平成 27 年度 全国体力 運動能力 運動習慣等調査 大仙市分析結果
Ⅰ 実施状況 1 調査の目的 (1) 子どもの体力の状況を把握 分析することにより 体力の向上に係る施策の成果と課題を検証し 改善を図る (2) 子どもの体力の向上に関する継続的な検証改善サイクルを確立する (3) 各学校における体育 健康に関する指導などの改善に役立てる 2 調査の対象とする児童生徒 国 公 私立学校の小学校第 5 学年と中学校第 2 学年の全児童生徒 全国小学校 20,477 校 秋田県小学校 213 校 全国中学校 10,578 校 秋田県中学校 118 校 3 調査事項 (1) 児童生徒に対する調査 1 実技に関する調査 小学校 8 種目 握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 20mシャトルラン m 走 立ち幅とび ソフトボール投げ 中学校 8 種目 持久走か20mシャトルランのどちらかを選択して実施握力 上体起こし 長座体前屈 反復横とび 持久走 ( 10m 1000m) 20mシャトルラン m 走 立ち幅とび ハンドボール投げ 2 質問紙調査 運動習慣 生活習慣等に関する質問紙調査 (2) 学校に対する質問紙調査 子どもの体力向上に係る取組等に関する質問紙調査 (3) 教育委員会に対する質問紙調査 子どもの体力向上に係る施策等に関する質問紙調査 1
Ⅱ 体力 運動能力調査の結果 1 小学校の状況 グラフは各種目 を全国平均を として比較 (T 得点 ) ( : 実技の数値を得点化し合計したもの ) 5 年 5 年 ソフトボール投げ 立ち幅とび m 走 58.0 54.0.0 46.0 握力 上体起こし 長座体前屈 平均値 小学校 5 年 県 大仙市秋田県国 国 体力 ( 点 ) 56.00 53.80 握力 ( kg ) 17.11 16. 上体 ( 回 ) 20.42 19.58 長座 ( cm ) 34.69 33.05 反復 ( 点 ) 44.03 41. シャトル ( 回 ) 57.31 51.64 m( 秒 ) 9.42 9.38 ソフトボール投げ 立ち幅とび m 走 58.0 54.0.0 46.0 握力上体起こし長座体前屈 平均値 大仙市秋田県国 小学校 5 年 県 国 体力 ( 点 ) 58.27.18 握力 ( kg ) 16.58 16.05 上体 ( 回 ) 19.85 18.42 長座 ( cm ) 38.67 37.44 反復 ( 点 ) 42.74 39. シャトル ( 回 ) 48..69 m( 秒 ) 9.58 9.62 20m シャトルラン 反復横とび 立幅 ( cm ) 152.13 151.24 ソフト投 (m) 24.44 22.52 20m シャトルラン 反復横とび 立幅 ( cm ) 147.12 144.77 ソフト投 (m) 15.26 13.77 小学校 5 年 及び 8 種目中 6 種目において国や県を上回っている 2 種目 ( 握力 シャトルラン ) は 県とほぼ同程度である 小学校 5 年 及び 8 種目すべてにおいて国や県を上回っている 小学校 5 年男女総合評価 総合評価 A の児童の割合は 男女共に国を ( 男 : 約 87 女 : 約 15 ハ ーセント ) 上回っている は県とほぼ同じであり は県より約 5 ハ ーセント上回っている 総合評価 D E の下位層の割合の合計は 男女共に国及び県よりも少ない 総合評価 体力テストの合計得点の良い方から ABCDE の 5 段階で評定した評価 2
Ⅱ 体力 運動能力調査の結果 2 中学校の状況 グラフは各種目 を全国平均を として比較 (T 得点 ) ( : 実技の数値を得点化し合計したもの ) 2 年 2 年 ハンドボール投げ立ち幅とび m 走 58.0 54.0.0 46.0 握力 上体起こし長座体前屈 平均値 大仙市秋田県国 中学校 2 年 県 国 体力 ( 点 ) 44.42 41.89 握力 ( kg ) 30.97 28.93 上体 ( 回 ) 27.89 27.43 長座 ( cm ).59 43.08 反復 ( 点 ) 52.34 51.62 持久 ( 秒 ) 391.10 392.63 シャトル ( 回 ) 87.29 85.56 ハンドボール投げ立ち幅とび m 走 58.0 54.0.0 46.0 握力 上体起こし長座体前屈 平均値 大仙市秋田県国 中学校 2 年 県 国 体力 ( 点 ).72 49.08 握力 ( kg ) 24.29 23.68 上体 ( 回 ) 23.42 23.26 長座 ( cm ) 47.84.53 反復 ( 点 ) 46.62 46.09 持久 ( 秒 ) 296.92 290.03 シャトル ( 回 ) 58.51 58.06 20m シャトルラン 持久走 反復横とび m( 秒 ) 7.98 8.01 立幅 ( cm ) 199.12 194.05 ハント 投 (m) 21.62 20.65 20m シャトルラン 持久走 反復横とび m( 秒 ) 8.83 8.84 立幅 ( cm ) 169.27 167.28 ハント 投 (m) 13.33 12.83 中学校 2 年 及び 9 種目中 8 種目で国や県の平均を上回っている 持久走は 国や県の平均を下回っており 課題である 中学校 2 年 及び 9 種目中 6 種目で国や県の平均を上回っている 長座体前屈及び m 走は国や県の平均とほぼ同程度であるが 持久走は 国や県の平均をやや下回っており課題である 総合評価 A の生徒の割合は 男女共に国を ( 男 : 約 8 ハ ーセント 女 : 約 9 ハ ーセント ) 上回っている 総合評価 D E の下位層の割合の合計は 男女共に国や県より少ない 総合評価 体力テストの合計得点の良い方から ABCDE の 5 段階で評定した評価 3
T 得点 Ⅲ 体格調査の結果 1 小学校の状況 身長と体重の T 得点のグラフ T 得点 ( 全国平均値を としたときの偏差値 ) 5 年 身長 大仙市 体重 秋田県 100% 95% 90% 85% 80% 75% 70% 10% 65% 8% % 6% % 4% % 2% 0% 児 痩身傾向児の出現率 ( ) 痩身 痩身正常 痩身 痩身 正常 ( 軽 ) ( 中 ) 大仙市秋田県全国 小学校 5 年 身長は約 2.7 ホ イント 体重は約 2.9 ホ イント全国を上回っている 痩身 出現率において 全国より 正常 が 5.4 ハ ーセント少なく 軽度肥満 が 2.0 ハ ーセント 中度肥満 が 2.4 ハ ーセント 高度肥満 が 0.3 ハ ーセント多い T 得点 5 年 身長 大仙市 体重 秋田県 100% 95% 90% 85% 80% 75% 70% 10% 65% 8% % 6% % 4% % 2% 0% 児 痩身傾向児の出現率 ( ) 痩身 痩身正常 痩身 痩身 正常 ( 軽 ) ( 中 ) 大仙市秋田県全国 小学校 5 年 身長は約 2.7 ホ イント 体重は約 2.9 ホ イント全国を上回っている 痩身 出現率において 全国より 正常 が 2.6 ハ ーセント少なく 軽度肥満 が 2.0 ハ ーセント少なく 中度肥満 が 0.9 ハ ーセント 高度肥満 が 0.8 ハ ーセント多い 4
Ⅲ 体格調査の結果 2 中学校の状況 身長と体重の T 得点のグラフ T 得点 ( 全国平均値を としたときの偏差値 ) T 得点 2 年 身長 大仙市 体重 秋田県 100% 95% 90% 85% 80% 75% 10% 70% 65% 8% % 6% % 4% % 2% 0% 児 痩身傾向児の出現率 ( ) 痩身 痩身正常 痩身 痩身 正常 ( 軽 ) ( 中 ) 大仙市秋田県全国 中学校 2 年 身長は約 2.8 ホ イント 体重は約 3.1 ホ イント全国を上回っている 痩身 出現率において 全国より 正常 が 0.9 ハ ーセント少なく 中度肥満 が 0.9 ハ ーセント 高度肥満 が 1.8 ハ ーセント多い T 得点 2 年 身長 大仙市 体重 秋田県 100% 95% 90% 85% 80% 75% 70% 10% 65% 8% 6% % 4% % 2% % 0% 児 痩身傾向児の出現率 ( ) 痩身 痩身正常 痩身 痩身 正常 ( 軽 ) ( 中 ) 大仙市秋田県全国 中学校 2 年 身長は約 1.0 ホ イント 体重は 1.8 ホ イント全国を上回っている 痩身 出現率において 全国より 正常 が 1.6 ハ ーセント少なく 軽度肥満 が 2.0 ハ ーセント 中度肥満 が 0.6 ハ ーセント多い 5
Ⅳ 運動習慣 体格と体力との関連 1 平日の平均運動時間と体力との関連 Q 学校や学校外で 1 日の運動やスポーツをしている時間を合計するとおおよそどのくらいしていますか ( 学校の体育の授業を除く ) 5 日間の平均 大仙市小学校 5 年生大仙市中学校 2 年生国平均 10 10 8 8 6 6 4 2 0-2 4 2 0-2 -4-4 -6-6 -8-8 平日の平均運動時間 30 分未満 30 分以上 1 時間未満 1 時間以上 2 時間未満 2 時間以上 平日の 30 分未満 30 分以上 平均運動時間 1 時間未満 1 時間以上 2 時間未満 2 時間以上 小学校男女共に 平日の平均運動時間 ( 体育を除く ) が長くなるにつれてが高くなっている は 運動時間にかかわらずが全国の平均値を上回っており 2 時間以上運動している場合 9 ホ イント以上上回っている 中学校男女共に 平日の運動時間 ( 体育を除く ) が 1 時間を超えるとは顕著に高くなる 特に 2 時間以上運動している場合 は全国平均を 6 ホ イント以上 は 10 ホ イント以上上回っている 6
Ⅳ 運動習慣 体格と体力との関連 2 痩身 と体力との関連 肥満度 判定 肥満度 判定 % 以上 高度肥満 -19.9 ~ 19.9% 正常 30 ~ 49.9% 中程度肥満 -29.9 ~ -20% やせ 20 ~ 29.9% 軽度肥満 -30% 以下 高度やせ 大仙市小学校 5 年生 大仙市中学校 2 年生 国平均 12 12 10 10 8 8 6 4 2 0 6 4 2 0-2 -2-4 -4-6 -6 体格 痩身 痩身 正常 肥満度傾向 ( 軽 ) 肥満度傾向 ( 中 ) 肥満度傾向 体格 痩身 痩身 正常 肥満度傾向 ( 軽 ) 肥満度傾向 ( 中 ) 肥満度傾向 小学校では は 正常 の児童が は 正常 ( 軽 ) ( 中 ) の児童がが高く 全国平均を上回っている 中学校では は 正常 ( 軽 ) の生徒が は 正常 ( 軽 ) ( 中 ) の生徒のが高く 全国平均を上回っている は小 中共に 正常 の児童生徒のが は小 中共に 正常 ( 軽 ) ( 中 ) の児童生徒のが高い 7
Ⅴ 運動 スポーツに関する意識と体力との関連 1 運動が好きな児童生徒と体力との関連 Q 運動やスポーツをすることは好きですか 大仙市小学校 5 年生 大仙市中学校 2 年生 国平均 65 65 35 35 30 30 35 運動の 好き やや好きややきらい きらい 好ききらい 35 運動の 好き やや好きややきらい きらい 好ききらい 25 運動の 好き やや好きややきらい きらい 好ききらい 25 運動の 好き やや好きややきらい きらい 好ききらい 2 体育の授業が楽しい児童生徒と体力との関連 Q 体育 / 保健体育の授業は楽しいですか 大仙市小学校 5 年生 大仙市中学校 2 年生 国平均 65 65 35 35 体育の授業が 楽しい 楽しあくまなりい 体育の授業が 楽しい 楽しあくまなりい 30 保健体育の授業が 楽しい 楽しあくまなりい 30 保健体育の授業が 楽しい 楽しあくまなりい 運動やスポーツが好きな児童生徒 体育の授業が楽しいと答えている児童生徒のが高く 全国平均を上回っている 8
Ⅴ 運動 スポーツに関する意識と体力との関連 3 児童生徒が できなかったことができるようになった きっかけと学校の取組内容との関連 できるようになったきかっけ Q できなかったことができるようになった きっかけはどのようなものがありましたか ( 複数回答 ) Q 努力を要する児童生徒にどのような取組をしていますか ( 複数回答 ) 各選択肢を選んだ児童生徒及び学校の割合市市学校質問紙県県国国 大仙市小学校 5 年生 大仙市中学校 2 年生 できるようになったきかっけ 1. 授業中先生に個別にコツやポイントを教えてもらった 1. 授業中先生に個別にコツやポイントを教えてもらった 2. 授業中自分で工夫した 2. 授業中自分で工夫した 3. 自分に合った場やルールが用意された 3. 自分に合った場やルールが用意された 4. 先生や友達のまねをしてみた 4. 先生や友達のまねをしてみた 5. 友達に教えてもらった 5. 友達に教えてもらった 6. 授業中に自分の動きをビデオで見た 6. 授業中に自分の動きをビデオで見た 7. 授業外で先生に教えてもらった 7. 授業外で先生に教えてもらった 8. 授業外で自分で練習した 8. 授業外で自分で練習した 9. 授業外で自分で本やビデオを見た 9. 授業外で自分で本やビデオを見た 10. できるようになったことがない 10. できるようになったことがない 0% 20% % % 80% 100% 0% 20% % % 80% 100% 小 中学校男女共に 友達に教えてもらった 先生や友達のまねをしてみた 授業中先生に個別にコツやポイントを教えてもらった の割合が多く 学校の取組内容と合致している 男女共に 友達に教えてもらった 授業中先生に個別にコツやポイントを教えてもらった の割合が多い 全国や県と同じような傾向が見られる 9
Ⅴ 運動 スポーツに関する意識と体力との関連 4 体育の授業の楽しさと 卒業後も自主的に運動やスポーツをしようとする意欲との関連 大仙市小学校 5 年生 大仙市中学校 2 年生 Q Q 体育の授業は楽しいですか中学校でも 自主的に運動やスポーツをする時間をもちたいですか Q Q 保健体育の授業は楽しいですか中学校卒業後 自主的に運動やスポーツをする時間をもちたいですか 体育の授業は楽しい 体育の授業は楽しい あまり あまり 0.0% 20.0%.0%.0% 80.0% 100.0% 卒業後も自主的に運動したいと思う思わないわからない 0.0% 20.0%.0%.0% 80.0% 100.0% 卒業後も自主的に運動したいと 思う思わないわからない 体育の授業は楽しい 体育の授業は楽しい あまり あまり 0.0% 20.0%.0%.0% 80.0% 100.0% 卒業後も自主的に運動したいと 思う思わないわからない 0.0% 20.0%.0%.0% 80.0% 100.0% 卒業後も自主的に運動したいと 思う思わないわからない 小 中学生の男女共に 体育の授業が 楽しい と回答した児童生徒ほど 卒業後も運動やスポーツをしようという意欲をもっている割合が高い 10
Ⅴ 運動 スポーツに関する意識と体力との関連 5 家の人からの運動やスポーツのすすめの有無と 1 週間の総運動時間との関連 Q 家の人から運動やスポーツを積極的にすすめられることはありますか 大仙市小学校 5 年生 大仙市中学校 2 年生 家の人から運動をすすめられることが 家の人から運動をすすめられることが よくある よくある ときどきある ときどきある あまりない あまりない まったくない まったくない 1 週間の総運動時間 0.0% 10.0% 20.0% 30.0%.0% 0 分 1 分以上 1 時間未満 1 時間以上 7 時間未満 7 時間以上 0.0% 10.0% 20.0% 30.0%.0% 1 週間の総運動時間 0 分 1 分以上 1 時間未満 1 時間以上 7 時間未満 7 時間以上 家の人から運動をすすめられることが 家の人から運動をすすめられることが よくある よくある ときどきある ときどきある あまりない あまりない まったくない まったくない 1 週間の総運動時間 0.0% 10.0% 20.0% 30.0%.0% 0 分 1 分以上 1 時間未満 1 時間以上 7 時間未満 7 時間以上 1 週間の総運動時間 0.0% 10.0% 20.0% 30.0%.0% 0 分 1 分以上 1 時間未満 1 時間以上 7 時間未満 7 時間以上 小 中学校の男女共に 家の人からの運動やスポーツのすすめが よくある 時々ある と回答した児童生徒の 1 週間の総運動量が多い については よくある と回答した児童生徒の運動量が顕著である 11
Ⅵ 考察 1 本市の傾向 < 体力 運動能力調査 > ( 全国平均をとして比較 ) 総合評価 A の児童生徒の割合は 小 中学校の男女共に全国や県を上回っている 総合評価 D E の児童生徒の割合は 小 中学校の男女共に全国や県より少ない 小学校 5 年は 及び8 種目すべてにおいて全国を上回っている 体力 運動能力において小 中学校の男女共にほとんどの項目で全国を上回っている 持久走は 中学校男女共に 全国や県をやや下回っており 課題である < 体格調査 > 小 中学校の男女共に 身長と体重のT 得点 ( 全国平均値に対する相対的位置を示す ) は全国を上回っている 出現率において 正常 の児童生徒は 小 中学校の男女共に全国より若干下回っており 総じて の児童生徒が全国より若干多い < 質問紙調査本市の課題 > 運動やスポーツが好きな児童生徒 体育の授業が楽しいと感じている児童生徒の割合は全国を上回っている 授業で できなかったことができるようになった きっかけと学校の取組内容とが整合している 体育の授業が楽しいと感じている児童生徒は 卒業後も運動やスポーツをしようという意欲をもっている また 家の人からの運動やスポーツのすすめが運動量の増加につながっている 2 改善に向けて 痩身や改善のために 授業における運動量の確保と意欲付けを図る取組の実施 運動種目に応じた総運動量 ( 準備運動 スキル運動 本運動 ) を考慮した授業及び単元計画を作成し実践する ドリルゲーム タスクゲーム メインゲームの組み合わせの工夫 有効な用具の使用 場の工夫等により 楽しくスキルを身に付けたり高めたりする授業を構築する 食習慣 生活習慣確立のための継続的な取組の実施 食育や健康に関する授業などを通して生活の見直しをさせ 正しい食習慣や基本的生活習慣の確立を図る取組を推進する 家庭や地域と連携して 子どもの正しい食習慣や生活習慣の確立を図る 運動やスポーツに対する意欲を高める取組の実施 体育的行事や業間 放課後を活用した継続的な運動等を全校体制で取り組んだり 地域の体育的行事に全校で積極的に参加したりするなど 家庭や地域と連携して 生涯にわたって運動やスポーツをしようとする意欲を高める 12