2 計画 ( 素案 ) からの主な変更点 1 はじめに頁主な変更点 1 これまでの経緯に 不燃化特区補助制度の指定 地区計画と都市防災不燃化促進事業の導入についての記載を追加 また 大和町中央通り沿道地区は 平成 26 年に不燃化特区補助制度 ( 平成 32 年度まで ) の対象区域に指定されるとと

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不燃化推進特定整備地区整備プログラム/北区/志茂地区

表1-表4-2

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また, 区域外の道路部分については, 区域内の道路の整備後に, 交通量等の利用状況をみて, 検討していきます 4 常磐自動車道の側道沿いの一方通行の道路について, 一方通行の制限を解除できないのか また, この道路の交通量についても調査を実施した上で, 区域外の道路の整備をしなければならないのではな

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平成 30 年 (2018 年 )10 月 25 日都市計画審議会資料地域まちづくり推進部北西部まちづくり担当 大和町防災まちづくり計画 ( 案 ) について Ⅰ これまでの経緯と今回の報告について 大和町地区は 木造建物の密集した地域を抱え 災害時における危険度が高く 防災性の向上を図ることが緊急の課題となっており 都の不燃化特区に指定されている 防災まちづくりとしては 平成 25 年度に大和町中央通りが都の特定整備路線に位置づけられたことを契機に 地元住民による 大和町まちづくりの会 の立ち上げるとともに 区でも平成 27 年度に 大和町まちづくり方針 を策定し 拡幅整備が進捗している大和町中央通り沿道地区 ( 約 5.6ha) において 延焼遮断帯の形成や適切な土地利用の誘導に伴うにぎわいの創出などの取り組みを進めるため 大和町中央通り沿道地区地区計画 ( 決定告示日 : 平成 28 年 3 月 7 日 ) を先行的に導入し 防災まちづくりを推進してきたところである 平成 30 年 8 月 3 日の第 2 回都市計画審議会において報告した 大和町防災まちづくり計画 ( 素案 ) について 意見交換会を実施し この結果をもとに 大和町防災まちづくり計画 ( 案 ) を決定したので 以下のとおり報告する なお 意見交換会に先立って実施した優先整備路線沿道権利者説明会の実施結果についてもあわせて報告する Ⅱ 大和町防災まちづくり計画 ( 案 ) について 1 計画 ( 素案 ) に係る意見交換会の実施結果日時 場所 参加人数 8 月 24 日 ( 金 ) 19 時 ~ 大和区民活動センター 10 人 8 月 25 日 ( 土 ) 10 時 ~ 大和区民活動センター 14 人 計 24 人 意見交換会における等は 別紙 1のとおり 1

2 計画 ( 素案 ) からの主な変更点 1 はじめに頁主な変更点 1 これまでの経緯に 不燃化特区補助制度の指定 地区計画と都市防災不燃化促進事業の導入についての記載を追加 また 大和町中央通り沿道地区は 平成 26 年に不燃化特区補助制度 ( 平成 32 年度まで ) の対象区域に指定されるとともに 区は 沿道地区に延焼遮断帯の形成等を目的とした地区計画と都市防災不燃化促進事業を導入している 2 大和町地区の現況頁主な変更点 2 1. 建物現況データの構造別割合 図を更新 3 計画 ( 案 ) の内容 別紙 2 のとおり 4 今後の予定計画 ( 案 ) に係るパブリック コメント手続 ( 平成 30 年 10 月 5 日 ( 金 ) から10 月 25 日 ( 木 )) の結果をもとに 11 月下旬に計画を策定する 今後 本計画に基づき優先整備路線の整備 大和町地区全域への地区計画導入等を検討していく Ⅲ 優先整備路線沿道権利者説明会の実施結果について 別紙 3 のとおり 2

別紙 1 大和町防災まちづくり計画 ( 素案 ) 意見交換会における <1 まちづくりの方針と今後のまちづくりの展開に関する事項 > 1 展開 という表現があいまいでわかりづらい まちづくり方針に掲げる将来像の実現に向けて 具体的な取り組みを発展的に実施していくことを示すものであるため 展開 という表現をしている 2 共同化の機運醸成を図る例を示してほしい 接道不良敷地において 避難道路整備事業を契機として 隣り合う土地の一体的利用等の提案 相談を行うことなどを想定している 3 地域の核 まちの顔 とは どういうことか 大和町中央通りの拡幅による歩道の整備や大和区民活動センターの建替えと連動した 回遊性の創出等を想定している <2 まちづくりの基本的な考え方に関する事項 > 4 5 土地利用の基本的な考え方で示しているとお防火水槽や消防井戸等を設置するための公り 宅地化できない狭小な残地を活用するな園やオープンスペースの確保は重要であど 公園やオープンスペースの確保をしていり 賛成である く 大和町地区全体の道路を広げていこうとしているのか 東京都の防災都市づくり推進計画において 円滑な消防活動を行うために必要とされている幅員 6m 以上の道路を整備していきたい なお 幅員 4m 未満の道路は 生活道路拡幅整備事業により 引き続き 整備していくことを考えている 6 避難道路とはその地区に住んでいる人が避難するためのものなのか 地区に住んでいる人が避難所等へ安全に避難するため 且つ 円滑に消防活動を行うために整備する 7 優先整備路線及び整備路線について 整備の考え方を教えてほしい 地区内に幅員 6m 以上の避難道路ネットワークを形成したいと考えており その中でも特に重要な路線は優先整備路線として公共主体で先行的に拡幅整備していく その他の整備路線については 建替えにあわせて拡幅整備していく 8 9 地区内の生活道路としての整備を計画してお優先整備路線の拡幅整備により 車両の流り 通過交通を増やすことは目的としていな入が増え 歩行者の安全性が損なわれるのい 車両の走行速度が上がらないよう 道路のではないか 構造等を工夫していく 優先整備路線の拡幅整備により 地域危険度は改善されるのか 東京都の地域危険度測定調査における地域危険度は他の地区との相対評価であるが 6m 以上の道路を整備することで 避難や消防活動がしやすくなり 安全性は確実に高まると考えている 1

10 優先整備路線の拡幅については 決定事項なのか 11 まちづくりのルールを決める場合 どのくらいの実現性があるのか 計画 ( 素案 ) の中に位置づけて示している段階である 意見交換会の意見等を踏まえて計画 ( 案 ) を取りまとめ 今後パブリック コメント手続を経て 決定していく 今後 都市計画の地区計画で位置づけることになれば 建築確認時に適用され 地区計画に基づき建替えていただくことになる <3 主なスケジュールに関する事項 > 12 優先整備路線の拡幅整備の終了予定はいつごろか 地域の意見を踏まえながら検討を進め 平成 31 年度中に事業着手することを目指していく 事業期間については 事業着手時に示したい なお 一般的に公共整備型で実施する場合は 10 年程度を事業期間とすることが多い <4 計画全般に関する事項 その他 > 13 大和町の道路整備において 東京都と中野区の役割分担を教えてほしい 大和町中央通りは特定整備路線に指定されており 東京都が拡幅整備を行っている 一方 区は 本計画 ( 素案 ) で示すとおり 地区内の避難道路を整備していく 14 防災まちづくり計画を作成するうえで 道路を整備したことにより 災害時に車両が警察 消防等の関係機関と連携し ハード面だ流入して渋滞が発生し 通行不可になるとけでなく 区民への周知広報等のソフト面についうような防災上のリスク マイナス面もいても考慮していく 考慮すべきである 15 優先整備路線の沿道住民に対しての補償は どのように補償していくのか 道路の拡幅整備を実施する際には 道路線形にかかる建物については 物件調査を行い 区の補償基準に則り補償させていただく また ご協力いただく土地部分についても同様に 補償基準に則り 土地代を補償させていただく 16 大和町地区に見られる空家について どう考えているのか 空家対策は重要な問題であり 地区内の不燃化を進めるため 不燃化特区制度などを活用し 老朽化した空家の除却を進めていきたい 17 建物を解体し 更地になると固定資産税が上がるのか 現在は不燃化特区に指定されており 減免措置を受けることができる 2

別紙 3 優先整備路線沿道権利者説明会の実施結果 1 説明会の概要 (1) 開催日時及び参加者数 平成 30 年 7 月 17 日 ( 火 )19 時 ~20 時 17 名 7 月 18 日 ( 水 )19 時 ~20 時 19 名 7 月 19 日 ( 木 )19 時 ~20 時 29 名 7 月 20 日 ( 金 )19 時 ~20 時 8 名 7 月 21 日 ( 土 )10 時 ~11 時 23 名 7 月 21 日 ( 土 )10 時 ~11 時 計 96 名 (2) 場所大和区民活動センター 2 <1 スケジュール 進め方に関する事項 > 1 拡幅整備のスケジュールについて いつ頃の完成を想定しているか 地域の意見を踏まえながら検討を進め 平成 31 年度中に事業着手することを目指していく 事業期間については 事業着手時に示したい なお 一般的に公共整備型で実施する場合は 10 年程度を事業期間とすることが多い 2 スケジュールありきで 計画を進めようとしているのではないか 権利者説明会をはじめ オープンハウスを定期的に開催するなど 沿道権利者から意見をいただき 丁寧な説明を行い 理解を得ながら進めていきたい 3 道路線形は いつ頃に示されるか 道路の設計や 東京都 警察 消防等との協議を円滑に行い 年内を目途に示したい <2 道路整備に関する事項 > 4 避難道路整備の方向性については賛成であるが 拡幅路線の沿道権利者の生活再建を考えて幅員等を検討して欲しい 沿道権利者の生活再建も踏まえ 必要とされる幅員等を検討していく 5 6 7 8 拡幅整備により車両の交通量が増えたり 走行速度が上がり 危険になるのではないか 小学校の通学路となっているため 安全性を確保する必要がある 道路の拡幅整備だけでなく 無電柱化を進めることが必要である 無電柱化を含めた 全体的な計画を示して欲しい 優先整備路線以外の避難道路については 拡幅整備しないのか 1 地区内の生活道路としての整備を計画しており 通過交通を増やすことは目的としていない 車両の走行速度が上がらないよう 道路の構造等を工夫していく 幅員 6m 以上の道路への拡幅整備にあわせて 無電柱化することを検討していく 無電柱化の技術的な進捗状況等も踏まえながら進めていく必要があると考えている 大和町地区において 幅員 6m 以上の避難道路ネットワークを形成したいと考えており 他の路線についても地区計画等を策定し 建替えにあわせて拡幅整備していくことを考えている

9 妙正寺川沿いの道路を拡幅整備すれば 十分ではないか 地区全体の防災性向上のためには 地区の中央に位置し 東西の軸として 幹線道路や避難場所等へのネットワークを形成するための基幹となる避難道路が必要であると考えている 10 11 現在の幅員 4m 未満でも消防活動ができており 幅員 6m 以上の道路への拡幅整備の必要性が分からない 優先整備路線において 現況で幅員 4m に拡がっていないところがあるので まずは幅員 4m に整備すべきではないか 東京都の防災都市づくり推進計画において 円滑な消防活動を行うために必要とされている幅員 6m 以上の道路を整備していきたい また 阪神 淡路大震災の事例では 幅員 6 m 以上にすることで 道路の閉塞率が 幅員 4m 未満の場合の約 7 割から 3 割に軽減されている なお 幅員 4m 未満の道路は 生活道路拡幅整備事業により 引き続き 整備していくことを考えている 12 八幡通りを東西に拡幅整備するのではなく 大和鹿鳴公園付近で早稲田通り方面に 折れている理由はなにか 杉並区界の狭あい道路ではなく 幹線道路である早稲田通りに接続させるとともに 避難場所となる旧大和小学校へのネットワークを形成したい 13 道路の中心線から均等に拡幅するのか 公共用地を活用することや建物の不燃化を進めるという考え方を基本に道路線形を検討していく <3 防災まちづくりに関する事項 > 14 なぜ 大和町地区で防災まちづくりを進めるのか 都内 区内での優先度が高いのか 東京都の 地震に関する地域危険度測定調査 において 大和町地区の総合危険度 (5 段階評価 ) は 一 三丁目が 4 二 四丁目が 5 であり 都内 5,177 町丁目の中でも 危険度の高い地域とされており 早期に防災まちづくりを進める必要があると考えている 15 16 用途地域や日影規制等を見直す予定はあるか 災害時に ブロック塀が倒壊すると通行の支障となる ブロック塀の対策について 何か考えているか 今後 まちづくりのルールを定める 大和町地区地区計画を導入することを考えている 地区計画の検討を行う中で 土地の有効利用や垣 さくの高さ制限等についても考えていきたい <4 その他 > 17 拡幅整備の総額事業費を示して欲しい また 拡幅整備に必要な事業費を確保できるか 総額事業費については 事業内容等を検討した上で 事業着手時に示したい なお 事業費については 国 都と連携し 補助金を活用するなど確保していく 18 道路線形に建物がかかる場合 補償の対象になるのか 道路の拡幅整備を実施する際には 道路線形にかかる建物については 物件調査を行い 区の補償基準に則り補償させていただく また ご協力いただく土地部分についても同様に 補償基準に則り 土地代を補償させていただく 2