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「いい夫婦の日」アンケート結果2011

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2018 年卒 4 月 1 日時点の就職活動調査 Vol.5 キャリタス就活 2018 学生モニター調査結果 (2017 年 4 月発行 ) 企業の採用広報開始から 1 カ月 学生の就職活動はどのように進んでいるだろうか 4 月 1 日 現在のキャリタス就活 学生モニターの就職活動状況について調査を行ったところ 内定率は 14.6% に上り 前年同期調査に比べ内定の前倒しが進んでいることがわかった 前年同期調査や 先月調査と比較しながら特徴を分析したい 1. エントリー状況 一人あたりのエントリー社数の平均は 31.7 社 前年同期調査 (37.3 社 ) より 5.6 社少ない 今後の予定社数の平均は 7.6 社 前年 (1 社 ) を 2.4 社下回る 2. セミナー 会社説明会への参加状況 一人あたりの平均参加社数は 31.0 社 前年調査 (33.6 社 ) より 2.6 社少ない 企業単独セミナーへの参加社数は 10.7 社 1 カ月間で 7.7 社増加 学内セミナーへの参加は前年に比べ減少が目立つ 3. 企業セミナーで重要だと思うこと 社員と直に話せる場が設けられている 59.2% 選考に関する情報が得られる 45.4% 適切な所要時間は 1 時間 30 分 ~2 時間 44.9% 1 時間 ~1 時間 30 分 25.5% 4. 選考試験の受験状況 エントリーシート提出者は 86.0% 提出社数の平均は 7.8 社 選考試験の平均受験社数は 筆記 4.8 社 面接 2.9 社 グループディスカッション 2.1 社 5.4 月 1 日現在の内定状況 内定率は 14.6% 前年(11.8%) より 2.8 ポイント増 内定業界は 情報処理 ソフトウエア 調査 コンサルタント 建設 住宅 不動産 の順 内定企業の従業員規模は 1,000 人 ~4,999 人 33.1% 300~999 人 26.2% 6. 学業と就職活動の両立 不安がある が過半数(56.3%) 文系より理系で両立に不安を感じる割合が高い 企業への要望 日程の選択肢を多く 76.5% 日程を早めに教えてほしい 65.7% 7. 就職活動の難易度 ( 経年比較 ) 厳しい 47.8% やさしい 11.9% 厳しい は年々減少 調査概要 調査対象 : 2018 年 3 月に卒業予定の大学 4 年生 ( 理系は大学院修士課程 2 年生含む ) 回答者数 : 1,368 人 ( 文系男子 484 人 文系女子 383 人 理系男子 337 人 理系女子 164 人 ) 調査方法 : インターネット調査法調査期間 : 2017 年 4 月 1 日 ~6 日サンプリング : キャリタス就活 2018 学生モニター (2016 年卒以前は 日経就職ナビ 就職活動モニター ) 本資料に関するお問い合わせ先 : 03-4316-5505/ 1

1. エントリー状況就職活動本格スタートから1カ月が経過したが 2018 年卒者の就職活動はどのように展開しているのだろうか 4 月 1 日時点の活動量を見てみよう 一人あたりのエントリー社数の平均は31.7 社 前年同期調査 (37.3 社 ) を5.6 社少ない 3 月調査時点では前年をやや上回っていたが その後の伸びは鈍く 1カ月間のエントリー数は5.4 社にとどまった なお 当社が3 月下旬に実施した緊急企業調査でも エントリー数が前年より減少し母集団形成に苦戦する企業の様子が表れている エントリーした企業を知った時期を見ると 3 月より前のインターンシップや業界 企業研究などで知った企業 の割合が前年同期調査よりも増え (2.4 割 2.8 割 ) もともと知っていた企業 (5.0 割 ) も合わせると 就活解禁前に知った企業を中心に活動する傾向が強まっていると言える 今後のエントリー予定社数は平均 7.6 社で 前年同期調査 (1 社 ) を下回る 5 社以下 が6 割を占めるなど (60.5%) 今後エントリーを増やしたい企業にとっては厳しい状況が予想される ( 社 ) 5 エントリー社数 4 3 2 1 37.3 31.7 35.1 34.8 5.4 12.3 7.0 6.4 26.3 25.0 28.1 28.4 23.8 4.0 19.7 30.4 2.2 28.2 4 月調査 3 月調査 全体 ( 前年全体 ) 文系男子文系女子理系男子理系女子 エントリーした企業を知った時期 ( 各年 4 月時点 ) もともと知っていた企業 3 月より前のインターンシップや業界研究で知った企業 3 月 1 日以降の就職活動で知った企業 2018 年卒者 5.0 2.8 2.2 2017 年卒者 5.2 2.4 2.4 0 0.2 2 0.4 4 0.6 6 0.8 8 101割 6 54.5 60.5 今後のエントリー予定 2017 年卒者 2018 年卒者 平均 1 社 平均 7.6 社 4 2 21.2 22.9 1 1 4.3 5.0 6.8 4.7 5 社以下 6 社 ~10 社 11 社 ~15 社 16 社 ~20 社 21 社以上 2

3 月 1 日の採用広報開始後の 1 カ月間に届いたダイレクトメールは 300 通を数えた 郵送 ( 宅配 ) が 平均 10.2 通 E メール (EDM) が 125.3 通で 就職情報サイト上に届いた Web-DM が 164.5 通だった 開封率を出してみると 郵送 (60.7%) EDM(50.7%) Web-DM(26.2%) の順だった ダイレクトメールの状況 ( 通 ) 郵送もしくは宅配で 10.2(11.9) 6.2(7.7) 開封率 60.7% (65.2) 到着数 うち開封した数 E メールで 就職情報サイト上に 43.0(51.1) 63.5(82.3) 125.3(166.7) 開封率 50.7% (49.4) 164.5(237.0) 開封率 26.2% (21.6) ( ) 内は 2016 年 4 月調査の数値 5 10 15 20 25 2. セミナー 会社説明会への参加状況セミナー 会社説明会の平均参加社数は31.0 社で 前年同期 (33.6 社 ) を下回る水準だ これを開催形式ごとに見ると 企業単独開催のもの ( 企業単独セミナー ) は10.7 社と 前年同期 (10.4 社 ) をやや上回る 先月 (3 月 ) 調査では3.0 社だったので この1カ月で企業単独セミナーへの参加は順調に増えている 一方で 学内開催のもの ( 学内セミナー ) は前年より減少が目立つ (10.9 社 8.8 社 ) 企業と接点を持てる期間が短い中で 早期の絞り込みが進んでおり 志望する企業の単独セミナーを優先した結果だろう インターネットで配信されるセミナー (WEBセミナー) の視聴経験者は過半数に達している (54.5%) 平均視聴社数は ライブ中継が2.9 社 オンデマンド ( 録画 ) 放送が2.4 社 限られた期間で効率的に企業研究を進めたい就活生に積極的に活用されている様子がわかる セミナー 会社説明会参加社数と内訳 企業単独開催のもの合同開催のもの学内開催のもの ( 社 ) 全 体 10.7 11.5 8.8 31.0 社 ( 前年全体 ) 10.4 12.3 10.9 33.6 社 文系男子 12.6 13.0 8.6 34.2 社 文系女子 11.2 12.7 9.0 32.9 社 理系男子 8.3 8.5 8.8 25.7 社 理系女子 8.7 9.8 8.9 27.5 社 1 2 3 4 全体 ( 前年全体 ) 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 WEBセミナーを視聴した 54.5% 54.7% 52.3% 59.3% 49.9% 59.1% WEBセミナー視聴社数 5.3 社 5.3 社 5.4 社 5.6 社 5.0 社 5.1 社 ライブ中継 2.9 社 2.8 社 2.9 社 3.1 社 2.5 社 3.1 社 オンデマンド ( 録画 ) 2.4 社 2.5 社 2.5 社 2.5 社 2.4 社 2.0 社 3

3. 企業セミナーで重要だと思うことセミナーや会社説明会は企業研究の格好の場であるが 学生は企業セミナーで何が重要だと考えて参加しているのかを尋ねた 選択肢から 5 項目まで選んでもらったところ 最もポイントを集めたのは前年同様 社員と直に話せる場が設けられている で 今回も約 6 割が選んだ (59.2%) 次いで 選考に関する情報が得られる (45.4%) が続き 具体的な選考日程やプロセスへの関心が強いことがわかる 全体的に前年調査との大きな変化がない中で 交通費の補助がある のポイントが上昇しているのが目立つ 交通費を補助する企業が増えた結果かもしれない 企業セミナーで重要だと思うこと 社員と直に話せる場が設けられている 59.2 59.9 選考に関する情報が得られる 45.4 48.7 説明 プレゼンテーションが上手 43.9 41.9 部門 職種別の説明が詳細に聞ける 42.7 42.7 登場する社員が魅力的である 31.4 36.7 業界について詳しい説明がある 30.8 31.7 質疑応答の時間が十分設けられている 26.1 23.7 交通の便のよい場所で開催される 25.0 22.4 配布資料が充実している 24.3 25.7 所要時間が適切である 23.9 27.5 交通費の補助がある 8.7 17.3 内定者の話が直に聞ける 16.1 13.2 経営層の話が直に聞ける 12.2 10.7 参加型のプログラムがある 8.6 8.3 会場の居心地がよい 8.3 9.6 希望者全員が参加できる 7.5 7.7 5.8 プレゼントがもらえる 4.8 2018 年卒者 5.4 就職活動支援のプログラムがある 2.5 2017 年卒者 その他 0.4 0.5 2017 年卒者 は 2016 年 5 月調査 2 4 6 8 4

企業セミナーで重要なこととして 所要時間が適切である を選んだ人は2 割強 (23.9%) だったが 学生から見てどの程度の時間を適切だと思うかを尋ねてみた 30 分単位で回答してもらったところ 最も多いのが 1 時間 30 分 ~2 時間未満 (44.9%) で 次いで 1 時間 ~1 時間 30 分未満 (25.5%) 2 時間以上 (18.7%) の順 全体的に前年調査よりも長い時間を選ぶ傾向が見られる 短い期間に参加できる企業セミナーの数は限られるので 絞り込んだ上で参加しているとすると その企業をより深く知るためにはある程度の時間は必要だと考えているのかもしれない 合同企業説明会の ブース内説明 の所要時間については 20 分 ~30 分未満 (39.9%) 30 分 ~ 40 分未満 ( 32.7%) の順だった 30 分以上と回答した人を合わせると約 4 割になり (39.6%) 合同企業説明会においてもそれなりの尺は必要という認識のようだ 企業セミナーの適切な所要時間 30 分未満 30 分 ~1 時間未満 1 時間 ~1 時間 30 分未満 1 時間 30 分 ~2 時間未満 2 時間以上 2018 年卒者 2.9 8.0 25.5 44.9 18.7 2017 年卒者 3.7 14.6 33.1 38.7 9.9 2017 年卒者 は 2016 年 6 月調査 合同企業説明会の 企業ブース内での説明 の適切な所要時間 10 分未満 10 分 ~20 分未満 20 分 ~30 分未満 30 分 ~40 分未満 40 分以上 2018 年卒者 3.0 17.5 39.9 32.7 6.9 企業セミナーに関して 企業が一番見せたい人材が登壇しているものと私は判断しています そのため イベントで関わる社員が魅力 的か否かはとても重要です < 文系男子 > 業界や企業についての詳しい説明の後に 実際に社員の方々と話す機会があると嬉しいです 企業セミナーは 社員の方と直接話して学生の疑問点を解決する場だと思っている < 理系男子 > 文理合同で行うのはやめてほしい 別の職種を聞く時間がもったいない < 理系女子 > ホームページ等で確認できる情報ばかりを説明されると この情報自分で見つけられたのに と少し参加を 後悔します 逆に 自分の志望職種の社員の方のお話を聞けたり 質問の時間があると具体的に志望理由を組 み立てやすくなったり 仕事のイメージもしやすかったりと志望度も上がります 選考に関する情報は 企業の概要の説明などと同じく最も重要な項目の一つだと思いました < 文系男子 > 企業説明の時間が長く設けられている企業よりも 実際の社員さんのお話や座談会中心のセミナーの方が理解 度も志望度も上がった < 理系男子 > 田舎に住んでいるので交通費の補助は本当にありがたいと思います < 文系男子 > なるべく他では聞けない情報が聞きたいと思います そのため 時間は長くても良いので 内容が盛りだくさ んの説明会に参加したいと思います 5

4. 選考試験の受験状況 エントリーシートを提出した学生は全体の 86.0% 就活スタートから 1 カ月で 早くも 8 割強が提出 経験をもつ 提出社数の平均は 7.8 社で 前年同期 (6.5 社 ) を 1.3 社上回る 採用日程ルールは変わら ないが 前年よりも提出のタイミングが早まっていることがわかる 筆記 WEB 試験を受験した学生は 79.8% で 面接試験受験者は 61.5% グループディスカッションの 受験者は 40.1% 受験社数の平均は 筆記 WEB 試験が 4.8 社 面接試験 2.9 社 グループディスカッシ ョン 2.1 社だった 特に面接試験が経験率 社数ともに前年同期を上回っているのが特徴的だ 一人あたりのエントリー社数が減る一方で 選考試験については逆に増えていることから 多くの 業界や企業を見ることなく 早いペースで就職活動を進める学生が増えていることが推測できる エントリーシート提出の有無 全体 ( 前年全体 ) 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 提出した 86.0 87.1 87.0 86.9 82.5 88.4 提出していない 14.0 12.9 13.0 13.1 17.5 11.6 ( 社 ) 1 8.0 6.0 4.0 7.8 4.0 6.5 2.8 エントリーシート提出社数 8.8 7.1 7.1 5.3 3.1 3.3 8.2 3.8 4 月調査 3 月調査 2.0 3.8 3.6 3.5 3.9 3.8 4.4 全体 ( 前年全体 ) 文系男子文系女子理系男子理系女子 選考試験の受験有無 全体 ( 前年全体 ) 文系男子 文系女子 理系男子 理系女子 筆記 WEB 試験を受験した 79.8 81.9 77.9 80.4 81.0 81.1 面接試験を受験した 61.5 56.8 61.2 60.3 60.8 67.1 グループディスカッションを受験した 40.1 39.6 44.2 37.6 36.8 40.9 ( 社 ) 5.0 4.4 4.8 選考試験の受験社数 2017 年卒者 2018 年卒者 4.0 3.0 2.0 2.6 2.9 2.1 2.1 1.0 筆記 WEB 試験面接試験グループディスカッション 6

5.4 月 1 日現在の内定状況 4 月 1 日の調査時点で内定を得ている学生は全体の14.6% 先月(3 月 1 日 ) の6.0% から1カ月間で8.6 ポイント増えた 前年同期 (11.8%) を2.8ポイント上回り 前年よりも企業の内定出しのペースが早いことがわかる 文理別に見ると 理系は男子が16.3% 女子が17.7% なのに対し 文系はそれぞれ 13.8% 12.8% と 理系が先行している様子が表れている 内定取得学生のうち就職先を決めて就職活動を終了したのは18.0% で 前年同期 (8.2%) より約 10 ポイント多い 就職先を決めるタイミングも早まっているようだ 内定あり 内定なし 内定者のうち 就職先を決定し活動終了 活動は終了したが複数内定保持 進学などの理由で就職活動を中止 就職活動継続 内定社数 / 平均 4 月 1 日現在の内定状況 * 内定 には 内々定を含む 全体文系男子文系女子理系男子理系女子 14.6 13.8 12.8 16.3 17.7 (11.8) (13.1) (12.0) (10.7) (9.7) 85.4 86.2 87.2 83.7 82.3 (88.2) (86.9) (88.0) (89.3) (90.3) 18.0 10.4 24.5 18.2 24.1 (8.2) (7.8) (4.5) (16.7) () 1.5 3.0 1.8 (1.3) (1.6) () () (7.1) () () () () () 80.5 86.6 75.5 8 75.9 (90.5) (90.6) (95.5) (83.3) (92.9) 全体文系男子文系女子理系男子理系女子 1.3 1.5 1.2 1.2 1.3 (1.4) (1.6) (1.2) (1.3) (1.5) ( 社 ) 10 8 6 4 2 82.6 75.7 63.0 29.4 6.1 69.6 62.8 68.7 59.7 49.5 47.8 17.6 17.5 65.2 53.4 35.2 70.8 62.3 45.8 12.8 15.0 3.1 2.8 4.1 3.6 内定率の推移 76.0 67.1 53.0 19.6 79.3 71.2 58.9 23.7 5.5 5.8 67.3 50.6 35.1 17.9 7.1 3.8 79.8 54.9 29.1 11.8 8 月 1 日現在 7 月 1 日現在 6 月 1 日現在 5 月 1 日現在 4 月 1 日現在 3 月 1 日現在 85.8 14.6 5.0 6.0 09 年卒 10 年卒 11 年卒 12 年卒 13 年卒 14 年卒 15 年卒 16 年卒 17 年卒 18 年卒 15 年卒までは選考解禁は 4 月 16 年卒は 8 月 17 卒は 6 月 7

4 月 1 日現在で内定を得ている学生に 内定企業の業界を尋ね 上位業界をまとめた ( 全 40 業界 複数回答あり ) 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト が 22.0% で最も多く 調査 コンサルタント (18.0%) が 2 位 先月 (3 月 ) 調査とは順位が逆転しており 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト がこの 1 カ月で多くの内定を出したことがうかがえる 3 位以下は 建設 住宅 不動産 (1%) 情報 インターネットサービス (9.5%) 専門店 (7.5%) の順 内定を得た企業の従業員規模の比率を出してみたところ 3 月調査で 300~999 人 は 2 割弱 (18.2%) だったが 4 月は 26.2% と 8 ポイント増加 1,000 人 ~4,999 人 も 3 月調査より増加した (33.1%) 一方 299 人以下 5,000 人以上 は割合が下がった 就職戦線序盤は 外資系コンサルティングファームや IT 業界などのメガベンチャーや小規模ベンチャーが先んじて内定を出していたが 3 月以降は中堅企業も内定を出し始めたことがうかがえる また 内定を得た企業のインターン参加経験もあわせて尋ね 同様に比率を出してみたところ 内定企業の 57.3% がインターンシップに参加した企業だった 3 月調査 (60.9%) より 3.6 ポイント減少したものの 依然として過半数を占める 内定を得た業界 ( 上位 5 業界 ) 1 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト 全体文系理系 22.0 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト 19.0 情報処理 ソフトウエア ゲームソフト 26.2 2 調査 コンサルタント 18.0 調査 コンサルタント 18.1 調査 コンサルタント 17.9 3 建設 住宅 不動産 1 情報 インターネットサービス 11.2 建設 住宅 不動産 13.1 4 情報 インターネットサービス 9.5 マスコミ 10.3 医薬品 医療関連 化粧品 10.7 5 専門店 7.5 人材紹介 人材派遣 9.5 情報 インターネットサービス 専門店 9.5 素材 化学 7.1 7.1 内定を得た企業の従業員規模 299 人以下 300~999 人 1,000~4,999 人 5,000 人以上 今年 4 月 17.3 26.2 33.1 23.5 今年 3 月 22.7 18.2 29.1 3 内定を得た企業のインターン参加有無 インターン参加企業 参加していない企業 今年 4 月 57.3 42.7 今年 3 月 60.9 39.1 8

6. 学業と就職活動の両立学業と就職活動の両立について尋ねた 学業 ( 授業 ゼミ 研究など ) と就職活動の両立に 不安がある やや不安がある と回答した学生は半数以上 (56.3%) 文理男女別に見ると 文系より理系で両立に不安を感じる学生が多く 理系男子は 7 割近く (68.5%) 理系女子は 7 割強 (72.6%) に上る 研究などで忙しい理系学生は 就職活動に充てる時間の確保が難しいからだろう また 男子より女子の方が両立に不安を感じる学生が多い 学業との両立のために セミナーや選考日程について企業に配慮してもらいたいことを尋ねると 日程の選択肢を多くしてほしい が最も多く 7 割以上が選んだ (76.5%) 次いで 日程を早めに教えてほしい (65.7%) 土日 祝日に実施してほしい (36.1%) が続く 選択肢を増やし スケジュールを調整しやすくなるような配慮を望む声が多い また 時間を有効的に使え負担も少ない WEB セミナーを望む声も 3 割を超える (31.7%) 学業と就職活動の両立 不安があるやや不安があるあまり不安がない不安がない 全 体 28.4 27.9 19.8 23.9 文系男子 21.9 24.2 22.7 31.2 文系女子 25.6 25.8 21.7 26.9 理系男子 34.1 34.4 15.1 16.3 理系女子 42.1 30.5 16.5 11.0 学業との両立のために企業に配慮してもらいたいこと 日程の選択肢を多くしてほしい 76.5 日程を早めに教えてほしい 65.7 土日 祝日に実施してほしい WEBセミナーを開催してほしい開催地域を増やしてほしい実施時間を短くしてほしい夕方 (18 時以降 ) に実施してほしい 36.1 31.7 29.9 28.3 25.5 その他 0.8 2 4 6 8 10 9

7. 就職活動の難易度 ( 経年比較 ) 企業の採用意欲は旺盛で 学生優位の売り手市場が続く中 学生の就職活動への見方はどのように変化しているだろうか 就職活動本格スタートから 1 カ月が経過した時点での就職活動の難易度を見てみると 自身の就職活動を 厳しい と感じている学生は 47.8% で やさしい の 11.9% を大きく上回る しかし 過去 3 年分を比較すると厳しさは緩和している 身近な先輩達の就職率の改善や 企業の積極的な採用姿勢などから 厳しい と見る学生が減少しているのだろう 就職活動の難易度 (4 月時点 ) とても厳しいやや厳しいどちらでもないやややさしいとてもやさしいわからない 2018 年卒者 12.1 35.7 36.0 9.6 2.3 4.3 2017 年卒者 19.0 39.4 26.8 7.2 1.6 6.1 2016 年卒者 20.4 39.5 28.3 5.1 5.9 0.8 就職活動に関して思うこと やっぱり慣れが大事! 急に選考が順調に進むようになりました < 理系女子 > 一つ最終面接まで進んだ企業ができ ここで気を抜いてはいけないのは承知の上ですが 気持ちに余裕ができた 就職活動が始まってから思ったより忙しいと感じました なので 能力テスト対策は早めに行っておくべきだと後悔しています その反面 インターンシップを通じて志望業界をある程度絞れていたので 説明会の負担が小さくなったのが幸いでした < 理系男子 > インターンシップに参加していてよかったと感じることが多々ある 後輩にはぜひインターンシップに参加するようにと助言してあげたい どの企業も過去の実績よりも 人柄を意識しているのだと感じました < 文系男子 > 不安が多かったが 早期から動くことできちんと決まりよかった とても不安だったが実際に動くことで分かることが沢山あった 今のところ焦りもあるが楽しくやっている < 文系男子 > 周りの友達の選考が早く進み 自身の志望している業界の選考が遅い為 かなり焦っている < 文系男子 > 言いたいことを取捨選択して 自身という人間を伝えることが難しいし どこまで伝わっているのかと思うと 答えがなくて少し気持ちが暗くなる 説明会など予約できないことが多々あり また期間が集中しているので参加しづらい < 理系男子 > 学業と両立させるのがこれほどまでに大変とは思いませんでした あとお金がやたらと飛んでゆくのも辛いです < 文系男子 > もう少し早い時期から進めていけばよかったと感じている 志望する企業から内定をとれるか非常に不安であり うまくいかなかったときのことが心配でならない < 文系男子 > 自分が納得できれば その就活は成功したと言えるはずなので その状態まで持っていけるよう 努力しつづけます < 理系女子 > 10