新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法

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4 被災生活の環境整備主な修正概要 避難所毎に運営マニュアルを作成し 避難所の良好な生活環境を確保するための運営基準等を明確にしておく 避難所運営マニュアルの作成 訓練等を通じて 住民の避難所の運営管理に必要な知識の普及に努める 県 DMAT( 災害時派遣医療チーム ) の活動終了以降の医療提供体制

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第 5 部 南海トラフ地震防災対策推進計画

( 県の責務 ) 第三条県は 地震防災に関する総合的な施策を策定し 及びこれを実施する責務を有する 2 県は 市町村 自主防災組織その他防災関係機関等と連携して 地震防災対策を推進しなければならない 3 県は 地震に関する調査及び研究を行い その成果を県民 事業者及び市町村に公表するとともに 地震防

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二戸市地域防災計画 ( 震災編 ) の一部修正の新旧対照表現行改正案 目次 ( 震災編 ) 目次 ( 震災編 ) 第 1 章総則 第 1 章総則 第 1 節 計画の目的 351 第 2 節 計画の性格 352 第 2 節の2 災害時における個人情報の取り扱い 352 第 3 節 防災関係機関の責務及

アンケート調査の概要 目的東南海 南海地震発生時の業務継続について 四国内の各市町村における取り組み状況や課題等を把握し 今後の地域防災力の強化に資することを目的としてアンケート調査を実施 実施時期平成 21 年 11 月 回答数 徳島県 24 市町村 香川県 17 市町 愛媛県 20 市町 高知県

国土技術政策総合研究所 研究資料

Microsoft Word - 02.H28秋 重点提言本文【合本】1110.doc

Microsoft Word - 目次

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国の法令改正等の反映近年行われた国の法令改正や防災基本計画の修正内容を反映しました 市町村が 指定緊急避難場所及び指定避難所の指定を進めることを追加 市町村が 被災者の被害状況 配慮事項等を一元的に集約した被災者台帳を作成し 総合的かつ効果的な支援の実施に努めることを追加 首都直下地震対策特別措置法

- 総目次 - - 本編 - 第 1 章総則 第 2 章 災害予防計画 第 3 章 風水害応急対策計画 第 4 章 震災応急対策計画 第 5 章 大規模事故等応急対策計画 第 6 章 災害復旧復興計画 - 資料編 -

第 1 章実施計画の適用について 1. 実施計画の位置づけ (1) この 南海トラフ地震における具体的な応急対策活動に関する計画 に基づく宮崎県実施計画 ( 以下 実施計画 という ) は 南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 14 年法律第 92 号 以下 特措法 と

「南九州から南西諸島における総合的防災研究の推進と地域防災体制の構築」報告書

奈良県ライフライン 情報共有発信マニュアル 第 3.3 版 平成 24 年 7 月 奈良県ライフライン防災対策連絡会

目次 1. はじめに 1 2. 協議会の構成 2 3. 目的 3 4. 概ね5 年間で実施する取組 4 5. フォローアップ 8

稲沢市地域防災計画 目次 第 Ⅰ 部風水害等災害対策計画 第 1 編総則 第 1 章計画の目的 方針 1 第 1 節第 2 節第 3 節第 4 節第 5 節第 2 章第 1 節第 2 節 計画の目的計画の性格及び基本方針計画の構成災害の想定地域防災計画の作成又は修正各機関の処理すべき事務又は業務の大

資料1 受援計画策定ガイドラインの構成イメージ

島原市地域防災計画

Microsoft Word 最終【資料-4】.docx

新規文書1

PowerPoint プレゼンテーション

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PowerPoint プレゼンテーション

人的応援 研修 訓練の実施 県受援マニュアル及び災害時緊急連絡員活動マニュアルを踏まえた研修 訓練の強化 () マニュアルに基づく研修 訓練県が策定する 応援職員における奈良県への受入及び市町村への短期派遣マニュアル 及び 災害時緊急連絡員活動マニュアル に基づき 災害時に役立つ実働的な訓練や研修を

防災業務計画(第3編 東海地震防災強化計画)


山県市地域防災計画【 改訂版】

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防災業務計画 株式会社ローソン

事業継続計画(BCP)作成用調査ワークシート

期的に最小限に止める地震として位置付けました b) 家庭内備蓄として最低 3 日 推奨 1 週間分が推奨されたことを踏まえ 具体的な品目や点検 入れ替え方法などを含めた普及策を講じることを明記しました また 市の備蓄については 被害規模の大きい東京湾北部地震の想定避難者数を考慮して確保することを明記

本編表紙&目次.

大阪市防災 減災条例 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章本市の責務 ( 第 4 条 - 第 7 条 ) 第 3 章市民の責務 ( 第 8 条 ) 第 4 章事業者の責務 ( 第 9 条 ) 第 5 章災害予防 応急対策 ( 第 10 条 - 第 25 条 ) 第 6

Microsoft Word - 01【表紙・目次】.doc

2. 防災拠点の代替施設の指定防災拠点施設が被災し使用不能となれば 災害対策本部等が設置できず 活動体制全体に遅れが生じ 迅速な災害対応を指揮することが困難となるとともに 災害対応以外の業務 ( 通常業務 ) を行うことも困難となるため 代替施設での対応が必要となります そのため 防災拠点施設におい

宮城県総合防災情報システム(MIDORI)

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Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有

別添 中防災第 1 1 号 平成 29 年 5 月 31 日 各指定行政機関の長各指定公共機関の代表殿 中央防災会議会長 ( 内閣総理大臣 ) 安倍晋三 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について 貴殿におかれては 日頃から各般の施策を通じて災害対策の推進に御尽力をいただいているところであるが

スライド 1

Microsoft Word - 03.【参考】新旧対照表(中防災).docx

(案)

病院等における耐震診断 耐震整備の補助事業 (1) 医療施設運営費等 ( 医療施設耐震化促進事業平成 30 年度予算 13,067 千円 ) 医療施設耐震化促進事業 ( 平成 18 年度 ~) 医療施設の耐震化を促進するため 救命救急センター 病院群輪番制病院 小児救急医療拠点病院等の救急医療等を担

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第8章 災害復旧計画

~ 二次的な被害を防止する ~ 第 6 節 1 図 御嶽山における降灰後の土石流に関するシミュレーション計算結果 平成 26 年 9 月の御嶽山噴火後 土砂災害防止法に基づく緊急調査が国土交通省により実施され 降灰後の土石流に関するシミュレーション結果が公表された これにより関係市町村は

⑴ 政策目的 市街地再開発事業の推進により 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るとともに コンパクトシティの推進及び密集市街地の解消を図る 新設 拡充又は延長を必要とする理由 ⑵ 施策の必要性 以下の施策の推進のため 本措置の延長により 民間事業者による早期かつ着実な保留床の取得を促

<ハード対策の実態 > また ハード対策についてみると 防災設備として必要性が高いとされている非常用電源 電話不通時の代替通信機能 燃料備蓄が整備されている 道の駅 は 宮城など3 県内 57 駅のうち それぞれ45.6%(26 駅 ) 22.8%(13 駅 ) 17.5%(10 駅 ) といずれも

スライド 1

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☆配布資料_熊本地震検証

ii 8. 河川法と漁港法との調整に関する協定 ( 抄 ) 運輸省港湾局と農林省水産庁生産部とに関連ある港湾災害復旧事業の処理について 76 第 2 漁港関係災害関連事業 Ⅰ 補助金交付要綱 1. 漁港関係災害関連事業等補助金交付要綱 77 Ⅱ 災害関連漁業集落環境施設復旧事業 1. 災

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Microsoft PowerPoint 「平成28年熊本地震活動記録(第17報) 案-2.pptx

(100817)

(業務名)                     

あおぞら彩時記 2017 第 5 号今号の話題 トリオ : 地方勤務の先輩記者からの質問です 気象庁は今年度 (H 29 年度 )7 月 4 日から これまで発表していた土砂災害警戒判定メッシュ情報に加え 浸水害や洪水害の危険度の高まりが一目で分かる 危険度分布 の提供を開始したというのは本当ですか

建築物等震災対策事業について

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浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

H28秋_24地方税財源

各府省からの第 1 次回答 1. 災害対策は 災害対策基本法に規定されているとおり 基礎的な地方公共団体である市町村による第一義的な応急対応と 市町村を包括する広域的な地方公共団体である都道府県による関係機関間の総合調整を前提としている を活用してもなお対応できず 人命又は財産の保護のため必要がある

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[平常時及び災害時におけるそれぞれの役割]災害時におけるペットの救護対策ガイドライン

2 地震 津波対策の充実 強化 (1) 南海トラフ地震や首都直下地震の被害想定を踏まえ 地震防災上緊急に整備すべき施設整備 津波防災地域づくりに関する法律 の実効性確保 高台移転及び地籍調査の推進など事前防災や減災に資するハード ソフトの対策を地方公共団体が重点的に進めるための財政上の支援措置を講じ

第 1 大規模地震 火災に関する調査研究 市民部 消防組合 35 第 2 出火防止 初期消火体制の確立 市民部 消防組合 35 第 3 消防力の増強 市民部 消防組合 35 第 4 防災資機材の整備 市民部 消防組合 36 第 5 節震災に強い地域 ( 社会 ) づくり 37 第 1 自主防災組織の

その一方で 防災行政無線の聞き取り状況の調 査では 図 3に示すように20% の人が放送内容を聞き取れなかったと答えており 今後の改善 もしくは代替え手段の充実の必要性を示唆している なお 情報の入手先としてテレビの割合が低いのは地震による停電 ( 岩手県 宮城県では95% 以上が停電 ) が原因と

第 3 章第 16 節自主防災組織育成計画 ( P 4 3 ) 第 1 ~ 第 2 ( 略 ) 第 3 事業所等における自衛消防組織 (1) 活動内容事業所等は それぞれの防災計画に基づき 平常時および災害発生時において効果的に防災活動を行うよう努める 1 平常時の活動ア防災関係機関と事業所等の間で

海岸保全施設の整備促進 3 海岸保全施設の整備 ( 建設部 ) 3 海岸保全施設の整備促進 だけ 文末が 施設管理者に要望海岸保全施設は 昭和 34 年の伊勢湾台風等により甚大な被害を被り その災害復旧し ~の整備促進に努めます という表現ですが 他と同様に責任として 伊勢湾等高潮対策

大規模災害対策マニュアル

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Ⅰ 地域防災計画とは 1 計画の目的 松前町地域防災計画 は 災害対策基本法に基づき 松前町の防災対策を定めたものです 今後 この計画に定めた内容を推進することによって 住民の生命 身体及び財産を災害から守ることを目的とします 2 計画の構成と内容 松前町地域防災計画 は 災害の種類を 風水害 (

九州における 道の駅 に関する調査 - 災害時の避難者への対応を中心としてー ( 計画概要 ) 調査の背景等 道の駅 は 平成 16 年 10 月の新潟県中越地震 23 年 3 月の東日本大震災において 被災者の避難場所 被災情報等の発信や被災地救援のための様々な支援の拠点として活用されたことなどか

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九州旅客鉄道株式会社防災業務計画 平成 27 年 3 月九州旅客鉄道株式会社

東日本大震災における施設の被災 3 東北地方太平洋沖地震の浸水範囲とハザードマップの比較 4

3 歯科医療 ( 救護 ) 対策 管内の歯科医療機関の所在地等のリスト整理 緊急連絡網整備 管内の災害拠点病院 救護病院等の緊急時連絡先の確認 歯科関連医薬品の整備 ( 含そう剤等 ) 自治会 住民への情報伝達方法の確認 病院及び歯科診療所での災害準備の周知広報 - 2 -

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避難勧告等の 判断 伝達マニュアル ( 土砂災害編 ) ひと 緑がかがやく田園と交流のまち 安全に安心して暮らせるまちの実現に向けて ( 概要版 ) 平成 26 年 9 月 1 日 北海道長沼町

Microsoft Word 提示_地域防災計画(概要版)ver21.doc

資料4-5(第1回水害WG)

本ガイドラインは 家庭動物等 * のうち主に犬及び猫などのペットを飼養する被災者を対象として 当該被災者による避難生活中のペットの適正飼養を支援する観点からた 自治体等がにおける動物救護対策を立案する際に活用されることを想定している なお 本ガイドラインで示す実施項目は 飼い主及び動物救護活動従事者

【東日本大震災発生から7年】「災害への備えに関する調査」結果 ~あなたのご家庭の備えを点検しませんか~_損保ジャパン日本興亜

第 7 章鹿児島県と連携した耐震改修促進法による指導及び助言等 国の基本方針では 所管行政庁はすべての特定建築物の所有者に対して法に基づく指導 助言を実施するよう努めるとともに 指導に従わない者に対しては必要な指示を行い その指示に従わなかったときは 公表すべきであるとしている なお 指示 公表や建

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10 地震 火山噴火対策等の推進について 近年 我が国は様々な災害に見舞われている 東日本大震災後も 平成 28 年の熊本地震 本年 6 月の大阪府北部地震及び9 月の北海道胆振東部地震など大規模な地震が発生し 多大な人的 物的被害が発生した 地方公共団体においては 突然発生する大規模自然災害に備え

2

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Ⅰ. 奈良県地域防災計画の位置付位置付け 国国 災害対策基本法 国は 地方公共団体等の防災業務の実施の推進とその総合調整を行ない 災害に係る経費負担の適正化を図る ( 第 3 条 ) ( 例 ) 都道府県間の応援調整 災害応急対策費の負担 補助 防災基本計画の作成 実施 第 34 条中央防災会議は

第356 第 3 章 災害応急対策計画 (2) 本部の設置場所 (3) 関係機関との連絡 2. 本部の組織 本部の設置場所は 原則として浦安市災害対策本部室とする 関係機関との連絡が必要な場合は 関係機関連絡室 を設置し 警察 自衛隊 ライフライン等から連絡要員の派遣を要請し 連絡 調整にあたる 本

品川区地域防災計画 概要版(平成29年修正)

新規文書1

豪雨災害対策のための情報提供の推進について

下田市地震・津波対策

事務連絡平成 24 年 4 月 20 日 都道府県各指定都市介護保険担当主管部 ( 局 ) 御中中核市 厚生労働省老健局総務課高齢者支援課振興課老人保健課 大規模災害時における被災施設から他施設への避難 職員派遣 在宅介護者に対する安全確保対策等について 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東

Ⅲ 主な改定内容 1 市の防災施策の反映 防災関連の不定期な訓練を位置づけ ( 平成 29 年度は指定避難所宿泊訓練を実施済み ) 避難行動要支援者名簿の作成 更新の業務の状況を反映し 実態に合った内容に記述を整理 消防団の敷島第 4 分団を敷島第 3 分団に統合 避難勧告等の判断 伝達マニュアル

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七尾市地域防災計画の見直しの概要 ( 平成 30 年 7 月修正 ) 資料 1-1 経緯と趣旨 新たな津波浸水想定を踏まえた見直し 資料 1-2 津波防災地域づくりに関する法律 に基づき 平成 26 年 8 月に 国が日本海側における統一的な津波断層モデル60 断層を公表したことを受け 石川県では影響の大きい7 断層を決定し 平成 23 年度に作成した津波浸水想定区域図を見直し 石川県地域防災計画の大幅な見直しを行った これを踏まえ 七尾市においても修正を行うものである ( 総則の 第 9 節津波被害想定調査における地域の危険性 を全て差替え ) 熊本地震を踏まえた見直し 資料 1-3 平成 28 年 4 月 14 日の熊本地震において 災害対策の拠点となる庁舎等が被災したことによる災害対応機能の低下 やむを得ず指定避難所以外に滞在する被災者が多数発生し 状況把握が困難となったこと 広域物資輸送拠点が被災したことなどによる支援物資輸送の混乱などの課題が指摘され 国の防災基本計画や石川県の地域防災計画が見直しされたことから 七尾市においても修正を行う 1 庁舎や避難所等の耐震化等による安全性の確保 2 被災者の生活環境の改善 3 物資輸送の円滑化 4 自助 共助の推進 その他の見直し 資料 1-4 資料 1-5 石川県の地域防災計画の修正によるもの

新たな津波浸水想定を踏まえた見直しの概要 資料 1-2 H23 の想定 対象断層県設置の有識者検討会設置の有識者検討会の検討の検討結果を踏まえた 4 断層 ( 日本海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方海東縁部 能登半島東方沖 能登半島北方沖 石川県西方沖 ) 想定の手法土木学会の手法を参考に県に県有識者検討会で有識者検討会で設定 ( 例 ) 津波が堤防を越えてもが堤防を越えても 堤防 堤防は破壊されない 断層の位置 今回の想定 対象対象断層国が設定した 60 断層の中の中で本県で本県に最大に最大の津波の津波をもたらす 7 断層 (7 断層の断層名 :F35 F41 F42 F43 F45 F47 F49) ( 七尾市に影響する断層は F41 と F45) 想定の手法津波防災地域づくりに関する法律に基づき国が設定した防災地域づくりに関する法律に基づき国が設定した手法 ( 例 ) 津波が堤防を越えた場合 堤防 堤防は破壊は破壊される 津波浸水想定は 石川県津波浸水想定調査検討会 の意見を聞き県が作成 津波浸水想定結果の概要 石川県内市町によって 浸水面積や最大津波高の状況に違いによって 浸水面積や最大津波高の状況に違いは見られたが 県全体としては 概ね前回 (H23) 想定結果の範囲内となっている 七尾市 ( 対象断層 :F41 : F45) (H23 今回 ) 浸水面積 ( 想定される最大の浸水範囲 ) 住居地域 1.95km2 1.92km2 ( 0.03km2) 非住居地域 6.32km2 6.82km2 (+0.50k m2 ) 合計 8.27km2 8.74km2 (+0.47k m2 ) 最大津波高 ( 海岸で最大となる津波ので最大となる津波の高さ ) 9.5m 7.6m ( 到着時間 13 分 ) ( 鵜浦 ) 5.8m 7.8m ( 到着時間 8 分 ) ( 下佐々波 )

熊本地震を踏まえた見直しの概要資料 1-3 1 庁舎や避難所避難所等の耐震化等による安全性の確保 各自然災害に共通する対策編 第 25 節建築物等災害予防防災上重要な公共建築物等の災害予防 ( 自然 P10) 概要 : 公共建築物等については 非構造部材 ( つり天井等 ) を含む耐震対策等を推進するする 2 被災者の生活環境の改善 一般災害対策編地震災害対策編津波災害対策編雪害対策編 第 9 節災害広報 ( 一般 ) 第 6 節災害広報 ( 地震 津波 ) 第 8 節災害広報 ( 雪害 ) 広報手段等 ( 一般 P5 地震 P3 津波 P4 雪害 P5) 第 12 節避難誘導等 ( 一般 雪害 ) 第 9 節避難誘導等 ( 地震 津波 ) 避難所外避難者対策 ( 一般 P10 地震 P6 津波 P9 雪害 P10) 第 15 節健康管理活動 ( 一般 雪害 ) 第 9 節健康管理活動 ( 地震 津波 ) 健康管理活動 ( 一般 P10 地震 P7 津波 P9 雪害 P11) 第 24 節食料の供給 ( 一般 ) 第 22 節食料の供給 ( 地震 津波 ) 第 20 節食料の供給 ( 雪害 ) 実施体制 ( 一般 P12 地震 P8 津波 P12 雪害 P11) 概要 : 市は やむを得ず避難所に滞在することができない被災者に対してもやむを得ず避難所に滞在することができない被災者に対しても 食料等必要な物資の配布 巡回健康相談等の実施巡回健康相談等の実施 正確な情報の伝達等を行うなど生活環境の確保が図られるよう努める 3 物資輸送輸送の円滑化 各自然災害に共通する対策編一般災害対策編地震災害対策編津波災害対策編雪害対策編 第 15 節緊急輸送体制の整備 ( 自然 P8) 第 25 節生活必需品の供給 ( 一般 ) 第 23 節生活必需品の供給 ( 地震 津波 ) 第 21 節生活必需品の供給 ( 雪害 ) 物資の輸送拠点 ( 配送 ) の確保と運営 ( 一般 P13 地震 P9 津波 P12 雪害 P11) 概要 : 広域物資輸送拠点 ( 県 ) や地域内輸送拠点 ( 市 ) を確保するなど 各避難所に支援物資を届ける緊急輸送ネットワークの形成に努める 4 自助 共助の推進 一般災害対策編地震災害対策編津波災害対策編雪害対策編 第 30 節ボランティア活動の支援 ( 一般 ) 第 23 節ボランティア活動の支援 ( 地震 津波 ) 第 21 節ボランティア活動の支援 ( 雪害 ) ボランティアの受け入れ ( 一般 P13 地震 P9 津波 P12 雪害 P12) 概要 : ボランティア本部等が設置されたときは 市及び県は市及び県は 社会福祉協議会社会福祉協議会 NPO NGO 等のボランティア団体等と 情報を共有する場を設置するなどし情報を共有する場を設置するなどし 連携のとれた支援活動を展開するよう努める

その他の見直しの概要資料 1-4 総則第 3 節防災関係機関等の責務と処理すべき事務又は業務の大綱 5 指定地方行政機関 (P2) 追加 中部地方環境事務所 (1) 有害物質等の発生等発生等による汚染状況の情報収集及び提供に関すること (2) 災害時における廃棄物に関すること 各自然災害に共通する対策編第 6 節防災体制の整備 2 市の活動体制 (8) 罹災証明交付体制の確立 (P3) 追加 住家被害の調査や罹災証明書の交付の担当部局を定めること 第 7 節通信及び放送施設災害予防 1 基本方針 (P4) 追加 耐災害性に優れている衛星系ネットワークは 大規模災害発生時における輻輳の回避に留意しつつ 一体的な整備を図る ( 輻輳 : ふくそう 寄り集まって込み合うこと ) 第 8 節水害予防 8 避難準備措置の確立 (4) 洪水ハザードマップの作成 (P5) 追加 避難計画の作成に当たっては 避難時の周囲の状況等により 屋内に留まっていた方が安全な場合等やむを得ないときは 屋内安全屋内安全確保確保 を講ずべきことにも留意するとともに を講ずべきことにも留意するとともに 水害と土砂災害 複数河川の氾濫 台風等による高潮と河川洪水との同時発生等 複合的な災害が発生することを考慮するよう努める 第 13 節避難体制の整備 2 指定緊急避難場所 指定避難所 避難路の指定等 (P6) 追加 市は 災害の想定等により必要に応じて 近隣の市町の協力を得て 指定緊急避難場所を近隣市町に設ける

その他の見直しの概要 資料 1-5 地震災害対策編 第 6 節災害広報 7 住宅に関する各種調査等の情報提供 ( 地震 P3) 追加 市は 被災建築物の応急危険度判定調査被災建築物の応急危険度判定調査 被災宅地危険度判定調査被災宅地危険度判定調査 住家被害認定調査など住家被害認定調査など 住宅に関する各種調査が個住宅に関する各種調査が個別の目的を有していることを踏まえ それぞれの調査の必要性や実施時期の違いそれぞれの調査の必要性や実施時期の違い 民間の保険損害調査との違い等について民間の保険損害調査との違い等について 被災者に明確に説明する 一般災害災害対策編対策編 地震地震災害災害対策編対策編 津波津波災害災害対策編対策編 雪害雪害対策編 第 7 節通信手段の確保 ( 一般 雪害 ) 第 4 節通信手段の確保 ( 地震 津波 ) 3 通信設備の応急復旧 ( 一般 P4 地震 P2 津波 P4 雪害 P4) 追加 必要に応じてに応じて 北陸総合通信局に対し災害対策用移動通信機及び災害対策用移動電源車の貸出要請を行う北陸総合通信局に対し災害対策用移動通信機及び災害対策用移動電源車の貸出要請を行う 一般災害災害対策編対策編 津波津波災害災害対策編対策編 雪害雪害対策編 第 12 節避難誘導等 ( 一般 雪害 ) 第 9 節避難誘導等 ( 津波 ) (9) 避難勧告等の発令方法 2 避難の勧告又は指示の実施及び基準 ( 一般 P8 津波 P7 雪害 P9) 追加 避難勧告等の発令に当たって 市民が生命に係る危険な状況であることを認識できるよう市民が生命に係る危険な状況であることを認識できるよう 危険の切迫性に応じて避難勧告危険の切迫性に応じて避難勧告等の伝達文伝達文の内容を工夫することの内容を工夫すること その対象者を明確にすることその対象者を明確にすること 対象者ごとにとるべき避難行動がわかるように伝達することなど対象者ごとにとるべき避難行動がわかるように伝達することなど 具体的でわかりやすい内容で発令する なお 避難勧告等の解除に当たっては避難勧告等の解除に当たっては 十分に安全性の確認に努める十分に安全性の確認に努める