2 ( 薬品名 ) トラムセット配合錠劇市販直後調査平成 23 年 7 月 ~ 平成 24 年 1 月 薬価収載日 薬価 薬効コード 薬効分類名 効能 効果 用法 用量 相互作用 副作用 TRAMCET Combination Tablets 1 錠中に有効成分トラマドール塩酸塩 37.5mg/ ア

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プラザキサ服用上の注意 1. プラザキサは 1 日 2 回内服を守る 自分の判断で服用を中止し ないこと 2. 飲み忘れた場合は 同日中に出来るだけ早く1 回量を服用する 次の服用までに 6 時間以上あけること 3. 服用し忘れた場合でも 2 回量を一度に服用しないこと 4. 鼻血 歯肉出血 皮下出

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査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

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(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

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(2) 健康成人の血漿中濃度 ( 反復経口投与 ) 9) 健康成人男子にスイニー 200mgを1 日 2 回 ( 朝夕食直前 ) 7 日間反復経口投与したとき 血漿中アナグリプチン濃度は投与 2 日目には定常状態に達した 投与 7 日目における C max 及びAUC 0-72hの累積係数はそれぞれ

資料3

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Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

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Transcription:

1 平成 23 年 9 月 1 日 D I ニュース薬剤部医薬品情報管理係 新規採用医薬品通知 ( 薬品名 ) トラマールカプセル 25mg 50mg 劇 薬価収載日 薬価 薬効コード 薬効分類名 効能 効果用法 用量 Tramal Capsules 25mg 50mg 25mg/1Cap 1 カプセル中に有効成分トラマドール塩酸塩 25mg を含有 50mg/1Cap 1 カプセル中に有効成分トラマドール塩酸塩 50mg を含有トラマドール塩酸塩日本新薬 2010 年 9 月 (25mg1Cap:37.70 円 ) (50mg1Cap:65.90 円 ) 871149 がん疼痛治療剤軽度から中等度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛通常 成人にはトラマドール塩酸塩として 1 日 100~300mg を 4 回に分割経口投与する なお 症状に応じて適宜増減する ただし 1 回 100mg 1 日 400mg を超えないこととする 2アルコール 睡眠剤 鎮痛剤 オピオイド鎮痛剤又は向精神薬による急性中毒患者 3モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者 又は投与中止後 14 日以内の患者 4 治療により十分な管理がされていないてんかん患者 相互作用他剤副作用増強 1ジゴキシン 2クマリン系抗凝血剤 ( ワルファリン ) 本剤作用減弱 1カルバマゼピン 2オンダンセトロン塩酸塩水和物 3ブプレノルフィン ペンタゾシン等本剤他剤作用増強キニジン本剤他剤副作用増強 1オピオイド鎮痛剤 2 中枢神経抑制剤 ( フェノチアジン系薬剤 催眠鎮静剤等 ) 3 三環系抗うつ剤 4セロトニン作用薬 選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (SSRI) 等 6アルコール副作用重大な副作用ショック アナフィラキシー様症状 痙攣 依存性その他悪心 嘔吐 食欲不振 便秘 傾眠 浮動性めまい 頭痛など ( 薬品名 ) フェブリク錠 20mg 市販直後調査平成 23 年 5 月 ~ 平成 23 年 11 月 薬価収載日 薬価 薬効コード 薬効分類名 効能 効果用法 用量 相互作用副作用 Feburic Tablet 20mg 20mg/1 錠 1 錠中に有効成分フェブキソスタット 20mg を含有フェブキソスタット帝人ファーマ 2011 年 3 月 1 錠 :56.40 円 873949 非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ阻害剤高尿酸血症治療剤痛風 高尿酸血症通常 成人にはフェブキソスタットとして 1 日 10mg より開始し 1 日 1 回経口投与する その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する 維持量は通常 1 日 1 回 40mg で 患者の状態に応じて適宜増減するが 最大投与量は 1 日 1 回 60mg とする 2メルカプトプリン水和物又はアザチオプリンを投与中の患者他剤副作用増強ビダラビンジダノシン重大な副作用肝機能障害過敏症その他関節痛 四肢不快感 四肢痛など

2 ( 薬品名 ) トラムセット配合錠劇市販直後調査平成 23 年 7 月 ~ 平成 24 年 1 月 薬価収載日 薬価 薬効コード 薬効分類名 効能 効果 用法 用量 相互作用 副作用 TRAMCET Combination Tablets 1 錠中に有効成分トラマドール塩酸塩 37.5mg/ アセトアミノフェン 325mg を含有トラマドール塩酸塩 / アセトアミノフェン配合錠ヤンセンファーマ 1 錠 :68.20 円 871149 慢性疼痛 / 抜歯後疼痛治療剤非オピオイド鎮痛剤で治療困難な下記疾患における鎮痛非がん性慢性疼痛 抜歯後の疼痛 1 非がん性慢性疼痛通常 成人には 1 回 1 錠 1 日 4 回経口投与する 投与間隔は 4 時間以上空けること なお 症状に応じて適宜増減するが 1 回 2 錠 1 日 8 錠を超えて投与しないこと また 空腹時の投与は避けることが望ましい 2 抜歯後の疼痛通常 成人には 1 回 2 錠を経口投与する なお 追加投与する場合には 投与間隔を 4 時間以上空け 1 回 2 錠 1 日 8 錠を超えて投与しないこと また 空腹時の投与は避けることが望ましい 1アルコール 睡眠剤 鎮痛剤 オピオイド鎮痛剤又は向精神薬による急性中毒患者 2モノアミン酸化酵素阻害剤を投与中の患者 又は投与中止後 14 日以内の患者 3 治療により十分な管理がされていないてんかん患者 4 消化性潰瘍のある患者 5 重篤な血液の異常のある患者 6 重篤な肝障害のある患者 7 重篤な腎障害のある患者 8 重篤な心機能不全のある患者 9アスピリン喘息 ( 非ステロイド製剤による喘息発作の誘発 ) 又はその既往歴のある患者 10 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者本剤他剤副作用増強 1オピオイド鎮痛剤 2 中枢神経抑制剤 ( フェノチアジン系薬剤 催眠鎮静剤等 ) 3アルコール ( 飲酒 )4 三環系抗うつ剤セロトニン作用薬 ( 選択的セロトニン再取り込み阻害剤 (SSRI) 等 ) 他剤副作用増強 1クマリン系抗凝血剤 ( ワルファリン ) 2ジゴキシン本剤作用減弱 1カルバマゼピン 2フェノバルビタール 3フェニトイン 4プリミドン 5リファンピシン 6イソニアジド 7ブプレノルフィン ペンタゾシン等 8オンダンセトロン塩酸塩水和物本剤他剤作用増強キニジン本剤作用減弱 他剤作用増強エチニルエストラジオール含有製剤重大な副作用ショック アナフィラキシー様症状痙攣依存性中毒性表皮壊死融解症 (Toxic Epidermal Necrolysis:TEN) 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群 ) 喘息発作の誘発肝機能障害 黄疸顆粒球減少症その他傾眠 浮動性めまい 頭痛 悪心 嘔吐 便秘 胃不快感など ( 薬品名 ) リクシアナ錠 30mg 市販直後調査平成 23 年 7 月 ~ 平成 24 年 1 月 薬価収載日 薬価 薬効コード 薬効分類名 効能 効果 用法 用量 相互作用 LIXIANA TABLETS 30mg/1 錠 1 錠中に有効成分エドキサバントシル酸塩水和物 40.4mg( エドキサバンとして 30mg) を含有エドキサバントシル酸塩水和物錠第一三共 1 錠 :727.30 円 873339 経口 FXa 阻害剤下記の下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制膝関節全置換術 股関節全置換術 股関節骨折手術通常 成人には エドキサバンとして 30mg を 1 日 1 回経口投与する 2 出血している患者 ( 頭蓋内出血 後腹膜出血又は他の重要器官における出血等 ) 3 高度の腎機能障害 ( クレアチニンクリアランス 30mL/min 未満 ) のある患者 4 急性細菌性心内膜炎の患者本剤他剤副作用増強 1 抗凝固剤 ( ヘパリンナトリウム ワルファリンカリウム エノキサパリンナトリウム フォン

3 副作用 ダパリヌクスナトリウム等 ) 2 血小板凝集抑制作用を有する薬剤 ( アスピリン ジピリダモール チクロピジン塩酸塩 クロピドグレル硫酸塩 非ステロイド性消炎鎮痛剤等 ) 3 血栓溶解剤 ( ウロキナーゼ t-pa 製剤等 ) 本剤副作用増強 P 糖蛋白阻害作用を有する薬剤 ( キニジン硫酸塩水和物 ベラパミル塩酸塩 アミオダロン塩酸塩 エリスロマイシン イトラコナゾール等 ) 重大な副作用出血その他皮下出血 血尿 ( 尿中血陽性等 ) 創傷出血 γ-gtp 上昇 ALT(GPT) 上昇など ( 薬品名 ) 薬価収載日 薬価 薬効コード 薬効分類名 効能 効果用法 用量 ミルセラ注シリンジ 25μg 50μg 100μg 150μg 劇 市販直後調査平成 23 年 7 月 ~ 平成 24 年 1 月 MIRCERA Injection Syringe 25μg/1 筒 1シリンジ (0.3mL) 中有効成分エポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え )25μg を含有 50μg/1 筒 1シリンジ (0.3mL) 中有効成分エポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え )50μg を含有 100μg/1 筒 1シリンジ (0.3mL) 中有効成分エポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え )100μg を含有 150μg/1 筒 1シリンジ (0.3mL) 中有効成分エポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え )150μg を含有エポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え ) 注中外製薬 (25μg1 筒 :6,969.00 円 ) (50μg1 筒 :12,507.00 円 ) (100μg1 筒 :22,445.00 円 ) (150μg1 筒 :31,600.00 円 ) 873999 持続型赤血球造血刺激因子製剤腎性貧血 < 血液透析患者 > 1 初回用量通常 成人にはエポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え ) として 1 回 50μg を2 週に1 回静脈内投与する 2エリスロポエチン ( エポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) エポエチンベータ ( 遺伝子組換え ) 等 ) 製剤からの切替え初回用量通常 成人にはエポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え ) として 1 回 100μg 又は 150μg を4 週に1 回静脈内投与する 3 維持用量貧血改善効果が得られたら 通常 成人にはエポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え ) として 1 回 25~250μg を4 週に1 回静脈内投与する なお いずれの場合も貧血症状の程度 年齢等により適宜増減するが 最高投与量は 1 回 250μg とする < 腹膜透析患者及び保存期慢性腎臓病患者 > 1 初回用量通常 成人にはエポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え ) として 1 回 25μg を2 週に1 回皮下又は静脈内投与する 2エリスロポエチン ( エポエチンアルファ ( 遺伝子組換え ) エポエチンベータ ( 遺伝子組換え ) 等 ) 製剤からの切替え初回用量通常 成人にはエポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え ) として 1 回 100μg 又は 150μg を4 週に1 回皮下又は静脈内投与する 3 維持用量貧血改善効果が得られたら 通常 成人にはエポエチンベータペゴル ( 遺伝子組換え ) として 1 回 25~250μg を4 週に1 回皮下又は静脈内投与する なお いずれの場合も貧血症状の程度 年齢等により適宜増減するが 最高投与量は 1 回 250μg とする 本剤の成分又はエリスロポエチン製剤 ダルベポエチンアルファ製剤に過敏症の患者 - 相互作用副作用重大な副作用脳出血 心筋梗塞 高血圧性脳症 ショック アナフィラキシー様症状 赤芽球癆肺梗塞 ( 類薬 ) 脳梗塞 ( 類薬 ) 肝機能障害( 類薬 ) 黄疸( 類薬 ) その他血圧上昇 好酸球数増加 シャント閉塞 狭窄など

4 削除医薬品通知 9 月 1 日より カルグート錠 10mg L-メントール ホエイ 散アリプロスト注 5μg クリノリル錠 100mg ラコール配合経腸用液 200mL エポジン注シリンジ 1500 アルサルミン細粒 90% 削除削除削除削除削除削除削除 適応追加通知 プログラフカプセル 0.5mg 1mg プログラフ細粒 0.2mg ヒートプログラフ注射液 2mg グラセプターカプセル 0.5mg 1mg 小腸移植 ( カプセル ) 通常 初期にはタクロリムスとして 1 回 0.15mg/kg を 1 日 2 回経口投与する 以後 徐々に減量して有効最少量で維持する ( 注射液 ) 通常 タクロリムスとして 1 回 0.10mg/kg を生理食塩液又はブドウ糖注射液で希釈して 24 時間かけて点滴静注する 内服可能となった後はできるだけ速やかに経口投与に切り換える 小腸移植 レミケード点滴静注 100 ( 用法 用量追加 ) < クローン病 > 通常 体重 1kg 当たり 5mg を 1 回の投与量とし点滴静注する 初回投与後 2 週 6 週に投与し 以後 8 週間の間隔で投与を行うこと なお 6 週の投与以後 効果が減弱した場合には 体重 1kg 当たり 10mg を 1 回の投与量とすることができる グレースビット錠 50mg ( 用法 用量追加 ) 通常 成人に対してシタフロキサシンとして 1 回 50mg を 1 日 2 回又は 1 回 100mg を 1 日 1 回経口投与する なお 効果不十分と思われる症例には シタフロキサシンとして 1 回 100mg を 1 日 2 回経口投与することができる ゲムシタビン点滴静注用 200mg 1g 膵癌 がん化学療法後に増悪した卵巣癌

5 医薬品変更通知医薬品変更通知 今回採用医薬品 ( 採用 ) 従来採用医薬品 ( 削除 ) ラコール NF 配合経腸用液 200mL ラコール配合経腸用液 200mL 規格追加通知 今回採用医薬品 9 月 1 日より コージネイト FS バイオセット注 2000