英語科学習指導案 高槻市立第二中学校 1 年 7 組少人数分割 A チーム ( 男子 8 名 女子 10 名計 18 名 ) 授業者利根充紗 1. 題材 NEW CROWN 1 Lesson1~3 スピーチにいたるまで 2. 研究主題ワーキンググループの研究主題である アウトプットのための効果的なインプットのあり方 として 英語学習の導入期である1 年生の前期においては 文字と発音を結びつける活動や 英語らしい発音へのこだわり 伝えるための工夫などコミュニケーションの基本を習得させることが大事であると考えている また ペア学習や家庭学習の基本的なやり方もこの時期に身につけさせたい 3 年後につけたい力 英語に興味を持ち 自学自習できる 英語を使って自分の考え 意見を表現できる まとまった英文を読んで 内容を理解できる クラスの仲間 友達と英語を使ってコミュニケーションができる 英語を通して世界に目をむけ 物事を考えることができる 3 年生で以上のような力をつけさせるには 初めてのアウトプット活動である1 年生の今回のスピーチの取り組みの中で 仲間に自分のことを伝える喜びを感じ 緊張しながらもスピーチを成功させ 達成感を持たせたい 生徒一人ひとりがスピーチまでの授業の中で 学習した英文を使い 言いたいことを伝えることができるように導き 英語を話すことに抵抗が少なくなるように指導していきたい 帯学習として 4 月からフォニックス 英語の歌の指導の中で 英語らしい発音や ジェスチャーを使うなどの指導を こだわりをもって行なっている スピーチの中でも 生徒たちが伝えるための工夫をし 聞き手にわかりやすいスピーチが出来るように指導していきたい また友達の言っていることに対して コメントを言うことができるように指導し 一方的なスピーチでなく 聞き手 ( クラスの仲間や友達 ) と話し手のやり取りも大切にしたい 3. 題材について夏休み前までの最終タスクは自己紹介スピーチである 上記 ( 研究主題 ) でも述べたように 1 年生の現段階では スピーチを通して 仲間に自分のことを伝える喜びを感じ 緊張しながらもスピーチを成功させ 達成感を持たせる ことを目標においている またそこに至る活動の中で Lesson1 では I am~, You are~ 肯定 疑問 否定文 Lesson2 では This is ~, That is~ の肯定 疑問 否定文 疑問詞 what の使い方 Lesson3 では 一般動詞 have like play use want など を習得させることを目標にしている be 動詞 一般動詞の使い分けを理解 習得させたい
4. 生徒の実態 4 月の中旬から A B クラスに均等分割し授業を行っている クラス全体の雰囲気は 男子は明るく 歌を歌ったり ゲームをする際に積極的に行おうとしたり よく発言する しかし女子はお互いの顔色をうかがうかのように 積極的に活動する生徒が少ない 現在は4 月に比べて 少しずつ女子も発言するようになってはきているがまだ力が出し切れてはいないのが現状である また男女混合の活動をすると 男女が分かれてしまい 男女仲はあまりよいとは言えなかったが 5 6 月で徐々にペアワークを増やしてきているので少しずつは男女での活動ができるようになってはきている しかしまだ助け合い学習などには結びついていない 5. 全体計画 (1) スピーチでの目標 自分で作った英文 10 文以上を 原稿を見ないでクラスメイトに発表することが出来る スピーチ練習を繰り返し行い 視線の配り方 声の大きさ 発音などの工夫を重ね 質の高いスピーチをすることができる クラスメイトのスピーチを聞き取り コメントを言うことができる (2) 単元の学習計画第 1 次 : 自分のこと 相手 ( クラスメイト ) のことを英語で表現することができる第 1 時 ~4 時 I am ~ You are~ の肯定文 疑問文 否定文の理解 be 動詞 (am are) の理解 I am ~ You are~ 肯定文 疑問文 否定文の理解 タスク1: 自分の情報 (I am ~. I am from ~. I am good at~. ) が言え Are you~? の文章を使って 会話している相手の情報を聞き出すことができる ( ジェスチャーをつけて f の発音に注意して ) 作文 1:I am ~ を使った文を作る 教科書対応ページ p14~17 第 2 次 : 身近なものを相手 ( クラスメイト ) に紹介することができる 一般動詞 (have /like / use / play/ want) を使って自分のことを英語で表現することができる 第 5 時 ~10 時 This is ~ That is~ の肯定文 疑問文 否定文の理解代名詞所有格 my your s の理解疑問詞 what This is ~ That is~ の肯定文 疑問文 否定文の理解 my your s a an の使い方の理解 It is ~ の文 疑問詞 what の使い方の理解 一般動詞 (have /like / use / play/ want) タスク 2: 身近なものをもち 指さしながら This is ~. It is ~. It is~. とグループの友達に紹介するこ とが出来る また友達の所有物を指して Is this~? Is that ~? という文を作ることができる ( th の音に注意 )
作文 2:This is ~. It is~. の文を作る 作文 3: 一般動詞の肯定文を作る 教科書対応ページ p20~25 第 3 次 : スピーチを作成し クラスメイトにわかりやすく伝えることができる ( 第 11 時 ~ 14 時 ) 第 11 時自己紹介スピーチ原稿の作成と質問の例文の習得 一般動詞肯定文の定着 自己紹介スピーチ原稿作成 作文 1~3を使って 自己紹介文の構成を考える スピーチ練習 ( 教師がモデルを見せる 原稿チェック ) 第 12 時スピーチに対する質問文作成のパタンプラクティス 一般動詞の肯定文定着 スピーチに対する受け答えの練習 スピーチ練習 ( 音読 read & look up 最初の文字を見て音読) ペア練習 AET に練習したスピーチを聞いてもらう 事前指導 発音チェック 一般動詞の肯定文 ( 教科書 p26~27) 導入 第 13 時スピーチ指導 一般動詞の疑問文 スピーチに対する受け答えの練習 自己紹介の再確認目線 暗唱 ジャスチャーなど ( グループ練習 ) 教科書 p26~27 定着 第 14 時 スピーチ発表 スピーチ発表 * 毎時間 ALT は前半 後半で分割クラスを移動している このクラスは常に 後半 ALT が来ることになっている ALT の有無により授業の順序をかえて対応している * 生徒全員に家庭学習をさせるノート ( 自学帳 ) を持たせている 単語練習やテスト勉強などに使っている生徒が多い 1 年の現段階では難しいが 1 年後半 ~は 生徒が自主的に家庭学習をするノートとして 教師から指示がなくても定期的に使うようになるよう指導していきたい ( 自由英作など ) * 帯学習 : フォニックス English songs 6. 第 3 次の学習第 11 時の学習 (1) 目標 1 一般動詞 have like use play を使って文を作ることが出来る (be 動詞と一般動詞を区別することが出来る )( 言語の知識 理解 ) 2 文章の流れを考えて スピーチ原稿を作ることが出来る ( 表現の能力 ) (2) 展開 生徒の活動評価教師の指導と援助 04 It s a small world. を歌う 音のつながりに気
(4) をつけて 英語ら しい発音で歌っているか 03 Phonics フォニックス 単語読み プリントの注意書 (7) (bag / cat / dam / fan / gas / map / jam / lamp / pan / raft / tag / hat) æ の発音に注意する 前回まで扱ってきたフォニックス表を意識しながら単語を発音する き ( 発音の注意 ) を意識して発音できているか フォニックスを意識して単語を発音できているか 10 一般動詞 have like use play want have like use play (17) の復習 want の意味 be 有名人の自己紹介文を使って一 動詞と一般動詞の 般動詞 be 動詞の違いを考えさ 違いを理解して文 せる ( 穴埋め方式 ) 章を作ることがで きるか 32 自己紹介スピーチ作成 文章の羅列ではな (49) 教師のモデルスピーチ く 今まで書き溜 今まで書き溜めた原稿を使って めた文を内容の流 構成を考える れを考えて構成す JET ALT にチェックをもらう ることができてい るか 1 本時のまとめと宿題 (50) あいさつ 発音をする際の口の形 舌の位置などを意識させる 始めに単語をアルファベットに分けて フォニックスを意識した発音をさせる 前回まで習ってきた be 動詞と混同せずに一般動詞を使うことができるように指導する ただの文の羅列ではなく 文の流れを意識させる 教師のモデルスピーチでどのようなスピーチにすべきか考えさせる 本時のまとめ 第 12 時の学習 (1) 目標 1スピーチの原稿を 工夫することで暗唱をしやすくなることを知る ( スピーチ以外でも暗唱のときに効果的な方法を学ぶ )( 表現の能力 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ) 2スピーチを聞いた際のコメントを自分で考えることが出来る ( 表現の能力 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ) 3 一般動詞の使い方がわかる ( 言語の知識 理解 ) (2) 展開 生徒の活動 評価 教師の指導と援助 03 (3) It s a small world. を歌う 音のつながりに気をつけて 英語らしい発音で歌っているか 03 Phonics フォニックス単語読み プリントの注意書 発音をする際の口の形 (6) (bed / desk / lemon / nest / pen / red / tent / vest / web) e の発音に注意しながら単語を発音する き ( 発音の注意 ) を意識して発音できているか フォ 舌の位置などを意識させる 始めに単語をアルファベットに分けて フォ
ニックスを意識し ニックスを意識した発音 て単語を発音でき をさせる ているか 15 教科書 p26~27 導入 一般動詞の使い方 (21) 単語 文章 がわかり 文章の 意味が理解でき る 10 スピーチ音読練習 1 スピーチ原稿を見 スピーチをする際には聞 (31) 1 作成した自己紹介文を読み 単語 て自分の知ってほ き手を意識し 聞き手に の読み方を確認する わからなけ しい部分をきちん 特に知ってほしい部分を れば ALT JET に聞く と判断できている 強調すると伝わりやすい 2 原稿を見て 皆に伝えたい 大事 か という事を指導する だと思うところに をつ ける ( たとえば I like tennis. な ど ) 3 音読練習をする をつけた 部分を大きい声ではっきり読める ようにする 18 スピーチ音読練習 2 発音や伝えたい情 スピーチ原稿を覚えるた (49) 1Read and Look up 報を意識して音読 めのプロセスを教え 原稿を黙読して覚えて 顔を上げ 練習が出来ている 徐々にスピーチを覚えて て発音する練習 か いけるように指導する 2 原稿を折って 文の最初だけ見て 教師は生徒の発音をチェ スピーチを言えるようにする ックする際に th や f 3 ジェスチャーをつけて 原稿を見 の発音にこだわり でき ずにスピーチができるように練習 ていない生徒には指摘す する る 4 ペア練習 ( きちんとペアの間で伝 わるような声の大きさで言えてい るか 発音に意識してスピーチが 出来ているかの確認 ) 5ALT JET にチェックしてもらい に行く 宿題 家で何度も練習してくるこ と 暗唱が宿題 1 本時のまとめ 宿題確認 本時のまとめを行い 宿 (50) 題を確認させる 第 13 時の学習 (1) 目標 1 目線 ジェスシャーを意識したスピーチが出来る ( コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ) 2グループ内で 他の人に伝わるようなスピーチが出来る ( コミュニケーションへの関心
意欲 態度 ) 3 一般動詞の使い方がわかる ( 言語の知識 理解 ) (2) 展開 生徒の活動 評価 教師の指導と援助 03 (3) It s a small world. を歌う 音のつながりに気をつけて 英語らしい発音で歌っているか 03 (6) Phonics フォニックス単語読み (bed / desk / lemon / nest / pen / red / tent / vest / web) e の発音に注意しながら単語を発音する プリントの注意書き ( 発音の注意 ) を意識して発音できているか フォニックスを意識して単語を発音できているか 発音をする際の口の形 舌の位置などを意識させる 始めに単語をアルファベットに分けて フォニックスを意識した発音をさせる 15 (21) 教科書 p26~27 内容理解 ノート書き 一般動詞の使い方がわかり 文章の意味が理解できているか 10 (31) スピーチに対する受け答えの練習 友達のスピーチを聞いて 共感したところをコメントできるよ 一つの情報を読み取り 確認する方法を教える うになる 18 (49) スピーチ練習 ペアワーク 1スピーチをペアで背中向けになってし 相手に伝えることができるようにする 2ジェスチャーをつけて相手に伝えることができるようにする 目線 ジェスチャーを意識してスピーチ練習が出来ているか スピーチの内容を仲間に効果的に伝えるには発音以外に目線やジェスチャーが有効だということを指導する 教師は生徒の中に入って スローラーナーのサポートをする グループワーク 4 人グループで 1 人が3 人に目線を配りながらスピーチを言う練習 (4 人ずつ 5グループ ) 聞いている3 人は スピーチ終了後聞き取った情報を確認する (You are good at. Right?) そしてさらにスピーチを良くするアドバイスをする 次回のスピーチ予告 1 (50) 本時の まとめ 宿題確認 本時のまとめを行い 宿題を確認させる