第 2 学年 4 組英語科学習指導案 日時平成 26 年 10 月 14 日 ( 火 ) 場所宮原中学校授業者長岡陽 1 教材 SUNSHINE ENGLISH COURSE 2 Gulliver s Travels Program5-3 2 教材について本課で取り扱っている ガリバー旅行記 は アイルランドの風刺作家ジョナサン スウィフトにより 1726 年に初版が出版されるとすぐに評判になり それ以来現在もなお子どもから大人に至るまで人気の小説である しかし 実際にこの本の内容について詳しく知っている人は少ない 本文では 日本にも訪れていたエピソードを紹介し この物語に対する深い理解を図りながら 生徒の興味と関心を掻き立てたい 言語材料としては 存在文 (there is ) や接続詞 (when, if) を扱う これらを活用することで 表現力がより一層高まることが期待される また 今後 My Project5 で行う 将来の夢を語る言語活動 にもつなげていきたい 3 生徒の実態 ( 省略 ) 4 研究テーマ課題 (1) 平成 26 年度教科研究委員会研究主題 学ぶ楽しさを味わわせ学習意欲を高める授業の創造 ~ 身に付けさせたい力 を明確にした言語活動の工夫 ~ (2) 平成 26 年度英語科研究委員会研究テーマ 生徒が主体的に取り組む 書くこと の言語活動の充実 ~ 英語で表現できる生徒の育成を目指して~ (3) 研究課題設定の理由学習指導要領では 基礎的 基本的な知識 技能の習得と これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判断力 表現力等をはぐくむことを重視しており 各教科等の指導に当たっては 児童生徒の言語活動を充実させることが求められている 本研究委員会では 本年度の研究主題である 学ぶ楽しさを味わわせ学習意欲を高める授業の創造 ~ 身に付けさせたい力 を明確にした言語活動の工夫 ~ を受けて 目指す生徒の姿を 既習事項を活用し 自分の意見や考え等を表現豊かに発信できる生徒 とし その具現化を図れるような課題を検討した 英語科の現状として 英語科研究委員会での話し合いから まとまった英文で表現する際 既習事 1
項をどう活用してよいのか分からず 書くこと に苦手意識をもつ生徒が多い傾向が見られる そこで 生徒が主体的に取り組めるような場面を設定するともに 書くこと の言語活動の充実に焦点をあて 生徒が習得した知識 技能を生かして まとまった文章で表現できるような言語活動の工夫改善を図るため 本課題を設定した (4) 研究テーマに迫るための具体的な手立て 1 継続的な 書くこと の言語活動を通して 言語材料の活用が図られるような場を設定するスピーチ原稿作り等を通して 自分たちが伝えたいことを実際に英語で表現するためにはどう書けばよいのかを 授業で継続的に考えていくことで 自己表現する力を伸ばしていく 2 話すこと と 書くこと を結び付けた言語活動を通して 表現力の育成を図る話すことができても 書くことを苦手とする生徒が多く見られる そのため 自分の話したい内容を整理し そこから書く活動へと移る活動を多く設定する また コミュニケーション活動で話した内容等をレポートという形で書かせたりしながら Output を行う機会を多く設けることにより 表現力の育成を図る 3 学ぶ楽しさを体感できるような 生徒の発表の場を設定する生徒の関心 意欲を高めるために 作成した作品等を発表や展示する場を多く設定する 生徒が主体的に取り組む機会を設定することで 生徒同士が作品を共有し合うこともでき 今後の活動に対する動機付けや表現力の向上にもつなげる 4 語彙力をアップさせるための辞書の積極的な活用を図る 生徒に自己表現を行わせる上で語彙力が重要な要素となる そのため 辞書を活用する機会を設 けることで語彙力のアップを図るとともに 生徒の主体的な取組につなげる 2
5 指導計画と評価規準 (6 時間扱い ) 時 学習活動 学習内容 コミュニケーション への関心 意欲 態度 表現の能力 評価規準 理解の能力 言語や文化につい ての知識 理解 1 There is [are] を用いた文の理解 There is [are] を用いた文を使って 絵を説明する Pair Work (p.46) There is [are] を用いた文を用いて 積極的に絵の内容を説明している There is [are] を用いた文を用いて 絵の内容について正確に書く 2 本文の内容理解 音読している (p.47) 3 接続詞 When を用いた文の理解 When を用いた文を使って 自分の生活パターンを説明する (p.48) 接続詞 when を用いた文を用いて 積極的に自分の生活パターンを説明している 接続詞 When を用いた文を用いて 自分の生活パターンを正確に書く 4 本文の内容理解 音読している (p.49) 5 ( 本時 ) 接続詞 if を用いた文の理解 接続詞 if を用いた文を使 接続詞 if を用いた文を用いて 積極的に自分の考えなど 接続詞 if を用いた文を用いて もしも~だったら とい って もしも ~ だったら を話している う仮想の話を正確 を話し合う に書くことができ (p.50) る 6 本文の内容理解 読んでいる (p.51) 3
6 本時の学習 (1) 本時の目標 1 接続詞 if を用いた文を用いて 積極的に自分の考えなどを話している 2 接続詞 if を用いた文を用いて もしも~だったら という仮想の話を正確に書く (2) 教具大型スクリーン コンピュータ ( パワーポイント ) ワークシート (3) 展開指導過程学習活動 学習内容 学習形態 指導上の留意点 評価 [ 領域 ]( 観点 ) 方法 研究課題との関連 導入 15 分 1 Greeting 2 Warm Up Singing a song 定期的に歌っている曲を全員で歌う よい雰囲気で授業を始める 英語のリズムを意識させる 3 Review 前回の授業で行ったスピーチの復習 4 Introduction (1) Oral Introduction of the New Material もし を手にいれたら パワーポイントの説明を聞く If I get 10,000 yen, I ll buy many ice creams. If I get Dokodemo door, I want to go to Sapporo. If I get free time, I want to do bungee jumping. 自分で作ったスピーチ原稿を相手に伝わるように読むよう意識させる 研究課題との関連 具体的な手立て1 今日のねらいを提示し 理解させる 自然な場面を設定し 注意して聞かせる パワーポイント上の写真を使用し 理解の一助とする (2) Check of the Meaning 日本語の問いに答える 内容を日本語で質問し 答えさせる 展開 20 分 4 Practice (1)Mim-Mem Chorus/Individual If I get 10,000 yen, パワーポイントで示し 発音練習をさせる 段階的にヒントを与えていき 絵を見ただけで 説明す る文が言えるようにさせる 5 Communicative Activity もし を手にいれたら でスピーチしよう 自分の考えを文章でまとめ 隣同士 6ローテで発表する 4 辞書を用意し 必要に応じて使用させる 研究課題との関連 具体的な手立て4 接続詞 if を用いた文を用いて もしも~だったら という仮想の話を正確に書く
隣同士で合計 1 分間でスピーチを行う 制限時間い っぱい会話ができるように相手への質問等を行う この際に相手の内容をメモ欄に記入する W ( 表現 ) ワークシート 研究課題との関連 具体的な手立て2 接続詞 if を用いた文を用いて 積極的に自分の考えなどを話している S ( 意欲 ) 観察 研究課題との関連 具体的な手立て3 自分の発表が詰まったら How about you? などで相手にスピーチを促すように指導する 自己評価とペアの生徒の評価を記入させる 全員終わったら 代表者 2 名程度が発表をする 観察をし よくできていた生徒 工夫していた生徒など を指名する スピーチで聞いた内容を基に if を使った英文で文 章にまとめる 主語が変わっているので 三単現を使うことにも注意さ せる まとめ 15 分 6 Consolidation まとめプリントに新出文法事項のポイントを書き込む プリントの基本問題に答える 基本文の音と文字を確認させる 基本問題の答えを確認する 7 Greeting ワークシートを回収する 次回の学習内容を連絡する 5