<4D F736F F D208E7182C782E082CC90B68A888EC091D492B28DB870302D70362E646F63>

Similar documents
❷ 学校の宿題をする時間 宿題に取り組む時間は すべての学年で増加した 第 1 回調査と比較すると すべての学年で宿題をする時間は増えている 宿題に取り組むはおよ そ 40~50 分で学年による変化は小さいが 宿題を しない 割合はになると増加し 学年が上がるに つれて宿題を長時間する生徒としない生

1

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

小学校国語について

睡眠調査(概要)

資料3 平成28年度京都府学力診断テスト 質問紙調査結果 28④ 28中① 27④ 27中① 平成28年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成28年度京都府学力診断テスト中学1年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト小学4年質問紙調査結果 平成27年度京都府学力診断テスト中学1

平成 20 年度全国学力 学習状況調査回答結果集計 [ 児童質問紙 ] 松江市教育委員会 - 児童 小学校調査 質問番号 (1) 朝食を毎日食べていますか 質問事項 選択肢 その他 無回答 貴教育委員会 島根県 ( 公

<4D F736F F D E9197BF A B83678C8B89CA8A5497AA2E646F63>

アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国の中学 3 年生までの子どもをもつ父親 母親およびその子どものうち小学 4 年生 ~ 中学 3 年生までの子 該当子が複数いる場合は最年長子のみ 2. サンプル数父親 母親 1,078 組子ども 567 名 3. 有効回収数 ( 率 ) 父親 927

Microsoft Word - 表紙・目次.doc

問 6 (2) 1. 毎日またはほとんど毎日 に をつけた方以外におたずねします あなたが夕食を食べない理由はなんですか ( あてはまる番号 1 つに をつけてください ) 計 時間がない おなかがすいていない

小学生対象アンケート調査 低学年調査 () 基本属性 学年 ( 問 ) 学年は 年生 (33.0 %) 2 年生 ( 34.2 %) 3 年生 ( 32.5 %) ともに 30% 台前半と なっている ( 図表 --) 図表 -- 学年 ( 全体 ) 年生 2 年生 3 年生 全体 (N=,54)

平成18年度

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

表 S3. 学校がある日は 朝 何時ごろ起きますか と ふだん 何時ごろ朝ごはんを食べていますか 学校がある日は 朝 何時ごろ起きますか 午前 6 時以降 午前 6 時 30 分より前 午前 6 時 30 分以降 午前 7 時より前 午前 7 時以降 午前 7 時 30 分より前 午前 7 時 30

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

柏原市 子どもの生活に関する実態調査 ( 小学生 中学生向け調査 ) 単純集計 留意事項 単純集計表について (1) 柏原市欄 : 回答があった件数 (2) 柏原市 ( マッチング ) 欄 : 回答があったもののうち 子ども票と保護者票が一対となる件数 (1) (2) の件数の差について 柏原市 (

児童生徒調査 橋本市 全体小学 5 年生中学 2 年生 問 1 あなたは小学生ですか それとも中学生ですか ( あてはまる番号 1つに をつけてください ) 度数 % 度数 % 度数 % 計 % % % 小学生 ( 市立 ) %

大阪府子どもの生活に関する実態調査 ( 小学生 中学生向け調査票 ) 回答結果集計 ( 単純集計 H ) 参考資料 1-2 留意事項 単純集計表について (1) 大阪府欄 : 回答があった件数 (2) 大阪府 ( マッチング ) 欄 : 回答があったもののうち 子ども票と保護者票が一対

(4) 学校の規則を守っていますか (5) いじめは, どんな理由があってもいけないことだと思いますか

[1-12].indd

高校生の心と体~報告書.indd

平成 26 年度生徒アンケート 浦和北高校へ入学してよかったと感じている 1: 当てはまる 2: だいたい当てはまる 3: あまり当てはまらない 4: 当てはまらない 5: 分からない 私の進路や興味に応じた科目を選択でき

5 児童生徒質問紙調査 (~P23) (1) 運動に対する意識等 [ 小学校男子 ] 1 運動やスポーツを [ 小学校女子 ] することが好き 1 運動やスポーツをすることが好き H30 全国 H30 北海道 6 放課後や学校が休みの日に 運動部や地域のスポーツクラブ以外で運動やスポーツをすることが

(4) ものごとを最後までやり遂げて, うれしかったことがありますか (5) 難しいことでも, 失敗を恐れないで挑戦していますか

M28_回答結果集計(生徒質問紙<グラフ>)(全国(地域規模別)-生徒(公立)).xlsx

(3) 生活習慣を改善するために


家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

資料1 団体ヒアリング資料(ベネッセ教育総合研究所)

<8A DFB8E712E786C73>

<4D F736F F D208DC590565F CC97B78D7382C98AD682B782E992B28DB88CB48D652E646F6378>

H22-syokuiku.xls

第 5 部子どもの居場所 1. 放課後 休日の過ごし方 (1) 平日の放課後に過ごす場所調布市の小学 5 年生は平日の放課後を 自分の家 で過ごすことが多く 37.5% は 毎日 28.0% は 週に 3~4 日 自宅で過ごしている 毎日 放課後を過ごすことが次に多いのは 学校 4.8% 塾や習い事

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

この章のポイント 良好な人間関係を志向し 学びに向かいにくい高校生が増加 Benesse 教育研究開発センター VIEW21 編集長 小泉和義 学習への意識は2 極化が進む高校生の平日の学習時間は 1990 年から 2006 年にかけて 全体的に減少している そのなかでとくに着目したい点は 偏差値

1 家庭生活について 朝食及び就寝時刻 早寝早起き朝ごはん の生活リズムが向上している ( 対象 : 青少年 ) 朝食を食べている 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1.2 今回 (H27) 経年 1.7 前回 (H22)

小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

表紙(A4)

◎公表用資料

以下は 質問 4でお子さんにケータイを 使わせている と答えた方にお聞きします 質問 6 どのような理由からお子さんにケータイを使わせるようになりましたか あてはまるものすべてに をつけてください 1 連絡のため ( 塾や習い事の送迎など 2 GPS 機能がついているから ( 防犯上のため 3 子ど

< このアンケートの中の言葉の意味 > 情報通信機器 携帯電話やスマートフォン パソコンなど他の人とメッセージのやりとりができるような機 器 インターネット世界中の情報通信機器をつなげてメッセージのやりとりができるようにした仕組み 例えば インターネットを利用して 次のようなことができます 友だちと

第 9 回料理体験を通じた地方の魅力発信事業 ( 石川県 ) アンケート結果 1 属性 (1) 性別 (2) 年齢 アンケート回答者数 29 名 ( 参加者 30 名 ) 7 人 24% 22 人 76% 女性 男性 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 8 人 28% 2 人 7

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

図表 私立中学校に進学した理由 ( 中学 2 年生 ): 生活困難度別 % 66.8% 68.5% 66.9% 47.2% 48.9% 41.1% 41.7% 30.4% 27.5% 21.1% % 17.9% 13.1% 10.4% 10.8

========== 目次 ========== 1. 調査趣旨 P1 2. 調査概要 P1 3. 調査結果概要 P2 4. 調査結果詳細 P3 5. 調査結果の補足 P16 6. 効果的な取組についてのまとめ P17 ( 参考 ) 1 神奈川県 横浜市 川崎市 相模原市 子どもたちのインターネット

<4D F736F F D C815B918D8CA4836A B A81778E7182C782E E B92B28DB F48817

PP

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

Unknown

<4D F736F F F696E74202D C83728E8B92AE8AC28BAB82C68E8B92AE91D C98AD682B782E9837D815B F B835E C837294D E89E695D2816A2E707074>

2013年1月25日

[ 中学校男子 ] 1 運動やスポーツをすることが好き 中学校を卒業した後 自主的に運動やスポーツをする時間を持ちたい 自分の体力 運動能力に自信がある 部活動やスポーツクラブに所属している 3 運動やスポーツは大切 [ 中学校女子

Microsoft Word - アンケート集計結果_最終版.doc

インターネットの活用をみると インターネットでニュース関連の情報をみること の肯定率が4か国とも7 割以上と高い そのほか は インターネットで学習の情報や資料を調べたり 収集したりすること メールやチャット (LINE を含む ) で先生や友だちにわからないところを質問すること の肯定率も 75%

3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

お子さんの成長にあわせ お母さんの食生活を見直してみませんか? お子さんの成長にあわせて あなたの食生活をかえるチャンスがあります 3 か月 か月 か月

2 経年変化 ( 岡山平均との差の推移 ) (1) 中学校 1 年生で比較 ( 昨年度まで中学校 1 年生のみの実施のため ) 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度 国 数 語 学 基 礎 活 用 基 礎

平成 27 年度全国体力 運動能力 運動習慣等調査愛媛県の結果概要 ( 公立学校 ) 調査期間 : 調査対象 : 平成 27 年 4 月 ~7 月小学校第 5 学年 ( 悉皆 ) 中学校第 2 学年 ( 悉皆 ) 男子 5,909 人男子 5,922 人 女子 5,808 人女子 5,763 人 本

PowerPoint プレゼンテーション

調査の目的と概要 Ⅰ 調査の目的 札幌市の児童生徒の実態に関する基礎調査 は 札幌市の小学生 中学生 高校生の意識や心情 生活 行動などについて 継続的に調査し その実態の変容を明らかにすることにより 子どもを取り巻く社会変化や教育情勢と子どもの生活との関連性を客観的に把握し 教育施策の推進に資する

子ども生活実態調査 札幌たのしい授業 研究サークル用 抜きレポート丸山秀一仮説実験授業研究会 北海道 このほどベネッセが 2009 年に実施した 子ども生活実態基本調査 の結果を公表しました これは小学 4 年生から高校 2 年生の約 1.5 万人を対象とした調査で, 前回は 2

調査の項目 Q1. 一日 ( 平日 ) にどの位時間を使っていますか? また希望する時間は? 外で遊んでいる時間 は 35 年間で半減 テレビ離れも進む (3P~) Q2. あなたにとって 大切な時間 と 無駄な時間 は? 大切な時間は1 睡眠 2 食事 3 家族と一緒にいる ゲーム の時間は大切で

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

5 教5-1 教員の勤務時間と意識表 5 1 ( 平均時間 経年比較 教員年齢別 ) 中学校教員 調査年 25 歳以下 26 ~ 30 歳 31 ~ 40 歳 41 ~ 50 歳 51 ~ 60 歳 7:22 7:25 7:31 7:30 7:33 7:16 7:15 7:23 7:27 7:25

man2

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

アンケート調査の実施概要 1. 調査地域と対象全国の中学 3 年生までの子どもをもつ父親 母親およびその子どものうち小学 4 年生 ~ 中学 3 年生までの子 該当子が複数いる場合は最年長子のみ 2. サンプル数父親 母親 1,078 組子ども 567 名 3. 有効回収数 ( 率 ) 父親 927

小 4 小 5 小 6 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

中 1 中 2 中 3 男子 女子 小計 男子 女子 小計 男子 女子 小計 合計 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % 度数 % F-3 あなたの家庭はあなた自身を入れて何人ですか 2 人家族 2 1.6% 3 2.5% 5 2.0% 2 1.9

小学生の運動 スポーツ活動に関するアンケート 調査報告書 1 調査の概要 (1) 調査目的本市における小学生のスポーツ活動の実態を調査し 豊川市スポーツ振興計画 ( 改訂版 ) 策定のための基礎資料を得るため (2) 調査対象豊川市内小学校 6 年生の全児童学校数 26 校児童数 1,825 人 (

世論調査報告書

違法配信に関するユーザー利用実態調査 【2010年版】

 

 

2008/3/4 調査票タイトル : ( 親に聞く ) 子どものダイエットについてのアンケート 調査手法 : インターネットリサーチ ( ネットマイル会員による回答 ) 調査票種別 : Easyリサーチ 実施期間 : 2008/2/22 14:28 ~ 2008/2/22 21:41 回答モニタ数

調査概要 (1) 調査実施方法 : 各施設内でアンケート調査を配布し 対象者の自記式による記入後に回収 (2) 調査時期 : 2017 年 1 月 ~3 月 (3) 調査対象者 : 特養 ( 南さいわい ):83 人 特養 ( こむかい ):14 人計 97 人 (4) 回収数 : 特養 :42 人

報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

十和田市 事業別に利用数をみると 一時預かりは 年間 0 (.%) 以 上 (.) - (.%) の順となっています 問. 一時預かり ( 年間 ) n= 人 以上. 幼稚園の預かり保育は 年間 0 (.%) 以上 (.%) (.%) の順となっています ファミリー サポー

困窮度別に見た はじめて親となった年齢 ( 問 33) 図 94. 困窮度別に見た はじめて親となった年齢 中央値以上群と比べて 困窮度 Ⅰ 群 困窮度 Ⅱ 群 困窮度 Ⅲ 群では 10 代 20~23 歳で親となった割 合が増える傾向にあった 困窮度 Ⅰ 群で 10 代で親となった割合は 0% 2

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

<4D F736F F D F18D908F B B8F9C82AD816A2E646F63>

Microsoft Word - 【確認】アンケート結果HP.docx

news a

 

設別調査結果 [ 算数 A: 主として知識 ] 分類 全国鳥取県大山町県との差 数と計算 量と測定 学習指導要領の領域図形 評価の観点 題形式 全体 区分 数量関係 65

派遣社員の評価に関する 派遣先担当者調査結果

1. 調査結果の概況 (1) の児童 ( 小学校 ) の状況 < 国語 A> 今年度より, ( 公立 ) と市町村立の平均正答率は整数値で表示となりました < 国語 B> 4 国語 A 平均正答率 5 国語 B 平均正答率 ( 公立 ) 74.8 ( 公立 ) 57.5 ( 公立 ) 74 ( 公立

表 110 性 別子からの仕送りの有無別個人数 子からの仕送り ありなし 昨年収入ありと答えた人の 男性 歳 歳 歳 歳 歳 0 77

PowerPoint プレゼンテーション

平成 28 年度学校評価最終報告 教職員 :20 人生徒 :309 人保護者 :233 人 [ とてもよい 青ややよい 赤やや不十分 黄緑不十分 紫 ] < 教職員 保護者共通項目アンケート > 評価項目教職員保護者 1 学校は 様々な機会を活用して 学校の様子や学習内容を地域や保護者に伝えている

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

Press Release 2019 年 4 月 18 日 楽天インサイト株式会社 もらいたいプレゼント トップは 母への感謝の言葉 家族旅行 が昨年に比べ増加 母の日に関する調査 URL: 楽天インサイト

家庭等における青少年の携帯電話・スマートフォン等の利用に関する調査結果報告書(概要版)

子供・若者の意識に関する調査(平成28年度)

untitled

<4D F736F F D2082D382EA82A082A A282AB82A282AB D B836795F18D908F912E646F6378>

難聴児童の伝える力を 高めるための指導の工夫 -iPadを活用した取り組みを通して-

Transcription:

3. 家族との関係 家庭での生活 (1) 家庭での会話の内容 子どもたちが家庭でどのような話をしているかは 図 3-1-1 図 3-1-2 のとおりである 学校でのできごと 友達のこと 部活動のこと が多く とくに 友達のこと は 中 2より小 5の方が話をする子どもの割合が高い 男女別では 小 5では 学校でのできごと 友達のこと 先生のこと について 中 2では それに加えて 部活動のこと 勉強や塾のこと 習い事や趣味のこと 将来の進路や職業 日常生活に関すること について よりの方が話をする割合が高かった 図 3-1-1 家族と話す内容 ( 小 5) 図 3-1-2 家族と話す内容 ( 中 2) 学校でのできごと 86.1 83.1 89.5 学校でのできごと 75.6 68.6 82 部活動のこと 58.0 56.5 59.9 部活動のこと * 67.7 64.2 70.8 友達のこと 73.4 66.0 81.6 友達のこと 58.9 48.0 68.7 先生のこと 31.8 25.7 38.5 先生のこと 29.8 22.6 36.4 勉強や塾のこと 習い事や趣味 46.2 45.5 47.0 37.9 36.5 39.5 全体 勉強や塾のこと 習い事や趣味 39.8 35.2 44.1 30.5 22.4 37.9 全体 将来の進路や職業 18.8 18.0 19.8 将来の進路や職業 24.2 17.5 30.4 日常生活に関すること 38.1 36.3 40.1 日常生活に関すること 50.5 43.7 56.5 地域近所のこと 14.8 15.8 13.8 地域近所のこと 12.1 12.8 11.4 社会のできごとやニュース 35.0 37.4 32.4 社会のできごと 36.1 37.3 35.1 0 20 40 60 80 100 % 0 20 40 60 80 100 % -11-

(2) 父母は話を聞いてくれるか お父さんやお母さんが話を聞いてくれるどうかでは 小 5で9 割 中 2で8 割は とてもよく聞いてくれる わりと聞いてくれる と答えている ( 図 3-2-1) とてもよく聞いてくれる は 小 5で5 割いるが 中 2では3 割に減っている 男女別では 小 5 中 2とも の方が聞いてくれる家庭が多い ぜんぜん聞いてくれない ほとんど聞いてくれない あまり聞いてくれない を合わせても 小 5で4% 中 2で7% と少ないが 自由記述では 家族に気持ちを知ってほしい もっと話しかけてほしい 話を聞いてくれないし 聞いてもわかってくれない というものもあった 図 3-2-1 父母は話を聞いてくれるか 1.1 小 5 全体 0.3 3 6.8 34.3 54.5 0.9 3.6 8.3 35.7 51.1 0.4 1.4 4.8 32.7 58.5 0.2 2.4 1.8 中 2 全体 3.8 12.6 49.9 30.5 1.4 1.3 1.9 4.4 13.4 51.2 27.8 1 2.3 3.3 11.8 48.7 32.9 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ぜんぜん聞いてくれないほとんど聞いてくれないあまり聞いてくれない 少し聞いてくれるわりと聞いてくれるとてもよく聞いてくれる -12-

(3) 家のことで困っていることや嫌なこと 家のことで困っていることや嫌なことがあるかどうかは ある が小 5で2 割弱 中 2で3 割あった 男女別では 中 2でよりに ある が多くみられた ( 図 3-3-1) 家庭で感じている嫌なことの内容は 嫌なことがないと答えた人も含めて全員に複数選択で回答してもらったところ 図 3-3-2 のようであった とくにない は 小 5で 48% 中 2で 33% であり 小 5の5 割 中 2の7 割の子どもが 1つ以上の項目を選択し回答している 小 5では きょうだいと気が合わない 勉強しなさいとうるさく言われる 家の中で言い争うことがある が多く 中 2では 勉強しなさいとうるさく言われる 家の中で言い争うことがある が多く 小 5に比べても多くなっている 次いで お小遣いが少ない 親が何でもすぐに口出しをする 親が気持ちをわかってくれない なども多い 中 2で自分専用の部屋を持っているかどうかとの関連をみると 専用の部屋を持っている子どもより 持っていない子どもの方に 家の中で言い争うことがある 親にたたかれたりする をあげた子どもの割合が高かった ( 図 3-3-3 図 3-3-4) 図 3-3-1 家のことで困っていることや嫌なこと 小 5 全体 17.6 82.4 18.6 81.4 16.6 83.4 あるない 中 2 全体 30.8 69.2 26.9 34.2 73.1 65.8 * -13-

図 3-3-2 家庭で嫌なことの内容 親が自分と遊んだり相手にしてくれない 9.4 6.3 家族との会話が少ない 4.7 8.9 勉強しなさいとうるさく言われる 20.9 31.6 親が厳しすぎる 親にたたかれたりする 7.7 12.3 14.4 12.1 親が気持ちをわかってくれない 親が何でもすぐに口出しをする 11.2 11.0 19.0 20.9 小 5 中 2 きょうだいと気が合わない 18.4 24.0 家の手伝いをむりやりさせられる 4.4 6.1 お小遣いが少ない 15.9 22.5 家の中で言い争うことがある 18.5 30.8 とくにない 33.1 47.8 0 10 20 30 40 50 60 % 図 3-3-3 自分専用の部屋の有無と 家の中で言い争うことがある の関連 ( 中 2) 自分専用の部屋がある n=642 28.5 71.5 * 家の中で言い争うことがあるない ない n=304 35.2 64.8-14-

図 3-3-4 自分専用の部屋の有無と 親にたたかれたりする の関連 ( 中 2) 自分専用の部屋がある n=642 10.4 89.6 ない n=305 * 親にたたかれたりするしない 15.4 84.6-15-

(4) 塾や習い事の日数 塾や習い事に週に何日通っているかについては 図 3-4-1 図 3-4-2 のとおりである 小 5 全体では 通っていない子どもが1 割ほど 4 分の1ほどの子どもは5 日以上通っている 中 2 全体では 通っていない子どもが3 割で 2 割の子どもは4 日以上通っている 中学生になると 部活動などが忙しくなるのではないかと考えられる 男女別にみると 中 2で よりに塾や習い事に通う日数が多い傾向にあった ( 図 3-4-2) 図 3-4-1 塾や習い事の日数 ( 小 5) 3.9 全体 12.2 11.4 16.9 16.3 16.9 13.0 9.4 4.3 13.6 10.1 16.8 15.6 16.3 12.8 10.5 4 10.6 12.9 17.0 17.1 17.1 13.1 8.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 日 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 図 3-4-2 塾や習い事の日数 ( 中 2) 2.4 全体 29.1 10.0 24.1 18.5 9.5 5.6 0.8 31.8 8.4 25.3 19.9 6.4 4.5 2.6 1.1 2.3 * 26.6 11.5 23.0 17.1 12.3 6.6 0.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 0 日 1 日 2 日 3 日 4 日 5 日 6 日 7 日 -16-

(5) 就寝時間 就寝時間については 小 5 全体では 5 割が 10 時ごろまでに就寝しているが 11 時半以降も 16% あった 中 2 全体では 5 割が 11 時ごろまでに寝ているが 12 時半以降も 19% あった とくに中 2で の方がより 就寝時間が遅い子ども多くなっている ( 図 3-5-1) なお 中 2には 睡眠時間を時間 分で回答してもらったところ 平均睡眠時間は 6 時間 58 分 ( 7 時間 11 分 6 時間 47 分 ) であった 昼間に眠たかったこと が いつもだった は 小 5で1 割 中 2で3 割あった 眠たかったことが ぜんぜんなかった は 小 5で 36% 中 2 で 10% しかなかった ( 図 3-5-2) 就寝時間と 昼間に眠たかったこと があるかどうかとの関連をみたのが 図 3-5-3 図 3-5-4 である 小 5では 11 半以降就寝 の子どものうち 眠いことが いつもだった は2 割 よくあった と合わせると4 割となっている 中 2では 12 時半以降就寝 の子どものうち 5 割は眠たかったことが いつもだった であり よくあった と合わせると7 割になっている 遅い就寝により昼間眠たくなっている子どもがいる また 塾や習い事との関係では 小 5で塾や習い事に週 5 日以上通っている子どもの割合は 11 時ごろまでに就寝 する子どもよりも 11 半以降就寝 の子どもの方に高く 36% であった ( 図 3-5-5) 図 3-5-1 就寝時間 小 5 全体 9.7 41.4 32.9 12.0 4 11.2 40.0 31.5 11.5 5.8 中 2 全体 1 8.1 10.1 42.9 37.6 32.5 34.7 12.5 18.8 1.8 9 時ごろまで 9 時半ごろ 10 時ごろ 10 時半ごろ 11 時ごろ 11 半ごろ 12 時ごろ 12 時半ごろ 1 時以降 1.7 0.4 6.9 13.6 34.7 40.5 36.8 28.1 16.1 21.2-17-

図 3-5-2 昼間に眠たかったこと 小 5 36.4 22.9 14.4 15.0 11.3 中 2 10.4 13.1 20.2 29.6 26.7 ぜんぜんなかったたまにあったときどきあったよくあったいつもだった 図 3-5-3 就寝時間と 昼間に眠たかったこと の関連 ( 小 5) 11 時半以降就寝 n=166 32.5 13.3 10.8 20.5 22.9 11 時ごろまでに就寝 n=870 37.6 24.7 14.7 13.9 9.1 ぜんぜんなかったたまにあったときどきあったよくあったいつもだった -18-

図 3-5-4 就寝時間と 昼間に眠たかったこと の関連 ( 中 2) 12 時半以降就寝 n=186 8.6 8.6 12.9 22.0 47.9 12 時ごろまでに就寝 n=801 10.9 14.0 22.0 31.3 21.8 ぜんぜんなかったたまにあったときどきあったよくあったいつもだった 図 3-5-5 就寝時間と 塾や習い事の日数 の関連 ( 小 5) 11 時半以降就寝 n=165 64.2 35.8 塾や習い事週 4 日以下週 5 日以上 11 時ごろまでに就寝 n=870 75.5 24.5-19-

(6) 朝食の摂取 毎日朝食を食べるかどうかは 図 3-6-1 のように 小 5で9 割 中 2で8 割は 毎日食べる と回答している 中 2の方が ときどき食べない ほとんど食べない が多くなっている また 就寝時間が遅い子どもたちでは 毎日朝食を食べる が小 5で7 割 中 2で6 割と 少なくなっている ( 図 3-6-2 図 3-6-3) 遅く寝ることによって 朝 食欲がなかったり 食べる余裕がなくなったりしていると考えられる 図 3-6-1 毎日朝食を食べるか 小 5 中 2 87.6 80.2 14.4 10.7 1.7 5.4 毎日食べるときどき食べないほとんど食べない 図 3-6-2 就寝時間と朝食の摂取の関連 ( 小 5) 就寝 11 時半以降 n=165 就寝 11 時ごろまで n=857 69.7 90.9 23.6 6.7 8.3 0.8 毎日食べるときどき食べないほとんど食べない 図 3-6-3 就寝時間と朝食の摂取の関連 ( 中 2) 就寝 12 時半以降 n=184 60.9 26.6 12.5 毎日食べるときどき食べないほとんど食べない 就寝 11 時ごろまで n=795 84.6 11.6 3.8-20-

(7) 毎日の生活の忙しさ 毎日の生活が忙しいかどうかは 中 2のみに質問した わりと忙しい と とても忙しい を合わせると 3 割ほどあった の方がより 忙しい と感じている子どもの割合が多かった ( 図 3-7-1) 塾や習い事の日数 (3(4) 参照 ) との関連をみると 週 4 日以上 通っている子どもでは とても忙しい と わりと忙しい を合わせると5 割あり 週 3 日以下 の子どもよりも多くなっている ( 図 3-7-2) すでにみたように 中 2ではよりの方が塾や習い事に4 日以上通っている子どもの割合が高かったが このことは の方が 忙しい と感じている子どもの割合が多いことと関連しているといえる 図 3-7-1 毎日の生活が忙しいか ( 中 2) 全体 7.0 9.7 18.1 33.4 23.1 8.7 9.8 10.2 17.5 32.8 21.2 8.5 4.5 9.3 18.6 33.9 24.8 8.9 ぜんぜん忙しくないほとんど忙しくないあまり忙しくない少し忙しいわりと忙しいとても忙しい 図 3-7-2 毎日の生活の忙しさ と 塾や習い事の日数 の関連 ( 中 2) 週 3 日以下 n=798 7.0 11.3 18.9 34.6 21.1 7.1 週 4 日以上 n=178 5.6 2.8 13.5 29.8 32.6 15.7 ぜんぜん忙しくないほとんど忙しくないあまり忙しくない少し忙しいわりと忙しいとても忙しい -21-

(8) インターネットの利用 携帯電話やパソコンでインターネットをどのように利用しているかは 図 3-8-1 図 3-8-2 のとおりである 小 5では 利用したことがない が 2 割あるが 中 2では1 割弱になっている 利用している子どもは 小 5では 遊びや趣味で が最も多く 次いで 学校の授業で 学校の宿題のため 家族との連絡のため が多い 中 2では は 友達とのメール が最も多く は 遊びや趣味で が最も多い 家族との連絡のため も 小 5に比べて中 2が多くなっており 行動範囲が広がったり 夜遅くまでの塾通いが増えたりしていることが影響しているのではないかと思われる 知らない人とのメール ( ブログ チャット 掲示板を含む ) も中 2で1 割ほどある 携帯電話やメールのやりとりで 嫌だと思ったことやストレスを感じたこと は 図 3-8-3 のように 小 5では ぜんぜんない が9 割であるが 中 2では5 割になっている 小 5より中 2の方がメールを利用する子どもが多いこともあるが 中 2 で ときどきある いつもある が 1 割あるのは 友達とのメール や 知らない人とのメール との関連があるかもしれない 図 3-8-1 インターネットの利用 ( 小 5) 友達とのメール 知らない人とのメール 学校の授業で 学校の宿題のため 家との連絡のため 塾の勉強で 遊びや趣味で ショッピング その他の利用 利用したことがない 14.9 9.8 20.6 2.4 2.9 1.8 27.8 23.8 32.4 24.3 19.8 29.3 21.1 16 26.9 6.1 5.1 7.3 45.3 47.9 42.6 4.6 5.3 3.9 7.6 7.8 7.1 19.4 23.6 14.7 0 20 40 60 80 % 全体 -22-

図 3-8-2 インターネットの利用 ( 中 2) 友達とのメール 46.5 63.5 79.1 知らない人とのメール 学校の授業で 学校の宿題のため 8.8 5.3 12.0 13.8 13.6 13.8 24.0 19.2 28.5 家との連絡のため 塾の勉強で 4.4 4.1 4.7 39.8 32.6 46.3 全体 遊びや趣味で * 66 61.8 69.8 ショッピング その他の利用 利用したことがない 7.9 7.0 8.7 3.5 2.6 4.5 6.9 10.9 3.3 0 20 40 60 80 100 % 図 3-8-3 携帯電話やメールのやりとりで嫌だと思ったことやストレスを感じたこと 小 5 全体 89.0 4.8 2 0.4 2.5 1.3 90.9 3.9 0.5 0.5 2.1 2.1 86.9 5.7 3 3.7 0.2 0.5 中 2 全体 51.3 19.6 9.6 13.3 5.3 0.9 65.2 15.6 7.8 8.3 0.7 2.4 39.6 23.0 11.1 17.5 7.8 1.0 ぜんぜんないほとんどないあまりないたまにあるときどきあるいつもある -23-

インターネットの利用と 毎日の生活の忙しさ ( 中 2) の関連をみたのが 図 3-8-4 である インターネット メールを まったく利用しないか学校の授業や宿題 塾の勉強や家族との連絡以外では利用しない子どもと それ以外の友達や知らない人とのメール ( メール ブログ チャット 掲示場を含む ) や遊びや趣味 インターネットショッピングでも利用する子どもに分けて 毎日の忙しさ をみると 勉強 連絡以外でも利用する子どもの方が 忙しいと感じている子どもの割合が多かった 図 3-8-4 インターネットの利用と 毎日の忙しさ の関連 ( 中 2) インターネットを勉強 連絡以外では利用しない n=121 12.4 15.7 16.5 30.6 18.2 6.6 * 勉強 連絡以外でも利用する n=857 6.2 9.0 18.1 33.7 24.0 ぜんぜん忙しくないほとんど忙しくないあまり忙しくない少し忙しいわりと忙しいとても忙しい 9.0-24-

(9) 放課後や休日に一緒に遊ぶ友達 学校が終わってからや休みの日に 一緒に遊ぶ仲の良い友達がいるかどうかは 図 3-9-1 のよ うである 中 2の方が小 5より若干少ないが 全体で9 割の子どもは いる と答えている 男女別では差は認められなかった 図 3-9-1 放課後や休日に一緒に遊ぶ友達の有無 小 5 全体 89.6 10.4 89.0 11.0 90.3 9.7 いるいない 中 2 全体 92.6 7.4 92.2 7.8 93.1 6.9-25-