第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

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国語科学習指導案様式(案)

第6学年2組 算数科 学習指導案

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

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○数学科 2年 連立方程式

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

第 4 学年算数科学習指導案 平成 29 年 10 月 16 日 ( 月 )5 校時 第 4 学年 3 組 36 名 指導者 : 臼井梨峰 研究主題 能動的 協働的な学習活動を通して 自己の学びを確立していく児童の育成 1 単元名 面積のはかり方と表し方 ~ 広さを調べよう ~ ( 東京書籍 ) 2

第4学年算数科学習指導案

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

第5学年  算数科学習指導案

分化会 F 第 5 学年単元名 体積 ~ わけを説明する活動を通して 数学的な考え方 を育成する ~ 1 単元の指導にあたって (1) 本単元で育てたい数学的な考え方学習指導要領第 5 学年の内容 [B 量と測定 ] では, 次のように示されている (2) 体積について単位と測定の意味を理解し, 体

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2 図形の定義や性質を見いだすための算数的活動を取り入れる 2 枚の長方形, 長方形と三角形,2 枚の三角形を重ねて四角形を作る活動を取り入れ, 向かい合う辺の平行関係に着目させたり, 長さに着目させたりしながら, 四角形を定義できるようにする コンパスや分度器, ものさし等を使って, 四角形の構成

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

Microsoft Word - 面積指導案(江口先生)

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

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4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

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(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

1 付けたい力 方法や理由等を言葉や数 式を用いて説明する力 第 5 学年算数科学習指導案 啓林館版 2 単元名 面積 3 単元目標 三角形や四角形の面積の求め方を考え 説明することができる 三角形や四角形の面積の公式を理解し 面積を求めることができる 三角形の高さと面積などの関係を調べ 比例してい

指導案 5年 算数

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

○学部 ○○科 学習指導案

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

3 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 4 単元の評価規準ア算数への関心 意欲 態度 イ数学的な考え方 ウ数量や図形についての技能 エ数量や図形についての知識 理解 速さを 単位量当たりの大きさなどを用いて数値化したり 実際の場面と結びつけて 生活や学習に活用したりしようとし

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

算数科学習指導案 1 単元名三角形と四角形 授業者小澤勇司 2 単元について児童は第 1 学年で, 箱や積み木の面を写し取ったり, 数え棒を使って形を作ったりするなどの活動を通して, 図形の構成要素である辺や頂点 角についての素地的な経験をしている ここでは, 児童が日常使っている さんかく や し

2 単元名分数 3 単元の目標及び評価規準 (1) 目標 分数の意味とその表し方について理解するとともに 端数部分の大きさや等分してできる部分の大きさなどを表すときに分数を用いることができる (2) 評価規準 分数を用いると 整数で表せない端数部分の大きさや等分してできる大きさなどを表すことが でき

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

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第○学年○組 ○○科学習指導案

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25math3

4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

るかどうか, そして, その予想した事柄を ~は, になる という形で表現できるかどうかをみるものである 正答率は, 48.1% であり, 発展的に考え, 予想した事柄を ~は, になる という形で表現することに課題がある (3) 学習指導に当たって 事柄を予想することを大切にする数や図形について成

第6学年 算数科学習指導案

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(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

Microsoft Word - 円の面積指導案_H24.2.9

<小学校 生活科>

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

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平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

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★数学学習指導案最終(知的障害)

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5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

(Microsoft Word -

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

Taro-算数科学習指導案web02

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

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(2) 児童観実践校の対象児童は, 算数の学習に意欲的に取り組む児童が多く, 与えられた課題に対して一生懸命考えることができる 特に, 作業的, 体験的な活動には熱心に取り組む かけ算やわり算などの計算や筆算の仕方はよく理解しているが, 自力解決の場面においては, 解決の過程を絵や図, 言葉を使って

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

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小学校の学習指導案例 ( 知的 ) 学級算数科学習指導案 1 単元名 時計 指導者 : 2 単元について (1) 児童観本学級は 年生 1 名 (A 児 ) 年生 1 名 (B 児 ) 年生 名の計 名で構成されている A 児は 数唱や数を数えることなどはある程度できるが 数の大小など数の概念の理解

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

5 児童の実態と主題に迫るための手だて (1) 児童の実態本学級の児童は明るく 男女の仲もよい いろいろな場面で声を掛け合ったり 仕事を手伝ったりできる児童も多い 話し合い活動では 友達の意見のいいところを取り上げて考えをまとめることができたり 人の意見を聞いて自分の考えを変えることができたりする児

2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

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平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

自己紹介をしよう

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解答類型

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教科書では 同じ割合になっている比は等しい という導入になっているが 2 量の割合は いろいろな表し方ができる という導入に変えている すなわち 2:3 も 4:6 も 6:9 も同じ割合だから等しいという考え方を 2:3 を同じ割合で表すと 4:6 や 6:9 になるという考え方に変えて導入した

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第4学年3組  算数科学習指導案

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(3) 児童の実態 1 埼玉県学力 学習状況調査の結果 学年正答率県正答率領域学年正答率県正答率観点学年正答率県正答率 小 4 算数 Ⅰ 数と計算 数学的な考え方 Ⅱ 量と測定 数量や図形についての技能

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平成18年5月11日

ICTを軸にした小中連携

26 小算数 2 三角形と四角形弁別する場面で定義や性質っを使ってその理由を説明させる活動を行う H 小算数 2 かけ算 (1) ブロックの操作と言葉を関連づけながら説明する H 小算数 2 かけ算 (2) 自分や友達の考え方を説明したり 考え方の良さを見つけたりする

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

Transcription:

第 4 学年算数科学習指導案 平成 2 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (6 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むことのできる子どもである 特に 友達と相談し合いながら解決しようという姿がよく見られる 量と測定 の内容では4 年生になって角の大きさについて直接比較をしたり 分度器を使って測定したりして角の大きさについての感覚を身に付けてきた 面積についての学習は 1 年生の時の 大きさくらべ で学習して以来である 成長過程で広さの大小を判断する能力は育ってきているが 広さの概念は身に付いているとは言えない また 県小教県の結果分析を考察すると本学級の子どもは図や表と式を結びつけて考えること 筋道立てて説明することに弱さが見られる 本単元で 考える力 を伸ばすための手立て 解決の見通しをもたせるための工夫既習事項を振り返ったり それらを意識できるような課題提示をしたりして 課題を明確にし 見通しをもって課題に取り組めるようにする 友達と考えを交流しあう場の設定自分なりに課題解決に向けて取り組みながら 課題のよく分からないところや 考えの違いに対して友達と関わらせる そこで自分の考えを相手意識をもって話すことで思考力が発揮される 4 指導計画 ( 全 1 0 時間本時 5 /1 0 ) 学習内容と 学習問題 評価の観点関考技知 の具体的内容 1 それぞれの場面に適した広さ比べの方法を考える 周囲の長さが同じ池の広さ比べをして 面積の意味 広さくらべに関心をもち 比べ方を考えようとして 面積 を理解し 広さを数で表す方法を考える 面積を単位となる広さのいくつ分かで表すことを いる 面積の意味を理解し 面 知る 積を数値化して比べる方 2 時間 どちらが広いでしょうか 法を考えている 1cm2を作り その面積を実感する 面積も単位のいくつ分か 身の回りのものに1cm2の正方形を敷き詰め 1cm2の で表されることを理解し 正方形の数を数えて面積を求める ている 何cm2ですか 身の回りのものの面積を どちらがどれだけ広いでしょうか 調べようとしている 2 長方形の面積の求め方を考える 辺の長さの数値と 1 cm2の

長方形と正方形の面積 時間 大きな面積の単位 時間 4 練習 1cm2の正方形の数が 縦に何個 横に何個かで求められることを理解する 長方形 正方形の面積の求め方を公式化する 長方形の面積を計算で求めよう 正方形の面積を計算で求めよう 必要な辺の長さを測り 長方形や正方形の面積を求める 面積と横の長さが分かっている長方形の縦の長さを求める 横の長さが4cmで 面積が12cm2の長方形の縦の長さは何cmでしょうか 複合図形の面積の求め方を考える 複合図形の面積を 長方形や正方形の和や差で求める方法を理解する 長方形でも正方形でもない図形の面積を求めよう 1 辺の長さが1mの正方形を作り 面積の単位 1m2を実感する m2の単位を用いて面積を求める 1m2=10000cm2であることを理解する cm2よりも大きな単位はあるだろうか 1m2は1cm2いくつ分だろうか 面積の単位 a ha を知る a ha を用いて面積を求める m2よりも大きな単位はあるだろうか 畑の面積を求めよう 面積の単位km2を知る 面積の単位 ( cm2 m2 a ha km2) の関係を理解する a ha よりも大きな単位はあるだろうか それぞれの関係はどうなっているだろうか 既習事項の理解を深める 既習事項の確かめをする 正方形の数が対応していることに気付き 面積を計算で求める方法を考えている 必要な辺の長さを測り 公式を適切に用いて長方形や正方形の面積を求めたり 辺の長さを求めたりしている 複合図形の面積を既習事項を用いて考えている 複合図形の面積が長方形や正方形の面積の和や差で求められることを理解している 1m2=10000cm2であることを理解している a ha の関係を理解している 面積の単位( cm2 m2 a ha km2 ) の関係を理解している 2 時 間

5 本時の展開 (1) ねらい複合図形の求積方法を考えることを通して 複合図形の面積を長方形や正方形の和や差で求める方法を理解することができる (2) 本時で考える力を伸ばすための手立て 見通しをもたせるための課題提示の工夫既習事項を意識した課題提示をする 本時では この図形の面積はいくつでしょう ではなく 長方形でも正方形でもない図形の面積は求められるだろうか と課題を提示する このように提示することで 複合図形の中にいくつかの長方形 正方形を見出させる ペア活動 グループ活動複合図形の求積方法に見通しをもったり 自分の求積方法を発表したりするときにペア活動やグループ活動を行う ペアで相談したり グループで話し合うことで自分の考えを広げたり 深めたり 振り返ったりする

() 展開 学習活動 T: 教師の働きかけ C: 予想される反応導入 前時までの復習をする 分 本時の課題をつかむ T: このような図形でも面積が求められますか 長方形でも正方形でもない図形の面積は求められるだろうか 留意点 評価 長方形や正方形の面積について 公式を使って求めることができたことを想起させる 展開 0 分 複合図形の求積方法の見通しをもつ T: どのようにして求めたらいいか 隣の人と相談しましょう (T: この図形の中に長方形や正方形を見付けられないだろうか ) T: どのようにして求めたらいいか考えを発表しましょう C: マス目を書いて数えればいいと思う C: 線を書けば 長方形に区切れるから 公式が使えそうだ C: へこんでいる所をあるって考えれば 正方形だ そこからひく T: マス目を書いたり 図形を区切って長方形や正方形をつくったりすると面積が求められそうですね 複合図形の面積を求める T: この図形の面積を求めましょう どのようにして求めたかが分かるように 図や式 言葉で表しましょう T: グループの友達に自分の考えを発表しましょう 自分の考えと比べながら聞きましょう T: いいと思った考えは自分の考えに取り入れましょう 複合図形の面積の求め方を発表する (5ページ2~6 参照 ) 1 方眼にそってマス目を引いて数える 22つに分ける 2つに分ける 4つに分ける 5 全体からひく 6 分けて動かして長方形にする 長方形や正方形に区切るという考えが出てこなかった場合には補助発問をする ワークシートを配布し 書き込ませながら考えさせる 早く終わった子どもには他の求め方はないか考えさせる 複合図形の面積を既習事項を用いて考えている 意図的に指名をし 様々な考えが出るようにする まとめ 12 分 C: 長方形や正方形でなくても図形の面積は求められる 複合図形の面積の求め方をまとめる T: 長方形でも正方形でもない図形の面積はどのようにしたら求められますか C: 区切って長方形や正方形にして考えたらいい 複合図形の求積の問題を解く (5ページ 参照 ) 本時のまとめをする C: 長方形や正方形でなくても 区切って長方形や正方形にすれば面積は求められる マス目を引いて数えるという考えに関しては簡単さや速さの視点で 区切る方法と比べさせる 複合図形の面積が長方形や正方形の面積の和や差で求められることを理解している

2 6 2=12 4=12 12+12=24 2=6 6=18 6+18=24 4 2=6 2=6 4=12 6+6+12=24 5 6 8=24 6 6=6 4=12 6-12=24

6 成果と課題 前時までの復習をし 長方形でも正方形でもない図形の面積は求められるだろうか と課題を提示して取り組ませた どの子どもも課題をきちんと受け止めていた 課題提示をした後で 求め方の予想が立つ子どもは半分程度だった ペアでの相談の後は9 割に増えた ペアで相談することで課題解決への見通しをもって課題に取り組むことができた 課題に取り組んでいくと マス目を書いて数える方法 長方形や正方形に区切る方法 の 2 通りの考え方に分かれた どちらも前時までに学習してきた内容であり 既習事項を使って課題を解決しようとする姿が見られた その後のグループ活動では どの子どももしっかりと自分の求積方法を説明していた 見通しをもったり 相手意識をもったりして課題に取り組むことで 説明することができたと考えられる 個人で考える時に 周りの長さを計って面積を求める子どもがいた グループ活動で 意見を交流すると自分の考えの間違いに気付き 課題を考え直す姿が見られた また マス目を書いて数える方法 で考えていた子どもは 長方形や正方形に区切る方法 の説明を聞いて そちらの方法の方が早く解けることに気付いた 考えを交流し合うことで自分の考えを深めたり 広めたりすることができた 求積方法を求めることをねらいとしたのだから 初発の課題がねらいに即していなかった 子どもの実態をふまえて課題のレベルやワークシートを考える必要があった そうすれば求積方法について焦点付けて意見交流ができた ペア活動 グループ活動 全体の話し合いの目的や観点が子どもに明確になっていなかった それぞれのやり方の中で一番早くできるやり方はどれでしょうか とか それぞれのやり方に名前を付けてみましょう という教師の働きかけで目的や観点を明確にする必要があった 最後の練習問題で 本時で出た考えが使えないものがあった 本時で子どもが考えたやり方が使えるようなものにすべきだった またマス目をつけてワークシートを配布した ここでは公式を使うことをねらいにしているので マス目があると面積を数える方法も使えてしまう ワークシートの工夫も必要であった