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調査結果概要 留学概要について 留学の種類 私費留学 が 4 割でもっとも高い 大学経由の留学 ( 交換留学 認定留学 派遣留学 の合計 ) も同様に 4 割を占める 留学先 アメリカ がもっとも高い 留学先の 4 位までが英語圏で 6 割以上を占める 留学した学年 大学 2 年 大学 3 年 がそ

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[2] 研修の対象と予算比率 社員研修を実施している対象は 新入社員研修 が 95.9% で圧倒的に多く 次いで 若手社員研修 81.1% 管理職研修 62.1% と続く 新入社員を含む若手社員を対象とした研修を実施する企業は多いが 次世代経営層を入れても 経営者研修を実施している企業は少ない 年間

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一般的な学生 & 企業の活動フロー 各選考ステップ例 エントリー 会社説明会 一次選考 筆記試験二次選考 ~ 最終選考内々定 約 30% 4% 2~3 名採用 合計 600~700 名 ( エントリー数目標 ) 約 200 名 ( 目標 ) 約 100 名 ( 目標 ) 約 30 名 ~50 名 (

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最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

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調査結果 1 就職観 楽しく働きたい が引き続きトップ 今年も引き続き 楽しく働きたい がトップとなった ( 全体 35.4% 文系男子 30.3% 理系男子 29.2% 文系女子 40.9% 理系女子 35.2%) しかし 文系男子以外のカテゴリーではその割合を減らしている ( 理系男子 -3.1

調査概要 1. 就職観 人のためになる仕事をしたい が 4 年連続増加 (P.1) 学生の就職観についてたずねたところ 楽しく働きたい がトップで 31. 続いて 個人の生活と仕事を両立させたい が 20.6% と 01 年卒以降この 2 項目を重視する傾向が続いている 一方 4 年連続で増加してい

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

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2018 年度の採用 就職と特徴に関する調査 1 採用 就職の際に重視した企業情報 (1) 重視した企業情報 2018 年度の採用や就職活動支援にあたり 企業またはキャリアセンターが重視して示した企業情報 ( 複数回答 ) は 仕事内容 80% 企業のミッション( 目的 事業領域 )56% 求める人

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INDEX (1) あなたの 就職観 に最も近いものはどれですか (2) あなたは 大手企業志向 ですか それとも 中堅 中小企業志向 ですか (3) 会社選択をする場合 どのような会社がよいと思いますか (4) 行きたくない会社があるとしたら 次のどのような会社ですか (5) あなたの就職希望度は

表紙案8

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記者発表「大学生・大学院生の多様な採用に対するニーズ調査」(平成29年12月26日)|労働政策研究・研修機構(JILPT)

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調査結果 転職決定者に聞く入社の決め手 ( 男 別 ) 入社の決め手 を男 別でみた際 性は男性に比べると 勤務時間 休日休暇 育児環境 服装 オフィス環境 職場の上司 同僚 の項目で 10 ポイント以上 かった ( 図 1) 特に 勤務時間 休日休暇 の項目は 20 ポイント以上 かった ( 図

学校基本調査 ( 文部科学省 ) にほぼ近い分布となっている (2) 調査分析結果については 分析委員会で検討を行った 第 2 本アンケート調査の主な結果 1 学生 ( 大学生 大学院生 ) の就職に関する意識 (1) 卒業後の予定進路は 大学生 大学院生ともに8 割以上が 民間企業に就職 を希望し

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[2] ブラック だと思う条件 / 調査 調査 ブラック だと思う条件について とのの双方に尋ね 調査データの比較を行った 最も数値が高い項目は両者とも 残業代が支払われない で ともに 8 割近くが選択 ( 78.4% 78.5%) 続いて セクハラ パワハラがある も数値が高く の 7% の 6


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3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

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平成 30 新入社員意識調査 超売り手市場! 仕事にも楽観ムード新しいキャリア観の台頭 栃木県の企業や自治体 ( 一部県外含む ) の今年の新入社員は 売り手市場だったことから就職先には 知名度の高さ や 休日の多さ を重視 夏より前 に内定をもらい 4 社 5 社 から内定を得たという人がそれぞれ

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l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

第5回 「離婚したくなる亭主の仕事」調査

3-1. 新学習指導要領実施後の変化 新学習指導要領の実施により で言語活動が増加 新学習指導要領の実施によるでの教育活動の変化についてたずねた 新学習指導要領で提唱されている活動の中でも 増えた ( かなり増えた + 少し増えた ) との回答が最も多かったのは 言語活動 の 64.8% であった

調査実施の背景 今日 様々な調査において 仕事上重要な能力の1つとして コミュニケーション能力 が上位にあげられています しかし 一言でコミュニケーション能力といっても 企業で求められるそれは多岐にわたり 具体的にどのような能力がどのような人で重要ととらえられ 各人においてそれぞれのコミュニケーショ

~「よい夫婦の日」、夫婦間コミュニケーションとセックスに関する実態・意識調査~

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Transcription:

2018 年度調査結果 (2017 年 4 月発行 ) 海外留学生のキャリア意識と就職活動状況 国内外を問わずグローバルに活躍できる人財の採用を強化する企業が増える中 海外留学生へのニーズはますます高まっている ディスコでは海外の大学で学ぶ正規留学生や交換 派遣留学生を対象に 職業観や就職活動の方法 留学経験への感想など 多岐にわたる項目を調査した 比較可能なものに関しては ( キャリタス就活 学生モニター ) の調査データを引用しながら分析したい 主な調査内容 1. 現在の英語力 P2 2. 就職したい理由 P2 3. 海外での勤務希望と海外で働きたい理由 P3 4. 志望業界 P4 5. 志望職種 P5 6. ベンチャー企業への関心 P6 7. 就職先企業を選ぶ際に重視する点 P7 8. 企業研究をする上で知りたい情報と就職活動の情報源 P8 9. 企業に評価してもらいたいこと P9 10. スケジュール変更による就職活動への影響 P10 11. インターンシップの経験 P10 12. 留学をした感想 P11 13. 留学費用 P12 調査概要 調査対象 : CFN(www.careerforum.net) に登録している のうち 卒業時期が 2016 年 5 月以降の者 7,932 人調査方法 : インターネット調査法調査期間 : 2017 年 2 月 15 日 ~3 月 5 日 回答者の属性 単位 : 人 留学形態 全体 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 留学先地域 国 全体 正規留学 302 92 128 38 44 北米 302 交換 派遣留学 181 54 108 11 8 英国 85 語学留学 15 6 7 0 2 その他ヨーロッパ 62 その他 9 3 5 1 0 オセアニア 24 合計 507 155 248 50 54 アジア 27 その他 7 合計 507 の調査結果は キャリタス就活 2018 学生モニター調査 より 本資料に関するお問い合わせ先 : 03-4316-5505/ 1

1. 現在の英語力 まず 現在の英語力について尋ねた ネイティブレベル という回答が 15.0% ビジネスレ ベル が 67.5% で ビジネスで英語を使うことができる学生は 8 割を超えている (82.5%) 国 内の大学 大学院で学ぶ学生 ( 以下 ) の英語力は ネイティブレベル が 1.1% ビジネ スレベルが 7.8% と ビジネスレベル以上は 8.9% にとどまり 大きな差が見られる また 留学生の回答を留学形態別に比較すると 正規留学生の 8 割以上 (86.5%) がビジネス レベル以上と回答しており 海外で長く生活している分 英語力の高さが際立つ 現在の英語力 ネイティブレベルビジネスレベル日常会話レベルほとんど会話できない 15.0 67.5 17.6 0.0 正規留学生 19.9 66.6 13.6 0.0 1.1 7.8 48.4 42.7 交換 派遣留学生 7.2 70.2 22.7 0.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 2. 就職したい理由就職したい理由を尋ね と比較した 留学生が最もポイントが高いのは 経済的に自立したい で 73.8% 次いで 自分のスキルアップやキャリア形成のため (69.2%) が続く 一方 は 安定した収入を確保したい が最も高く 8 割を超える (80.6%) 自分のスキルアップやキャリア形成のため は 42.8% で 留学生よりも 20 ポイント以上低い (26.4 ポイント差 ) 就職をスキルや経験を積む場と考える留学生と 企業に社会的な基盤を求めるとで 違いが見られた なお 社会貢献がしたい や 大学での勉強を活かしたい についても 留学生がを大きく上回る 就職したい理由 経済的に自立したい 73.8 73.6 自分のスキルアップやキャリア形成のため 42.8 69.2 安定した収入を確保したい 68.4 80.6 社会貢献がしたい 27.4 41.0 社会的地位を確保したい 37.5 43.6 大学での勉強を活かしたい 11.5 30.6 会社員を経験したい 19.5 16.7 世間体が気になる 17.6 31.6 どうしてもやりたい仕事がある 14.0 8.6 その他 2.0 0.8 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 2

3. 海外での勤務希望と海外で働きたい理由 日本国外 ( 海外 ) での勤務について 留学生は ぜひ働きたい が 72.8% どちらかといえば 働きたい が 19.1% で 海外での勤務を希望する学生が 9 割を超えている (91.9%) は それぞれ 19.2% 26.0% で 海外での勤務を希望する比率は半数未満にとどまり 意識の差が顕著 留学生が海外で働きたい理由を見ると 最も多いのが よりスキルアップできるから で 約 6 割に上る (59.2%) 前ページで見たように 留学生は就職をスキル獲得の場と捉える傾向が強 く 海外での勤務経験がスキルアップにつながると考えているのだろう 具体的に働いてみたい国や地域は 北米 が最も多く (63.3%) ヨーロッパ (62.0%) が僅 差で続くなど欧米の人気が高いが 一方で 東南アジア も 39.3% に上り 経済成長国で経験を 積みたいと考える留学生も少なくないことがわかる 日本国外での勤務希望 ぜひ働きたいどちらかといえば働きたいどちらかといえば働きたくないまったく働きたくない 72.8 19.1 6.5 1.6 19.2 26.0 35.6 19.2 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本国外で働きたい理由 ( 上位 10 位 ) よりスキルアップできるから 59.2 より活躍できると思うから 40.3 生活環境に慣れているから将来のために勤務経験が必要だから人脈を作りたいから 32.8 31.5 31.5 給与 待遇が良いから 23.8 やりたい仕事があるから社会貢献できると思うから日本の就職環境が厳しいから 18.7 17.2 13.3 就職したい企業があるから 7.5 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 将来の希望勤務国 地域 ( 上位 10 位 ) 北米ヨーロッパ 63.3 62.0 東南アジア 39.3 オセアニア 35.2 国や地域にはこだわらない中国台湾 16.3 14.6 12.4 韓国中南米アフリカ 9.2 7.5 7.3 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 3

4. 志望業界 志望する業界について 40 業界から 5 つまで選んでもらった まず文系を見ると 留学生は 商社 ( 総合 ) が 39.7% で最も多く 次いで 調査 コンサル タント (36.4%) と続く この 2 業界が突出している 一方 は 銀行 (28.3%) が 最も多い 理系を見ると 留学生は 調査 コンサルタント (30.3%) 商社 ( 総合 ) (28.3%) 情報 インターネットサービス (24.2%) の順に多い 国内の理系学生がメーカーに志望が集中してい るのに対し 理系留学生ではメーカー以外の人気も高い 商社 ( 総合 ) 調査 コンサルタント ホテル 旅行 情報 インターネットサービス 5 つまで複数回答 官公庁 団体 医薬品 医療関連 化粧品 銀行 マスコミ 水産 食品 商社 ( 専門 ) 志望業界 ( 上位 10 位まで ) 文系 15.8 13.8 17.7 9.6 16.6 12.2 16.4 13.5 15.6 8.9 15.3 14.3 17.0 13.8 14.1 13.0 14.3 28.3 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 36.4 39.7 志望業界 ( 上位 10 位まで ) 理系 調査 コンサルタント 10.6 30.3 商社 ( 総合 ) 7.2 28.3 情報 インターネットサービス 16.9 24.2 医薬品 医療関連 化粧品 19.2 25.4 銀行 6.6 18.2 証券 投信 投資顧問 2.5 18.2 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト精密機器 医療用機器 16.2 18.8 16.2 15.6 素材 化学 15.2 27.3 水産 食品 14.1 23.5 5つまで複数回答 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 4

5. 志望職種 志望する職種について 11 職種から 3 つまで選んでもらった 文系では 留学生は 企画 マーケティング職 に集中しており 7 割以上 (75.9%) が選ん だ は 営業職 (65.6%) が最も多く 企画 マーケティング職 (59.6%) 事務 管理系職種 (51.4%) など分散している 理系では 留学生 ともに 研究職 が多いが 続く項目に差が出ている 留学生は 企画 マーケティング職 専門職 スペシャリスト などが続くが は 生産 製造 職 IT 職 などいわゆる技術系職種に志望が集中している 前ページで見たように 理系留学 生はメーカー以外の志望者も多いといった志望業界の違いが 志望職種の違いにも影響している と言える 志望職種 文系 企画 マーケティング職 75.9 59.6 営業職 46.8 65.6 事務 管理系職種 34.5 51.4 専門職 スペシャリスト 10.6 23.8 クリエイティブ職 7.0 13.9 金融専門職サービス 販売職 10.7 11.9 9.9 11.2 IT 職種 9.6 13.0 研究 開発 設計 3.5 0.8 生産 製造 品質管理 1.3 5.2 建築 土木設計 0.0 0.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 3つまで複数回答 研究 開発 設計企画 マーケティング職専門職 スペシャリスト IT 職種生産 製造 品質管理営業職金融専門職事務 管理系職種クリエイティブ職サービス 販売職建築 土木設計 5.3 6.4 4.1 2.0 3.1 7.3 志望職種 理系 42.3 40.2 23.3 37.1 11.1 23.7 27.7 21.6 39.7 18.6 18.4 16.5 11.3 15.1 10.3 53.9 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 3つまで複数回答 5

6. ベンチャー企業への関心 留学生との双方にベンチャー企業への就職意向を尋ねた 留学生は とても関心があ る が 12.6% ある程度関心がある が 37.1% で 約半数 (49.7%) がベンチャー企業への就 職に関心があると回答した これに対し の回答はそれぞれ 5.8% 23.2% と低く 関 心のある層は限られる 留学生がベンチャー企業に関心を持っている理由としては 若いうちに実力を付けたい (46.0%) 企業として独自の強みがある (43.3%) 企画力 オリジナリティに優れている (42.5%) といった項目が上位に挙がっている 就職したい理由 (2 ページ ) で見たように 就職を スキルアップや経験を積む場と考える留学生にとって ベンチャー企業は魅力的な就職先のようだ ベンチャー企業への就職関心度 とても関心があるある程度関心があるどちらともいえないあまり関心がないまったく関心がない 12.6 37.1 21.9 21.9 6.5 5.8 23.2 21.0 33.5 16.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% ベンチャー企業に関心を持っている理由 若いうちに実力を付けたい企業として独自の強みがある企画力 オリジナリティに優れている仕事の裁量が大きい成長のスピードが速いやりたいことができる将来性がある経営者が魅力的 46.0 39.3 43.3 42.7 42.5 33.8 39.3 36.4 38.9 29.5 35.3 38.1 31.7 31.8 28.2 21.5 自分も将来起業したいので 15.5 11.5 内定を取りやすそう早い時期に選考が始まる格好いい 6.3 6.9 4.4 21.5 4.0 5.4 その他 0.8 0.9 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 6

7. 就職先企業を選ぶ際に重視する点 就職先として企業を選ぶ際に重視する点をと比較した は 安定 が 47.6% で最も多いが 留学生ではその半数未満の 21.3% にとどまる は 将来性 給与 待 遇 と続く 一方 留学生の方が高いのは 仕事内容が魅力的 高いスキルが身に付く 優秀な人材が多 い など と比べ 待遇だけではなく 働く環境に強い関心を示していることがわかる 全体的にが会社軸で見ており 就社 の側面が強いのに対し 留学生はスキルの獲得 など仕事軸で企業を見ている点が特徴的だ 就職先企業を選ぶ際に重視する点 ( 上位 20 位まで ) 給与 待遇が良い 39.8 36.7 将来性がある 29.4 43.9 仕事内容が魅力的 18.9 28.6 海外で働ける 3.8 27.6 職場の雰囲気が良い 25.0 29.8 社会貢献度が高い 24.1 20.6 高いスキルが身に付く 8.7 21.9 福利厚生が充実している 21.5 26.8 安定している 21.3 47.6 大企業である 18.7 21.5 優秀な人材が多い 7.8 18.5 世の中に影響力が大きい有名企業である 16.4 13.7 16.0 17.8 休日 休暇が多い 15.6 24.4 若手が活躍できる 5.7 14.6 業績 財務状況が良い 14.2 26.6 企業理念に共感できる 13.6 12.7 男女 学歴などの差別がない 5.6 12.2 専攻 資格が活かせる 10.5 2.5 業界順位が高い 10.1 16.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 5つまで複数回答 7

8. 企業研究をする上で知りたい情報と就職活動の情報源 企業研究をする上で知りたい ( 知りたかった ) 情報について尋ねた 実際の仕事内容 が最も 多く 6 割を超える (63.7%) 社内の雰囲気 (58.0%) が続き 仕事や職場の具体的な情報を求 めていることがわかる また 採用方法やプロセス 求める人材像 ( ともに 57.2%) 採用 スケジュール (55.0%) などもポイントが高い 留学生の就職活動は地理的 時間的制約が大き いため 採用スケジュールやプロセスなどの選考情報を求める学生が多いのだろう 企業研究をする上で知りたい ( 知りたかった ) 情報 上位 10 項目 実際の仕事内容社内の雰囲気 58.0 採用方法やプロセス 57.2 求める人材像 57.2 採用スケジュール 55.0 給与体系 51.1 福利厚生 46.0 残業 休日出勤の実態 38.3 キャリアパス 36.3 留学生の採用実績 33.7 63.7 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 就職活動の情報源を正規留学生と交換 派遣留学生とに分けて調べてみた 正規留学生で最も多 いのは 留学生向け就職サイト (74.8%) で 企業ホームページ (73.4%) 留学生向けイベ ント (55.0%) が続く 留学生に特化した就職サービスが有力な情報源となっていることがわかる 一方 交換 派遣留学生では 日本向け就職サイト (47.9%) や 日本向け就職 イベント (23.3%) などの向け就職サービスも併用していることが見て取れる 就職活動の情報源 留学生向け就職サイト (CFNなど) 74.8 56.2 73.4 企業ホームページ 80.1 留学生向けの就職イベント ( キャリアフォーラムなど ) 34.2 55.0 企業パンフレット 29.7 52.7 企業セミナー 26.6 47.3 WEBセミナー 26.6 41.8 日本向け就職サイト 25.2 47.9 SNS(Facebook Twitterなど ) 21.6 17.8 友人知人の口コミ 19.4 20.5 インターンシップで得た情報 18.5 28.1 人材紹介会社 ( エージェントサービス ) 8.2 17.1 オンキャンパスの企業セミナー 14.9 15.1 正規留学生新聞 ( オンラインを含む ) 11.3 24.0 交換 派遣留学生大学のキャリアセンターの情報 9.5 21.2 日本向け就職イベント 7.2 23.3 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 8

9. 企業に評価してもらいたいこと 選考にあたって企業に評価してもらいたいことを尋ねたところ 留学生とで大きく異な ることがわかった 留学生が評価してもらいたいこととして最も多いのは コミュニケーション能 力 (48.7%) で 異文化対応力 (44.8%) 語学力 (34.7%) と続く また リーダーシップ フットワークの良さ バイタリティー なども に比べてポイントが高く 海外留学経 験を通じて身につけた能力を高く評価してもらいたいと考える学生が多いことがうかがえる 一方 が評価してもらいたいこととしては 協調性 コミュニケーション能力 信頼 性 などが上位に来ており 組織のなかで円滑に業務を遂行できる能力をアピールしたいようだ コミュニケーション能力 異文化対応力 語学力 協調性 信頼性 リーダーシップ 社交性 基礎学力 フットワークの良さ 熱意 バイタリティー 専門知識 明るさ 発想の豊かさ プレゼンテーション能力 5 つまで選択回答 ストレス耐性 社会的関心 一般常識 体力 身だしなみ マナー 情報収集能力 社会的モラル 機転 企画力 その他 0.2 1.9 企業に評価してもらいたいこと 5.4 7.6 9.9 12.0 31.0 28.2 29.8 26.2 16.5 23.1 23.6 21.1 22.2 19.5 14.4 18.9 28.5 18.5 17.9 17.0 16.2 13.1 13.0 9.3 12.0 10.0 11.8 15.5 10.3 19.0 9.7 12.8 9.7 22.7 6.9 10.6 5.9 8.2 5.3 5.6 5.1 7.2 27.0 34.7 48.7 41.5 44.8 0.0 20.0 40.0 60.0 46.2 9

10. スケジュール変更による就職活動への影響 就職活動経験者を対象に 日本国内の昨年の採用日程ルールの変更 ( 選考解禁が 8 月から 6 月へと 早まった ) について 自身の就職活動への影響を尋ねた 良い影響があった が 11.9% 悪い影 響があった が 26.6% で どちらかというと悪い影響を感じた留学生が多かった とりわけ交換 派遣留学生で 悪い影響 と答えた割合が高かった (37.0%) 日程ルールへの意見を尋ねると 帰国のタイミングと合わず厳しい という学生の一方で 留学生の採用は別日程だったり 個 別対応してくれたりする企業も多いので支障はなかった という声も見られた スケジュール変更による就職活動への影響 どちらかというと良い影響があったどちらかというと悪い影響があった特に影響はなかった 全体 11.9 26.6 61.5 正規留学生 10.3 20.1 69.6 交換 派遣留学生 13.0 37.0 50.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本国内の日程ルール (3 月広報解禁 6 月選考解禁 ) への意見 留学生は多くが 5 月卒業だが 日本の大学生と違い学期中にエントリーシートを書いたりウェブテストを受験したりする時間を作るのが難しく 不公平だと思う 留学生は通常の就活のスケジュールと異なるため 特に意見はないです 3 年生の後期から留学をしていると 日本の就活に間にあわせることができない < 交換 派遣留学 > スケジュールが決まっていても守っていない企業が多かったので あまり意味はない < 交換 派遣留学 > 11. インターンシップの経験今回の調査では 54.6% がインターンシップ経験ありと回答 日本での参加経験者が 40.2% で 海外での経験者が 22.7% だった 日本で参加しやすい時期を尋ねてみると 留学形態で大きく異なり 正規留学生は 6 月 ~8 月にかけて 交換 派遣留学生は 8~9 月や 2 月が多かった 正規留学生は夏休みの一時帰国中でないと参加が難しいことがわかる 日本で参加したことがある 海外で参加したことがある インターンシップ参加経験はない インターンシップ経験の有無 22.7 40.2 45.4 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 正規留学生 交換 派遣留学生 インターンシップ平均参加社数 1.1 1.4 1.6 3.0 ( 社 ) 日本国内で海外で 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 日本でのインターンシップに参加しやすい ( 参加したい ) 時期 80.0 64.2 62.3 64.6 正規留学生 交換 派遣留学生 60.0 50.0 40.0 20.0 34.3 38.1 31.5 25.4 17.1 18.2 14.9 11.6 12.3 14.9 13.8 6.3 5.6 3.3 4.4 4.4 3.6 8.8 7.2 2.6 0.0 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 10

12. 留学をした感想 留学全般についての感想を尋ねた 大変良かった が 8 割に迫り (79.7%) 良かった (17.4%) を合わせると 97.1% で 満足度は極めて高い 留学したことの成果としては 異文化対応力の 向上 (82.6%) 語学力の向上 (82.1%) 精神的にタフになった (72.0%) が上位で 留学 しなければ得られない経験が自身の成長につながったと捉えているようだ 留学した感想 大変良かった良かったどちらともいえない良くなかったまったく良くなかった 全体 79.7 17.4 2.6 0.2 0.2 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 異文化対応力の向上 語学力の向上 精神的にタフになった ( 度胸がついた ) 国際理解を深め価値観が変わった 日本のよさを再認識できた 自分に自信がついた 幅広い人脈の形成 高いレベルの専門分野の研究ができた 経歴 学歴に箔がついた リーダーシップの向上 就職活動に有利になった その他 特になし 1.0 0.4 留学したことのメリット 22.3 41.4 37.3 31.8 72.0 66.5 64.1 60.0 59.2 82.6 82.1 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 留学前に不安だったことを尋ね 実際に留学をして困ったことと比較した 留学前に最も不安だったことは 留学 生活費用 (57.1%) で 語学力不足 (56.7%) 授業レベル (54.4%) が僅差で続く 実際に留学をして最も困ったことは 就職活動の進め方 (47.0%) 留学前の不安と同水準で 不安が現実のものとなった様子がわかる 日本での就職に関する情報不足や学業との両立の難しさが多く挙げられた 留学前に不安だったこと / 実際に留学をして困ったこと 上位 7 項目 留学 生活費用 語学力不足 授業レベルについていけるか / いけなかった 就職活動の進め方 留学先で友人ができるか / できなかった 卒業時期が遅れること 生活環境 価値観の違い 10.6 15.7 19.0 20.6 24.8 28.4 31.5 38.9 40.0 49.2 47.0 留学前に不安だったこと実際に留学をして困ったこと 0.0 20.0 40.0 60.0 54.4 57.1 56.7 11

13. 留学費用 留学する上で最も大きな不安要素である費用について 実際にかかった額と そのうち家族が 負担した額について尋ねた 正規留学生の平均総額は 1,006.3 万円で 留学期間が比較的短い交 換 派遣留学生 (232.3 万円 ) と比べると 4 倍以上に上る 留学形態にかかわらず 費用の多く を家族に頼っており 働いて恩返しをしたい という学生の声も見られた なお 費用は留学先の国 地域によって異なり アジアは欧米に比べて低い 留学でかかった ( かかる予定 ) の費用の平均総額 ( 万円 ) 正規留学生 777.7 1006.3 交換 派遣留学生 156.5 232.3 留学でかかった費用の総額総額のうち家族が負担した額 0.0 200.0 400.0 600.0 800.0 1000.0 留学費用について 為替変動によって生活費や学費が左右されて大変だった 現地では学校外でのアルバイトができないので 自由に使えるお金があまりなかった 学費がやはり高いので両親には本当に感謝しています これから少しずつ返していこうと強く思います 留学によるキャリア観への影響 海外で活躍したい気持ちが強くなったと同時に 日本経済の発展に寄与したいとも思うようになりました いと考える留学生も少なくないことがわかる 多様な文化に触れることで大企業に就職することにこだわりを感じなくなった こちらで出会う積極的 ( いい意味でアグレッシブ ) な友人達のおかげで 自分の進路は自分で勝ち取るという積極的な姿勢が身に付きました どんどん行動を起こすフットワークが身に付きました 考えてもいなかった企業と巡り合えた 日本での就職という価値観にとらわれずに済んだこと 最終的に内定先は日系企業となったが いざとなれば世界中どこでだって仕事は見つかるということを実際に学べたのは大きな影響だったと思う 様々なキャリアの友人と出会ったことで安定性を求めなくてもよいと思うようになったこと 日本の就活の時期と合わないので 日本でのみ選考をしている企業に関しては興味があっても応募できない 海外に出たことで 逆に日本のよさや技術力の高さを実感し 日系企業への志望度が高くなりました < 交換 派遣留学 > 海外に慣れたことで 海外で働きたい というよりは 日本国内であれ海外であれ やる事は同じだから どちらでも対応できる と感じるようになり やみくもにグローバルな活躍を求めなくなった < 交換 派遣留学 > 将来海外勤務の機会のある会社に絞って就職活動をするようになった < 交換 派遣留学 > 12