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チャート編 1 日経平均株価 ( 日経 225) TOPIX( 東証株価指数 ) 2,0 NY ダウ工業株 30 種平均株価 ( 米ドル ) ダウセレクト配当込み指数 3,000 28,000 26,000 24, ,000 26,000 2,0 20,000 1,0 24,000 1

TOPICs 世界の原油需給 by OPEC Oil Market Rerort 214 年 3 月号より 世界の原油需要 世界の原油需要 28 年 29 年 21 年 211 年前年比 212 年前年比 213 年 OPEC Oil Market Report 214 年 3 月号 前年比 28

米国の利上げ見送りと日本の長期化した金融緩和

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オーバルネクスト ETF 情報 2010 年 2 月 15 日号 ( 株 ) オーバルネクスト 東京都中央区日本橋兜町 13-2 TEL 03(5641)5777

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週刊原油181129 米国石油週報・その他のニュース

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Economic Indicators_  定例経済指標レポート

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2013 年 8 月 19 日号

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サマリー 1 市場の関心は米大統領選の行方に集まっています 世論調査においてドナルド トランプ氏の優勢が報じられると 市場の更なる丌確実性が懸念され リスク資産からの資金流出が記録されました 10 月の MSCI 世界株価指数はマイナス 2.01% MSCI 新興国株価指数は 0.18% と新興国が

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Invesco Premia Plus Fund

2012 年 10 月 15 日号

週刊原油160204米国の石油状況・イランの生産量

週刊原油170518米国石油週報・OPEC5月号

北米からの原油供給量は 2011 年は前年比日量 +21 万バレル増であったが 2012 年は前年比 +158 万バレル増となり 2013 年は +130 万バレル増 2014 年は +92 万バレル増と見込まれている 北米を含めた OECD 先進諸国からの供給は 2011 年は +1 万バレル増

金の投資資金の動き ETF 残高増加 先物買い拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金 ドル / オンス /3

1. 30 第 1 運用環境 各市場の動き ( 4 月 ~ 6 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは狭いレンジでの取引が続きました 海外金利の上昇により 国内金利が若干上昇する場面もありましたが 日銀による緩和的な金融政策の継続により 上昇幅は限定的となりました : 東証株価指数 (TOPIX)

2012年1月11日 オンラインセミナー資料

金の投資資金の動き ETF 残高増加と先物買い拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金 ドル / オンス /3 4/

2011 年 1 月 17 日号

金の投資資金の動き 先物買い拡大もリスク回避の動きを警戒 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金 ドル / オンス /3

週刊原油171207米国石油週報・米国中西部の原油輸入増加

金の投資資金の動き ETF は戻り場面で売られる 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 トン ドバイアメリカ南アフリカロンドンオーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1

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1. 各国の GDP 経済見通し 1.1 名目 GDP( 国内総生産 ) 及び一人当たり GNI( 国民総所得 ) (17 年 ) 国 地域 名目 GDP GDP 構成比 1 人当たり ( 億ドル ) ( 名目 ) 名目 GNI( ドル ) アジア,9.% - うち日本 8,71.% 8,8 うち中

平成 21 年 9 月 5 日 角山智 投資環境レポート (2009 年 9 月 ) 1. 主な株価指数 8 月は 中国株が大幅に値下がりしました 反面 出遅れていた英国株が好調です 市場 日本株 日本新興市場 J-REIT 米国株 英国株 中国株 ( 指数 ) (TOPIX) (JASDAQ) (

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金の投資資金の動き ETF 現物保有高減も先物買いは拡大 英 ETFS ドバイアメリカ南アフリカ英 GBS オーストラリアドル建て金 ドル / オンス 3/3 4/3 5/3 6/3 7/3 8/3 9/3 1/ 資料

金の投資資金の動き ETF 残高減少 先物買いは拡大 金 ETF の現物保有高 大口投機家の取組 =CFTC NY 金単位 : 枚 英 ETFS ドバイアメリカ南アフリカ英 GBS オーストラリアドル建て金 ドル / オンス , 25, 2,

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外為ウィークリービュー 12月14日号

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Weekly

Ⅰ.ファンダメンタルズ

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(2) 資産構成割合の推移 ( 給付確保事業 ) 1 資産配分実績の基本ポートフォリオからの乖離の推移 2 実践ポートフォリオと資産配分実績の推移 3. 運用受託機関 平成 29 年 3 月末現在 2

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NZD NZDANZActivityOutlook 01:00 21: NZD ニュージーランド NBNZビジネス信頼感指数 01:00 21: AUD オーストラリア HIA 新規住宅販売件数 (MoM) 01:00 21:00 0.6% AUD オーストラリア民間事業

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外為ウィークリービュー 5月17日号

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週刊原油171116OPECWorld Oil Outlook2017

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RTE月次レポート企画

[ 掲載番号 1] ( 銘柄コード :2031) NEXT NOTES 香港ハンセン ダブル ブル ETN に関する日々の開示事項 160,000 口 2,150,080,000 円 13,438 円 4. ETN の一証券あたりの償還価額と円換算したハンセン指数 レバレッジインデックスの終値の変動

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日経平均株価 22,27.3 NY ダウ工業株 3 種 25,9.32 米ドル 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1, 12, 1,,, 2, 22, 1, 1, 1, 21 年 月 2 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~

< 豪州債券市場の市況および今後の見通し > 2016 年の豪州債券市場では 金利が低下しました 年初から 2 月にかけては 中国株をはじめ世界の株式市場が下落するなど市場のリスク回避姿勢が強まる中 金利低下が進みました 1 月末に日銀のマイナス金利導入発表を受け 欧州など他国でもさらなる金融緩和期

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わが国の経済・物価情勢と金融政策

IMM 通貨先物のポジション動向 (2014 年 11 月 11 日時点 ) 米ドル買いポジションは 3 週間ぶりに縮小 2014 年 11 月 17 日 米商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した IMM 通貨先物 1 によると 投機筋 (Non Commercial 非商業部門 ) による主

[ 掲載番号 1] ( 銘柄コード :2031) NEXT NOTES 香港ハンセン ダブル ブル ETN に関する日々の開示事項 260,000 口 4,164,680,000 円 16,018 円 4. ETN の一証券あたりの償還価額と円換算したハンセン指数 レバレッジインデックスの終値の変動

日経平均株価 22,97. 2, 2, 22, 円 2, 1, 1, 1,, 1,,, 21 年 7 月 23 日発行休場の場合は直前の営業日までのデータ 長期 ( 週次ベース ) (27 年 1 月第 1 週末 ~21 年 7 月第 3 週末 ) 短期 ( 日次ベース ) (217 年 1 月初

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1. 30 第 2 運用環境 各市場の動き ( 7 月 ~ 9 月 ) 国内債券 :10 年国債利回りは上昇しました 7 月末の日銀金融政策決定会合のなかで 長期金利の変動幅を経済 物価情勢などに応じて上下にある程度変動するものとしたことが 金利の上昇要因となりました 一方で 当分の間 極めて低い長

この書面は日本商品先物取引協会における商品先物取引に関する規則第 7 条 3 項に基づき商品デリバティブ 取引の仕組みやリスク等をご理解頂くために事前に交付する契約関係書面です この 商品デリバティブ取引事 前説明書 をよくお読みいただき 内容をご理解いただいた上でお申し込み下さい < 商品デリバテ

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週刊ゴールド181214 アフリカの金交易路他

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TOCOM SQUARE TV 2016 年 7 月 19 日 制作株式会社コモディティーインテリジェンス

今年の初めからの価格の動き 2

商品価格 2016 年 1 月 4 日を 100 とした指数 日付 2016 年 7 月 15 日 1 NY 銀 +45.7 2 シカゴ大豆粕 +40.3 3 NY 砂糖 +29.0 4 北海ブレント価格 +27.9 5 東京銀 +27.4 6 NY 原油 +25.0 7 シカゴ大豆 +24.1 8 NYヒーティングオイル +24.1 9 NY 白金 +23.5 10 NY 金 +23.4 11 ロンドンコーヒー +22.2 12 NYパラジウム +19.3 13 NYコーヒー +17.6 14 NY 天然ガス +16.1 15 LMEアルミ +13.3 16 東京金 +10.5 17 NYガソリン +10.2 18 東京白金 +9.3 19 NY 銅 +7.4 20 LME 銅 +6.7 21 東京灯油 +5.0 22 東京ゴム +4.2 23 東京原油 +4.1 24 シカゴ大豆油 +3.2 25 東京パラジウム +2.8 26 シカゴコーン +0.2 27 大阪コメ 0.6 28 東京コーン 3.9 29 東京ガソリン 4.8 30 シカゴ小麦 7.3 31 東京一般大豆 7.7 今年初めを 100 とした指数で先週末 7 月 15 日の商品価格指数では NY 銀が最も値上がりし +45.7% シカゴ大豆粕が +40.3% NY 砂糖が +29.0% 北海ブレントが +27.9% 東京銀が +27.4% NY 原油が +25.0% シカゴ大豆が +24.1% NY プラチナが +23.5% NY 金が +23.4% 東京金は +10.5% 東京原油は +4.1% だった 31 商品中 26 商品 84% が上昇している 3

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円高 円高 円高 5

株 価 2016 年 1 月 4 日を 100 とした指数 日付 2016 年 7 月 15 日 1 ブラジルボベスパ +31.9 2 ロシアロイター +28.6 3 タイSETI +18.1 4 フィリッピンPSI +17.5 5 ベトナムVNI +15.7 6 インドネシアジャカルタ総合指数 +12.9 7 台湾加権 +10.3 8 英国 FTSE +9.4 9 インドセンセックス +8.6 10 DOW 平均株価 +8.0 11 S&P +7.4 12 韓国 +5.1 13 豪州オールオーディナリーズ +3.5 14 シンガポールFTSTI +3.2 15 香港ハンセン +1.6 16 マレイシアKLSE +0.9 17 ドイツDAX 2.1 18 フランスCAC 3.3 19 日経平均株価 10.6 20 上海 B 株 11.1 今年初めを 100 とした指数で先週末 7 月 15 日の世界の株価指数では ブラジルボベスパが最も値上がりし + 31.9% ロシアロイターが +28.6% タイ SETI が +18.1% フィリッピン ベトナム ジャカルタ 台湾と東南アジアが続き 意外にも英国株価は +9.4% 上昇している DOW 平均株価は +8.0% ドイツ フランスがマイナスで 日経平均は 10.6% 上海 B 株は 11.1% 下落している 20 証券市場の中で 16 市場 8 割が値上がりしている 6

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為 替 2016 年 1 月 4 日を 100 とした指数 日付 2016 年 7 月 15 日 1 ブラジルレアル +18.8 2 ロシアルーブル +12.7 3 ドル / 円 +12.2 4 ユーロ / 円 +10.6 5 マレイシアリンギ +9.1 6 カナダドル +7.0 7 南アランド +6.4 8 インドネシアルピア +5.9 9 豪ドル / 米ドル +5.4 10 韓国ウォン +4.3 11 タイバーツ +3.2 12 スイスフラン +1.9 13 ユーロ / ドル +1.9 14 ベトナムドン +0.7 15 インドルピー 0.8 16 トルコリラ 1.9 17 ドルインデックス 2.3 18 中国元 2.3 19 英ポンド 10.4 今年初めを 100 とした指数で先週末 7 月 15 日の世界の為替指数は ブラジルレアルが +18.8% 値上がりしロシアルーブルが +12.7% ドル / 円が +12.2% の円高 ユーロ / 円が +10.6% の円高 下がっていたマレーシアリンギや資源国通貨がドルに対して高くなっている 最も下落したのは 英ポンドの 10.4% で 次いで 中国元の 2.3% ドルインデックスは 2.3% 安となっている 8

9

CRB 指数と米国債金利 2016 年 1 月 4 日を 100 とした指数 日付 2016 年 7 月 15 日 1 CRB 指数 +8.4 2 米国 10 年債金利 29.0 3 米国 2 年債金利 31.9 4 米国 5 年債金利 34.1 5 VIX 指数 38.8 10

関連性 ドルインデックスと金価格は以前ほどの相関関係は無くなり ドル高で金高となっている 日経平均株価とドル円は相関計数はそれほどでもないが 最近はかなり相関しているように見える 4 月以降の相関計数は 0.76 である 11

金価格と米国 10 年物国債金利は 0.85 とより強く逆相関するようになっています どちらも SAFE HAVEN つながりです 金価格や原油価格とダウ平均株価には特に関連は見られせん 株価は Brexit の衝撃から立ち直っています 12

金の動き 13

金価格の動き 東京金価格は 先週末の 7 月 15 日 4,509 円と 3 月以来の高値 NY 金は 7 月 6 日の 1,377.5 ドルから少し下落して横ばい 14

金のニュース 中国上海黄金交易所からの金の引出量 ( 中国卸売需要 ) は上半期 973 トン 2016 年上半期中国の上海黄金交易所から引き出された金の量で測った中国の卸売り金需要は 前年同期比 7% 減の973トンだった 中国の973トンの卸売り需要は昨年よりは少ないが 2015 年は年間で 1,550トンの輸入があり かつ上海黄金交易所からの引き出し量は年間で2,596 トンもあり単一国家としては 世界最大の金需要であった 15

中国上海黄金交易所からの金の引出量と World Gold Council が公表する金の需要の差 2007 年から 2015 年までの World Gold Council が公表している金の需要と上海黄金交易所から引き出された金の量の差は 4,805 トンになっている いずれにせよ 中国の金需要は旺盛である 16

インドでは金は売却傾向 欧米市場では 価格が上昇すると金は買われるが アジア市場では価格が上昇すると金は売られ 下落すると金は買われる 今年はインドルピー建ての金価格は +25% 上昇し 6 月 23 日以来だけでも +6% 上昇している 3 万ルピー /10 グラム ( 約 4,682 円 / グラム ) を超えると売りが増えるという 今年のインドの金の輸入量は 1 月 ~6 月は前年同期比 200 トン減少し 年間では合計 600 トンに減少すると見られ 2003 年以来の少ない量となる見込みという なおインドでは物品税が +1% 課税されて これに抵抗して 3 月 1 日から 43 日間宝石商はストライキを行ったが 適用は売り上げの多い大型店のみに改定された 17

日本では金は売れている但し トレーダーは金塊の買いも増えているという 田中貴金属工業が 7 月 13 日発表した 1~6 月の金地金販売量は 1 万 4917 キログラムと前年同期比 +30% 増えた プラチナ ( 白金 ) 地金の販売量は 8601 キログラムで前年同期の 2 倍 米国造幣局発行のプラチナイーグルコインは即日完売 プラチナの 2016 年のプラチナコインの需要は 多くの人が昨年のことを覚えているからだと思うという 2015 年 12 月 3 日に発売されたプラチナイーグルコインは 発売から 10 分で売り切れとなった 4000 枚の販売量のうち 3881 枚を買った収集家もいる という 18

中国の 400 億ドルのシルクロードファンドはカザフスタンで金鉱山を購入 Glencore が保有するカザフスタンの Vasikovskoye 鉱山を中国のシルクロードファンドが購入 なお Shandong Gold Mining と Zijin Mining Group も同鉱山に投資している 中国は AIIB とは別に 400 億ドル ( 約 4 兆 8000 億円 ) を準備してアジア広域のインフラ整備を行っている この中で 中央アジア諸国の金鉱山開発援助が含まれている 19

ETF 残高 6 月 23 日以降の金 ETF 残高の増加 日付金 ETF 残高増加量 2016/6/23 1,658.7 0.0トン 2016/6/24 1,675.7 +17.0トン 2016/6/27 1,688.8 +13.1トン 2016/6/28 1,693.3 +4.5トン 2016/6/29 1,699.6 +6.3トン 2016/6/30 1,704.6 +5.0トン 2016/7/1 1,708.9 +4.3トン 2016/7/4 1,709.4 +0.6トン 2016/7/5 1,745.9 +36.5トン 2016/7/6 1,749.5 +3.6トン 2016/7/7 1,746.6 2.9トン 2016/7/8 1,753.3 +6.7トン 2016/7/11 1,759.9 +6.6トン 2016/7/12 1,747.8 12.0トン 2016/7/13 1,748.3 +0.5トン 2016/7/14 1,746.0 2.3トン Brexit の 6 月 24 日に 17 トン増加した金 ETF 残高は 7 月 5 日に +36.5 トン増加するなど大幅に増加していたが 7 月 12 日 12.0 トン売却され 14 日も 2.3 トン減少している それでも年初の 1244.5 トンよりは 今年だけで +501.5 トン 約 4 割の増加となっている 20

ETF 残高のチャート 21

26 日 ~27 日の FOMC を 控えた米国経済 6 月の米国 CPI( 消費者物価指数 ) は前月比 +0.2% 増 4ヵ月連続上昇 6 月の小売り売上高は +0.6% 増 ( アナリストの予想は +0.1%) 米国消費者物価指数 ( 前月比 ) 日付前月比前年同期比 15 年 1 月 0.6% 0.2% 15 年 2 月 +0.2% 0.1% 15 年 3 月 +0.2% 0.0% 15 年 4 月 +0.1% 0.1% 15 年 5 月 +0.3% +0.0% 15 年 6 月 +0.2% +0.2% 15 年 7 月 +0.1% +0.2% 15 年 8 月 0.0% +0.2% 15 年 9 月 0.1% 0.0% 15 年 10 月 +0.2% +0.1% 15 年 11 月 +0.1% +0.4% 15 年 12 月 0.1% +0.7% 16 年 1 月 +0.0% +1.3% 16 年 2 月 0.2% +1.0% 16 年 3 月 +0.1% +0.9% 16 年 4 月 +0.4% +1.1% 16 年 5 月 +0.2% +1.1% 16 年 6 月 +0.2% +1.1% 米国消費者物価指数 ( 前月比 ) 日付 売上高 ( 百万ドル ) 前月比 前年同期比 15 年 1 月 435,881 0.5% +4.0% 15 年 2 月 433,579 0.5% +2.1% 15 年 3 月 440,463 +1.6% +2.5% 15 年 4 月 440,355 0.0% +1.7% 15 年 5 月 444,400 +0.9% +2.4% 15 年 6 月 444,877 +0.1% +2.1% 15 年 7 月 447,559 +0.6% +2.8% 15 年 8 月 446,970 0.1% +1.9% 15 年 9 月 447,207 +0.1% +2.1% 15 年 10 月 447,066 0.0% +1.6% 15 年 11 月 448,454 +0.3% +1.6% 15 年 12 月 450,448 +0.4% +2.8% 16 年 1 月 448,041 0.5% +2.8% 16 年 2 月 449,294 +0.3% +3.6% 16 年 3 月 447,907 0.3% +1.7% 16 年 4 月 453,397 +1.2% +3.0% 16 年 5 月 454,359 +0.2% +2.2% 16 年 6 月 456,978 +0.6% +2.7% 22

7 月の NY 連銀地区業況指数 ミシガン大学消費者信頼感指数は下落 6 月の雇用統計は良かった 7 月の失業保険申請者数は 1 万人減少 23

WSJ による調査では半数のエコノミスト は 12 月政策金利を据え置くと予想 ウォール ストリート ジャーナル (WSJ) が実施した調査で 直近調査に回答した民間エコノミストと経済学者の半数が FRB は 12 月 13 14 日の連邦公開市場委員会 (FOMC) で追加利上げするとみており 6 月調査の 7.8% から急増した 6 月時点では大半が FRB の今夏の利上げを予想していた 英国の欧州連合 (EU) 離脱や米大統領選を巡る不透明感 雇用市場のまちまちな兆候がその理由に挙がった 24

東京商品取引所 金の現物取引に参入 東京商品取引所は 7 月 14 日 金の現物取引に参入すると正式に発表した 売り手や買い手は商品先物会社などを通じ 東商取が運営するネット上の掲示板 TOCOM ウィンドウ に注文を記入 条件が合えば取引が成立するしくみで 成約価格は毎日公表する 浜田隆道社長は同日の定例記者会見で 先物取引だけでなく 店頭取引や現物取引を含めた総合コモディティー市場を目指す第 1 弾として取り組みたい と述べた 25 日に取引を始める予定 売買対象は 100 グラムと 1 キログラムの金地金で 主に個人投資家の利用を見込んでいる 現物取引の開始に合わせ 個人投資家に人気の商品先物 東京ゴールドスポット 100 でも現金決済に加えて現物の受け渡しができるようにする 取引の利便性を高め 投資家を呼び込む 25

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原油の動き 27

米国の石油週報 米国の石油精製設備稼働率は上昇 原油投入量が増加 輸入量は減少した ただ 米国のガソリン消費量はそれ程伸びておらず ガソリンを作り過ぎている 28

7 月 8 日までの週の石油 天然ガス掘削リグは米国では 9 本増加し 440 本となっている 1 週を挟んで 5 週連続の増加となっている カナダでは 5 本増加の 81 本となり 5 週連続 1 週はさんで 7 週連続の増加である 地域 米国 地域 カナダ 計測日 計測日 稼働リグ数 稼働リグ数 前週からの変化 前週からの変化 前週からの変化 % 前年同時期稼働リグ数前年比 16 年 5 月 6 日 415 本 16 本 3.6% 15 年 5 月 8 日 16 年 5 月 20 日 404 本 2 本 0.5% 15 年 5 月 22 日 16 年 6 月 10 日 414 本 +6 本 +1.5% 15 年 6 月 12 日 16 年 6 月 24 日 421 本 3 本 0.7% 15 年 6 月 26 日 16 年 7 月 8 日 440 本 +9 本 +2.1% 15 年 7 月 10 日 前週からの変化 % 前年同時期稼働リグ数前年比 16 年 5 月 13 日 43 本 +7 本 +19.4% 15 年 5 月 15 日 16 年 6 月 3 日 41 本 3 本 6.8% 15 年 6 月 5 日 16 年 6 月 17 日 69 本 +4 本 +6.2% 15 年 6 月 19 日 16 年 7 月 1 日 76 本 +0 本 +0.0% 15 年 7 月 2 日 前年からの変化 % 894 本 479 本 53.6% 16 年 5 月 13 日 406 本 9 本 2.1% 15 年 5 月 15 日 888 本 482 本 54.3% 885 本 481 本 54.4% 16 年 6 月 3 日 408 本 +4 本 +1.0% 15 年 6 月 5 日 868 本 460 本 53.0% 859 本 445 本 51.8% 16 年 6 月 17 日 424 本 +10 本 +2.5% 15 年 6 月 19 日 857 本 433 本 50.5% 859 本 438 本 51.0% 16 年 7 月 1 日 431 本 +10 本 +2.4% 15 年 7 月 2 日 862 本 431 本 50.0% 863 本 423 本 49.0% 前年からの変化 % 16 年 5 月 6 日 36 本 4 本 10.0% 15 年 5 月 8 日 79 本 39 本 49.4% 70 本 34 本 48.6% 16 年 5 月 20 日 44 本 +1 本 +2.3% 15 年 5 月 22 日 71 本 28 本 39.4% 119 本 75 本 63.0% 16 年 6 月 10 日 65 本 +24 本 +58.5% 15 年 6 月 12 日 106 本 65 本 61.3% 132 本 67 本 50.8% 16 年 6 月 24 日 76 本 +7 本 +10.1% 15 年 6 月 26 日 128 本 59 本 46.1% 139 本 63 本 45.3% 16 年 7 月 8 日 81 本 +5 本 +6.6% 15 年 7 月 10 日 164 本 88 本 53.7% 29

その結果 原油在庫は8 週連続で 大幅な減少となったが ガソリン在庫や留出油在庫は急増している 米国の石油在庫 までの週 在庫量 ( 千バレル ) 前週比 ( 千バレル ) 前年同月比 (%) 過去 5 年比 (%) 原油在庫ガソリン在庫留出油在庫原油ガソリン留出油原油ガソリン留出油原油ガソリン 留出油 2016 年 5 月 6 日 1,235,091 240,564 155,332 3,411 2016 年 5 月 13 日 1,236,401 238,068 152,162 +1,310 2,496 3,170 +0.1% 1.0% 2.0% +13.0% +11.4% +19.9% 2016 年 5 月 20 日 1,232,174 240,111 150,878 4,227 2016 年 5 月 27 日 1,230,808 238,619 149,623 1,366 1,492 1,255 0.1% 0.6% 0.8% +12.4% +11.6% +16.2% 2016 年 6 月 3 日 1,227,580 239,629 151,377 3,228 +1,010 +1,754 0.3% +0.4% +1.2% +12.0% +12.1% +17.2% 2016 年 6 月 10 日 1,226,647 237,004 152,163 933 2,625 +786 0.1% 1.1% +0.5% +11.9% +10.6% +17.4% 2016 年 6 月 17 日 1,225,730 237,631 152,314 917 +627 +151 0.1% +0.3% +0.1% +11.7% +10.3% +17.1% 2016 年 6 月 24 日 1,221,677 238,998 150,513 4,053 +1,367 1,801 0.3% +0.6% 1.2% +11.3% +11.5% +16.4% 2016 年 7 月 1 日 1,219,452 238,876 148,939 2,225 2016 年 7 月 8 日 1,216,904 240,089 152,997 1,231 1,647 0.3% 0.5% 1.0% +12.9% +12.7% +2,043 1,284 0.3% +0.9% 0.8% +12.5% +12.9% 122 1,574 0.2% 0.1% 1.0% +22.1% +18.9% +11.1% +11.3% +14.1% 2,548 +1,213 +4,058 0.2% +0.5% +2.7% +10.8% +11.7% +14.2% ロイターの事前調査では アナリストは原油在庫は 300 万バレル減と予想しており それほど減らなかったとの反応となった 一方 ガソリン在庫は 43 万バレル減少 留出油は +25 万バレル増と予想していたが 減少予想に反して大幅な増加となった 30

7 月 8 日までの週の原油生産量は +5 万バレル増と 前週比微増 4 週連続で減少していたものが増加に転じた 米国産原油の生産量 日量千バレル 2011 年 2012 年 2013 年 2014 年 2015 年 2016 年前週比前年比前年比 % 5 月第 1 週 5,609 6,136 7,369 8,350 9,369 8,825 113 544 6.5% 過去 5 年平均 過去 5 年平均比 過去 5 年平均比 % 7,369 +1,456 +19.8% 5 月第 2 週 5,618 6,149 7,321 8,428 9,374 8,802 23 572 6.8% 7,376 +1,426 +19.3% 5 月第 3 週 5,583 6,239 7,258 8,434 9,262 8,791 11 471 5.6% 7,362 +1,429 +19.4% 5 月第 4 週 5,609 6,227 7,292 8,472 9,566 8,767 24 799 9.4% 7,428 +1,339 +18.0% 6 月第 1 週 5,633 6,245 7,300 8,383 9,586 8,735 32 851 10.2% 7,425 +1,310 +17.6% 6 月第 2 週 5,643 6,236 7,224 8,460 9,610 8,745 +10 865 10.2% 7,433 +1,312 +17.7% 6 月第 3 週 5,650 6,353 7,129 8,477 9,589 8,716 29 873 10.3% 7,438 +1,278 +17.2% 6 月第 4 週 5,593 6,257 7,261 8,446 9,604 8,677 39 927 11.0% 7,444 +1,233 +16.6% 7 月第 1 週 5,520 6,094 7,267 8,442 9,595 8,622 55 973 11.5% 7,398 +1,224 +16.5% 7 月第 2 週 5,578 6,249 7,401 8,514 9,604 8,428 194 1,176 13.8% 7,458 +970 +13.0% 7 月第 3 週 5,591 6,245 7,490 8,592 9,562 8,485 +57 1,077 12.5% 7,493 +992 +13.2% 31

OPEC 諸国の 6 月の原油輸出の向け先と割合 出所 ;Thomson Reuters 32

サウジアラビアの 6 月の原油輸出の向け先と割合 今年のサウジアラビアの原油輸出量は日本やインド 中国向けが減少し 韓国向けが増加米国は横ばい アジア向けイラクやクウェートに対抗して Discount を拡大している イランは Discount に応じていない なお 毎年サウジアラビアの夏場は 国内の冷房需要が増加する 33

イラクの 6 月の原油輸出の向け先と割合 中国向けのイラクの輸出量が増加傾向にある 毎月の増減が大きい 34

イランの 6 月の原油輸出の向け先と割合 イランの原油輸出は 1 月以降 5 月まで増加したが 6 月は減少している 中国 韓国向けが減少した 35

EIA による 2040 年までのブレント原油価格予測 2030 年 207 ドル 2030 年 104 ドル 高価格ケースでは 2030 年までに 207 ドル 低価格ケースでは 104 ドルとしている 2022 年 ~24 年頃までに米国はネット石油輸出国になるという 36

原油のニュース 2016 年上半期米国の石油精製業者はガソリンを多く作っている ( ロイター 7 月 14 日 ) 今年上半期 米国の石油精製業者はガソリンを作り過ぎ 留出油の生産が少なかった EIA によれば 4 月のガソリン生産割合は 46.3%( 昨年は 45.2%) だった 留出油は 27.8%( 昨年は 29.2%) こうした傾向は年初から続いておる 6 月まで同じである ここ 13 週間はガソリンと留出油の生産比率は 2.07 対 1 となっている 米国のガソリンと留出油生産量 ガソリン留出油 2016 年 1 月 +3.4% 2.5% 2016 年 2 月 +1.7% 1.1% 2016 年 3 月 +1.4% 0.9% 2016 年 4 月 +1.1% 1.4% その原因はガソリンの収益性が高い価格体系となっているためである 留出油の需要は例年になく悪く かつ在庫が 2011 年以来の多い水準となっている 一方で ガソリン需要は旺盛で ドライブシーズンを迎え増産となっている ガソリン価格は留出油を大きく上回っている ヘッジファンドがガソリン先物を大きく買い越しヒーティングオイルを売っていることもその原因だ 37

韓国は 6 月イランからの輸入量を前年比 115% 増 ( ロイター 7 月 15 日 ) イランは韓国向けのコンデンセート価格を引き下げたため 6 月の韓国のイランからの原油輸入量は前年の 2 倍になっている 韓国は 6 月 104 万トン ( 日量 25 万 4,653 バレル ) の原油を購入した 前年は 48 万 5,182 トンだった 世界第 5 位の原油輸入国韓国は 今年上半期中近東から 612 万トンを輸入しているが これは昨年の 295 万トンの二倍以上となっている SK Energy Hanwha Total Petrochemical Co, は少なくとも 600 万バレルのイラン産コンデンセートを 4 月と 5 月に購入 Hyundai Chemical は 今年後半に稼働する新しい Daesan 工場に 11 万バレルを購入 アジア第四位の経済規模を持つ韓国は 6 月前年比 +5.5% 増の 1,126 万トンの原油を輸入している 上半期合計では 7,099 万トン ( 日量 2.86 万バレル ) 前年は 6,746 万トン, イランから 輸入合計 韓国の原油輸入量 2016 年 6 月 104 万トン +114.8% 2016 年上半期 +117.9% 2016 年 6 月 1,126 万トン +5.5% 2016 年上半期 7,099 万トン +5.2% 38

原油のクイズ 世界で最も原油消費量の多い国はどこですか? 1 米国 2 中国 3 ドイツ 39

答え 世界の原油消費量 単位 : 十億バレル 1995 年末 2005 年末 2014 年末 2015 年末 20 年前比 10 年前比前年比 1 米国 17,725 20,802 19,106 19,396 +1,671.1 1,406.3 +290.3 2 中国 3,342 6,900 11,201 11,968 +8,625.6 +5,068.3 +766.4 3 インド 1,579 2,606 3,849 4,159 +2,579.3 +1,553.2 +309.9 4 日本 5,771 5,354 4,309 4,150 1,620.5 1,204.2 158.3 5 サウジアラビア 1,354 2,203 3,732 3,895 +2,540.5 +1,691.5 +162.7 6 ブラジル 1,816 2,123 3,242 3,157 +1,340.3 +1,033.4 85.1 7 ロシア共和国 3,058 2,647 3,255 3,113 +55.1 +465.8 142.0 8 韓国 2,017 2,312 2,454 2,575 +557.8 +262.6 +120.4 9 独逸 2,860 2,592 2,348 2,338 521.9 253.1 9.4 10 カナダ 1,848 2,288 2,371 2,322 +473.3 +34.0 49.7 11 イラン 1,313 1,699 2,013 1,947 +633.8 +247.9 66.2 12 メキシコ 1,690 2,030 1,941 1,926 +236.0 103.4 15.0 13 インドネシア 865 1,303 1,676 1,628 +763.4 +325.5 47.7 14 フランス 1,879 1,946 1,617 1,606 273.7 340.6 11.1 15 英国 1,766 1,828 1,513 1,559 206.5 269.1 +46.7 16 タイ 713 1,015 1,313 1,344 +631.0 +329.2 +30.9 17 シンガポール 606 796 1,270 1,339 +733.5 +543.2 +69.3 18 イタリア 1,972 1,798 1,185 1,262 709.8 535.7 +76.8 19 スペイン 1,176 1,593 1,191 1,226 +49.8 367.4 +35.2 20 台湾 763 1,052 1,019 1,031 +267.7 20.5 +12.3 その他 16,262 19,840 993 1,006 15,256.0 18,834.3 +12.4 世界 70,376 84,726 93,109 95,008 +24,632.1 +10,282.3 +1,898.6 答えは 1 米国でした しかし 10 年前に比べると米国の消費量は減っています 日本は 4 位ですが 毎年減っています 40

米国は断トツの一位だが 最近の需要は横這い 中国の躍進が顕著 日本は第 4 位だが需要は省エネで減少傾向にある インドが増加中 欧州の需要は減少中で タイ等のアジアが増加 41

穀物の動き トウモロコシはイネ科の野菜 大豆の開花 42

Crop Progress は順調 43

トウモロコシの 7 月の需給報告 < 旧穀 > トウモロコシの 15/16 年度の旧穀の需給報告 16 年 6 月 16 年 7 月 前月比 百万エーカー 作付面積 88.0 88.0 +0.0 収穫面積 80.7 80.7 +0.0 ブッシェル / エーカー 単収 168.4 168.4 +0.0 百万ブッシェル 期初在庫 1,731 1,731 +0 生産 13,601 13,601 +0 輸入 60 60 +0 供給合計 15,392 15,392 +0 飼料その他 5,250 5,200 50 食品 種子 工業用 6,610 6,592 18 エタノール等 5,250 5,225 25 国内消費合計 11,860 11,792 68 輸出 1,825 1,900 +75 需要合計 13,685 13,692 +7 期末在庫 1,708 1,701 7 在庫率 12.5% 12.4% 0.1% 旧穀のトウモロコシの需給報告では 飼料その他の需要は 5000 万ブッシェル下方修正され エタノール等の食品種子工業用も 1800 万ブッシェル下方修正されたが 輸出が 7500 万ブッシェル上方修正され 結果的に在庫は 7 百万ブッシェル 0.1% 減ることになった 44

2016 年 7 月需給報告 2015/16 年度 < トウモロコシの新穀 > トウモロコシ新穀 16/17 年度 2016 年 7 月 16 年 6 月 16 年 7 月 前月比 前年比前年比 % 百万エーカー 作付面積 88.0 93.6 94.1 +0.5 +6.1 +6.9% 収穫面積 80.7 85.9 86.6 +0.7 +5.9 +7.3% ブッシェル / エーカー 単収 168.4 168.0 168.0 +0.0 0.4 0.2% 百万ブッシェル 期初在庫 1,731 1,708 1,701 7 30 1.7% 生産 13,601 14,430 14,540 +110 +939 +6.9% 輸入 60 40 40 +0 20 33.3% 供給合計 15,392 16,178 16,281 +103 +889 +5.8% 飼料その他 5,200 5,550 5,500 50 +300 +5.8% 食品 種子 工業用 6,592 6,670 6,650 20 +58 +0.9% エタノール等 5,225 5,300 5,275 25 +50 +1.0% 国内消費合計 11,792 12,220 12,150 70 +358 +3.0% 輸出 1,350 1,950 2,050 +100 +150 +7.9% 需要合計 13,632 14,170 14,200 +30 +508 +3.7% 期末在庫 1,701 2,008 2,081 +73 +380 +22.3% 在庫率 12.4% 14.2% 14.7% +0.5% +2.2% +18.0% 新穀 (16/17 年度 ) のトウモロコシは 作付面積が +50 万エーカー上方修正され昨年より +6.9% 増となり 生産量が 1 億 1 千万ブッシェル上方修正された ( 前年比 +9 億 3,900 万ブッシェル +6.9% 増 ) 一方需要は 国内向け消費が 7,000 万ブッシェル下方修正され 輸出が 1 億ブッシェル上方修正されたため 合わせて +3,000 万ブッシェルの上方修正となったが 期末在庫は + 7,300 ブッシェル + 0.5% の上方修正となった 45

大豆の 7 月の需給報告 < 旧穀 > 大豆の 15/16 年度の旧穀の需給報告 16 年 6 月 16 年 7 月 前月比 百万エーカー 作付面積 82.7 82.7 +0.0 収穫面積 81.8 81.8 +0.0 ブッシェル / エーカー 単収 48.0 48.0 +0.0 百万ブッシェル 期初在庫 191 191 +0 生産 3,929 3,929 +0 輸入 30 25 5 供給合計 4,150 4,145 5 圧砕 1,890 1,890 +0 輸出 1,760 1,795 +35 種子 95 97 +2 その他 34 12 22 需要合計 3,780 3,794 +14 期末在庫 370 350 20 在庫率 9.8% 9.2% 0.6% 旧穀の大豆の需給報告では 輸入が 500 万ブッシェル下方修正され 輸出が + 3,500 万ブッシェル上方修正され 種子が +200 万ブッシェル上方修正され その他が 2,200 万ブッシェル下方修正された その結果 期末在庫は 2,000 万ブッシェル 0.6% 下方修正され 期末在庫率は 9.2% となった 46

2016 年 7 月需給報告 15/16 年度 < 大豆の新穀 > 大豆新穀 16/17 年度 16 年 7 月 16 年 6 月 15 年 7 月 前月比 前年比前年比 % 百万エーカー 作付面積 82.7 82.2 83.7 +1.5 +1.0 +1.2% 収穫面積 81.8 81.4 83.0 +1.6 +1.2 +1.5% ブッシェル / エーカー 単収 48.0 46.7 46.7 +0.0 1.3 2.7% 百万ブッシェル 期初在庫 191 370 350 20.0 +159 +83.2% 生産 3,929 3,800 3,880 +80.0 49 1.2% 輸入 25 30 30 +0.0 +5 +20.0% 供給合計 4,145 4,200 4,260 +60.0 +115 +2.8% 圧砕 1,890 1,915 1,925 +10.0 +35 +1.9% 輸出 1,795 1,900 1,920 +20.0 +125 +7.0% 種子 97 95 95 +0.0 2 2.1% その他 12 30 30 +0.0 +18 +150.0% 需要合計 3,794 3,940 3,970 +30 +176 +4.6% 期末在庫 350 260 290 +30.0 60 17.1% 在庫率 9.2% 6.6% 7.3% +0.7% 0 20.8% 大豆の新穀 (16/17 年度産 ) は 作付面積が前月比で +150 万ヘクタール上方修正され 生産量が +8,000 万ブッシェル上方修正され期初在庫の 2,000 万ブッシェルの下方修正と合わせて 供給は +6,000 万ブッシェル上方修正された 国内の圧砕需要が + 1,000 万ブッシェル上方修正され 輸出も + 2,000 万ブッシェル上方修正されたため 需要は +3,000 万ブッシェル上方修正され 結果として期末在庫は +3,000 万ブッシェル +0.7% の上方修正となった 期末在庫率は 7.3% である 47

穀物の価格 48

7 月 19 日の米国の天気 49

今週の予定 日本米国その他海外 7 月 18 日月 7 月 NAHB 住宅市場指数 5 月対米証券投資 ( 短期債除く ) 7 月 19 日火 7 月 20 日水 6 月消費者物価指数 (CPI) 前月比 6 月住宅着工件数年率換算件数 6 月卸売物価指数 ( 食品 エネルギー除くコアPPI) 6 月住宅着工件数前月比 6 月建設許可件数年率換算件数 7 月 ZEW( ドイツ民間調査会社 ) 景況感調査 6 月建設許可件数前月比 IMF 世界経済見通し改正 6 月粗鋼生産量 6 月全国百貨店売上高 EIA 石油週報 6 月失業保険申請件数 6 月失業率 7 月 21 日木 前週分新規失業保険申請件数 6 月の全国スーパー売上高 7 月フィラデルフィア連銀製造業景気指数欧州中央銀行 (ECB) 政策金利 6 月中古住宅販売件数年率換算件数ドラギ欧州中央銀行 (ECB) 総裁 定例記者会見 6 月中古住宅販売件数前月比 6 月景気先行指標総合指数前月比 7 月 22 日金 7 月製造業購買担当者景気指数 (PMI 速報値 ) CFTC ファンドの建玉 7 月サービス部門購買担当者景気指数 (PMI 速報値 ) 7 月製造業購買担当者景気指数 (PMI) 7 月サービス部門購買担当者景気指数 (PMI) 50