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(2) (2) (3) (3) (4) ABI PRISM 7700 TaqMan (4) Roche LightCycler TM (5) BioFlux LineGene TaqMan (6) 1 RT-PCR (7) (9) (10) F. Hoffmann-La Roche Ltd. Roc

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17-04 SYBR Green Realtime PCR Master Mix (Code No. QPK-201, QPK-201X5) 取扱説明書 TOYOBO CO., LTD. Life Science Department OSAKA JAPAN A3314K

目次 [1] はじめに 2 [2] 本品に含まれるもの 3 [3] ご用意いただくもの 4 [4] プロトコール 5 1.ABI PRISM 7700を用いたインターカレーターアッセイ 5 2.Roche LightCycler TM を用いたインターカレーターアッセイ 7 3.BioFlux LineGeneを用いたインターカレーターアッセイ 9 4. 逆転写酵素添加による1ステップ RT-PCR 10 [5] トラブルシューティング 12 [6] 関連商品 14 ご注意 本製品は研究用試薬です 診断 臨床用試薬として決して使用しないでください 本製品の使用にあたっては 実験室での一般の注意事項を厳守し 安全に留意してください LightCycler TM は Idaho Technology Inc. 並びに Roche Molecular Systems Inc. の商標です SYBR は Molecular Probes Inc. の登録商標です ABI PRISM は Applera Corporation の登録商標です 1

[1] はじめに 1. 本品の概要本製品は プライマーとサンプル DNA 以外の全ての組成を含む 2 マスターミックスです 既に SYBR Green I(Molecular Probes Inc.) を含有しているので 未標識のプライマーを用いてインターカレーターアッセイ法によるリアルタイム定量 PCR を実施できます 2. 本品の特長 高い汎用性本製品は ロシュ ダイアグノスティックス社の LightCycler TM など ガラスキャピラリーを使用するシステムに対応するため BSA を含有しています 一方 アプライドバイオシステムズ社の ABI PRISM 7700 などに対応したパッシブリファレンス色素も添加しています このパッシブリファレンス色素は これを利用しないその他のシステムでの使用に影響がないことを確認しております 高速なホットスタートが可能本製品は 非特異反応を抑えるため 抗 Taq モノクローナル抗体を使用したホットスタート PCR を採用しており 極めて速やかな再活性化が可能です 従来は ポリメラーゼの再活性化のために 10 分以上を要していた最初の変性工程が 1 分以内で完了 各サイクルの変性ステップも核酸の変性に必要な時間だけを考慮して設定いただけます LightCycler TM など高速な PCR 装置では その時間短縮メリットをよりいっそう生かすことができます 2

[2] 本品に含まれるもの 本製品には以下のパーツが含まれています 品名および内容 SYBR Green Realtime PCR Master Mix 保存 -20 C ( または 4 C で 2 ヶ月以内 ) 遮光保存 QPK-201 QPK-201X5 (50μL 反応 (50μL 反応 x 200 回用 ) x 1000 回用 ) 1mL x 5 本 (1mL x 5 本 ) x 5 [SYBR Green Realtime PCR Master Mix] dntp MgCl 2 Taq DNA ポリメラーゼや抗 Taq モノクローナル抗体などの PCR 反応組成および SYBR Green I を含む溶液です 濃度は反応時組成の 2 倍になっています サンプル DNA プライマーを添加し 蒸留水で 1 倍濃度に調製してご使用ください なるべく凍結融解を避け -20 以下で遮光して凍結保存してください また 融解後は緩やかに転倒混和して均質化してください 当社内の検討では 10 回凍結融解を繰り返しても 特に品質上の劣化が認められませんでした それ以上に凍結融解を行う可能性がある場合は 最初の融解時に小分注し 遮光して凍結保存してください また 融解後 2 ヶ月程度は 4 でも安定です この場合も遮光する必要がありますので 遮光できる箱か 添付のアルミ袋で保存してください (QPK-201 には 包装以外にもう 1 枚アルミ袋を添付しておりますので -20 と 4 でお使い分けください ) 3

[3] ご用意いただくもの 1. 本品の他に必要な試薬 機材 [ プライマー ] 検出 定量したい遺伝子配列に対応したプライマーペアをご用意ください より精度の高い測定を行うためには PCR のサイクル条件やプライマー濃度など条件検討を実施した上で 最適のプライマーと反応条件を選択されることをお薦めします 以下に プライマー設計時の一般的な注意事項を挙げます インターカレーターアッセイでは プライマーダイマーなどの非特異的な増幅産物も検出されてしまい 増幅曲線上は区別できません 高感度で定量性のあるデータを得るためには プライマーの設計が最も重要です - プライマーは未標識のものを使用し 長さは20-30mer GC 含量は40-60% プライマーダイマーなどの発生が少ないように設定します - 増幅領域の長さは200bp 以下 できれば150bp 以下に設定します 長すぎると増幅効率が低下し また非特異反応も起こりやすくなるため 検出感度が低下します 新規に設計される場合は 50~150bpを目安にしてください [ 蒸留水 ] 一般の PCR などに使用可能な純度の水をご使用ください [ リアルタイム PCR 装置 ] アプライドバイオシステムズ社の ABI PRISM 7700 ロシュ ダイアグノスティックス社の LightCycler TM バイオフラックス社の LineGene などの各種リアルタイム PCR 装置がご使用いただけます ご使用にあたっては各装置の取扱説明書に従ってください 2. サンプル DNA [cdna] 1st strand cdna 合成反応液をご使用ください cdna 合成時のプライマーは ランダムプライマー オリゴ dt プライマーのどちらも使用可能です 必要に応じてフェノール処理 エタノール沈殿などで精製してご使用ください 当社のリアルタイム PCR 用 cdna 合成キット ReverTra Ace qpcr RT Kit (Code:FSQ-101) であれば 反応液の原液を 20% まで持ち込むことができます また 当社の 1st strand cdna 合成キット ReverTra Ace -α- (Code:FSK-101) の反応液であれば 10 倍以上に希釈してご使用いただけます 原液でも増幅は致しますが cdna 合成時のプライマーや ( 熱処理しても ) 逆転写酵素の混入が PCR の定量性に影響する場合があります 希釈してご使用することをお薦めします [ ゲノム DNA など ] 通常の PCR に使用可能な精製度の DNA サンプルをご使用ください ヒトのゲノム DNA などでは 1~10ng 程度が適当です 大量のゲノム DNA などを加えると それ自体に由来するシグナルが検出され ベースラインが上がることがあります 4

[4] プロトコール 1.ABI PRISM 7700 を用いたインターカレーターアッセイ (1) 反応液の調製 [PCR 反応液 ( 例 )]( プライマー 0.4μM 反応スケール 50μL) 蒸留水 16 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix 25 μl プライマー 1 (10μM) 2 μl プライマー 2 (10μM) 2 μl サンプル溶液 5 μl 合計液量 50 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix は合計液量の 1/2 としてください これ以外の組成は最適な条件にご変更いただいて結構です また 合計液量 ( 反応スケール ) を変更する場合は 最適条件の比率を維持してください プライマーは最終 0.2~0.6μM を中心にご検討ください 増幅効率がよくない場合 増量することにより向上する場合があります ただし 過剰量の添加は非特異反応の原因となる場合もあります 実際の調製では 必要本数分 +α について サンプル溶液以外を含むプレミックス溶液を調製し 所定量をチューブに分注後 最後に 各々のチューブに サンプル溶液を添加してください 5

(2)PCR の実施 以下のサイクルは一例です まずは 3 ステップサイクルでお試しください ( 例 1) アニール温度は プライマーの Tm などにより 55 ~65 程度を中心に調節してください プライマーによっては その範囲外に最適値がある場合もあります 本品はポリメラーゼの再活性化が極めて短時間で完了しますので 最初の変性時間は 60 秒 各サイクルの変性時間も 15 秒で十分です 必要以上の加熱は 酵素活性を低下させて結果に影響を及ぼす可能性がありますので 特に 5 分以上の初期変性は避けてください Detector は SYBR Quencher は None で実施します 詳細は装置の取扱説明書をご参照ください data collection のステップは 30 秒以上確保してください 2 ステップサイクルも可能です ( 例 2) この場合 data collection はアニール 伸長ステップに設定してください [PCR サイクル ( 例 1)](3 ステップ アニール 60 / 伸長 72 ) 95 60 秒 95 15 秒 40 サイクル 60 15 秒 72 45 秒 (data collection) [PCR サイクル ( 例 2)](2 ステップ アニール / 伸長 60 ) 95 60 秒 95 15 秒 40 サイクル 60 60 秒 (data collection) 6

2.Roche LightCycler TM を用いたインターカレーターアッセイ (1) 反応液の調製 [PCR 反応液 ( 例 )]( プライマー 0.4μM 反応スケール 20μL) 蒸留水 6.4 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix 10 μl プライマー 1 (10μM) 0.8 μl プライマー 2 (10μM) 0.8 μl サンプル溶液 2 μl 合計液量 20 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix は合計液量の 1/2 としてください これ以外の組成は最適な条件にご変更いただいて結構です また 合計液量 ( 反応スケール ) を変更する場合は 最適条件の比率を維持してください プライマーは最終 0.2~0.6μM を中心にご検討ください 増幅効率がよくない場合 増量することにより向上する場合があります ただし 過剰量の添加は非特異反応の原因となる場合もあります 実際の調製では 必要本数分 +α について サンプル溶液以外を含むプレミックス溶液を調製し 所定量をキャピラリーに分注後 最後に 各々のキャピラリーに サンプル溶液を添加してください 7

(2)PCR の実施 以下のサイクルは一例です アニール温度は プライマーの Tm などにより 55 ~65 程度を中心に調節してください プライマーによっては その範囲外に最適値がある場合もあります まずは アニ - ル温度 55 アニ - ル時間 10 秒でお試しください 増幅が悪い場合 20 秒程度まで延長してください また プライマーダイマーの発生など 非特異反応の発生が見られる場合は 5 秒程度まで短縮してください 本品はポリメラーゼの再活性化が極めて短時間で完了しますので 最初の変性時間は 30 秒 各サイクルの変性時間も 5 秒設定で十分です 必要以上の加熱は 酵素活性を低下させて結果に影響を及ぼす可能性がありますので 特に 5 分以上の初期変性は避けてください 伸長時間は 増幅領域が 200bp 以内であれば通常は 15 秒で十分ですが 鎖長に応じて調節してください data collection のステップは 10 秒以上確保する必要があります Detector は F1 で実施してください また 通常は Temperature Transition Rate はすべて 20 /sec( 最大 ) で問題ありません 詳細は装置の取扱説明書をご参照ください 2 ステップサイクルも可能です この場合 data collection はアニール 伸長ステップに設定してください [PCR サイクル ( 例 )](3 ステップ アニール 55 / 伸長 72 ) 95 30 秒 95 5 秒 40 サイクル 55 10 秒 72 15 秒 (data collection) 融解曲線 (Melting Curve) 解析 8

3.BioFlux LineGene を用いたインターカレーターアッセイ (1) 反応液の調製 [PCR 反応液 ( 例 )]( プライマー 0.4μM 反応スケール 10μL) 蒸留水 2.2 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix 5 μl プライマー 1 (10μM) 0.4 μl プライマー 2 (10μM) 0.4 μl サンプル溶液 2 μl 合計液量 10 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix は合計液量の 1/2 としてください これ以外の組成は最適な条件にご変更いただいて結構です また 合計液量 ( 反応スケール ) を変更する場合は 最適条件の比率を維持してください プライマーは最終 0.2~0.6μM を中心にご検討ください 増幅効率がよくない場合 増量することにより向上する場合があります ただし 過剰量の添加は非特異反応の原因となる場合もあります 実際の調製では 必要本数分 +α について サンプル溶液以外を含むプレミックス溶液を調製し 所定量をチューブに分注後 最後に 各々のチューブに サンプル溶液を添加してください (2)PCR の実施 以下のサイクルは一例です まずは 3 ステップサイクルでお試しください アニール温度は プライマーの Tm などにより 55 ~65 程度を中心に調節してください プライマーによっては その範囲外に最適値がある場合もあります 本品はポリメラーゼの再活性化が極めて短時間で完了しますので 最初の変性時間は 60 秒 各サイクルの変性時間も 15 秒設定で十分です 必要以上の加熱は 酵素活性を低下させて結果に影響を及ぼす可能性がありますので 特に 5 分以上の初期変性は避けてください 蛍光検出チャンネルは Channel F1 を使用します 2 ステップサイクルも可能です この場合 data collection はアニール 伸長ステップに設定してください [PCR サイクル ( 例 )](3 ステップ アニール 60 / 伸長 72 ) 95 60 秒 95 15 秒 40 サイクル 60 15 秒 72 30 秒 (data collection) 融解曲線 (Melting Curve) 解析 9

4. 逆転写酵素添加による 1 ステップ RT-PCR (1) 概要 本試薬は cdna やゲノム DNA など DNA サンプルをターゲットとした PCR 試薬ですが 逆転写酵素を加えることにより RNA サンプルで 1 ステップ RT-PCR を実施することができます しかし 1 ステップ RT-PCR は 通常の PCR よりも非特異反応が発生しやすいですので プライマーや条件によっては インターカレーターアッセイが実施できない場合があることをご理解の上 ご検討ください 本プロトコールは 当社の逆転写酵素 ReverTra Ace (Code:TRT-101) を用いた場合です 他社製逆転写酵素では最適条件が異なる場合があります (2) 反応液の調製 通常の PCR 反応液組成に RNase Inhibitor (Code:SIN-201) 0.5U/μL ReverTra Ace 0.01~0.3U/μL( いずれも最終濃度 ) を添加します その他の組成に変更はありません また プライマーダイマーの発生が見られる場合には ReverTra Ace の濃度を下げて お試しください ReverTra Ace はそのままでは使いにくいので 希釈してご使用されることをお薦めします RNase Inhibitor を蒸留水にて 5U/μL に希釈し これを希釈用液とします これを用いて ReverTra Ace の希釈液 (RT 希釈液 ) を作製します RT 希釈液は用時調製とし 余った RT 希釈液は廃棄してください ゲノム DNA の混入など DNA からの増幅をチェックする目的で RT(-) コントロール ( 逆転写酵素を含まない反応液 ) をとられることをお薦めします [RT 希釈液 ( 例 )](ReverTra Ace 3U/μL ( 最終 0.3U/μL)) RT 希釈用液 (RNase Inhibitor 5U/μL) 32 μl ReverTra Ace (100U/μL) 1 μl 合計液量 33 μl [PCR 反応液 ( 例 )]( プライマー 0.4μM 反応スケール 50μL) 蒸留水 11 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix 25 μl プライマー 1 (10μM) 2 μl プライマー 2 (10μM) 2 μl RT 希釈液 (ReverTra Ace 3U/μL) 5 μl サンプル溶液 5 μl 合計液量 50 μl SYBR Green Realtime PCR Master Mix は合計液量の 1/2 としてください これ以外の組成は最適な条件にご変更いただいて結構です また 合計液量 ( 反応スケール ) を変更する場合は 最適条件の比率を維持してください LightCycler TM の標準液量は 20μL LineGene の標準液量は 10μL です プライマーは最終 0.2~0.6μM を中心にご検討ください 増幅効率がよくない場合 増量することにより向上する場合があります ただし 過剰量の添加は非特異反応の原因となる場合もあります 10

実際の調製では 必要本数分 +α について サンプル溶液以外を含むプレミックス溶液を調製し 所定量をチューブに分注後 サンプル溶液を添加してください (3)PCR の実施 基本的に 通常の PCR サイクル ( プロトコール 1 2 および 3 を参照 ) の最初に 42 20 分程度の逆転写反応工程を付与し 最初の変性工程を 5 分程度に延長すること ( 逆転写酵素を完全に失活させ PCR 阻害を防ぐ ) が必要です その後は プロトコール 1 2 および 3 を参照して 通常のサイクルを実施してください 以下のサイクルは一例です アニール温度は プライマーの Tm などにより 55 ~65 程度を中心に調節してください プライマーによっては その範囲外に最適値がある場合もあります [ABI PRISM 7700( 例 )] 42 20 分 95 5 分 95 15 秒 40 サイクル 60 15 秒 72 45 秒 (data collection) [Roche LightCycler TM ( 例 )] 42 20 分 95 5 分 95 5 秒 40 サイクル 55 10 秒 72 15 秒 (data collection) [BioFlux LineGene( 例 )] 42 20 分 95 5 分 95 15 秒 40 サイクル 60 15 秒 72 30 秒 (data collection) 11

[5] トラブルシューティング 1. 増幅曲線がみられない 乱れる (1) 装置の設定に関する問題 ( 各装置の取扱説明書参照 ) 原因 対策 ディテクターの設定などがSYBR Green Iに適合していない ディテクターの設定を適正化して再解析してください データコレクトの設定が不適切 設定を適正化して再実験してください サンプル位置の設定ミス 適正なサンプル位置を設定して再解析 あるい は再実験してください その他装置の故障 不具合 各装置の取扱説明書に従い 点検してください (2) 試薬に関する問題原因対策 PCR 反応条件 プライマーの濃度 プライマー濃度やPCR 反応条件の変更をご検討配列などが不適切ください 増幅が悪い場合は 一般的にアニール温度を下げる アニール時間を長くするか プライマー濃度を上げてみます まれに 逆にアニール温度を上げることや 伸長時間の延長などで向上することもあります また GC 含量の高いターゲットでは 変性時間を延長することで 改善することもあります それでも良い結果が得られない場合は プライマー再設計をお薦めします サンプルの純度が低いフェノール抽出やエタノール沈殿で精製して再実験してください cdnaの場合 逆転写酵素の残留が影響する場合があります 2. 定量値がばらつく (1) 装置の設定に関する問題 ( 各装置の取扱説明書参照 ) 原因対策装置の故障 不具合装置の不具合により 温度管理や検出にばらつきが生じている場合があります 各装置の取扱説明書に従い 点検してください (2) 試薬に関する問題原因サンプルの純度が低い 対策フェノール抽出やエタノール沈殿で精製して再実験してください cdnaの場合 逆転写酵素の残留が影響する場合があります 12

原因対策 PCR 反応条件 プライマーの濃度 増幅効率の悪いPCR 系は ばらつきが大きい傾配列などが不適切向があります プライマー濃度やPCR 反応条件の変更をご検討ください 増幅が悪い場合は 一般的にアニール温度を下げる アニール時間を長くするか プライマー濃度を上げてみます 伸長時間の延長などでも向上することがあります また GC 含量の高いターゲットでは 変性時間を長くすることで 改善することがあります それでも ばらつきが大きい場合は プライマー再設計をお薦めします 分注量のばらつき所定よりも小さい反応スケールで実施している場合 分注誤差が大きくなることがあります 反応スケールを上げて再実験してください 3. ブランクサンプルにシグナルがみられる 融解曲線分析を実施した上で ご判断ください (1) 融解曲線のピークが陽性サンプルと同じ温度である原因対策陽性サンプルやPCR 産物のコンタまずは ブランクに用いたサンプル ( 水 ) を新しミネーションいものに交換してください それでも改善が見られない場合は 使用するプライマーや試薬などを新しいものに交換して再検討してください (2) 融解曲線のピークが陽性サンプルと異なる ( 低い ) 原因対策プライマーダイマーなど非特異反プライマー濃度やPCR 反応条件の変更をご検討応の発生ください 非特異反応が出る場合は アニール温度を上げる アニール時間 伸長時間を短くするか プライマー濃度を下げてみます それでも発生する場合は プライマー再設計をお薦めします 13

[6] 関連商品 品名 内容 Code No. ReverTra Ace を使用したcDNA 合成キット ReverTra Ace -α- 100 回用 FSK-101 リアルタイム PCR 用 cdna 合成キット ReverTra Ace qpcr RT Kit リアルタイム PCR 用 cdna 合成マスターミックス ReverTra Ace qpcr RT Master Mix ゲノムDNA 除去試薬をプラスしたリアルタイムPCR 用 cdna 合成試薬 ReverTra Ace qpcr RT Master Mix with gdna Remover 高伸長性 高反応効率の改良型逆転写酵素 ReverTra Ace ゲノム DNA の混入を抑えた組換型 RNase 阻害剤 RNase Inhibitor, recombinant リアルタイム PCR 用マスターミックス ( プローブアッセイ用 ) Realtime PCR Master Mix 信頼性をさらに向上させたリアルタイム PCR 用マスターミックス (SYBR Green アッセイ用 ) SYBR Green Realtime PCR Master Mix -Plus- 各種蛍光プローブ 蛍光プライマー検出系用リアルタイム PCR 試薬 THUNDERBIRD Probe qpcr Mix SYBR Green I 検出系用リアルタイム PCR 試薬 THUNDERBIRD SYBR qpcr Mix 1-step リアルタイム PCR 用マスターミックス ( プローブアッセイ用 ) RNA-direct TM Realtime PCR Master Mix 1-step リアルタイムPCR 用マスターミックス (SYBR Greenアッセイ用 ) RNA-direct TM SYBR Green Realtime PCR Master Mix 10,000U 1 本 (10,000U 1 本 ) 5 (10,000U 1 本 ) 10 2,500U 1 本 (2,500U 1 本 ) 5 1mL 5 本 (1mL 5 本 ) 5 200 回用 FSQ-101 200 回用 FSQ-201 200 回用 FSQ-301 1mL 5 本 (1mL 5 本 ) 5 1mL 1 本 1.67mL 3 本 (1.67mL 3 本 ) 5 1mL 1 本 1.67mL 3 本 (1.67mL 3 本 ) 5 500μL 5 本 (500μL 5 本 ) 5 500μL 5 本 (500μL 5 本 ) 5 TRT-101 TRT-101X5 TRT-101X10 SIN-201 SIN-201X5 QPK-101 QPK-101X5 QPK-212 QPK-212X5 QPS-101T QPS-101 QPS-101X5 QPS-201T QPS-201 QPS-201X5 QRT-101 QRT-101X5 QRT-201 QRT-201X5 14

製造 販売元 - 納期 注文に関するお問い合わせ - 東洋紡株式会社ライフサイエンス事業部 ( 大阪 ) 530-8230 大阪市北区堂島浜二丁目 2 番 8 号 TEL 06-6348-3786 FAX 06-6348-3833 E-mail : order_lifescience@toyobo.jp 東洋紡株式会社ライフサイエンス事業部 ( 東京 ) 104-8345 東京都中央区京橋一丁目 17 番 10 号住友商事京橋ビル TEL 03-6887-8819 FAX 03-6887-8951 -mail : order_lifescience@toyobo.jp - 製品の内容 技術に関するお問い合わせ - テクニカルライン TEL 06-6348-3888 FAX 06-6348-3833 開設時間 9:00~12:00, 13:00~17:00 ( 土 日 祝を除く ) E-mail : tech_osaka@toyobo.jp [URL] http://lifescience.toyobo.co.jp/ - 0 -