問 ,088( 円 ) 21,084,995 ( 円 ) 3662( 円 ) 41,475,457 ( 円 ) 最長で2 年間 全国健康保険協会管掌健康保険に任意継続被保険者として加入することができる 任意継続被保険者の保険料は Aさんが全額負担することになる 1. 老齢基礎年金の年金額

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問 2 1 〇 3 〇問 ,347( 円 ) 21,459,005 ( 円 ) < 賃金低下率 > < 支給率 > 61% 以下 15% 65% 10.05% 70% 4.67% 75% 以上 0% 1 適切 適切 A さんが厚生年金保険の被保険者でなくなった 場合 妻 B さんは 60

未成年者が口座開設者となり 原則として その親権者等が未成年者を代理して運用管理等を行います ジュニアNISA 口座に受け入れることができる上場株式等の新規投資による受入限度額 ( 非課税枠 ) は年間 80 万円です その非課税期間は最長で5 年間となります 一般のNISAの場合は 新規投資による

第 2 問問 4 2 < 遺族に必要な生活資金等の総額 > 生活費 30 万円 50% 12 カ月 29 年 =5,220 万円 死亡整理資金( 葬儀費用等 ) 200 万円 緊急予備資金 300 万円 住宅ローンについては団体信用生命保険に加入しているので計算に含めない合計 5,220 万円 +2

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問 3 1 〇 2 〇 3 問 4 18,244( 万円 ) 2 3,356 ( 万円 ) 3 4,620 ( 万円 ) 金基金に加入する場合は 国民年金の付加保険料の納付をやめる手続が必要となります ⅲ) 小規模企業共済制度 小規模企業共済制度は 個人事業主が廃業等した場合に必要となる生活資金を準

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第 5 章 N

問 3 第 2 問 問 4 1ロ 2ト 3ヘ 1ロ 2ハ 3ヘ 4リ は 加給年金額は加算される 受給権者本人の厚生年金保険の被保険者期間が 20 年以上で 65 歳未満の配偶者がいる場合には加給年金額が加算される 3 適切 老齢厚生年金の繰上げ支給を請求する場合 老齢厚生年金の繰上げ支給の請求と同

国民年金基金は国民年金の第1号被保険者(自営業の方やフリーで働く方、およびその配偶者の方)の保険料を納めている方で、20歳以上60歳未満の方が加入することができます

の合計 ( ただし 20 歳以上 60 歳未満の期間 ) なお 保険料免除期間がある場合 本人は保険料を支払っていなくても 一定の期間が分子に加算される A さんの場合 保険料納付済月数は 国民年金保険料納付済期間 35 月 + 厚生年金保険被 保険者期間 398 月 + 厚生年金保険被保険者期間

実技試験 ( 個人資産相談業務 ) 次の設例に基づいて 下記の各問 ( 問 1 ~ 問 3 ) に答えなさい 設例 Aさん (33 歳 ) および妻 Bさん (29 歳 ) は 民間企業に勤める会社員である 平成 29 年 3 月に第 1 子を出産予定の妻 Bさんは 産前産後休業および育児休業を取得

(12) 1 適切 (13) 2 不適切 債券の信用格付がダブルB 格 ( BB 格) 相当以下である場合 一般に 投機的格付とされる (14) 2 不適切 オプション取引において 将来の一定期日または一定期間内に 株式などの原資産を特定の価格 ( 権利行使価格 ) で買う権利のことを コール オプ

相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

平成 28 年 9 月度実施実技試験 損保顧客資産相談業務 139

ていたものと推定されるので 所定の手続により, 雇用保険から基本手当を 150 日分 受給することができる < 問 3> 正解 3 1) 不適切 老齢厚生年金は 65 歳からの受給が原則であるが 男性の場合 昭和 36 年 4 月 1 日以前生まれの人は 65 歳前から特別支給の老齢厚生年金を受給す

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

(10) 1 適切 (11) 2 不適切 A 国の市場金利が上昇し B 国の市場金利が低下することは A 国通貨とB 国通貨の為替相場においては 一般に A 国通貨高 B 国通貨安の要因となる ( 金利が上昇している国の通貨高 金利が低下している国の通貨安となる ) (12) 1 適切 (13) 2

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( 第 1 段階 ) 報酬比例部分はそのまま定額部分を段階的に廃止 2 年ごとに 1 歳ずつ定額部分が消える ( 女性はすべてプラス 5 年 ) 報酬比例部分 定額部分 S16 S16 S18 S20 S22 4/1 前 4/2 ~4/2 4/2 4/2 4/2 ~~~

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

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平成19年度市民税のしおり

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公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

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2. 改正の趣旨 背景給与所得控除 公的年金等控除から基礎控除へ 10 万円シフトすることにより 配偶者控除等の所得控除について 控除対象となる配偶者や扶養親族の適用範囲に影響を及ぼさないようにするため 各種所得控除の基準となる配偶者や扶養親族の合計所得金額が調整される 具体的には 配偶者控除 配偶

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この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

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(16) 1 適切 (17) 1 適切 (18) 1 適切 (19) 2 所得税において 老人扶養親族のうち 納税者またはその配偶者の直系尊属で 納税者またはその配偶者と常に同居している者 ( 同居老親等 ) に係る扶養控除額は 58 万円である (20) 1 適切 (21) 1 適切 (22) 2

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源泉徴収税額について 年金課年金給付担当 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 をお送りしました 平成 28 年中に年金を受給された方に 平成 28 年分公的年金等の源泉徴収票 を 平成 29 年 1 月 12 日 ( 木 ) にお送りしました 今回下記のように様式が改正されております 裏面に記載

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一発合格!FP 技能士 2 級 AFP 完全攻略実戦問題集 18-19 年版 別冊 FP 技能士 2 級 AFP 2018 年 9 月実施試験 解答 & 解説 実技試験個人資産相談業務 ( 金融財政事情研究会 ) 問題解答解説 問 1 1へ 2リ 3ロ問 2 1 2 〇 3 〇 Ⅰ 昭和 34 年 2 月生まれのAさんは 原則として (163) 歳から報酬比例部分のみの特別支給の老齢厚生年金を受給することができます Aさんが 60 歳以後も厚生年金保険の被保険者としてX 社に勤務した場合は (163) 歳到達時における厚生年金保険の被保険者記録を基に年金額が計算されます なお (163) 歳からAさんに支給される報酬比例部分のみの特別支給の老齢厚生年金には 配偶者の加給年金額 (2は加算されません) 配偶者の加給年金額は 65 歳に到達するか または特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢に到達した時点で加算される Ⅱ Aさんが (163) 歳以後も引き続き厚生年金保険の被保険者としてX 社に勤務し 総報酬月額相当額と基本月額との合計額が (328) 万円 ( 平成 30 年度の支給停止調整開始額 ) を超える場合は 特別支給の老齢厚生年金の一部または全部が支給停止となります 1 不適切 Aさんが 60 歳以後もX 社に勤務し かつ 60 歳以後の各月 ( 支給対象月 ) に支払われる賃金額が 60 歳到達時の賃金月額の 75% 相当額を下回った場合は 所定の手続を行うことにより 支給対象月に支払われた賃金額の 10.05% に相当する額の高年齢雇用継続基本給付金が支給される 賃金の低下率が 61% 以下の場合は賃金額の 15% に相当する額が支給される Aさんの場合 賃金月額は 60 歳到達時の 65% なので賃金額の 10.05% に相当する額となる 2 適切 Aさんが定年退職によって 厚生年金保険の被保険者でなくなった場合 妻 Bさんは 60 歳になるまでの間 国民年金の第 1 号被保険者として国民年金の保険料を納付する必要がある 国民年金の保険料を前納した場合 前納期間に応じて保険料の割引がある 3 適切 Aさんが継続雇用制度を利用せず X 社を定年退職した場合であっても Aさんは 所定の手続を行うことにより

問 3 1737,088( 円 ) 21,084,995 ( 円 ) 3662( 円 ) 41,475,457 ( 円 ) 最長で2 年間 全国健康保険協会管掌健康保険に任意継続被保険者として加入することができる 任意継続被保険者の保険料は Aさんが全額負担することになる 1. 老齢基礎年金の年金額 ( 円未満四捨五入 ) (1737,088) 円 454 月 779,300 円 =737,087.9 737,088 円 480 月 国民年金の未加入期間が 26 月あるので 454 月 (480 月 - 26 月 ) で計算 2. 老齢厚生年金の年金額 (1) 報酬比例部分の額 ( 円未満四捨五入 ) (21,084,995) 円 a 平成 15 年 3 月以前の期間分 7.125 300,000 円 264 月 =564,300 円 1000 b 平成 15 年 4 月以後の期間分 5.481 500,000 円 190 月 =520,695 円 1000 a+b 564,300 円 +520,695 円 =1,084,995 円 (2) 経過的加算額 ( 円未満四捨五入 ) (3662) 円 454 月 1,625 円 454 月 -779,300 円 =662.08 662 円 480 月 被保険者期間の月数 :264 月 +190 月 =454 月 昭和 36 年 4 月以後で 20 歳以上 60 歳未満の厚生年金保険の被保険者期間の月数 :264 月 +190 月 =454 月 (3) 基本年金額 ( 上記 (1)+(2) の額) 1,084,995 円 +662 円 =1,085,657 円 (4) 加給年金額 ( 要件を満たしている場合のみ加算すること )

問 4 112.62(%) 22.12(%) 問 5 1 2 3 問 6 1チ 2イ 3ニ 厚生年金保険の被保険者期間が 20 年 (240 月 ) 以上で 65 歳未満の配偶者がいる場合には 老齢厚生年金に加給年金額が加算される A さんの厚生年金保険の被保険者期間は 454 月であるので 対象となる被保険者期間を満たしており A さんが 65 歳になって年金が支給開始されるとき 妻 B さんは 65 歳未満なので 加給年金額が加算される (5) 老齢厚生年金の年金額 (41,475,457) 円 1,085,657 円 +389,800 円 =1,475,457 円 139 期におけるROE( 自己資本は 38 期と 39 期の平均を用いる ) 自己資本(38 期と 39 期の平均 ) (80,000 百万円 +88,000 百万円 ) 2=84,000 百万円 ROE 10,600 百万円 84,000 百万円 100=12.619 12.62% 239 期における配当利回り 1 株当たり配当金 2,100 百万円 3,000 万株 =70 円 配当利回り 70 円 3,300 円 100=2.121 2.12% 1 不適切 PERは 株価が1 株当たり当期純利益の何倍であるかを示す指標である 一般に PERが低い銘柄ほど株価は割安とされ 今後の成長性が期待できる 2 不適切 仮に Aさんが特定口座 ( 源泉徴収あり ) において X 社株式を株価 3,300 円で 500 株購入し 同年中に株価 3,600 円で全株売却した場合 手数料等を考慮しなければ 売却益 15 万円に対して 20.315% 相当額が源泉徴収等される 3 不適切 X 社株式の配当および株主優待を受け取るためには 権利付き最終日までにX 社株式を購入しておく必要がある X 社株式の権利付き最終日は 権利確定日の3 営業日前である平成 31 年 2 月 25 日 ( 月 ) になる つみたてNISAは つみたてNISA 勘定に受け入れたE TF( 上場投資信託 ) や公募株式投資信託の分配金や譲渡益等が非課税となる制度です つみたてNISA 勘定に受け入れることができる商品は 一定の要件を満たすETF( 上場投資信託 ) や公募株式投資信託ですので X 社株式をつみたてNIS A 勘定に受け入れることはできません なお つみたてNIS Aと従来のNISA( 一般 NISA) は 同一年中において 併用して利用すること (1はできません) つみたてNISA

問 7 問 8 1ヘ 2ロ 3ト 1 〇 2 〇 3 勘定に受け入れることができる限度額は年間 (240) 万円で その非課税期間は (320 年間 ) となります 購入方法は累積投資契約に基づく定期かつ継続的な買付けに限定されていますので (240) 万円分を一括で購入することはできません つみたてNISAは 長期の積立 分散投資を前提とした資産運用の方法ですので 短期の売買を目的とした資産運用に利用することには適していません Ⅰ 平成 30 年分の所得税から居住者の合計所得金額が (1 900) 万円を超えると 配偶者控除の額が段階的に縮小され 合計所得金額が 1,000 万円を超えると 配偶者控除の適用を受けることはできません Aさんの平成 30 年分の合計所得金額は (1900) 万円以下であるため 38 万円の配偶者控除の適用があります Ⅱ 従来の医療費控除は その年分の総所得金額等の合計額が 200 万円以上である居住者の場合 その年中に支払った医療費の総額から保険金などで補填される金額を控除した金額が (210) 万円を超えるときは その超える部分の金額 ( 最高 200 万円 ) をその居住者のその年分の総所得金額等から控除します また 従来の医療費控除との選択適用となるセルフメディケーション税制 ( 医療費控除の特例 ) では 特定一般用医薬品等購入費の支払額 ( 保険金などで補填される金額を除く ) が (312,000) 円を超えるときに その超える部分の金額 ( 最高 88,000 円 ) をその居住者のその年分の総所得金額等から控除することができます 1 適切 不動産所得の金額の計算上生じた損失の金額のうち 土地等の取得に係る負債の利子 20 万円に相当する部分の金額は Aさんの給与所得の金額と損益通算することはできない 2 適切 一時払終身保険の解約返戻金は 契約から5 年以内の解約であるが 一時所得の収入金額として総合課税の対象となる ただし その赤字の金額は Aさんの給与所得の金額と損益通算することはできない 3 不適切 セルフメディケーション税制の適用を受けるためには 適用を受けようとする年分において Aさんが定期健康診断や予防接種などの一定の取組みを行っている必要がある 本制度は 申告する人が 一定の取組 を行っていることが要件とされている

問 9 16,500,000 ( 円 ) 2630,000( 円 ) 3252,500( 円 ) 6,500,000 円 630,000 円 問 10 1100(%) 280(%) 3840( m2 ) 43,300( m2 ) 1 総所得金額 :6,500,000 円 給与所得の金額 252,500 円給与所得控除額 1,000 万円 10%+120 万円 =220 万円給与所得の金額 1,000 万円 -220 万円 =780 万円 不動産所得の損失 150 万円 問 81の解説のとおり 20 万円は通算できないので 150 万円 -20 万円 =130 万円が通算の対象となる 一時所得の損失 980 万円 -1,000 万円 = 20 万円 問 82の解説のとおり損益通算できない よって 次のようになる 780 万円 -130 万円 =650 万円 2 扶養控除 :630,000 円 長男 Cさん (20 歳 ) は特定扶養親族に該当し 控除額は 63 万円である また 二男 Dさん (14 歳 ) は控除対象扶養親族に該当しない (16 歳以上が対象 ) 3 算出税額 :252,500 円 課税総所得金額 650 万円 -310 万円 =340 万円 算出税額 3,400,000 円 20%-427,500 円 =252,500 円 1. 建蔽率の上限となる建築面積 (1) 近隣商業地域の部分 600 m2 (1100)%=(a600) m2 建蔽率が 80% の地域で 防火地域内に耐火建築物を建築する場合は 100% 建築が可能となる (2) 第一種住居地域の部分 300 m2 (280)%=(b240) m2 甲土地は 建蔽率の緩和について特定行政庁が指定する角地なので +10% となる また 敷地が防火地域と準防火地域にまたがっている場合 その敷地内の建築物を耐火建築物とすれ

問 11 問 12 1 〇 2 3 1ト 2イ ば その敷地はすべて防火地域であるとみなして建蔽率の緩和を受けることができるので さらに+10% となる よって 20% 加算されるので 80% となる (3) 建蔽率の上限となる建築面積 a600 m2+b240 m2=(3840) m2 2. 容積率の上限となる延べ面積 (1) 近隣商業地域の部分 指定容積率:400% 前面道路幅員による容積率の制限:480% 8m 6/10=48/10 480% したがって 上限となる容積率は 400% である どちらか数値の少ない方となる 延べ面積の限度 :600 m2 400%=(c2,400) m2 (2) 第一種住居地域の部分 指定容積率:300% 前面道路幅員による容積率の制限:320% 8m 4/10=32/10 320% したがって 上限となる容積率は 300% である どちらか数値の少ない方となる 延べ面積の限度 :300 m2 300%=(d900) m2 (3) 容積率の上限となる延べ面積 c2,400 m2+d900 m2=(43,300) m2 1 適切 甲土地に建築物を建築する場合 用途地域による建築物の制限については その敷地の全部について 近隣商業地域の建築物の用途に関する規定が適用される ( 過半が属する地域の用途制限が適用される ) 2 不適切 甲土地に建築物を建築する場合 10mまたは 12m の絶対高さ制限は適用されない 絶対高さ制限が適用されるのは 第一種低層住居専用地域および第二種低層住居専用地域である 3 不適切 甲土地に建築物を建築する場合 北側斜線制限は適用されない ( 第一種 第二種低層住居専用地域および第一種 第二種中高層住居専用地域で適用 ) 隣地斜線制限および道路斜線制限は適用される Ⅰ Aさんが甲土地に賃貸マンションを建設した場合 相続税額の計算上 甲土地は貸家建付地として評価されます 仮

問 13 問 14 3ヌ 1ホ 2ヘ 3ロ 1 〇 2 〇 に 甲土地の自用地価額を1 億円 借地権割合 60% 借家権割合 30% 賃貸割合 100% とした場合の相続税評価額は (18,200) 万円となります 1 億円 (1-0.6 0.3 1)=8,200 万円また 当該敷地が貸付事業用宅地等に該当すれば 貸家建付地としての評価額に対して 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例の適用を受けることができます 貸付事業用宅地等は (2200) m2までの部分について 50% の減額が受けられます Ⅱ 賃貸マンションを建設する方法として(3 等価交換 ) 方式という手法があります この方式は Aさんが所有する甲土地の上に 事業者が建設資金を負担してマンション等を建設し 完成した区分所有建物とその敷地の共有持分をAさんと事業者がそれぞれの出資割合に応じて取得する手法です Aさんとしては自己資金を使わず 収益物件を取得できるという点にメリットがあります Ⅰ 配偶者に対する相続税額の軽減の適用を受けた場合 妻 Bさんが相続により取得した財産の金額が 配偶者の法定相続分相当額と1 億 6,000 万円とのいずれか (1 多い ) 金額までであれば 妻 Bさんが納付すべき相続税額は算出されません Ⅱ X 社株式の相続税評価額は 原則として類似業種比準方式により評価されます 類似業種比準価額は 類似業種の株価ならびに1 株当たりの配当金額 (2 利益金額 ) および簿価純資産価額を基として計算します 配当金額 (2 利益金額 ) および簿価純資産価額が高い会社は 株式の評価額が高くなります Ⅲ Aさんが平成 30 年分の所得税および復興特別所得税について確定申告書を提出しなければならない場合に該当するとき 相続人は 原則として 相続の開始があったことを知った日の翌日から (34) カ月以内に準確定申告書を提出しなければなりません なお 相続税の申告は相続の開始があったことを知った日の翌日から 10 カ月以内である 1 適切 孫 Eさんおよび孫 FさんはAさんの孫にあたるが 長女 Dさんの代襲相続人なので 相続税額の2 割加算の対象には

3 ならない 2 適切 自宅の敷地および建物を妻 Bさんが相続により取得した場合 仮に相続税の申告期限までに自宅の敷地を売却しても 自宅の敷地は特定居住用宅地等として小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例の適用を受けることができる 被相続人の配偶者については 相続税の申告期限までに自宅の敷地を売却しても 特例の適用を受けることができる 3 不適切 相続税の総額は 各相続人の法定相続分によって計算されることから 分割内容により異なる額は算出されない 問 15 19,000( 万円 ) 25,400( 万円 ) 31,595( 万円 ) 47,145( 万円 ) 1 妻 Bさんに係る課税価格 :9,000 万円 現金および預貯金 3,000 万円 自宅( 敷地 330 m2 ) 2,000 万円 自宅( 建物 ) 1,000 万円 死亡保険金 2,000 万円 死亡保険金の非課税金額 2,000 万円 (500 万円 4 人 ) 死亡退職金 5,000 万円 死亡退職金の非課税金額 2,000 万円 (500 万円 4 人 ) 合計 3,000 万円 +2,000 万円 +1,000 万円 +2,000 万円 - 2,000 万円 +5,000 万円 -2,000 万円 =9,000 万円 長男 Cさんに係る課税価格 :2 億 3,000 万円現金および預貯金 8,000 万円 +X 社株式 1 億 5,000 万円 =2 億 3,000 万円 相続税の課税価格の合計額 : 9,000 万円 +2 億 3,000 万円 +2,000 万円 +2,000 万円 =3 億 6,000 万円 2 遺産に係る基礎控除額 :5,400 万円 3.000 万円 +600 万円 4 人 =5,400 万円 課税遺産総額 : 3 億 6,000 万円 -5,400 万円 =3 億 600 万円 相続税の総額の基となる税額 ( 法定相続分を取得したと仮定して計算 ) 妻 Bさん 3 億 600 万円 1/2=1 億 5,300 万円 1 億 5,300 万円 40%-1,700 万円 =4,420 万円 3 長男 Cさん :1,595 万円 3 億 600 万円 1/4=7,650 万円

7,650 万円 30%-700 万円 =1,595 万円 妻 Bさんに係る課税価格 19,000 万円 長男 Cさんに係る課税価格 2 億 3,000 万円 孫 Eさんに係る課税価格 2,000 万円 孫 Fさんに係る課税価格 2,000 万円 (a) 相続税の課税価格の合計額 3 億 6,000 万円 (b) 遺産に係る基礎控除額 25,400 万円 課税遺産総額 (a-b) 3 億 600 万円 相続税の総額の基となる税額 妻 Bさん 4,420 万円 長男 Cさん 31,595 万円 孫 Eさん 565 万円 孫 Fさん 565 万円 (c) 相続税の総額 47,145 万円 孫 Eさんと孫 Fさん 3 億 600 万円 1/8=3,825 万円 3,825 万円 20%-200 万円 =565 万円 4 相続税の総額 :7,145 万円 4,420 万円 +1,595 万円 +565 万円 +565 万円 =7,145 万円