パターン 2 出生率 : と同様 移動率 :2015 年以降ゼロ ( 転入転出が均衡 ) ( 人 ) 2,800 2,600 との比較 ( 総人口 ) 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,925 とパターン 2 の差 H72(2060)

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奥尻町人口ビジョン

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

PowerPoint プレゼンテーション

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Microsoft PowerPoint 第2回創生会議用資料(送付用)[1]

人口 世帯に関する項目 (1) 人口増加率 0.07% 指標の説明 人口増加率 とは ある期間の始めの時点の人口総数に対する 期間中の人口増加数 ( 自然増減 + 社会増減 ) の割合で 人口の変化量を総合的に表す指標として用いられる 指標の算出根拠 基礎データの資料 人口増加率 = 期間中の人口増

資料 4 明石市の人口動向のポイント 平成 27 年中の人口の動きと近年の推移 参考資料 1: 人口の動き ( 平成 27 年中の人口動態 ) 参照 ⑴ 総人口 ( 参考資料 1:P.1 P.12~13) 明石市の総人口は平成 27 年 10 月 1 日現在で 293,509 人 POINT 総人口

岡山市人口ビジョン

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高千穂町人口ビジョン 目次 Ⅰ 高千穂町人口ビジョンの位置付け Ⅱ 対象期間 Ⅲ 人口の現状分析と将来展望 本町の人口問題に対す

( このページは白紙です )

第 1 章人口ビジョンの策定にあたって 1 人口ビジョン策定の背景と趣旨 (1) 人口ビジョン策定の背景わが国では平成 2 年より人口減少時代に突入し 地域の維持や人口減少への克服という課題に直面しています このような中 国では平成 26 年 9 月 12 日に 国と地方が総力をあげて人口減少問題に

2013年7月3日

( 人口のピークは 225 年に ) 平成 27(215) 年国勢調査による東京の人口は 1,352 万人となり 前回の平成 22(21) 年国勢調査 (1,316 万人 ) と比べ 約 36 万人増加した 一方 全国の人口は1 億 2,79 万人となり 前回の1 億 2,86 万人から約 96 万

安曇野市の人口の現状分析 (地方人口ビジョン参考資料)

目次 はじめに 燕市人口ビジョンの全体構成 概要... 2 (1) 人口の現状分析...2 (2) 目指すべき将来の方向性... 2 (3) 人口の将来展望 人口の現状分析... 4 (1) 人口動向分析... 4 (2) 将来人口の推計と分析...14

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

地方への多様な支援と 切れ目 のない施策の展開 国の長期ビジョン :2060 年に 1 億人程度の人口を確保する中長期展望を提示 国の総合戦略 :2015~2019 年度 (5 か年 ) の政策目標 施策を策定 地方人口ビジョン : 各地域の人口動向や将来人口推計の分析や中長期の将来展望を提示 地方

用 2

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北秋田市人口ビジョン ( 素案 ) 平成 27 年 6 月 北秋田市

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

筑紫野市人口ビジョン

( 目次 ) 新潟県人口ビジョン 策定の考え方 1 Ⅰ 新潟県の人口の現状と将来人口の推計 1. 人口の現状 2 (1) 総人口 年齢 3 区分別人口の推移 (2) 自然増減の状況 (3) 社会増減の状況 (4) 本県人口への自然増減と社会増減の影響 2. 将来推計人口の分析 10 (1) 将来人口

報告書

本章のまとめ 第 4 章当市の人口推移 本章のまとめ 現在までの人口推移は以下のとおりである 1. 人口の減少当市の人口は平成 23 年 7 月 (153,558 人 ) を頂点に減少へ転じた 平成 27 年 1 月 1 日時点の人口は 151,412 人である 2. 人口増減の傾向年齢 3 区分で

平成29年版高齢社会白書(全体版)

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

( 目次 ) 新潟県人口ビジョン 策定の考え方 1 Ⅰ 新潟県の人口の現状と将来人口の推計 1. 人口の現状 2 (1) 総人口 年齢 3 区分別人口の推移 (2) 自然増減の状況 (3) 社会増減の状況 (4) 本県人口への自然増減と社会増減の影響 2. 将来推計人口の分析 10 (1) 将来人口

資料 4 小学校区別人口推計 ( 簡易推計 ) 本推計は 2005 年及び 2010 年の国勢調査のデータを基に 簡略な方法で推計されています 調査対象となる母集団が小さいため 実際には様々な偶発的要因に左右されやすい面がありますが 将来の人口を見る一つの目安として参考にしてください 豊岡市 -1-

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

2. まち ひと しごとの創生に向けた政策 5 原則 人口減少克服 地方創生を実現するため 5 つの政策原則に基づき施策を展開する 1 自立性 構造的な問題に対処し 地方公共団体 民間事業者 個人の自立につながる 2 将来性 地方が自主的かつ主体的に 夢を持って前向きに取り組むことを支援する 3 地

目次 Ⅰ 岡山県の人口の現状と分析 1 1. 人口動向分析 1 (1) 人口の推移と将来の見通し (2) 出生 死亡 ( 自然増減 ) と転入 転出 ( 社会増減 ) 2. 自然減 ( 出生者数低下 ) の要因 3 (1) 非婚化 晩婚化の進行 (2) 合計特殊出生率の推移 3. 社会減 ( 転出超

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

目 次 はじめに 1 Ⅰ せたな町の人口動向分析 1 1 総人口の推移と将来推計 2 年齢 3 区別人口の推移 3 出生 死亡数 転入 転出数の推移 4 5 歳年齢階級別人口の推移 5 年齢階級別の人口移動の長期的動向 6 年齢階級別の産業大分類別就業者数 7 地域別の人口移動の状況 8 合計特殊出


スライド 1

ふくい経済トピックス ( 就業編 ) 共働き率日本一の福井県 平成 2 2 年 1 0 月の国勢調査結果によると 福井県の共働き率は % と全国の % を 1 1 ポイント上回り 今回も福井県が 共働き率日本一 となりました しかし 2 0 年前の平成 2 年の共働き率は

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

表紙


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( 資料 4) 目黒区人口ビジョン素案 平成 27 年 12 月

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

練馬区の現状・特徴

目次 Ⅰ 岡山県の人口の現状と分析 1 1. 人口動向分析 1 (1) 人口の推移と将来の見通し (2) 出生 死亡 ( 自然増減 ) と転入 転出 ( 社会増減 ) 2. 自然減 ( 出生者数低下 ) の要因 3 (1) 非婚化 晩婚化の進行 (2) 合計特殊出生率の推移 3. 社会減 ( 転出超

平成 22 年国勢調査産業等基本集計結果 ( 神奈川県の概要 ) 平成 22 年 10 月 1 日現在で実施された 平成 22 年国勢調査 ( 以下 22 年調査 という ) の産業等基本集計結果が平成 24 年 4 月 24 日に総務省統計局から公表されました 産業等基本集計は 人口の労働力状態

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で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.


士 人 月 革 月 鹿鹿 身 鹿鹿 立立 月 鹿鹿 士 人 立立 月 人 士 人 月 田 田 立立 士 一 入 月 士 谷 口 入 月 士 入 月 田 立立 士 子 入 月 立立 月 立立 立立

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

平成27年版高齢社会白書(全体版)

目 次 はじめに Ⅰ 人口の現状分析 人口動向分析 (1) 総人口 (2) 自然増減 (3) 社会増減 (4) 自然増減と社会増減の影響 国立社会保障 人口問題研究所などによる将来の人

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長野県の少子化の現状と課題

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

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各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

静岡県の産業成長戦略

資料 7 1 人口動態と子どもの世帯 流山市人口統計資料 (1) 総人口と年少人口の推移流山市の人口は 平成 24 年 4 月 1 日現在 166,924 人で平成 19 年から増加傾向で推移しています 人口増加に伴い 年尐人口 (15 歳未満 ) 及び年尐人口割合も上昇傾向となっています ( 人

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

目 次 1 章策定の趣旨 1 1 これまで経緯 1 2 さらなる行財政改革の必要性 1 2 章行財政改革の基本的な考え方 2 1 推進期間 2 2 基本方針 2 3 重点項目 2 (1) 事務 事業の効率化の推進 3 (2) 定員管理の適正化及び人材育成の推進 4 (3) 民間活力の活用 4 (4)

Microsoft PowerPoint - ★グラフで見るH30年度版(完成版).

目次 巻頭 1 巻頭 2 Ⅰ. 人口ビジョンについて... 1 (1) 策定の趣旨... 1 (2) 毛呂山町人口ビジョンの位置づけ... 1 (3) 対象期間... 1 (4) 国の 長期ビジョン... 2 (5) 国の人口推移と時代のトレンド... 3 Ⅱ. 毛呂山町の人口動向の現状と見通し..

1 全国に先駆け課題に直面 課題先進県 徳島 1 過疎化 人口減少に直面 2 急速に進行する高齢化 市町村の半数以上を占める過疎地域 54.2% (13/24 市町村 ) 限界集落の割合 35.5% 全国平均 (15.5%) の 2 倍以上 空き家や遊休施設が急増 3 地上デジタル放送への移行 地上

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上越市まち ひと しごと創生長期ビジョン目次 序章 第 1 章人口の現状分析 第 2 章人口問題に対する基本認識 2-1 人口減少が地域の将来に与える影響 2-2 人口減少問題への対応方向 第 3 章まちの将来展望 3-1 まち ひと しごと創生 により目指すまちの姿 3-2 まち ひと しごと創生

< 住民基本台帳に基づく > 年齢別人口 町丁別人口 人口動態 等 西暦 町田市の人口の推移 ( 各年 1 月 1 日現在 ) 年少人口 0 歳 ~14 歳の人口です 生産年齢人口 15 歳 ~64 歳の人口です 老齢人

4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

( 万人 ) 図 1 12 大都市の人口の推移 H 注 1) 各 10 月 1 日現在の推計人口

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第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

将来人口の試算ケース 独自の純社会移動率 = の場合 この資料は 島田市の将来における人口について 以下の 8 ケースで試算を行ったものです 基本的に から まで 5 年ごとの国勢調査による人口をベースとし ています ( 外国人を含む ) 以下の試算は いずれも独自の 純社会移動なし で行っています

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西宮市の将来人口推計 政策局政策総括室政策推進課 平成 24 年 7 月

津久見市人口ビジョン

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ゲートキーパー養成研修用テキスト(第3版)

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はじめに 当財団では これまで 212 年と 15 年に 沖縄県の 5 年先までの将来推計人口を推計してきたが その後 5 年毎に公表される国勢調査および都道府県別生命表の 215 年の統計が公表されたことから同統計のほか 人口動態調査や住民基本台帳人口移動報告などの年次統計なども直近のデータに更新

はじめに

~ 目次 ~ 序章はじめに... 1 序 -1. 小川町まち ひと しごと創生総合戦略の位置づけ 1 序 -2. 計画期間 1 第 1 章小川町人口ビジョン 小川町の人口変動の状況及び今後の見通し 小川町の人口移動の動向 小川町の産業に関する動向 1


1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

貝塚市まち ひと しごと創生 人口ビジョン 平成 27 年 10 月貝塚市

目次 1. 奥出雲町人口ビジョンの位置づけ 奥出雲町人口ビジョンの対象期間 人口動向分析 ) 人口動向分析... 2 (1) 人口の現状... 2 (2) 総人口推移と将来推計... 3 (3) 年齢 3 区分別人口の推移... 4 (4) 地区別年齢 3


Transcription:

(2) 各種パターンの推計結果 ( との比較 ( 総人口 ) 年齢 3 区分別人口 ) パターン 1 出生率 :2040 年までに 2.07( 人口置換水準 ) まで上昇し 以降 2.07 を維持すると仮定 (2020 年 1.60 2030 年 1.80 2040 年 2.07 2060 年 2.07 ) 移動率 : と同様 との比較 ( 総人口 ) ( 人 ) 2,800 2,600 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,809 とパターン 1 の差 H72(2060) 年 57 人 ( 人口減少抑制効果 ) 1,315 パターン1 1,258 パターン 1 出生率 2.07 移動率はと同様 年齢 3 区分別人口 3,500 100.0% 3,163 3,147 3,156 総数 90.0% 0~14 歳 2,667 80.0% 15~64 歳 2,469 2,500 2,284 70.0% (65 歳以上(年 58.5% 2,119 57.5% 56.5% 54.0% 1,962 60.0% 齢地 51.0% 1,809 3 区 48.8% 1,665 48.0% 1,539 47.2% 47.7% 46.2% 44.8% 46.7% 48.6% 区人 44.4% 50.0% 分口(1,500 1,422 割人)1,315 )27.2% 30.7% 31.4% 34.5% 38.0% 41.8% 42.9% 43.0% 42.0% 42.7% 43.3% 43.2% 40.0% 合(41.0% 39.2% % )1,000 30.0% 500 実績値 推計値 14.3% 11.8% 12.1% 11.6% 11.0% 9.5% 9.1% 9.8% 10.3% 11.1% 11.9% 12.4% 12.3% 12.2% 20.0% 10.0% 0 0.0% 23

パターン 2 出生率 : と同様 移動率 :2015 年以降ゼロ ( 転入転出が均衡 ) ( 人 ) 2,800 2,600 との比較 ( 総人口 ) 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,925 とパターン 2 の差 H72(2060) 年 231 人 ( 人口減少抑制効果 ) 1,489 パターン2 1,258 パターン 2 出生率についてはと同様 移動率は 2015 年以降ゼロ 年齢 3 区分別人口 3,500 3,163 3,147 3,156 総数 90.0% 0~14 歳 2,717 80.0% 2,546 15~64 歳 2,500 2,376 70.0% (65 歳以上(2,219 年 58.5% 57.5% 56.5% 2,067 54.0% 1,925 50.5% 48.7% 48.5% 48.8% 50.0% 53.7% 56.8% 60.0% 齢地 3 区 49.3% 1,793 区人 1,681 50.0% 1,579 分口(48.4% 1,489 割 1,500 人)48.7% )27.2% 30.7% 31.4% 34.5% 37.6% 40.7% 41.1% 40.9% 40.0% 合(39.6% 39.6% 39.6% 38.7% % )1,000 33.9% 30.0% 31.1% 500 実績値 推計値 14.3% 11.8% 12.1% 11.6% 11.9% 10.5% 10.3% 10.3% 10.4% 11.1% 11.9% 12.6% 12.4% 12.1% 100.0% 20.0% 10.0% 0 0.0% 24

パターン 3 出生率 :2040 年までに 2.07( 人口置換水準 ) まで上昇し 以降 2.07 を維持すると仮定 (2020 年 1.60 2030 年 1.80 2040 年 2.07 2060 年 2.07 ) 移動率 :2020 年までに収束 以降ゼロ ( 転入転出が均衡 ) との比較 ( 総人口 ) ( 人 ) 2,800 2,600 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,892 とパターン 3 の差 H72(2060) 年 252 人 ( 人口減少抑制効果 ) 1,510 パターン3 1,258 パターン 3 出生率 2.07 移動率は 2020 年までに収束 以降ゼロ 口(人)3,163 3,147 3,156 総数 90.0% (2,173 年 58.5% 地 57.5% 56.5% 2,027 54.0% 1,892 51.0% 48.8% 48.2% 1,770 47.6% 48.3% 47.5% 1,671 49.2% 53.4% 60.0% 齢区 3 人区 50.0% 1,584 分 1,510 割 1,500 46.6% )46.5% 27.2% 30.7% 31.4% 34.5% 38.0% 41.5% 40.0% 合(42.2% 42.0% 40.5% 40.4% 40.0% 38.8% % 35.8% )1,000 30.0% 31.7% 0~14 歳 2,667 80.0% 15~64 歳 2,494 2,500 2,327 65 歳以上 70.0% (3,500 500 実績値 推計値 年齢 3 区分別人口 14.3% 11.8% 12.1% 11.6% 11.0% 9.7% 9.5% 10.4% 11.1% 12.2% 13.5% 14.6% 14.9% 15.0% 100.0% 20.0% 10.0% 0 0.0% 25

パターン 4 出生率 :2040 年までに 2.07( 人口置換水準 ) まで上昇し 以降 2.07 を維持すると仮定 (2020 年 1.60 2030 年 1.80 2040 年 2.07 2060 年 2.07 ) 移動率 :2040 年までに収束 以降ゼロ ( 転入転出が均衡 ) との比較 ( 総人口 ) ( 人 ) 2,800 2,600 2,400 2,200 1,800 1,600 1,400 1,200 1,000 1,792 1,878 とパターン 4 の差 H72(2060) 年 203 人 ( 人口減少抑制効果 ) 1,461 パターン4 1,258 パターン 4 出生率 2.07 移動率は 2040 年までに収束 以降ゼロ 3,500 3,163 3,147 3,156 総数 90.0% 0~14 歳 2,667 80.0% 15~64 歳 2,475 2,500 2,299 65 歳以上 70.0% ((2,156 年 58.5% 地 57.5% 56.5% 2,013 54.0% 1,878 60.0% 齢区 51.0% 48.9% 1,748 48.2% 47.6% 48.1% 49.6% 47.0% 46.3% 1,639 51.0% 3 人区 50.0% 分口(1,543 1,500 1,461 割人)46.7% )27.2% 30.7% 31.4% 34.5% 38.0% 41.6% 40.0% 合(42.6% 42.3% 41.0% 41.0% 40.7% 39.6% % 36.7% )1,000 35.0% 30.0% 500 実績値 推計値 年齢 3 区分別人口 14.3% 11.8% 12.1% 11.6% 11.0% 9.5% 9.3% 10.1% 10.9% 12.1% 13.1% 13.8% 13.7% 14.0% 100.0% 20.0% 10.0% 0 0.0% 26

6. 人口の将来展望 日本全体が平成 20 年 (2008 年 ) をピークに人口減少社会に入りましたが 新島村においては 昭和 30 年 (1955 年 ) 頃から長期間の人口の減少に伴い若年層が極端に少なくなり 年齢構成のバランスが悪化して将来の不安が高まっている状況です これまでの調査結果を踏まえ 人口の現状と課題を整理し 人口の目指すべき将来の方向性を提示します (1) 人口の現状と課題 自然増減 ( 出生 死亡 ) の状況自然増減の推移は 少子高齢化の進行により 毎年 死亡数が出生数を上回る 自然減 が続いています また 近年の出生数がほぼ横ばいなのに対して 高齢者数の増加を背景とする死亡数の増加傾向は続いており その結果として 自然減 が年々増加傾向であり 近年では年間 20 人 ~40 人の自然減が続いています 自然増の指標である合計特殊出生率は 平成 26(2014 年 ) には 新島村 1.43 となり 全国 1.42 とほぼ同じ出生率ですが 島しょ部 ( 東京都 )1.61 よりも低い水準となっています また 村民アンケート結果から 理想とする子どもの人数 2.51 人 実際に育てられると思う子供の人数 2.29 人であり 現在の新島村の出生率 1.43 との大きな乖離が見られます さらに 20 30 歳代の晩婚化とともに若年層の人口が減少しているため 出生率および出生数も減少しています このため 今後の人口減少の抑制には 出生率の改善とともに若年層の人口流出の対策が課題となっています 社会増減 ( 転入 転出 ) の状況転入 転出数は 近年では平成 18 年 (2008) 以降 平成 21 年 (2009 年 ) を除いて 転出が転入を上回る 転出超過 が続いており 人口減少の要因となっています また 東京都内や神奈川県内との転出 転入が約 7 割を占めています このため 人口減少の抑制には 転出者の抑制と転入者の増加施策により社会増への早期転換の必要が課題となっています 男女別 年齢階級別の人口移動では 男女ともに 転入超過の主な理由としては大学卒業後のUターンによるものが最も多くなっており 転出超過の主な理由は 島外への大学進学によるものと 結婚に伴う転出と考えられます 特に 出産 子育て世代の 20 30 歳代の女性の人口増加が不可欠であり 男性も含めて若年層の流出をいかに食い止めるかが大きな課題となっています 雇用 就業 経済の状況人口減少や高齢化の進行等により就業人口が減少傾向にあり 特に漁業 農業 建設業 製造業での就業人口の減少が大きくなっています また 新島村の特徴産業 ( 特化係数 1) は 漁業 宿泊業 飲食サービス業 建設業 等が高くなっていますが いずれも就業者の高齢化が顕著となっています 若年層の転出を抑制するとともに転入を推進していくためには 若年層の就労が可能な環境づくりが課題となっています 27

(2) 将来人口の目標人口減少対策は 長期的な視点を持ちながら 人口増加につながる施策に取り組むことが重要であることから 人口ビジョンの対象期間を平成 72 年 (2060 年 ) までとして 将来人口の目標を推計します の推計によると 新島村の人口は平成 72 年 (2060 年 ) までに 1,258 人と予測されています 今後 人口増加につながる施策を実施することで着実に効果が反映され 合計特殊出生率と移動率を新島村独自推計のパターン3での仮定値 ( 出生率 移動率 ) に改善することにより 社人研推計値に対して人口減少の抑制効果を約 250 人見込み 平成 72 年 (2060 年 ) における新島村の総人口の目標値を 1,500 人とします 新島村の目標とする仮定値 合計特殊出生率平成 26 年の 1.44 から平成 32 年 (2020 年 ) までに 1.60 平成 42 年 (2030 年 ) までに国民希望出生率 1 の 1.80 その後平成 72 年 (2060 年 ) までに人口置換水準 2 である 2.07 まで上昇するものと仮定 1 国民希望出生率 : 若い世代の結婚 子育ての希望が実現した場合の出生率 2 人口置換水準 : 人口が増加も減少もしない均衡した状態となる合計特殊出生率の水準 移動率転入 転出数による社会増減をゼロに維持するものと仮定 新島村将来人口の推計 ( 総人口の推移 ) ( 人 ) 4,000 3,684 3,653 3,505 ~H22(2010) 実績値 ( 国勢調査 ) H27(2015)~ 推計値 3,500 2,500 1,500 1,000 500 3,163 3,147 3,156 2,667 2,494 2,684 2,327 2,488 2,173 2,027 2,297 1,892 2,123 1,770 1,671 1,954 1,584 1,792 1,639 1,502 1,376 と新島村独自推計の差 H72(2060) 年 252 人 ( 人口減少抑制効果 ) 新島村独自推計 1,510 1,258 0 28

新島村将来人口の推計 ( 年齢 3 区分別人口の推移 ) ( 人 ) 2,500 2,379 2,218 2,107 ~H22(2010) 実績値 ( 国勢調査 ) 1,850 1,811 1,784 H27(2015)~ 推計値 年少人口 (0~14 歳 ) 生産年齢人口 (15~64 歳 ) 1,500 1,556 1,361 老年人口 (65 歳以上 ) 1,000 500 761 765 544 670 775 623 861 452 1,217 1,123 1,035 980 898 824 778 780 806 966 990 994 1,014 1,035 983 912 822 764 707 382 649 333 568 292 242 221 226 226 231 238 244 478 236 370 226 0 推計値は 小数点以下の端数処理により総人口と年齢 3 区分別人口の合計値が合わない場合がある (3) 目指すべき将来の方向人口推計や人口の現状と課題等を踏まえ 人口減少に歯止めをかけるためには 出生率の向上による自然動態の改善 ( 出生数の増加 ) と 移住 定住人口の増加による社会動態の改善 ( 転出の抑制 転入の促進 ) により人口減少に歯止めをかける必要があります このため 今後の取り組みにおいては 少子化が進行する中 安定した人口構造を維持するため 若い世代が安心して働き 結婚 出産 子育て 教育がしやすい環境整備について切れ目ない支援を図っていきます また 若い世代がこのまちに魅力を感じ 住みたい 住み続けたい と思えるような住環境や雇用等に関する施策とともに 観光振興よる交流人口増加を推進することで 地域の活性化と人口減少に歯止めをかけ 人口構造の若返りを図り 人口構成バランスのとれた持続可能な地域社会の実現を目指します 29

第 2 章総合戦略

第 2 章総合戦略 1. 基本的な考え方 (1) 国の総合戦略との関係これまで 当村ではバランスのとれた産業構造や子育てなど 生活環境の安定を目指し 国や東京都の行財政支援の下で 地域の活性化のための諸施策が展開されてきましたが いずれも行政主導型によるものでした 住民が主体となった地域づくりを推進するために まちを創生するという強い意志と地域を愛する熱い情熱を抱き 組織を牽引していく力を持ち さらに他関係機関や他団体との連携をコーディネートする役割を担うリーダーとなる複数の人材発掘 育成が必要です この創生の核となる ひと たちを中心に 国が策定した まち ひと しごと創生総合戦略 の (a) 基本的な考え方や (b) 政策 5 原則等を基に 地域一丸となって まち ひと しごとの (c) 創生と好循環の確立を目指し 総合戦略の推進に取り組んでまいりたいと考えております (a) まち ひと しごと創生総合戦略 の基本的な考え方 人口減少と地域経済縮小の克服 地方は人口減少が地域経済の縮小を呼び 地域経済の縮小が人口減少を加速させ 負のスパイラルに陥りやすい状況です 人口減少克服 地方創生のためには 以下の三つの基本的視点から取り組むことが重要です 1 東京一極集中を是正 2 若い世代の就労 結婚 子育ての希望の実現 3 地域の特性に即した地域課題の解決 (b) まち ひと しごと創生 に向けた政策 5 原則 1 自立性 構造的な問題に対処し 地方公共団体等の自立につながる 2 将来性 地方が自主的かつ主体的に 夢を持って前向きに取り組むことを支援する 3 地域性 各地域の実態に合った施策を支援 国は支援の受け手側の視点に立って支援 4 直接性 最大限の成果を上げるため 直接的に支援する施策を集中的に実施する 5 結果重視 PDCAメカニズムの下に 具体的な数値目標を設定し 効果検証と改善を実施する 31

(c) まち ひと しごとの創生 と好循環の確立 しごと が ひと を呼び ひと が しごと を呼び込む好循環を確立するとともに その好循環を支える まち に活力を取り戻します 1 しごとの創生 若い世代が安心して働ける 雇用の質 を重視した取組 2 ひとの創生 地方への新しい人の流れをつくるため 若者の地方での就労を促すとともに 地方への移住 定着を促進 3 まちの創生 地方で安心して暮らせるよう 中山間地域等 地方都市 大都市圏等の各地域の特性に即して課題を解決 (2) 新島村まち ひと しごと総合戦略の策定平成 26 年 12 月 27 日閣議決定された国のまち ひと しごと総合戦略を踏まえ 当村における人口の現状と将来の展望を提示する人口ビジョンを策定し これを踏まえて 今後 5か年の目標や施策の基本的方向 具体的な施策をまとめたものです 総合戦略の策定にあたっては 次の理念を基本に策定を進めます ~ 理念 ~ 新島村における地方創生 新島村における地方創生とは 地理的な優劣がなく 地域独自の特色 風土のあるものを 地方 として定義 解釈し 外からくる 風の人 と地元の 土の人 といった人間の対等な関係性から考えます ( 風の人 と 土の人 が交わる地方創生) 新島村における総合戦略 人口減少や少子高齢化の中にあっても 新島村の特徴を活かした自律的で持続的な魅力ある社会を創ることが重要であり どのような変化が必要で どの部分を堅持していくのか 方向性と具体的な踏み出し方 戦略的なアイディアの提案を行います 新島村における戦略策定 戦略策定にあたっては 政策トップダウン型や地域等からのボトムアップ型があるなかで 産官学金労言と般 ( 一般 ) といった様々な団体における立場や考え方を相互に理解し 協働 共創して課題解決に向けた活動をしていくため 両方の手法をすり合わせて対応していきます また 施策の展開にあっては 他分野との連携が必要不可欠であることから 複層的 横断的な検討で対応していきます 32