾患に加えて 努力 - 報酬不均衡な職業性ストレスおよび職場の暴力被害との関連が示唆された 以上から就労女性の月経困難症対策には 生理休暇を取得しやすい職場環境作りに加えて 禁煙指導 職業性ストレスおよび暴力被害への対策が有効と考える 介護 福祉労働者の運動器障害およびメンタルヘルス対策に有効な対策とは本研究では 腰痛 上肢痛 うつ症状およびワーク エンゲイジメントをアウトカムとして 介護 福祉労働者の運動器障害およびメンタルヘルス対策に有効な対策を検討した その結果 運動器障害については 腰痛対策には 仕事の要求度 仕事のコントロールモデルに基づいた仕事のストレイン対策が 上肢障害対策には 努力報酬不均衡モデルに基づいた努力報酬不均衡を是正する対策 職場の組織公正性に基づいた公正性を高める対策 および暴力被害への対策が有効であることが示唆された メンタルヘルスについては うつ症状対策には 3 つの職業性ストレスモデルに基づく職業性ストレス対策に加えて 家族支援と労働時間対策が ワーク エンゲイジメント対策には 努力報酬不均衡を是正する対策 職場の組織公正性に基づいた公正性を高める対策 家族支援に加えて上司支援を高める対策が有効であることが示唆された モデルに基づいた職業性ストレスは 労働者の健康障害の原因であることが報告されているが 37 ) 本調査結果は 介護 福祉労働者で多発または問題が指摘されている運動器障害およびメンタルヘルス それぞれの対策につながる可能性がある職業性ストレスモデルを明らかにすることが出来た また 運動器障害であっても 腰痛と上肢痛で -75-

17 は リスク要因となる職業性ストレスモデルが異なっていることや メンタルヘルスに関しても 労働時間対策はうつ症状の予防は期待であるが ワーク エンゲージメントを高める効果は期待できない可能性があることも明らかにすることが出来た 提唱されている職業性ストレスモデルすべてに基づいたストレス対策を実施することは理想的ではあるが 現実には難しい 本結果を基に それぞれの介護 福祉現場で問題となっている運動器障害やメンタルヘルスの問題に優先順位をつけ その課題にあった対策を実践することが有効かつ実施可能性も高いのではないかと考える 簡易チェックリストの課題本研究で開発した簡易チェックリストには 職場の暴力被害の項目を盛り込むことが出来なかった 近年 職場のいじめ いやがらせ 暴力 ( セクハラ パワハラを含む ) が 労働者の身体的 精神的健康に悪影響を及ぼしたり 仕事へのやる気を低下させたり 退職 転職につながっていると指摘され 職場のいじめ いやがらせ 暴力を把握する質問票が日本語でも開発されている 38, 39) しかし これらの質問票は 加害者は職場の上司 同僚を想定したものであり 暴力の定義もなく 保健医療福祉労働者が遭遇している患者 被介護者からの暴力被害の実態を把握することは期待出来ない 今回用いた ILO/ICN/WHO/PSI の 保健医療分野における職場の暴力の定義 ( 日本語版 : 日本看護協会 ) 20) では 暴力に関する詳細な定義を行っている 労働者と管理職との意見交換会でも 介護 福祉労働者の職場の暴力被害を的確に捉えるためには 暴力に関する定義を設ける必要があるが 簡易チェックリストに盛り込むと 所要時間が増え 回答者の負担が増すため 今回の簡易チェックリストには入れない方が良いと指摘された しかし 保健医療福祉施設の暴力被害は 先行研究でも 看護師を対象にした調査 40) では約 30% が身体的暴力を 約 33% が暴言を 医師を対象にした調査 41) では 3.1% が身体的暴力を 25.8% が暴言を受けたと報告されている 暴言暴力の定義や個人の受け取り方にも差があり これらの調査や今回の調査で必ずしも実態が明らかにされたわけではないものの 保健医療福祉労働者は暴力被害のハイリスク集団であり 介護 福祉労働者の安全衛生管理にはこの職場の暴力被害は重要であると言える 今後 介護 福祉現場の暴力被害を把握する簡易チェックリストを開発する必要があると考える -76-

18 引用文献 1. 財団法人介護労働安定センター. 平成 18 年度介護労働実態調査 車谷典男 森田徳子. 介護をする人の作業関連運動器障害予防と対策の基本. 労働の科学 2004; 59: 松本一彌 金沢知子 川森正夫. 某特別養護老人ホームにおける寮母の労働負担と健康障害に関する調査研究. 日本公衛誌 1978;25(7): Fujimura T, Yasuda N, Ohara H. Work-related factors of low back pain among nursing aides in nursing homes for the elderly. J Occup Health 1995; 37(2): 瀬尾明彦. 高齢者施設介護における労働負担の現状. 北陸公衛誌 2001;27(2): 冨岡公子 松永一朗. 大阪府内新設介護老人福祉施設における筋骨格系障害の実態 - 施設責任者の把握状況とアンケート調査による職員の訴え-. 産衛誌 2007; 49(5): 財団法人介護労働安定センター. 介護労働者のストレス. 総合ケア 2006; 16: 久保真人 田尾雅夫. バーンアウト : 概念と症状 因果関係について. 心理学概論 1991;34(3): 大西徳明. 介護労働における労働負担の特徴. 車谷典男 徳永力雄編. 介護職の健康管理今すぐできる予防と対策. 京都 : ミネルヴァ書房 2003: Radloff LS. The CES-D scale: a self-report depression scale for research in the general population. Appl. Psychol. Measurement 1977; 1: 島悟 鹿野達男 北村俊則. 新しい抑うつ性自己評価尺度について. 精神医学 1985; 27(6): Schaufeli WB, et al. The measurement of engagement and burnout: A confirmative analytic approach. Journal of Happiness Studies 3, (2002) 13. Shimazu A, Schaufeli WB, Kosugi S, Suzuki A, Nashiwa H, Kato A, Sakamoto M, Irimajiri H, Amano S, Hirohata K, Goto R, Kitaoka-Higashiguchi K (2008) Work engagement in Japan: validation of the Japanese version of the Utrecht Work Engagement Scale. Appl Psychol Int Rev 57: Krasek R. Job demands, job decision latitude, and mental strain: implications for job redesign. Adm Sci Quart 1979; 24: Kawakami N, Kobayashi F, Araki S, Haratani T, Furui H. Assessment of job stress dimensions based on the job demands- control model of employees of telecommunication and electric power companies in Japan: reliability and validity of the Japanese version of the Job Content Questionnaire. Int J Behav Med 1995;2(4): Siegrist J, Starke D, Chandola T, Godin I, Marmot M, Niedhammer I, Peter R. The measurement of effort-reward imbalance at work: European comparisons. Soc Sci Med 2004;58(8):

19 17. Tsutsumi A, Kawakami N. A review of empirical studies on the model of effort-reward imbalance at work: reducing occupational stress by implementing a new theory. Soc Sci Med 2004;59(11): Bourbonnais R: Are job stress models capturing important dimensions of the psychosocial work environment? Occup Environ Med 64, (2007) 19. Inoue A, Kawakami N, Tsutsumi A, Shimazu A, Tsuchiya M, Ishizaki M, Tabata M, Akiyama M, Kitazume A, Kuroda M, Kivimäki M (2009) Reliability and validity of the Japanese version of the Organizational Justice Questionnaire. J Occup Health 51: World Health Organisation. Workplace Violence in the Health Sector Country Case Study Questionnaire. Geneva WHO website. 21. Roland M, Morris R. A study of the natural history of back pain. Part I:development of a reliable and sensitive measure of disability in low-back pain. Spine 1983;8(2): Suzukamo Y, Fukuhara S, Kikuchi S, Konno S, Roland M, Iwamoto Y, Nakamura T; Committee on Science Project, Japanese Orthopaedic Association. Validation of the Japanese version of the Roland-Morris Disability Questionnaire. J Orthop Sci 2003;8(4): Beaton, DE, Wright, JG, Katz, JN, Upper Extremity Collaborative Group. Development of the QuickDASH: comparison of the three item-reduction approaches. J Bone Joint Surg 2005; 87(5): Hudak PL, Amadio PC, Bombardier C, the Upper Extremity Collaborative Group (UECG). Development of an upper extremity outcome measure: the DASH (disabilities of the arm, shoulder and hand). Am J Ind Med 1996;29(6): Imaeda T et al.validation of the Japanese Society for Surgery of the Hand Version of the Quick Disability of the Arm, Shoulder, and Hand(Quick DASH-JSSH) Questionnaire. J Orthop Sci 2006;11(3): Kuorinka I, Jonsson B, Kilbom A, et al (1987) Standardized Nordic questionnaires for the analysis of musculoskeletal symptoms. Appl Ergonomics 18: Smith DR, Wei N, Zhao L, Wang RS. Musculoskeletal complaints and psychosocial risk factors among Chinese hospital nurses. Occup Med 2004;54: Feng CK, Chen ML, Mao F. Prevalence of and risk factors for different measures of low back pain among female nursing aides in Taiwanese nursing homes. BMC Musculoskeletal Disorders 2007, 8: Maul I, Läubli T, Klipstein A, Krueger H. Course of low back pain among nurses: a longitudinal study across eight years. Occup Environ Med 2003;60: Hurrell JJ Jr, McLaney MA. Exposure to job stress--a new psychometric instrument. Scand J Work Environ Health. 1988;14 Suppl 1:

20 31. Fluss R, Faraggi D, Reiser B. Estimation of the Youden Index and its associated cutoff point. Biom J. 2005;47(4): 総務省統計局 平成 18 年事業所 企業統計調査. 33. 奈良産業保健推進センター 運転労働者の腰痛特異的 QOL とその関連要因 平成 20 年度産業保健推進センター産業保健調査研究報告書. 34. Burnett MA, Antao V, Black A, et al. Prevalence of primary dysmenorrhea in Canada. J Obstet Gynaecol Can. 2005;27: JLászló KD, Kopp MS. Effort-reward imbalance and overcommitment at work are associated with painful menstruation: results from the Hungarostudy Epidemiological Panel Occup Environ Med. 2009;51(2): Burnett MA, Antao V, Black A, Feldman K, Grenville A, Lea R, Lefebvre G, Pinsonneault O, Robert M. Prevalence of primary dysmenorrhea in Canada. J Obstet Gynaecol Can. 2005;27(8): Li J, Yang W, Cho SI. Gender differences in job strain, effort-reward imbalance, and health functioning among Chinese physicians. Soc Sci Med 2006; 62: Takaki J, Tsutsumi A, Fujii Y, Taniguchi T, Hirokawa K, Hibino Y, Lemmer RJ, Nashiwa H, Wang DH, Ogino K. Assessment of workplace bullying and harassment: reliability and validity of a Japanese version of the negative acts questionnaire. J Occup Health. 2010;52(1): Tsuno K, Kawakami N, Inoue A, Abe K. Measuring workplace bullying: reliability and validity of the Japanese version of the negative acts questionnaire. J Occup Health. 2010; 52(4): 鈴木理恵 小谷幸.2003 年保健医療分野における暴力に関する実態調査 結果について. 看護 2005; 57: 和田耕治 吉田和朗 佐藤恵美. 患者の暴言 暴力の現状と対策. 日医新報 2007; 4354:

21 表 1. 女性職員の基本属性 生活習慣および労働要因 基本属性 介護 福祉労働者 (n=457) コントロール群 (n=673) p 年齢 41.7 ± ± 11.3 * BMI 普通 75.7% 71.5% 現在の病気および障害内科疾患あり 34.1% 34.2% 精神疾患あり 4.8% 2.5% 婦人科疾患あり 8.1% 7.7% 生活習慣 運動習慣あり 10.5% 19.6% ** 喫煙者 14.2% 4.5% ** ほぼ毎日飲酒している 12.9% 14.9% 労働要因 * 常勤者 67.6% 79.9% ** 労働時間週 48 時間以上 29.1% 18.9% ** 丸 1 日休めた日数 ( 前月 ) 7.5 ± ± 4.0 現職経験年数 12.1 ± ± 12.0 * ** 管理職 2.2% 3.3% *: p<0.05, **: p<

22 表 2.. 女性職員のメンタルヘルスおよび職業性ストレス うつ症状 介護 福祉労働者 (n=457) コントロール群 (n=673) p CES-D score (0-60) 15.0 ± ± 9.1 CES-D % 35.8% ワーク エンゲイジメント :Utrecht Work Engagement Scale (UWES) Total UWES score (0-6) 3.3 ± ± 1.2 職業性ストレス (JCQモデル: 仕事の要求度 コントロールモデル ) 要求度 (D) (12-48) 34.5 ± ± 5.5 * コントロール (C) (24-96) 67.0 ± ± 9.2 D/C 0.52 ± ± 0.10 職業性ストレス (ERIモデル: 努力報酬不均衡モデル ) 努力得点 (1-4) 2.9 ± ± 0.7 報酬得点 (1-4) 2.5 ± ± 0.4 * 努力報酬不均衡比 1.20 ± ± 0.45 職業性ストレス ( 職場における公正性 ) 手続き的公正 (1-5) 3.4 ± ± 0.8 対人的公正 (1-5) 3.5 ± ± 0.7 手続き的公正 : 職場における意志決定 対人的公正 : 上司の態度や行動. ワーク エンゲイジメント : 仕事によって元気になっていること *: p<0.05, **: p<

23 表 3. 月経困難症調査の結果 介護 福祉労働者 (n=457) コントロール群 (n=673) 閉経を迎えた者の割合 30.4% 29.3% 閉経者を除外した解析結果 月経周期 ほぼ順調 60.7% 60.9% 時々不順 17.3% 16.5% 不順がち 22.0% 22.6% 月経困難症の訴え (Biberoglu による VRS) なし仕事への影響はない 30.4% 31.3% 軽度仕事に若干の支障あり 52.6% 52.4% 中等度 横になって休憩したくなるほど仕事への支障をきたす 14.7% 14.2% 重度 1 日以上寝込み 仕事ができない 2.2% 2.1% 閉経者の割合 月経周期 月経困難症の訴えのすべてにおいて 介護 福祉労働者とコントロール群間に有意差なし -82-

24 表 4. 男女別筋骨格系障害の回答および検診結果 ( 腰痛 ) 男性 (n=189) 女性 (n=447) % Median [25%ile, 75%ile] % Median [25%ile, 75%ile] p 腰痛 これまでに腰痛あり 86.8% 87.9% 過去 1 週間に腰痛あり 39.7% 47.7% 過去 12ヶ月の腰痛経験日数 0 日 23.8% 14.1% 日 26.5% 30.4% 8-30 日 23.3% 23.3% 31 日以上 26.5% 32.2% 仕事に影響した日数 0 日 58.7% 56.3% 日 25.9% 28.0% 8-30 日 12.2% 11.9% 31 日以上 3.2% 3.8% 腰痛治療行ったことはない 67.7% 49.9% <0.001 年数回程度 20.1% 23.3% 月数回程度 7.9% 17.7% ほとんど毎週 4.2% 9.2% 現職前に腰痛あり 32.8% 28.6% 腰痛関連 QOL( 腰痛特異的 QOL 尺度 ) RDQ 得点 (0-24) 0.0 [ 0.0, 2.0 ] 1.0 [ 0.0, 4.0 ] 検診結果 ( 腰痛限定 ) <0.001 A 47.3% 29.3% B1 35.3% 41.4% B2 15.8% 25.5% B3+C 1.6% 3.8% -83-

25 表 5. 男女別筋骨格系障害の回答および検診結果 ( 上肢障害 ) 男性 (n=189) 女性 (n=447) % Median [25%ile, 75%ile] % Median [25%ile, 75%ile] p 上肢痛これまでに上肢痛あり 53.4% 72.7% <0.001 過去 1 週間に上肢痛あり 33.3% 52.1% <0.001 過去 12ヶ月の上肢痛経験日数 < 日 48.7% 27.5% 1-7 日 18.0% 18.1% 8-30 日 13.2% 19.2% 31 日以上 20.1% 35.1% 仕事に影響した日数 日 75.1% 62.4% 1-7 日 14.3% 19.0% 8-30 日 6.3% 8.5% 31 日以上 4.2% 10.1% 上肢痛治療 <0.001 行ったことはない 77.2% 53.7% 年数回程度 13.2% 18.8% 月数回程度 5.3% 18.3% ほとんど毎週 4.2% 9.2% 現職前に上肢痛あり 16.4% 24.8% 上肢痛関連 QOL( 上肢痛特異的 QOL 尺度 :Quick DASH スコア ) 日常生活スコア (0-100) 2.3 [ 0.0, 6.8 ] 6.8 [ 2.3, 15.9 ] <0.001 検診結果 ( 上肢痛限定 ) <0.001 A 48.4% 20.0% B1 40.8% 44.5% B2 10.3% 28.6% B3+C 0.5% 6.9% -84-

26 表 6.NMQ 修正版の質問項目と健康健診の判定との関連 NMQ 修正版の質問項目 男性 (n=182) 腰痛健診の判定 女性 (n=418) 腰痛健診の判定 A B1 B2 B3+C A B1 B2 B3+C (n=87) (n=65) (n=27) (n=3) (n=123) (n=172) (n=107) (n=16) 過去 12 ヶ月の腰痛 n n 経験日数 0 日 % 12.2% 4.9% 0.0% 100% % 25.9% 5.2% 1.7% 100% 1-7 日 % 41.7% 6.3% 0.0% 100% % 48.8% 8.5% 0.0% 100% 8-30 日 % 47.7% 11.4% 0.0% 100% % 42.0% 32.0% 4.0% 100% 31 日以上 % 38.8% 34.7% 6.1% 100% % 39.7% 46.6% 8.4% 100% 仕事に影響した日数 0 日 % 31.4% 8.6% 1.0% 100% % 40.9% 14.2% 1.7% 100% 1-7 日 % 43.8% 16.7% 0.0% 100% % 45.1% 33.6% 4.1% 100% 8-30 日 % 47.8% 26.1% 4.3% 100% % 35.4% 52.1% 8.3% 100% 31 日以上 % 0.0% 66.7% 16.7% 100% % 33.3% 46.7% 20.0% 100% 頸肩腕障害健診の判定 頸肩腕障害健診の判定 A B1 B2 B3+C A B1 B2 B3+C (n=89) (n=74) (n=19) (n=0) (n=84) (n=186) (n=119) (n=29) 過去 12 ヶ月の上肢痛 n n 経験日数 0 日 % 27.8% 4.4% 100% % 41.4% 13.5% 0.9% 100% 1-7 日 % 48.4% 6.5% 100% % 51.3% 20.5% 3.8% 100% 8-30 日 % 62.5% 16.7% 100% % 47.6% 34.1% 6.1% 100% 31 日以上 % 51.4% 24.3% 100% % 41.5% 40.8% 13.6% 100% 仕事に影響した日数 0 日 % 35.0% 5.8% 100% % 48.8% 20.4% 2.3% 100% 1-7 日 % 64.0% 12.0% 100% % 42.5% 38.8% 8.8% 100% 8-30 日 % 58.3% 25.0% 100% % 32.4% 47.1% 14.7% 100% 31 日以上 8 0.0% 37.5% 62.5% 100% % 31.8% 43.2% 25.0% 100% NMQ 修正版に完全回答していない and/or 健康診断未受診者は除外 -85-

27 表 7. 介護 福祉労働者の運動器障害およびメンタルヘルスに影響を及ぼしている職業性ストレスや職業性要因に関する検討 運動器障害 n=611 n=611 メンタルヘルス n=612 n=608 過去 12 ヶ月の腰痛 31 日以上あり 過去 12 ヶ月の上肢痛 31 日以上あり うつ症状あり ワーク エンゲイジメントが低い 調整 OR 95%CI 調整 OR 95%CI 調整 OR 95%CI 調整 OR 95%CI 労働時間 ( 過去 1 ヶ月 ) hr /<40 hr >45 hr /<40 hr 要求度 / コントロール (D/C 比 ) 高危険 / 危険なし 努力報酬不均衡 (ERI 比 ) 高危険 / 危険なし 職場における公正性 低い / 高い 上司支援低い / 高い 同僚支援低い / 高い 家族支援低い / 高い 職場の暴力被害 あり / なし OR: オッズ比 調整 OR: 性 経験年数 BMI 生活習慣 ( 運動 喫煙 飲酒 ) 婚姻状況 持病の有無 夜勤の有無で調整済み 太字は有意な関連を認めた OR を示す -86-

28 表 8. 月経困難症の関連要因 (n=770) 調整 OR 95%CI 職業性ストレス努力 - 報酬不均衡 過去 1 年間に精神的暴力被害 あり / なし あり / なし 子供数 0-1 人 /2 人以上 現在の喫煙あり / なし 婦人疾患あり / なし 投入した説明変数 : 法人 BMI 学歴 生活習慣 ( 運動 喫煙 飲酒 ) 職場要因 ( 週あたり総労働時間 職種 夜勤従事 ) 年代 (20 歳代 30 歳代 40 歳以上 ) 子供の数 婦人科疾患 職業性ストレス (D/C 比 ERI 比 組織公正性 ) 社会的支援 ( 上司 同僚 家族 ) 職場の暴力被害の計 18 項目. 尤度比による変数増加法によって有意な説明変数として採択されたものは上記 5 項目. -87-

29 資料 A. 簡易チェックリスト 以下の質問にお答え下さい 回答欄の該当番号に をつけてください は 1 つだけです Q 1. 先月の労働時間は平均すると何時間位でしたか? 0. 週 40 時間未満 1. 週 時間 2. 週 45 時間を超える Q 2. 過去 12 ヶ月に 腰部に痛みを感じていた期間は 合計何日でしたか? 0. 0 日 日 日 日より多い Q 3. 過去 12 ヶ月に 上肢に痛みを感じていた期間は 合計何日でしたか? 0. 0 日 日 日 日より多い Q 4. 過去 12 ヶ月に 腰や上肢の痛みのために 病院 診療所 整体 整骨院 鍼灸 カイロプラクティック マッサージに行ったことがありましたか? 1. 行ったことはない 2. 行ったことがある ( 年数回程度 ) 3. 行ったことがある ( 月数回程度 ) 4. 行ったことがある ( ほとんど毎週通っている ) 以下の 2 項目は あなたの 今日 の状態にあてはまりますか? Q 5. 腰痛を和らげるために 何回も姿勢を変える 0. いいえ 1. はい Q 6. 腰痛のため いつもよりゆっくり階段を上る 0. いいえ 1. はい 先週 1 週間 上肢の痛みによって眠れないときがあり Q なかった 1. あったましたか? -88-

30 あなたの現在のお仕事の状況にどの程度あてはまりますか? あなたが感じているところを選んでください 当てはまる やや当てはまる あまり当てはまらない 当てはまらない Q 8. 仕事の負担が重く 常に時間に追われている Q 9. 私は上司から ふさわしい評価をうけている Q 10. 上司は私たちの考え方を考慮してくれる お尋ねします 以下の 2 項目について 週のうち 3 日以上 出来ましたか? これから先のことについて積極的に考えることが Q はい 0. いいえできましたか? Q 12. 毎日が楽しいと感じることができましたか? 1. はい 0. いいえ 女性の方のみ お尋ねします ( 男性はここで終わりです ) Q 13. 生理の周期を教えてください ( 順調な周期の目安は 日です ) 1. ほぼ順調 2. 時々不順 3. 不順がち ( 更年期を除く ) 4. 不順がち ( 更年期による ) 5. 現在生理はない これで終わりです Q 14. あなたの生理痛による仕事への支障は 以下のどれにあてはまりますか? 0. 仕事への影響はない 1. 若干の支障あり 2. 時々支障をきたす 3. 寝込む 仕事ができない 以上で質問は終わりです ご協力 誠にありがとうございました -89-

31 参考表 A. 腰痛健診の判定結果別 腰痛特異的 QOL 尺度 (RDQ) に対して はい と回答した者の割合 RDQ 質問項目 男性 (n=182) 女性 (n=418) 腰痛健診の判定 腰痛健診の判定 A B1 B2 B3+C A B1 B2 B3+C (n=87) (n=65) (n=27) (n=3) (n=123) (n=172) (n=107) (n=16) 腰痛のため 大半の時間 家にいる 2.3% 9.2% 21.4% 66.7% 4.1% 4.1% 13.2% 37.5% 腰痛を和らげるために 何回も姿勢を変える 23.0% 47.7% 82.1% 100% 20.3% 40.1% 68.9% 93.8% 腰痛のため いつもよりゆっくり歩く 6.9% 7.7% 32.1% 100% 8.1% 14.6% 33.0% 50.0% 腰痛のため ふだんしている家の仕事を全くしていない腰痛のため 手すりを使って階段を上る腰痛のため いつもより横になって休むことが多い 腰痛のため 何かにつかまらないと 安楽椅子から立ち上がれない 腰痛のため 人に何かしてもらうよう頼むことがある腰痛のため 服を着るのにいつもより時間がかかる腰痛のため 短時間しか立たないようにしている腰痛のため 腰を曲げたりひざまずいたりしないようにしている腰痛のため 椅子からなかなか立ち上がれない 2.3% 3.1% 7.1% 33.3% 4.9% 2.3% 15.0% 18.8% 4.6% 12.3% 21.4% 66.7% 5.7% 8.7% 28.3% 43.8% 10.3% 20.0% 60.7% 66.7% 8.1% 8.7% 31.1% 37.5% 2.3% 6.2% 3.6% 33.3% 4.1% 7.0% 17.0% 25.0% 3.4% 10.8% 17.9% 33.3% 3.3% 8.1% 16.8% 25.0% 4.6% 7.7% 10.7% 33.3% 2.4% 7.0% 10.3% 18.8% 3.4% 12.3% 10.7% 66.7% 3.3% 8.1% 17.8% 12.5% 6.9% 13.8% 25.0% 66.7% 4.9% 14.0% 17.9% 31.3% 1.1% 6.2% 7.1% 33.3% 3.3% 8.7% 12.3% 12.5% ほとんどいつも腰が痛い 1.1% 15.4% 53.6% 100.0% 2.4% 10.5% 44.3% 68.8% 腰痛のため 寝返りがうちにくい 2.3% 13.8% 28.6% 66.7% 7.3% 11.6% 25.5% 43.8% 腰痛のため あまり食欲がない 0.0% 1.5% 0.0% 0.0% 0.8% 0.6% 4.7% 0.0% 腰痛のため 靴下やストッキングをはくとき苦労する腰痛のため 短い距離しか歩かないようにしている 3.4% 12.3% 25.0% 100.0% 4.1% 9.4% 24.3% 31.3% 1.1% 3.1% 7.1% 0.0% 4.9% 5.8% 16.2% 12.5% 腰痛のため あまりよく眠れない 1.1% 3.1% 14.3% 0.0% 2.5% 2.9% 13.2% 20.0% 腰痛のため 服を着るのを誰かに手伝ってもらう腰痛のため 1 日の大半を 座って過ごす腰痛のため 家の仕事をするとき力仕事をしないようにしている腰痛のため いつもより人に対していらいらしたり腹が立ったりする腰痛のため いつもよりゆっくり階段を上る腰痛のため 大半の時間 ベッド ( 布団 ) の中にいる 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.9% 0.0% 0.0% 3.1% 3.6% 0.0% 0.8% 0.6% 0.0% 6.3% 4.6% 9.2% 25.0% 66.7% 5.7% 11.1% 28.6% 43.8% 1.1% 4.6% 17.9% 33.3% 0.8% 4.1% 12.3% 25.0% 3.4% 7.7% 28.6% 100% 4.9% 12.3% 29.5% 56.3% 1.1% 4.6% 7.1% 33.3% 4.1% 2.3% 6.7% 12.5% 太字は簡易チェックリストの質問項目 -90-

32 参考表 B. 頸肩腕障害健診の判定別 上肢痛関連 QOL(Quick DASH ) の質問項目に対して 困難あり または あり と回答した者の割合 Quick DASH 質問項目 きつめのまたは新しいビンのフタを開ける 男性 (n=182) 女性 (n=418) 頸肩腕障害健診の判定 頸肩腕障害健診の判定 A B1 B2 A B1 B2 B3+C (n=89) (n=74) (n=19) (n=84) (n=186) (n=119) (n=29) 3.4% 24.3% 47.4% 38.1% 52.7% 62.5% 79.3% 重労働の家事をする ( 壁ふきや床掃除など ) 17.0% 37.8% 63.2% 20.2% 34.2% 60.8% 79.3% 買い物バックや書類かばんを持ち運ぶ 3.4% 17.6% 26.3% 19.0% 25.0% 54.2% 75.9% 背中を洗う 4.5% 16.2% 33.3% 8.3% 13.6% 28.3% 58.6% 食事でナイフを使う 2.3% 6.8% 5.6% 4.8% 3.3% 16.7% 41.4% 軽いレクリェーションをする ( 例 : トランプ 編み物 碁 将棋など ) 腕 肩 手の障害が 家族 友人 隣人 あるいは仲間との正常な社会生活をどの程度妨げましたか 腕 肩 手の障害によって先週の仕事 日常生活に制限がありましたか 2.3% 10.8% 26.3% 8.3% 8.7% 18.8% 51.7% 3.4% 12.3% 21.1% 3.6% 10.4% 24.6% 55.2% 2.3% 17.6% 26.3% 3.6% 14.3% 36.7% 62.1% 腕 肩 手に痛みがある 29.5% 52.0% 89.5% 39.3% 69.2% 88.3% 100.0% 腕 肩 手がチクチク痛む ( ピンや針を刺したような痛み ) 11.4% 20.3% 47.4% 8.3% 19.5% 40.8% 55.2% 腕 肩 手の痛みによって眠れないときがありましたか 4.5% 14.7% 52.6% 2.4% 14.1% 37.0% 62.1% 太字は簡易チェックリストの質問項目 -91-

33 参考表 C. 簡易チェックリストの質問項目ごとの合計得点 1 腰痛健診の判定結果別 腰痛に関する質問項目 (Q2 4 5 の計 3 問 ) の選択番号の合計得点 (5 点満点 ) 腰痛健診 男性 女性 の判定結果 n 平均値 ± SD Median [25%ile, 75%ile] n 平均値 ± SD Median [25%ile, 75%ile] A ± [ 0.0, 2.0 ] ± [ 0.0, 2.0 ] B ± [ 1.0, 3.0 ] ± [ 1.0, 3.0 ] B ± [ 3.0, 4.0 ] ± [ 3.0, 4.0 ] B3+C 3 全員 5 点 ± [ 4.0, 4.5 ] 2 頸肩腕障害健診の判定結果別 上肢痛に関する質問項目 (Q3 6 の計 2 問 ) の選択番号の合計得点 (4 点満点 ) 頸肩腕障害健診 男性 女性 の判定結果 n 平均値 ± SD Median [25%ile, 75%ile] n 平均値 ± SD Median [25%ile, 75%ile] A ± [ 0.0, 0.0 ] ± [ 0.0, 0.0 ] B ± [ 1.0, 1.0 ] ± [ 1.0, 1.0 ] B ± [ 2.0, 3.0 ] ± [ 2.0, 3.0 ] B3+C ± [ 3.0, 4.0 ] 3 メンタルヘルスに関する質問項目 (Q の計 6 問 ) の選択番号の合計得点 (14 点満点 ) とうつ症状ありとの関連 男性女性 合計得点の粗集計 n 平均値 ± SD Median [25%ile, 75%ile] n 平均値 ± SD Median [25%ile, 75%ile] ± [ 6.0, 8.0 ] ± [ 5.5, 8.0 ] 合計得点別うつ症状ありの割合 合計得点 0-4 点 5-6 点 7-9 点 10 点以上 n うつ症状ありの割合 合計得点 n うつ症状ありの割合 % 0-4 点 % % 5-6 点 % % 7-9 点 % % 10 点以上 % -92-

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