2017 年 12 月 14 日 ( 木 )13:00~14:30 Microsoft Excel ~EXCEL の基礎知識から応用まで ~ テック サポーター大瀧純平 e6253@students.miyakyo-u.ac.jp
自己紹介 2 名前 : 大瀧純平 ( おおたきじゅんぺい ) 所属 : 初等 音楽コース 4 年交響楽団 ( 打楽器担当 ) 宮城教育大学リコーダーずテック サポーター ( テック歴 2 年 ) 出身 : 福島県相馬市宮城県古川高等学校卒業
自己紹介 3 卒業研究では児童合唱組曲の作曲に取り組んでいます
事前アンケート結果から 4 あなたのスキルを教えてください ( 複数回答可 ) グラフを作ったことがある 関数を使って計算したことがある 表を作ったことがある ほとんど使ったことがない 0 5 10 15 20 25 30 35
事前アンケート結果から 5 受講希望度 基本編 応用編 5 17 23 4 8 11 3 10 5 2 0 0 1 12 8 昨年度例の他にどんなことを学びたいですか? 様々な関数を使った成績表作成 5 学校現場で使うもの 3 基礎 3
今日の流れ 6 Excel の基本的な使い方 月間予定表作成 成績表作成
Excel の基本的な使い方 7
Excel とは何か 8
Excel とは何か 9 Microsoft Office に含まれる表計算ソフト Word( 文書作成 ) Excel( 表計算 ) PowerPoint( プレゼン ) OneNote( ノート作成 ) 学校現場の PC にインストールされている
Excel を起動してみよう! 10 左下のスタートボタン Excel 2016
Excel の画面について 11
12
シート 13 シート 小さなマスが たくさんある部分
アクティブセル セル セル 14 小さなマス 1 つ 1 つのことをセルという アクティブセル セルのうち, いま選択しているもの
列 列 セルが縦に並んだもの 15 列にはアルファベットの名前が付いている 左図だと, C 列
列番号 列番号 16 その列の名前 A 列,B 列,C 列,
行 17 行セルが横に並んだもの行には数字の名前が付いている 左図だと, 6 行
行番号 18 行番号その行の名前を示している 1 行,2 行,
19 赤いところのセルを選択してください と言われたら,
セルの名前 20 左図の場合, C 列 にあって, 14 行目 にあるので, C14 という名前のセル
セルの名前 21 左図の場合, C 列 にあって, 14 行目 にあるので, C14 という名前のセル
ボタン 22 ここにあるボタンを利用して, 文字の大きさを変えたり, セルに色を塗ったりすることができる
タブ 23 ボタンはタブごとに分類されている タブを切り替えることで, ボタンの表示を変えることができる
リボン 24 ボタンとタブをまとめてリボンという
25 エクセルの画面を大きく分けると, リボンとシートから構成されている
Excel を操作してみよう 26
ワークシートのダウンロード 27 mue tec で検索
ワークシートのダウンロード 28 テックサポーターサイトへ IT 講習会 2017 年度 IT 講習会 Excel 編のワークシートを ダウンロード
さあ, 触ってみよう 29 どこでもいいので, セルを選択して, 右図のように 1 と 2 を入力してみましょう
さあ, 触ってみよう 30 1 と 2 と入力されたセルをドラッグで囲いましょう
さあ, 触ってみよう 31 右下にある四角い黒い点をフィルハンドルといいます
さあ, 触ってみよう 32 フィルハンドルを下へドラッグしてみましょう ドラッグ マウスのボタンを押したまま動かします
さあ, 触ってみよう 33 すると, このように,3 以降の数字が自動的に入力されます! オートフィル 連続したデータを簡単に入力!
やってみよう 34 1 だけを入力してオートフィルすると? フィルハンドルを横にドラッグすると? 月 と入れて 1 月 と入れて Mon と入れて A-1 と入れて 1 年 1 組 1 番 と入れて
Excel で計算してみよう 35
Excel は計算機 36 Excel は表計算ソフトの 1 つである 計算をすることができる セルに数式を入れることで, 計算してくれる
まずはお試し 37 セルに, =1+2 と入力して Enter を押してみましょう 単純に =1+2 と出ましたか?
Excel が計算をした! 38 このように, =1+2 と入力すると, 答えである 3 が表示されます この機能を利用して,Excel に計算をさせてみましょう!
やってみよう 39 (1)27+85= (2)987+369+123+741= (3)987-789= (4)23 45= (5)3 0.25= 注意 はじめに = を入力 例 :=27+85 と はそれぞれ * と / にする
シートの移動 40 セルの参照をクリック シートの名前をクリックすることで, シートを切り替えることができる
セルの参照 41 A1 に入力された 222145298 と B1 に入力された 35425077 の和を C1 に表示させたいとき, どうしますか? C1 に =222145298+35425077 と入力 というのもありだけど, 長くて面倒だ
セルの参照 42 A1 に入力された 222145298 と B1 に入力された 35425077 の和を C1 に表示させたいとき, どうしますか? C1 に =A1+B1 と入力してみてください
セルの参照 43 A1 の値と B1 の値を参照して,Excel が計算をしている
数式コピー 44 計算 のシートへ移動して, A3 と B3 の値の和を C3 に表示させてみましょう (C3 に =A3+B3 と入力 ) オートフィルを使って, 他の足し算もしてみましょう ( 同じ計算式がコピーされます )
数式コピー 45
数式コピー 46 同様にして, 引き算, 掛け算, 割り算の答えを求めてみましょう
上書き保存 47 忘れずに上書き保存をしましょう! 右のフロッピーディスクのマークをクリック! もしくは Ctrl+S 上書き保存のショートカットキー
パスワードを設定して保存 48 1 2 3
基礎編まとめ 49 Excel は表計算ソフト 連続データを簡単に入力できるオートフィル 四則演算は + - * / でできる セルの値を参照して計算できる
月間予定表作成 50
51 セルの書式設定 行事予定表作りを通して
書式とは何か 52 罫線文字の色セルの塗りつぶし文字の位置フォントの種類表示形式 など
行事予定表作り 53 A2に 日 B2に 曜 C2に 行事 A3に 1 とそれぞれ入力
オートフィル ( 基本編の復習 ) 54 Ctrl キーを押しながらオートフィルをすると, 連続した値になります 31 日までオートフィルしましょう
オートフィル ( 基本編の復習 ) 55 同じように,B3 に 月 と入力してオートフィルしましょう 31 日のところまでオートフィルしましょう
罫線を引く 56 2 をクリック 1 表となる部分を選択 3 格子 を選択
罫線を引く 57 外枠を太線にするために, もう一度同じ手順で 太い外枠 を選びましょう
文字の色を変更 58 2 をクリック 1 文字の色を変えたい範囲を選択 3 赤 を選択
文字の色を変更 59 同じようにして, ほかの土日の色も変えましょう F4 直前の操作を繰り返すショートカットキー
セルを塗りつぶす 60 2 をクリック 3 灰色を選択 1 範囲を選択
セルを塗りつぶす 61 同じようにして, ほかの土日も塗りつぶしましょう F4 直前の操作を繰り返すショートカットキー
行の高さを調整 62 複数の行を選択して調整すると, 全部まとめて調整できる!
セルの幅を丁度良い幅に 63 ダブルクリック丁度良い幅に!
セルの幅を大きく 64
文字位置の変更 65 文字が左端に揃っていて見づらい
文字位置の変更 66 上下の位置 左右の位置 2 選択 ( 中央揃え ) 1 選択
文字位置の変更 67 文字が左右の中央に配置された
文字位置をまとめて変更 68 A 列と B 列を選択
文字位置をまとめて変更 69 まとめて中央揃えに
セルの結合 70 クリック 選択
セルの結合 71 結合されて 1 つのセルになった
セルの結合 72 12 月行事予定表 などと入力しましょう
完成! 12 月行事予定表日曜行事 73 1 月 2 火 3 水 4 木 5 金 6 土 7 日 8 月 9 火 10 水 11 木 12 金 13 土 14 日 15 月 16 火 17 水 18 木 19 金 20 土 21 日 22 月 23 火 24 水 25 木 26 金 27 土 28 日 29 月 30 火 31 水
成績表作成 74
関数を使ってもっと便利に 75
関数とは 76 次の数の 平均値は? 1,5,7,10,102 合計を 求める 1+5+7+10+102 =125 平均の関数 データの 個数で割る 125 5=25 =AVERAGE(1,5,7,10,102) 答え 25 関数は, 複雑な処理を自動的にしてくれる!
今日取り扱う関数 77 用途合計を求める平均を求める最大値を求める最小値を求める条件分岐する順位を求める 関数の種類 SUM AVERAGE MAX MIN IF RANK
関数の基本的な使い方 78 結果を入力するセルを選択 関数ボタンをクリック 何をしたいのか入力 ( 例えば, 合計 ) 適切な関数を選択 ( 例えば,SUM) 指示に従ってセルを選択
関数を使ってみよう 79 1J2 を選択 2 関数ボタンを選択
関数を使ってみよう 80 1 したいことを入力 2 検索開始 3 説明から適切な関数を選択 4OK
関数を使ってみよう 81 1 クリック 2 範囲を選択
関数を使ってみよう 82 クリック 結果が出た!
オートフィルで一気に! 83
他の関数も使ってみよう 84 同様にして, 平均点, 最高点, 最低点 を求めてみましょう ヒント 合計は SUM を使用 平均 :AVERAGE 最高点 :MAX 最低点 :MIN
小数点を揃えよう 85 2 右の方をクリック 1 選択
小数点を揃えよう 86 小数点が揃った!
小数点以下の調整 87 小数点以下の桁数が増える 小数点以下の桁数が減る
合否を判定しよう 88 ( 条件分岐 ) テストの合計点が 290 点以上は合格 とする すなわち, 290 点以上なら合格 と表示 290 点未満なら不合格 と表示 したい
条件分岐 :IF 関数 89 2 関数ボタン 1K2 を選択 3IF を検索 4IF を選択 5OK
条件分岐 :IF 関数 90 条件の式 (= ) の条件を満たすとき の条件を満たさないとき
条件分岐 :IF 関数 91 J2 が 290 以上 (= ) のとき を表示 を満たさないとき : を表示
条件分岐 :IF 関数 92
注意事項 93 や など, 文字列を表示させる場合は のように ダブルクォーテーションマークでくくる! ex) と表示される 否 否 と表示される 以上 や 以下 を表す場合は, > や < の記号の後ろに = をつける ex) C3>=10 C3 は 10 以上
順位を求めよう (RANK 関数 )94 2 関数ボタン 1 選択 3 順位 で検索 4RANK を選択 5OK
RANK 関数 95 この点数がこの範囲で何番目か 0: 降順 /1: 昇順 点数が小さいほうが 1 位の場合は昇順
RANK 関数 96
RANK 関数 ん?? 97 合計点が等しくないのに みんな 5 位??
RANK 関数 98 範囲がずれてしまっている
絶対参照と相対参照 99
絶対参照と相対参照 100 オートフィルの機能を使うと, 参照するセルの範囲が自動的に移動する 便利 個人の合計点数を求めるとき 教科ごとの平均を求めるときなど 不便 今回のような順位を求めるとき 自動的に移動しないで欲しいなあ
絶対参照と相対参照 101 絶対参照 参照先を固定して, 必ずその場所を参照する 相対参照 対象セルの移動に伴って, 参照先も相対的に移動する 絶対参照にするには, 固定したい部分に $ をつける
範囲を絶対参照に 102 参照範囲をドラッグ選択
範囲を絶対参照に 103 F4 を押すと
範囲が絶対参照になった! 104 $J$2:$J$37 となっていることを確認しましょう
絶対参照にしてオートフィル 105
正しい順位になった! 106
107 フィルタ機能で 並び替え, 絞り込み
フィルタ機能 108 1 どこでもいいのでセルを選択 2 クリック 3 クリック
フィルタ機能 109 矢印があらわれた!
並び替え 110 1 順位の をクリック 2 昇順
並び替え 111 順位順になった!
絞り込み 112 1 合否の をクリック 2 のチェックを外す 3OK
絞り込み 113 不合格者のみが表示される
グラフの作成 114
範囲の選択 115 1 教科名から平均点までまとめて選択
グラフ形式の指定 116 2 挿入タブを選択 3 縦棒を選択 4 集合縦棒を選択
グラフフィルター 117 5 フィルターボタンをクリック 6 カテゴリ欄から, 38 のみにチェック 7 適用
各教科の平均点がグラフに なった! 118
119 作ったグラフを Word に挿入
グラフのコピー 120 1 グラフを選択 2Ctrl+C でコピー
グラフの貼り付け 121 1Word を開いて 2Ctrl+V で貼り付け
グラフの貼り付け ん? 122
オススメは 図 123 1 貼り付けマークをクリック 2 図を選択
もとの書式に戻った! 124
偏差値の計算方法 125 ( おまけ ) 偏差値 =( 得点 - 平均点 ) 標準偏差 10+50 標準偏差は, データのバラつき具合を示す ( 標準偏差の値が大きいほど, データがばらついている )
標準偏差を求める関数 126 STDEV.P STDEV.S データ全体を母集団とみた標準偏差 データ全体を標本とみた標準偏差 事後学習 今日学んだことを駆使し, 関数 STDEV.P を使って, クラス内における合計点の偏差値を求めてみましょう 絶対参照と相対参照に注意!
偏差値の計算 127 杉浦立哉は偏差値 77.5 諸星誠二は偏差値 49.5 桜田春子は偏差値 30.8 となるはずです!
まとめ 128 セルの書式設定をして見やすく 関数を使ってスマートに計算 ( 絶対参照と相対参照に注意!) フィルタ機能で並び替え, 絞り込み グラフを作成し, 視覚的に捉えやすくする
お疲れ様でした! 129 IT 講習会の受講, ありがとうございました! 分からないこと等ありましたら, お気軽にお尋ねください! テック サポーター大瀧純平 e6253@students.miyakyo-u.ac.jp