英語科学習指導案(2年授業参観)

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生徒の活動

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平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

グリーン家の人々

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

英語科学習指導案

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いろいろな衣装を知ろう

英語科指導案

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

第3学年英語科学習指導案

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

第2学年3組 英語科学習指導案

4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

第3学年3組英語科学習指導案

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

新潟市立亀田西中学校

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

5 単元の指導計画と評価活動 ( 本時 3/7) 時間 ねらい 学習活動評価規準評価方法 1 to 不定詞 ( 名詞的用法 ) の文構造を理解する 自分が好きなことについて英文を書き 相手に伝える イ -1 評価カード ワークシート 教科書の本文から ~すること という表現を学ぶ 2 本文の中から不

時制などの文構造について復習する 修学旅行の思い出 (9) 修学旅行で外国人にインタビューする 修学旅行の思い出についてスピーチをする 6 The 5 Rs to Save the Earth(8) 特定の動作に対する自分の感じ方 を 伝える 物事のやり方を知っているかを伝 え る 他者に行動を依頼

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

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本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

自己紹介をしよう

保健体育科学習指導案

第 2 学年 1 組外国語科 ( 英語 ) 学習指導案 平成 24 年 11 月 22 日 ( 木 ) 第 5 校時益田市立益田東中学校教諭上田陽一郎 1 単元 Unit 6 The Story of an Old Clock (New Horizon English Course Book 2)

15 英語(菊池)

第○学年 ○○科指導計画

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

第1学年4組 英語科学習指導案

第○学年 ○○科指導計画

平成30年度 中学校英語科教育

(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

平成 29 年度年間授業計画 & シラバス 東京都立足立高等学校定時制課程 対象学年 教科 科目名 担当者名 1 学年 ( 普通科 商業科 ) 外国語科コミュニケーション 佐々木友子 風見岳快 英語 Ⅰ 使用教科書 出版社 : 三省堂 教科書名 :Vista English Communicatio

英語科学習指導案


Listening 天気予報と予定 (2) 天気などの身近な情報を表すを正しく身につけ運用す 6 What Can We Do for Others?(8) 義務について伝え 必要か不必要かを伝え 自分の考えを伝え Speaking 電話 ( 依頼する 誘う )(2) 電話で用いる定型を身につけ運用

京都立石神井高等学校平成 31 年度教科 ( 外国語 ( 英語 ) ) 科目 ( 英語表現 Ⅱ ) 年間授業計 ( 標準 α) 教 科 : 外国語 ( 英語 ) 科目 : 英語表現 Ⅱ 単位数 : 2 単位 対象学年組 : 第 2 学年 A 組 ~G 組 教科担当者 :(A 組 : 岡本 松井 )(

○○○

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東京都立葛西南高等学校平成 28 年度コミュニケーション英語 Ⅰ(R) 年間授業計画 教科 :( 英語 ) 科目 :( コミュニケーション英語 Ⅰ(R) ) 単位数 :(2) 単位対象 :( 第 1 学年 1 組 ~7 組 ) 教科担当者 :(1 組 : 船津印 )(2 組 : 佐々木印 )(3 組

高等学校英語科学習指導案 平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 )2 校時沖縄県立 高等学校 1 年 7 組 35 名 ( 男子 15 名女子 20 名 ) 授業者 : T S 指導教諭 : 1. 単元名 When I Was Sixteen ( 三省堂 CROWN English Serie

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

Microsoft Word - c_eigo.doc

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

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平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

平成 23 年度千葉市教育研究会英語部会 10 月例会 B ブロック 英語科学習指導案 日 時 平成 23 年 10 月 18 日 ( 火 ) 授業展開 14:00~14:50 授業者 片岡亜季子 授業場所 1 年 E 組教室 研究協議 15:00~( 図書室 ) TOTAL ENGLISH Boo

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

たがって, 石川遼選手の作文に加えて, 教師自身の夢も英文で示すことを通して, 夢をもつということをより身近なものとして感じさせ, 自も書いてみよう という気持ちをもたせたい 5 単元の目標 読み手が理解しやすい英文を書くために, 英文を読み直したり書き直したりすることができる モデル文を聞いたり読

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

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H28.9【比嘉美佐代】英語科学習指導案

単元「英語の世界へようこそ」   英語で自己紹介

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり でき

2 調査問題についての考察 (1) 改善が見られた設問 1 これまでの県調査の同一問題とのにおいて 正答率が3% 以上高くなった問題 第 2 学年 6 (2) 2 年で学習した語の使い方や文法事項が理解できており それらを正しく使えるかをみる 言語や文化についての知識 理解 21 年度正答率 (%)

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

3 教科の課題と授業の関連教科の課題 一人ひとりを生かした分かりやすい授業とはどうあるべきか 本校の英語科の24 年度の研究主題は コミュニケーション能力を育てる指導法の研究 ~ 言語活動の充実を図る授業の工夫 である 昨年度から 新しい学習指導要領のもとで小学校高学年において英語活動が全面実施され

埼玉県学力 学習状況調査 ( 中学校 ) レベル 5~11 復習シート第 2 学年英語 組 番 号 名 前 ( 書くこと について問う問題 ) 1 次の (1)~(4) の日本文の意味を表すように, ア ~ オを並べ替えて英文を作りな さい そして, それぞれの答えで 2 番目と 4 番目にくる語句

平成24年度 英語科 3年 年間指導計画・評価計画

このような研究を進める中で はじめは英語での質問に日本語で答えていた児童も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任

6 年 No.22 my summer vacation 夏休みの思い出を紹介しよう! 1/8 単元の目標 主な言語材料 本時の目標 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを表す表現が分かる 過去の表現が分かり 夏休みに行った場所や食べた物 楽しんだこと 感想などを伝え合う また 夏休

も徐々に英語の単語で答えるようになり 文章で答えようとする児童も現れてくるようになった 音声を大切にしながら繰り返し聞かせることの成果を感じている 本単元では 授業のウォームアップとして Sit Down Game を行う 担任と児童のやりとりにおいて 職業を表す単語を繰り返し聞かせていく 歌の間に

c_024中2英語「将来の夢を語ろう」

英語科 「単元名 unit6」(1年)

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

学習指導要領解説 P.12 2 内容 (1) 言語活動ア聞くこと ( オ ) まとまりのある英語を聞いて 概要や要点を適切に聞き取ること ( 略 ) ここでは内容的にまとまりのある複数の英文を聞き その全体の概要や内容の要点をとらえることができるようになることを述べている まとまりのある英語 とは

取扱内容容の構成分量等内 使用上の配慮等( 外国語 ) 科調査研究報告書 観 点 書名 2 東書第 1 学年英語 727 NEW HORIZON English Course 1 第 2 学年英語 827 NEW HORIZON English Course 2 第 3 学年英語 927 NEW H

中3_英語(東葛) 

1年 program8 3/6

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

6 年 No.12 英語劇をしよう (2/7) 英語での 桃太郎 のお話を理解し 音読する 導 あいさつをす 挨拶の後 Rows and Columns を交え 天気や時 入 候の確認 既習事項の確認をす (T1,T2) ペンマンシップ ペンマンシップ教材を用いて アルファベットの ジングル絵カー

Microsoft Word - ①単元学習指導案.doc

年度の検査や調査の結果でも見られたとおり, 依然として他の技 能よりも苦手としている生徒が多いと思われる 3 年 A 組は, 男女ともに, ペアでの活動やグループ活動におい て, お互いを気遣いつつ, 級友と積極的に参加する生徒が多い学 級である 全体としては比較的高い学力をもつ集団であるが, 生

Water Sunshine

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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理科学習指導案

(Ⅱ) 実践から上記のねらいを実践してみて 導入は効果的であったと思う 点と点を線で結ばせて 教員の昔の夢を予想させた 生徒はかなり意欲的に取り組み 自然な流れで want to be を導入することができたように思う 学年教員に なりたかった職業と理由を英語で言ってもらい それを動画に撮って見せた

英語科学習指導案

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という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究


模擬授業 Ⅱ 英語授業案 日時 平成 22 年度 7 月 17 日 ( 土 )2 限目 対象 第 3 学年 実施場所 313 教室 授業者 塚元恵梨奈 教材 New Crown 3 1. 単元名 LESSON6 Martin Luther King 2. 教材観 このレッスンでは非暴力主義者の中の一

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

Transcription:

英語科学習指導案 指導者日高高等学校附属中学校教諭佐々木建 1 日時平成 25 年 5 月 15 日 ( 水 ) 第 5 限 2 場所 2 年 A 組教室 3 学級 2 年 A 組 ( 男子 20 名 女子 20 名 計 40 名 ) 4 単元名 LESSON 5 My Dream NEW CROWN ENGLISH SERIES 2 5 生徒観学習課題に前向きに取り組めている 4 月当初はクラス替え直後の人間関係のぎこちなさが見られたが 一ヶ月が経過した現在 学習姿勢にまとまりが感じられるようになってきた ペアワークの基本形態は男女ペアであるが 協力して学習する姿勢もある 授業においては 入学当初から自ら挙手して発言する姿勢を求めている まだまだ消極的な生徒はいるが 学力の高低に関係なく 答えやアイデアがあるから発言する という学習に対する積極性を身につけた生徒が増えてきている 6 教材観中学校の 3 年間において 生徒は自分の将来について考え始める 職場体験学習を通して実際の仕事に触れる機会もある 自分の進路目標を持つと 学習等の大きな動機づけとなり自主的な努力をするようになる 本校の 2 年生は 入学当初から具体的な将来の目標を持っている生徒が多い 2 年生になって書いた作文からは より具体的に考えることができるようになってきていることが窺われる 本課では 主人公が職業体験学習を通して学んだことや 将来の夢についてのスピーチに触れることをきっかけとして 自分が将来の目標をより身近に感じることができる また 実際に My Dream と題するスピーチで 自分の将来について語る時間も設定している 7 指導観 ~ したい :want to ~ の表現は 一日の生活において用いられる頻度が高いものである また将来の夢や目標を語る際にも欠かせないものでもある また ~ するために :to ~ の表現は 伝える内容をより具体的にすることができる これらの表現を習得することで 表現力やコミュニケーション力が大きく高まることが期待できる ~ したい と ~ するために は共に不定詞 (to+ 動詞の原形 ) の用法である 副詞的用法である ~ するために は 英語の歌 (I Just Called to Say I Love You) の紹介をきっかけに学習する機会を設けたが 名詞的用法である ~ したい は本時が初めての導入である 形の上では同じであるので 生徒が混同することも予想される まずは学習する場面を区分して理解に努めさせ 本時の終わりには併用して表現できるようにさせたい また 導入時の提示物として英字新聞の富士山の世界文化遺産登録の記事を用いる 語彙力 英文中の単語の類推力 辞書の活用力 時事問題への関心等を高めるために 4 月より英字新聞を活用する機会を増やしている 既習事項と関連させながら身近な話題を理解することで達成感を感じさせるとともに 未習の語句や文構造を学習する機会を設けることで学習意欲を刺激することを目指している

また 富士山をきっかけに外国の多くの世界遺産を写真で紹介する 美しさの中に荘厳さをも感じる世界遺産の数々は 世界中には未知のものがたくさんある ぜひ行ってみたい 見てみたい と感じさせ 今後の英語学習の動機づけのためには適切な教材であると思う 自主性の伸長を目指した指導の一環として 班活動を中心にリーダーの育成に学年全体で取り組んでいる 互いの存在を大切にし 学び合い高め合う集団作りを進めていくためにも ペアワークやコミュニケーション活動に意欲的に取り組ませる 本時のコミュニケーション活動には発展的な内容も含まれるが 基本事項の内容について つまずきの予想される生徒には 机間指導を密にするなどして対応をしていきたい 8 単元の目標 他者の将来の夢に触れ 自分の将来像について考える 不定詞の文構造や用法を理解する 自分の将来についてスピーチをする 9 内容のまとまりごとの評価基準コミュニケーションへの関心 意欲 態度表現の能力理解の能力言語や文化についての知識 理解聞くこと 聞くこと の言語活動に積極的に取り組んでいる 初歩的な英語の情報を正しく聞き取ることができる 言語や言語の運用についての基本的な知識を身に付けている 様々な工夫をすることで コミュニケーションを続けようとしている 初歩的な英語を 場面や状況に応じて適切に聞くことができる 初歩的な英語の学習において取り扱われた文化について理解している 話すこと 話すこと の言語活動に積極的に取り組んでいる 初歩的な英語を用いて 自分の考えや気持ちなどを正しく話すことができる 言語や言語の運用についての基本的な知識を身に付けている 様々な工夫をすることで コミュニケーションを続けようとしている 初歩的な英語を用いて場面や相手に応じて適切に話すことができる 初歩的な英語の学習において取り扱われた文化について理解している 読むこと 読むこと の言語活動に積極的に取り組んでいる 初歩的な英語を正しく音読することができる 初歩的な英語の情報を正しく読み取ることができる 言語や言語の運用についての基本的な知識を身に付けている 様々な工夫をすることで コミュニケーションを続けようとしている 初歩的な英語で書かれた内容が表現されるように適切に音読できる 初歩的な英語を 目的に応じて適切に読むことができる 初歩的な英語の学習において取り扱われた文化について理解している 解している 書くこと 書くこと の言語活動に積極的に取り組んでいる 初歩的な英語を用いて 自分の考えや気持ちなどを正しく書くことができる 言語や言語の運用についての基本的な知識を身に付けている

様々な工夫をすることで コミュニケーションを続けようとしている 初歩的な英語を用いて 目的に応じて適切に書くことができる 初歩的な英語の学習において取り扱われた文化について理解している 10 単元の評価規準 アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ表現の能力 ウ理解の能力 エ言語や文化につい ての知識 理解 聞くこと 1 不定詞を含んだ英文を聞いて その内容を正しく聞き取ることができる 1 不定詞の文構造に関する知識を身に付けている 話すこと 1 自分らしさが伝わるよう工夫して自分の将来の夢について話している 1 自己紹介の内容を聞き手に正確に伝えることができる 2 不定詞の文構造に関する知識を身に付けている 読むこと 2 自分らしさが伝わるように工夫して自分の将来についてのスピーチ原稿を読むことができる 2 内容が伝わるよう自分の将来についてのスピーチ原稿を音読することができる 2 書かれた内容について正しく読み取ることができる 3 不定詞の文構造に関する知識を身に付けている 書くこと 3 自分らしさが伝わるよう工夫して自分の将来の夢について書こうとしている 3 自分が将来したいことについて 不定詞の文構造を理解して正確に書くことができる 4 不定詞の文構造に関する知識を身に付けている 11 指導と評価の計画 時主たる学習内容評価基準評価方法 1 ( 本時 ) 不定詞の文構造と用法を理解する イの 3 点検 2 教科書 p54 の本文の内容を理解し 自分のしたいことを表現する仕方を学ぶ ウの 1 ウの 2 3 不定詞の副詞的用法の文構造と用法を理解する エの2 エの3 4 不定詞の形容詞的用法の文構造と用法を理解する エの1 エの4 5 教科書 p56 の本文の内容を理解し 内容をより具体的に伝える方法を学ぶ ウの 1 ウの 2 6 将来の夢についての英文を読んで 内容を理解する エの3 ウの2 点検点検行動観察点検行動観察点検点検点検点検点検

7 将来の夢についての英文を読んで 内容を理解する エの3 ウの2 8 自分の将来を説明するスピーチ原稿を書く アの3 イの3 9 自分の将来を説明するスピーチ原稿を書き上げ 発表練習をする 10 自分の将来についてスピーチをする 級友のスピーチを聞き 評価する アの2 イの2 アの1 イの1 11 不定詞の用法について復習する エの1 エの4 点検点検行動観察点検 行動観察点検行動観察行動観察点検点検 12 本時の目標 (1) 本時の目標 英字新聞の記事をきっかけに国外の世界遺産に興味 関心を持つ 必要な情報を得るために 積極的に英語を用いて活動する 不定詞の名詞的用法の文構造や用法を理解し 自分や級友のしたいことについて発表したり 英文を書く (2) 本時の評価基準 評価の観点 おおむね満足できると判断できる状況 (B) 十分満足できると判断する視点 (A) 努力を要すると判断された生徒への手立て イの 3 不定詞の文構造を理解して英文を書くことができる 不定詞の文構造を理解して正しい英文を書くことができる 板書の内容等を用いて不定詞と英文の語順のルールを確認させる 13 本時の言語活動 英語を使って世界遺産についての情報交換をおこなう ペアワークにおいてより多くの英文を発話し 基本文型を習得する 14 本時の展開学習内容 生徒の活動 指導上の留意点生徒への支援 評価 導 Greeting How are you? / I m fine. 英語学習の雰囲気作り 入 高速インプット 不定詞の名詞的用法 (want to ~) の ペアワーク 理解 This is my pen. It s very old. So I want to buy a new one. want to buy の意味を類推する 語順カードを提示する ~ は want to する ~ を *to する =~ すること

展 Pattern Practice I want to play tennis. He wants to read books. We wanted to go to Tokyo. 英字新聞の記事の内容を理解する What does the newspaper say? 富士山が世界遺産になる *~ することをほしい =~ したい 開 How do you say 世界遺産 in English? heritage を英和辞典で探す つづりのヒントを与える 外国の世界遺産を知る テレビに映る世界遺産を見る Communicative Activity 見たい世界遺産がどの国にあるのかを活動を通して知る Do you want to see A? Which world heritage do you want to see? Where is it? Do you know? handout に示された世界遺産の中から見たいものを 1 つ選ぶ 級友にその世界遺産がある国を尋ねたり 教えたりする Do you know where A is? の文構造を説明する Do you know where A is? Yes, I do. It s in ~. Sorry, I don t know. Questions & Answers Which country do you want to go? / I want to ~. Why? / To see A. 教師の質問に答える ペアで質問をしあう 既習の事項 ( 不定詞の副詞的用法 ) を思い出させる 本時の key sentence の確認 I want to ~ / to see A. * 意味の確認 * 不定詞の 2 つの用法の確認 自分自身についての英文を言う 書く パートナーについての英文を言う 書く 語順に注意させる イの 3 評価基準 B 不定詞の文構造を理解して英文を書くことができる 努力を要すると判断された生徒への手立て板書の内容等を用いて不定詞と英文の語順のルールを確認させる まとめ 本時の学習内容の理解を確認する 文法の練習問題に取り組む handout を配布する 次時までの家庭学習の内容を伝える