第45回 彦根市人権教育研究大会を終えて 1 全体会の総括 1 参加票集計 総参加者数 1019人 参加票提出数より 参加回数 初めて 2回目 3回目 4回以上 未記入 合計 人数 人 割合 253 24.8 106 10.4 78 7.7 578 56.7 4 0.4 1019 100.0 2 アンケート集計 アンケート回収率 533 回収率 52 3 年齢層 10代 20代 30代 40代 50代 60年代 70代以上 未記入 合計 人数 人 割合 0 0 106 19.9 103 19.3 108 20.3 153 28.7 39 7.3 22 4.1 2 0.4 533 100.0
(3) 特別報告についての感想 ( 一部抜粋 ) 連載 福島をつなぐ 滋賀県立彦根東高等学校新聞部のみなさん 若い高校生が震災に対して こんなにも真正面から向き合っていこうとする姿に感動しました 今自分にできることは何か 問い続ける姿勢は決してなくしてはならないものだと思います 元気をもらいました ありがとうございました 今後の活躍をさらに期待しています 東高新聞部が これまですばらしい活動をされていることを知り 誇りに思いました 自分たちにできることは何かということで 震災のことを伝えられていることに感心しました これからも続けていって欲しいです 自分にもできることを考えてみたいです 東高生の発表 とても感心しました 私の次女は 震災のちょうど 1 年前に生まれ 震災の日に 1 歳になりました 今 娘は 3 歳です 初めての誕生日に震災が起こり 同じように今日 誕生日を迎えるはずだった子が あの津波やがれきの下にいるかもしれないと思うと 誕生日を祝う気持ちになれずにいました 娘はきっと大きくなっても震災の日がお誕生日だと周りの人に言われるのかもしれませんが その分 命や人と人とのつながりを大切にしてくれる子になって欲しいと思っています 彦根東高等学校さんによる特別報告では 長い間引き継がれてきた伝統を大切にするとともに その時代 その瞬間の出来事や時事問題等を高校生という目線から 自分たちでできることを考えながら 取組を続けておられる姿が とても素晴らしかったです これだけ長い間賞を連続して受賞されているということは 新聞部に在籍することで 一人ひとりの高校生たちが高く意識を持ち 成長されてきた証だと感じました
(4) 講演についての感想 ( 一部抜粋 ) おはなしコンサート 講師 : オペラベルカントソプラノ渡辺千賀子さん 渡辺千賀子さん 実体験を踏まえたお話はとても良かったです 言葉が文字の上をひとり歩きすることなく 心にささりました ありがとうございました 講演は 心があらわれるきれいな歌声で 一つひとつの話も心にすーっと入ってきました 心が癒されました 同時に 人権 差別についてあらためて考えさせられました ありがとうございました おはなしコンサートは大変分かりやすくて良かった 明るい展望がもてる 人権について差別を見逃さない 指摘できる勇気がわいてきたように思う 美しい声で 優しく 厳しく 人権侵害についてお話しされ 心に響きました もちろん歌も素晴らしく 特に 夏の風 は感動しました 手紙 は中学生の時から何度も耳にし 涙が出てくるほどでした (3) 勇気を持った一言がみんなの幸せにつながる 一部の人だけが幸せなのではなく みんなが幸せに特別報告についての感想 ( 一部抜粋 ) なることの大切さを改めて感じた 話し方や話し声が大変素晴らしかったです 聞き手を尊重し 丁寧に語り 歌われる姿に感動しました 差別は小さなほころびからスタートするのかな? と私は思いました 子どもに小さなほころびをあたえないように 私の小さな知恵ですが 大人の思い込みのない 正しい知恵を与えたいと思いました 講演がとても良かったです 大人が変われば子どもが変わる と言われたことがとても印象に残りました 自分ができることからはじめましょう と言われていたので そういう一人ひとりの意識が大切なので 少しずつのことから 広がっていったらいいなと思いました 歌で伝えられるということは本当に素晴らしいなと感動しました 部落差別について 話だけでなく 歌を通して胸にしみわたりました 周りの人が間違ったうわさ等を流したり 話したりしていたら 勇気を出して ダメ 間違っている と言えるようになりたいです
(5) 大会運営についての感想 ( 一部抜粋 ) 毎年 心に響くプログラムを考えてくださり ありがとうございます 何か 1 つでも心に残し 今後の活動に活かしていきたいです 心地よいひとときを過ごさせていただき ありがとうございました ここ数年 堅苦しいお話でなく 様々な形の講演会をしていてくださるので 参加者の心に響いていると思います ありがとうございました 全体的に非常に良かった 時間もほぼ予定通りで素晴らしかった 途中休憩が欲しいです トイレに行く時間がないのが厳しかったです 本大会に毎年参加させていただいていますが 日曜日は地域の清掃活動などの行事と重なります 土曜日にされると参加者も増えるのではないかと考えますが どうでしょうか? 駐車場の誘導をもう少しスムーズにして欲しい 準備等お疲れさまでした 前の方の席に座っていましたが 冷房が寒かったです 2. 社会教育分野分科会の総括 (1) アンケート集計 ( 参加者 164 名アンケート回答者 96 名回収率 59%) 1 参加回数別 参加回数 人数 % 1 回目 63 66 2 回目 5 5 3 回目 6 6 4 回以上 21 22 未記入 1 1 合計 96 100 2 年齢層別 年齢層 人数 % 20 代 6 6 30 代 20 21 40 代 29 30 50 代 18 19 60 代 12 13 70 代 8 8 80 代 2 2 未記入 1 1 合計 96 100
3 提案発表について とてもあまりよくよくなかっよかった未記入よかったなかったた 20 代 1 2 1 2 30 代 2 15 2 40 代 4 15 7 2 2 50 代 13 2 3 60 代 9 2 1 70 代 5 3 80 代 1 1 未記入 1 計 7 60 16 6 7 % 7 63 17 6 7 4 提案発表を受けてのグループ交流について とてもあまりよくよかった未記入よかったなかった 20 代 2 4 30 代 7 13 40 代 7 19 1 2 50 代 1 15 2 60 代 2 7 2 1 70 代 7 1 80 代 2 未記入 1 計 19 67 3 7 % 20 70 3 7 (2) 分科会についての感想 より効果のあがる研修会を設定するための工夫をいろいろと教えていただき ためになりました 各団体の活動内容がよくわかった グループの皆さんの人権に対する意識がわかった いろいろな立場の意見を聞くことが出来て勉強になった 話し合えてよかった 伊藤先生のアイヌの話は聞きやすく わかりやすかったです 思ったよりも多くの人が参加しており驚いた 幅広い年代からいろいろな意見が出て良かった グループでの話し合いの時間がもう少し長いと良かった 参加者の日々の生活に沿った内容にしてもらえるとより良かったと思う 各班で出た意見の発表時間が短かった もっと面白い意見が出ていたのではないかと思う
3. 学校教育分野分科会の総括 (1) アンケート集計参加人数合計 498 名 分科会名 参加人数 第 1 分科会 進路を切りひらく 63 第 2 分科会 子どもの生活を豊かにする 132 第 3 分科会 保育 授業をつくる 124 第 4 分科会 共生をめざす 104 第 5 分科会 人権文化を育む 75 (2) 大会に参加して良かったと思うこと 子どもが社会に出たときに 必要な力は何か そのことについて考えることができた 定時制の子どもの話 指導 支援の様子を聞けたことが とても勉強になりました 一人ひとりの子どもの将来について 見つめ直し 責任を改めて感じる機会となった 提案者の あきらめたらあかん という言葉が心に残りました 中 高校での進路指導の厳しさを感じた 平和について熱い思いを持っておられる先生がいることがわかり平和の心が高まった 支援を要する児童への支援方法について話し合ったり 助言いただいたことがよかった 言葉の伝達力もおろそかにしてはいけないという視点を持てた 一つの報告についていろんな意見を聞くことができ 自分の見る目も広がっていくと感じました (3) 今後改善した方がよいと思うこと グループをできるだけ校種をばらける ( できれば小中高が入るように ) 今後 高校からの提案を ( 生の生徒の姿が見えてくる ) 続けて聴かせていただきたいと思いました レポートは各分科会別の配布ですが 他の分科会のレポートも知る機会があればと思います 平日に開催してほしい 発表内容や発表題目を明示してから事前アンケートをとってほしい ワークショップのような参加型のものがよい 討論の時にある程度絞ってもらった方が話しやすい 各校のやっていることが多くてまとまらない