(2) 保育園 学校での取組 かみこあに保育園 1むし歯予防教室 ア. 日 時 : 平成 27 年 6 月 11 日 ( 木 ) 午前 10 時 ~11 時 イ. 目 的 : 虫歯を予防しよう ( ア ) 歯ブラシをしっかり持つ ( イ ) ぶくぶくうがいをきちんとする ( ウ ) 奥歯の噛み合わせ

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第 2 章計画の推進及び進行管理 1 計画の推進 県 市町村及び県民が 関係機関等と相互に連携を図りながら 県民の歯 口腔の健康づくりを推進します 県における推進 (1) 全県的な推進 県全域の課題を踏まえた基本的施策や方向性を示すとともに 取組の成果について継続的な評価を行い 県民の生涯を通じた歯

歯科中間報告(案)概要

平成 28 年度 第 1 回境港市学校給食センター運営委員会 1 日時 : 平成 28 年 10 月 27 日 ( 木曜日 )10:00~ 2 場所 : 境港市学校給食センター研修室 3 内容 (1) 報告事項 1 平成 28 年度学校給食の実績について 2 学校給食センターの取組について 3 アイ

< 先生方へ > 長崎県学力向上推進協議会では 子どもに確かな学力をつけていくためには 何 が大切か また 学力の向上を阻害している要因は何かなどについて 検討を重ね ています その中から次のようなことが指摘されました 1 家庭で毎日決まった時間に学習をする習慣をつけることが大切である 2 食事や睡

食育に関するアンケート

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Taro-07_学校体育・健康教育(学

実践内容 (1) 視点 1 教育活動全体で推進できるよう 指導体制を整備し 食に関する指導の充実 を図る 1 食育全体計画の整備既存の食育全体計画を見直し 教科 学級活動における食に関する指導の時間を確保するとともに 栄養教諭とのティーム ティーティング ( 以下 TT) についても明記した また

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

平成25~27年度間

平成 30 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 食べ物と健康との関わりについて知ろう 給食について知ろう 学習 遊びの指 導 生活単元 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 食後の片付けができる しっかりかむ習慣を身に付け,

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

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食育に関するアンケート

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

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薬物乱用教室 学校薬剤師さんに来ていただき 薬物について授業をしていただいた 薬物乱用による心身への影響 薬物のこわさを知ろう 薬剤師と警察の少年補導課の方とのコラボで薬物の内容と怖さについて 学校薬剤師さんから 心身への影響 誘惑 断ることなど講義を受ける 喫煙 飲酒 公開授業日に実施 学校薬剤師

平成 29 年度広島県立庄原特別支援学校食に関する年間指導計画小学部重複障害学級 遊びの指導 生活単元学習 給食の食材や献立について知る 正しい手洗いを身に付ける 協力して配膳ができる 給食の食材や献立について知る バランスよく, 何でも食べる 必要な水分を上手に摂取する 食後の片付けができる しっ

平成 26 年度努力点 1 研究主題 作って食べて食への思いを高める常安の子 - 広げよう! 食育の輪 - 2 研究主題設定の理由本校では 平成 24~25 年度の2 年間に渡り できたよ自分で というテーマの基 やてみたい できるようになりたい 分かるようになりたい と 自分の意思で意欲的に学ぶ子

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

平成 30 年度 五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 はじめにこの五泉市立川東小学校いじめ防止基本方針 ( 以下 学校基本方針 という ) は いじめ防止対策推進法 ( 平成 25 年法律 71 号以下 法 という ) 第 13 条の規定に基づき 本校におけるいじめ防止等のための対策を効果的に推進

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学力向上のための取り組み

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13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

調書のの見方 新規 新規事業の実施 現行どおり 事業をする 充実 事業の充実 強化を図る 改善 事業の見直し 改善を図る 縮小 事業規模を縮小する 廃止 事業を廃止する 2

6. 調査結果及び考察 (1) 児童生徒のスマホ等の所持実態 1 スマホ等の所持実態 54.3% 49.8% 41.9% 32.9% % 78.7% 73.4% 71.1% 76.9% 68.3% 61.4% 26.7% 29.9% 22.1% % 中 3 中 2 中 1

平成20年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果(概要)

資料2 これまでの学校における食育の取組について

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施策吊

歯や口腔の健康について

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

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教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

あだち広報 2013 年 9 月 10 日号 平成 25 年度東京都広報コンクール 広報紙部門 : 最優秀 受賞

1 発達とそのメカニズム 7/21 幼児教育 保育に関する理解を深め 適切 (1) 幼児教育 保育の意義 2 幼児教育 保育の役割と機能及び現状と課題 8/21 12/15 2/13 3 幼児教育 保育と児童福祉の関係性 12/19 な環境を構成し 個々 1 幼児期にふさわしい生活 7/21 12/

発育状態調査 身長 身長 ( 平均値 ) を前年度と比較すると 男子は 5~8,10,11,16 歳で 女子は 7~12,15,17 歳で前年度を上回っている (13 年齢区分中 男子は増加 7 減少 4 女子は増加 8 減少 3) 全国平均と比較すると 男子は全ての年齢で 女子は 9~11 歳を除

家庭における教育

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

本年度の調査結果を更に詳しく分析するため 本道の課題となっている質問紙の項目について 継続して成果を上げている福井県 秋田県 広島県と比較した結果を示しています ( 全国を 100 とした場合の全道及び他県の状況をレーダーチャートで示したもの ) 1 福井県との比較 (~P51) 継続的に成果を上げ

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1 学校名仙台市立高砂中学校 全生徒数 245 人 223 人 ( うち特別支援 ) 教育活動全体を通して体力向上を図る取組 15 学級 ( 特別支援学級 2 学級 ) (1) 東日本大震災後, 小学校高学年だった児童が現 在中学 3 年生である 中学校入学時点では, 運動する機会が少ない生徒が多か

第3章 学校給食での対応

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

30つながる食育推進事業成果報告書

3 睡眠時間について 平日の就寝時刻は学年が進むほど午後 1 時以降が多くなっていた ( 図 5) 中学生で は寝る時刻が遅くなり 睡眠時間が 7 時間未満の生徒が.7 であった ( 図 7) 図 5 平日の就寝時刻 ( 平成 1 年度 ) 図 中学生の就寝時刻の推移 図 7 1 日の睡眠時間 親子

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

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履修モデル 1 短期大学士 ( ) 二種免許状 保育士 認定ベビーシッター の区分 資格 単位数保育士 資格必要単位数 保育士 認定ベビーシッター 卒修業科選目択必 個々の学生の得意な分野を伸ばし 魅力のある保育者を育てる 子どもの保健 Ⅰ 1 必修 必修 4 保育原理 1 必修 必修 2 児童家庭

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

岐阜市における「医薬品の正しい使い方」に関する調査アンケート結果

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上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

委員 計画の期間 目標値 目標値に向けての課題などを説明より説明のあった計画内容などについて 委員の方から質疑がありましたらお願いしたい 質疑なし (2) 歯と口腔の健康に関する事業の取組み状況について ( 意見交換 ) 委員委員委員委員 では 次の議題に移ることとする 本日お集まりいただいた委員の

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上越市立有田小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 4 月策定 1 いじめの定義といじめに対する基本的な考え方 (1) いじめの定義児童生徒に対して 当該児童生徒が在籍する学校に在籍している等当該児童生徒と一定の人的関係にある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為 ( インターネット

(2) 設備について 認可基準 ( 下線 : 必須 ) 幼保連携型 建物及び附属施設の設置場所 同一敷地内又は隣接する敷地内 ( 公道を挟む程度 ) 既存幼稚園 保育所からの移行の場合の特例 1~3 をすべて満たせば 同一敷地内にない場合も設置可 1 教育 保育の適切な提供が可能 2 子どもの移動時

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

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小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

1 基本健康診査基本健康診査は 青年期 壮年期から受診者自身が自分の健康に関心を持ち 健康づくりに取り組むきっかけとなることを目的に実施しています 心臓病や脳卒中等の生活習慣病を予防するために糖尿病 高血圧 高脂血症 高尿酸血症 内臓脂肪症候群などの基礎疾患の早期発見 生活習慣改善指導 受診指導を実

活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが

②肥満 やせの状況 3 歳児における肥満児の割合は減少していました 成人男性の肥満は横ばいで 代女性の肥満は増加傾向がみられました 一方 20 代女性のやせは倍増しており 肥満だけでなく 子どもを産み育てる世代への支援が必要となります 20代 60代の肥満 BMI 25以上 の割合 肥満

11 月 12 月 1 月 行事を通した自治能力の育成活動の振り返りによる自己有用感の感受めあてと所属意識の醸成 いじめ見逃しゼロ集会 2 全校 SGE( フェスティバル ) SST7 情緒的行動領域 SST8 非言語コミュニケーション領域 2 月 1 年間の振り返りと SST9 自己 他者認知領域

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コラム授業力の向上について食育では 生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性を育んでいきます そのためには 教師の授業力が一つの鍵になることはいうまでもありません そこで どのような授業を行えば 子どもたちに望ましい生活習慣等が定着するのか 小学校 中学校授業評価システムガイドライン ( 平成

目 次 1. 策定の趣旨 2 2. 基本理念 2 3. 計画の期間及び推進状況の把握 2 4. 計画の対象 2 5. 第 1 次計画 における成果と課題 2 (1) 成果 2 (2) 課題 3 6. 計画の全体構想図 3 7. 推進事業 4 (1) 家庭における読書活動の推進 4 (2) 地域 図書

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Q-Uアンケート (6 月 11 月 ) 水小子どもアンケート (7 月 12 月 ) 保護者学校評価アンケート (7 月 12 月 ) オ愛の呼びかけパトロール ( 青少年育成協議会 : 毎月 ) カ職員巡回パトロール ( 長期休業期間 個別懇談期間 短縮授業時等 ) いじめの実態調査に関するアン

識及び技能を活用して総合的に学習できるような教材である 家庭の食事や給食について振り返ってバランスよく食品を組み合わせて食事をとる大切さを理解させたり, 体に必要な栄養素の種類と働きを知り 1 食分の献立を考えさせたりする 栄養バランスを考えた 1 食分の献立を計画することは, 小学校での 2 年間

9/12 回 講義 演習 いじめの理解と対応 講義 実習 学校環境衛生活動及び医薬品等の管理 10/17 講義 特別支援教育の理解と養護教諭の役割 ( 水 ) 講義 演習 発達段階を踏まえた児童生徒理解 10/12 回 講義 演習 保健室における情報活用と情報管理 協議 自己課題研修の検討 3 10

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問 3 問 2 で と回答した方は 上記対策で何を見て知ったか ( 複数回答可 ) % 問 4 問 2で と回答した方は 下記対策で利用したいまたは既に利用しているものは 問 4 何か ( 複数回答可 ) 特定健診 特定保健指導対策 10 (41.9%) がん ( 婦人

教育学科幼児教育コース < 保育士モデル> 分野別数 学部共通 キリスト教学 英語 AⅠ 情報処理礎 子どもと人権 礎演習 ことばの表現教育 社会福祉学 英語 AⅡ 体育総合 生活 児童家庭福祉 英語 BⅠ( コミュニケーション ) 教育礎論 音楽 Ⅰ( 礎 ) 保育原理 Ⅰ 英語 BⅡ( コミュニ

様式 Ⅰ 平成 28 年度オリンピック パラリンピック教育推進校 事業実施報告書 学校名 井手町立井手小学校 多賀小学校 泉ヶ丘中学校 全校児童 生徒数 井手小 ;222 名多賀小 ; 99 名泉ヶ丘中 ;154 名 Ⅰ スポーツへの誘い自己肯定感の醸成 Ⅱ 障害者や高齢者への理解共生社会の形成 Ⅲ

発育状態調査 身長 身長 ( 平均値 ) は 前年度と比較すると 男子は 12~15 歳で前年度を上回り 女子は 5,6,8,9,14,16 歳で前年度を上回っている (13 年齢区分中 男子は増加 4 減少 6 女子は増加 6 減少 5) との比較では 男子は全ての年齢で 女子は 5,9 歳を除い

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調査結果の概要

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

鎌倉市関谷小学校いじめ防止基本方針 平成 26 年 4 月 鎌倉市立関谷小学校

愛媛県学力向上5か年計画

第 3 章 保護者との関わり 子育て支援 に来園する親子の平均組数は 国公立で 14.1 組 私立で 19.2 組だった ( 図 表 3-3-1) では どのようなことを親子は体験しているのだろうか 実施内容について複数回答で聞いたところ 私立幼稚園と国公立幼稚園で違いがみられた (

川 越 市 子 育 てガイドマップ

報道関係者各位 NEWS RELEASE 2018 年 10 月 9 日ジョンソン エンド ジョンソン株式会社ビジョンケアカンパニー 10 月 10 日は 目の愛護デー 小 中 高校の養護教諭 288 名へのアンケート結果を発表 目を取り巻く環境が悪化!? 子どもたちの視力低下が浮き彫りに 6 割の

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小学校の結果は 国語 B 算数 A で全国平均正答率を上回っており 改善傾向が見られる しかし 国語 A 算数 B では依然として全国平均正答率を下回っており 課題が残る 中学校の結果は 国語 B 以外の教科で全国平均正答率を上回った ア平成 26 年度全国学力 学習状況調査における宇部市の平均正答

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基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります 基本方針 2 児童 生徒一人ひとりに応じた学習を大切にし 確かな学力の育成を図ります (1) 基礎的 基本的な学力の定着児童 生徒一人ひとりが生きる力の基盤として 基礎的 基本的な知識や技能を習得できるよう それぞ

粟野小学校いじめ防止基本方針 平成 30 年 3 月改定 はじめに いじめは いじめを受けた児童の基本的人権を著しく侵害し その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず 生命または身体に重大な危険を生じさせるおそれがある 一方 いじめはどの子どもにも どの学校にも起こりうる 極め

104 (3) 全中学校において アクティブスクール を展開 全中学校を アクティブスクール として位置付け 自校の目標 ( 値 ) や取組内容を定めた 体力向上推進計画 を作成し 取組を強力に推進している (4) スーパーアクティブスクール や アクティブライフ研究実践校 による取組中学校 47

Transcription:

文部科学省委託事業 平成 27 年度秋田県学校保健総合支援事業 報告書 指定地域 ( 北秋田郡上小阿仁村 ) の取組生涯にわたって健康な子どもを育てるために ~ 歯と口の健康づくりから ~ 1 目的上小阿仁村では以前から様々な健康改善対策が講じられ, 成果も見られているものもある しかし, 子どもたちの実態に目を向けたときに, 歯と口の健康づくり への意識の高まりは, 不十分であり, 未処置歯を有する子どもも一向に減少していない 平成 27 年度は秋田県学校保健総合支援事業の指定地域となり, 上小阿仁村学校保健支援チームを結成して, 生涯にわたって健康な子どもを育てるために, 小中併設校である環境を生かしながら, 小 中学校のみならず保育園, 家庭や地域との連携を強め, 子どもたちの健康課題の解決を目的に取組を行ってきた 2 実践内容 (1) 上小阿仁村学校保健支援チームの設置と会議の開催 1 委員 上小阿仁村学校保健支援チーム < 委員 > かみこあに保育園 ( 園長 保育士 ) 上小阿仁小 中学校 ( 校長 教頭 保健主事 養護教諭 栄養教諭 ) 学校医 学校歯科医 学校薬剤師 PTA 代表 ( 保育園 小中学校 ) 村住民福祉課保健師 北教育事務所指導主事 県教育庁保健体育課村教育委員会合計 27 名 2 第 1 回会議ア. 日時 : 平成 27 年 6 月 30 日 ( 火 ) 午後 6 時 ~ イ. 場所 : 上小阿仁村生涯学習センターウ. 内容 : 事業概要について説明 県教育庁保健体育課 協議 健康課題解決に向けた取組について 小中学校の 歯と口の健康づくり の実践と児童生徒の実態について かみこあに保育園 小中学校 村住民福祉課推進班における今後の取組について 3 第 2 回会議ア. 日時 : 平成 28 年 2 月 8 日 ( 月 ) 午後 6 時 ~ イ. 場所 : 上小阿仁村生涯学習センターウ. 内容 : 事業報告 成果と課題について

(2) 保育園 学校での取組 かみこあに保育園 1むし歯予防教室 ア. 日 時 : 平成 27 年 6 月 11 日 ( 木 ) 午前 10 時 ~11 時 イ. 目 的 : 虫歯を予防しよう ( ア ) 歯ブラシをしっかり持つ ( イ ) ぶくぶくうがいをきちんとする ( ウ ) 奥歯の噛み合わせのところに しっかり歯ブラシを当てる ( エ ) 小学校 3 年生までは家族に仕上げみがきをしてもらう ウ. 対象者 : かみこあに保育園 3 歳以上園児 (23 名 ) エ. 講 師 : 大館福祉環境部 歯科衛生士 菅原久美子 氏 オ. 内 容 :( ア ) むし歯のない子の表彰 ( 年長組 ) 1 名 ( イ ) 歯科衛生士によるお話 ( ウ ) ブラッシング指導, 染め出し ( エ ) まとめのお話 ( オ ) 歯みがきカレンダーや歯ブラシ等の贈呈 2 日常生活においての取組ア. おやつや食後の歯みがきの実践 (1 歳児から ) イ. フッ化物洗口の実施 ( 年長児 ) ウ. 甘さを控えた食事 ( 給食含む ) やおやつの提供エ. 好き嫌いをせず何でも食べることを奨励オ. よく噛んで, ゆっくり食べることを奨励カ. 外で元気よく遊ぶことを奨励キ. 絵本や紙芝居など様々な機会を通してむし歯予防を意識させる

3 秋田県歯科保健医療フォーラムにおける臼井記念歯科保健功労賞の受賞 ア. 日時 : 平成 27 年 11 月 29 日 ( 日 ) イ. 場所 : 県教育庁第 2 庁舎 8 階大会議室ウ. 内容 : 長年継続して実施している幼少期からの, 歯と口の健康づくりについての取組等が評価され受賞 むし歯予防教室の開催 フッ化物洗口の実施 保護者や家族対象の研修会 4 保護者向け研修会の開催ア. 日時 : 平成 28 年 2 月 20 日 ( 土 ) 保育参観日イ. 場所 : かみこあに保育園ウ. テーマ : フッ化物洗口について エ. 講師 : 上小阿仁村診療所学校歯科医関口秀峰先生 上小阿仁小中学校 以前から実践していることを継続し, 内容の充実を図りながら歯と口の健康づくりに取り組んだ 1 フッ化物洗口 ( 希望者のみ ) フッ化物洗口は, 平成 23 年 9 月から実施 今年度は,5 月から原則として毎週水曜日, 給食後の歯みがきの後に実施 希望者の内訳 : 小学校 54 人 /61 人中 (88.5%) 中学校 27 人 /35 人中 (77.1%) 2 セルフチェックの実施ア. 調査時期 :1 学期 (5 月末 ) 2 学期 (10 月末 ) イ. 調査対象 : 小 中学校の全児童生徒ウ. 調査内容 :( ア ) 歯 口の状態 ( イ ) 口腔衛生習慣 生活習慣 ( ウ ) 食生活 食機能 ( エ ) 食環境エ. 調査方法 : セルフチェックカードを使用 小学校 1 2 年生は保護者と一緒に記入小学校 3~6 年生及び中学生は自分で記入

3 歯みがきカードを用いた取組ア. 対象 : 小学校全児童イ. 時期 :( ア )1 回目 :6 月 4 日 ~6 月 10 日 歯と口の健康週間に合わせて実施 ( イ )2 回目 : 夏休み中の実施 ( ウ )3 回目 : 冬休み中の実施 4 歯みがき指導の実施 小学校 ア. 時期 : 平成 27 年 6 月 4 日 ~9 日イ. 対象 : 小学校 1~3 年生, 小学校 5 6 年生ウ. 実施者 : 養護教諭 学級担任 中学校 ア. 時期 : 平成 27 年 7 月 2 日,7 月 6 日イ. 対象 : 中学校 1 3 年生ウ. 実施者 : 養護教諭 学級担任 歯みがき指導 (6/5 小 5 年生 ) 歯みがき指導 (7/6 中 3 年生 ) 5 全校歯みがき教室の実施ア. 時期 : 平成 27 年 9 月 11 日 ( 金 ) 3 校時 ( 小学校 ),4 校時 ( 中学校 ) イ. 対象 : 小 中学校の全児童生徒ウ. 講師 : 大館福祉環境部歯科衛生士菅原久美子氏エ. 内容 : 学級ごとに歯垢の染め出しを行い, 体育館に移動して歯みがきを実施 歯みがき教室 (9/11 小学校 ) 歯みがき教室 (9/11 中学校 )

6 歯科健康教室の実施以前から村の取組として実施している 当初は小学校のみでスタートし, 現在は中学校でも実施 ア. 時期 : 平成 27 年 6 月 15 日,6 月 18 日イ. 対象 : 小学校 4 年生, 中学校 2 年生ウ. 講師 : 大館福祉環境部歯科衛生士菅原久美子氏エ. 内容 : 歯垢を採取しむし歯菌を映像で見る 染め出しを行い記録後歯みがき 歯科健康教室 (6/18 小 4 年生 ) 歯科健康教室 (6/15 中 2 年生 ) 7 委員会活動での取組ア. 歯ブラシチェック : 小学校 中学校 イ. ポスターづくり : 小学校

ウ. 歯みがきアンケート : 中学校エ. 歯と口の健康集会 : 小学校 : 平成 27 年 6 月 25 日, 中学校 : 平成 27 年 7 月 17 日 8 夏休み中の健康調査 小学校 中学校 9 広報活動ア. 学校報イ. 保健だよりウ. 給食だよりエ. 歯のポスター 連携による取組 1 学校保健委員会 2 学校歯科医との連携ア. 歯科健康診断 (4 月,10 月 ) イ. 歯科健康相談 (11 月 ) ウ.PTA 研修会 (7 月 8 日 ) 3 村保健師との連携ア. 歯科健康教室イ. 歯と口の健康集会 4 歯科衛生士との連携ア. 歯科健康教室イ. 歯みがき教室 5PTA との連携 PTA 研修会の実施 6 美術科教師との連携 小学校における歯のポスターづくりについての指導

7 栄養教諭との連携 食育ア. 噛む回数が多くなる給食献立作り 具体例 麦ごはんや発芽玄米, 古代米を主食とした米飯夕食 (1 ヶ月の半分を占める ) 和食を多く取り入れ, 根菜類や旬の野菜, 海藻類を中心にする パン食であっても固めの食材を必ず入れるイ. その他 昼の放送で呼びかける (6 月 4 日 ~6 月 10 日の歯と口の健康週間 ) 栄養教諭が給食時に学級を回り, よく噛むことを呼びかける 研修会の実施 1 時期 : 平成 27 年 12 月 12 日 ( 土 ) 午後 1 時 30 分 ~ 2 場所 : 上小阿仁開発センター集会室 3 対象 : 保育園保護者会, 小中学校 PTA, 村婦人会, 村食生活改善グループ, 村ことぶき大学, 村長, 副村長, 村議会議員, 教育委員, 学校保健支援チーム委員 4 内容 : ア. 実践発表 : かみこあに保育園園長原田眞貴子氏上小阿仁小中学校養護教諭山田優子氏保健委員会児童生徒イ. 講話 : 講師 : 上小阿仁村診療所学校歯科医関口秀峰氏演題 : 学校歯科検診と子どもの外傷

3 成果 (1) 関係機関との連携がさらに深められた以前から歯についての取組については, 養護教諭と保健師が中心となって取り組んでいたが, 未処置歯を有する子どもはなかなか減らなかった しかし今回の学校保健総合新事業が新しいきっかけとなり, 関係機関との連携がますます深まったことにより, より活発な歯と口の健康づくりを展開することができた (2) 児童生徒の歯と口の健康への関心が高まった歯みがき指導や歯みがき教室などで, 歯と口の健康づくりについての知識や技能が高められたとともに, 委員会活動を実施したことにより, 自律的な歯と口の健康習慣が身に付いた (3) 教職員や保護者が歯と口の健康について学ぶ良い機会になった学校歯科医や歯科衛生士の講話などにより, 教職員や保護者も, 歯と口の健康について改めて学ぶ良い機会になった 4 課題 (1) 保護者への啓発の継続歯科健康診断後の治療勧告をしても, 仕事の忙しさや, 乳歯は生え替わるから大丈夫等の誤った理解などのため, なかなか受診へと繋がらない家庭もある また, 低学年の子どもたちは, 歯みがきの技能が不十分なため, 仕上げみがきが必要なことなどについても, 今後も啓発を継続していく必要がある (2) 児童生徒への意識付けと実践化の継続生徒の中で, むし歯の痛みがない子ども等は, 歯みがきの必要性を感じず, 治療に行こうと思わない 歯みがきや歯科受診がなぜ必要なのか今後更に理解させ, 実践できるよう, 継続した指導が必要である (3) 関係機関との連携の継続関係機関と連携している既存の事業を改めて見直し, 形骸化せず, 取組内容の工夫などにより継続していくことが必要また 福祉医療費受給者証など, 村が子どもの健康のために実行していることに感謝し, 生涯にわたって健康な子どもを育てていきたい