Microsoft Word 概要版

Similar documents

第2章 主な回答結果一覧(3ヵ年比較)


01.ai

03 Ⅱ-1 配偶者等からの暴力に関する認知度

はじめに あなたご自身についてお伺いします 問 1 あなたの性別についてお答えください ( は 1 つ ) (47.19)1 男 (50.51)2 女 (2.30 問 2 あなたの年齢についてお答えください ( は 1 つ ) ( 6.38)1 20 歳代 (10.46)2 30 歳代 (10.97

日常生活での男女の人権に関する調査報告

男女共同参画に関する意識調査

Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的男女間の暴力に関する県民の意識 被害の経験の態様 程度及び被害の潜在化の程度 理由等を把握し その結果を 山口県配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する基本計画 に活用するとともに 今後の施策推進の基礎資料とする 2 実施主体 山口県 3 協力機関 県内各市町 4

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

本文.indd

男女間における暴力に関する調査報告書<概要版>

05 Ⅳ集計結果(実数)

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

6 女性への暴力やセクシュアル・ハラスメントの防止

18 骨折させる打ち身や切り傷などのケガをさせる身体を傷つける可能性のある物でなぐる 突き飛ばしたり壁にたたきつけたりする平手でぶつ 足でける刃物などを突きつけて おどすなぐるふりをして おどす物を投げつけるドアをけったり 壁に物を投げつけておどす大声でどなる 役立たず や 能なし などと言う 3.

<4D F736F F D20819C B83678C8B89CA94E48A E C668DDA97706E65772E646F63>

目次 Ⅰ 調査概要 1 1. 調査目的 1 2. 調査項目 1 3. 調査設計 1 4. 回収結果 1 5. 報告書の見方 1 Ⅱ 調査結果 2 1. 回答者の属性 2 (1) 性別 2 (2) 年代 2 (3) 結婚の状況 2 (4) 働き方 3 (5) 世帯構成 3 (6) 乳幼児 高齢者との同

男女共同参画に関する意識調査

平成18年度推進計画の進行状況_参考資料

◎公表用資料

第 1 部 施策編 4

金ケ崎町男女共同参画に関する意識調査 1 町内に住所を有する 20 歳以上 564 名各行政区 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代男女各 1 名で 12 名無作為抽出 2 調査時期平成 27 年 8 月郵送により実施 3 調査票回収状況 223 名回収率 39.5% 性別 年

目 次 Ⅰ 調査の概要 1 Ⅱ 調査対象者の属性 2 Ⅲ 調査結果 4 1 男女平等について 4 2 男女の役割意識について 7 3 男女の地域 社会参画について 8 4 DVやセクハラについて 10 5 ワークライフバランス ( 仕事と生活の調和 ) について 12 6 市が力を入れるべき取り組み

8

参考 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに 家

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

(\217W\214v\203f\201[\203^\225\\\216\206\201`\212T\227v\201ih \201j02.xls)

1 男女共同参画社会に関する意識について (1) 各分野の男女の地位の平等感ア家庭生活における男女の地位の平等感 問 1(1) あなたは, 今からあげるような分野で男女の地位は平等になっていると思いますか あなたの気持ちに最も近いものを 1 つだけお答えください まず, 家庭生活については, どうで

03 Ⅱ-2 配偶者からの暴力の被害経験

世論調査報告書

Ⅰ 調査実施要領

<81798E E73817A926A8F978BA493AF8E5189E6835F C52E786477>

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

1-4 結婚 ( 問 4) 結婚の状況は で 結婚している が 73.1% で最も高くなっている 73.1% 19.6% 7.2% 74.2% 16.0% 9.7% 71.7% 23.6% 4.3% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 結婚している結婚していない死別 離別した無回答 1-

平成 29 年 8 月調査 男女共同参画に関する県民意識調査報告書 平成 30 年 1 月 岐阜県

( ウ ) 年齢別 年齢が高くなるほど 十分に反映されている まあまあ反映されている の割合が高くなる傾向があり 2 0 歳代 では 十分に反映されている まあまあ反映されている の合計が17.3% ですが 70 歳以上 では40.6% となっています

日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計

Ⅰ 調査実施要領

第 1 章調査の概要 1. 目的 本調査は 男女共同参画に関する現況や今後の方向性などについて市民に意見を伺い 男女共同参画計画策定のための一資料とすることを目的に実施しました 2. 調査の方法 (1) 調査地域 伊勢崎市全域 (2) 調査対象者伊勢崎市内に在住する満 20 歳以上の男女 2,000

2. 調査結果 1. 回答者属性について ( 全体 )(n=690) (1) 回答者の性別 (n=690) 回答数 713 のうち 調査に協力すると回答した回答者数は 690 名 これを性別にみると となった 回答者の性別比率 (2) 回答者の年齢層 (n=6

小学生

13 第2章 基本目標Ⅲ

man2

庁内文書

代 20 代に交際相手からの暴力行為の有無 ドメスティック バイオレンスを受けた時の相談機関の認知度 女性に対する暴力をなくすために必要なこと 男女共同参画社会の推進に向けて 女性が指導的立場につくことが少ない

56_16133_ハーモニー表1

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

新規文書2

離職経験は圧倒的に女性に多く 男性 5% に対して女性の 14% が離職経験ありと回答している 離職の理由 ( 複数回答 ) の第一位は男女ともに キャリアアップ ( 約 50%) であるが 2 番目に多い項目で男女で差があり 男性は 職務の内容 ( 研究テーマを含む ) (40%) であるのに対し

(市・町)        調査

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

スライド 1

Microsoft Word - notes①1210(的場).docx

1. 交際や結婚について 4 人に3 人は 恋人がいる または 恋人はいないが 欲しいと思っている と回答している 図表 1 恋人が欲しいと思わない理由は 自分の趣味に力を入れたい 恋愛が面倒 勉強や就職活動に力を入れたい の順に多い 図表 2 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚

(Microsoft Word - \207J\226\34211\201`\226\34218.docx)


ボランティア行動等実態調査【速報】

Microsoft Word - H29 結果概要


1. 職場愛着度 現在働いている勤務先にどの程度愛着を感じているかについて とても愛着がある を 10 点 どちらでもない を 5 点 まったく愛着がない を 0 点とすると 何点くらいになるか尋ねた 回答の分布は 5 点 ( どちらでもない ) と回答した人が 26.9% で最も多かった 次いで

平成25年度東京都男女雇用平等参画状況調査結果報告書(調査の概要とポイント)「女性の活躍促進への取組等 企業における男女雇用管理に関する調査」

<95F18D908F915F E968BC68F8A5F E E786C73>

目次 1. 調査概要... 2 (1) 調査の目的... 2 (2) 調査の概要... 2 (3) 報告書の見方 区民調査結果... 3 (1) 回答者の概要... 3 (2) 家庭生活と家族観... 4 (3) 就業状況... 6 (4) ワーク ライフ バランス ( 仕事と生活の

Ⅰ 男女平等の意識づくりと制度・慣習の見直し


4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

PowerPoint プレゼンテーション


資料 9 男は仕事 女は家庭 という考え方について どう思いますか? 1% 4% 24% 30% 34% 7% 1% 5% 25% 26% 35% 7% 1% 3% 23% 32% 33% 7% 1 同感する 2 どちらかといえば同感する 3 どちらかといえば同感しない 4 同感しない 5 わからな

<4D F736F F D20819D819D F F9193C18F FEA816A8DC58F4994C52E646F6378>

電通総研、「女性×働く」調査を実施

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

調査要領 1. 調査の目的 : 人口減少による労働力不足が懸念されるなかで 昨年 4 月には女性活躍推進法 ( 正式名称 : 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 ) が施行されるなど 女性の社会進出がさらに進むことが期待されている そこで 女性の活躍に向けた取り組み状況について調査を実施す

仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) に関する意識調査について Ⅰ. 調査目的 本調査は 仕事と生活の調和 ( ワーク ライフ バランス ) の現状及び仕事と生活の調和の実現を推進するための新たな国民運動である カエル! ジャパンキャンペーン に関して 国民の意識やニーズを把握し 今後

<4D F736F F D F18D908F B B8F9C82AD816A2E646F63>

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

はじめに 少子高齢化の急速な進行 経済活動のグローバル化など 社会 経済状況の急激な変化に対応していく上で 男女が互いに人権を尊重しつつ 責任も分かち合い 性別にかかわりなくその個性と能力を発揮することができる男女共同参画社会の実現が重要な課題となっています 国においては 男女共同参画社会基本法 の

家族時間アンケート結果報告書 家族時間 に関する アンケート調査の結果 平成 23 年 6 月 福井県 - 1 -

< 図 Ⅳ-16-2> 性別 年齢別 / 家族構成別 / 居住地域別 現在, 参加している今は参加していないが, 今後ぜひ参加したい今は参加していないが, 今後機会があれば参加したい参加したいとは思わない参加できないわからない無回答 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80

( 問 11-A) どのようなことに不安を感じていますか 次の中からあてはまるものを 3 つまで選 んで をつけてください 該当しない場合は 次の問 12 へお進みください 図 A-1 不安の内容 年金制度に対する不安がある健康状態

Microsoft Word - ★調査結果概要3.17版new.doc

第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査

平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2

- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

2015年 「働き方や仕事と育児の両立」に関する意識(働き方と企業福祉に関する

十和田市 事業別に利用数をみると 一時預かりは 年間 0 (.%) 以 上 (.) - (.%) の順となっています 問. 一時預かり ( 年間 ) n= 人 以上. 幼稚園の預かり保育は 年間 0 (.%) 以上 (.%) (.%) の順となっています ファミリー サポー

平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書(全体版)

Microsoft Word - Notes1104(的場).doc

25~44歳の子育てと仕事の両立

1-1_旅行年報2015.indd

職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

平成 30 年度 名古屋市子ども 若者 子育て家庭 意識 生活実態調査報告書 ( 概要 ) 平成 31 年 3 月 名古屋市 1 調査目的平成 31 年度に策定予定のなごや子ども条例第 20 条の規定による 子どもに関する総合計画 及び子ども 子育て支援法第 61 条の規定による 市町村子ども 子育

附帯調査

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

1 人権問題に対する関心度と人権尊重の程度 回答者の 6 割以上が人権問題に高い関心を示しているが 約 3 割 5 分の回答者は人権問題に あまり関心がない か まったく関心がない と回答している ( 図表 1-1) 特に 若年層から中年層 (20 歳代 ~40 歳代 ) における関心度の低さが目立

第4章妊娠期から育児期の父親の子育て 45

7 民法改正 : (13) 選択的夫婦別姓の実現 (14) 婚姻最低年齢 再婚禁止 (15) 婚外子相続分差別規定廃止 是正 8 性暴力 : (16) 性暴力禁止法 (17)DV 防止法 9 日本軍 慰安婦 : (18) 河野 村山談話 (19) 国家の謝罪と補償 10 性的健康 : (20) 刑法

Microsoft Word - 第1章~第5章.doc

Transcription:

男女共同参画に関する市民意識調査報告書概要版 調査の目的 この調査は 男女共同参画に関する市民の意識や実態を把握し 第 2 次さいたま市男女共同参画のまちづくりプラン の見直し ( 平成 25 年度 ) や 市の今後の男女共同参画施策の推進に向けた基礎的な資料とすることを目的として実施しました 調査の方法 (1) 調査地域 : さいたま市全域 (2) 調査対象 : 市内在住の満 20 歳以上の男女 5,000 人 (3) 抽出方法 : 住民基本台帳 外国人登録原票より無作為抽出 (4) 調査方法 : 郵送配布 郵送回収 ( 礼状兼督促状 1 回送付 ) (5) 調査期間 : 平成 23 年 8 月 3 日 ~8 月 26 日 回収結果 配布数 ( 票 ) (A) 有効回収数 ( 票 ) (B) 有効回収率 (%) (B/A) 男性 2,529 811 32.1 女性 2,471 1,064 43.1 性別不詳 - 287 - 合計 5,000 2,162 43.2 調査結果の見方 調査結果の数値は 原則として回答率(%) で表記しています 回答率(%) は その設問の回答者数を基数として算出しています そのため 複数回答の場合 選択肢ごとの割合を合計すると 100% を超えることがあります 回答率(%) は 小数第二位を四捨五入により端数処理しています そのため 属性ごとの回答比率の合計が 合計欄の数値と一致しないことがあります 図の中で アンケート調査票の選択肢の文章が長い場合 要約して短く表現している場合があります 各設問において 基本属性( 性別 ) に があるため 全体の数値と各項目の数値の合計が一致しないことがあります 平成 24 年 1 月 さいたま市

回答者の属性 (1) 性別有効回答 2,162 件のうち 男性が 811 人 13.3% (37.5%) 女性が 1,064 人 (49.2%) となっています 総数 2,162 男性 37.5% 女性 49.2% (2) 年齢 20 代と 70 代以上がそれぞれ 1 割 前後 30~60 代がそれぞれ2 割前後となっています 全体 (2,162) 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 9.4 18.0 19.2 17.1 70 代以上 20.6 11.7 3.8 10.6 17.3 19.1 18.5 21.7 12.8 0.0 9.8 20.0 21.6 18.0 21.1 9.2 0.4 (3) 職業 会社員 団体職員 が3 割で最も多く 次いで 家事専業 パート アルバイト となっています 男性では 会社員 団体職員 が過半数を占めており 女性では 家事専業 が最も多くなっています 全体 (2,162) 会社員 自由業 パート 公務員家事専業学生無職団体職員自営業アルバイト 教員 17.5 30.4 5.7 51.7 7.1 24.5 15.5 4.6 5.2 9.7 5.2 19.5 0.2 7.2 2.7 34.5 1.9 13.3 20.0 2.6 4.4 3.0 0.4 1.8 8.6 0.7 (4) 同居している家族の構成 2 世代世帯 ( 親 + 子ども ) が過 単身世帯 1 世代世帯 2 世代世帯 3 世代世帯 半数を占めており 次いで 1 世代世帯 ( 夫婦のみ ) となっています 全体 (2,162) 8.6 25.2 51.1 2.7 7.8 4.7 11.3 28.2 49.8 2.5 7.3 0.9 7.2 24.4 55.9 8.8 2.7 0.8 1

調査結果 Ⅰ 男女平等に関する意識について (1) 男は仕事 女は家庭 という男女の役割分担意識性別役割分担に 反対 がほぼ半数 男は仕事 女は家庭 という男女の役割分担の考え方について 反対 が 賛成 を 10 ポイント以上上回っています 男女別にみると 男性では 反対 と 賛成 がほぼ同じ割合であるのに対し 女性では 反対 が過半数を占めており 男女の意識に違いが見られます 前回調査と比較すると 全体及び男性の 賛成 は減少傾向にあるものの 全体 男女ともに 反対 はほぼ変化がありません 賛成 反対 賛成 どちらかといえば賛成 どちらかといえば反対 反対 全体 / さいたま市 全体 / H23 年度 (2,162) 5.7 32.5 27.6 21.8 9.1 3.3 さいたま市 H18 年度 (1,931) 6.9 35.2 30.6 18.3 6.9 男性 / さいたま市 男性 / H23 年度 ( 811) 8.0 33.7 23.7 21.9 10.0 2.7 さいたま市 H18 年度 ( 743) 7.9 41.6 26.8 16.0 5.9 1.7 女性 / さいたま市 女性 / H23 年度 (1,064) 3.4 31.0 31.8 22.4 8.0 3.5 さいたま市 H18 年度 (1,083) 5.8 30.7 33.7 20.3 7.5 2.0 (2) 各分野における男女の地位の平等感 学校教育の場 は 平等 政治の場 職場 社会通念や慣習 では 男性の方が優遇 男女の地位が最も 平等 と考えられているのは 学校教育の場 で6 割以上となっています 一方 多くの項目で 男性の方が優遇されている という認識が高く 政治の場 職場 社会通念や慣習 では7 割台と特に高い割合となっています また 社会全体 においても 男性の方が優遇されている の割合がほぼ7 割で高くなっています 2

総数 =2,162 男性の方が優遇されている 男性の方が非常に優遇 どちらかといえば 男性の方が優遇 平等 女性の方が優遇されている どちらかといえば 女性の方が優遇 女性の方が非常に優遇 家庭生活の場 8.3 43.4 27.1 12.5 5.0 1.9 1.8 学校教育の場 2.0 14.2 65.0 5.9 0.6 10.5 1.8 職場 19.9 52.5 13.8 5.5 5.3 1.2 1.7 政治の場 36.0 41.8 11.8 1.3 7.3 0.2 1.6 地域活動の場 7.4 30.3 39.9 8.1 0.7 11.4 2.3 社会通念や慣習など 16.1 55.2 14.7 3.5 8.0 0.4 2.0 法律や制度上 9.9 34.1 37.1 6.3 1.2 9.6 1.9 社会全体 10.8 58.4 16.7 4.9 7.2 0.6 1.4 (3) 男女共同参画に関する言葉の認知度 男女共同参画に関する用語の内容の認知度にばらつきがある 男女共同参画に関する用語について 内容を知っている が最も多いのは ドメスティック バイオレンス (DV) で8 割を占めています また 男女雇用機会均等法 育児 介護休業法 の内容の認知度は6 割を上回っています その一方で ポジティブ アクション ( 積極的改善措置 ) の内容の認知度は 7.6% にとどまっており 知らない という回答が 60.9% となっています 聞いたことがある総数 =2,162 聞いたことはある内容を知っている知らないが 内容は知らない 男女共同参画社会 24.5 47.1 26.8 1.7 男女雇用機会均等法 67.5 26.6 4.7 1.2 育児 介護休業法 64.4 29.1 4.9 1.5 ワーク ライフ バランス ( 仕事と生活の調和 ) 24.5 37.7 36.0 1.8 ジェンダー ( 社会的性別 ) 22.9 32.0 43.3 1.7 ポジティブ アクション ( 積極的改善措置 ) 7.6 29.3 60.9 ドメスティック バイオレンス (DV) 83.8 10.2 4.8 1.2 デート DV 32.8 19.4 46.4 1.4 3

Ⅱ 家庭生活について (1) 結婚 離婚等についての考え方 全体の 7 割が 結婚してもしなくてもどちらでもよい に賛成 結婚や離婚等について 結婚は個人の自由であるから 結婚してもしなくてもどちらでもよい が 70.0% 結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない が 57.1% 結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよい が 51.5% であり いずれも 賛成 が過半数を占めています 賛成反対総数 =2,162 どちらかとどちらかと賛成反対いえば賛成いえば反対 結婚は個人の自由であるから 結婚してもしなくてもどちらでもよい結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない 33.4 44.4 23.7 25.6 22.4 17.5 9.2 6.3 9.1 4.7 1.5 結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよい 21.7 29.8 23.9 8.7 13.6 (2) 家庭生活における役割分担 家庭での役割の多くを女性が担っている 家庭での役割のうち 女性が行っているものとして最も高い割合であったのは 炊事 洗濯 掃除などの家事 で 回答者が男性の場合 60.9% が 主に配偶者 と回答し 回答者が女性の場合 76.8% が 主に自分 と回答しています 育児や子どものしつけ 子どもの学校行事への参加 についても 男女ともに女性が担っているという回答が多くなっており 男性の参加は少ない状況にあります また ほとんどの項目で 自分と配偶者が同じくらい は1 割前後となっています 主に自分 自分と配偶者が同じくらい 主に配偶者 主に配偶者以外の家族 家族以外の人に依頼 あてはまらない 炊事 洗濯 掃除などの家事 11.1 11.8 76.8 60.9 0.7 7.3 2.3 5.8 2.6 0.1 2.5 6.9 6.5 4.6 育児や子どものしつけ 1.1 20.8 49.9 38.5 0.2 1.0 1.9 0.3 16.4 1.1 34.0 26.3 4.3 4.0 親や家族の介護 4.1 14.2 15.8 1.1 3.7 55.7 5.4 26.4 13.3 2.3 0.9 50.2 4.8 自治会などの地域活動 18.6 15.2 28.0 7.9 1.1 25.4 3.8 40.6 13.1 13.3 0.8 5.5 23.3 3.4 子どもの学校行事への参加 1.6 10.5 53.4 39.8 0.1 0.6 1.9 0.0 6.8 0.8 4 32.6 5.2 4.5 4

(3) ワーク ライフ バランスの希望と現実 仕事 と 家庭生活 をともに優先したい と希望するものの 現実には男性の4 割が 仕事 を優先している 生活の中での 仕事 家庭生活 地域 個人の生活 の優先度について 回答者全体の 希望 としては 仕事 と 家庭生活 をともに優先したい (29.9%) が最も多く 家庭生活 を優先したい (21.5%) が続きます 一方 現実 ( 現状 ) の上位としては 家庭生活 を優先している (28.1%) 仕事 を優先している (24.7%) 仕事 と 家庭生活 をともに優先している (22.3%) が挙げられます 希望 仕事 家庭生活 地域 個人の生活 仕事と家庭生活 仕事と地域 個人の生活 家庭生活と地域 個人の生活 仕事と家庭生活と地域 個人の生活 全体 (2,162) 4.7 21.5 4.2 29.9 3.7 14.4 15.8 3.8 1.9 6.7 16.0 4.6 36.4 3.9 11.7 15.7 3.7 1.4 2.9 25.8 3.9 26.6 3.9 16.6 15.5 3.4 1.4 現実 ( 現状 ) 仕事 家庭生活 地域 個人の生活 仕事と家庭生活 仕事と地域 個人の生活 家庭生活と地域 個人の生活 仕事と家庭生活と地域 個人の生活 全体 (2,162) 24.7 28.1 4.1 22.3 2.8 8.5 4.2 3.8 1.4 40.2 12.7 4.4 23.7 3.2 7.6 3.3 3.9 0.9 14.1 39.6 3.3 21.8 2.5 9.0 5.2 3.5 1.0 Ⅲ 就業について (1) 女性が職業をもつことについての考え 女性の働き方として 育児期に就業を中断する方がよいという意識が強い 女性が職業をもつことの考え方について 子どもができたら職業をやめ 大きくなったら 再び職業をもつ方がよい が最も多く 次いで 10 ポイント以上下回り 子どもができても ずっと職業を続ける方がよい が続いています もたない方がよい 結婚するまではもつ 子どもができるまではもつ 子どもができても続ける 子どもが大きくなったら再び 1.0 全体 (2,162) 4.1 7.2 30.3 43.9 5.8 6.1 1.6 1.4 5.4 9.2 28.5 41.3 7.0 6.4 0.7 0.5 5.8 2.8 32.5 45.5 5.1 6.4 1.4 5

(2) 女性が結婚 出産後も働き続けるために必要なこと 女性が結婚 出産後も働き続けるためには 保育施設や放課後児童クラブ ( 学童保育 ) の充実 が必要 女性が結婚 出産後も働き続けるために必要なこととして 保育施設や放課後児童クラブ ( 学童保育 ) の充実 が最も多く 次いで フレックスタイム制の導入や労働時間の短縮 育 児休業などの制度の充実 家族の理解や家事 育児などへの参加 が挙げられます 総数 (2,162) 0% 20% 40% 60% 80% 保育施設や放課後児童クラブ ( 学童保育 ) の充実フレックスタイム制の導入や労働時間の短縮 育児休業などの制度の充実家族の理解や家事 育児などへの参加 58.6 66.0 72.9 採用や昇進 昇給など職場における男女平等の確保 仕事に対する相談や支援体制を充実させること 女性自身が働き続けることに対する意識を持つこと 24.9 32.8 30.6 必要なことはない 3.1 1.1 1.6 (3) 女性が再就職をするために必要なこと 女性が再就職をするためには 保育施設や放課後児童クラブ ( 学童保育 ) の充実 が必要 女性が再就職をするために必要なこととして 保育施設や放課後児童クラブ ( 学童保育 ) の充実 が最も多く 次いで フレックスタイム制の導入や労働時間の短縮 育児休業などの 制度の充実 再就職に対する相談や支援体制を充実させること が挙げられます 総数 (2,162) 0% 20% 40% 60% 80% 保育施設や放課後児童クラブ ( 学童保育 ) の充実フレックスタイム制の導入や労働時間の短縮 育児休業などの制度の充実再就職に対する相談や支援体制を充実させること 53.7 58.3 68.2 再就職に対する家族の理解や家事 育児などへの参加中途退職者の採用や昇進 昇給など職場における男女平等の確保女性自身が再就職に対する意識を持つこと 26.7 46.9 44.0 必要なことはない 2.4 1.2 1.8 6

(4) 職場における男女の地位の平等感 職場における男女の待遇を 平等 と考える女性の割合は男性を下回る 職場における男女の地位の平等感については おおむね 平等 の割合が高い傾向にあります 一方 昇進や昇格 については 男性の方が優遇されている が最も多くなっています また 育児休業 介護休業の取得 については 女性の方が優遇されている が最も多くなっています 総数 =1,259 男性の方が優遇されている 平等 女性の方が優遇されている 採用時の条件 27.8 47.3 3.5 11.7 9.7 賃金 31.9 45.9 1.0 11.8 9.5 昇進や昇格 40.6 33.6 1.3 14.5 10.1 能力評価 27.0 47.4 1.7 14.1 9.7 仕事の内容 26.2 44.4 9.5 10.0 9.9 研修の機会や内容 15.6 57.8 1.4 14.9 10.3 育児休業 介護休業の取得 25.8 37.3 23.8 10.9 (5) 男性が育児 介護休業等を取得することについての考え方男性が育児 介護休暇等を取得することに男女とも肯定的だが 現実には取得が難しいと考えられている男性が育児 介護休業等を取得することへの考え方について 男性も育児 介護休業 介護休暇 子の看護休暇を取ることは賛成だが 現実的には取りづらいと思う が最も多くなっています 積極的に取るべき 現実的には取りづらい 女性がするべきで 取る必要はない 全体 (2,162) 15.8 74.9 1.9 0.5 2.7 4.3 16.5 74.6 0.5 3.1 3.1 15.3 77.7 1.0 0.3 2.3 3.4 7

(6) 男性が育児 介護休業等を取得しづらい理由 職場や社会全体の理解不足から 男性の育児 介護休業等の取得が困難視されている 男性が育児 介護休業等を取得しづらい理由としては 職場に取りやすい雰囲気がないか ら が最も多く 次いで 取ると仕事上周囲の人に迷惑がかかるから 男性が取ることについて社会全体の認識が十分にないから が挙げられます 総数 (1,620) 0% 20% 40% 60% 職場に取りやすい雰囲気がないから 56.6 取ると仕事上周囲の人に迷惑がかかるから 51.7 男性が取ることについて社会全体の認識が十分にないから 46.8 仕事が忙しいから 30.6 周囲に取った男性がいないから 22.6 取ると経済的に困るから 20.5 取ると人事評価や昇給などに悪い影響があるから 20.0 0.6 1.5 2.3 (7) 育児休業 介護休業等の取得の有無 育児休業 介護休業等の取得経験者はいずれも 1 割未満 育児休業 介護休業 介護休暇 子の看護休暇 の取得状況について 取得したことがある は女性の 育児休業 が 8.6% であるものの これ以外の休業 休暇は5% 未満であり 特に男性の取得状況は極めて低くなっています いずれの制度とも 職場にそのような休業 休暇の制度がなかった が多くなっていますが この割合はおおむね年代が上がるとともに増加していることから 回答者が育児 介護休業法の施行前 (1992 年 ( 平成 4 年 ) 以前 ) に子育てや介護をしていたものと考えられます 取得したことがない 取得したことがある 職場になかった 取得しなくても対応できた 周囲の事情などにより取得できなかった 取得する必要がなかった 働いたことがない 育児休業 1.4 27.9 11.3 6.0 37.0 6.9 9.5 8.6 12.6 2.3 2.5 50.0 11.1 12.9 介護休業 0.4 20.6 6.7 3.2 51.3 7.3 10.6 0.9 10.7 3.1 1.6 58.1 11.5 14.1 介護休暇 0.6 20.5 6.9 2.8 50.9 7.5 10.7 1.4 10.8 2.6 1.6 57.4 11.5 14.7 子の看護休暇 2.6 22.7 8.5 4.2 44.5 7.0 10.5 3.6 14.0 4.3 1.5 50.4 11.4 14.8 8

(8) 仕事と家庭の両立のために必要なこと仕事と家庭の両立のためには 各種制度の充実とそれを活用しやすい環境整備が必要仕事と家庭の両立のために必要なこととして 育児休業 介護休業制度を取得しやすい環境をつくる が最も多く 次いで 地域の保育施設や保育時間の延長など保育制度を充実する 在宅勤務やフレックスタイム制度など 柔軟な勤務制度を導入する が挙げられます 総数 (2,162) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 育児休業 介護休業制度を取得しやすい環境をつくる地域の保育施設や保育時間の延長など保育制度を充実する在宅勤務やフレックスタイム制度など 柔軟な勤務制度を導入する育児休業 介護休業中の賃金の経済的支援を充実する女性が働くことや男性が家事をすることに対し 家族や周囲の理解と協力がある育児や介護のために退職した人を再雇用する 年間労働時間を短縮する 41.9 39.0 32.7 27.6 23.8 19.8 61.8 2.3 1.3 4.3 Ⅳ 社会参画について (1) 女性が政策 方針決定の場に進出することについての考え 女性の進出が望まれているものの 家事等の負担により難しいとする意見もある 女性が政策 方針決定の場に進出することへの考えについて 意欲と能力のある女性は どんどん役職に就いてほしい が最も多く 全体の8 割以上を占めています 総数 (2,162) 意欲と能力のある女性は どんどん役職に就いてほしい 0% 20% 40% 60% 80% 100% 83.7 女性の特性が生かせる 女性の多い職場や地域活動で 役職に就いた方がよい家事や子育て 介護などの負担が大きいため 女性が役職に就くのは難しい現状では 役職に就くことのできる経験や能力を備えた女性が少ない 16.4 25.2 32.7 女性も役職に就いた方がよいが 自分の上司は男性がよい 7.1 2.5 1.1 2.4 9

(2) ポジティブ アクションについての考え方 ポジティブ アクションの考え方に過半数が賛成 ポジティブ アクション ( 積極的改善措置 ) の考え方について 賛成 が 52.5% であり 反対 が 13.7% どちらともいえない が 30.6% となっています 男女別にみると 賛成 は女性が男性を 10 ポイント上回っているのに対し 反対 は男性が女性を 14 ポイント上回っています 賛成 賛成 どちらかといえば賛成 どちらともいえない 反対 どちらかといえば反対 反対 全体 (2,162) 22.1 30.4 30.6 9.1 4.6 3.1 19.4 26.5 30.2 14.2 8.3 1.5 24.3 32.4 3 2.3 6.0 2.6 Ⅴ 学校教育について (1) 学校教育の分野で力を入れるべきこと 性別にかかわりなく 児童 生徒の個性や能力に応じた生活指導 進路指導を行うことなど 教育内容に関する意識が強い 学校教育の分野で力を入れるべきこととして 性別にかかわりなく 児童 生徒の個性や能力に応じた生活指導 進路指導を行う が最も多く 次いで 互いの性を尊重しあうことや子どもを産み育てることの大切さを教える 家庭科などを通じて性別にかかわらず家庭生活に必要な実技を教える が挙げられます 総数 (2,162) 0% 20% 40% 60% 性別にかかわりなく 児童 生徒の個性や能力に応じた生活指導 進路指導を行う 52.8 互いの性を尊重しあうことや子どもを産み育てることの大切さを教える家庭科などを通じて性別にかかわらず家庭生活に必要な実技を教える 47.0 46.6 学校生活での児童 生徒の役割分担を男女平等にする 39.2 男女平等についての授業を行う 36.0 校長や教員などに対し 男女平等についての研修を行う 19.5 名簿や教室内の座席などについて 男女を分けない 女性の校長や副校長 教頭を増やす男女平等についての子ども向け 家庭向けパンフレットを作成する学校教育のなかで行う必要はない 3.1 4.7 14.7 13.6 11.8 2.5 10

Ⅵ 配偶者などからの暴力について (1) 暴力として認識される行為配偶者間での 交友関係の監視 長時間無視し続ける などを暴力と認識しない場合がある 配偶者などの間での身体に対する暴力については どんな場合でも暴力にあたると思う が過半数であり 特に 体を傷つける可能性のある物でなぐる 刃物などを突きつけて おどす では9 割を占めています その一方で 暴力にあたるとは思わない の項目で比較すると 交友関係や電話を細かく監視する 何を言っても長時間無視し続ける といった行為が1 割台であり 他の項目に比べて高くなっています 総数 =2,162 どんな場合でも暴力にあたると思う 暴力にあたる そうでない場合もあると思う 暴力にあたるとは思わない 平手で打つ 60.6 31.5 2.1 5.8 足でける 79.2 0.9 14.0 5.9 体を傷つける可能性のある物でなぐる 90.9 0.6 2.6 5.9 なぐるふりをして おどす 56.7 30.8 5.9 6.7 刃物などを突きつけて おどす 90.4 0.5 3.2 5.9 いやがっているのに性的な行為を強要する 77.9 14.2 1.9 6.0 見たくないのに ポルノビデオや雑誌を見せる 65.7 2 6.0 6.2 何を言っても長時間無視し続ける 46.4 36.2 11.1 6.4 交友関係や電話を細かく監視する 46.4 35.5 11.9 6.2 誰のおかげで生活できるんだ かいしょうなし と言う 59.3 28.0 6.5 6.2 大声でどなる 47.8 40.5 6.0 5.8 11

(2) 配偶者などからの被害経験 配偶者などからの暴力の被害経験は女性が男性を上回る 配偶者などからの暴力の被害経験について 被害経験が あった という回答は なぐったり けったり 物を投げつけたり 突き飛ばしたりするなどの身体に対する暴力 で 17.8% 自分や家族に危害が加えられるのではないかと恐怖を感じた で 9.5% いやがっているのに 性的な行為を強要された で 7.5% となっており いずれも女性が男性を上回っています あった 何度もあった 1 2 度あった まったくない なぐったり けったりなどの身体に対する暴行 男性 (633) 1.9 11.5 81.0 5.5 女性 (878) 4.7 16.6 75.6 3.1 自分や家族に危害が加えられる恐怖を感じた 0.8 男性 (633) 3.5 90.2 5.5 女性 (878) 4.8 8.2 83.3 3.8 いやがっているのに 性的な行為を強要された 0.0 男性 (633) 1.4 93.0 5.5 女性 (878) 3.6 7.6 84.9 3.9 (3) 命の危険を感じたこと 被害経験者の 2 割弱は命の危険を感じたことがある 被害経験者の 2 割弱は 相手の行為で命の危険を感じたことがあると回答しています 9.4% 感じたことがある 16.6% 総数 374 感じたことはない 74.1% 12

(4) 暴力についての相談経験 被害者のほぼ 6 割はその被害を相談していない 配偶者などからの暴力の被害者の3 割弱は行為について相談しているのに対し 被害者のほぼ6 割は 相談しなかった ( 相談できなかった と 相談しようとは思わなかった の合計 ) と回答しています 14.4% 総数 374 相談した 26.7% 相談できなかった 7.5% 相談しようとは思わなかった 51.3% (5) 相談した相手 ( 場所 ) 相談先は 友人 知人 家族 親戚 が多い 相談先は 友人 知人 家族 親戚 などが多く挙げられます 前回調査と比較すると 最も多かった 家族 親戚 が 18 ポイント減少し 今回調査では 友人 知人 が最も多くなっています また さいたま市の相談窓口 電話相談など が増加しています 0% 20% 40% 60% 80% 友人 知人家族 親戚 さいたま市の相談窓口 電話相談など 弁護士 医師 カウンセラー 警察 さいたま市以外の公的機関 民間の相談機関 人権擁護委員 9.0 4.3 7.0 7.5 7.0 9.7 6.0 7.5 3.0 2.0 0.0 0.0 1.1 2.0 1.0 0.0 57.0 54.0 66.0 72.0 H23 年度 (100) H18 年度 ( 93) 13

(6) 相談できなかった理由 相談していない被害者の多くは 相談するほどのことでない 相談しても無駄 自分に悪いところがある などと考えている 相談できなかった理由については 相談しても無駄だと思ったから 自分に悪いところが あると思ったから が 2 割強である一方で 相談するほどのことでないと思ったから が 5 割強を占めています 総数 (220) 0% 20% 40% 60% 相談しても無駄だと思ったから自分に悪いところがあると思ったから恥ずかしくて誰にも言えなかったから自分さえ我慢すれば何とかやっていけると思ったから他人を巻き込みたくないから世間体が悪いから思い出したくないから誰に相談したらよいかわからなかったから相談したことがわかると もっとひどい暴力を受けると思ったから相談窓口の担当者の言動により 不快な思いをすると思ったから相談するほどのことでないと思ったから 15.9 13.2 10.0 8.6 8.6 5.9 3.2 3.2 4.1 5.9 22.3 21.4 55.9 (7) 配偶者などの間における暴力を防止するために必要なこと 配偶者などの間における暴力の防止のため 身近な相談窓口が求められている 配偶者などの間における暴力を防止するために必要なこととして 被害者が早期に相談できるよう 身近な相談窓口を増やす が6 割以上を占めて最も多く 次いで 加害者への罰則を強化する 家庭で保護者が子どもに対し 暴力を防止するための教育を行う 学校 大学で児童 生徒 学生に対し 暴力を防止するための教育を行う が挙げられます 総数 (2,162) 被害者が早期に相談できるよう 身近な相談窓口を増やす 0% 20% 40% 60% 80% 65.0 加害者への罰則を強化する家庭で保護者が子どもに対し 暴力を防止するための教育を行う学校 大学で児童 生徒 学生に対し 暴力を防止するための教育を行うメディアを活用して 広報 啓発活動を積極的に行う暴力を助長するおそれのある情報 ( 雑誌 コンピューターソフトなど ) を取り締まる暴力を振るったことのある者に対し 二度と繰り返さないための教育を行う被害者を発見しやすい立場にある警察や医療関係者などに対し 研修や啓発を行う地域で 暴力を防止するための研修会 イベントなどを行う 13.1 33.2 33.0 30.7 27.2 42.9 41.4 41.4 特にない 3.7 2.9 3.9 14

Ⅶ 市の男女共同参画の推進に関する施策について (1) 市の施策や制度の認知度 市の施策や制度の内容が知られていない 市の施策や制度のうち さいたま市男女共同参画のまちづくり条例 についてはほぼ4 割が 聞いたことがある ( 内容を知っている と 聞いたことはあるが 内容は知らない の合計 ) と回答しています また さいたま市男女共同参画推進センター 第 2 次さいたま市男女共同参画のまちづくりプラン を 聞いたことがある が2 割台となっています 聞いたことがある 総数 =2,162 内容を知っている 聞いたことはあるが 内容は知らない 知らない さいたま市男女共同参画のまちづくり条例 3.5 36.0 58.3 第 2 次さいたま市男女共同参画のまちづくりプラン 1.9 20.7 74.4 3.1 さいたま市 DV 防止基本計画 2.6 16.6 77.5 3.3 さいたま市男女共同参画 1.5 苦情処理制度 13.4 81.6 3.5 さいたま市男女共同参画推進センター 2.9 23.6 70.1 3.4 パートナーシップさいたま広報誌 鐘の音 2.1 15.3 79.6 3.1 (2) さいたま市男女共同参画社会情報誌を読んだ経験 男女共同参画社会情報誌を読んだことがあるのは 1 割強 さいたま市男女共同参画社会情報誌 You ゆ &Me め ~ 夢 ~ を 読んだことがある のは 12.0% であり 男女別にみると女性が男性を 10 ポイント程度上回っています 読んだことがある読んだことはない 全体 (2,162) 12.0 83.7 4.3 6.7 90.5 2.8 16.1 80.5 3.4 15

(3) さいたま市男女共同参画社会情報誌を読んだ感想 さいたま市男女共同参画社会情報誌 You ゆ &Me め ~ 夢 ~ の読者の4 割弱は 参考になった と感じている さいたま市男女共同参画社会情報誌 You ゆ &Me め ~ 夢 ~ を読んだことがある人のうち 全体の4 割弱は 参考になった と回答しています 参考になった 参考にならなかった とても参考になった まあまあ参考になった どちらともいえない あまり参考にならなかった 参考にならなかった 全体 (260) 4.2 34.2 27.3 6.9 4.2 23.1 男性 ( 54) 3.7 38.9 24.1 9.3 1.9 2 女性 (171) 4.7 35.1 27.5 5.3 4.7 22.8 (4) さいたま市男女共同参画推進センターに期待すること さいたま市男女共同参画推進センターには 女性相談窓口の充実 や 男女共同参画に関する情報の収集 提供 が期待されている さいたま市男女共同参画推進センターに期待することとして 女性相談窓口の充実 男女 共同参画に関する情報の収集 提供 が多くなっています 総数 (2,162) 0% 10% 20% 30% 40% 女性相談窓口の充実 30.9 男女共同参画に関する情報の収集 提供 29.5 就職講座や起業講座などによる女性の就業支援 22.5 講座 講演会などの企画 開催 20.0 自主的な学習活動 NPO ボランティアの活動支援 18.8 男女共同参画に関する問題の調査 研究の充実 13.2 男性相談窓口の整備 12.7 男女共同参画リーダーの育成 9.8 29.0 2.1 4.7 16

(5) 男女共同参画社会実現のために市が力を入れていくべきこと 今後も 家庭生活と仕事 地域活動の両立をすすめるまちづくり が望まれる 今後市が力を入れていくべき施策としては 家庭生活と仕事 地域活動の両立をすすめるまちづくり が最も多く 人権を尊重しあい男女平等をすすめるまちづくり 社会における制度や慣行を見直し 多様な生き方ができるまちづくり 男女が経済的に自立し 働きやすいまちづくり が続きます 総数 (2,162) 家庭生活と仕事 地域活動の両立をすすめるまちづくり 0% 20% 40% 60% 44.2 人権を尊重しあい男女平等をすすめるまちづくり社会における制度や慣行を見直し 多様な生き方ができるまちづくり男女が経済的に自立し 働きやすいまちづくり男女が互いの性を理解 尊重し 生涯にわたり健康な生活を営むことができるまちづくり女性に対する暴力のないまちづくり 21.6 28.0 34.7 34.1 33.9 政策 方針決定過程への男女共同参画をすすめるまちづくり国際社会の一員として国際的協調をすすめるまちづくり男女共同参画推進体制の充実を図るまちづくり 8.9 6.5 4.5 6.5 0.6 5.5 17

男女共同参画に関する市民意識調査報告書概要版 平成 24 年 1 月発行 編集 発行 さいたま市市民 スポーツ文化局市民生活部男女共同参画課 330-9588 さいたま市浦和区常盤 6 丁目 4 番 4 号 TEL 048-829-1231/FAX 048-829-1969 E-mail danjo-kyodo-sankakuka@city.saitama.lg.jp