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B型平成28年ガイドライン[5].ppt

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B型肝炎ウイルスのキャリアで免疫抑制・化学療法を受ける患者さんへ

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厚生労働省班会議

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する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には

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<様式2> 個人情報ファイル簿(単票)

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C型肝炎の薬について

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本サイトにおける個人情報の利用目的は以下のとおりです 当社は 本人の同意なく目的の範囲を超えて利用しません (1) 本サイト会員登録者の個人認証及び会員向け各種サービスの提供 (2) インターネットまたは電話を通じて提供する 宿予約サービス 及びそれに付帯関連する業務の遂行 (3) 上記 (2) に

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福沢論文

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岸和田徳洲会病院 当院では以下の研究に協力し情報を提供しております この研究は 国が定めた指針に基づき 対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得るかわりに 研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開しています 研究結果は学会等で発表されることがありますが その際も個人を特定する情報は公表し

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再発小児 B 前駆細胞性急性リンパ性白血病におけるキメラ遺伝子の探索 ( この研究は 小児白血病リンパ腫研究グループ (JPLSG)ALL-B12 治療研究の付随研究として行われます ) 研究機関名及び研究責任者氏名 この研究が行われる研究機関と研究責任者は次に示す通りです 研究代表者眞田昌国立病院

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平成20 年9月平成 20 年 ₉ 月 15 日発行広島市医師会だより ( 第 509 号付録 ) その結果がまとめられたことから 同月 17 日付けで 輸血療法の実施に関する指針 の一 部改正を行い通知しています 輸血前後の感染症マーカー検査の必要性 ( 指針改正箇所を抜粋 ) 本症は早ければ輸血

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他者から収集した情報 弊社はお客様から直接収集した個人識別情報の他に 第三者から個人の情報を入手するこ ともあります 弊社は 取得した情報を自ら収集した情報と同じように取り扱い このプ ライバシーポリシーで許諾される場合を除いて かかる情報を第三者と共有しません 個人情報の利用目的 ご購入 ご登録い

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Transcription:

診療情報を利用した臨床研究について 虎の門病院肝臓内科では 以下の臨床研究を実施しております この研究は 通常の診療で得られた記録をまとめるものです この案内をお読みになり ご自身がこの研究の対象者にあたると思われる方の中で ご質問がある場合 またはこの研究に 自分の診療情報を使ってほしくない とお思いになりましたら 遠慮なく下記の相談窓口までご連絡ください 対象となる方 1982 年 9 月 2016 年 12 月の間に B 型慢性肝炎のために虎の門病院肝臓内科に入院 通院し 経過観察および治療を受けられた方 研究課題名 B 型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の長期的治療効果 研究の目的 背景 目的 本研究の目的は B 型慢性肝炎に対するインターフェロンの長期的な治療成績と長期的効果に関係する因子としてウイルス側因子 生体側因子を明らかにすることです また インターフェロン療法がその後の核酸アナログ治療に及ぼす抗ウイルス効果についても明らかにします 研究に至る背景 現在 B 型慢性肝炎に対する治療は エンテカビル (ETV) やテノホビル (TDF) などの核酸アナログ製剤によるものと インターフェロン製剤によるものが主体です インターフェロン治療の長期的治療成績 (ALT 値の正常化率 HBV DNA 陰性化率 HBe 抗原陰性化 HBs 抗原陰性化など ) は十分明らかになっていません また治療効果に関係する因子 ( ウイルス量 HBV ゲノタイプ HBe 抗原の有無 HBs 抗原量などのウイルス側因子 年齢 性別 家族歴 肝組織像 などの生体側因子 ) を明らかにすることによって インターフェロン療法の効果的な使用方法や適応について明らかにできる可能性があります さらにその後の核酸アナログ製剤の効果的な使用法についても明らかにできる可能性があります 研究のために診療情報を解析研究する期間 2017 年 10 月 20 日 ~ 2019 年 3 月 31 日 単独 / 共同研究の別 虎の門病院及び虎の門病院分院共同研究

個人情報の取り扱い お名前 ご住所などの特定の個人を識別する情報につきましては 特定の個人を識別することができないように個人と関わりのない番号等におきかえて研究します 学会や学術雑誌等で公表する際にも 個人が特定できないような形で発表します また 本研究に関わる記録 資料は虎の門病院分院 肝臓内科 鈴木文孝のもと研究終了後 5 年間保管いたします 保管期間終了後 本研究に関わる記録 資料は個人が特定できない形で廃棄します 診療情報を虎の門病院外へ提供する場合 診療情報は虎の門病院で特定の個人を識別することができないように個人と関わりのない番号等におきかえたうえで 虎の門病院分院肝臓内科へパスワードを付けたデータを CD-R で送付し パスワードは電子メールで送信で提供いたします 利用する診療情報 検査データ 診療記録 薬歴 看護記録 研究代表者 虎の門病院における研究責任者 利用する者の範囲 ( 全列記 ) 研究の方法等に関する資料の閲覧について 本研究の対象者のうち希望される方は 個人情報及び知的財産権の保護等に支障がない範 囲内に限られますが 研究の方法の詳細に関する資料を閲覧することができます ご質問がある場合及び診療情報の使用を希望しない場合 本研究に関する質問 お問い合わせがある場合 またはご自身の診療情報につき 開示または訂正のご希望がある場合には 下記相談窓口までご連絡ください また ご自身の診療情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象といたしませんので 2018 年 8 月 31 日までの間に下記の相談窓口までお申し出ください この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることは

ありません 相談窓口 電話 03-3588-1111( 代表 )

診療情報を利用した臨床研究について 虎の門病院分院肝臓内科では 以下の臨床研究を実施しております この研究は 通常の診療で得られた記録をまとめるものです この案内をお読みになり ご自身がこの研究の対象者にあたると思われる方の中で ご質問がある場合 またはこの研究に 自分の診療情報を使ってほしくない とお思いになりましたら 遠慮なく下記の相談窓口までご連絡ください 対象となる方 1982 年 9 月 2016 年 12 月の間に B 型慢性肝炎のために虎の門病院分院肝臓内科に 入院 通院し 経過観察および治療を受けられた方 研究課題名 B 型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の長期的治療効果 研究の目的 背景 目的 本研究の目的は B 型慢性肝炎に対するインターフェロンの長期的な治療成績と長期的効果に関係する因子としてウイルス側因子 生体側因子を明らかにすることです また インターフェロン療法がその後の核酸アナログ治療に及ぼす抗ウイルス効果についても明らかにします 研究に至る背景 現在 B 型慢性肝炎に対する治療は エンテカビル (ETV) やテノホビル (TDF) などの核酸アナログ製剤によるものと インターフェロン製剤によるものが主体です インターフェロン治療の長期的治療成績 (ALT 値の正常化率 HBV DNA 陰性化率 HBe 抗原陰性化 HBs 抗原陰性化など ) は十分明らかになっていません また治療効果に関係する因子 ( ウイルス量 HBV ゲノタイプ HBe 抗原の有無 HBs 抗原量などのウイルス側因子 年齢 性別 家族歴 肝組織像 などの生体側因子 ) を明らかにすることによって インターフェロン療法の効果的な使用方法や適応について明らかにできる可能性があります さらにその後の核酸アナログ製剤の効果的な使用法についても明らかにできる可能性があります 研究のために診療情報を解析研究する期間 2017 年 10 月 20 日 ~ 2019 年 3 月 31 日 単独 / 共同研究の別 虎の門病院及び虎の門病院分院共同研究

個人情報の取り扱い お名前 ご住所などの特定の個人を識別する情報につきましては 特定の個人を識別することができないように個人と関わりのない番号等におきかえて研究します 学会や学術雑誌等で公表する際にも 個人が特定できないような形で発表します また 本研究に関わる記録 資料は虎の門病院分院 肝臓内科 鈴木文孝のもと研究終了後 5 年間保管いたします 保管期間終了後 本研究に関わる記録 資料は個人が特定できない形で廃棄します 診療情報を虎の門病院分院外へ提供する場合 診療情報は 虎の門病院分院外へは提供しません 利用する診療情報 検査データ 診療記録 薬歴 看護記録 研究代表者 虎の門病院分院における研究責任者 利用する者の範囲 ( 全列記 ) 研究の方法等に関する資料の閲覧について 本研究の対象者のうち希望される方は 個人情報及び知的財産権の保護等に支障がない範 囲内に限られますが 研究の方法の詳細に関する資料を閲覧することができます ご質問がある場合及び診療情報の使用を希望しない場合 本研究に関する質問 お問い合わせがある場合 またはご自身の診療情報につき 開示または訂正のご希望がある場合には 下記相談窓口までご連絡ください また ご自身の診療情報が研究に使用されることについてご了承いただけない場合には研究対象といたしませんので 2018 年 8 月 31 日までの間に下記の相談窓口までお申し出ください この場合も診療など病院サービスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません

相談窓口 電話 044-877-5111( 代表 )