Taro-@いわてスタンダード中数20

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(1) 具体的な場面を通して正の数と負の数について理解し, その四則計算 (1) 正の数と負の数について具体的な場面での活動を通して理解し, その ができるようにするとともに, 正の数と負の数を用いて表現し考察する 四則計算ができるようにする ことができるようにする ア 正の数と負の数の必要性と意味

学習指導要領

中学 1 年生 e ライブラリ数学教材一覧 学校図書 ( 株 ) 中学 1 年 数学 文字式式の計算 項と係数 中学 1 年 数学 次式 中学 1 年 数学 項のまとめ方 中学 1 年 数学 次式の加法 中学 1 年 数学 77

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中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

学習指導要領

学力スタンダード(様式1)

学習指導要領

英語                                    英-1

学習指導要領

中学 1 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :8 問題数 : 基本 40, 標準 40, 挑戦 40 正の数 負の数などの問題を収録 解説教材 :3 確認問題 :3 数直線 数の大小と絶対値などの解説 確認問題

問 題

学習指導要領

学習指導要領

(3) 指導観本時は 連立方程式の文章題を扱う最初の時間である 方程式の文章題は 個数と代金に関する問題 速さ 時間 道のりに関する問題 割合に関する問題 を扱う これらを解くときには図や表 線分図などを書くことが有効であることを生徒達は昨年度一次方程式の時にも経験している 一元一次方程式を利用する

中学 3 年数学 ( 東京書籍 ) 単元別コンテンツ一覧 単元ドリル教材解説教材 確認問題ライブラリ (OP) プリント教材 教材数 :17 問題数 : 基本 145, 標準 145, 挑戦 145 多項式と単項式の乗法 除法 式の展開 乗法公式などの問題を収録 解説教材 :6 確認問題 :6 単項

学習指導要領

学習指導要領

都道府県名

学習指導要領

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都道府県名

学習指導要領

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karisuutyuu25 指導カリキュラム(指導語い・表現)一覧表 数学 中学校用

学習指導要領

○数学科 2年 連立方程式

7 命題の仮定 三角形の合同条件 図形の性質を記号で表すこと 41

6 発展 3 次式の展開と因数分解補充問題, コラム (0.5) 技 整式を適切な形に整理することによって因数分解や計算ができる 見 レポート 式の展開と因数分解の違い 展開と因数分解の関係に関心をもち考察しようとする 関 第 2 節実数 (5) 4 実数 (1) 有理数と無理数の違い, および実数

Microsoft Word - 数学Ⅰ

学習指導要領 ( イ ) 集合集合と命題に関する基本的な概念を理解し それを事象の考察に活用すること 向丘高校学力スタンダード 三つの集合について 共通部分 和集合を求めることができる また 二つの集合について ド モルガンの法則 を理解する ( 例 ) U ={ n n は 1 桁の自然数 } を

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Ⅰ 指導と評価の年間計画 及び 評価規準と単元計画 の作成の手引き 1 指導と評価の年間計画 についてこれは 次の 2 の 評価規準と単元計画 の全単元について その概要を記述したものである 生徒の学習活動に対するより適正な評価 及び生徒の学習の改善に生かされる評価 ( 指導と評価の一体化 ) の実

評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料|国立教育政策研究所 National Institute for Educational Policy Research

○学部 ○○科 学習指導案

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

啓林館 / 未来へひろがる数学 1 1 章 正の数 負の数 1 正の数 負の数 1 正負の数 2 正の数 負の数の計算 2 加法と減法 (1) 4 乗法と除法 (1) 2 章 文字の式 1 文字を使った式 8 文字使用のきまり 2 文字式の計算 10 文字式の計算 (1) 3 章 方程式 1 方程式

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Ⅱ 平成 28 年度みえスタディ チェックの結果 分析 ( 中学校数学 ) 1 集計結果 (1) 平均正答率及び領域別平均正答率 平均正答率 領域別 数と計算 量と測定 図形 数量関係 第 1 学年第 1 回 61.2% 61.1% 52.7% 46.8% 66.8% 数と式 図形 関数 資料の活用

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

学習指導要領

重要例題113

平成 0 年度高校 1 年 ( 中入 ) シラバス予定 授業計画月単元 項目内容時数 10 節三角形への応用数学 Ⅱ 1 章方程式 式と証明 1 節整式 分数式の計算 1 正弦定理 2 余弦定理 三角形の面積 4 空間図形の計量 参 内接円の半径と三角形の面積 発展 ヘロンの公式 1 整式の乗法と因

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1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

25math3

第 ○ 学 年 ○ ○ 科 学 習 指 導 案

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2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

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数学 ⅡB < 公理 > 公理を論拠に定義を用いて定理を証明する 1 大小関係の公理 順序 (a > b, a = b, a > b 1 つ成立 a > b, b > c a > c 成立 ) 順序と演算 (a > b a + c > b + c (a > b, c > 0 ac > bc) 2 図

【FdData中間期末過去問題】中学数学3年(乗除/乗法公式/因数分解)

ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 ポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひう 状況調査 等 結果 明 したも あ 各学年 領域 共通 内容 特 課題 見 単元 関 内容 構成しい た4ページ~5ページポイントをも 各領域 やそ 学

ひょうごつまずきポイント指導事例集について 次ページ 示 まポイント 過去 全国学力 学習状況調査 結果 うち 特 課題 あた問題をも 作成したひょうま 状況調査 等 結果明 したもあ 各学年 領域 共通 内容 特 課題 見 単元 関 内容 構成しいま また4ページ~5ページ まポイントをも 各領域

るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

数学科学習指導案 1 次方程式 ( 中学校第 1 学年 ) 神奈川県立総合教育センター < 中学校 高等学校 > 数学 理科授業づくりガイドブック 平成 22 年 3 月 問題つくりを題材として取り上げ 身近な生活の中にある数量関係を見いだし それを基に文章題を作らせる指導によって 自ら具体的な事象

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【FdData中間期末過去問題】中学数学2年(連立方程式計算/加減法/代入法/係数決定)

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算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

本時の展開

数学○ 学習指導案

【FdData中間期末過去問題】中学数学1年(項と係数/加法と減法/乗法と除法)

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< 図形と方程式 > 点間の距離 A x, y, B x, y のとき x y x y : に分ける点 æ ç è A x, y, B x, y のとき 線分 AB を : に分ける点は x x y y, ö ø 注 < のとき外分点 三角形の重心 点 A x, y, B x, y, C x, を頂

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3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(数学科)4.授業事例 事例1 1年 正負の数「正の数、負の数」

第 1 問 2 問題のねらい三角形の形状と三角比に関する命題について, その探究過程の会話文を読みながら, 命題の条件を変えるなどして論理的 発展的に考察する問題である 得られた結果を基に批判的に検討し, 概念を広げたり深めたりする力を問う オ焦点化した問題を目的に応じて数学における基本 72.4

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

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平成 24 年度全国学力 学習状況調査 解説資料 中学校数学 平成 24 年 4 月 国立教育政策研究所教育課程研究センター

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中2テスト06

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教科に関する調査の各問題の分析結果と課題 (3) 中学校数学 B

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1年4章変化と対応①

2014年度 千葉大・医系数学

作成時間 40 分 Ecommonsで夏休みの宿題を作ってみた!! 全国の教育者みんなで創る教材データベース すべての ども達に良質な教材を 夏休みの宿題 提出 2019 年 8 26 注意事項 1. 解答は解答 紙に記 すること 2. 解答は ずに 分の で答えること 3. スケジュールを てて,

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2015-2018年度 2次数学セレクション(整数と数列)解答解説

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代数 幾何 < ベクトル > 1 ベクトルの演算 和 差 実数倍については 文字の計算と同様 2 ベクトルの成分表示 平面ベクトル : a x e y e x, ) ( 1 y1 空間ベクトル : a x e y e z e x, y, ) ( 1 1 z1

Transcription:

(2) A 数と式 における対応表 ( 学習指導要領の内容, 評価規準の設定例, 中核となる力, 教科書の単元, 問題番号 ) ( ただし, 岩手の中学生に身に付けさせたい力については, 数学への関心 意欲 態度 は除く ) 1 学習指導要領の内容 2 評価規準の設定例 ( 国立教育政策研究所 ) 3 岩手の中学生に身に付けさせたい力 4 教科書の 5 問題番号 (1) ア 正の数と負の数の 数学への関心 意欲 態度 1- 正負の数 必要性と意味を理解 正の数と負の数に関心をもち, その必要性と意味を すること 考えたり, 正の数と負の数を用いて, 身の回りの様々な 事象を表したりしようとしている 数学的な見方や考え方 身のまわりで正の数, 負の数が使われていることがらに 15 最高気温の前日との差など正の数と負の数が使われ ついて, 正の数, 負の数がどのように利用されているかを ている具体的な場面を見いだし, 正の数と負の数がどの 考えることができる ように用いられているのかを考えることができる 反対の性質をもつ量を, 正の数や負の数を使って考える 14 ことができる 基準を決めたときの量を, 正の数や負の数を使って 16 考えることができる 正負の数について, 数直線上の数の位置とそれらの数 23 33 の大小関係を, 正の数の場合と同様に符号に着目して考え ることができる 絶対値をもとに, 正の数, 負の数の大小について考える 47 ことができる 数学的な技能 具体的なことがらを正の数, 負の数を用いて表すこと 12 262 正の数と負の数を用いて, 身の回りの様々な事象を表 ができる すことができる 正の数, 負の数を使って, 反対の性質をもつ量を的確 14 261 正の数と負の数を用いて, 反対の方向や性質を表すこ に表すことができる とができる 正の数, 負の数を使って, 基準を決めたときの量を的 14 正の数と負の数を数直線上に表したり, 大小関係を不 確に表すことができる 等号を用いて表したりすることができる 正の数, 負の数を数直線上に表すことができる 22 3 262 正負の数の絶対値を求めることができる 42 3 5 261 262 正負の数の大小関係を, 不等号を用いて表すことができ 31 261 る 数量や図形などについての知識 理解 正の数, 負の数,0の意味やその必要性を, 経験や日常 233 正の数と負の数の必要性と意味を理解している 生活の具体的なことがらに結びつけて理解している 自然数や整数, 正の数と負の数の大小関係, 符号, 絶対 自然数, 整数の意味を理解している 11 3 値の意味を理解している 数直線に関して, 原点や正の方向, 負の方向の意味を理 21 解している 符号の意味を理解している 12 正の数, 負の数の大小関係や, 不等号, 絶対値の意味を 32 41 理解している 44 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 1 章 -1-

1 学習指導要領の内容 2 評価規準の設定例 ( 国立教育政策研究所 ) 3 岩手の中学生に身に付けさせたい力 4 教科書の 5 問題番号 (1) イ 小学校で学習した 数学への関心 意欲 態度 1- 正負の数 数の四則計算と関連 正の数と負の数に関心をもち, その必要性と意味を 付けて, 正の数と負 考えたり, 正の数と負の数を用いて, 身の回りの様々な の数の四則計算の意 事象を表現したりしようとする 味を理解すること ウ 正の数と負の数の 数学的な見方や考え方 正負の数の加法や減法の計算の仕方を, 具体的な量に 83 103 4 四則計算をするこ 既習の計算を基にして, 正の数と負の数の計算の仕 結びつけたり, 数直線を利用したりして見いだすことがで と 方を見いだすことができる きる 数を正の数と負の数に拡張し, 加法と減法を統一的 負の数を考えることにより, 小さい数から大きい数を 222 にみることで, 加法と減法の混じった式を正の項や負 ひくことができるようになったという負の数のよさを見い の項の和としてとらえることができる だすことができる 数の集合と四則計算の可能性についてとらえ直すこ 加法と減法を統一的にみることができ, 加減の混じ 123 とができる った式を正の項, 負の項の和としてとらえることができる 正負の数の乗法や除法の計算の仕方を, 具体的な量 135 に結びつけたり, 逆数の考えを使ったりして見いだすことができる 乗法と除法を統一的にみることや, 計算法則を用い 152 て, 計算を効率的に行う方法を説明することができる 指数や四則をふくむ計算の効率的な方法について考 203 213 え, 説明することができる 数の範囲と四則計算の可能性の関係について考える 223 234 266 ことができる 数学的な技能 正負の数の加法の計算ができる 53 62 71 正の数と負の数の四則計算ができる 72 3 81 2 加法と減法の混じった式を, 正の項や負の項の和と 263 して表すことができる 正負の数の減法の計算ができる 93 4 101 2 263 0との和, 差を求めることができる 81 93 101 加法と減法の混じった式を, 代数和の考えを用いて計算す 112 121 2 ることができる 263 正負の数の乗法の計算ができる 133 4 143 4 262-1,1,0との積を求めることができる 142 乗法の交換法則, 結合法則を利用して, 正負の数の乗法 153 の計算ができる 累乗の計算ができる 164 261 正負の数の除法の計算ができる 173 4 182 3 264 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 1 章 -2-

逆数や乗法の交換法則, 結合法則を使って, 乗法と除法 1- 正負の数 191 264 の混じった計算ができる 正負の数の計算を, 分配法則を利用して計算することが 211 2 265 できる いろいろな数の範囲で, 四則計算の可能性を的確に判断 221 2 268 することができる 数量や図形などについての知識 理解 正負の数の加法の計算の意味とその方法を理解している 51 2 61 正の数と負の数の四則計算の仕方を理解している 正負の数の減法の計算の意味とその方法を理解している 91 2 数を正の数と負の数にまで拡張することによって, 項の意味を理解している 111 加法と減法を統一的にみることができることを理解し 負の数を考えることにより, 加法と減法を統一的にみるこ 111 ている とができるできることを理解している 正負の数の乗法の計算の意味とその方法を理解している 131 2 141 正負の数の乗法の計算法則について理解している 151 指数に関する用語の意味や指数を用いた表し方について理 161 2 3 解している 正負の数の除法の計算の意味とその方法を理解している 171 2 181 正負の数の乗法と除法の混じった式の計算方法を理解して 191 いる 正負の数の四則計算の計算順序を理解している 201 2 数の範囲とその数の範囲での四則計算の可能性を理解して 221 2 いる (1) エ 具体的な場面で正 数学への関心 意欲 態度 の数と負の数を用い 正の数と負の数を用いることに関心をもち, 様々な て表したり処理した 事象における変化や状況を表したり処理したりしよう りすること としている 数学的な見方や考え方 正の数, 負の数を具体的なことがらに利用することを通し 233 5 242 設定した目標値からの増減を調べ目標の達成状況をて, 正の数, 負の数を用いて考えることのよさに気付く 267 把握するなど, 正の数と負の数を用いて様々な事象に 具体的なことがらの変化や状況などについて, 正の数, 負 243 252 おける変化や状況をらえることができる の数を用いて表し, 考察することができる 数学的な技能 正の数, 負の数を用いて具体的なことがらを表したり, 処 232 241 251 仮平均を定め, 平均を求めるなど, 正の数と負の数 理したりすることができる 267 を用いて, 身の回りの様々な事象を表したり処理したりすることができる 数量や図形などについての知識 理解 正の数, 負の数を用いることで, 具体的なことがらについ 231 正の数と負の数を用いると, 変化や状況を分かりや て変化や状況を分かりやすく表したり, 処理したりできるこ すく表したり, 能率的に処理したりできることを理解 とを理解している している 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 1 章 -3-

(2) ア 文字を用いること 数学への関心 意欲 態度 2- 文字と式 の必然性と意味を理 文字を用いることに関心をもち, その必要性と意味 解すること を考えたり, 文字を用いて式に表したり, 式の意味を 読み取ったりしようとしている 数学的な見方や考え方 具体的な数量や法則などについて, 文字を用いた 232 3 2411 数量の関係や法則などを, 文字を用いた式でどのよ 式でどのように表すのか, 説明することができる うに表すのかや, 式が何を意味しているのかを考える 文字を用いた式が, 何を意味しているかを考察し, 181 213 231 ことができる 論理的に説明することができる 数学的な技能 数量の関係や法則などを, 文字を用いて式で表す 31 2 192 4 数量の関係や法則などを, 文字を用いて式に表した ことができる 241 2 9 2411 り, 式の意味を読み取ったりすることができる 文字を用いた式が表す数量を読み取り, その内容 33 94 5 6 を述べることができる 193 211 2 242 πを用いて, 円に関する数量を文字を用いた式で表 62 3 すことができる 単位の異なる数量どうしの和や差, 割合, 速さ等に 64 71 2 3 ついての数量を文字を用いた式で表すことができる 81 2 3 91 92 3 数量や図形などについての知識 理解 文字を用いることで, 数量の関係や法則などを一 11 21 191 文字を用いることの必要性や意味を理解している 般的に表現できることを理解している 文字を用いた式の意味 ( ~ の求め方, 結果等 ) に 11 21 ついて理解している 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 2 章 -1-

(2) イ 文字を用いた式に 数学への関心 意欲 態度 2- 文字と式 おける乗法と除法の 文字を用いた式の計算に関心をもち, その計算の方 表し方を知ること 法を考えたり, 計算したりしようとしている ウ 簡単な一次式の加 法と減法の計算をす 数学的な見方や考え方 一次式の加法と減法の計算方法を, 具体的な数の 114 162 ること 一次式の加法と減法の計算方法を, 具体的な数の計 計算や日常生活の場面と関連付けて説明することが 算や日常生活の場面と関連付けて考えることができる できる 数学的な技能 文字を用いた式の乗法をその表し方に従って表す 42 3 4 54 文字を用いた式の乗法と除法を, その表し方に従っ ことができる て表すことができる 文字を用いた式の除法をその表し方に従って表す 52 3 4 簡単な一次式の加法と減法の計算ができる ことができる 簡単な一次式の加法の計算ができる 122 131 2 245 簡単な一次式の減法の計算ができる 123 131 2 3 245 一次式と数の乗除の計算ができる 141 2 152 3 161 3 171 2 173 245 数量や図形などについての知識 理解 項や係数, 一次式等の意味を理解している 111 2 244 項や係数の意味を理解している 246 文字を用いた式における乗法と除法の表し方や, 一 文字を用いた式における乗法と除法の表し方を理 41 51 151 次式の加法と減法における項のまとめ方を理解してい 解している 246 る 一次式の加法と減法における項のまとめ方を理解 113 121 abやa+bなどの表現は操作の方法を表しているとと している もに, 操作の結果も表していることを理解している 文字を用いた式が, 操作の方法を表現していると 11 21 ともに, 操作の結果も表現していることを理解している 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 2 章 -2-

(2) エ 数量の関係や法則 数学への関心 意欲 態度 2- 文字と式 などを文字を用いた 文字を用いた式の計算を活用することに関心をもち, 式に表すことができ 数量の関係や法則などを表したり, その意味を読み取 ることを理解し, 式 ったり, 式の値を求めたりしようとしている を用いて表したり読み取ったりするこ 数学的な見方や考え方 数量の関係や法則などを等式や不等式で表すため 2410 と 数量の関係や法則などを等式や不等式などで表すた に, 具体的な場面で情報の選択や演算決定をし, 数 めに, 具体的な場面で情報の選択や演算決定などをし, 量とその関係を文字や数を用いて説明することがで 数量とその関係をとらえることができる きる 等式や不等式などの意味を読み取るために, 等号や 等式や不等式などの意味を読み取るために, 等号 224 不等号を相等関係や大小関係を表す記号として, 文字 や不等号を相等関係や大小関係を表す記号として, が表す数量とその関係をとらえることができる 文字式が表す数量を具体的な場面に基づいて説明することができる 数学的な技能 数量の関係や法則などを等式や不等式で表すこと 202 3 247 数量の関係や法則などを等式や不等式で表すことが ができる できる 等式や不等式の意味を読み取り, その意味を述べ 221 2 3 248 等式や不等式の意味を読み取ることができる ることができる 文字を用いた式に正の数や負の数を代入して, 式の 文字を用いた式の文字に数を代入し, 式の値を求 102 3 4 243 値を求めることができる めることができる 249 数量や図形などについての知識 理解 等式や不等式の意味について理解している 201 等号は計算の過程を表す記号としてだけではなく, 等号は計算過程を表す記号としてだけではなく, 201 相等関係を表す記号としても用いられることを理解し 相等関係を表す記号をしても用いられていることを ている 理解している 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 2 章 -3-

C 関数 学習指導要領の内容 (1) 具体的な事象の中から二つの数量を取り出し, それらの変化や対応を調べることを通して, 比例, 反比例の関係についての理解を深めるとともに, 関数関係を見いだし 表現し考察する能力を培う ア 関数関係の意味を理解すること イ 比例, 反比例の意味を理解すること ウ 座標の意味を理解すること エ 比例, 反比例を表, 式, グラフなどで表し, それらの特徴を理解すること オ 比例, 反比例を用いて具体的な事象をとらえ説明すること 用語 記号 関数 変数 変域 C 関数 の評価規準に盛り込むべき事項 評価の観点数学への関心 意欲 態度数学的な見方や考え方数学的な技能数量や図形などについての知識 理解 評価の趣旨 様々な事象を比例, 反比例などでとらえたり, 表, 式, グラフなどで表したりするなど, 数学的に考え表現することに関心をもち, 意欲的に数学を問題の解決に活用して考えたり判断したりしようとしている 比例 反比例などについての基礎的 基本的な知識及び技能を活用しながら, 事象を見通しをもって論理的に考察し表現したり, その過程を振り返って考えを深めたりするなど, 数学的な見方や考え方を身に付けている 比例, 反比例などの関数関係を, 表, 式, グラフなどを用いて的確に表現したり, 数学的に処理したりするなど, 技能を身に付けている 関数関係の意味, 比例や反比例の意味, 比例や反比例の関係を表す表, 式, グラフの特徴などを理解し, 知識を身に付けている (2) C 関数 における対応表 ( 学習指導要領の内容, 評価規準の設定例, 岩手の中学生に身に付けさせたい力, 教科書の単元, 問題番号 ) 1 学習指導要領の内容 2 評価規準の設定例 ( 国立教育政策研究所 ) 3 岩手の中学生に身に付けさせたい力 4 教科書の 6 問題番号 (1) ア 関数関係の意味を 数学への関心 意欲 態度 4- 比例と反比 理解すること 関数関係に関心をもち, その関係を表やグラフなど 例 で表したり, 変化や対応の様子をとらえたりしようとしている 数学的な見方や考え方 具体的な事象の中にある2つの数量の関係を, 表や式 14 具体的な事象の中にある二つの数量関係を表した表 に表し, 変化や対応をとらえることができる やグラフなどを基にして, 変化や対応の様子をとらえることができる 数学的な技能 関数の関係を, 表や式, 矢印とことば, グラフなどで 13 4 関数関係を, 表やグラフなどで表すことができる 表すことができる 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 4 章 -1-

変域を, 不等号を用いて表すことができる 4- 比例と反比 32 3 例 131 数量や図形などについての知識 理解 事象の中には関数の関係になるものがあることを理解 12 5 関数関係の意味を理解している している 181 変数と変域の意味を理解している 関数関係の意味を理解している 11 変数, 変域の意味を理解している 11 31 2 (1) イ 比例, 反比例の意 数学への関心 意欲 態度 4- 比例と反比 味を理解すること 比例, 反比例の関係に関心をもち, 具体的な事象の 例 中から比例, 反比例の関係としてとらえられる二つの数量を見いだしたり, その関係を式で表したりしようとしている 数学的な見方や考え方 具体的な事象の中の2つの数量の関係を, 値の変化や 24 具体的な事象の中にある二つの数量の関係を, 変化 対応のようすに着目して調べ, 比例, 反比例の関係にある 74 や対応の様子に着目して調べ, 比例, 反比例の関係と 2つの数量を見いだすことができる 95 してとらえられる二つの数量を見いだすことができる 数学的な技能 1 組のx,yの値から比例, 反比例の式を求めること 71 2 3 83 比例, 反比例の関係を式で表すことができる ができる 121 2 3 585 6 比例, 反比例の関係を表す式に数を代入し, 対応す〇 比例, 反比例の式に数を代入して, 対応する値を求め 71 2 3 る値を求めることができる ることができる 122 185 6 数量や図形などについての知識 理解 事象の中には比例, 反比例の関係になるものがあるこ 22 91 比例, 反比例の意味を理解している とを理解している 102 182 比例, 反比例の意味, 比例定数の意味を理解している 21 31 92 93 101 (1) ウ 座標の意味を理解 数学への関心 意欲 態度 4- 比例と反比 すること 比例, 反比例の特徴に関心をもち, 表, 式, グラフ 例 エ 比例, 反比例を表, などを用いて考えようとしている 式, グラフなどで表 し, それらの特徴を 数学的な見方や考え方 比例, 反比例の特徴を, 表や式, グラフを用いて見い 94 理解すること 比例, 反比例の関係を表, 式, グラフなどを用いて だすことができる 105 調べ, その特徴を見いだすことができる 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 4 章 -2-

数学的な技能 比例, 反比例の関係を, 表や式に表すことができる 4- 比例と反比 23 84 比例, 反比例の関係を表, 式, グラフなどで表すこ 例 103 183 とができる 比例のグラフをかくことができる 51 2 3 平面上の点を座標を用いて表したり, 座標を基にし 反比例のグラフをかくことができる 111 2 183 て平面上に点をとったりすることができる グラフから比例, 反比例の式を求めることができる 63 81 2 124 184 平面上の点の座標を求めたり,2つの数の組を平面上の 42 3 点で表したりすることができる 数量や図形などについての知識 理解 値の変化や対応のようすについて, 比例, 反比例の特徴 104 比例, 反比例の特徴を理解している を理解している 131 2 座標の意味を理解している 比例, 反比例のグラフの特徴を理解している 61 2 111 座標に関する用語の意味を理解している 41 (1) オ 比例, 反比例を用 数学への関心 意欲 態度 4- 比例と反比 いて具体的な事象を 比例, 反比例を用いて具体的な事象をとらえ説明す 例 とらえ説明すること ることに関心をもち, 問題解決に生かそうとしている 数学的な見方や考え方 2つの数量の関係を比例, 反比例とみなして, 変化のよ 153 具体的な事象から取り出した二つの数量の関係が比 うすを調べたり, 予測したり, 説明したりすることができ 171 3 例, 反比例であるかどうかを判断し, その変化や対応 る の特徴をとらえ, 自分なりに説明することができる グラフを利用して, 事象についてのいろいろな数量をよ 162 具体的な事象から取り出した二つの数量関係を, 理 みとったり, 調べたり, 考えたりすることができる 1810 想化したり単純化したりして比例, 反比例とみなし, 変化や対応の様子を調べたり, 予測したりすることができる 比例, 反比例を用いて調べたり, 予測したりした結果が適切であるかどうかを振り返って考えることができる 数学的な技能 具体的な事象に関する問題を, 比例や反比例の見方, 考 142 3 4 比例, 反比例の関係を表, 式, グラフを用いて表現 え方や表, 式, グラフを 活用して, 解決することができ 151 2 572 したり, 処理したりすることができる る 187 8 9 グラフから, 具体的な数量をよみとり, 問題を解決する 163 ことができる 数量や図形などについての知識 理解 比例, 反比例の見方や考え方を利用して問題解決できる 141 具体的な事象の中には, 比例, 反比例とみなすこと 場面があることを理解している で変化や対応の様子について調べたり, 予測したりで グラフからいろいろな数量をよみとることができること 161 きるものがあることを理解している を理解している 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 1 学年 4 章 -3-

Ⅱ 第 2 学年 1 学年の目標 (1) 文字を用いた式について, 目的に応じて計算したり変形したりする能力を養うとともに, 連立二元一次方程式について理解し用いる能力を培う (2) 基本的な平面図形の性質について, 観察, 操作や実験などの活動を通して理解を深めるとともに, 図形の性質の考察における数学的な推論の必要性と意味及びその方法を 理解し, 論理的に考察し表現する能力を養う (3) 具体的な事象を調べることを通して, 一次関数について理解するとともに, 関数関係を見いだし表現し考察する能力を養う (4) 不確定な事象を調べることを通して, 確率について理解し用いる能力を培う 2 第 2 学年の評価の観点の趣旨 評価の観点 数学への関心 意欲 態度 評価の趣旨 様々な事象を数量や図形などでとらえたり, それらの性質や関係を見いだしたりするなど, 数学的に考え表現することに関心をもち, 意欲的に数学を問題の解決に活用して考えたり判断したりしようとする 数学的な見方や考え方数量や図形などについての基礎的 基本的な知識及び技能を活用しながら, 事象を数学的な推論の方法を用いて論理的に考察し表現したり, その過程を振り返って考えを深めたりするなど, 数学的な見方や考え方を身に付けている 数学的な技能 数量や図形などについての知識理解 文字を用いた四則計算ができ, 数量の関係や法則を方程式などを用いて表現し処理したり, 図形の性質について簡潔に表現したり, 関数関係を的確に表現したり, 確率を求めたりするなど, 技能を身につけている 文字式のはたらき, 連立二元一次方程式, 平面図形の性質, 図形の証明の必要性と意味及びその方法, 一次関数の特徴, 確率の必要性と意味などを理解し, 知識を身に付けている 3 学習指導要領の内容, 内容のまとまりごとの評価規準に盛り込むべき事項及び評価規準の設定例 (1) A 数と式 学習指導要領の内容 (1) 具体的な事象の中に数量関係を見いだし, それを文字を用いて式に表現したり式の意味を読み取ったりする能力を養うとともに, 文字を用いた式の四則計算ができ るようにする ア 簡単な整式の加法, 減法及び単項式の乗法, 除法の計算をすること イ 文字を用いた式で数量及び数量の関係をとらえ説明できることを理解すること ウ 目的に応じて, 簡単な式を変形すること (2) 連立二元一次方程式について理解し, それを用いて考察することができるようにする ア 二元一次方程式とその解の意味を理解すること イ 連立二元一次方程式の必要性と意味及びその解の意味を理解すること ウ 簡単な連立二元一次式を解くこと及びそれを具体的な場面で活用すること 用語 記号 同類項 - 第 2 学年 1 章 -1-

A 数と式 の評価規準に盛り込むべき事項 評価の観点数学への関心 意欲 態度数学的な見方や考え方数学的な技能数量や図形などについての知識理解 評価の趣旨 様々な事象を文字を用いた式や連立二元一次方程式などでとらえたり, それらの性質や関係を見いだしたりするなど, 数学的に考え表現することに関心をもち, 意欲的に数学を問題の解決に活用して考えたり判断したりしようとしている 文字を用いた式や連立二元一次方程式などについての基礎的 基本的な知識及び技能を活用しながら, 事象を数学的な推論の方法を用いて論理的に考察し表現したり, その過程を振り返って考えを深めたりするなど, 数学的な見方や考え方を身に付けている 文字を用いた式で表現したり, その意味を読み取ったり簡単な整式の加法や減法の計算をしたり, 単項式の乗法や除法の計算をしたり, 簡単な式の変形をしたり, 簡単な連立二元一次方程式を解いたりするなど, 技能を身に付けている 文字を用いた式で数量及び数量の関係をとらえ説明できること, 連立二元一次方程式の必要性と意味及び解の意味などを理解し, 知識を身に付けている (2) A 数と式 における対応表 ( 学習指導要領の内容, 評価規準の設定例, 中核となる力, 教科書の単元, 問題番号 ) 1 学習指導要領の内容 2 評価規準の設定例 ( 国立教育政策研究所 ) 3 岩手の中学生に身に付けさせたい力 4 教科書の 6 問題番号 (1) ア 簡単な整式の加 数学への関心 意欲 態度 1- 式の計算 法, 減法及び単項式 整式の加法 減法及び単項式の乗法 除法に関心を の乗法と除法の計算 もち, それらの計算をしようとしている をすること 数学的な見方や考え方 整式の加減や多項式と数の乗除の計算の方法を,1 14 43 整式の加法 減法や単項式の乗法 除法の計算の方 年で学習した計算をもとにして, その計算の仕方を考 51 2 法を, 具体的な数の計算や第 1 学年で学習した文字を えることができる 用いた式の計算と関連付けて考えることができる 単項式の乗除の計算の方法を,1 年で学習した計算 83 4 をもとにして, その計算の仕方を考えることができる 数学的な技能 多項式の項をいうことができる 11 簡単な整式の加法 減法の計算ができる 式の次数をいうことができる 11 単項式の乗法 除法の計算ができる 同類項をまとめることができる 22 多項式どうしの加法と減法の計算ができる 31 2 3 51 52 3 多項式と数の乗法と除法の計算ができる 42 単項式どうしの乗法と除法の計算ができる 61 2 3 71 単項式どうしの乗除の混じった計算ができる 72 3 式の値を求めることができる 81 式を簡単にしてから, 式の値を求めることができる 24 82 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 2 学年 1 章 -2-

数量や図形などについての知識 理解 単項式, 多項式の意味を理解している 1- 式の計算 11 3 21 単項式や多項式, 同類項の意味を理解している 同類項の意味を理解している 21 次数について理解している 11 同類項のまとめ方を理解している 21 3 多項式どうしの加法, 減法の計算の仕方を理解している 31 2 多項式と数の乗法, 除法の計算の仕方を理解している 41 単項式どうしの乗法と除法の計算の仕方を理解してい 61 3 る 式の値の求め方を理解している 81 91 (1) イ 文字を用いた式で 数学への関心 意欲 態度 1- 式の計算 数量及び数量の関係 文字を用いて表現したり, 目的に応じて式を変形し をとらえ説明できる たり, その意味を読み取ったり, 計算したりすること ことを理解すること に関心をもち, 命題が成り立つことなどを説明しよう ウ 目的に応じて, 簡 としている 単な式を変形すること 数学的な見方や考え方 数量の関係や性質について, 文字式を使って考え, 92 3 4 133 文字を用いて表現したり, 目的に応じて式を変形し 説明することができる たり, その意味を読み取ったりして, 命題が成り立つ 目的に応じて式を変形し, 数量の間の関係などを説 131 3 ことなどを説明することができる 明することができる 数学的な技能 数量, 数量の関係を文字式に表すことができる 12 83 92 数量及び数量の関係を, 文字を用いた式で表すこと 93 4 132 ができる 目的に応じて等式を変形することができる 102 3 111 2 具体的な場面で, 数量を表す式や関係を表す式を, 113 4 5 6 目的に応じて変形することができる 文字式が表す意味をよみとることができる 121 2 3 4 5 文字を用いた式の意味を読み取ることができる 141 3 数量や図形などについての知識 理解 文字式を用いることで, 数量の関係や性質について簡潔か 132 3 数量及び数量の関係を帰納や類推によってとらえ, つ一般的に表現できたり, 説明することができたりするよさ それを文字を用いた式を使って一般的に説明すること を理解している の必要性と意味を理解している 目的に合うように等式を変形する方法を理解している 101 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 2 学年 1 章 -3-

(2) ア 二元一次方程式と 数学への関心 意欲 態度 2- 連立方程式 その解の意味を理解 二元一次方程式とその解及び連立二元一次方程式と すること その解に関心をもち, その必要性と意味を考えたり様 イ 連立二元一次方程 々な数を代入するなどして自分なりの方法で解を求め 式の必要性と意味及 たりしようとしている びその解を理解する こと 数学的な見方や考え方 2 つの文字を用いて表した式を方程式とみて, 解 11 連立二元一次方程式を変数が満たすべき条件ととら の求め方やその意味を考えることができる え, 二つの条件が成り立つ変数の値の組を求める方法 二元一次方程式には解が無数にあることに気付き, 12 3 4 を考えることができる 方程式を連立することの意味について考えることができる 連立方程式の解の意味について考えることができ 11 る 数学的な技能 連立二元一次方程式をつくることができる 11 21 連立二元一次方程式を作ることができる 二元一次方程式をみたす 2 つの数の組を求めるこ 11 2 3 4 二つの二元一次方程式に数を代入して, 連立二元一 とができる 次方程式の解であるかどうかを確かめることができる 連立方程式の解を, 2 つの二元一次方程式の共通 11 な解として求めることができる 連立方程式の解を, 二元一次方程式に値を代入し 11 て求めることができる 二つの二元一次方程式に数を代入して, 連立二元 21 一次方程式の解であるか確かめることができる 数量や図形などについての知識 理解 二元一次方程式の意味を理解している 11 二元一次方程式とその解の意味を理解している 二元一次方程式の解の意味とそれが無数にあるこ 11 連立二元一次方程式の必要性と意味及びその解の意 とを理解している 味を理解している 連立二元一方程式の意味とその解の意味を理解し 11 ている 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 2 学年 2 章 -1-

(2) ウ 連立二元一次方程 数学への関心 意欲 態度 2- 連立方程式 式を解くこと 加減法や代入法とその基になっている考え方に関心をもち, 連立二元一次方程式を解こうとしている 数学的な見方や考え方 連立方程式では一次方程式に帰着すれば解けるこ 21 加減法や代入法で連立二元一次方程式を解く過程を とを, 具体例を通して考え 説明することができる 振り返り, その共通点や相違点について考えることが 加減法や代入法で連立方程式を解く過程を振り返 72 できる り 二つの解き方を比較して 共通点や相違点について考えることができる 加減法や代入法など 式に形に応じた解き方を見 72 いだし 説明することができる ( ) をふくむ連立方程式や, 係数に分数や小数 41 をふくむ連立方程式の解き方について, 方程式の係数を簡単にするなど, 第 1 学年の方程式の学習に関連付けて考えることができる A = B = C の形をした連立方程式について, その 151 2 解き方を考えることができる 数学的な技能 加減法や代入法を用いて 連立二元一次方程式を 22 32 52 加減法や代入法を用いて, 連立二元一次方程式を解 解くことができる 61 71 81 くことができる 92 3 ( ) をふくむ連立方程式や, 係数に分数や小数 41 91 をふくむ連立方程式を解くことができる A = B = C の形をした連立方程式を解くことがで 151 2 きる 数量や図形などについての知識 理解 連立方程式は, 1 つの文字を消去して一次方程式 21 加減法や代入法による連立二元一次方程式の解き方 に帰着すれば解けることを理解している を理解している 加減法, 代入法の解き方の手順を理解している 31 51 連立二元一次方程式の形に応じた解き方を理解している ( ) をふくむ連立方程式や, 係数に分数や小数 41 をふくむ連立方程式の解き方を理解している A=B=Cの形をした連立方程式の解き方を理解し 151 ている - 第 2 学年 2 章 -2-

(2) ウ 簡単な連立二元一 数学への関心 意欲 態度 2- 連立方程式 次方程式を具体的な 連立二元一次方程式を活用することに関心をもち, 場面で活用すること 問題の解決に生かそうとしている 数学的な見方や考え方 具体的な事象の数量について 数量の間の関係を 82 111 121 具体的な事象の中の数量の関係をとらえ, 連立二元 とらえて連立二元一次方程式に表すことができる 132 3 4 141 一次方程式をつくることができる 142 3 4 161 求めた解や解決の方法が適切であるかどうかを振り 162 返って考えることができる 求めた解法や求めた解を振り返り, 適切であるか 101 111 121 どうかを判断することができる 132 145 161 数学的な技能 問題の中の数量やその関係を文字を用いた式で表 101 2 問題の中の数量やその関係を文字を用いた式で表し, すことができる それを基にしてつくった連立二元一次方程式を解くこ つくった連立二元一次方程式を解いて答を求める 101 2 111 とができる ことができる 121 132 3 4 141 2 3 4 161 2 数量や図形などについての知識 理解 連立二元一次方程式を使って解を求める手順を理 101 連立二元一次方程式を活用して問題を解決する手順 解している を理解している 数量の相等関係をとらえるための線分図や, 表の 111 121 つくり方を理解している 一元一次方程式を使って問題を解決する場合と関 102 連付けてとらえ, 連立二元一次方程式を使って解を求めることのよさを理解している 数学的な見方や考え方については 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 2 学年 2 章 -3-

(2) ア 単項式と多項式の 数学への関心 意欲 態度 1- 多項式 乗法及び多項式を単 単項式と多項式の乗法及び多項式を単項式で割る除 項式で割る除法の計 法に関心をもち, それらの計算をしようとしている 算をすること 数学的な見方や考え方 多項式と単項式の乗除の計算の仕方を, 既習の式の 14 イ 簡単な一次式の乗 単項式と多項式の乗法 除法の計算方法を, 具体的 計算などと関連付けて考えることができる 法の計算及び次の公 な数の計算や既習の文字を用いた式の計算と関連付け 多項式の展開の仕方を, 既習の式の計算などと関連 102 206 8 式を用いる簡単な式 て考えることができる 付けて考えることができる の展開や因数分解を 式の展開や因数分解の仕方を, 式を一つの文字を置 式の展開や因数分解の仕方について, 乗法公式や面 173 4 5 6 すること き換えたり, 交換, 結合や分配法則などを用いたりし 積図などと関連付けて考えることができる 209 10 11 12 13 (a+b) 2 =a 2 +2ab+b 2 て, 既習の計算に帰着させて考えることができる 複雑な展開や因数分解の仕方について, 乗法公式に 152 162 207 (a-b) 2 =a 2-2ab+b 2 (a+b)(a-b)=a 2 -b 2 帰着させてるなどして, 展開や因数分解をすることができ, その手順を説明することができる (x+a)(x+b)=x 2 +(a+b)x+ab 数学的な技能 多項式と単項式の乗除の計算ができる 13 24 5 単項式と多項式の乗法及び多項式を単項式で割る除 多項式の乗法の計算ができる 32 5 6 法の計算ができる 乗法公式を使って, 式を展開することができる 44 53 63 簡単な一次式の乗法の計算及び乗法公式や因数分解 73 の公式を用いる簡単な式の展開や因数分解ができる どの乗法公式を利用すればよいのかを式の形から判 65 72 82 断して, 式を展開することができる 83 92 3 101 2 3 4 共通因数をくくり出して, 式を因数分解することが 114 153 できる 公式を利用して, 式を因数分解することができる 124 133 どの公式を利用すればよいのかを式の形から判断し 143 153 6 て, 式を因数分解することができる 数量や図形などについての知識 理解 多項式と単項式の乗除の計算の仕方を理解してい 11 2 23 展開と因数分解及び因数の意味を理解している る 205 式の展開の意味と方法を理解している 31 3 4 41 42 3 51 2 61 2 4 71 81 91 201 202 6 因数の意味を理解している 111 2 3 5 203 7 因数分解の意味と方法を理解している 111 121 2 3 131 2 141 2 151 4 5 161 171 2 203 7 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 1 章 -1-

(2) ウ 文字を用いた式で 数学への関心 意欲 態度 1- 多項式 数量及び数量の関係 文字を用いた式で数量及び数量の関係をとらえ説明 をとらえ説明するこ することに関心をもち, 問題の解決に生かそうとして と いる 数学的な見方や考え方 式の展開や因数分解を利用して, 数量の関係や図形 184 193 2013 数や図形の性質などが成り立つことを, 数量及び数 の性質について考え, 説明することができる 量の関係をとらえ, 方針を明らかにして, 文字を用い 説明に用いた式の変形を振り返り, 数や図形につい 2013 た式で説明することができる ての新たな性質などを読み取ることができる 説明に用いた式の変形を振り返り, 数や図形につい ての新たな性質などを読み取ることができる 数学的な技能 数や図形の性質の証明に, 乗法公式や因数分解の公 182 3 数量及び数量の関係を, 文字を用いた式で表すこと式を利用することができる ができる 数や図形の性質の証明において, 目的に応じて式を 191 2 3 4 乗法公式や因数分解の公式を活用し, 目的に応じて変形することができる 式を変形することができる 数や図形の性質の証明において, 式を読み取ること 194 文字を用いた式の意味を読み取ることができる ができる 数量や図形などについての知識 理解 文字を用いて一般的に説明することの必要性と, 文 181 204 数量及び数量の関係を帰納や類推によってとらえ, 字を用いることのよさを理解している それを文字を用いた式を使って一般的に説明することの必要性と意味を理解している 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 1 章 -2-

(1) ア 数の平方根の必要 数学への関心 意欲 態度 2- 平方根 性と意味を理解する 数の平方根に関心をもち, その必要性と意味を考え こと たり, 数の平方根を用いて, 身の回りの様々な事象を 表したり, 近似値を求めたりしようとしている 数学的な見方や考え方 正方形の面積や1 辺の長さ, 対角線の長さなどの関 191 1 辺の長さが1mである正方形の対角線の長さなど 係から平方根の意味について, 図を用いて考えること が, どのような数で表されるのかを考えることができ ができる る 平方根のおよその値を キーを使わずに電卓等を用 11 逐次近似的に求めるなど, 平方根の近似値を求める いて求めるなど, 具体的な活動を通して, 平方根の意 方法を考えることができる 味や逐次近似的に求める方法を考えることができる 数学的な技能 正の数の平方根を求めることができる 27 31 3 数の平方根を用いて, 身の回りの様々な事象を表す 根号を使って平方根を表すことができる 28 31 3 ことができる 根号のついた数を根号を使わない形に変形すること 33 194 数の平方根を数直線上に表したり, 大小関係を不等 ができる 号を用いて表したりすることができる いろいろな正方形の1 辺の長さなど, 身の回りの様々な 21 3 5 41 事象を平方根を用いて表すことができる いろいろな数の平方根を数直線上に表したり, その大小 42 3 4 5 6 関係を不等号を用いて表したりすることができる 54 195 数量や図形などについての知識 理解 具体的な場面をもとに, 正の数の平方根の必要性を 11 数の平方根の必要性と意味を理解している 理解している 有理数と無理数の意味を理解している x 2 =a (a > 0 ) を成り立たせる xの値が a の平方根 31 191 であり,xを記号 を用いて a 及び- a と表すこと を理解している 正と負の2つの平方根があることを理解している 22 4 6 191 3 0の平方根は0であることを理解している 32 分数で表すことができる数を有理数, 分数で表すこ 51 2 3 5 6 とができない数を無理数ということを理解している 61 (2) ウ 自然数と素因数分 数学への関心 意欲 態度 解 素因数分解に関心をもち, 素因数分解したり, 素数を見つけたりしようとしている 数学的な見方や考え方 具体的な素因数分解をとおして, 分解の順序を変 素因数分解するとき, 分解の順序を変えても, 整理 えても結果は同じ素数の積になること ( 一意性 ) を すると結果は同じ素数の積になることを具体的 経験 考えることができる 的に確かめることができる 平方数を求めるためなどに素因数分解を利用して, 65 数を素因数の積の形に表して考えることができる 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 2 章 -1-

数学的な技能 100 程度までの数の中から素数を求めることができ 2- 平方根 62 1より大きい自然数を素因数分解できる る 素数でない数を素因数分解することができる 63 素因数分解を利用して, 平方数などを求めること 64 ができる 数量や図形などについての知識 理解 因数, 素数, 素因数の意味を理解している 61 2 素因数分解や素数, 因数の意味を理解している 素因数分解の意味を理解している 61 素因数分解の手順を理解している 63 素因数分解の一意性について理解している 61 3 (1) イ 数の平方根を含む 数学への関心 意欲 態度 簡単な計算をするこ 数の平方根を含む式の四則計算に関心をもち, その と 意味や計算の仕方を考えたり計算したりしようとして いる 数学的な見方や考え方 数の平方根を含む式の計算を, 既習の計算と関連付 172 3 1916 数の平方根を含む式の計算を, 既習の計算と関連付けて考えることができる けて考えることができる a a a a b = a b や (a>0, b>0) b = a b が成り立 a b = a b = や (a>0, b>0) b b が成り立つつことを具体的な数を用いて説明することができる ことを確かめることができる a + b = a+b が成り立たないことを示すために, 1914 a + b = a+b が成り立たないことを示すために, 反例をあげればよいことを理解し, 具体的な数を用い反例をあげることができる るなどして説明することができる 数学的な技能 根号の中の数を素因数分解してa b の形に表すことが 85 92 3 4 数の平方根を含む式の四則計算ができる できる また, a b の形を a の形に表すことができ 101 196 7 る 平方根の近似値を求めることができる 11 121 2 3 1910 分母を有理化して表すことができる 11 3 4 199 数の平方根を含む式の四則計算ができる 82 3 102 3 104 115 132 133 141 2 3 153 4 161 2 171 191 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 2 章 -2-

根号の中をできるだけ小さい自然数になるように変 2- 平方根形してから計算することができる 数の平方根を含む式の四則計算に既習の計算法則 ( 分配法則や乗法公式等 ) を用いることができる 根号をふくむ値を式に代入して, 式の値を求めることができる a a 数量や図形などについての知識 理解 a b = a b や = 平方根を含む式の四則計算の仕方を理解している b b (a>0, b>0) が成り立 71 2 81 2 +1 や 2 + 3 などは, これ以上簡単には表せない つことを理解している 数であり, それぞれ一つの無理数を表していることを 根号のついた数の変形の仕方を理解している 84 91 理解している 分母の有理化の意味とその方法を理解している 112 195 平方根を含む式の四則計算の仕方を既習の計算法則 ( 分配 131 152 法則や乗法公式等 ) や計算と関連付けて理解している 2 +1 や 2 + 3 などは, これ以上簡単には表せな 1915 い数であり, それぞれ一つの無理数を表していること を文字式と関連付けて理解している (1) ウ 具体的な場面で数 数学への関心 意欲 態度 の平方根を用いて表 平方根を用いることに関心をもち, 具体的な場面で したり処理したりす 数量を表したり処理したりしようとしている ること 数学的な見方や考え方 身の回りにあるA 判やB 判の紙の縦と横の2 辺の長 181 2 3 4 正の数の平方根を用いて表したり処理したりした結 さの関係など, 正の数の平方根を用いて表したり処理 1917 18 果を基にして, 具体的な場面で数量やその関係につい したりした結果を基にして, 具体的な場面で数量やそ て考えることができる の関係について考えることができる 数学的な技能 正方形の1 辺の長さと対角線の長さの比や,2つの 181 2 3 正の数の平方根を用いて表したり処理したりするこ 円の面積の和と等しい面積を持つ円の半径の長さなど とができる を平方根を用いて表すことができる 数量や図形などについての知識 理解 平方根を用いると, 日常の具体的な場面で数を用い 181 正の数の平方根を用いると, 具体的な場面で数を用 て表したり, 処理したりする範囲が広がることを理解 いて表したり処理したりする範囲が広がることを理解 している している 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 2 章 -3-

(3) ア 二次方程式の必要 数学への関心 意欲 態度 3-2 次方程式 性と意味及びその解 二次方程式とその解に関心をもち, その必要性と意 の意味を理解するこ 味を考えたり, 様々な数を代入するなどして自分なり と の方法で解を求めたりしようとしている 数学的な見方や考え方 面積など具体的な事象から, 方程式に 2 次の項を 16 二次方程式を変数が満たすべき条件と捉え, 条件が 含む式があることに気づき, 成り立たせる未知数の 172 成り立つ変数の値を求める方法を考えることができる 値を求める方法を考えることができる 数学的な技能 二次方程式をつくったり, 一般式の形に変形した 13 1711 二次方程式をつくることができる りすることができる 二次方程式に数を代入して, その数が解であるかど 二次方程式に数を代入して, その数が解であるか 15 6 171 2 うかを確かめることができる どうかを確かめることができる 数量や図形などについての知識 理解 既習の方程式では求められない具体的な問題の解 12 二元方程式の必要性と意味及びその解の意味を理解 決を通して, 二次方程式の必要性を理解している している 二次方程式の意味を理解している 11 3 4 171 2 二次方程式の解の意味と解くことの意味を理解し 11 ている (3) イ 因数分解したり平 数学への関心 意欲 態度 方の形に変形したり 二次方程式を解くことに関心をもち, 因数分解した して二次方程式を解 り平方の形に変形したりして二次方程式を解こうとし くこと ている 数学的な見方や考え方 ax 2 +c=0の二次方程式を平方根の考え方を用 因数分解や平方の形に変形することを基にして, 二 いて解き方を考えることができる 次方程式の解き方を考えることができる 式と面積図を関連付けながら二次方程式の左辺を 31 平方の形にすることを考えることができる x 2 +bx+c=0の二次方程式を, 平方の形に変 1713 形し, 平方根を求めることに帰着させる解き方で考えることができる また, その手順を説明することができる A B = 0 ならば A = 0 または B = 0 であるこ 95 とを利用して, 既習の一元一次方程式に帰着させ, 因数分解できる二次方程式の解き方を考えることができる 二次方程式の解き方について, その解き方を選択 102 した理由を説明することができる 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 3 章 -1-

数学的な技能 平方根の考え方を用いて二次方程式を解くことが 3-2 次方程式 23 4 175 因数分解したり平方の形に変形したりして二次方程 できる 式を解くことができる 平方の形をつくり, 平方根の考え方を用いて二次 35 41 方程式を解くことができる 因数分解を利用して二次方程式を解くことができ 84 5 93 4 る 112 二次方程式を, その係数に応じて解き方を選択し, 122 3 4 解くことができる 175 7 8 数量や図形などについての知識 理解 平方根の考えを用いた二次方程式の解き方を理解 22 3 111 因数分解や平方の形に変形することを基にした二次 している 方程式の解き方を理解している 平方の形への変形の方法を理解している 81 2 3 101 因数分解を利用した二次方程式の解き方を理解し 91 2 101 ている 111 二次方程式は, その係数に応じて解き方を選択す 102 ればよいことを理解している (3) ウ 解の公式を知り, 数学への関心 意欲 態度 それを用いて二次方 二次方程式の解の公式に関心をもち, その導き方を 程式を解くこと 考えたり, それを用いて二次方程式を解いたりしよう としている 数学的な見方や考え方 係数が数で表されている具体的な二次方程式を平方 42 係数が数で表されている具体的な二次方程式を平方 の形に変形する過程と比較しながら二次方程式 の形に変形する過程と比較しながら, 二次方程式 ax 2 +bx+c=0の解の公式の導き方を考えることができる ax 2 +bx+c=0の解の公式の導き方を考えることができる 数学的な技能 解の公式のa,b,cにあたる係数をおさえ, 解の 54 63 4 解の公式を用いて二次方程式を解くことができる 公式に当てはめて二次方程式を解くことができる 73 4 112 121 5 175 数量や図形などについての知識 理解 二次方程式の解の公式が導かれる過程を理解して 42 二次方程式の解の公式について理解している いる 解の公式を用いた二次方程式の解き方を理解してい 二次方程式の解の公式とそのよさを理解している 43 51 61 る 72 111 171 解の公式を用いた二次方程式の解き方を理解してい 52 3 62 る 72 101 171 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 3 章 -2-

(3) エ 二次方程式を具体 数学への関心 意欲 態度 3-2 次方程式 的な場面で活用する 二次方程式を活用することに関心をもち, 問題の解 こと 決に生かそうとしている 数学的な見方や考え方 具体的な事象の中の数量の関係を, 表や線分図など 152 161 2 具体的な事象の中の数量の関係を捉え, 二次方程式 を用いながら捉え, 二次方程式を立式することができ 1710 11 をつくることができる る 求めた解や解決の方法が適切であるかどうかを振り 変域等を意識し, 求めた解や解決の方法が適切であ 152 161 2 返って考えることできる るかどうかを振り返って考えることできる 172 14 数学的な技能 立式した二次方程式を解くことができる 133 4 142 問題の中の数量やその関係を文字を用いた式で表し, 151 179 それを基にしてつくった二次方程式を解くことができ 求めた解が問題の答えとして適切であるかどうか, 141 2 151 る 変域等を意識し確かめ, 問題の答えを求めることがで 179 きる 数量や図形などについての知識 理解 二次方程式を活用して問題を解決する手順は, これ 132 二次方程式を活用して問題を解決する手順を理解し までの一次方程式や連立方程式で学習してきたことと ている 同じであることを理解している 二次方程式では, 解の吟味が必要であることを理解 している 数学的な見方や考え方については, 授業で解決過程を評価することも大切であるから を付した - 第 3 学年 3 章 -3-